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2025.01.28
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カテゴリ: イマジン
「在留資格のないクルド人は自国に帰るべき」 川口市長が語る クルド人問題を巡って「殺害予告も受けた」


100人規模の暴動、無免許運転でのひき逃げ、女子中学生への性的暴行……。

 埼玉県川口市ではクルド人による事件やトラブルが続いている。そこで、現地で暮らし市民に近い感覚でレポートしてほしい、というミッションを編集部から与えられた。2024年9月には西川口のウイークリーマンションに入り、トラブルの現場を訪れ、クルド人のヤード(解体業者の資材置き場)で一緒に朝ご飯を食べて交流し、取材を続けた。

 そして2カ月――。さまざまな立場の人に話を聞き、問題の所在が見えてきた。

 クルド人が増え続ける実情、ヤードのフェンスと隣り合わせで暮らす市民の苦悩、脅迫される恐怖……など、問題と常に向き合う自治体の長の話を聞かなくてはいけないのではないか――という思いに至った。

 クルド人問題では、不確実でネガティブな発信をすると、差別ではないか、と批判を浴びることが多い。しかし市民の身からすれば、治安への不安や不満はあるだろう。その矛先は川口市長にも向けられる。

 なかには過激な手段を選ぶ者もいた。

「殺人が裁かれないなら、明日お前を殺してやる。お前の命は、明日までだ」

 24年6月11日、X(旧Twitter)で、奥ノ木信夫市長は殺害を予告された。埼玉県警は市長の警護を強化。脅迫者の特定を急いだ。



 市長は国に対し、不法行為に及んだ外国人の強制送還といった厳格な対処や、仮放免者(入管施設に収容されることを一時的に免除されている者)が就労できる制度づくりなどを求めている。

 後者について、在留資格を持たない外国人にずっと働く場を提供すると解釈した者もいた。脅迫者は、市長が仮放免のクルド人を受け入れようとしていると誤解したのだろう。

 断られることを覚悟の上で取材を申し込むと、市長は快く応じてくれた。

「私はクルド人をウェルカムしているわけではありません。誤った解釈がSNSで拡散され、殺すと脅されて、大変迷惑しています」

「市民の不安を少しでも和らげるため、埼玉県警には市内の警備の強化を求めています。それと同時に、市では公用車として108台の青パト(青色回転灯を点灯させて警備する自主防犯パトロールカー)を常備しています。この台数は、埼玉県全域の総数の約15%です」

「塀の中で何が起きているのか、どんな人間がいるのか、見えないことが市民を不安にさせています。よって25年には、資材置き場の条例をもっと厳しくしたい。塀の一部を内部が確認できる素材にすることの徹底や資材置き場にある建築基準法違反の建物に対する指導も、併せて行っていきます」

「埼玉県ではクルド人経営の解体業者が増えてはいます。解体業は日本人がやりたがらないので、外国人の労働力なしではなかなか成立しない業種ですから」

「ただし、厳しい対応はしてきました。約10年間で100社を超えるクルド人経営の解体業者と面談をしてきましたが、取引が成立しているのは半数以下です」

「取引を始める時点で、在留資格のない外国人を雇用しない、などと記した誓約書を提出してもらいます。作業員の名簿も求めます」

「解体作業初日、最終日、そして途中にも抜き打ちで確認しに行きます。もし在留資格を証明できない作業員がいた場合は、その場で退場処分です。そして再度名簿の提出を求め、虚偽の記載や、在留資格のない作業員の雇用が認められるようなことがあれば、すぐに契約解除する厳しいコンプライアンスを求めています」

「抜き打ちでヤードもパトロールします。違反を見つけたら契約解除です」



「地主も活用しきれない土地は貸すしかなかった。皆さん、川口市を外から見て、さまざまな意見をお持ちだと思います。でも、市内にはいろいろな事情があるのです」





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最終更新日  2025.01.28 07:19:36


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