2015年03月15日
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最近、久しぶりに集中して聴いてる60〜70年代のプログレ。
イギリスのプログレバンド「マグナ・カルタ」の事はかなり前に一度だけ
「Songs from Wasties Orchard」の事だけ書いたと思う。
他のアルバムの事はあれ以来書いてなかった。

A面は9つのパートに分かれてる組曲です。
優しいセピアカラーの映画を1本観たような気分にさせてくれる22分20秒です。
「Seasons]
1「Prologue」
2「Winter Song」

4「Spring Song」
5「Summer Poem」
6「Summer Song」
7「Autumn Song」
8「Epilogue」
9「Winter Song(Reprise)」

フォーク色が強いプログレなので、柔らかい時間に浸ってのんびりしたい時は最適。
何もかも美しい.
「Spring Poem」と「Spring Song」の間に流れるカーニバルっぽいSEは
QUEENの「Brighton Rock」の前に流れるSEとまったく同じ物です。
それもまったく同じ箇所をQUEENは使っています。

何か映画のサントラか何かか・・・?
このアルバムを聴いてるとQUEENが影響を受けてると思える所がいろいろと感じられる。
「Summer Song」は美しいパートから8ビートの爽やかなパートに展開し、そしてアップテンポの
ブラスロックのようなアレンジのパートへ!この辺りの流れは最高です。
最後に「Winter Song(Reprise)」戻る感動的なラストです。


1曲目「Goin' My Way (Road Song)」
この曲なんかは日本の歌唱曲やフォーク、ニューミュージックに影響を与えたように思う。
2曲目「Elizabethan」
アコギ、チェロ、オーボエ、そして美しいハーモニーの優しくて泣ける曲です。
3曲目「Give Me No Goodbye」
シタールを効果的に使ったアレンジで不思議な空間を感じさせてくれる名曲です。
この曲は凄く好きで昔、聴きまくってたのを思い出す。
B面を聴いてると「Sheer Heart Attack」B面の「Dear Friends」〜「She Makes Me」の流れを
思い出させるような雰囲気がある。
7曲目「Ring Of Stones」
この曲も展開もおもしろくて大好きです。いきなりジョンロードばりのハモンドソロになったり、
わくわくさせてくれる要素が満載です。
8曲目「Scarecrow」
69年〜72年頃のカレッジフォークのようなハーモニーと優しさのある曲です。
9曲目「Airport Song」
このアルバムはプログレではあるけど、Simon & Garfunkelのような
フォークロックが好きな人なら確実に好きになれるように思う。
プログレファンもフォークファンも満足できるアルバムです。


あの頃のプログレのLPはほとんど日本盤で買ってたけど、このLPは日本盤じゃなくて
イギリスオリジナル盤で買ってます。
何で輸入盤にしたのか思い出せないけど、日本盤が廃盤で手に入らなかったのか、
Wジャケットじゃなかったのか、何かの理由で英オリジナルを買ってると思う。
Magna Carta

LP裏ジャケと紙ジャケCD
Magna Carta

Magna Carta





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最終更新日  2019年06月16日 03時45分59秒
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