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Scientists have described a massive "magma hammer" they say slammed the underside of the Tonga volcano which erupted so spectacularly in January.An analysis of seismic waves has revealed four individual events that are interpreted to be thrusts of molten rock beneath the underwater mountain.Occurring within a five-minute period, each of these blows is calculated to have had a force of a billion tonnes. (BBC News)*****Seismic(地震の)molten(熱で溶けた)*****「身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた」(渡邉克晃著)を読みました。地球の大部分は岩石でできている。地球半径約6400㎞、約2900㎞の深さまで岩盤が続いている。その下は液体あるいは固体の鉄とニッケルの合金。岩盤は白の花崗岩30㎞次に黒の玄武岩5㎞残りの2865㎞緑または茶色の層を地殻、マントルは地球の全体積の83%。鉄もアルミも石から取り出したもの。アルミはボーキサイトから、道路のアスファルトは石油の残り物。プラスチックはナフサから。セメントの原料石灰岩は国内自給率100%。結晶質石灰岩の他に大理石と呼ばれる石には石灰岩、トラバーチン、蛇紋岩がある。蛇紋岩はマントル上部の橄欖岩が水の作用で変化して出来た岩石。大理石と貝殻は同じ成分でできている。山の全体は巨大な岩、自然の山は巨大な岩。人工の山は土や砂だが砂を盛り上げただけの自然の山、火山地形のひとつがスコリア丘、阿蘇の米塚や伊豆半島の大室山がある。地熱発電資源は日本、世界3位、発電能力は10位の訳は200~350度の高温が必要で条件を満たす蒸気を掘り当てるのが難しい、時間とコストがかかるらしい。地球の中心部は5000~6000度、太陽の表面温度も6000度。現在の地球内部が高温を保っている理由はウラン、トリウムの放射性物質が生み出す熱、地球は徐々に冷えていく。なかなか冷えないのは岩盤中の放射性物質のおかげ、また鹿児島県の菱刈金山は世界最高の金であるなど色々と興味深い話だった。
2022年12月17日
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A new global climate pact - the Sharm el-Sheikh Implementation Plan - was agreed at the COP27 summit.It included a historic commitment by richer nations to give money to developing nations to help them recover from the damage and economic losses wreaked from ongoing climate change impacts.This comes after a year of devastating climate change-related disasters, from severe floods in Pakistan to ongoing drought in East Africa. (BBC News)*****wreak((危害)を(人)に加える)ongoing(継続(進行)している)*****「サボテンはすごい!」(堀部貴紀著)を読みました。サボテンを含む多肉植物は体に7トンもの水分を貯えている。長時間の乾燥に耐えられる。コロンビアのシネレアでは約6年の干ばつに耐えた。生物によってつくられる鉱物をバイオミネラルといい、珊瑚、貝殻、真珠、動物の骨、珪藻土がある。サボテンのバイオミネラルはシュウ酸カルシウム、それを二酸化炭素の貯蔵として利用、またサボテンに含まれる粘液には血液コレステロール現象作用や血糖値上昇抑制作用、抗潰瘍作用、抗酸化作用が期待されている。気候変動による豪雨や渇水などの異常気象の頻発による食料不安定、人口増加で食料ひっ迫への回避対応にサボテンが注目されている。年間降水量200mmでも最高気温55度でも生育可能。中南米では古くから食料に利用、メキシコではサラダや肉の付け合わせが一般的。紀元前から中南米の先住民によって火傷、痛みの緩和、胃疾患、皮膚疾患、肝障害、アルコール依存症などの治療を目的としたで伝統医療において使用されて来た。ドラゴンフルーツはサボテン科、日持ちしないためあまり流通していない。サボテンを加工しクッキー、トルテイーヤ、菓子類、飲料がある。薬としてペヨーテ、烏羽玉。また生分解性プラスチックやバイオエタノールの原料に植物性レザーで財布にと利用されているなどサボテンは過酷な環境を生き抜くことができるかもしれないことを知りました。
2022年12月10日
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A UK firm that makes packaging from seaweed has been named as one of the £1m winners of Prince William's Earthshot climate prize.The alternative to plastic was developed by London startup Notpla.The firm was founded by Rodrigo Garcia Gonzalez and Pierre Paslier while they were students at Imperial College London and the Royal College of Art.The Earthshot Prize gives grants to firms that innovative ideas for the environment that can be scaled-up.Manufacturing plastic adds to greenhouse gases, and plastic pollution can harm animals and the environment. (BBC News)*****startup(操業開始)*****「プラスチックの仕組みとはたらき」(桑嶋幹・木原伸浩・工藤保広)著を読みました。プラスチックとは柔らかな材料で形を作ることが出来るという意味。可塑性を利用して熱可塑性樹脂、熱で固まる性質を利用して熱硬化性樹脂がある。人類が古代から利用してきた天然樹脂の1つに漆は5千年以上前の縄文時代の遺跡に、琥珀は紀元前にはすでに装飾品やお守り、塗料、神経痛やリューマチなどの薬として用いられた。天然ゴムは南米の熱帯雨林に天然ゴムで作ったボールで遊んでいるのをコロンブスが発見した。ブルースリーが消しゴムをダンロップがタイヤ入りのタイヤを発明した。ハイアットがニトロセルロースに樟脳を混ぜセルロイドという熱可塑性樹脂を作り出した。人類が初めて人工的に作り出したプラスチックをベークランドが熱硬化性樹脂フェノール樹脂を発明した。プラスチックには低分子が結合した高分子、エチレンのような簡単な分子が繰り返したポリマー、モノマーをつなげポリマーにする化学反応を重合、生物というのは水分と骨と塩分を除くとそのほとんどがポリマーで出来ている。たんぱく質はアミノ酸というモノマーが水を脱離しながら重合したもの。DNAはヌクレオチドというモノマーがリン酸を脱離しながら重合したもの。石の粉フィラーとして混ぜると固く燃えやすい、金属の粉をフィラーとすると燃えにくい電気を通す性質改善になる。材料を複合化して用いて複合材料コンポジットとしてカーボンファイバーやカーボンナノチューブなどがある。電気を通すプラスチックを作り2000年白川英樹博士がノーベル賞。二酸化炭素と水素からプラスチックを製造する技術がもうすぐできるらしいなど色々勉強になりました。
2022年12月04日
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