アモンデュール1の1stから順番にこのアルバムまで聴くと全て一つの世界に繋がっているようです。 1曲目「Love Is Peace」この曲はとことん美しく創り上げられている。美しいリフが延々ループする。 歌も静かに美しく歌い上げている。17分以上あるけど退屈せずに最後まで聴ける美しい曲です。 邦題は「愛、平和、自由、そして調和」この頃、日本で行われた万国博覧会のテーマのよう。 2曲目「Snow Your Thurst And Sun Your Open Mouth」この曲も静かでいながら少しサイケな部分も聴かせてくれる。このアルバムの解説にも書いてあるけど狂気のバッドトリップから目醒めて虚脱感と共に ゆっくり戻ってくる現実認識と安堵感がこのアルバムを支配してると言う解説者の意見に同意です。 邦題は「雪で喉を潤し太陽の祝福を」10分近くある曲でラスト3分のパートは実に美しい。 3曲目「Paramechanische Welt」この曲も一枚目、二枚目のアルバムが信じられない程にアコースティックの 美しさで押している。歌も疲れ果て虚脱感の中で歌っているような感情をこめている歌唱。 ボンゴの音とずっとループするアコギのサウンドで頭の中がぼんやりしてくる。