5曲目「恋夜」 6曲目「きっときっときっと」 7曲目「中山晋平メドレー 船頭小唄、ゴンドラの唄、さすらいの唄」 8曲目「Where The Blue Of The Night Meet The Gold Of The Day」 9曲目「As Time Goes Bye」 10曲目「枯葉」 11曲目「All Of Me」 12曲目「季節はずれの風鈴」 13曲目「そっとしといてあげるから」 14曲目「霧子のタンゴ パートII」 15曲目「おまえに」
フランク永井さんは1955年10月に1928年にアメリカで発表された「Lover, Come Back To Me」に 邦題を付け「恋人よ我に帰れ」でデビュー。 このリサイタルでもメドレーの頭と最後にこの曲を歌っていますが、 ジャズを得意とするビッグバンドの素晴らしい演奏で聴く「Lover, Come Back To Me」は最高です!
Disc1の8曲目のメドレーは23分近い壮大なメドレー。 デビュー当時の「恋人よ我に帰れ(Lover, Come Back To Me)〜バラの刺青〜16トン」の 洋楽JAZZカヴァーから往年のヒットオリジナル曲、1976年当時ヒットしてた曲も織り交ぜています。 中でも宝塚歌劇「ベルサイユのばら」の主題歌「愛あればこそ」をフランク永井さんが歌っているのは 圧巻です。歌の前に少し笑いを取る感じでアンドレ風のセリフを入れています。 メドレー終盤「Everybody Loves Somebody」はフルで聴きたいと思ってしまうほどの素晴らしさ。 「東京カチート」はメドレーじゃなく普通に聴きたかった。
この日のリサイタルで確実にハイライトと言えるのは、ビング・クロスビーがカヴァーした事で 大ヒットした8曲目「Where The Blue Of The Night (Meet The Gold Of The Day)」です。 この曲、多くの人が歌ってるのを聴いたけど、ビング・クロスビーと並ぶほど良いと思ったのは このフランク永井さんの歌唱です。 原信夫とシャープス&フラッツの演奏も最高にカッコいい!