2018年09月30日
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カテゴリ: お笑い
今日は台風で早く帰ってきてたので、松竹新喜劇のDVD-BOXの中から4本観た。
観始めると、止まらなくなって違う作品をどんどん観たくなってしまうのが松竹新喜劇。
今日はBOX3に収録されてる「鼓(つゞみ)」を最初に観て、BOX1収録の「丁稚さのさ節」、
そしてBOX2収録の「愚兄愚弟」と、この「はなの六兵衛」を立て続けに鑑賞。
大作の「笑艶 桂春団治」や「親バカ子バカ」以外は1本が70分前後の作品が多いので4本観ても5時間弱です。

子供の頃から吉本新喜劇よりも松竹新喜劇を好んで観てたので、何回も観てる作品だけど、
観る度に何度も笑ってしまう。
吉本新喜劇も好きだったけど、原哲男さん、花紀京さん、山田スミ子さん、伴大吾さん、岡八郎さん、
平参平さん、船場太郎さん、谷しげるさん、楠本見江子さん、室谷信夫さん、片岡あや子さんが

小学生〜中学生の頃がこの辺りのメンバーが必ず出演してた時代。

松竹新喜劇のDVD-BOXは5種類買ってる。各DVD6枚入ってます。
持っていないのが、あと6BOX。
Blu-ray化されるんじゃないかと、買うのを待ってるけど、出そうにもない。

これまでに松竹新喜劇の話はほとんど書いた事なかったかも知れない。
松竹の漫才師さんの事は何度も書いてるのですが・・・。


「はなの六兵衛」

映画「鼻の六兵衛」とは、かなり違ってアレンジされています。

年貢を納める事が出来なくなった大和の吉野で百姓をしている六兵衛が、江戸に行けば
何とかなると出世を夢見て芝の増上寺門前を歩いていると、鳩が白く長い布をくわえて
飛んでいるのを見つける。江戸の鳩は珍しいものをくわえて飛ぶと不思議に思い、鳩の後を



しばらくして再び同じ場所に戻ってきた六兵衛は、この界隈でみんなが頼りにしている親分さんに出会う。竜五郎親分の役は伴心平さん!
この親分と六兵衛のやり取りは、この作品の最大の爆笑の場かも知れない。
いつも伴心平さんは藤山寛美さんのアドリブに笑ってしまって、それが観客の呼び笑いとなって
涙流して笑ってしまう観客が多数^^;


六兵衛は江戸に出てきたものの、何も出来ずに帰るしかないと竜五郎親分に告げると、

そのやり取りをしている場面。(セリフが言えなくなってしまうほどに笑ってしまう)


夜になり六兵衛は親分の家へと。
そこには竜五郎の女房、お雪(勝浦千浪さん)と女中のおなべ(月城小夜子さん)がいる。
ここでも、ややドタバタで笑わせてくれる。勝浦千浪さんも月城小夜子さんも好きな女優さんです。


そこへ親分が帰ってくる。
勝手に親分の晩御飯をむしゃむしゃ食べてる六兵衛を見ても、怒りもせずに話を聞いてやる親分


親分は女房へ問題が起きていると話し始める。
有馬家四十二万石御家代々に伝わる「三つ葉葵の白旗」が行方不明になってしまい、
将軍にわかってしまうと有馬家四十二万石はお取り潰しになり、切腹も辞さない状況になると・・・。
それを聞いてた六兵衛は、ハタと昼間の光景を思い出す。
鳩が長い白い旗をくわえて飛んでいたと親分に告げる。
親分は慌てて、その旗の行方が分かるか?と六兵衛に問うと、六兵衛は自慢げに
自分の鼻は犬並みに利くので、すぐに嗅ぎ当てられると話す。
六兵衛が大声でまくし立ててる所へ何者かが大勢侵入してきて
六兵衛に目隠しをして連れ去っていく。

目隠しを外され、周りを見渡すと煌びやかな御殿に連れて来られていて、
お菓子やお茶を乗せた御膳も六兵衛の目の前にある。
そこへ、この御殿の主が登場する!


そうです!小島慶四郎さん!もう最高です!


藩主は六兵衛に「お前の鼻で、三つ葉葵の白旗のある場所がわかるのか?」と。
その場で六兵衛は鼻が利いて場所がわかるようなそぶりで、
追って行った鳩がたどり着いた場所を思い出し、その場所を細かく伝える。
家臣は「馬引けー」とその場所へ一目散に走っていく。
しばらくして、家臣がその旗を持ち舞い戻ってくる。
藩主は六兵衛へのお礼にと思いもよらない大きな謝礼をもらい故郷に錦を飾る事が出来たって話。










藤山寛美さんが凄いのは誰もが分かる事ですが、
小島慶四郎さんと伴心平さんのおもしろさは、また別格!
他にも松竹新喜劇には寛美さん以外にも凄いキャストが山ほどいるので、また今度違う作品のことを。






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最終更新日  2019年06月15日 04時45分06秒


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