ちょっとおかしくないか?目視では漏れはまったくないのだが・・・。
もしかして、と思い、マスターバッグへの取付ボルトを緩めて隙間を作ってやると、ダラーっと洩れてきた。
あー、そうかぁー、マスターからの漏れは外に出ずに、マスターバッグ内にいくのか・・・
ということで、オーバーホールだ。

マスターとマスターバッグを外す。
マスターのオーバーホールだけならマスターバッグを外す必要はない。
早めにマスターオーバーホールしてれば、もっと簡単なんだが。
たまにはマスター外して点検しないといけないんだね。
マスターからの漏れの影響でこんなになっとる。
マスターバッグも分解したいところだが、かなり大変そう。
負圧が発生しないような状況になれば、、ということにしよう。

マスターバッグを外したのは内部に入ってしまったクラッチオイル(ブレーキオイル)を抜くため。
シールの隙間からブレーキクリーナーを吹き込んで排出、を繰り返す。
完ぺきに排出するのは到底無理なので、まあええか、というところで勘弁しといたる!
さて、本題のマスターのオーバーホール。
これも大概ボロボロやね。
当然、一度も整備されてないであろう。
何度も言っていることだが、20年トヨタディーラーで車検を受けていた車。
もはや呆れるしかない。
リペアキットと交換する。

部品として出なかったガスケットを紙ガスケットで作成。
こっちはちゃんと出たんだが。
清掃交換して、組み直して、エア抜きして完了。
シールの劣化が心配だったが、特に使用感は変わらないので、とりあえずは大丈夫そう。
マスターバッグにブレーキオイルが入ったのは間違いないので、今後の腐食が心配だなぁ。
中国には部品ありそうなんだが、最悪それしかないよなぁ。
そろそろ出ない部品が増えてきたので、どこまで整備を続けられるのか、暗雲垂れ込めてきたってとこだな。
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