2022年01月23日
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カテゴリ: Jazz・Blues・ラテン
浅川マキさんのイギリスで編集されたベスト盤。

見開き紙ジャケです。




浅川マキさんが亡くなってから5年後にイギリスで発売されたアルバム。
日本で製作したらこのような選曲にはならないような気もする。

1曲目「眠るのがこわい  Nemuru No Ga Kowai」
2曲目「ちっちゃな時から Chiccha Na Toki Kara Live At Kinokuniya Hall / 1971」
3曲目「ブルー・スピリット・ブルース  Blue Spirit Blues」
4曲目「ふしあわせという名の猫  Fushiawase To Iu Na No Neko」
5曲目「ゴビンダ Govinda」

7曲目「ボロと古鉄   Rags And Old Iron Live At Kanda Kyouritsu Koudou / 1973」
8曲目「愛さないの愛せないの  Jyuusannichi No Kinyoubi No Blues Live / 1968」
9曲目「裏窓  Uramado Live At Meidaimae Kid Ailack Art Hall / 1973」
10曲目「かもめ  Kamome」
11曲目「町  Machi」
12曲目「午後 Gogo」
13曲目「前科者のクリスマス   Zenkasha No Christmas」
14曲目「引越し Hikkoshi」
15曲目「キャバレー  Cabaret Live At Kanda Kyouritsu Koudou / 1973」
16曲目「こんな風に過ぎて行くのなら  Konna Fu ni Sugite Yuku nonara」
17曲目「女 Onna」


ジャケ内側やブックレットは特に珍しい写真はない。





1曲目の「眠るのがこわい」は作詞、寺山修司さん 作曲、下田逸郎さんの作品。
この曲が1曲目とか…怖い。「MAKI II」の2曲目に収録されてた強力なインパクトのある曲。
映画「書を捨てよ町へ出よう」でも歌われてた。




2曲目「ちっちゃな時から」は1stライブアルバムから。




4曲目「ふしあわせという名の猫」は1stアルバム2曲目に収録されてる名曲。
5曲目「ゴビンダ」も選曲されてるのもちょっと驚き。2ndアルバム5曲目に収録されてる
インド民族音楽のカバー。
6曲目「ちっちゃな時から」は2曲目のオリジナルスタジオ録音。
7曲目「ボロと古鉄」は宝塚ファンならみんな知ってる「Rags And Old Iron」です。
「ノバ・ボサ・ノバ」の中で「くず〜え〜〜〜くずっ」ってルンペンの扮装で歌う。
元々、有名なジャズナンバー。
8曲目「愛さないの愛せないの」は1stアルバム収録曲。1968年のライブ音源。



9曲目「裏窓」は4枚目のアルバムのタイトルナンバー。初期の浅川マキさんのアルバムの中で
一番回数を聴いてるアルバムだと思う。
ライブ収録されたものがオリジナルとして収録されています。
子供の頃から数えると何度聴いたか数え切れないほど聴いた曲。
10曲目「かもめ」デビューシングルのB面に収録されたキャッチーなナンバー。
11曲目「町」は3rdアルバムのB面4曲目収録のファンクなノリの曲。
12曲目「午後」、この曲まで初期の曲ばかりだったのですが、ここで80年代の曲。
大好きなアルバム「ONE」の1曲目で作曲があの山下洋輔さんです!
この曲で急に凄さがワンランク上がったような気がしてしまう。
「ONE」からは「あの男がピアノを弾いた」も最高だし「都会に雨が降るころ」もクセになる曲。
そして長いけどよく最後まで聴いてしまう「PIGNOSEと手紙」も前衛的すぎて大好きです。
13曲目「前科者のクリスマス」は1stアルバム収録曲。
こうやって聴いてると1stと2ndが一番聴いてないアルバムかも。
ここ20年ぐらいは「裏窓」「灯ともし頃」以降のアルバムばかり聴いてるように思う。
14曲目「引越し」は物凄い思い入れがある曲なので、いつ聴いても胸が熱くなる。
15曲目「キャバレー」は2枚目のライブアルバムに収録されてる曲。作曲は山下洋輔さん。
16曲目「こんな風に過ぎて行くのなら」はアルバムバージョンで収録。
17曲目「女」ここに急に自分が一番好きなアルバム「アメリカの夜」からの楽曲が。
それも「女」…。「女」も好きな曲だけど「孤独」か「アメリカの夜」「深い一拍」とか
もっと好きな曲が多い・・・。あ、「あの男のウォーキング・テムポ」も最高です。
18曲目「雪が降る」はアダモの名曲のカバー。1stに収録。

1972年雑誌から




このイギリス編集のベスト盤、発売時に購入してたけど、選曲がイマイチであまり聴いてなかった。初期の曲ばかりだし。
「こぼれる黄金の砂」と「Nothing at all to lose」から1曲も選ばれていないのもなぁ。
「見えないカメラ」と「アメリカの夜」の「Nothing at all to lose」バージョンは
最高すぎるんだけどな〜。
パンクでファンクな「向こう側の憂鬱」も好きだけど「Nothing at all to lose」バージョンの
全く違う曲になった「向こう側の憂鬱 (II)」も自分ならベストアルバムに絶対入れる。

これも1972年雑誌から



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最終更新日  2022年01月23日 03時46分43秒


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