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中学生に「勉強したいか」と尋ねると「いいえ」と答え、「志望校に受かりたいか」と尋ねると「はい」と返ってきます。
要するに 「勉強はしたくないが、志望校には受かりたい」 と考えているという事になります。これが大人の世界では「そんな虫のいい話があるか!」と叱られてしまいますが、我々大人が中学生に対して「つべこべ言わずにとにかく勉強しろ!」と言っても問題は解決しない事の方が多いようです。むしろ、中学生からは「この大人は物事を効率的に達成する能力のない人だ」と見下されるか反感を買い、言う事を聞くような事はほとんどないです(経験上)。
上記のような、大人から見れば「虫のいい」願いは、より正確に表現すれば「出来る限り無駄を抑え、最小限の努力で最大の成果を得たい」、すなわちこのケースでは「無駄な勉強はしたくない。 効率のよい勉強法があれば知りたい 」と換言できるのではないでしょうか。
ここで、昔かたぎの大人の中には「勉強に無駄なんてない!効率や要領ばかり追ってもそれによって身につけた知識などすぐにはがれてしまう。遠回りでもがむしゃらにがんばれ!」などとおっしゃる方も多数いらっしゃいます。この場合の「無駄」には2種類ありますね。1つ目は「学習内容」の無駄。2つ目は「勉強の仕方」の無駄。いずれにしても私は「無駄」だと考えます。少し乱暴な言い方になってしまいましたが、学習内容にも勉強の仕方にも無駄は確実に存在します。(偉そうな言い方をしますが)日本人には今も根強く「訓練主義」に対する美徳の観念があるように思えます。わざわざ辛い方、遠回りな方を選ぶクセ?を日々感じます。
仮にこの昔かたぎの大人たちの言う事、つまり効率性を無視した訓練主義を実践しようものなら、それこそ中学生は寝ても覚めても勉強勉強で、 部活をやる時間も、友達とお話する時間も、考え事をする時間もetc いろいろな「青春固有の貴重な時間」が一転「勉強ばかりの灰色の青春」と化すに違いありません。中学生らしくあるためにこそ、「効率のよい勉強の仕方」は身につけておくべきだと私は考えます 。では「効率のよい勉強法」とはいったいどんなものなのでしょうか。私の一押し(私も実践していました)の方法があります。明日の日記でご紹介いたします。またお待ちしております。