2014年06月25日
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花組ベルサイユのばら、2回目観劇して来ました。
17年半一緒に過ごした犬が亡くなって、観劇とかする気にあまりなれずに
いくつかの作品をパスしてしまったけど、本当に今日、行って良かったと思った。
新幹線の中も名古屋に着いてからも気分は重かったのですが、
公演を観終えて劇場を出る頃にはかなり気分も軽くなってました。
蘭乃はなさんの丁寧で心もこもった素晴らしい芝居を観て、重苦しかった心が少し和らいで
元気もらえた。
今日は6列目センターだったのでオペラグラスなしでみんなの表情もよく観れました。

中日劇場に着いてエレベーターに乗ろうとしたら真横に月央和沙さんがいてびっくり。

月央さんは7階で降りて自分は友達と待ち合わせしてる9階の劇場ロビーへ。
客席では月央さんはどこに座ってたのかは分かりませんでした。

6/15に観劇した時よりも更にずっと良くなっていました。
ベルばらでこんなに泣けるのかと…出演者全員素晴らしかった。
ベルばらで泣けるなんていつ以来だろう?とか考えてしまった。
涼風真世さんのオスカル編以来かも。
ディアンヌの自殺のエピソードは泣けた。久世星佳さん演じるアランの憔悴しきった姿や
オスカルがブロンドの髪を自ら剣で切ってディアンヌの棺に入れてくれと言う所は一番泣けた。
バスティーユとかでは泣ける事はないけど、ディアンヌのエピソードは良かった。
あれ以来、感動はするけど多分泣ける事はなかったように思う。
2001年の花總まりさんのベルサイユのばらも凄く感動したけど泣ける所まで感動したか

花總まりさんなら「鳳凰伝」「激情」「炎にくちづけを」「あかねさす紫の花」
「エリザベート(雪組)」「晴れた日に永遠が見える」「ファントム」での芝居が泣けた。
宙組のエリザベートはなぜかそれほど感動しなかった。

今回はマリー・アントワネットの存在感と気品溢れる芝居に心打たれた。
フェルゼンの王妃への深い想いも見事に伝わってきて明日海さんの底力を感じた。

場面がいくつもあった。

このベルばらなら何度も観たいと思えた。

蘭乃はなさん・・・
運河に浮かべたボートに二人で乗ってる場面と、宮殿の庭でフェルゼンから別れの話を聞く場面の
蘭乃さんの芝居は王妃だけ時間の流れが違うかのようなゆったりと美しい間を創り上げて
この前に観劇した時よりもさらなる進化を感じた。
前は上原まりさんっぽいと思ったけど、今日も帰りに友人と話してて意見が一致したのですが、
初風諄さんのセリフ回しをかなり彷彿させる昭和の基本形を再現させてるようでした。
2幕からの蘭乃さんは優雅さと柔らかさに加えて強さを前に出します。
これが見事で芝居力の凄さに泣かされてしまいました。
心地よく美しい歌声にも今日は何度も胸が熱くなった。素晴らしかった。
明日海さんとのハモリの美しさは鳥肌ものです。
明日海さんとのデュエットダンスも観ていて微笑ましくお互いが信頼しきってるのが伝わって
くるようで温かい気持ちになれるデュエットダンスでした。
もっとこの二人での作品が観たかったけど、次のエリザベートのみになってしまった。
明日海さんと蘭乃さんコンビで日本物が観たかった。
スカイステージでこの前観た「夢の浮橋」の新人公演があまりにも二人似合ってて…

明日海りおさん・・・
オープニングの登場シーンから溢れかえるようなスターのオーラに
凄い人気があるのがよくわかる。
1幕ラストの客席を颯爽と歩いて去っていく姿のカッコ良さは異常なほどでした。
こりゃ人気出るわと妙に納得させられた。
何をしてもイヤミがない所も明日海さんの好きな所です。
一路真輝さんのトップ時代の温かさや柔らかさを感じる瞬間もありました。
トップスターとか真ん中あたりの人を特別好きになる事は蘭乃さんが辞めたら当分ないだろうと
思ってたのにちょっとやばいかも。明日海さんめちゃくちゃ良い!
平成以降で特別好きになったトップスターは一路真輝さんと水夏希さんだけ。
娘役トップスターは紫ともさんと花總まりさんと蘭乃はなさんだけ。
何か明日海さんにハマりそうで怖い^^;
「アルジェの男」のアンリ・クローデルと「春の雪」でかなりハマりかけてたし・・・

望海風斗さん・・・・
やっぱり望海さんの歌う「心のひとオスカル」は超絶品です。
この前、聴いた時よりもさらに心に響く歌唱で感動しまくりでした。
この作品から望海さんの印象が大きく変わった。
フィナーレのダンスとかでも表情が柔らかく美しくなったように感じる。
「ラストタイクーン」の狂気も芝居は絶品だったけど、今の望海さんの感じが凄く良い。
アンドレの熱演も好感が持てるし歌声にも魅力が増してきたように思う。
それにしても1幕5場で歌う「心のひとオスカル」は素晴らしい!!

鳳真由さん・・・
このジェローデル、物凄く好きです。
心が通ってる芝居に胸打たれます。
表情の作り方も見事です。
これからも濃い芝居を見せてくれるような役をどんどんやってほしい。

華形ひかるさん・・・
今日、華形さんの迫真の芝居を観ながら「あ〜七帆ひかるさんと同期なんだよなぁ」とか
「七帆さんが今、残ってたらどんな男役になってただろ?」とかふと考えてしまった。
華形さんの芝居にはいつも惹き付けられる。
今回の役でのセリフ回しはアンリー・デュナンを演じた時の水夏希さんを思い出すような
口の開け方や声の出し方です。
華形ひかるさんが専科になる事で、楽しみがあって十輝いりすさん、柚希礼音さんのいる
星組に出て共演する事があればいいなと。
宙組で大海亜呼さんとがっつりと深い芝居するのも観たいし、
雪組で舞咲りんさんとがっつり超悪役コンビとかやってほしい。

大河凛さん・・・
今回のベルばらではベルナールの存在が濃く描かれている。
出番も多く見せ場も多い。
前回観た時はセリフと歌唱の線が少し細く感じたけど、今日は凄い進化してた。
芝居も凄く良くなってたし声もよく通ってた。
「♪どれだけ叫び続ければ 我らの声は届くのか どれだけ強く推したなら 贔屓の門は開くのか」
の曲はキーがかなり低く大変そうだけど、前回に聴いた時よりは凄く良くなってた。
牢獄でのロザリーとアントワネットと3人の場面での大河さんの芝居は絶品です。

芹香斗亜さん・・・
フェルゼンが王妃に別れを告げた後に登場して、フェルゼンと二人の場面の芝居が
物凄く良くなってた。
ここはフェルゼンも凄く良くなってて相乗効果で深い場面に仕上がってると思った。

桜帆ゆかりさん・・・
この前から気になってたロベール夫人役の桜帆さん。
表情もセリフ回しも自分がハマるタイプです^^;
宙組の中でベスト3に入るほど好きな花音舞さんを思わせる濃い芝居に
これから花組を観る楽しみが1つ増えたようでうれしい。
これまでは名前を知ってるくらいであんまり注目して観た事はなかったのですが、
ロベール夫人最高です。

高翔みず希さん・・・
ルイ16世役。チュイルリー宮殿で王妃と二人の場面の高翔さんの芝居にも泣けた。
ここでの蘭乃さんとの芝居は絶品です。

羽立光来さん・・・
今回の作品で羽立さんの一番の見せ場は、高翔さんと同じくチュイルリー宮殿で
仲間をズカズカ連れて来てアントワネットを罵る場面です。
悪そうな素晴らしい表情をしてて王妃との絶妙なコントラストに感動です。
衛兵隊の一員の時も細かい芝居をきっちりしてて見逃せない。

花乃まりあさん・・・
牢獄で王妃にスープを差し出す場面の芝居は丁寧に演じてて好感が持てる。

新生花組、素晴らしいスタートを切れたと思う。
蘭乃さんの芝居で少し元気になれたような気がしてありがたかった。
愛犬が亡くなって想像してた以上に重く沈んでた心が蘭乃さんのおかげで
本当に少し楽になったように思う。

終演後も名古屋駅のすぐ近くの居酒屋で友人といろいろ話ながら呑んでました。
あなごの骨せんべいをポリポリ食べながらビールを呑んで、
シメは日本酒で日本酒に合うあてをいろいろ頼んで久しぶりに笑いながら酒を呑んだ。

先行で舞台写真が数種類だけ売ってた。
蘭乃はなさんのメッセージとサイン付き四つ切り。
蘭乃はな

明日海りお

2014年宝塚大劇場での蘭乃はなさん
蘭乃はな

蘭乃はな

蘭乃はな

蘭乃はな

そして名古屋と言えばギャオス^^;
富士急ハイランドでガメラと戦ってから名古屋にギャオス襲来
中日劇場のビルの近くを飛んでるギャオス
ギャオス

ギャオス

ナゴヤ球場の上空でガメラと空中戦
中日球場の上空でガメラと空中戦

夜明けの名古屋港でのガメラとギャオスの死闘は超名場面です。
名古屋港





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最終更新日  2014年06月26日 03時26分19秒


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