2011年12月12日
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オリジナル新作アルバムとしては2005年「AERIAL」以来。
発売日に買ってきて何度か聴いて、しばらく聴いてなかった。
CDと同時にディスクピアでアナログ盤も買ったので、今日はLPで聴いてた。
やっぱりLPで聴くと何かいい。
大きいブックレットを眺めながら、じんわりこのアルバムに浸っていた。

1曲目「Snowflake」
このアルバムはケイトのピアノを前面に出した感じです。
この1曲目に聞き入ってると、いろんな風景が頭に次々と浮かんで来ます。
訳詞を読みながら聴くとまたまったく違う世界が広がる。

犬目線でもある歌詞にふと「空と君のあいだに」「荒野より」を思い出した。
ドラムはSteve Gadd、ベースはDel Paimer
2曲目「Lake Tahoe」
タホ湖のほとりで彼女はペットの犬の名前を呼んでいる。
美しいピアノの音と次第に重くなって行く空気。
この曲は11分8秒。1曲目から20分を大幅に超える物語。
3曲目「Misty」
気分が和らぎそうな音なのに、聞き入ってると不安な気持ちにさせる名曲です。
この曲も長尺で13分32秒の大作。
集中して聴き込んでも疲れない不思議な13分間です。
4曲目「Wild Man」

この曲は80年代後半のケイトブッシュの空気を少し感じられると思う。
たしか、シングルになった。
5曲目「Snowed In At Wheeler Street」
Featured Vocailsでエルトンジョンが参加してます!
ケイトとエルトンの声の響きが気持ち良い程に合ってて鳥肌です。

もう二度と失いたくないと感情を爆発させていく。
アレンジも重く美しい。
6曲目「50 Words For Snow」
ケイトが数字を読み上げ、雪に関係する50の言葉をスティーブンフライが
ユピック教授が答えて行くという構成のナンバーです。
サビでは「雪を表す言葉を早く50個聴かせて!」と
激しいケイトの歌声も聴けます。
7曲目「Among Angels」
ラスト曲はケイトが弾くピアノと歌のみの美しいナンバー。
静かで透明なイメージが浮かんで来るけど、聴いて行くうちに
だんだんカタチが見えてくるような・・・

LPだと2枚組で
Disc1のA面「Snowflake」「Lake Tahoe」
    B面「Misty」
Disc2のA面「Wild Man」「Snowed In At Wheeler Street」
    B面「50 Words For Snow」「Among Angels」

アートワークは全てCDのものと同じだけど、
アルバム見開きの中の写真は「Lake Tahoe」のページの犬の「スノーフレーク」
が飛び跳ねてるものです。
その横に歌詞の一部でもある「But When he dreams,he runs…」と
書かれてます。犬好きには何かグッと来てしまう。

Kate Bush 1.jpg

Kate Bush2.jpg





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最終更新日  2019年06月17日 22時07分29秒
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