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2007.09.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類

HI'

 Yuo will be visit America October ,2007. I am very welcome yuo con stay My Home (Vegas)yuo like, I am sent you Email &sam pitchers from 2006 travel in Europe, abut 3 Hour ago but retruned. Mybe the pitchers was tomuch. I will sent yuo by mail. Hop see yuo soon.

ラスベガスに約30年在住の私の○○○(血がつながっているので言えない)の文章です。先日私に宛てたメールの内容です。一字一句違わずに完璧に写しました。日常会話は英語です。文法は習わなかったそうです。どう感じますか、この英語。方言とかなまりでええじゃないか、って言いますか?

Would you be willing to speak or read or write English without grammar?

「楽しく学ぼう英会話」みたいな低い次元での英語はさておき。

現地の人でも 小さい頃、teach-taught-taught(ちゃんとこの順番で)とがんばって暗記するし、現在進行形だって「in the middle of an actionなんだな、それをbe- ingで表すんだな」と 意識的に 文の形に反映しています。 過去完了(the past perfect)なんかもその使用法を覚えて、 had and PPと暗記して、ちゃんと 意識的に 使っているんです。

カナダ人のMr. Kに聞いたところ、ride-rode-riddenなど不規則変化は学校で習ってまじめに暗記したと言っていましたし 、had PPとて意識して間違えないように使っていると言っていました。 ネイティブの元通訳の同僚 も同じ事を言っていた(彼女も「低い次元での話はさておき」と言っていたが)し、 元フライトアテンダントの同僚 も同じ事を言っていた。ついでに私も同じ事を考えます。ちなみに私は中学3年生の英語は低い次元だとは思いません。

「受験英語は実用性が低い」を「英文法は必要ない」と履き違えてはならない 。この考え方は非常に危険で、海外に住んでいてもこの記事の最初にお見せした文章(実物)しか書けないようなおばちゃんの予備軍になります。 100歩譲って受験英語は実用性が低いと認めたとしても、それだからといって英文法は必要ないなんて絶対に言えない

あいさつ表現や慣用句は必ずしも文法だけではまかないきれない。しかし、あいさつ表現や慣用句だけで英語をマスターした気になっている人が多い。文法を抜きにして英語は語れません。あいさつ表現も覚える、慣用句も覚える、文法も覚える。どれか一つ抜けても完全な英語力にはならないと思います。文法を抜きにして英語を語る資格のある人は、「ネイティブでかつ、現地でもその辺にいるおばちゃんレベルの会話しか必要ない」という人。あるいはシュリーマンほどの天才にでもなればそれでもいいかなと思います(あれも嘘っぽいですけどね。。。)。私の知り合い(といっても私よりずーっと年上です。私の高校時代からお付き合いがある)に誰でも一度はその名を聞いたことのある(と思われる)有名な学者(日本よりもアメリカやドイツでの方が有名かも知れませんが)Mr. Mがいます。英語に関しても学者の中でも誰もが一目置く存在ですが、彼の昔話を聞きますとやっぱり 「死ぬかと思うくらい、英語は勉強した」って言ってました。「勉強した」という表現しますよ 。当時まだ高校2年生だった私は大学受験の勉強(穴埋め問題とか並べ替え問題などのいわゆる受験英語)をやっており、Mr. Mにも入試問題を解いてもらってみたのだけれども、びっくりするくらい解けなかった(汗)。そこでわかったのは、彼が昔訓練したものは確かに英文法の暗記と習得(当たり前だが暗記と習得は別物)+typical sentenceの暗記の2本立てだったが、いわゆる受験英語における独特のクセのある英語(問題作成者の意図を受験生が汲むような問題群)とはちょっと違う物なんだな、ということ。東大恒例の要約させる英語に「象と一秒はどちらが大きいか」という題材の文章が出ていましたが、Mr. Mは「この問題は非常に難しい」と内容の吟味に入ってしまった。私は笑いを堪えられませんでしたが、そのくらい受験というものが分かっていらっしゃらなかった。でも「think-thought-thought」と暗記して現在完了を暗記して練習してtypical sentenceを暗記して、っていう勉強を続けて彼は「(彼いわく)イギリス人よりもきれいな英語」をマスターしたのであります。

まあ、はっきり言うと、単に「バランスの問題」なんですけどね。文法だけではダメってことですね、本来英語は。かといって文法を全否定する冒頭のようなおばちゃんスピーカーとは深い話は英語では出来かねますね(^-^:A






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Last updated  2007.09.27 04:29:47
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