2024年03月03日
XML
1978年4月5日に発売された6枚目のアリスのアルバム「ALICE VI」に収録されている曲。




「ある日の午後」
作詞・作曲 矢沢透さん  編曲 大浜和史さん

この曲のボーカルは堀内孝雄さん(べーやん)です。
アリスの曲だと言わずに人に聞かせたら、アリスのヒット曲の数々を知ってる人でも
べーやんが歌ってるなんてきっと思わないだろうと思う。
この曲を初めて聴いた中学生の時、べーやんのファルセットのような美しい声に感動した。
この前のヤングタウンの放送内でべーやんはファルセットが使えないって言ってたけど、
これが地声なのだったら逆に凄すぎる。

消したような歌唱はこの1曲だけのように思う。
「ALICE IV」収録の「太陽に背を向けて」のAメロ部分もかなり近い発声のように思う。
「ALICE Ⅶ」の中の「緑をかすめて」も「ある日の午後」と近い歌唱ですが、
「緑をかすめて」はべーやんが歌っているとすぐにわかる曲。
ソロ曲なら「故郷には帰りたくない」もファルセットに近い歌唱ですが、
べーやんだと1発でわかるのは作曲がべーやんだからかな。




編曲の大浜和史さんはアリスの編曲をこの曲と、
同じアルバムに収録されてる「センチメンタル・ブルース」の2曲のみだった。
どちらのきんちゃんの作曲の楽曲。
大浜和史さんと言えばピンク・レディーファンにはおなじみの名前です。
ライブの音楽監督、楽曲の編曲、ライブでの編曲、演奏などピンク・レディーの洋楽志向な


(1978年5月〜7月末まで2人のアリスのツアーで全国を回った)



「ある日の午後」はセットリストに入ったコンサートツアーは一度だけです。
それも1978年5月に体調を崩して入院したちんぺいさんが休養してた期間の
二人のアリスのツアーの時のみ。
コンサートの5曲目でこの曲は歌われました。

この曲を歌う前のMCできんちゃんは、本当はレコーディングする時まで自分が歌う予定だったけど歌ってみたら難しすぎて声が出なかったとか。
ギター弾き語りで歌ったのですが、この曲のコード進行を見たらわかると思うけど、
非常に複雑なコード進行で普段はライブでギターを弾いていないきんちゃんは大変そうでしたが、
歌は本当に良かった。

Cmaj7 C6 Dm7 Dm6 E♭maj7 Em7 F Edim A7 Dm D♯dim E7 Am Am/G Am/F♯ Am/F
古びた〜 本棚の すみに落ちていた写真  ま〜だ君が若かった頃の 少しだけ  大人びて

最初のAメロの途中までだけでこんなに複雑。
その上、このあと転調が2回もあるし…。
こんなに複雑でも曲になって聴くとメロディーも滑らかでドラマチックになっています。





「ある日の午後」が収録されてる「ALICE VI」の8トラック版では「ある日の午後」が
一番ラストに収録されています。
レコードとは曲順が見事にバラバラです。さらに「さらば青春の時」まで2曲目に入っています。
カセットテープ版はLPとまったく同じ曲順で収録されています。


(この曲順で聴いてみたらアリスファンならかなり違和感あると思う。
  8トラは意外と音が良かった記憶がある。もう聴くプレイヤーがないけど)



2月22日と2月29日、2週連続できんちゃんのお店に行っていろいろ話してきました。
きんちゃんと元シグナルの住出勝則さんと滝ともはるさんの3人で活動してたHUKUROHですが、
バンド名も変えてブラッシュアップさせて活動開始するようです。
6月23日(日)16時 SHIBUYA PLEASURE PLEASUREから始動。(道玄坂のユニクロの6F)
昨日、ヤンタンできんちゃんも発表しました。
チケット発売などはヤンタンでまた発表してくれると思います。

ちんぺいさんがいなくなってしまった後、べーやんときんちゃんの活動をもちろん今まで通り、
応援していきます。
アリスとしての追悼のイベントなども予定されているようです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年03月03日 08時35分37秒
[ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: