2023年09月05日
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2013年2月6日発売の「牧伸二」さんが最後に出したシングル。

牧伸二さんが亡くなったのが2013年4月29日。
亡くなる2ヶ月半前にリリースされたシングルでした。
3曲収録されてて牧伸二さんが歌ってるのはメイン曲のみですが。







1曲目「ひとめ惚れ」
作詞・作曲 星桂三さん  編曲 桜庭伸幸さん

イントロのド頭が牧伸二さんのウクレレで始まります。
この最後のシングルを聴いてもわかるように、牧伸二さんの歌唱力は実力派歌手並の素晴らしさです。
この時、牧伸二さんは78歳です。78歳とは思えない低音の響きです。



牧伸二さん 「あ〜 生まれてきて よかったぁ〜」
岡田旬子さん「あ〜 いやんなっちゃったって 言わないでね」

というセリフのやりとりがあるのですが、亡くなった後で聴くと、
この時このセリフをどんな気持ちで言ってたのだろうとか思ってしまう。
牧伸二さんは身投げして自ら亡くなったので、このレコーディングしている時点で悩みや苦しみは
あったのだろうと思う。
最後に日本クラウンからCDを出せたのは良かった。
何が原因で自ら命を絶ったのかはわかりませんがニュースを知った時はショックでした。

レコードは1960年代〜70年代には多くリリースしています。
デビューシングルは1962年「やんなっちゃった節」ですが、「牧伸のジンジロげ」や「サラリーマン数え唄」などでも歌の巧さがよくわかります。
そして1977年の世の中全てがディスコブームになった時に牧伸二さんも

もちろん牧伸二さんのリズムに気持ち良く乗った歌唱も最高です。
そしてそれ以上にB面の「ナベヨコソウル」の演奏、アレンジが強烈にカッコいい!
ビー・ジーズとコモドアーズ、アースウインド&ファイアの要素を入れ込んだソウルナンバー最高です!
この頃、日本ではディスコサウンド風な楽曲が山ほどリリースされていました。
牧伸二さんのレコードはヒットしたわけではないのですが、レベルはかなり高い作品だと思う。

それなら浅野ゆう子さんの「セクシー・バスストップ」のアレンジ、演奏の方がカッコいいと思った。
B面のソウルアレンジの「ブルーライト横浜」もミディアムソウルで好きなアレンジでした。


2曲目「晶子の恋歌」  岡田旬子さん
作詞・作曲 星桂三さん  編曲 桜庭伸幸さん

この曲は演歌ではなく歌謡曲色強めのバラードです。
アルトで歌う岡田さんの声がまた凄くイイ!


3曲目「千曲川恋歌」   岡田旬子さん
作詞・作曲 星桂三さん  編曲 熊谷直子さん

この曲は演歌です。
3拍子の大正演歌色も感じる七五調の楽曲です。
この曲も牧伸二さんとデュエットしてほしかったと思える曲です。







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最終更新日  2023年09月05日 07時17分05秒
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