2019年05月05日
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イタリアのプログレバンド「P.F.M.」こと「Premiata Forneria Marconi」の4枚目のアルバム。
このアルバムはオリジナルのイタリア語バージョンと英語バージョンがあって、
混同しやすい。収録曲も曲数も曲順も違ってたりするので何語バージョンか調べてから買うのをおすすめ。
自分は日本盤で最初に出たLPが英語バージョンだったために、そっちばかり聴いてたので、
英語バージョンの方が思い入れが強い。
CD時代になって、いきなりCD化されたのは、なぜかイタリア語バージョンでした。
「ヨーロピアン ロックコレクション」シリーズで発売されたのを買った。
それから5年後くらいに、日本盤LPを完全再現した紙ジャケで英語バージョンが発売。
これは音が驚くほど良くなってて、結局、オリジナルより英語バージョンの方ばかり聴く事になってしまった。

聴きたくなってLPでどっぷり深みにハマりながら聴いてた。

PFMで、このアルバムがベストだと思ってないけど、このアルバムはいつ聴いても楽しめるアルバム。
「Photos of Ghosts」の方が好きなアルバムですが、回数を聴いたのは、こっちかも知れない。

LPは特殊ジャケットで、真ん中部分が切り抜けます。


切り抜くと、この島の部分が現れます。




Mauro Pagani - ヴァイオリン、ボーカル
Flavio Premoli - キーボード、コーラス
Franco Mussida - ギター、ボーカル
Patrick Djivas - ベース、ボーカル
Franz Di Cioccio - ドラム、パーカッション、ボーカル

A面

2曲目「Just Look Away」
3曲目「The World Became The World」

B面
1曲目「Four Holes In The Ground」
2曲目「Is My Face On Straight」


A面ラストの「The World Became The World」は、何回聴いたか分からないほど聴いてるけど、やっぱり今日も心が震えた。
この曲は不思議な力があって、妙な世界に頭の中が誘われる。
実は、この曲はPFMの1stアルバム「Storia Di Un Minuto」の2曲目に収録されていて
それを短縮、リメイクして英語版になったのが「The World Became The World」です。
この曲に関しては1972年オリジナルバージョンも、リメイクバージョンも
甲乙付けがたいまったく違う世界に感じさせる楽曲になってます。
リメイクバージョンは、よりドラマチックにキャッチーに創り直されています。

B面1曲目「Four Holes In The Ground」は、プログレ好きの心をくすぐる演奏とアレンジです。
何年かぶりに真剣に聴いたけど、構成も流れも聴きながらすぐに思い出せてしまって、
ワクワクし聴けた。

アルバム1曲目「The Mountain」は、オリジナル「L'Isola Di Niente」とアレンジは同じで、
歌詞が違うだけです。聴いた回数が違う分だけ、やっぱり英語版の方を好んでしまう。

ラスト曲「Have Your Cake And Beat It」は、オリジナルでもラスト曲で「Via Lumiere」
ベースソロから始まる壮大なインストナンバーで、やはり両アルバム、この曲で締めないと
アルバムが締まらないのだろうと思う。

PFMやっぱり良い!あまり聴く事のない「Chocolate Kings」と「Jet Lag」を今から
聴こうかと思ってる。
1980年「Suonare suonare」以降は、買っていないアルバムも多く、これを機にコンプリートしようかと思ってる。
ライブ盤も凄い枚数出てるので、集められる物からゆっくり集めて行こうかと・・・。

1999年に出た紙ジャケCDもLPの特殊ジャケットをそのまま再現!
下がイタリア語盤のCD





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最終更新日  2019年06月15日 03時42分17秒
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