2016年12月02日
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カテゴリ: お笑い
京唄子さんと鳳啓助さんコンビで発売したシングル。

A面「ポテチンワルツ」 鳳啓助・京唄子
作詞 鳳啓介さん  作曲 中元経一さん

鳳啓助さんの代表的なギャグの「ポテチン」が一世を風靡してた頃に作られた曲。
「ポテチン珍騒動」などのテレビ番組もあったようです。
「♪ポテチン ポテチン ポテチリリン」の女性コーラスのイントロからポテチン言いまくり^^;
個性的で独特な声の鳳さんの歌声で、少し聴くと誰が歌ってるのかすぐにわかる。
歌中で京唄子とのやり取りの台詞が入るのがまた良い!

もう一つのギャグ「あら、言いそこ間違いよ」の変形版の「あら、やりそこ間違いよ」も歌詞に登場。



作詞 鳳啓介さん  作曲 中元経一さん

自分はこのB面の方が好きでよく聴いてる^^;

京唄子さんが「大口」と言われるようになったのは、鳳啓助さんが発祥ではなく、
鳳啓助さんの前の妻「吾妻ひな子さん」が高座で言い始めた物を、鳳啓助さんが使い始めた。
その頃からも吾妻さんは京唄子さんに対しては優しく接していて、
信頼出来てるから言える悪口だったようです。

京唄子さんは鳳啓助さんと結婚してから、初めて吾妻ひな子さんに会う時はかなり緊張してたそうです。
その緊張をほぐしてくれたのは、吾妻ひな子さん本人だったそうです。
京唄子さんはその時の事を、こう語っています。

「楽屋で二人きりになった時、吾妻ひな子さんは私の目の前に足をちょいと出し、
 あの特徴ある舌足らずの物の良い方で、こう言いました。

  びっくりして吾妻さんの顔を見ますと、その目は笑っています。
 決して意地悪をしてるのではないと、という親しみのこもった笑顔でした。
 私も気が軽くなって、自然に笑い
 "またお世話になります。よろしゅうに" と素直に挨拶する事ができました」

京唄子さんが鳳啓助さんと恋仲になったのは、吾妻ひな子さんが既に鳳さんと別れた後だった事と

吾妻さんは舞台で
「漫才界で二番目にべっぴんなんは京唄子や、一番目は、こらちょいと自分の口から言いにくい」
などと、京唄子さんの名前をよく出してくれていたそうです。
「京唄子さんはきれいやきれいやいうても、よう見てみい、口がこんなに大きいわ」
と、観客を湧かせていたようです。
元女房が元亭主の新しい女房のヤキモチを焼いてるんだなと、
思わせるような芸で盛り上げてたそうです。

このエピソードを昔に読んでから、吾妻ひな子さんがより以前より好きになった。

この曲は3連の演歌調でセリフもかなり入ってきて複雑な構成の楽曲です。
鳳さんのセリフがまためちゃおもしろい^^;

「ポテチンワルツ」はCD化されてるけど、こっちもリマスターしてCD化してほしい。






唄子啓助で「てなもんや三度笠」に出演した時の写真。
白木実さんが正面向いてたら最高だったんだけど。





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最終更新日  2019年06月15日 07時47分05秒


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