2022年12月15日
XML
カテゴリ: フォーク
高石ともやとザ・ナターシャー・セブンの1979年11月5日発売のシングル。
「107 SONG BOOK」を完成させた後に季節ごとに「シングル文庫」として発売してたレコード。
その第一弾がこの「私に人生と言えるものがあるなら」です。





A面「私に人生と言えるものがあるなら」
歌詞 笠木透さん  曲 アメリカ民謡

ザ・ナターシャー・セブンが好きでコンサートに通ってた人なら知らないはずがない曲。
90%の確率でセットリストに入ってた曲。そして観客は誰もが歌詞を覚えて歌ってた曲。
中学2年の時に初めてナターシャー・セブンのコンサートに行ってから高校生の3年間も
「昼下がりコンサート」「宵々山コンサート」「夏の時代」など京都円山音楽堂には

神戸文化ホール、サンケイホール、須磨浦ドレミファ噴水パレス、学園祭、と
年間かなりの回数観に行ってた。
自分でも中学、高校の頃、どうやって時間とお金のやりくりしてたのか思い出せない。
アリスは生活の中心で追いかけまくってた。
QUEENや海外ハードロック、メタル系の来日もかなりの本数観に行ってたし
天地真理さん、ピンク・レディー、森進一さん、杉田二郎さん、山本リンダさんのライブにも
よく行ってた。それに加えてあの頃は映画館にも毎週一度は観に行ってた。
二番館で3本立てとか観る事が多かった。
観る映画はフランス映画とイタリア映画がほとんどでした。
ドヌーヴとソフィア・ローレンが出てる映画は必ず観てた。
ホラー映画も好きでダリオ・アルジェント監督とルチオ・フルチ監督の作品は特に好きだった。

アメリカのホラー(オカルト)は「エクソシスト」「エクソシスト2」だけはダントツに好きだった。
邦画は今も昔もゴジラ、ガメラシリーズ、ガッパ、ギララ以外ほとんど見た記憶がない。
学校をよくサボってた・・・ってのだけは何となく覚えてるけど。
小学生5年で1人で梅田コマ劇場とか平気で観に行ってたし、
大阪フェス、大阪厚生年金も地下鉄乗って普通に観に行ってた。

ライブの内容とかその時の曲への思いとか、セットリストとかはすぐに思い出せるのに。

急に昔の事とか思い出して書いてしまった。
そう、この「私に人生と言えるものがあるなら」は中学生、高校生の頃に聴いて感動してたのと
今では重さが違って聞こえる。
美しいメロディーで高石ともやさんの柔らかい声の印象でぼんやりといつかこんな風に
思う時が来るのかと考えてた。

このシングルバージョンはストリングスと女性コーラスを加えて
ライブで聴く感覚とはまったく違う印象の編曲です。
これはこれで凄く気に入ってました。
「107 SONG BOOK Vol.03 陽のあたる道。」のバージョンが一番しっくり来るのは
コンサートで聴いてる感覚になれるから。
まあ、これもコンサートの演奏とは違うのですが。

コンサートでは急にアカペラで高石ともやさんが歌い出して、城田じゅんじさんがフィドルを
弾き始め観客もみんな一緒に歌いだす・・・こんな編曲が多かったように思う。
坂庭しょうごさんがマンドリンを弾き曲間にともやさんが何かメッセージを話す。

派手に坂庭しょうごさんのマンドリンから始まる派手な演奏の時も多かった。
城田じゅんじさんのバンジョー、ともやさんのギター、木田高介さんのウッドベース、
もう二度とあのアンサンブルは生で聴く事が出来ないって思うと切なすぎる。

B面「ロンドンデリー・エアー」
この曲は坂庭しょうごさんと城田じゅんじさん2人の演奏です。
1979年9月2日上野タカラホテル307号室で録音したもの^^;
打ち合わせ部分から録音されています。
マンドリンとギター。
そして演奏を始めた途端にホテルの部屋に電話が鳴ります。
電話は木田高介さん^^
その電話の話までずっと録音されたまま。
そして電話を切って再び2人のめちゃくちゃカッコ良い演奏が始まる。



シングル文庫とだけあって歌詞カードは8pの冊子になっています。
この号は1979年当時のバングラディッシュの現状を写真とともやさんの言葉で。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年12月15日 05時35分29秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: