2019年06月17日
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズのサントラCD。
何度聴いても、どの曲も最高です!
やっぱりゴジラ音楽はフルオーケストラじゃないと迫力や深みが出ない。
Keith Emersonが担当した音楽も悪くはなかったけど、
ゴジラ音楽はフルオーケストラであってほしい。
昭和ゴジラのイメージそのままデザインされた帯も最高です!

2枚組の大満足のボリューム感です。
伊福部昭さん、古関裕而さんの楽曲以外の曲も今回は全て素晴らしい。

Disc 1

2曲目「The Larva」
3曲目「Welcome To Monarch」
4曲目「Outpost 32」
5曲目「Ice Breaker」
6曲目「Rise Of Ghidorah」
7曲目「Old Rivals」
8曲目「The First Gods」
9曲目「Rodan」
10曲目「A Mass Awakening」
11曲目「The One Who Is Many」
12曲目「Queen Of The Monsters」

14曲目「Stealing The Orca」
15曲目「The Hollow Earth」
16曲目「The Key To Coexistence」
17曲目「Goodbye Old Friend」

Disc 2

2曲目「Fog Over Fenway」
3曲目「Battle in Boston」
4曲目「Redemption」
5曲目「King of the Monsters」
6曲目「Godzilla (Featuring Serj Tankian)」
7曲目「Mothra's Song」
8曲目「Ghidorah Theme」
9曲目「Godzilla Main Title」

本編ラストの場面のDisc2 5曲目「King of the Monsters」から
その後のニュースを流し続ける映像の時に流れるサージ・タンキアンの歌う6曲目「Godzilla」
そして、エンドロールにまで鳥肌立たせまくりだった7曲目〜9曲目。
今回はサウンドトラックも完璧で文句のつけようがない。
90人近いオーケストラに加え、Buddhist Chants(諷経)に4名の日本人、
そしてKAKEGOE Performersに25名の日本人が参加して、この映画の荘厳で重厚な音楽を
作り上げています。
僧侶4人での諷経が特にフィーチャーされているのは「ギドラ」のテーマです。
これが、宙から来た悪魔を鎮めようと健気なほどに心を無にして祈り続けてるようで
感動してしまいます。
これまでに、1958年公開「大怪獣バラン」のサウンドトラック「婆羅陀魏山神」の中で
「諷経」に近い雰囲気の物は入ってましたが、今回のようにモロ「諷経」は初めてです。


そして「Godzilla Main Title」ですが、
以前に海外のオーケストラで録音したサントラが大迫力で大成功した作品がありました。
大島ミチルさんが担当した、2002年「ゴジラ×メカゴジラ」です。
大島ミチルさんは、2000年「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」、
2002年「ゴジラ×メカゴジラ」、2003年「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」で
ゴジラ映画に大貢献してくれています。
中でも、2002年「ゴジラ×メカゴジラ」は伊福部さんの楽曲を使わずして、ど迫力の
ゴジラ音楽を創り上げました。
大島さんのこだわりは、ゴジラの戦闘シーンの迫力に負けないサウンドが欲しいと、
ロシアに飛び、「モスクワ・インターナショナル・シンフォニック・オーケストラ」の演奏で
全編録音!大島さんが作った「Gのテーマ」は伊福部さんに負けないほどのインパクトがある。
トロンボーンのバリバリ感やチューバの重深い迫力は、それまでの音とは一線を画してました。
メカゴジラのテーマもファンファーレ要素を前面に出してカッコ良い曲になってました。
大島さんが担当した3作品のサントラCDはどれも大好きで良く聴く作品です。

服部隆之さんが作った「ゴジラ・テーマ 2000 ミレニアム」も凄く気に入っています。
ちゃんとフルオーケストラで録音されてるし、壮大でゴジラの新しい面を感じさせてくれる。
やっぱり生のフルオーケストラじゃないと、ゴジラ作品はイヤだな。

今回も強力な海外のオーケストラでの録音!
それも「Godzilla Main Title」など、伊福部作品、古関裕而作品を最高な形で甦らせてくれた。
カットされた使って欲しいフレーズもあったけど、大満足です。
管楽器の迫力、ストリングスの繊細さは、これまでのゴジラ作品最高の演奏と言えると思う。
今回のゴジラ、音楽だけでも泣いてしまったゴジラファンは山ほどいると思う。
より荘厳で神秘的になったモスラのテーマも最高です。
ラドンのテーマも、それまでのラドン登場シーンで必ずと言っていいほど流れるあの曲は
「大怪獣バラン」のメインタイトルにも使われたりで、ラドンのテーマってわけではなさそう。

それにしても、こんなに昔からのゴジラファンを喜ばせてくれた作品は早々出てこないような
気がする。来年のゴジラVSコングにも期待はしてるけど、
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」以上の作品になる可能性は低いような気もする。





大島ミチルさん作、2002年「ゴジラ×メカゴジラ」サントラ
「モスクワ・インターナショナル・シンフォニック・オーケストラ」演奏
これも超おすすめのゴジラサウンドです。





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最終更新日  2019年06月17日 23時56分35秒
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