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数年前に発売直後のSONAR8(オーディオインターフェース付き)を買いました。僕にとって初めてのDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトです。昔は録音と言えばMTRだったのですが、今はよっぽどの理由がない限りDAWを選ぶ方が多いです(元々PCさえあるなら、その方が高機能で安いですから)。ちなみにSONAR8 PRODUCERのサイトの宣伝文はこんなかんじです。 [SONAR 8でレコーディング、編集、ミキシングからマスタリングまで、音楽制作に必要な作業を全て行えます。SONAR 8 PRODUCERはレコーディング、コンポージングに必要な機能を提供し、手にすいつくような操作性、業界をリードする64ビットのオーディオ・クオリティーであなたのトラック・ワークを完全にサポートします。 もちろん、SONAR 8は通常のDAWにみられるようなバーチャル・インストゥルメント、ミキシング、マスタリング・ エフェクトを装備しています。 無制限トラック、インスパイアされるバーチャル・インストゥルメントはもとより、あらゆるオーディオ・インターフェース、コントロール・サーフェスにも対応、さらに、データ・コンパチビリティーにより他のDAWとの協業にも最適なSONAR 8は、あなたのベスト・チョイスとなるでしょう] ・・・なんとなくは分かるのですが、ちょっと難しいですね。 そこでまだDAWというものをよくご存知でない方の為に、すごーくすごーくシンプルに説明させて頂きたいと思います。◎出来る事・トラック別の録音(何十トラックでも)・音のコピーアンドペースト(何度も同じフレーズが出てくる場合、一回だけ弾いてコピーしたりも出来ます)・エフェクト(ギターやボーカル、打ち込んだ音にかけられるそれなりの品質の色んなエフェクトが元々入っています)・打ち込み(ドラム、ピアノ、ベース、シンセ、金管など様々な楽器の音をピアノロールという画面でクリックしていけば、その楽器が弾けなくてもフレーズが完成します。Perfumeのバックの音のように機械的な音も可能ですし、別売りの音源を買ってうまく調整すれば一聴しただけでは本物の楽器の音と聞き分けられないようなフレーズを作る事も不可能ではありません)・音の修正(リズムがずれた音や音程がずれた歌を修正し、正しいリズムや音程に直せます。ただ自然に修正するのはわりと難しいです)ミックス・マスタリング(簡単に言うと録音した色々な音を調整して一曲にまとめ、youtubeやニコニコ動画、myspaceにUP出来たりCDに焼ける状態にします)つまり作曲、編曲、録音に関することは大抵出来ます。演奏してみた動画を作ったり、ドラムやベースを打ち込み・録音してライブのバックで流したり、初音ミクなどのソフトを買って打ち込みで歌を作ることも可能です。そしてSONAR8には元々ある程度のレベルの音源(打ち込みで使うピアノやベース、ドラムなどの音)が入っていますが、別売りでよりハイレベルな(ものによっては本物と聞き分けがつかないような)音源のソフトも様々なメーカーから売っています。またオーディオインターフェース(綺麗な音をPCに録音する為の機械)、MIDIキーボード(PC内の操作に使う色々なつまみ付きの鍵盤)もあった方がいいです。PC(VISTA、内蔵メモリ4GB、Core2duo)、SONAR8、オーディオインターフェース、MIDIキーボードで当時20万円ちょっとだったと記憶しています。今ならもっと安く揃えられるはずです。それでも高いですか?しかし二昔前なら同じことをしようと思ったら100万円以上かかりました。「安くなったなー」というのが買った時の僕の感想です。ちなみにどの機材を買っていいか解らないという方は「同じ系列のメーカーで揃える」というのも手です。僕はローランドの製品が多いのですが、サポートが驚く程親切ですよ。DAWソフトはプロも使っているメジャーどころではpro tools,SONAR,Cubase,Logic,Digital Performerあたりですが、使いやすさではSONARとDigital Performerという噂です(SONARしか使ったことがないので正確な比較は出来ませんが)。各ソフトの違いはまたいずれ書くかもしれません。コピーのみをする方なら別ですが、ロックやポップス、テクノやヒップホップの作曲・編曲に興味のある方なら(必要不可欠とまでは言いませんが)DAWが使えるかどうかは大きな違いですよ。外資系企業の面接を受ける時に英語が話せるか全く話せないかぐらいの違いはあると思います。DAWソフトには安価なものもありますので、とりあえずそういったソフトで自分に合うかどうか試してみるというのも手ですね。その上で合わないなら無理に使わなくてもいいわけです。。今日は音楽を作る上で、とても有効な武器についての簡単お話でした。ギターファースト恵比寿
November 17, 2012

「あの人は(音楽的な)センスがある」「このバンドは(音楽的な)センスがいい」、よく聞きますね。音楽に関してセンスがいいとはどういうことか、僕は未だ納得いく定義に出会っていません。僕は十代のころから「うまいと思われなくていい、センスがあると思われたい。技術はあくまでその為の道具にすぎない」と考えてきました。けど「センス」っていまいちよく解らないですよね。スポーツでセンスと言えば殆どの場合「生まれつきの素質がある」ということです。しかし音楽の場合は違います。僕の考えではセンスとは「相手を共感させて更に相手の想像の上をいく能力」です。例えばケタ外れの才能があって2000年先の音楽を演奏する人がいたとして、彼は「センスがあるね」とは言われないでしょう。なぜなら共感させることが出来ないからです。ゆずが大好きな方にメタルのギタリストがタッピングを見せても、「うまいね」とは言われても「センスがあるね」とは言われません。なぜなら共感されないからです。そしてもしゆずそっくりの曲やフレーズを聞かせても、気に入ってはくれるでしょうがセンスがどうこうという話にはならないでしょう。やはり相手の想像や予想の上をいってはじめて、センスがあると言われるのではないでしょうか。というわけで、やはり川崎さんや浮雲さんはすごいですね。実は先日あるアメリカ人のギター少年から「いいね、センスあるよ!」と言われました。日本人のギター少年なら、「うまいですね、どんな練習したんですか?」というかんじだと思います。正直日米の感覚の差を痛感しました。ちなみに「センスがいい」と言われそうなジャンルといえばハウス・アシッドジャズ・ボサノヴァあたりでしょうか。おしゃれ感みたいなのも大事かもしれないですね。あなたはどんなフレーズがセンスがいいと思いますか?ギターファースト恵比寿
November 9, 2012
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