イギリスのロックバンド「Gravy Train」の4枚目のアルバム。 このアルバムを最後にバンドは解散。 「Gravy Train」の事は2ndアルバム「(A Ballad Of) A Peaceful Man」の事しか 書いていなかったような気がする。 2ndアルバム「(A Ballad Of) A Peaceful Man」はオーケストラを従え派手にレコーディングされたアルバム。 大好きなバンドの一つなんだけど活動期間が短かったのと、リリースしてるレコードが 少ないので聴く機会も自然と少なくなってる。
A面 1曲目「Starbright Starlight」
3曲目「Never wanted you」 4曲目「Staircase to the day」(邦題「暗黒の世界へ」)
B面 1曲目「Going for a quick one」(邦題「戦い」) 2曲目「The last day」 3曲目「Evening of my life」(邦題「人生のたそがれ」) 4曲目「Busted in Schenectady」(邦題「破滅」)
Vocals, Electric Guitar, Acoustic Guitar – Norman Barret Clavinet, Piano, Organ, Electric Piano, Flute, Mellotron – John D. Hughes Bass – Les Williams Acoustic Guitar, Electric Guitar – George Lynon
そっくりな部分(Aメロ)があったり自分的にはかなり楽しめるすごく好きな曲。
2曲目「Bring my life on back to me」はピアノが中心になってる美しいバラード。 雑に感じる部分もあるのですが、逆にそれが素直で優しいこの曲には良いように感じる。 このアルバム、リアルタイムで聴いてたわけではなく、後に洋楽ロックを聞くようになってから 収集しはじめたバンドです。
4曲目「Staircase to the day」はフルートの音色がインパクトをより強めて印象に残る曲。 アルバムタイトル曲でもあり、このアルバムの一番の聴かせどころだとも思う。 この曲はサバスよりもイーグルスのダークな曲のようなイメージをずっと持ってる。 シンセサイザーにMary Zinovieffをゲストとして迎えています。
B面 1曲目「Going for a quick one」 この曲もイーグルスを思い出すような感じの歌メロ。 しかしアレンジはプログレなところが多くてマニアックなロック好きにも楽しめる要素のある あまり知られずに消えていくのはもったいない曲。
2曲目「The last day」もフルートが印象的な曲。 ジェスロ・タル並みにこれまでもフルートをフィーチャーしてる曲も多い。 この曲でもフルートは大活躍です。
4曲目「Busted in Schenectady」(邦題「破滅」)は 冒頭のパートはサバスの「Fairies Wear Boots」によく似てるリフと演奏。 8分15秒もある曲ですが、展開も多く自分はこの曲がめちゃくちゃ好きでよく聴いてた。 Electric Violin にMary Zinovieffを迎え効果的に使われています。