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アメリカのハードコア/メタルコア「The Dillinger Escape Plan」の1998年発売のEPこのEPと1stフルアルバム「カルキュレイティング・インフィニティー」を初めて聴いた時は衝撃でした。2000年前後からデスコアやブルデス、ブラックメタルにどっぷりハマり始めて、その中に「The Dillinger Escape Plan」もあった。2008年に来日した時はライブにも行った。もう16年も前・・・こわっ。BLACK METALの大御所「MAYHEM」と「The Dillinger Escape Plan」とあと一つ何かバンド出てたと思うけど、3バンドが出演するライブだった。あの頃、この系統のバンドのライブによく行ってたので記憶がごっちゃになってる。なんばハッチだったような気がする。バンド構成Adam Doll – BassDimitri Minakakis – VocalsChris Pennie – DrumsBen Weinman – Lead guitarJohn Fulton – Rhythm guitar久々に「Miss Machine The DVD」を観てたらこのEPと1stが聴きたくなった。1曲目「The Mullet Burden」2曲目「Sandbox Magician」3曲目「Abe The Cop」「The Mullet Burden」の破壊力は強力。最近、エグいほど激しい音楽を聴く事が減ったけどこの曲は今でもカッコよく思えて引き込まれる。「Sandbox Magician」は改めてテクニックの凄さに鳥肌です。1998年のエクストリーム系にしたら音はかなり良い方だと思える。「Abe The Cop」はライブヴァージョンが最高にカッコいい!このEPのReissue版が出てるようで、ボーナストラックにライブ1本が収録されてるとか。何で買ってなかったのだろ。あとで探して買うつもり。バンド自体は2017年に解散してたけど最近、再結成されてライブ活動始めてるとか。The Dillinger Escape Plan、Sikth、Suffocationなど、テクニカルなエクストリームメタルに一時期ハマりまくってた。
2024年03月05日
アメリカのGrindcore『Cattle Decapitation』の8枚目のフルアルバム。2019年発売の「Death Atlas」から4年、今年の5月にこのアルバムがリリースされました。最近はDeath、Grindcore、Blackmetal系の音楽は以前ほど聴かなくなっていますが、いくつかのバンドは新譜が出ると必ず買っています。その中の一つのバンドが「キャトル・デカピテイション」です。この手の音楽を一番よく聴きまくってたのは10年前ぐらいかな。このバンドの「Monolith of Inhumanity」が出た頃ぐらい。「Cattle Decapitation」はそれ以前から聴いてたバンドですが、「The Harvest Floor」「Monolith of Inhumanity」辺りから凄くお気に入りのバンドになってました。2019年リリースの前作「Death Atlas」が最高だったので、新作をずっと心待ちにしてた。バンド構成Vocals – Travis RyanGuitar(Lead) – Josh ElmoreGuitar(Rhythm) – Belisario DimuzioBass – Olivier PinardDrums – David McGrawKeyboards [Additional Keyboards] – Dave Otero (10曲目)Keyboards, Synth, Drums – Dis Pater (1曲目, 3曲目, 10曲目)メンバー全員がベジタリアンな事も有名。その事が歌詞のテーマになっている物もあったりする。動物実験、搾取、環境破壊、動物の権利などを歌っている曲が多い。バンド名のように、かなりエグめのジャケットが初期のアルバムには多かった。「Humanure」「Karma.Bloody.Karma」「The Harvest Floor」の3枚のアルバムジャケットは特にベジタリアンを過激に表現した印象だった。「Humanure」の家畜の牛が人間の遺体を排泄しているジャケットはかなりの衝撃とインパクトだった。1曲目「Terrasitic Adaptation」2曲目「We Eat Our Young」3曲目「Scourge Of The Offspring」4曲目「The Insignificants」5曲目「The Storm Upstairs」6曲目「...And The World Will Go On Without You」7曲目「A Photic Doom」8曲目「Dead End Residents」9曲目「Solastalgia」10曲目「Just Another Body」今回のジャケットは人型の蛹から昆虫化した人間が羽化した姿・・・なのかな。1曲目「Terrasitic Adaptation」から強烈なインパクトで前作同様に大満足な凄さ。ラスト曲10曲目「Just Another Body」には感動させられた。前の曲はエグさも強烈な曲、「Solastalgia」で凄い圧迫感の直後にオアシスを感じるようなこの曲のイントロ。10分超えの大作で構成も素晴らしく後半のクリーンボイスで歌うパートも感動的。ドラマチックなアルバムの締めくくり方で、聴き終えると満足感が半端ない。3曲目「Scourge Of The Offspring」はアルバム買ってすぐに聴いた時のインパクトが凄かった。アルバム買ってからもう5ヶ月も経ちますが、その間も何度も聴いてます。毎回、この曲に惹かれる。何となくMudvayneを感じる部分があったりするのもイイ!4曲目「The Insignificants」も凄く好きな曲でドラマチックでスペイシー。7曲目「A Photic Doom」もたまらなくカッコいい!このアルバム、確実に「Cattle Decapitation」のベスト3に入るほど気に入ってます。
2023年10月14日
アメリカのグラインドコア「Misery Index」の7枚目フルアルバム。6枚目「Rituals of Power」に引き続きLimited edition, Boxsetを買った。2022年5月13日発売で200セット限定だと言うことで急いで予約したら何とか買えた。今回の方が前作のBOXよりも豪華なセットで値段も同じほどでかなりなお得感!ただ、CDが通常ジュエルケースで前作のような特製デジパックジャケではなかったのが残念。1、新作「Complete Control」CD2、EP 「Strategies Of Manipulation」CD3、ジャケット写真のブラックトートバッグ4、ピンバッジ2個5、ミニポスターミザリー・インデックスは2005年頃からハマり出してアルバム出るたびに買ってずっと聴き続けてるバンドです。このBOXは2022年2月7日発売のEP 「Strategies Of Manipulation」と2枚組。とりあえず今回はニューアルバム「Complete Control」の事を。バンド構成Jason Netherton Bass, VocalsAdam Jarvis DrumsMark Kloeppel Guitars, VocalsDarin Morris Guitars (lead)1曲目「Administer The Dagger」2曲目「The Eaters And The Eaten」3曲目「Complete Control」4曲目「Necessary Suffering」5曲目「Rites Of Cruelty」6曲目「Conspiracy Of None」7曲目「Infiltrators」8曲目「Reciprocal Repulsion」9曲目「Now Defied!」前作2019年6th「Rituals of Power」とその前の2014年5th「The Killing Gods」で垢抜けたと言うか次のステージに来たと言うか充実した内容で自分もどっぷりハマった2作品。で、正直5th「The Killing Gods」を初めて聴いた時のような衝撃はないものの、今作は前作2作からの流れとは違ったまた新しい充実感を楽しむことができるアルバム。1曲目の「Administer The Dagger」から洗練されたエグさに鳥肌でした。めちゃくちゃカッコイイ曲。構成もアレンジも凄い!「Discordia」や「Traitors」の頃のような荒削りなカッコ良さも凄く好きだけど、最近は洗練されてきた音の方を好んで聴いてしまう。そういえばEP「Strategies Of Manipulation」の5曲はわざとかどうかは分からないけど、かなり荒く創り上げてる印象。EPはエグさを前に出したのかも。2曲目「The Eaters And The Eaten」は邪悪さもかなりあって強烈なエグさに引き込まれる。このアルバムの1〜2曲目の流れは最高!3曲目「Complete Control」のタイトルナンバーはもちろん最高です。かなり聴きやすく感じるかも知れないけど・・・。EP「Strategies Of Manipulation」に収録されてる「Complete Control (Demo Version)」はかなり荒削りで原型がよくわかって最高です。それを聴いてからこっちを聴くと、やはり洗練された音の方に強く惹かれる。4曲目「Necessary Suffering」の疾走感と充実感も素晴らしい。この曲も凄く気に入ってる曲!5曲目「Rites Of Cruelty」は構成とアレンジがずば抜けてる。捨て曲なしのアルバムなのでどの曲もそれぞれに凄い所がいっぱいあります。7曲目「Infiltrators」はEP「Strategies Of Manipulation」に荒削りなインストバージョンが収録されてて、これがまた強烈にカッコイイんです。本作のバージョンに負けてない緊張感のインストも必聴。8曲目「Reciprocal Repulsion」は今、一番このアルバムで気に入ってる曲です。アルバムを買った頃はこの曲にそこまでハマってなかったけど、5ヶ月経って何度も聴いてるうちにドストレートな疾走感と緊張感が病み付きになった。以前ほどエクストリームメタル系の楽曲を聴かなくなったけど、やはり良い物がイイ!9曲目「Now Defied!」ラスト曲は勢いで聴く短めの緊張感あるナンバー。「Misery Index」ってバンドはあまり日本で知られていないかも知れないけど、初期からずっと聴いてる人は離れられなくなるバンドだと思う。新譜が出れば真っ先に買って聴きたくなるバンドのひとつ。
2022年10月25日
オーストリアのブラックメタル「ベルフェゴール」の新作がやっと。。。リリースされました。5年ぶりなのか・・・。2020年リリースのはずが、パンデミックのせいで延び延びになったようです。2022年7月29日全世界発売のはずなのに、26日の午後には届いてた。何回も同じ事を書いてるけど、2000年以降のメタルの中ではダントツに一番好きなバンド。いや、全メタルバンドの中でもベスト5に入るバンドです。あまりにも攻撃的で排他的で残忍で残酷なバンド。わりと極端なものが好きなので、ここまで極端だと好きになってしまう。60年代、日本でも世界でも多くのメッセージソングが自分勝手に本当の正しさも分からずに人に押し付けるように歌われてましたが、ベルフェゴールのような次元の違う極端なメッセージはさすがになかった。いまだにやっぱり一番よく聞くベルフェゴールのアルバムは3rd「Necrodaemon Terrorsathan」です。2nd「Blutsabbath1」、4th「Pestapokalypse VI」、5th「Goatreich - Fleshcult」そして1st「The last Supper」、この5枚のアルバムと唯一のライブ盤「Infernal Live Orgasm」を気がつけば選んでる。このCD、今日届いてまだ2回しか通して聞いていないので、聴き込んでから書こうかと思ったけど、この興奮を早く書こうと・・・。1曲目「The Devils」2曲目「Totentanz - Dance Macabre」3曲目「Glorifizierung Des Teufels」4曲目「Damnation - Höllensturz」5曲目「Virtus Asinaria - Prayer」6曲目「Kingdom Of Cold Flesh」7曲目「Ritus Incendium Diabolus」8曲目「Creature Of Fire」ボーナストラック9曲目「Blackest Sabbath 1997」まずタイトルナンバーで1曲目「The Devils」はミディアムスローの超HEAVYな楽曲。最近あまりBLACK METALを聴いてなかったので、極限の邪悪な世界に久しぶりに触れて通して聴いただけでぐったりとした疲労感に包まれた。とにかく強烈なカッコ良さは一ミリも減っていない。1曲目から凄い曲です!このアルバム何となく原点回帰を感じさせる部分が多くあった。2曲目「Totentanz - Dance Macabre」は、高速ブラストビートの疾走系ナンバー。3曲目「Glorifizierung Des Teufels」は、初めて聴いた時から惹かれた楽曲。ドイツ語ってのが、また邪悪度を増させる。プログレのようなエッセンスも含んだ複雑な曲。4曲目「Damnation - Höllensturz」はミディアムナンバーだけど疾走感もじゅうぶん感じられる。5曲目「Virtus Asinaria - Prayer」は世界がパンデミックになってから作られた曲だと思う。短い歌詞でインスト部分が長い曲です。6曲目「Kingdom Of Cold Flesh」はきっとライブ映えするだろうと想像できる曲。疾走系のファストナンバー。7曲目「Ritus Incendium Diabolus」この曲が今はダントツに好きです。邪悪度も強烈で、構成もアレンジもしっかり作り込まれてる凝った曲です。これはライブで聴きたい!8曲目「Creature Of Fire」はいきなりカオスな世界に引きずり込まれます。アルバムラストがこの曲とは。。。ベルフェゴールらしい。怖い曲です。ボーナストラック「Blackest Sabbath 1997」タイトルを見て1997年にこんな曲リリースしたかぁ?って思って聴いてみると・・・2ndアルバム「Blutsabbath」の2曲目「Blackest Ecstasy」でした。タイトルがなぜ変わったのか、今なぜこの曲をボーナストラックにしたのか…謎。「Blackest Ecstasy」ならライブ盤「Infernal Live Orgasm」のバージョンが凄く良い!この曲をボーナストラックにしたって事は!!ライブで聴ける可能性がグン!とアップした!世界中がコロナに包まれた世界を経験して多かれ少なかれ一人一人に影響を与えて価値観が大きく変わった人もいると思う。自分もコロナ前とコロナ後ではブラックメタルを聴く感覚が違ってきた。まだこのアルバム、聴き込んでないのでしっかり聴き込んで考えてみたい。
2022年07月28日
2019年4月発売の台湾のデスメタル「Diesear 烙印之日」の3枚目のアルバム。 スウェーデンのデスメタル「In Flames」の影響をかなり受けていると語っているように北欧のメロディックデスの雰囲気を強く感じる。前に2ndの事を書いたけど、この3rdでさらに洗練されて楽曲も演奏も強烈に良くなってると感じた。前作からドラムが変わっています。ツインギターのイメージが強かったのですが、Chris-J が抜けてギターが一人に。ライブではギターを一人サポートミュージシャンとして入れるのだろうか。それともこれからはIn Flamesのイメージを崩していくのかも知れない。Sui - Vocals , GuitarSathon - DrumsYen - Bass1曲目「Limbo」2曲目「Across The Acheron」3曲目「Carnal Sinners」4曲目「BloodRed Inferno」5曲目「Blind Faith」6曲目「Endless Dolour」7曲目「Soul Of The Greed」8曲目「Treachery Has No Conscience」9曲目「Hellish Crucifix」10曲目「Purgatorio」1曲目インスト曲「Limbo」のあとに始まる「Across The Acheron」はイントロの構成からいきなり鳥肌です。邪悪度も高めな疾走系ナンバー。3曲目「Carnal Sinners」ミディアムアップの曲でドラムが変わった事をこの曲で実感する。この曲もクオリティの高い演奏とアレンジです。4曲目「BloodRed Inferno」タイトルナンバー。このアルバムで一番お気に入りです。とにかく凄いクオリティです。5曲目「Blind Faith」前の曲もだけどこの曲聞いてても初期のメタリカの影響もかなり受けてるような気がする。そんなフレーズが時々耳に残る。8曲目「Treachery Has No Conscience」も好きな曲です。ミディアムナンバーでメロディアスでキャッチー。9曲目「Hellish Crucifix」このアルバムは特に変拍子の入れ方がめちゃカッコ良くなったと思う。10曲目「Purgatorio」インスト曲。
2021年10月20日
台湾のデスメタル「Diesear 烙印之日」の2ndアルバム。デスメタルと言ってもかなりメロディアスで聴きやすいメロディックデス。このアルバム時のバンド構成Amo DrumsSui GuitarsChris-J GuitarsKurenai Vocals1曲目「Faith In Ares」2曲目「Shadows Of Grey」3曲目「Fearless」4曲目「Silen Division」5曲目「Corrode My Soul」6曲目「Dying Dust」7曲目「Breath Remains」8曲目「Until The Light」9曲目「Blazing Wings」10曲目「Falling Ashes」11曲目「Dig Your Lies」台湾のBLACK METAL「Chthonic」の事は何度が書いたと思うけど「Diesear」の事を書くのは多分、初めて。2019年の春に発売された3rdアルバム「BloodRed Inferno」も好きな曲は多く、特に4曲目収録のタイトルナンバー「BloodRed Inferno」と3曲目「Carnal Sinners」は特に好きでたまに単体で聴いてたりする。そうそう!7曲目「Soul Of The Greed」もめちゃカッコいい曲です。3rdアルバム「BloodRed Inferno」の方がよりカッコいいアルバムなのですが、今日は「Ashes Of The Dawn」を久々に通して聴いてたので。1曲目「Faith In Ares」はドラマチックに盛り上がるインスト。2曲目「Shadows Of Grey」はミディアムアップの疾走感も楽しめるメタルコアな楽曲。3曲目「Fearless」ファストナンバー。コード進行もメタルの王道の感じで普通に凄くカッコいい!4曲目「Silen Division」5曲目「Corrode My Soul」の流れがこのアルバムで一番興奮する2曲。「Corrode My Soul」だけ音圧が急に上がるように感じるのはわざとマスタリング時にそうしてるのだろうか。いつも「Corrode My Soul」で鳥肌立つ。6曲目「Dying Dust」はキャッチーな印象が残る曲。8曲目「Until The Light」も凄く気に入ってる曲。アレンジも演奏もめちゃくちゃカッコいい!ラスト曲は10曲目「Falling Ashes」アコギ演奏中心のインスト。チューニングちょっと変な感じがする所もあるけど美しいメロディの叙情的な楽曲。ボーナストラック11曲目「Dig Your Lies」はキャッチーだけどHARDな曲。この曲は本編に入れても他の曲にまったく引けを取らない良い曲。
2021年09月15日
アメリカのDoom/Drone「Sunn O)))」の2009年発売のフルアルバム見開き紙ジャケこの前観た「ゴジラVSコング」が「地球空洞説」に基づいて描かれてる作品だったので、映画観ながらこのアルバムの1曲目「Aghartha アガルタ」を思い出してた。17分以上ある長い曲で、集中力がないと雑音にしか聞こえない時もあるので気分が落ち着いてる時に聴こうと思ってた。(「ゴジラVSコング」だけじゃなく、USゴジラシリーズは「地球空洞説に基づいて制作されてる)1曲目「Aghartha」(アガルタ)この曲は語りも入る強烈にドゥーミーな曲ですが、この歌詞と音創りはモロに今のUSゴジラシリーズの中で流れてても違和感ないかも。Sunn O)))の事はほとんど書いてなかったけど、すごい前に何度か書いたかもしれない。Doom/Drone系のバンドも今でもたまに聴いてるけどSunn O)))聴くのは久しぶりだった。USゴジラの「地球空洞説」で思い出してなければ、しばらく聴いていなかったかも。不気味に響くブラスセクションにも鳥肌です。あまりにも集中しすぎると、深すぎる世界に入り込んで這い上がって来れなくなりそうです。2曲目「Big Church [megszentségteleníthetetlenségeskedéseitekért]」(ビッグ・チャーチ くりかえし非聖なること能わぬ貴君の為に)いきなり神聖なコーラスから始まり強烈な緊張感が延々と続く。9分43秒。教会の鐘の音と共に一瞬の静寂のあと再びうなりだす轟音に寒気がしてくる。めちゃくちゃカッコいい構成です。コーラスの入り方もモスラが出てきそうで好き^^;3曲目「Hunting&Gathering (Cydonia)」(サイドニア)サイドニア(シドニア)とは火星で発見された人面巨岩遺跡の事。この写真が発表された時、人類の大発見の喜びよりも恐怖の方が先だった。撮影された数枚の写真を眺めながらこの曲を聴いてみてほしい・・・。10分の間、不思議な世界にちょっとだけトリップできる。ブラス楽器も効果的です。4曲目「Alice」アリスといえば谷村新司さん、堀内孝雄さん、矢沢透さんの3人にスーパーバンドを思い出しますが、このアリスはジョン・コルトレーンの奥さんのジャズピアノストのアリス・コルトレーンから触発された楽曲だそうです。このアルバムは、ブラックメタルの大御所「Mayhem」のメンバー「Attila Csihar」が参加しています。準メンバーと言ってもいいほどで、5枚のCDに参加しています。Sunn O))) の中でも一番メジャーなアルバムで、トロンボーン、ホルン、ハープ、フルート、ピアノ、ウイーン女性合唱団、など全ての楽器を効果的に使っててのめりこんでしまうアルバムです。
2021年08月05日
ドイツのデスメタル「Inc」の1stアルバム。バンド構成Andreas Libera BassStefan Hoppe DrumsMarcel Wroblewski GuitarsMoritz Richter Vocals1曲目「One Day He Will Get You」2曲目「New Identity」3曲目「Drowning」4曲目「Out Of Focus」5曲目「Hallucinate」6曲目「Revenge」7曲目「Tell Me Not」8曲目「Stop Yourself」9曲目「Mouring Sun」1曲目「One Day He Will Get You」を初めて聴いた時に初期のメタリカを彷彿させるような歌メロとソイルワークのメロディックなパートを融合したような印象だった。デスメタルとスラッシュメタルの間のような雰囲気がおもしろくて良い!3曲目「Drowning」はミディアムスローでHEAVYな曲ですが、クリーンボイスでメロディアスに歌うパートも多く、その他の展開も構成も新鮮に感じた。4曲目「Out Of Focus」が一番気に入った曲なのですが、ジャンル分け出来ないような個性的なナンバー。7曲目「Tell Me Not」はミディアムテンポでHEAVYなリフがカッコいい。9曲目「Mouring Sun」は13分33秒の長尺曲。と言っても8分20秒からしばらくずっと無音。11分30秒から再び曲が始まる。前半の8分20秒は初期のBLACK SABBATHのようなDoomyでHEAVYな曲です。
2021年04月13日
昨日、オーストリア皇后を描いてるウイーンミュージカル「エリザベート」のガラコンサートに行ってきた。オーストリアと言えばやはり「ベルフェゴール」です。オーストリアにも多いサタニズム系のDeath/Black.超初期の作品が聴きたくなって1994年発売7インチシングルの1stEPを聴いた。この時のメンバー構成はHelmuth GuitarsMaxx Bass, VocalsChris DrumsSigurd Guitars (lead)A面「Obscure and Deep」ベルフェゴールはこの前に出してるdemoにしても音質やバランスが素晴らしい。1994年はまだインディーズ時代、その頃のインディーズブラックメタルでここまでの音質はかなり珍しいと思う。イントロリフの緊張感でゾクゾクする感じや、展開多めの構成も凝ってて何度も聴いてるのに飽きることはない。アルバムに入れていないのが勿体なさすぎる曲です。B面1曲目「Bloodstained Ritual」この曲を聴いてもベルフェゴールは初期からクオリティーが異常に高いのがわかる。この曲もアルバムには収録されることなく隠れた名曲になってしまってる。2曲目「Sabbath bloody Sabbath」BLACK SABBATHの超有名曲のカバーです。強烈に極悪な「Sabbath bloody Sabbath」になっています。オリジナルに負けないほどに気に入ってるバージョン。2002年発売の唯一のライブアルバム「Infernal Live Orgasm」のアナログ盤が出るのをずっと待ってるけど、いまだに発売される気配はない。廃盤になってたアナログ盤を何枚か復活させたのでライブ盤LPも出るのを期待してる。(復活させたアナログ盤も完売で今では高値でやり取りされてるものもある)「Infernal Live Orgasm」は全曲めちゃくちゃ好きな曲なので、数え切れないほど回数聴いている。このLive盤でしか聴けない4曲のスタジオトラックも埋もれてしまってるのが勿体無い。
2021年04月11日
スウェーデンのブラックメタル「Dark Funeral」が2004年にリリースしたライブアルバム。ダークフューネラルも凄く好きなバンドで、このライブアルバム以外のオリジナルアルバムの事は全て書いたように思う。2003年9月に南アメリカツアーで収録されたライブです。Vocals – Emperor Magus CaligulaGuitar – Chaq Mol, Lord AhrimanBass – Richard DaemonDrums – Matte Modin初期の楽曲のライブバージョンがいろいろ聴けるのが貴重。1曲目「Intro」2曲目「The Arrival Of Satan's Empire」(3rd「Diabolis Interium」1曲目)3曲目「An Apprentice Of Satan」(3rd「Diabolis Interium」5曲目)4曲目「The Dawn No More Rises」(1st「The Secrets Of The Black Arts」4曲目)5曲目「Thy Legions Come」(2nd「Vobiscum Satanas」3曲目)6曲目「Hail Murder」(3rd「Diabolis Interium」2曲目)7曲目「Goddess Of Sodomy」(3rd「Diabolis Interium」3曲目)8曲目「The Secrets Of The Black Arts」(1st「The Secrets Of The Black Arts」2曲目)9曲目「Vobiscum Satanas」(2nd「Vobiscum Satanas」7曲目)10曲目「Shadows Over Transylvania」(1st「The Secrets Of The Black Arts」8曲目)11曲目「Open The Gates」(1st EP「Dark Funeral 」1曲目)12曲目「Ineffable Kings Of Darkness」(2nd「Vobiscum Satanas」8曲目)13曲目「Thus I Have Spoken」(3rd「Diabolis Interium」6曲目)14曲目「My Dark Desires」(1st「The Secrets Of The Black Arts」3曲目)15曲目「Armageddon Finally Comes」(3rd「Diabolis Interium」7曲目)3年前に「Naglfar」と「Dark Funeral」の2バンドでの来日公演を観に行ったのが懐かしい。あの時の「Dark Funeral」のセットリストは初期の頃の楽曲から最新曲まで満遍なく配置されていて楽しめた。2曲目「The Arrival Of Satan's Empire」はライブDVDやその他のライブ音源でもかなりの確率で聴ける曲ですが、異様に盛り上がるライブ映えする曲。3年前の来日公演でも2曲目に演奏された。6曲目「Hail Murder」もこの前の来日公演で演奏された曲です。この曲も緊張感のある構成と圧迫感の強烈な高速ブラストに感動。初めてアルバム「Diabolis Interium」を聴いた時は、即ハマった曲。8曲目「The Secrets Of The Black Arts」9曲目「Vobiscum Satanas」の2曲は初期の名曲中の名曲。セットリストに入る確率も非常に高い2曲。14曲目「My Dark Desires」の不安感を煽るようなリフとギターフレーズが昔から好き。15曲目「Armageddon Finally Comes」のリフがカッコ良すぎる。この曲も良い曲で聞き飽きない。
2021年04月09日
スウェーデンのBLACK METAL「マーダック」の2003年のライブDVDこのLIVE DVDは8枚目のアルバム「World Funeral」のBOX Limited Editionの中に入っている。スウェーデンやノルウェーといえばブラックメタルが深く根付いている国としての印象が一番大きい。北欧は特に数え切れない程のサタニズムバンドがひしめいている。歴史がそうさせてるのも何となく理解できる。これまで4度の来日公演のうち3度観に行ってるほど好きなバンドです。アルバム「World Funeral」の事は何度も書いてるように思うけど、このBOXの事はあまり書いてなかった。このBOXに入っている物は・・・1「World Funeral」CD2「Hearse」シングルCD3「World Funeral At Party San 2003」LIVE DVDLIVE DVD 2003年8月7日 At Party San ドイツ野外ライブ1曲目「Jesus Christ... Sodomized」2曲目「Hearse」3曲目「Slay The Nazarene」4曲目「Wolves」5曲目「Azrael」6曲目「On Darkened Wings」7曲目「World Funeral」8曲目「Obedience」9曲目「Bleached Bones」10曲目「Baptism By Fire」11曲目「Materialized In Stone」12曲目「Christraping Black Metal」13曲目「The Black?」14曲目「With Satan And Victorious Weapons」15曲目「Still Fuxking Dead」16曲目「Fistfuxking Gods Planet」この時期のライブ映像はマーダック初のLIVE DVD「Funeral Marches and Warsongs」に2公演分が収録されています。この「Party San」のドイツでの映像も4曲のみボーナストラックで収録されています。ノーカットで観られるのは、このBOXに付いてたDVDのみだったと思う。この時のセットリスト、「World Funeral」からの楽曲が聴けるのはもちろんうれしいのですが、1作前のアルバム「La Grande Danse Macabre」からの楽曲が多く聴ける事が貴重。ライブオープニングから「La Grande Danse Macabre」に収録されてる「Jesus Christ… Sodomized」です!この曲は盛り上がる。2曲目は最新シングル「Hearse」です!この曲のカッコ良さは言うまでもなくライブでも最高です。アルバムタイトル曲「World Funeral」はライブ映えする名曲。「Azrael」も「La Grande Danse Macabre」収録曲で当時、一番好きだった曲。久しぶりに「Marduk」のライブ映像観たり、アルバムを3枚聴いた。
2021年04月05日
オーストリアのブラックメタル「ベルフェゴール」の10枚目のアルバム。アナログ盤は3種類購入した。このアルバムはベルフェゴールの初来日前に発売され、ライブでもこのアルバムからの曲が多くセトリに入っていたので印象深い。A面1曲目「Gasmask Terror」2曲目「Conjuring the Dead」3曲目「In Death」4曲目「Rex Tremendae Majestatis」B面1曲目「Black Winged Torment」2曲目「The Eyes」3曲目「Legions of Destruction」4曲目「Flesh, Bones and Blood」5曲目「Lucifer, Take Her!」6曲目「Pactum in Aeternum」LPは見開きWジャケット。スキャナーで取り込めないのでデジカメで撮った。めちゃかっこいい!このアルバム自体、聴くのは久しぶりだった。ベルフェゴールを聴こうと思ったらどうしても「Necrodaemon Terrorsathan」か「Infernal Live Orgasm」のどちらかを選んで聴いてしまう。その次によく聴くのは「Goatreich - Fleshcult」「Blutsabbath」「Bondage Goat Zombie」の3枚。でも最近は「Blood Magick Necromance」「Totenritual」など最近のアルバムも聴くようになってきた。2回目の来日でセットリストに入れてくれたB面1曲目「Black Winged Torment」が今日は一番感動した。ベルフェゴール王道と言っても過言じゃないナンバーです。印象的なフレーズとどこまでも邪悪な歌唱と演奏。いつの間にかアルバムの中で一番好きな曲に。(これまでに3度の来日ツアーしています)A面ラスト曲「Rex Tremendae Majestatis」は初来日でも2度目の来日でもセットリスト入りしてた曲です。ライブで初めて聴いた時、この曲がよりドラマチックに感じられて凄く好きな曲になったのを思い出す。荘厳で邪悪なアレンジは素晴らしい。アルバムタイトル曲A面2曲目「Conjuring the Dead」も2度の来日のどちらでもセットリスト入りした曲。HEAVYなミディアムスローナンバーでベルフェゴールのオリジナリティが全て集約されているようにも感じる名曲です。エグく美しくドラマチック。ライブでセトリ入りしない曲だけどB面5曲目「Lucifer, Take Her!」はこのアルバムを初めて聴いた時からお気に入りの1曲。4枚目〜6枚目のアルバムの空気感を感じるエグい曲。アナログ盤で聴くとさらに生々しく感じられて鳥肌モノです。アルバムラスト曲「Pactum in Aeternum」の混沌とした寒々しい世界も凄く良い。この曲はアルバムを締めくくる、ほぼインスト部分で構成されてる楽曲です。聴くごとに好きになっていった曲です。LP裏ジャケ白盤とシルバー盤。グレーにしか見えないけど一応シルバー^^;変な模様が出来ててよけいに不気味。ちゃんと聴けます。このシルバー盤は全世界300枚限定でした
2021年03月26日
ベルギーのブルータルデス/グラインドコア「Aborted」の最新EP最新と言っても昨年の4月に出てたのですが買ったまま聴いてなかった^^;メンバー構成Sven de Caluwé VocalsKen Bedene DrumsIan Jekelis GuitarsStefano Franceschini Bass1曲目「Gloom and the Art of Tribulation」2018年に出た10枚目のアルバム「Terrorvision」が最高にエグかったので、次のアルバムも楽しみにしていたらこのEPが発売された。まだ11枚目のアルバムが出ていない。4枚目の2005年「The Archaic Abattoir」が一番好きなアルバムですが、「Terrorvision」がそれと並ぶほどに気に入ってよく聴いたアルバムです。この1曲目の圧倒感はこれまでのどの曲よりも強烈かも。どこのパートもフレーズも凄すぎる。2曲目「Serpent of Depravity」この曲も普通なら凄い!って感動するはずだけど1曲目のインパクトが凄すぎて。ものすごいテクニカルで圧迫感のある曲です。ボーカルに関してはどの曲も素晴らしい!3曲目「Funereal Malediction」息苦しくなるほどの圧力と威圧感を感じる激しいナンバーです。この3曲を聴いて11枚目のアルバムが余計に楽しみになった。前作に収録されてた「Bathos」のようなDARKで重い曲にも期待。「Vespertine Decay」も今でも急に聴きたくなって単曲で聴いたりする。
2021年02月21日
スウェーデンのブラックメタル「Setherial」の4枚目。BLACK,Death系のバンドもアナログ盤はよく買っています。このアルバム、Picture discとBlack vinylの2種類発売されてるけどピクチャー盤しか買ってなかった。やはり音がイマイチなので通常盤も買っとかないと。もうこのアルバムのアナログ盤なんて手に入らないだろうし・・・。バンド構成Wrathyr VocalsMysteriis DrumsKraath GuitarsZathanel BassChoronzon Guitarsこのバンドは2010年前後にほんとによく聴いてたバンドです。どのアルバムもハズレなしだと思ってる。A面1曲目「Crimson Manifestation」2曲目「The Underworld」3曲目「Subterranean」4曲目「...of Suicide」5曲目「Entity Of Night」B面1曲目「The night of all nights」2曲目「Endtime Divine」3曲目「Transformation」4曲目「Storms」とにかくA面1曲目「Crimson Manifestation」がカッコ良すぎて前のめりになって聴いてしまう。前ほど、ブラックメタルやデスメタル系を聴かなくなったけど聴いてみるとやっぱり凄くイイ!北欧はやはりブラックメタルの聖地?wなので凍りつくような寒々しい憎しみのパワーが凄い。2曲目「The Underworld」の高速ブラストビートのファストナンバーも最高です。B面1曲目「The night of all nights」の美しいギターの旋律と強烈な疾走感が気持ちいい。B面2曲目のタイトルナンバー「Endtime Divine」はノリやすくてライブで盛り上がるだろう曲。B面ラスト「Storms」が一番気に入ってます。構成も演奏もアレンジも歌唱もどれも最高。バンド活動は継続してやってるようですが、2013年にEPをリリースしてから新しいCDは出ていないようです。今の所、最後にリリースしたフルアルバム「Ekpyrosis」も名盤。1曲目「A World In Hell」〜2曲目「Ekpyrosis」の流れなんて鳥肌ものです。
2021年01月27日
ポーランドのBLACK/Death「Behemoth」の2000年発売シングル。5枚目のアルバム「Thelema.6」のリードトラック。A面「Antichristian Phenomenon」一度も聴いてなかったピクチャー盤のこのEPを棚の端に見つけたので聴いた。この曲自体はアルバムバージョンと同じだった。ベヒーモスの中でも「Thelema.6」はあまり聴かなかったアルバムですが、この曲だけは印象に強く残ってた。アルバム1曲目ってのもありますが。「Vinvm Sabbati」「Natural Born Philosopher」とこの曲は好きな曲。来日公演も3回観るほど好きなメタルバンドの一つです。B面1曲目「Malice」この曲はアルバム未収録曲。短い曲ですが緊張感も強烈で邪悪さはもちろんMAXです。ファストナンバーです。2曲目「Sathanas」ブラジルのBlack metal「Sarcofago」のカバー。この曲も短い曲ですが、疾走感と邪悪度は強烈です。ボーカルエフェクトがかなり怖い。「Malice」はボーナストラックで聴いた事あったけど、このカバーは初めて聴いた…ずっと前から持ってたのに。
2021年01月13日
オーストリアのBlack/Death「ベルフェゴール」の8枚目オリジナルアルバム。Belphegor の全アルバムの中でなぜか一番聴かないアルバム。何度かだけしか針を落としていないアナログ盤で聴いてみた。A面1曲目「Walpurgis Rites」2曲目「Veneratio Diaboli - I Am Sin」3曲目「Hail The New Flesh」4曲目「Reichswehr In Blood」B面1曲目「The Crosses Made Of Bone」2曲目「Der Geistertreiber」3曲目「Destroyer Hekate」4曲目「Enthralled Toxic Sabbath」5曲目「Hexenwahn - Totenkult」アナログ盤で聴くとA面ラストとB面1曲目がCDで聴くより際立つ。昔からLPだとどんなアーティストでもA面ラストとB面1曲目の拘りがあった。中には時間合わせのみでA面B面の楽曲を決めてる事もあるとは思うけど…。このアルバムはA面ラスト「Reichswehr In Blood」で一旦終わって、再び針を落として始まる「The Crosses Made Of Bone」の流れはCDで聴いてた時よりもドラマチックに感じられた。CDで聴くのとは、また違う生々しさを感じられてベルフェゴールの凄さを改めて感じさせられた。最高のメタルバンドです^^B面3曲目「Destroyer Hekate」は以前から好きな曲でしたが、今日アルバム通して聴いてみてこの曲に一番ハマった。A面1曲目「Walpurgis Rites」のボーカルのカッコ良さとギターフレーズの過激な美しさに感動。邪悪さはMAXです。このアルバムはなぜかCDも高値になっているようです。極悪で邪悪すぎるけど、楽曲はどれもクオリティ高くて名曲揃いです。ベルフェゴールのアナログ盤、1stから順に聴いてみようと思う。必ずアナログ盤も買っていてよかった。Wジャケットの見開き中ピクチャー盤も今では貴重になってます。
2021年01月08日
スウェーデンのブラックメタル「Necrophobic」の9枚目!ついこの前の10月9日に発売された新譜です。このバンドは好きで新譜を毎回楽しみにしているバンドですが、今回の新作はいつも以上に力が入った名盤になっていると思う。Mediabook付きの2枚組Limited editionを購入した。Disc2は今年の3月21日のライブです。(Recorded live during the Covid-19 quarantine at Harry B James, Stockholm, March 21, 2020.)と書いてあります。やはりスウェーデンでは3/21でもブラックメタルのライブがあちこちで開催されてたようです。^^;スウェーデンもブラックメタル、デスメタルの聖地と言えるほどに悪魔崇拝系のバンドが多い。ノルウェーが一番有名ですが、北欧全体的にそういう傾向があるような感じ。この「Necrophobic」もSatanism、Anti-Christianityをテーマにした楽曲が多い。バンド構成Joakim Sterner DrumsAnders Strokirk VocalsSebastian Ramstedt Guitars (lead)Johan Bergebäck Guitars (rhythm)Allan Lundholm Bass特に好きだったアルバム7th「Womb Of Lilithu」の頃からはリズム隊のみ残って後はメンバーチェンジしました。8th「Mark of the Necrogram」の時から今のメンバーになった。1曲目「Aphelion」2曲目「Darkness Be My Guide」3曲目「Mirror Black」4曲目「Tartarian Winds」5曲目「The Infernal Depths Of Eternity」6曲目「Dawn Of The Damned」7曲目「The Shadows」8曲目「As The Fire Burns」9曲目「The Return Of A Long Lost Soul」10曲目「Devil's Spawn Attack」Disc 21曲目「Awakening... 」(Live) 1st「The Nocturnal Silence」収録2曲目「Darkside」 (Live) 2nd「Darkside」収録3曲目「Tsar Bomba」 (Live) 8th「Mark of the Necrogram」収録4曲目「Revelation 666」 (Live) 6th「Death to All」収録7th「Womb Of Lilithu」のように冒頭はシンフォブラックのようなインストから始まる。その1曲目「Aphelion」は荘厳な感じのスケールが大きいインストです。そして2曲目「Darkness Be My Guide」の強烈な疾走ナンバーが始まる!3曲目「Mirror Black」、4曲目「Tartarian Winds」と重くDARKな疾走ナンバーが続く。5曲目「The Infernal Depths Of Eternity」のイントロで一休み的な静かなパートがありますが、この曲もファスト曲!6曲目「Dawn Of The Damned」も緊迫感のあるファストナンバーです。7th「Womb Of Lilithu」の「Furfur」〜「Black Night Raven」の流れや構成が今でも凄く気に入ってて、そんな感じを彷彿させる流れもあったりして8枚目よりも今回のアルバムの方が気に入っています。Disc 2のライブCDは絶対にカッコいいので必聴です!「Revelation 666」のライブを初めて聴いたように思うけど、これ最高!2ndアルバム「Darkside」のタイトルナンバー「Darkside」にも鳥肌でした!前作「Mark of the Necrogram」の「Tsar Bomba」のライブバージョンも予想以上に良かった!豪華なブックレットも最高です。 PATCHも付いています!
2020年10月30日
アメリカのデスメタルバンド「ディーサイド」の9枚目フルアルバム。発売時に多分書いたとは思うけど、その時に同時に買ってたアナログ盤のシュリンクを初めて開けてみたらBlue vinyl盤だった。このアルバムかなり久しぶりに聴いたけどこの前のアルバム8th「The Stench of Redemption」とこの「Till Death Do Us Part」の2枚で急激な成長があったように思う。「Till Death Do Us Part」とはまた違ったアプローチで楽曲の幅が広がった印象。この9thの次の10th「To Hell With God」が自分は一番気に入ってるアルバムで8.9.10枚目の流れは最強だと思ってる。10th「To Hell With God」はオレンジ盤のカラーレコードを買えた。A面1曲目「The Beginning of the End」2曲目「Till Death Do Us Part」3曲目「Hate of All Hatreds」4曲目「In the Eyes of God」5曲目「Worthless Misery」B面1曲目「Severed Ties」2曲目「Not as Long as We Both Shall Live」3曲目「Angel of Agony」4曲目「Horror in the Halls of Stone」5曲目「The End of the Beginning」A面1曲目「The Beginning of the End」の気分が高揚してくるようなミディアムインスト曲に繋がるようにHEAVYなミディアムスローの2曲目「Till Death Do Us Part」の流れは鳥肌ものです。ファストナンバー「In The Eyes Of God」も邪悪度高めで最高です。アナログ盤で聴くとA面ラストに相応しい「Worthless Misery」とB面1曲目にばっちりハマる「Severed Ties」は曲順も凄くよく考えられてると感動した。偶然そうなったのかも知れないけど・・・^^;B面3曲目「Angel of Agony」は強烈に良い!名曲です。4曲目「Horror in the Halls of Stone」は展開にもゾクゾクできる大作曲。ラストをクオリティの高いインストで締めくくってるのもカッコいい!アルバムアートワークは、よく観る絵画ですが、ドイツの画家ハンス・バルドゥングの「Woman and Death」です。実際はつま先まで描かれています。やはりCDの小さいジャケットでは感じられない迫力がLPにはあります。裏ジャケもハンス・バルドゥングが描いたもので「人生の三段階と死」です。これもつま先まで描かれています。日本盤のCD。日本でもよく売れるバンドなのでほとんどのアルバムが日本盤で発売されています。
2020年10月21日
アメリカのTechnical Brutal Death「Odious Mortem」の2005年発売のアルバム。この時のバンド構成Dan Eggers Vocals, Guitars, BassDavid Siskin Guitars, Vocals (backing)KC Howard Drums, Vocals今はDan EggersがギターでKC Howardがドラム、ギターDavid Siskinは脱退でギーカルとベースを入れて4人編成になっています。1曲目「Debacle By Cephalopod」2曲目「Caverns Of Reason」3曲目「Nothing Beyond The Rot」4曲目「Golden Excretion」5曲目「Thought Disruption」6曲目「Carpal Tunnel」7曲目「Third Pawn」8曲目「Morten's Neuronoma」9曲目「Gristle Dripping Scab」10曲目「Cerebral Dissection」久々に聴いたら3曲目「Nothing Beyond The Rot」がカッコ良すぎて鳥肌です。エグい曲ですがカッコ良さに泣けそうになる^^;7曲目「Third Pawn」も前から好きだった曲で強烈な演奏とアレンジ!9曲目「Gristle Dripping Scab」は攻め立てられるような圧迫感と重さを楽しめる曲で今はこのアルバムの中では一番好きかも。4曲目「Golden Excretion」の疾走感と圧迫感も最高です。今年の2月に出た新作をまだ買っていなかったので、すぐ注文しないと。アナログ盤も出てるようなのでまだ買えるならアナログ盤を買うつもり。
2020年10月18日
ポーランドの大御所BLACK METAL「Behemoth」の11枚目フルアルバム。そのTour Editionです。アルバム自体は2年前の2018年10月に発売。Live Session4曲をボーナストラックに追加、そして23分収録されているBlu-rayとの2枚組。たしかこのアルバムは発売された時に書いたと思うので簡単に。1曲目「Solve」2曲目「Wolves Ov Siberia」3曲目「God = Dog」4曲目「Ecclesia Diabolica Catholica」5曲目「Bartzabel」6曲目「If Crucifixion Was Not Enough」7曲目「Angelvs Xiii」8曲目「Sabbath Mater」9曲目「Havohej Pantocrator」10曲目「Rom 5:8」11曲目「We Are The Next 1000 Years」12曲目「Coagvla」13曲目「Wolves Ov Siberia (Radio 1 Live Session)」14曲目「God=Dog (Radio 1 Live Session)15曲目「Ecclesia Diabolica Catholica (Radio 1 Live Session)」16曲目「Bartzabel (Radio 1 Live Session)」これまでに増して強烈なメッセージに感じられるアルバムです。楽曲のカッコ良さは文句なしで、演奏もいつも通りに強力です!このバンドは2008年の初来日から観に行ってると思う。このアルバムの冒頭は子供達のコーラスが怖さをより引き出してる。日本じゃ子供達にあんなコーラスは無理じゃないかと・・・。他の曲でも子供コーラスが入る。ボイチェンなのかな・・・。4曲目「Ecclesia Diabolica Catholica」が、一番好きな曲なのは発売時と変わらない。「Ecclesia Diabolica Catholica (Radio 1 Live Session)」は生々しい音でゾクゾクする。ライブバージョンも最高です!16曲目「Bartzabel (Radio 1 Live Session)」が、特にLive Sessionバージョンでは一番良かった。不気味なイントロからドラマチックでライブ映えする曲。3曲目「God = Dog」もRadio 1 Live Sessionバージョンのカッコ良さに震える。7曲目「Angelvs Xiii」も聴けば聴くほどに好きになってくる曲。
2020年10月11日
アメリカのTechnical Grindcore「Cephalic Carnage」の5枚目フルアルバム。6枚目のアルバム「Misled by Certainty」以降、アルバムをリリースしていないように思うけど、活動は続けているのだろうか。このバンドの事はあまり書いていなかったと思う。メンバー構成Leonard "Lenzig" Leal VocalsZac Joe GuitarsJohn Merryman DrumsSteve Goldberg GuitarsNick Schendzielos Bass, Vocals1曲目「Endless Cycle Of Violence」2曲目「Divination And Volition」3曲目「Molting」4曲目「Touched By An Angel」5曲目「Vaporized」6曲目「Heptarchy」7曲目「G.Lobal O.Verhaul D.Evice」8曲目「Let Them Hate So Long As They Fear」9曲目「The Omega Point」10曲目「Megacosm Of The Aquaphobics」11曲目「Ov Vicissitude」12曲目「Untitled」1曲目「Endless Cycle Of Violence」は世界中で年々増え続ける児童虐待、幼児虐待、胎児虐待などの暴力の連鎖を歌っているようです。強烈なブルータルな世界でボーカルのグロウル歌唱にも圧倒されて引き込まれます。展開もカッコいい!2009年5月に来日した時にこの曲も演奏されたようです。行けなかったのが悔やまれる。他にもこのアルバムから「Divination And Volition」と「Touched By An Angel」という強力ナンバーがセットリストに入ってたようです。2曲目「Divination And Volition」は変拍子と複雑なフレーズの連続で超絶テクニックを楽しめます。この曲は生で聴きたかった。7曲目「G.Lobal O.Verhaul D.Evice」はHEAVYなスローナンバーです。久々に聴いたらこの曲に一番惹かれた。10曲目「Megacosm Of The Aquaphobics」ファストナンバーで少しキャッチーな感じもある曲。この曲が一番好きかも知れない。それにしても凄いテクニックです。
2020年10月05日
昨年発売されたアメリカのGrindcore『Cattle Decapitation』の9枚目のアルバム。今はProgressive Deathと呼んだ方がいいのかも知れない。初期とはかなり雰囲気が異なります。このバンドは好きなバンドでほとんどのアルバム持っています。最近、グラインド系やデス、ブラック系をそれほど聴かなくなったので、今日、爆音で聴いて最高にえぐい演奏を久々に楽しめました。アートワークもジャケット、ブックレット共に凄く気に入ってます!メンバー構成Travis Ryan Vocals, KeyboardsJosh Elmore Guitars (lead)David McGraw DrumsOlivier Pinard BassBelisario Dimuzio Guitars1曲目「Anthropogenic: End Transmission」2曲目「The Geocide」3曲目「Be Still Our Bleeding Hearts」4曲目「Vulturous」5曲目「The Great Dying」6曲目「One Day Closer To The End Of The World」7曲目「Bring Back The Plague」8曲目「Absolute Destitute」9曲目「The Great Dying II」10曲目「Finish Them」11曲目「With All Disrespect」12曲目「Time's Cruel Curtain」13曲目「The Unerasable Past」14曲目「Death Atlas」前作「The Anthropocene Extinction」から4年。(間に初期の未発表曲、ボーナストラック曲、デモ曲、シングル曲などをまとめて 1枚のアルバムにした「Medium Rarities」が発売されています)初期は超アンダーグラウンドのGore、Grindcoreのイメージが強かったのですが、変な言い方だけど垢抜けして、エクストリームメタルのメジャーシーンでも何の問題もない音楽性の幅広さと楽曲の完成度の高さを感じられるようになった。自分はドロドロのアンダーグラウンドも好きだからこれ以上垢抜けしすぎないようにと、ちょっと思ってしまうけど・・・。Mudvayneを感じるようなフレーズやアレンジを何箇所にも感じたり、ドラマチックに展開していくプログレ色を全面に出してる曲があったりとどんどん進化していってるのを感じる。クリーンボイスの割合もかなり高くなっています。タイトル曲「Death Atlas」なんて感動してしまうほどのドラマ性のある楽曲です。この曲を初めて聴いた時の感動は強烈でした。この曲はって言うよりも、このアルバム全体を初めて聴いた時、と言った方がいいと思うけど…。3曲目「Be Still Our Bleeding Hearts」のドラマチックな展開も鳥肌ものです。2曲目「The Geocide」は超高速ブラストのえぐいパートから展開していく重厚なナンバー。11曲目「With All Disrespect」のインパクトも強烈!何とも言えない凄い曲です。6曲目「One Day Closer To The End Of The World」も凄くカッコ良い演奏と構成!4曲目「Vulturous」はブルータスなグラインドナンバー。昨夜聴いてたKATE BUSHのMVでこんな感じのがあります^^;土の中(灰の中?)から死人が起き上がってくる。大好きな「The Dreaminng」って曲です。めちゃくちゃカッコイイ曲です!
2020年10月02日
オーストリアのBLACK/DEATH「Belphegor」の2ndアルバム。このアルバムの事は多分、何度も書いてるかも知れないけど改めて紹介。90年代以降にデビューしたメタルの中ならダントツに「ベルフェゴール」が一番好きです。このバンドの曲は不思議にまったく飽きない。特に初期のアルバムはエグさも強烈でExtreme Metalの良い所が全て詰まっているように思える。このアルバムのアナログ盤はピクチャー盤と黒盤の2枚持っていますが、昔から言われているようにピクチャー盤はノイズがあって音が少し悪いように感じる。完全にコレクター用のアイテムです。ちゃんと聴く事もできます。CDの再発時にはボーナストラックとしてPurity Through Fire (Live Version)」と「Swarm of Rats」の2002年バージョンが追加されています。アナログ盤には収録されていません。A面1曲目「Abschwörung」2曲目「Blackest Ecstasy」3曲目「Purity Through Fire」4曲目「Behind The Black Moon」5曲目「Blutsabbath」B面1曲目「No Resurrection」2曲目「The Requiem Of Hell」3曲目「Untergang Der Gekreuzigten」4曲目「Path Of Sin」Black vinylは700枚、Picture discは350枚のみの発売だったので、買えなかった人も多いと思う。自分は白と黒のマーブル柄は買えなかった。ライブアルバム「Infernal Live Orgasm」で演奏されている曲がやっぱり特に思い入れが強い。「Infernal Live Orgasm」は凄い回数聴き込んだので、「Purity Through Fire」「No Resurrection」「Blackest Ecstasy」「The Requiem Of Hell」この4曲は特によく聴く曲。「The Requiem Of Hell」はライブバージョンの激しさのカッコ良さにハマってしまってスタジオバージョンが少し物足りなく感じてしまう。ライブ盤の音は良くないのですが。何十回も書いてるけどベルフェゴールで一番好きなアルバムは3rd「Necrodaemon Terrorsathan」です。これはダントツに一番です。「Infernal Live Orgasm」の中でも3rdアルバムからのナンバーの方にどうしも惹かれるけど「Purity Through Fire」「No Resurrection」の2曲はライブでもスタジオでも最高です。3曲目「Untergang Der Gekreuzigten」はライブ盤にも収録されていないので地味な存在のように思いがちですが、今日アナログ盤で爆音で聴いて鳥肌でした。ピクチャー盤表面裏面CDは1997年盤と2001年盤があります。音質は同じで、ボーナストラックなどもなく、少しフォントが違ってたり裏ジャケのデザインが違っていたりします。上が2001年盤、下が1997年盤盤面のデザインはまったく違います。2004年に1st「The last Supper」と2nd「Blutsabbath」が抱き合わせ二枚組で発売されました。この時にボーナストラックが追加あれました。買うなら、この2枚組盤をおすすめ!中には各オリジナルジャケットもあるし、ブックレットも豪華です。
2020年09月30日
ノルウェーのBLACK METAL「Taake」の2017年発売のEPこのアナログ盤はたしか、TAAKEの来日公演を観に行った時に買ったように思う。はっきり覚えてない^^;Black MetalやBrutal Death Metalなんかのライブに行って物販にアナログ盤があれば持っていない物があればほぼ必ず買ってる。このEPは4曲入りで2曲オリジナル、あとの2曲はカバーなのでシュリンクも開けずにそのままだった。CDで持ってるしカバー曲なのでアナログで一度も聴いていなかった。A面1曲目「Havet i Huset」2曲目「The Dance of Eternal Shadows」 (Darkthrone cover)B面1曲目「Lars Hertervig」 (De Press cover)2曲目「Fra Vadested som Vaandesmed」 (Under Bordet versjon)「Havet i Huset」はアルバム「Kong Vinter」に収録されてるリードトラックとしてEPで先行発売された形になっています。「Huset i Havet」とごっちゃになってわかりにくい^^;「Huset i Havet」の方が自分は好きですが…。「The Dance of Eternal Shadows」はDarkthroneのオリジナルをリスペクトしてほぼアレンジやニュアンスも変えずに演奏されている印象です。スローパート部分のフロア・タムの音がかなり前に出てる印象が残ります。「Lars Hertervig」はノルウェーのロックバンドDe Pressのカバー。1981年にシングル発売された少しR&Bの雰囲気を持ってる曲。TAAKEのバージョンはかなりノイズ音を加えセリフのようにメロディーを崩して歌っています。低音のクリーンボイスです。5th「Noregs Vaapen」の「Fra vadested til vaandesmed」のUnder Bordet versjon
2020年09月17日
ロシアのDoom/Ambient「RAXA」のセカンドアルバム。ひとりBLACKならぬ一人DOOMです。Lefthander All instruments, Vocals, LyricsRaxaで4枚のアルバムをリリースして、現在はSea of Desperationとして活動しています。1曲目「U Nabe Banbal」2曲目「U Nabemul CA Chau Queche-Achi」3曲目「U Camul CA Chau Rabinal-Achi」4曲目「Mun [Featuring Yana Veva]」5曲目「U Camul CA Chau Queche-Achi」6曲目「Roxmul CA Chau Rabinal-Achi」7曲目「Roxmul CA Chau Queche-Achi」8曲目「U Cahmul CA Chau Rabinal-Achi」Sea of Desperationは何度か書いたように思うけど、その前のRaxaは初めてのような気がする。歌唱はグロウルだし、アレンジもデスメタルと紙一重な楽曲が多いように思います。1曲目「U Nabe Banbal」はSEイントロダクションでなかなか不気味です。2曲目「U Nabemul CA Chau Queche-Achi」を初めて聴いた時は、ひょっとして中島みゆきさんの「地上の星」をどこかで聴いた事があるのかと思うほどにイントロの雰囲気は似ています。歌入りからはミディアムテンポのヘヴィーなメタル。3曲目「U Camul CA Chau Rabinal-Achi」は中国大陸を感じさせるようなイントロです。ブラックメタルのような混沌とした重いナンバー。4曲目「Mun」 Featuring Yana Vevaアラビア音階とコーランのようなメロディーにこれも無国籍的な不思議な楽曲になっていて引き込まれる曲です。7曲目「Roxmul CA Chau Queche-Achi」が一番好きで2001年の白目ゴジラのサントラにありそうな壮大なナンバーです。8曲目「U Cahmul CA Chau Rabinal-Achi」は民族音楽色も強めの不思議な曲です。タイトルもどれも似てるし、何を歌ってるのかまったくわからないけどメロディーと演奏だけでじゅうぶんに楽しめてしまうアルバムです。
2020年07月16日
スペインのDoomMetal「Great Coven」の1stアルバム。このバンドはこのアルバムを出してからバンド名を「Eight Hands for Kali」と変えて2枚のアルバムを出しています。メンバー構成Keryen BassTas DrumsJondix GuitarsIban Arrieta Vocals1曲目「Born Old And Tired」2曲目「Reign Of Thorns」3曲目「Satan's Whores」4曲目「King Of Winds」5曲目「Sabbath's Witching Hour」6曲目「Perpetual Light」7曲目「Great Coven」8曲目「Funeral Of Souls」9曲目「Mourning Of A New Born」10曲目「Viaticum」11曲目「Veil Of Tears」ドゥームと言っても幅は広くてキャッチーさの欠片もない、地を這うような音のみで構成されてる「Khanate」や「Bell Witch」「Evoken」から少しメタルな「Coffins」「The Obsessed」のような感じやモロBLACK SABBATH継承系の「Electric Wizard」「The Sword」「Witch」とか普通にキャッチーなメタル寄りの「Trouble」もDoomMetalとして語られたりしています。この「Great Coven」は少しキャッチーさもあるものの、独特な雰囲気で楽しませてくれる。サバスっぽさの強い曲もあるしゴリゴリのアップテンポの曲もあるし飽きずに楽しめる。タイトルにサバスと付く5曲目「Sabbath's Witching Hour」の気だるい感じが凄く好きでリピートしてしまう。ここのボーカルは聴きやすいクリーンボイスです。1曲目「Born Old And Tired」は不気味なコーラン調のコーラスから始まります。この曲の個性は他にあまりないような気もする。少しMercyful Fateっぽい所もあるように思うけどまた全然違う。バンド名のタイトル曲7曲目「Great Coven」もきっと自信作だと思う。展開のおもしろさや不協和音を使ったアレンジなど惹かれる要素が多い曲。最近、DOOMやDroneなどはほとんど聴いてなかったので久々に聴いて新鮮。いきなり「SunnO)))」「Khlyst」とか爆音で聴くのはちょっとキツイけど、頭がまた慣れてきたらじっくり昔よく聴いたバンドも聴きなおそう^^;
2020年07月13日
スイスのBLACK/DEATH/THRASH「Celtic Frost」の1stフルアルバム。昨日は少し懐かしいType O Negativeのアルバムを4枚立て続けに聴いて、今日はもっと懐かしいCeltic Frostのアルバムをアルバム3枚とEP「Morbid Tales」を連続で聴いてた。バンド構成Tom Gabriel Warrior Vocals, Guitars, EffectsDominic Steiner Bass, EffectsReed St. Mark Drums, Percussion1曲目「Innocence And Wrath」2曲目「The Usurper」3曲目「Jewel Throne」4曲目「Dawn Of Meggido」5曲目「Eternal Summer」6曲目「Circle Of The Tyrants」7曲目「(Beyond The) North Winds」8曲目「Fainted Eyes」9曲目「Tears In A Prophet's Dream」10曲目「Necromantical Screams」ボーナストラック「Return To The Eve (1985 Studio Jam)」2006年に全アルバムリマスターされて再発した時に買い直しましたが、3年前にボーナストラックを6曲追加して最新リマスター盤が発売されました。もう一度、買い直すか悩むところです^^;このアルバムと「Into The Pandemonium」だけ取り敢えずどんな音になってるのか買うつもりですが、ずっと忘れてた。Celtic Frostはこのアルバムが発売された時に知って気に入ってそれからずっと聴いてました。1曲目のイントロダクション「Innocence And Wrath」が、まるで「ゴジラ」のサントラのようで、まずこれにやられた。その頃、マジでCeltic Frostがゴジラの音楽担当したらいいのにとか考えてた^^;この時もう1985年なので曲の速さや邪悪度合いなどは、もう特に衝撃的だったわけではないのにかなりハマってた。1983年で「Satan 」の「 Court In The Act」とかは結構、自分は衝撃的だった。後、メタリカの2ndも衝撃だった。その前には1981年ACCEPT「Starlight」「Breaker」の衝撃がこれまでのメタルの中では最大の衝撃だったかも。1981年であの速さと破壊力は他にはなかったように感じます。ウドのボーカルの個性の強さにも惹かれまくりでした。Celtic Frostは、衝撃ではなく聴く度に良さが次第にわかってきて結局どのアルバムにもハマってしまうイメージです。今日もかなり久々に何枚もアルバム聴いたけど、改めて凄さを再認識した感じ。アルバムアートワークは、H.R.ギーガーです。H.R.ギーガーは多くのロックアルバムのアートワークを担当してきたけど、その中でもベスト10に入るジャケットだと思う。2007年リマスター時にはアルバムジャケデザインのステッカーか各アルバムに付いています。ステッカーってあんまりうれしくはないんだけど、Celtic Frostのジャケステッカーは妙にうれしかった^^;
2020年06月21日
アメリカのメタルコア「Undying」の1stアルバム。メタルコアやメロデス、スクリーモは一時期聴きまくってたけど、最近あまり聴かなくなった。でも、いいバンドも多いのでたまに聴いてみると新鮮。このバンドは2nd「At History's End」だけ書いたような気がする。バンド構成Timothy Roy VocalsRobert Roose DrumsJonathan Raine BassJimmy Chang Guitars1曲目「Echoes」2曲目「Tears Seven Times Salt」3曲目「The Company Of Storms」4曲目「Fallen Grace」5曲目「The Coming Dark Age」6曲目「Born Again」7曲目「A Desert In The Heart」8曲目「Formal Absences Of Precious Things」9曲目「Of Masks And Martyrs」Bonus Track 「The Cry of Mankind」1曲目「Echoes」〜2曲目「Tears Seven Times Salt」に繋がっていく構成やアレンジはドラマチックで、そしてそのまま3曲目「The Company Of Storms」まで繋がっている。冒頭の組曲のような3曲の演出がすごく好きです。5曲目「The Coming Dark Age」のような複雑な構成の楽曲も楽しめます。6曲目「Born Again」はサバスのカバーではありません^^;勢いあるファストナンバーです。Bonus Track 「The Cry of Mankind」はMy Dying Brideカバー曲1995年、3rdアルバム「The Angel and the Dark River」の1曲目に収録。9曲目のあとに6秒の無音トラックが10.11.12とあって13曲目がこのボーナストラック。6秒が3回で「666」って事なのか?
2020年06月10日
ニュージーランドのBrutal Death Metal「Organectomy」の1stフルアルバム。バンド構成Jae Hulbert DrumsSam McRobert GuitarsTyler Jordan BassAlex Paul VocalsAshton Moore GuitarsニュージーランドもBLACK,DEATH系のメタルバンドが多いように思う。このバンドもかなりエグい系のブルデスです。1曲目「Eons Of Unyielding Darkness」2曲目「Sanctum Of Deceit」3曲目「Beckoning The Horrors Of The Depths」4曲目「Intracranial Incubation」5曲目「Archaic Infestation」6曲目「Carnal Bloodlust」7曲目「Terror Form」8曲目「Inherent Revulsion」9曲目「Cascading Into Despair」10曲目「Domain Of The Wretched」11曲目「Entropic Decay」1曲目はイントロダクション的な曲かと思って聴いてたら、ずっしりHEAVYなエグいパートに突入!2曲目「Sanctum Of Deceit」はHeavyな3連ミディアムパートからスローパートまで展開が多くいので飽きさせない。3曲目「Beckoning The Horrors Of The Depths」は、完全に自分が好きなパターンの楽曲。ボーカルのエグさもこの曲は最強。ピッグスクイールも良いスパイスになってて歌を楽しめる。強力なリズム隊の演奏力とアレンジ力に鳥肌です。4曲目「Intracranial Incubation」もかなりお気に入りナンバーです。脳外科の専門用語みたいな言葉だらけで意味不明ですが・・・^^;5曲目「Archaic Infestation」は精神的に追い込まれそうなインスト。8曲目「Inherent Revulsion」のボーカルは強烈です。めちゃくちゃカッコイイ歌唱です。9曲目「Cascading Into Despair」は大作インストです。アコギのみのイントロから徐々に音が増えていき凝った構成とアレンジで極悪な世界を楽しませてくれる。10曲目「Domain Of The Wretched」11曲目「Entropic Decay」のラスト2曲はこのアルバムの完全なハイライト。凄い圧迫感と邪悪さがずっと渦巻いてる。ボーカルもピッグスクイールを使い凄い存在感で楽しませてくれます。Organectomyは昨年、このアルバムよりさらに強力な2ndを発売。CDは持ってるけど、最近LPを注文したので届くのが楽しみ。
2020年05月12日
アメリカのBLACK METAL「Prosanctus Inferi」と「Witch Tomb」のSplitアルバム。「Witch Tomb」はこのアルバムを最後に何もリリースしてなさそうですが、「Prosanctus Inferi」はこの後、1stフルアルバム、2013年2ndフルアルバムとリリースして、それから6年後の2019年に活動再開を告げるようなDemoを発表。このジャケット、「Belphegor」の5th「Goatreich - Fleshcult」の雰囲気に似てる。それで、即ジャケ買いしたEP盤。A面「Prosanctus Inferi」1曲目「Burning Vestal Apocrypha」2分41秒2曲目「Benedictine Palpitations」 1分38秒3曲目「Spoiling Sacred Benefactor」 1分12秒「Prosanctus Inferi」バンド構成Jake Kohn Guitars, VocalsSteve Mercer Drums7インチアナログ盤の片面に3曲なので、1曲1曲が短いのがわかると思います。最初に聴いた時、曲の区切れがどこなのかわからなくて1曲の塊のように感じた^^;3曲とも高速ブラストのファストナンバーだし・・・。とにかく邪悪です。後に出たアルバムでも書いたけどリフの魅力とボーカルの存在感は圧倒的です。B面「Witch Tomb」1曲目「Intro」1分16秒2曲目「Burnt Altar」1分9秒3曲目「Second Cumming」1分10秒4曲目「Descend」2分58秒「Witch Tomb」バンド構成Cody Maillet Bass, VocalsDrath DrumsC. Dead KeyboardsNinkaszi Guitars, VocalsGrindcoreかと思うようなガテラル歌唱も強烈ですが、極悪過ぎる音も凄まじい。4曲目「Descend」だけは、スローナンバーです。これが怖過ぎる。あとはファストナンバー。
2020年05月06日
イタリアのBrutal Death Metal「Hideous Divinity」の2019年11月発売の4枚目フルアルバム。2018〜2020年に買って聴いたBlackmetak系、Deathmetal系のアルバムがかなり溜まってるので少しずつ良かったアルバムを書こうかと。最近は邦楽ばかりで、特に60年代〜80年代の歌謡曲やフォークが中心になってた。Hideous Divinityは前から気に入ってるバンドとして何度か書いてるけど、この最新アルバムは特に自分好みかも。ボーナストラックのMachine HeadとMayhemの名曲のカバーも最高です。バンド構成Enrico "H." Di Lorenzo VocalsEnrico Schettino GuitarsGiulio Galati DrumsStefano Franceschini BassRiccardo Benedini Guitars1曲目「Deleuzean Centuries」2曲目「The Embalmer」3曲目「Condense」4曲目「Anamorphia Atto III」5曲目「The Deaden Room」6曲目「Actaeon」7曲目「Bent Until Fracture」8曲目「Seed Of Future Horror」9曲目「Prey To A Vision」10曲目「Implemini Exitio」11曲目「Blood Of The Zodiac」12曲目「Cursed In Eternity」よりテクニカルデス寄りになってきた印象で複雑な構成、アレンジを楽しめる楽曲は多い。1曲目「Deleuzean Centuries」は、アルバムタイトル「Simulacrum」という単語がいきなり出てくる。かなりゴアな歌詞なので訳詞は載せませんが・・・。この1曲目を聴いて、演奏も歌唱も音質もかなり好みでクオリティの高さにも鳥肌。2曲目「The Embalmer」もHeavyでかなり邪悪です。ブルデスに様式美を加えたような印象のテクニカルなナンバー。3曲目「Condense」は30秒ほどのデス声でのホーミー。4曲目「Anamorphia Atto III」5曲目「The Deaden Room」は聴きやすさもあるので爆音の渦の中で聴くと鳥肌もんです。6曲目「Actaeon」は強烈に混沌とした世界で圧迫感に苦しくなれるような楽曲。この曲はかなりお気に入りです。9曲目「Prey To A Vision」が一番気に入ってる曲。構成、演奏、アレンジとも最高です。10曲目「Implemini Exitio」もラスト曲らしいアルバムテーマのまとめ的な雰囲気ボーナストラックの2曲がまた最高です!名曲のカバー2曲Machine Headの「The More Things Change」からのナンバー11曲目「Blood Of The Zodiac」オリジナルよりKeyを下げてるせいか邪悪度も高くHeavyな音になってる。まったく違うものとして聴いています。Mayhemの「De Mysteriis Dom. Sathanas」からのナンバー。アルバム3曲目に収録されてる有名曲。12曲目「Cursed In Eternity」原型は留めてますが、やっぱりまた違うものとして楽しめる演奏とアレンジ。邪悪すぎて寒気すしそうなほどの楽曲になってます。Mayhemのオリジナルは精神的に追い詰められるような怖さです。
2020年04月28日
メキシコのBlack/Death「Septrion」の1stアルバム。すでに活動していないと思っていたら、2018年にSplit Albumをリリース。ベースのGerardo Martinezが抜けて3人になっていた。Gerardo Martinez BassGabriel Martínez DrumsArmando Martínez GuitarsJorge García Luna Vocals1曲目「Onirico Morto I: Awakening」2曲目「Thy Dark Cave's Chant」3曲目「Old Engines Of Death」4曲目「The Light Beyond Darkness」5曲目「Perpetual Frost」6曲目「The Vanquished Paradox」7曲目「Resurrection Of The Braves」8曲目「Onirico Morto II: Decease」音質は特に良いわけではないけど、この手のバンドを聴き慣れてる人にすれば問題なく楽しめる音質です。久々に聴いたけど4曲目「The Light Beyond Darkness」の展開、構成は自分好み。6曲目「The Vanquished Paradox」はHeavyなミディアムパートが特に邪悪度も高く最高です。7曲目「Resurrection Of The Braves」はファストナンバー!マーダックっぽさも感じられる。2曲目「Thy Dark Cave's Chant」も今回聴いてみてやたら気に入った。それまではあまり印象に残ってなかった曲ですが。外箱裏
2020年01月29日
イタリアのBlack Metal「Stigmhate」2014年発売4thアルバム。このアルアム、2014年6月22日リリースで翌月の7月13日に自ら命を絶ったそうです。バンド構成Mike GuitarsMarco (R.I.P. 2014) Guitars, Vocals, BassMatia Ahrin Drums1曲目「Aetherion」2曲目「The Third Obsidian」3曲目「Ave Averno In Genesi Nema」4曲目「Mistress Of Bone's Mounds」5曲目「Pleroma Apocrifa Mistica」6曲目「Adamas Ater」7曲目「The Templethoth」8曲目「Radiant Darkness」9曲目「May The Cursing Be」10曲目「Feralis Exercitus」11曲目「XV」(ボーナストラック)12曲目「Abraxas」1曲目「Aetherion」はイントロダクションSE。かなり悪魔悪魔しい。2曲目「The Third Obsidian」はファストナンバー。Mardukを彷彿させるパートがあったりする。4曲目「Mistress Of Bone's Mounds」のファストナンバーで異様な狂気と呪文のような歌唱が最高です。5曲目「Pleroma Apocrifa Mistica」も大好きな曲で、異常な世界を感じられる名曲です。8曲目「Radiant Darkness」が初めて聴いた時から一番気に入ってた曲。高速ブラストと圧迫感が楽しめる。10曲目「Feralis Exercitus」ドラマチックな展開のHEAVYなナンバー!この曲も凄く好きな曲。11曲目「XV」タロットカードで「XV」は悪魔のカード。アルバムラスト曲は異様な緊張感を感じる邪悪なナンバーです。ボーナストラック12曲目「Abraxas」も悪魔の一種です。HEAVYなミディアムナンバー。
2020年01月15日
アメリカのHARD ROCK/Doom Metal「Pentagram」の4枚目のアルバム。今年5月に来日も決まってるので、最近よく聴くようになった。1曲目「Live Free And Burn」2曲目「Too Late」3曲目「Ask No More」4曲目「The World Will Love Again」5曲目「Vampyre Love」6曲目「Life Blood」7曲目「Wolf's Blood」8曲目「Frustration」9曲目「Bride Of Evil」10曲目「Nightmare Gown」11曲目「Petrified」12曲目「A Timeless Heart」13曲目「Be Forewarned」最近のライブセットリストを見ると、このアルバムからはタイトル曲「Be Forewarned」をほとんどのライブで演奏。8曲目「Frustration」と11曲目「Petrified」のどちらかがセットリストに入ってる時も多い。この3曲は、特に好きな曲なので来日時3曲ともセットリストに入ってくれてたらうれしい。この中でもHEAVYなリフがめちゃくちゃカッコ良い11曲目「Petrified」は生で絶対聴きたい曲。8曲目「Frustration」も生で聴いてみたい曲です。この3曲以外だと6曲目「Life Blood」に昔から惹かれる。「20 Buck Spin」「The Ghoul」「Sign Of The Wolf (Pentagram)」「Madman」などライブで聴きたい曲は他のアルバムにもいろいろとある。ラスト曲「Be Forewarned」は改めて名曲だと再認識。
2020年01月10日
イタリアのブラックメタル「Stigmhate」2012年発売3rdアルバム。2014年6月に4th「Zodacare od Zodameranu」をリリースして1ヶ月経っていない、2014年7月にGuitar & VocalsのMarcoが自ら命を絶ってからバンド活動は停止。1曲目「Throne of the Eternal Flame」2曲目「Charon」3曲目「Gathered of Isolation」4曲目「Sinless Progeny」5曲目「Architects of Fate」6曲目「Plenary Repulsion」7曲目「In the Last Wake」8曲目「Sun Collapse」9曲目「Luce」このアルバムは全曲気に入ってて買ってから何度も聴いたアルバム。4枚目もこのアルバム同様に好きな曲だらけです。1曲目「Throne of the Eternal Flame」からコンセプトアルバムのような創りでラスト曲を聴き終えると映画を1本観たような満足感があります。「Throne of the Eternal Flame」は中期の「Belphegor」のような疾走感と高い邪悪度、そしてボーカルの悪魔悪魔しい感じとか鳥肌ものです。低音咆哮系と高音絶叫系のボーカルで低音の方が、より「Belphegor」を彷彿させる。2曲目「Charon」も最高にカッコイイ!Belphegorの最高傑作(自分にとっては)「Necrodaemon Terrorsathan」に収録されてるような感じもする名曲。そして5曲目「Architects of Fate」は自分の好きな編曲のツボ突きまくりです。3連に展開する構成や、少しプログレチックな流れもゾクゾクする。タイトルナンバー8曲目「Sun Collapse」の充実感は最高です。太陽の崩壊はこの世の崩壊を意味する究極のテーマ。9曲目「Luce」はエピローグのようなエンドロールのような達成感を感じさせるような名曲。邪悪に満ち溢れている名盤です。
2019年12月30日
ベネズエラのブラックメタル「Khristenn Corpse」の1stアルバム。バンド構成Demonium BassBlack Stigmata Guitars, VocalsRheblys KeyboardsLhysta Vocals (lead)Karonthe GuitarsCuarthym Drums1曲目「Erotic Transmigrations」2曲目「Impure Sex Devotion」3曲目「Dawn For The Unglory」4曲目「Eroticult Goreholocaust」5曲目「A Pornsence Origins」6曲目「The Merrick Postlude」7曲目「Ages Of Laethoras」8曲目「Nacht Labyrinth」9曲目「Apostle Of The Sacred Death」10曲目「Deep Heaven Extinction」ベネズエラにも多くのブラックメタル、デスメタルバンドがありますが、このバンドも現在は活動してるのかどうかはっきりわからない。2016年頃まではライブ活動してたようですが。国の情勢がかなり不安定になってるようなので活動出来ていないのかも知れない。ボーカルは中高音絶叫系でKeyboardsは悪目立ちせずに白玉で厚みを加えてる演奏が一番多い印象です。1曲目イントロダクションの「Erotic Transmigrations」はかなり緊張感と圧迫感を感じるSE。2曲目「Impure Sex Devotion」へ繋がる盛り上がりが最高にカッコ良い!4曲目「Eroticult Goreholocaust」は生々しい機関銃や銃声のSEから始まるファストナンバー。めちゃ良い曲です。Keyboardがかなり良い感じです。6曲目「The Merrick Postlude」が特に気に入ってる曲。コード進行も自分が好きなツボにハマってる。9曲目「Apostle Of The Sacred Death」の疾走感と邪悪度も凄く良い!
2019年12月21日
アメリカのブルータルデス「Cyanic」の1st アルバム。Blackmetalの要素も感じられるバンド。バンド構成Brian Wood BassJason Bursese DrumsRudy Pina GuitarsAndre Cornejo VocalsAlex Braslin Guitars1曲目「Endless Scorn」2曲目「Slayer of Angels」3曲目「Horns of the Baphomet」4曲目「Spiritual Exploration」5曲目「Blasphemous Conception」6曲目「Lurking Below」7曲目「Raiism」8曲目「Wolf Knife」9曲目「Binding」10曲目「Ten Thousand Spears」11曲目「Raw Head」12曲目「Runes」ほとんどの曲が3分以内のコンパクトな曲です。2曲だけ若干3分を超えますが、全12曲アルバム通して聴いても27分です。全編に渡って強烈な圧迫感と疾走感を楽しめます。27分間テンションの高い演奏と歌唱にどっぷり浸っていられます^^;ボーカルスタイルは、グロウル、高音絶叫系、ガテラルなどを駆使してるので表現力の幅が広くなってて飽きさせない。楽曲アレンジもプログレッシブな凝った物から疾走系ストレートな曲までいろいろ楽しめる。いろんなバンドの要素を感じる事ができる。8曲目「Wolf Knife」、1曲目「Endless Scorn」、5曲目「Blasphemous Conception」12曲目「Runes」、2曲目「Slayer of Angels」が特にお気に入り曲です。
2019年12月13日
フランスのデスメタル「Gurkkhas」の1stフルアルバム。バンド構成はJ.F. Rey VocalsRichard D.C. Guitars, BassJoel Drums1曲目「Gurkkhas At War」2曲目「Diabolic Mission」3曲目「Blood And Hate」4曲目「Atrocity」5曲目「Darkthrone」6曲目「Black Sun」7曲目「Crucified」8曲目「The Voice Of The Terrible One」9曲目「The 12 Gurkkha Commandments」1曲目冒頭に1分30秒ほどのSEがあって、この部分だけに「All Weather Warriors」と曲名がつけられています。「Gurkkhas At War」の中にまとめて1曲目としてCDでは収録。ハードコアとWar Blackを合わせたような印象を持つ曲が多いように感じる。この1曲目は最強兵士と言われてるグルカ兵の戦いを歌ってるのだろうか。圧迫感の強い攻撃的な楽曲です。2曲目「Diabolic Mission」もかなり攻撃的なファストナンバーです。音圧もあって爆音で聴くとなかなかの迫力です。5曲目「Darkthrone」も強烈に攻撃的で疾走感を楽しめる曲。6曲目「Black Sun」が、このアルバムで一番気に入ってる曲。狂気の不協和音や厳つい音の塊を楽しめる。ラスト曲、9曲目「The 12 Gurkkha Commandments」の完成度もかなり高いように思う。このアルバム、捨て曲はない。どの曲もそれぞれに楽しめます。ボーカルは比較的聴きやすい中高音の絶叫系です。たまに使う低音グロウルがかなり効果的。
2019年12月04日
イタリアのブラックメタル「The True Endless」の2013年発売のフルアルバム。かなり前に3rdアルバムの事を書いたきりで、他のアルバムの事を忘れてた。2017年11月にギターボーカルのMが亡くなってバンドの活動は終了したような感じです。2017年6月発売の7th「Blacklight Inferno」が遺作となりました。バンド構成M Guitars, VocalsSoulfucker BassMayhem DrumsVeleno Guest Guitars(track 1)1曲目「Admission Ov Khaos」2曲目「As Our Ancestors」3曲目「Perverse Vision」4曲目「Intermezzo」5曲目「Legacy Of Hate」6曲目「Listen」7曲目「Pursission」インストの4曲目「Intermezzo」は不安を煽るような不気味なピアノ演奏と不穏なSEが静かに約2分間流れると、タイトルナンバー5曲目「Legacy Of Hate」が始まる。ここの流れが鳥肌ものです。高速ブラストのファストナンバーです。一番邪悪で圧迫感のある1曲目「Admission Ov Khaos」は名曲。3曲目「Perverse Vision」はトランペット奏者Parzoをゲストに迎え、壮大なドラマチックなナンバーになっています。ラスト曲「Pursission」の疾走感と邪悪度も強烈です。今日は久しぶりにBLACK METALを数枚連続で聴いたので妙に新鮮に聴けた。
2019年12月01日
ロシアのデスメタル「Tales Of Darknord」の2004年発売のアルバム。このアルバムは4曲の新曲と1995年発表のDemoの5曲をリマスターして9曲入りのアルバムに再編集したものです。新曲の4曲は長尺ナンバーです。バンド構成John Kuznetsoff Drums (tracks 6-9)Max Tuch Guitars (lead) (tracks 6-9)Alex Kantemirov Vocals (track 6), Guitars (tracks 6-9)Mr. Grikot Guitars, Vocals (track 6)Anton Shirl Vocals, Bass, GuitarsEugene Dementyev Drums (tracks 1-5)1曲目「DeathBlow」2曲目「Retribution Fire」3曲目「Not A Step Back!」4曲目「U-88」5曲目「She's Just Killing Me」6曲目「Forgotten Evil」7曲目「Absorbing Destinies」8曲目「Winterborn」9曲目「Land Of The Damned」1〜4曲目は、所謂一般的に思うようなデスメタルではなく、メタル好きなら誰でも楽しめそうな凝ったアレンジのメタルです。ボーカルはグロウルですが比較的、聴きやすいグロウル。「DeathBlow」はミディアムアップなテクニカルでプログレッシブなナンバーです。「Retribution Fire」はHeavyなリフも楽しめる少しファンクなノリもカッコいい曲。「Not A Step Back!」もアレンジも構成も凝っています。演奏も歌唱も素晴らしい。「U-88」はミディアムアップで疾走感もあるストレートな曲。この新曲4曲はどの曲もクオリティが高くて、アレンジも演奏もカッコイイ!5曲目からの1995年Demoをリマスターしたものは、楽曲のクオリティーは2004年新曲と比べると落ちるけど、それでもどの曲もDemoレベルではないように感じる。5曲目の「She's Just Killing Me」はZZ Top のカバーです。ZZ Top をカバーしようと思うようなバンドなので、デスメタルに拘りは元々そんなになかったのかも知れない。9曲目「Land Of The Damned」がDemoの中では一番気に入ってます。
2019年11月28日
ドイツのThrash/Death metal「Exocet」の1stアルバム。Tom Merker BassSteffen "Keule" Kolditz DrumsStephan "Hemmschuh" Hämmerling Guitars (lead)Patrick Stein Guitars (rhythm)Dirk "Mühle" Mylius Vocals 1曲目「Hypocrite」2曲目「I Kill Now」3曲目「Commercial Overkill」4曲目「The Martyr」5曲目「Abyss Of Sexuality」6曲目「Chemical Profit War」7曲目「In Hate」8曲目「Apocalyptic Visions」9曲目「Retaliation」10曲目「My Nuclear Safety」11曲目「Unborn」12曲目「More Bass」80年代のメタルと90年代のスラッシュを合わせたような印象を持つアルバムです。なぜかラスト曲12曲目「More Bass」だけ、ゴリゴリのハードコア寄りのデスメタルです。7曲目「In Hate」や8曲目「Apocalyptic Visions」、6曲目「Chemical Profit War」、5曲目「Abyss Of Sexuality」などはスラッシュ色強く感じる楽曲。「Chemical Profit War」と「Apocalyptic Visions」「Abyss Of Sexuality」「My Nuclear Safety」の4曲はバンド結成当初から演奏してた曲のようです。自分は6曲目「Chemical Profit War」と7曲目「In Hate」がスリリングなファストナンバーで特に好きな曲です。アレンジや構成が練り上げられられてる1曲目「Hypocrite」もカッコいい曲です。
2019年11月23日
ロシアのデスメタル「Rigorism」のデビューアルバム。今までに3枚のフルアルバムをリリースしています。バンド構成Lev Guitars, Keyboards, ProgrammingMax GuitarsRoman Vocals1曲目「Hell Waits for Us」2曲目「Human Fear」3曲目「Hunter」4曲目「My Heart」5曲目「Some Words About Love」6曲目「Ruby Spots on a Sheet」7曲目「To Survive」8曲目「I Am Searching for Inspiration」一般的に想像するデスメタルとは少し違うように思うけど、ボーカルは邪悪度高めのグロウル中心です。 Keyが前に出てる曲も多く、ほとんどの曲がミディアムスロー〜ミディアムです。音質は良いし、Mixのバランスも自分の好みです。8曲目「I Am Searching for Inspiration」はACCEPTのUDOのような歌唱です。低音グロウルとUDOのような歌唱の二人で歌ってるみたいです。「Hell Waits for Us」と「Human Fear」の流れは凄くHEAVYで良い!
2019年11月20日
アメリカのTechnical Death Metal「Revocation」の6枚目のアルバム。バンド構成David Davidson Guitars, Vocals, Lyrics, SongwritingDan Gargiulo Guitars, Vocals, Songwriting Brett Bamberger BassAsh Pearson Drums1曲目「Arbiters Of The Apocalypse」2曲目「Theatre Of Horror」3曲目「Monolithic Ignorance」4曲目「Crumbling Imperium」5曲目「Communion」6曲目「The Exaltation」7曲目「Profanum Vulgus」8曲目「Copernican Heresy」9曲目「Only The Spineless Survive」10曲目「Cleaving Giants Of Ice」11曲目「Altar Of Sacrifice」このバンドの事は比較的よく書いてるように思う。前作「Deathless」までと、このアルバムからでは少し音の雰囲気が変わったように思ってた。最新アルバム「The Outer Ones」の方が自分は好きですが、この「Great Is Our Sin」もRevocationのベスト3に入るアルバムだと思う。1曲目「Arbiters Of The Apocalypse」は、Metallicaの2ndアルバム「Ride The Lightning」の「Ride The Lightning」「For Whom The Bell Tolls」辺りを思い出させるような感じの曲で最初に聴いた時は懐かしい感じがした。2曲目「Theatre Of Horror」も気に入ってる曲で、複雑な展開や構成なのに自然な流れに感じられる。一番気に入ってる曲は4曲目「Crumbling Imperium」です。スリリングなアレンジと展開で飽きない曲。7曲目「Profanum Vulgus」もイントロの不協和音やHEAVYなミディアムパートや不穏な響きなスローパート、そして邪悪度の高い歌唱など好きな点がかなり多い。11曲目「Altar Of Sacrifice」はSlayerのカバー曲。
2019年11月10日
イギリスのPagan Black Metal「Symbel」の1st フルアルバムです。一人ブラックです。Sceot Arcwielder All instruments1曲目「Intro - A Chant To Woden」2曲目「TheScreech Of Deepest Wynter」3曲目「Saecsen Drinking Song」4曲目「A Journey With Oak Staves」5曲目「Lord Of The Hanged」6曲目「The Willing Suspension Of Disbelief」7曲目「Wassel Grove」8曲目「Heathen I Am」9曲目「Sittaen Aet Symbel」「アングロサクソン異教徒の賛美歌と助言」と言うサブタイトルだけで難しそう…と敬遠しがち。歌詞は宗教的な表現と、宗教上の登場人物に溢れてて何のメッセージなのかも、イマイチよくわからないのですが・・・。Pagan Metalでよく使われるような民族楽器的な物はなく、独特なフレーズも多くない。Pagan Metalは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教以外の多神教、自然崇拝を歌ってるのですが、楽曲はどれも攻撃的ではなく、やや穏やかな印象。それでも何度か聴くと不思議に惹かれてくる曲が多い。7曲目「Wassel Grove」とかは、聴いてると森林の奥深くの湿度感や植物の匂いがしてきそうな気だるさを楽しめる。ラスト曲の9曲目「Sittaen Aet Symbel」は、中でも一番Paganismの空気を感じられるように思う。
2019年11月08日
ソイルワークのライブに行ってきた。前回の来日は2016年2月だったので、かなり久しぶりに生ソイルワークを観た。2016年2月の時は梅田AKASOで今回はアムホール。(AKASOはumeda TRADに名前が変わった)やっぱり、この2カ所が一番良い^^ 駅から近いし梅田だし・・・。終わってから飲みに行くのにも便利。広いしキレイだし落ち着いて観る事ができる。音も良い。その前のSoilworkの大阪公演は心斎橋のBIG CATだった。今日のセットリストはニューアルバム「Verkligheten」からの曲を中心に、2013年発売の9th「The Living Infinite」からも多めに選曲。イントロダクション「Verkligheten」 11th「Verkligheten」1曲目収録1曲目「Arrival」 11th「Verkligheten」2曲目収録2曲目「Nerve」 6th「Stabbing The Drama」5曲目収録3曲目「The Wolves Are Back In Town」 11th「Verkligheten」8曲目収録4曲目「Full Moon Shoals」 11th「Verkligheten」4曲目収録5曲目「Like An Average Stalker」 3rd「A Predator's Portrait」2曲目収録6曲目「The Living Infinite I」 9th「The Living Infinite」 [Disc 1] 5曲目収録7曲目「Drowning With Silence」 9th「The Living Infinite」 [Disc 2] 3曲目収録8曲目「Tongue」 9th「The Living Infinite」 [Disc 1] 4曲目収録9曲目「The Nurturing Glance」 11th「Verkligheten」5曲目収録10曲目「Bastard Chain」 3rd「A Predator's Portrait」1曲目収録11曲目「Feverish」 2019新曲 未発売 12曲目「The Ride Majestic」 10th「The Ride Majestic」1曲目収録13曲目「Stabbing The Drama」 6th「Stabbing The Drama」1曲目収録14曲目「Stålfågel」 11th「Verkligheten」7曲目収録2nd「The Chainheart Machine」、4th「Natural Born Chaos」5th「Figure Number Five」からの楽曲が、1曲も選曲されていない事は少し驚きでした。ま、これまでの来日では、そのあたりの楽曲は必ず数曲セットリストに入ってたから今回は敢えて外したのかも知れない。それでも「As We Speak」「Light The Torch」「Rejection Role」「Figure Number Five」「Follow The Hollow」「The Flameout」辺りの2003年、2008年の来日でやってた名曲も生で聴きたいと思ってしまう。それでも、今年のセットリストも大満足でした。MVだけで聴いてた新曲も生で聴いても良かったし。今年の1月発売だった11枚目のアルバム。このアルバムの事、一度も書いてなかったと思う。結構、初めて聴いた時から気に入ってたアルバムです。今日生で聴いて、より好きになった。
2019年11月05日
アメリカのデスメタル「Descend」の1st フルアルバム。バンド構成Mike Perez BassShawn Hapney DrumsGary Heinrich GuitarsNate Worthington Vocals, Guitarsこのバンドの活動期間は5年ほどで、このアルバムを最後に新しい楽曲は発表されていません。ドラムとベースはCurse of Denialで活動。今年も新しいアルバムをリリースしています。1曲目「Bedlam Rains」2曲目「Feel the Flames」3曲目「Awaiting Interment Solidity」4曲目「The Dead See」5曲目「Descend」6曲目「Alone As You Die」7曲目「Inversion」8曲目「Hate for Your Blood」かなり生々しい音です。3曲目「Awaiting Interment Solidity」は、1995年から演奏してる曲を改めてフルアルバムにレコーディングしたようです。バンド結成当初からの楽曲だからなのかも知れないけど、最初に通して聴いた時に一番インパクトを強く感じた。邪悪度も圧迫感も強くて凄く良い!この曲と7曲目「Inversion」もバンド結成当初からの楽曲らしく、この曲にも惹かれる。前半のミディアムスローなHEAVYで邪悪な感じは、ベルフェゴールの初期の楽曲を感じさせる。バンド名でもある5曲目「Descend」は、テーマ曲なのかインストナンバーです。アルバム前半1曲目「Bedlam Rains」、2曲目「Feel the Flames」はキャッチーな明るめな曲で全体通して聴いてた時に飽きさせないような構成になってる。ラスト曲「Hate for Your Blood」もアレンジが凝っていて楽しめます。後半のGソロ部分とかBLACK SABBATHのような感じもしてメチャ良い!音質はデモ音源のような感じがする所もあるけど、生々しくて自分は凄く好きな音です。
2019年11月01日
アメリカのグラインドコア「Exhumed」の最新アルバム。10/4発売になったばかりの8枚目のフルアルバムです。バンド構成Matt Harvey Vocals, GuitarsRoss Sewage Vocals, BassMike Hamilton DrumsSebastian Phillips Guitars最近、2005年に発売されたカバーアルバム「Garbage Daze Re-Regurgitated」をループして聴いてた。Zepの「No Quarter」のカバーは何度聴いても引き込まれる。2003年発売の3rd「Anatomy Is Destiny」も最近またよく聴くようになった。リードトラックだった「The Matter of Splatter」はやっぱり名曲!1曲目「Unsound」2曲目「Ravenous Cadavers」3曲目「Scream Out In Fright」4曲目「The Red Death」5曲目「Utter Mutilation Of Your Corpse」6曲目「Slaughter Maniac」7曲目「Ripping Death」8曲目「Clawing」9曲目「Naked, Screaming, And Covered In Blood」10曲目「Playing With Fear」11曲目「Dead Meat」12曲目「Rabid」13曲目「In The Mouth Of Hell」14曲目「Shattered Sanity」15曲目「Re-Animated」リードトラックは9曲目「Naked, Screaming, And Covered In Blood」です。その曲と12曲目「Rabid」、10曲目「Playing With Fear」、4曲目「The Red Death」が、まだ聴いて数回だけど、今の所、気に入ってる4曲です。全15曲も入ってて26分なので、あっという間に終わってしまいます。前作は長尺曲もあったり平均して3分以上の曲が多かった印象。今作は7秒の「Utter Mutilation Of Your Corpse」や33秒の「Dead Meat」が、あったりするのでトータルの長さも短くなる。その2曲とも凄く良いんだけど。
2019年10月24日
カナダのTechnical Death Metal「Archspire」の3rdフルアルバム。これまでのアルバムの中で、この3枚目が一番気に入ってます。全アルバム、どれもクオリティーの高さは凄いのですが。バンド構成Spencer Prewett DrumsTobi Morelli GuitarsDean Lamb GuitarsOli Peters VocalsJared Smith Bass1曲目「Involuntary Doppelgänger」最初の10秒で強力なインパクトに鳥肌です。1年振りくらいにこの曲を聴いたけど、こんなに凄かったのかと改めてのめり込んだ。テクニカルでプログレッシブ、この1曲目を聴けば即効でハマる人も多いはず。物凄い音数の疾走感を楽しめます。2曲目「Human Murmuration」続くこの曲は1曲目以上に緊迫感や圧迫感に襲われる名曲です。かなりエグめの歌詞で、さだまさしさんの3倍以上ありそうな早口の言葉数^^;強烈な疾走感です。3曲目「Remote Tumour Seeker」この曲もSFっぽい歌詞に、とんでもなくカッコ良い演奏と歌が乗ります。久々に聴いたこの曲も、以前の印象を遥かに上回る感動でした。4曲目「Relentless Mutation」タイトルナンバー!静かで寒々としたイントロのクオリティの高さは凄い。歌唱は初めてデスメタルを聴く人でも、比較的嫌悪感を持たないと思うグロウルです。構成もアレンジも最高の1曲!5曲目「The Mimic Well」この曲も展開や構成が素晴らしく、飽きる事なく楽しめる。激しくエグいパートは強力に暴力的で、美しく静かなパートは自然と身を委ねてしまうほどの柔らかい響きです。6曲目「Calamus Will Animate」このアルバムは捨て曲なしの、どの曲も最高ですが、特にこの曲と次の曲に惹かれてます。高速ブラストパートはもちろん、ずっとスリリングでゾクゾクできる曲。7曲目「A Dark Horizontal」ドラマチックで感動的な構成と演奏の凄さに引き込まれる。どの曲もクリーントーンのギターの音の美しさに鳥肌が立つ。歌詞の長さ・・・
2019年10月05日
フィンランドの「The Carnival」と「Enormity」のSplit.「The Carnival」は、ハードコア寄りのブラックメタル「Enormity」はデスメタルThe Carnivalのアルバムは前に書いた「Kivulias」しか持ってないし、「Enormity」はこのSplitしか持っていません。多分、もう活動もしていないと思う。 The CarnivalJani Liimatta BassHeikki Romppainen DrumsHannu Romppainen GuitarsVesa Moilanen Vocals1曲目「The Carnival」2曲目「Maximum」3曲目「Messengers Of War」疾走感のあるハードコアナンバーの「The Carnival」が一番印象に残ってる曲。ミディアムで重めな「Messengers Of War」も狂気な世界で楽しめます。1st EPや、他のEPに収録されてた曲のようです。 EnormitySami Räsänen BassAlbert Heinonen DrumsJaakko Lavikainen Guitars (lead)Jani Niskanen Vocals1曲目「Contemptible Methods」2曲目「Denial By The Blind」3曲目「This Distored Picture」荒削りな音を楽しむ「The Carnival」と、メタル寄りな音創りの「Enormity」は順に聴くと対照的な感じもして楽しめます。音質自体は「Enormity」の方が良い。3曲ともテクニカルな部分も多くカッコ良い曲です。
2019年09月17日
アメリカのブルータルデス「Devourment」の最新アルバム。2週間前の8月16日全米発売された6枚目のアルバムです。6年ぶりのフルアルバムなので期待も大きく届くのが楽しみでした。メンバー構成Brad Fincher DrumsRuben Rosas Vocals (lead)Chris Andrews Guitars , VocalsDave Spencer Bass前作「Conceived in Sewage」は、初めて聴いた時にやや軽くなった印象があったのですが、聴き込むほどに好きになってくるアルバムで今ではDevourmentの中で2番目に好きなアルバムになった。1曲目「A Virulent Strain Of Retaliation」今回のアルバムは初めて聴いた瞬間から気に入ってます。音質や演奏が荒く感じるのも、自分が好きなDevourmentなので逆にうれしかった。音質は「Unleash the Carnivore」の時のような感じもします。2曲目「Cognitive Sedation Butchery」この曲は特に自分好みなブルデスで何度も聴いてしまう。ライブ映えしそうな圧迫感の強烈な楽曲です。3曲目「Narcissistic Paraphilia」この曲のイントロの疾走感も鳥肌です。エグさは確実に前作を大きく上回ってます。めちゃくちゃカッコいい曲!4曲目「Arterial Spray Patterns」最近、ブルデスやブラックメタル、グラインドコアなどをそれほど聴いてなかったので、かなり新鮮に感じられて引き込まれたアルバム。ガテラルを聴き続けるのも久々心地イイ!5曲目「Profane Contagion」この曲が今のところ、一番気に入ってる楽曲です。疾走感も圧迫感も構成も演奏も凄いの一言。展開のスローパートの異常なカッコ良さ!6曲目「Dysmorphic Autophagia」この曲もボーカルのエグさは最高です。7曲目「Sculpted In Tyranny」アルバム全体での感想は2009年発売の「Unleash the Carnivore」に近いように思う。前作「Conceived in Sewage」は、洗練されてきた感があって、そこも好きだったのですが、前作の雰囲気のまま進化するのかと思ってたので意表つかれた感じで楽しんで聴けてます。8曲目「Xenoglossia」この曲もなかなかエグい作りで惹かれる一曲です。9曲目「Modum Sui Morte」HEAVYなミディアムナンバー!邪悪度も強烈で2番目に気に入ってる曲です。10曲目「Truculent Antipathy」ラスト曲は少しキャッチー雰囲気もあるリフもあり、ミディアムスローのHEAVYパートもありで展開が派手で楽しめます。ボーカルのエグさも際立ってる楽曲です。
2019年08月31日
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