2015年06月12日
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昨夜は劇団鹿殺しのロックオペラで今日はエリザベート・・・。
新しくなったエリザベート良かった!
4時過ぎに終ったから真直ぐ帰れば9時前には帰ってこれたのに寄り道して友人と呑んでたから
ぐったり疲れた。
今日は蘭乃はなさんの宝塚退団後、初の舞台って事でこっちも緊張でした。
蘭乃さんも今までに見た事ないほど緊張してた。

この緊張は2000年6月6日にも同じような緊張したのを思い出した。
一路真輝さんの初演エリザベートの初日。
2000年の6月〜8月何回観たかもきっちり覚えてないほど回数観に行った。

東宝版のエリザベートが誕生した日でもあるし・・・。
あの時は超難曲「夢とうつつの狭間に」もあったし、あの曲の時は緊張して聴いてたように思う。
でも、7月入ってからはこっちも緊張せずに観られるようになったような。
2000年、2001年は今の一路さんのようにほとんどを地声で歌う事はなくてファルセットを多用してましたが、2004年辺りから地声の率が増えて2005年、2006年になるとほとんどの高音でも地声で
歌い上げられるほどに進化してました。
この前のシャーロックホームズの楽曲なんてびっくりするほどの難曲でしたが、地声で見事に
歌い上げてます。一路さんの歌でこっちが緊張する事なんてもうないと思う。

蘭乃さんのエリザベートは宝塚版でも鋭さのあるエリザベートで凄く気に入ってましたが、
今回はさらに強さを加えてエゴイストな部分を宝塚の時よりも前に出していました。
最初に歌う「パパみたいに」は宝塚の時は余裕で走り回って歌ってたのに、
緊張からか喉が閉まってるようでこっちも緊張で力が入った^^;

宝塚歌劇公演の時も初日を観ましたが、徐々に芝居も歌も良くなって東京宝塚の時には
余裕でどの曲も歌い上げてたので、本当は歌えるのに悔しかっただろうな。
初日って言うかプレビュー公演を観るのは、緊張した舞台が観られるのも楽しみの一つ。
宝塚を退団していきなり帝劇の主演って怖いだろうな・・・。
初日を過ぎて7月、8月とどう進化していくのか楽しみです。


新演出と新舞台装置には大満足です。
荘厳で圧迫感もあってお金も相当かかってるように思えた。
照明も派手さよりもしぶさを前面に出してて舞台装置と完全に溶け合うような美しさでした。
音響も良かった!やや後方のセンター辺りの席だったのもあるけど、
ストリングス系とブラス系とボーカルのバランスも良くて聴きやすかった。

城田優さん(トート)・・・
一番好きだった一路真輝さんのトートに負けないほど凄く気に入りました。
どの場面も完璧に思えた。歌唱も型にとらわれずに個性を活かし切った歌唱で感動でした。
感情むき出しの芝居もあれば、冷酷に静かに対応する芝居とコントラストも素晴らしかった。
これ以上、どう進化するのか想像できないのも楽しみです。
とにかく全てに於いてカッコいいトートでした。

尾上松也さん(ルキーニ)・・・
尾上さんも最初緊張してるのが少し伝わってきたけど、すぐに緊張も緩んできたようで
個性的なルキーニで楽しめた。
尾上さんも日を追うごとにどんどん良くなっていくと思う。

佐藤隆紀さん(フランツ)・・・
テノールの歌手だと聞いてたので楽しみにしてました。
さすが、声の深みも厚みも凄かった!何度も佐藤さんの歌声に鳥肌が立ちました。
早くまた佐藤さんの歌が聴きたい!

未来優希さん(マダム・ヴォルフ、ルドヴィカ他)・・・
未来さんも安心しきって芝居も歌も楽しめるのは分かってるので二つの役とも
素晴らしくなるのは想像できました。
「マダム・ヴォルフのコレクション」の迫力は凄かった!
でも、まだまだこれから良くなると思う。
それから「ミルク」の場面に登場してるのにもびっくりした。
凄い迫力で歌ってました。

京本大我さん(ルドルフ)・・・
京本さんも緊張が伝わってきたけど「闇が広がる」の2コーラス目の上のパートを歌う声が
素直な歌唱で凄い好感持てました。声も良いし芝居も素晴らしかった。
まったくどんな人なのか知らなかったけど、城田さんトートと並ぶと
闇の帝王と若い皇太子って感じで凄くバランスも良かった。

剣幸さん(ゾフィー)・・・
どんなゾフィーになるのか凄く楽しみでした。
宝塚を退団してからの舞台はほとんど観た事がなくて想像出来なかった。
怖いだけのゾフィーにならずに愛情もきっちり感じられるゾフィーでした。
剣さんも緊張してたのか歌は思ったように歌えなくて悔しかったかもしれない。

百千糸さん(ヴァイオリン弾きの患者 他)・・・
宝塚時代から百千さんは好きだったので、今回、どこに出てるのか見逃さないようにチェックしてましたが、いきなり精神病院の場面でヴァイオリン弾きの役で出て来た時はうれしかった。
百千さんは蘭乃さんと宝塚の同期です。

真瀬はるかさん(精神疾患者ヴィンデッシュ 他)・・・
真瀬さんも蘭乃さんと同期です。同期が二人いて蘭乃さんも心強いと思う。
真瀬さんのヴィンデッシュはあまり崩さずに歌ってた印象です。
同期で向かい合って歌ってるのを観てちょっと感動してしまった。
そう言えば、この場目で蘭乃さんが歌った「魂の自由」は絶品でした!凄かった。
真瀬さんは一路さんのライブのコーラスとしても参加した事があって
一路さんの宝塚時代の曲を一緒に歌いました。
中でも「アポロ」の冒頭のソロを真瀬さんが歌ったのは感動でした。
「アポロ」は「JFK」の主題歌で一路さんの退団のサヨナラショーの最後に歌った曲。
一路さんファンにとっては特別な曲。
その曲を蘭乃さんと同期の真瀬さんが美しいコーラスを付けたり、冒頭のソロを歌ったりで
感動しました。

七瀬りりこさん(エリザベートの家庭教師 他)・・・
七瀬さんは宝塚宙組の歌姫としてエトワールやカゲソロなどで名歌唱は山ほどあります。
思ったより早く退団してしまって凄く残念に思ったのを覚えてる。
蘭乃さんの一つ下の期です。
七瀬さんの退団公演「ルナロッサ」でも最後に素晴らしいエトワールを聴かせてくれました。

また、今月は末頃には伝説の花總さんエリザベートをとうとう観ます!
雪組の初演のエリザベートは一路さんの退団公演だったので15回以上観に行ってます。
あの初演の時の花總さんもいろんな事があったのを覚えてる。
花總さんの進化も最初から観てるのでワクワクします。
1993年に一路さんトップ時代の雪組に組替えで来た時から花總さんの舞台はこれまでに
100回以上は余裕で観てると思う^^; 200回以上だったりして…数えられない。
とにかく30年以上、宝塚を観てきて一番好きになった娘役の二人が花總さんと蘭乃さん。
この二人が同じ役をそれもエリザベートを演じるとか…夢みたいです。
そしてこれからの蘭乃さんのがんばりを楽しみにしています!

他にも書きたい事もあったけど、また次の観劇の時に。

エリザベート

蘭乃はな

プログラムでこの写真が一番うれしかったりする^^;
同じ役だから写真は当然別々になってる事が多いので先輩後輩、一緒の写真は貴重
エリザベート

つい半年少し前までは宝塚花組の娘役だった蘭乃はなさんが帝国劇場の看板に出てるとか
感慨深い。それも蘭乃さん一番憧れの花總さんの横で。
エリザベート





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最終更新日  2015年06月13日 03時09分25秒


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