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2025.06.25
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カテゴリ: ネイチャー
宇宙の果てまで色鮮やかに撮影、世界最大デジカメで…日本人研究者「驚異的な能力」

ベラ・ルービン天文台が撮影した画像。地球から数千光年離れた星雲(中央)などが鮮やかに写し出されている=同天文台提供

米国主導で南米チリに設置された「ベラ・ルービン天文台」のチームは、地球から数千光年離れた星雲などの観測画像を公開した。世界最大のデジタルカメラを備えた望遠鏡によって、宇宙を漂う星の材料となるガスやちりを鮮明に捉えた。

 同天文台は、チリ中部のセロパチョン山頂に米国立科学財団などの支援で建設され、今年、観測を始めた。口径8・4メートルの光学望遠鏡と32億画素のデジカメを備えており、チームが23日、観測画像を初公開した。

 そのうち、いて座にある星雲を捉えた画像は、7時間かけてデジカメで撮影した678枚の写真を合成。鮮やかなピンク色に輝く星雲を浮かび上がらせた。このほか、太陽系内で未発見だった2104個の小惑星を観測することも成功した。

 観測には、日本の研究者も参加している。そのうちの一人で、国立天文台の内海洋輔准教授(可視光天文学)は「宇宙の果てまで記録できる驚異的な観測能力が実証された。(地球がある)天の川銀河の構造の解明など、天文学の多くの問いに答えられるようになるだろう」と話す。

【宇宙の息吹を32億画素で体感】7時間観測で小惑星2,000個発見!「ヴェラ・ルービン天文台」が超高精細画像を初公開!

「写真を拡大するたびに新たな興味深い発見がある」(ヴェラ・C・ルビン天文台広報担当クレア・ヒッグス氏)

南米アンデス山脈のふもとに設置された32億画素の地上最大カメラを搭載した天体望遠鏡、ヴェラ・ルービン天文台が観測画像を初公開した。

米国立科学財団(NSF)の国立光赤外線天文学研究所(NOIRLab)は23日午前11時(日本時間24日午前0時)、YouTubeでのライブ配信を通じて歴史的な観測画像を公開するイベントを開催した。

公開された画像には、いて座にある数千光年先の2つの星雲が鮮明に映し出されている。三裂星雲と干潟星雲と呼ばれるこれらの星雲は、星を生み出すガスと塵の雲塊だ。4種類のカラーフィルターを使用して7時間かけて撮影した678枚の画像を合成したもので、満月約60個分の領域を捉えている。青い領域は若く高温の星からの光、ピンク色の領域は励起された水素原子、それらを取り巻く黒い筋は塵の帯だ。ヴェラ・ルービン天文台のカメラには、近紫外線から近赤外線までの光(320~1050nm)を捉える6つのフィルターが搭載されている。

もう1枚の画像は、5,500万光年先のおとめ座銀河団の一部だ。5月初めの4夜にわたる撮影から抜粋したもので、手前には天の川銀河の星々が明るく輝き、奥には宇宙膨張とともに高速で遠ざかる銀河が見える。青い領域は若い星が存在する星形成領域だ。
引用:ヴェラ・ルービン天文台


天文台の建設責任者であるワシントン大学のジェリコ・イヴェジッチ教授(天文学)は公開イベントで「ルビン天文台は史上最大の天体発見マシン」と述べ、「観測される天体の数が初めて地球の人口を上回るだろう」と語った。





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最終更新日  2025.06.25 17:50:34


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