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企業の資産価値に比べて格安の銘柄を買う戦略、すなわちディープバリュー投資。
ウォーレン・バフェットの師であるベンジャミン・グレアムによって理論化された。
グレアムは株価が正味流動資産価値の3分の2以下の企業を探した。。。これらの企業に投資した場合のリスクは、それらのほとんどの経営状態が良くなく、赤字続きの可能性があることだ。
市場全体が割高に評価されていて、ほかの銘柄はなんでも上げているときでさえ下げていて、格安銘柄のスクリーニングに引っかかる銘柄は、おそらく安値に放置されて当然の銘柄だ。安いのにはそれなりの理由がある可能性が高い。私が2011年以降に観察したように、それらを買ったら大損をしていただろう。したがって、ディープバリュー投資を考えている投資家は慎重になって、この手法に固有の問題点を意識しておく必要がある。
ディープバリュー投資の問題点
平凡な企業は株主のために価値を生み出すのではなく、事業価値をじわじわと損なっていく。
バフェットが1989年の株主への手紙で書いたように、「時間は優れた企業の味方をするが、平凡な企業には敵となる。」
バフェットは手っ取り早く利益を得るために平凡な企業の株式を格安で買うことを、結婚する意志がないデートに例える。その状況では、関係が悪化する前の適切な時期に、付き合いをやめることが重要だ。
この戦略は投資家にとって精神的な負担が非常に大きい。
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