2023年07月28日
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岡田奈々さんの4枚目のシングル。
1976年3月10日発売。



この年の10月3日神戸国際会館でのコンサートの招待券をもらって初めてライブを観た。
大きい会場での昼、夜2回公演。自分が観た4時半公演はかなり空席があったけど
熱心なファンが多く付いている印象でした。






A面「青春の坂道」
作詞(原案) 中司愛子さん 作詞 松本隆さん  作曲 森田公一さん  編曲 瀬尾一三さん

この曲は月間「明星」の歌詞募集で生まれた曲。
岡田奈々さんの楽曲の中で一番、世に知られている曲だと思う。

ロングランで売れ続けてたから、みんなが知ってる曲になったのだと思う。
自分が観たコンサートでは本編のラストにこの曲が歌われた。

この曲は何といっても森田公一さんが書き上げたメロディーの良さに尽きる。
そして岡田奈々さんの嫌味のない素直で素朴な歌唱がこの曲を何倍も魅力のある曲にしている。
フォーク歌謡なアレンジはこの頃の瀬尾一三さんが多くの名曲を作っています。
バックでは絶えずアコギのスリーフィンガーをやや前に出してるのがイイ!

かなり久しぶりに聴いたけど、やはり名曲です。






B面「恋はかくれんぼ」
作詞(原案) 村上伊津子さん  作詞 松本隆さん  作曲 森田公一さん  編曲 竜崎孝路さん


イントロ、間奏のフレーズが天地真理さんの「恋の予感」に出てくるフレーズに似てると思ったら、
両曲とも竜崎孝路さんの編曲でした。

すぐに編曲者や作曲者を調べてしまう。
「恋の予感」はアルバム収録の楽曲であまり知られていない曲ですが、
4曲入りのコンパクト盤の1曲に選ばれたりしてる名曲です。
竜崎孝路さん編曲の天地真理さんの大ヒット曲は「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」
「空いっぱいの幸せ」「恋人たちの港」「恋と海とTシャツと」「想い出のセレナーデ」と

「若葉のささやき」「恋人たちの港」「想い出のセレナーデ」の編曲は秀逸すぎる!

岡田奈々さんはデビュー曲「ひとりごと」や、自分が観たコンサートでその時の新曲だったので
アンコールでもう一度歌った「手編みのプレゼント」も好きな曲。
「♪まっ! すぐに まっ! すぐに 生きてきたのに〜・・・青春は〜分かれ道〜」
 かなりインパクトのある歌い出しです。「まっすぐに まっすぐに 生きてきたのに」ですが。


チケット申し込み書



動員が厳しいコンサートは、割引クーポン券がよく送られてきてた。
もっと大幅な割引きの物もあった。3000円→800円とかもあった。
当時はまだライブに行くっていう習慣は10代20代前半にはあまりなくて
アイドル系のコンサートが苦戦してた印象。テレビでは凄い人気でも
コンサートは1階席の半分ぐらいしか入っていないとか何度か経験した。

ただ天地真理さんの場合はアイドルと言うよりフォークシンガー的に応援してたファンが多いからか
客席が極端にガラガラな事はなかったように思う。
天地真理さんはギター、ピアノの弾き語りできっちりと曲を聴かせてくれてたから。

これは1978年春の割引券





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最終更新日  2023年07月28日 06時23分28秒
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