2023年07月16日
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1400万アクセス超えてた。
めでたさも込めて三波春夫さんのソノシート(フォノ・グラフ)の事を。
三波春夫さんの1965年春発売のフォノグラフです。

好きなアーティストのソノシート、フォノグラフ、コロシートなどを高校生の頃から集め出した。
1970年代後半頃までは、テレビ漫画などのソノシート(朝日ソノラマが多かった)が唯一
新規で発売されるものだった。
1960年代の物は中古レコード屋や古本屋でソノシート系をよく探して回った。
洋楽の輸入盤7インチを探すのがメインだったけど、演歌系、浪曲系の貴重なものはいつも探してた。

三波春夫さんはテイチクレコードなので「フォノグラフ」と名付けられてた。

ソノシート系はレコード店ではなく書店で販売してました。本扱いになっていました。





三波春夫さんは1960年代にはすでに大御所扱いで、かなり豪華な造りになっているものが多かった。
三波春夫集1,2,4,5,6と5種類集めた。3はかなり劣化してて盤質も悪いものは見つけたけど、
状態悪いのに高値だったので買わなかった。たまにオークションなどでも出てるので探そうとは
思ってるけど、ネットを見る時間があまりなくて忘れてしまってる。

そういえば、三波春夫さんの事ってあまり書いて来なかったような気がする。

Disc 1
1曲目「俵星玄蕃」

Disc 2
1曲目「水戸黄門旅日記」
2曲目「水戸の黄門さま」


1曲目「大利根無情」
2曲目「文左たから船」

Disc 4
1曲目「花と柔道」
2曲目「魚河岸の石松」



「俵星玄蕃」は浪曲入り歌謡曲として超有名な名曲です。
「たわらぼしげんば」と読みます。
実在の人物ではなく忠臣蔵の美談のひとつとして語られた物語。

この曲で歌謡舞踊を舞う人も多かった印象です。
多くのライブでの名演がYouTubeにアップされてるので必見!
歌謡曲→浪曲→台詞→浪曲→歌謡曲の構成。

素晴らしすぎて聞き入ってしまう。台詞部分の迫力も凄い!






Disc 2
1曲目「水戸黄門旅日記」
2曲目「水戸の黄門さま」
Disc 2は1964年11月2日〜1965年12月27日までTBS系で放映された「水戸黄門」の主題歌と挿入歌。月形龍之介さんが水戸黄門役。月形さんはすでに映画でも水戸黄門のイメージを
出来上がらせていた水戸黄門のイメージを強く持たれてた方のようです。

「水戸黄門旅日記」は ブラザー劇場・水戸黄門の主題歌。
挿入歌はコミカルな楽曲です。「助さん、角さん、着いてきな〜」とコミカルに歌われます。






Disc 3「大利根無情」は昭和に生きてた人で知らない人はいないんじゃないかと思う超名曲!
「止めてくださるな 妙心殿! 落ちぶれ果てても平手は武士じゃ
 男の散り際だけは 知っております! 行かねばならぬ! 
 そこをどいて下され!行かねばならぬのだぁあああ〜〜」
このセリフは子供の時でも普通に言える人が多かった。
あまりにもインパクトがあり有名なセリフ。

「文左たから船」は紀伊国屋文左衛門を歌謡曲にした楽曲です。
長編歌謡浪曲でもタイトルを「紀伊国屋文左衛門」として詳しく人生を歌い上げています。






Disc 4
1曲目「花と柔道」は大映映画「外人墓地の決斗」の主題歌。
柔道名勝負物語のシリーズのひとつのようです。
2曲目「魚河岸の石松」はコミカルな歌謡曲。
日本テレビドラマ「魚河岸の石松」の主題歌です。

三波春夫さんの長編浪曲歌謡を聴き始めたのは、祖母に教えてもらった「神戸を拓く清盛」を
知ってから。
神戸の港を開拓する平清盛を歌った楽曲です。
この三波春夫さんの長編浪曲で歴史の勉強もできた。
完璧すぎる歌唱力は何歳になって聴いても鳥肌が止まらない。


三波春夫さんのファンクラブの入会方法が掲載されています。
入会金100円 1ヶ月100円(半年分をまとめて納めると550円)
会員特典の一つに「三波春夫さんに関してはすべて会員は優先的です」
これが一番大切!有料会員が何よりも優先されるのが当然!



テイチクもポータブルレコードプレイヤーを売ってたのか・・・
6300円なのか・・・ファンクラブの年会費が1200円(1100円)。
現在のファンクラブの年会費の平均が5000円なので、今なら約30000円って感じかな。
そう思うとそんなに高くはないかな。





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最終更新日  2023年07月16日 08時59分28秒
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