Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など 326
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★ 中国が自分のことは棚に上げて、我が国の海産物は原発の汚染水を海洋に放出するから危険だという。 我が国はALPSで浄化したうえで更に海洋投棄で IAEA希釈するという手段を講じ、この経過は国際原子力機構 誤魔化しなしで認められ、かつその経過を自ら確認するものである。 監視までつけるから先ずは安全であろう。 うなぎ上り このところ物価高騰で、食品は値上がり傾向にあり、中国が輸入禁止をしてくれた~おかげ(?)で、多少の余剰感が一時的に生まれている。 この機会に是非、日本国民は近海の漁獲に目を向けよう。 珊瑚採集船を含む 中国の漁船群が日本の領海に表れないことを願っている。https://www.yaoko-net.com/ ヤオコーのネットに「ログイン」したのちに(ヤオコーカードの番号、申請した生年月日、電子メールアドレスが必要)申し込め、支払いもVISAなどのカードで可能である。 確認は、「お気に入り」をクリックしてあらわれる「ヤオコー予約&ギフト便利機能」から、「予約&ギフト注文履歴を見る」で確認できるから安心である。 但し、ヤオコー店舗の配置から~日本の本島以外は配達できない仕組みという。★ 政策提案:減税などよりも~政府は漁業関係者から汚染水疑惑の水産物を買い取り、全国民におせちを配布したら~~~ ★
Oct 7, 2023
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******文字の拡大にはモニター枠を広げ「CTRL」+「+」を数回押す ・・・ 2~3回くらい元に戻すには「CTRL」+「0」を押す******★3日間特集:福島第1原発の処理水の沖合排出 読売新聞2023/7/4~6 原子力を発電に利用する国々では、危険な発電を行うのであり事故が付きまとう。 自国での原子力発電を行い既にトリチウムの海上廃棄を行っている国々でも、その方法を安全範囲だと理解している。 海上放出には自然界に存在するトリチウムの範囲と比較して問題のない範囲(IAEA基準)での廃棄であり、IAEA自らがその検査に立ち会うとの姿勢である。 すでに自国の国内にある原発の処理基準に合わせた基準を用いずしてどうするのであろう。 以下においては、読売新聞の3日間に亘るトリチウムALPS処理水の沖合海上投棄問題を取り上げる。1.1日目の特集 2023/07/042.第2日目の特集 2023/07/053.第3日目の特集 2023/07/06★
Jul 6, 2023
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★PC画像Tinerhir (ティネリール / ティンジル)はトドラ渓谷へのルートの途中にあります。★ トリチウムの海洋放出について~攪拌は可能か、その検証は誰が行うか~では? というのは~摂取される生き物に万遍無く均等なら~理論的に安全なベクレル量になるだろう。 しかし、ドサクサに紛れて~十分に攪拌できないで~海に流すと~放射能は集積されたり、攪拌が旨くできないときは~毒に過ぎないのかも・・・ 「毒」は適度に薄めれば「薬」にもなり~更に無限に薄めれば「飲料水」にもなるだろう。 この辺が~風評なのか~事実なのか~の~境目ではないのだろうか。 小生だけが実際に感じただけかも知れないが~広島の己斐港の小魚のベクレル量を測ってみれば濃縮しない場合の「怖さ」が判るかも知れない。 むしろ福島第一原発の海洋投棄は~濃縮滓が残らないような配慮→無限に拡散があってこそ~可能ではないだろうか。 かい まずは、「隗から始めよ」で~「己斐港」を綺麗にして置くことで、安全性を証明してもらいたい。 理論的には攪拌で薄まるものでも~杜撰な廃棄の管理では海底や滓に危険性が残るかもしれない。 韓国の言うのは~「攪拌すれば薄まるはず」の事実認識では誤っているが~攪拌の手続きが杜撰な場合には危険が残ることでは正しい。 攪拌を証明する十分な検証がなされれば問題ないことを日本政府は示してほしいものである。 呆け頭の戯言に過ぎない。★ あまり言いたくもないが~気の所為かも・・・★ 隗から始めよ:★ 類似の過去ブログです。 ↓ 広島の原爆投下に向かうSNSのタイムラインの試みについて→放射能の怖さの真実を知って、その半減期の長さ、DNAなどへの影響を適切に考えよう!★COVID-19感染状況とワクチン接種 https://web.sapmed.ac.jp/canmol/ coronavirus/japan.html?d=2&y=01.世界2.日本の都道府県第一次緊急事態宣言の目標値は人口百万人当たり「5人」であった。根拠の薄い日本政府の目標設定こそ感染爆発の元凶か?あとはワクチン接種が頼みだが~政府は大丈夫なのか!ウイルスは変異種がでるのは当たり前である。それがウイルスなのだ。3.西欧主要国の非常ブレーキ発動条件 独~人口10万人当たり100人/3日連続オーバー 人口=84,008,377 May3,2021 10,279人/840→12.2人<100人 仏~人口10万人当たり100人/日オーバー 人口=65,394,549 May3,2021 3,760/653.9→5.75<100人 伊~人口10万人当たり150人/日オーバー 人口=60,387,240 May3,2021 13,445/603.9→22.26<100人★
May 4, 2021
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★ 小生がOct.24,2015とNov.15,2016ブログなどで書いた広島勤務時代の「思い出」です。 呆け頭が、昔、地元の高知で子供の頃に こい魚釣りしたように、広島寮の近くにある己斐港に休みを利用して釣りに出掛けた記録である。 己斐港は漁業権を放棄しているから釣り人は多いが、小魚を釣っても誰も持ち帰らない~キャッチ&リリースであり、傍にいる猫も目もくれない・・・つまり人間も猫も食べないのである。 よそ者の小生は持ち帰り、小鯵を捌いて日干しして食べると、目から鮮烈が走り、首が回らなくなった。 広島原爆病院に行くと、頸椎を手術すると言う。 手術は怖いから、そこに行くのは、勝手にやめて小生は、近くの整形病院に1年間、通い、幸いにして首は回るようになったが、その後、脳幹梗塞を発症して現在は血液サラサラのお薬を飲んでいる。 何故、首が回らなくなったのか~~~その理由は判らないし、「誰も食べようとしない、小魚を食べようとした小生の自己責任!だ」と理解している。 勿論、小生は呆け頭でも、広島が原爆投下を受けて太田川(放水路)の下流の己斐港から大量の放射能灰が運ばれたことも知っている。 原爆が投下されており、大量の放射能がばら撒かれた事も知っている。 其の放射能はどれくらいの半減期かも種類により異なることも知っている。 広島に落とされた原爆は75年経ったから、そして放射能灰は地下に埋めたからもう大丈夫だろうか。 広島県の人々は現在も広島からかなり離れた場所の高台の団地に住む人が多い。 地元の人は実に慎重に生活を選んでいるように思う。 地元の人が釣りをして食べる魚は遥か離れた場所だ。************ よそ者の小生などは、地元の人や猫までが跨ぐような小魚を無警戒に釣って仕舞う・・・知らぬが仏とはいかない。************ 広島人は~昔の苦しかったことを本当に思い出したいのだろうか。 ・・・・・・ SNSで「昔を思い出す」のは、戦争が招く「惨禍」であってほしいが、二度と悲惨な結果を招く「戦争を起こさない」ことが大事だ。 ・・・・・・・・・・・ 本当はそれさえ忘れたい~~~このことが大きいのでは。 広島にもまだまだ、除去が不完全な放射能が~~~微量だが残る場所があるかもしれない。 なんせ、半減期は人類が何世代も経ないと処理できないものさえある~~~かも知れない。 現在、この現象とよく似たことが東日本大震災時での原発爆発事故*の後処理でも起きている。 (*非常用電源を、高い位置に置かず地下に設置する管理者は電源が水を嫌うことまで無知であったようだ。) 放射能はタンクで浄化保存しているが、東電は余りにも多量になったので希薄化して海に放流しようとしている。 広島の住民は原爆からの影響を避けるためにあらゆる努力を続けているように、東日本大震災後の放射能除去には何世代もの対応が必要である。 韓国のように~全てを ・・・・「善か悪か」に決めつける(確かに判り易い)ことが処世術として世界の標準判断力を下回るのは判っている。 人間はもっと泥臭い、善~悪の中間の「鼠色の人生」を送っているに違いない。 水木しげる先生に感化されたのかも!?ねずみ男:WIKIPEDIA 人類が処世術として、放射能についてどのように対処すべきか~世の叡智を集めて真剣に検討すべきであり、被爆国の日本がその先導を果たすべきではないだろうか。 新型コロナ禍で~PCR検査がわずか「0.7%」なのに大手を振って歩く日本政府にはその科学的理解度が~怪しいかもしれないが・・・兎に角は~ 頑張れ!!! 喩え、ねずみ男と言われようとも。 人間らしく生きることが素晴らしいのだから。★<参考文献>1.1945ひろしまタイムラインhttps://www.nhk.or.jp/hiroshima/hibaku75/timeline/index.html 広島には本当に美人が多いが、結婚を躊躇っている人が多かったような気がする。★2.はだしのゲンhttps://www.amazon.co.jp/★3.トリチウム汚染水の海洋放出に反対する署名 https://cnic.jp/9089★4.放射能半減期について★5.トリチウム汚染水の問題(半減期は12年だが) ・・・DNAの破壊 http://www.chernobyl-chubu-jp.org/ _src/sc624/kawata094.pdf★
Aug 7, 2020
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☆ これは、テレビドラマの話ではない。 主演の反町 隆史もビックリだろう。<ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇:集英社> ダメな広告代理店のサラリーマンがロト6で一等「3億2千万円」を引き当てて、自分の好きな鉄道模型の会社を起業し、社長になるが失敗してしまう話(悲喜劇)ではない。☆<高浜原発> 関西電力の幹部ら20人が高浜原子力発電所のある福井県高浜町の元助役(故人)から3億2千万円相当の贈賄(金貨・銀貨など)を受けて居たことが「金沢国税局による吉田開発の税務調査」で判明した・・・、という報道があった。 吉田開発は同町内の建設会社であり当該原発関連事業の請け負い会社だ。 一企業の利益誘導のために、「原発と言う公共事業体の工事を受注するための営業行為に絡んだ作為」は一体なんだろうか? 「脱税」と言う行為だけに収まらない。 不正競争禁止法や独占禁止法などにも抵触する「法律違反」のような気がする。☆ これでは、「国税局」のだけの問題ではなく、「会計検査院」、「公取委」、「警察」、「原子力規制委員会」などを相手とした「違法・脱法行為など」ではないだろうか?☆ これらは関西電力の経営陣への追求と同時に、同じような体質にある可能性の東京電力など全ての原発の経営陣に対する税務調査などが始まらなければ不平等であり、かつ、職務怠慢であろう。☆ 国民は、「東電を慮って、世間が気付かないように福島第一原発の弱点(全補助電源喪失)を対外的に東海第二原発(日本原子力発電)が(業界ぐるみで)伏せていたために東日本大震災に伴う福島第一原発事故が、起こったかも知れない」と密かに思って居よう。 ぜひとも、そのようなこと(利益誘導)が起きてはいなかった!?ことを国(や国会)は税務調査などで解明してほしい。 金塗れの原発ではなかったことを、是非とも証明して欲しいものだ。☆ まずは、東電経営者と建設業者などの間の潔白を税務調査で証明願いたいものだ。 与党は自浄努力が必要だが、野党は国会でこれらに大丈夫だと「証言」させないのは何故だろうか?☆ 老人には、キツネや狸ばかりが見えるようだ。☆
Oct 3, 2019
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★ 全くの素人考えである。 福島第一原子力発電所ではメルトダウンした 原子炉の燃料棒(Fuel Debris)などを 水面下に沈んだまま取り去れないで困っている。 ロボットアームなどの開発に躍起である。 それは、自然環境では、地下水が網の目のように流れており、 メルトダウンした燃料棒などに触れることで 汚染した水が増えることではないだろうか。 破壊された原子炉が、水に触れないように 人工的な凍土壁で遮断しようとしているのではないだろうか。★ 北朝鮮では度重なる核爆発の地下実験*を狭い国土内で行っている。 (*Underground Nuclear Test) 地上でなく地下であれば放射能は外部に漏れないと想定していないだろうか。 素人考えでも、地下には、譬え、降り注ぐ放射能灰はないとしても、 膨大なエネルギーは原子核から生まれており、 地下では放射性元素が放出されていないだろうか。 高熱で溶けだした岩石が、液化し、自然冷却の後、収縮するから、 上部の地面は陥没するはずである。 その陥没で、すべての放射性元素が安全に閉じ込められると 想定するには無理がないだろうか。 福島原発事故で日本の原子力科学者が悩むのと同様に、 北朝鮮の地下核爆発実験場の周りにも地下水脈(*)が張り巡らされているはずである。 (*Groundwater vein) 放射能灰は天から降らずとも、天から降った雨水は地表の割れ目から 地下に達することで地下の放射能灰を地上にもたらすことは 自然の流れである。 汚染された地下水がいずれは地上に流れ出すのは時間の問題である。 青々と茂った核爆発実験場は高熱で焼け野原となっていないだろうか。 または、核爆発で部分的に崩壊していないだろうか。 其の地下は核爆発実験で大幅な変化を受けているはずである。 衛星写真で素人目にも判るであろう。 ガラス化した岩石に放射能が完全に閉じ込められていると感じる科学者は 世界中に一人も居ないかもしれない。 なんせ、広島原爆の10倍以上の威力が地下空間で発揮されたことには 間違いあるまい。★ 国土が大きくない北朝鮮で核爆発実験を続けるのは危険ではないか。 日本は広島・長崎で原爆投下被害を戦争終結時に初めて被った国家である。 しかし、原爆を投下した国・米国でも核爆発実験で被害を被った人々が大勢いる。 北朝鮮に隣接する中国・露でも放射能汚染地下水の影響を無視できるのだろうか。★ いくら米国嫌いでも、自国の放射能汚染が度重なる核爆発実験で酷くなっては 元も子もない。 自国民が大切なのはどこの国でも同じではなかろうか。 国に人が住めなくなっては国民もないし、元首もない。 この程度の汚染状態で核兵器廃絶の手を打つべきではないだろうか。★ 核爆発実験は自国の科学的優位を示すと同時に、 地下放射能汚染で自らの生存も劣位になりつつあることを意識すべきであろう。 呆け頭には、米国・北朝鮮の、どちらも、決して利口?には思えないのである。 呆けが間違っているかも・・・★ また、中国の東シナ海埋め立ては、軍事拡大面に目が行くが、 埋め立てによるヒートアイランド現象で海上温度が上昇し、 周辺海域や、北九州などに異常気象をもたらしていること が忘れられていはしないだろうか。 CO2による地球温暖化は、たしかに、影響が大きいが、 海洋の埋め立てには環境影響評価(=環境アセスメント)が大切ではないだろうか。 環境を無視した埋め立ては海洋の水面温度を上昇させる可能性が 素人にも明白に理解できる。★ 本日午後は、小生の脳幹梗塞の状態を血液検査、MRI検査で見る日である。 シニアテニスの練習は9時~13時であるが、11時には切り上げてシャワーを浴びて 病院に行く予定である。 新しいコートは小雨なら練習可能であった。 呆け頭の内部の具合が判るかもしれない。★
Sep 7, 2017
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★1. 東日本大震災の発生源は自然の脅威・大地震である。2. 東日本大震災と同時に発生した大津波は地震に伴うものであり予測される。3. 原発の擁壁は既に以前から、想定される津波に耐えられないと社内で危惧されていた。4. 原発内の原発冷却用の非常用補助電源装置は、水に濡れないことが必要であるが、 適切な高所でなく低所の地下部分に置かれていた(米国式設計での竜巻・ハリケーン対策)。 ・・・朝日新聞などの指摘・・・5. 非常用補助電源装置を失った原子炉は冷却不能となり、水素爆発、メルトダウンに至った。 原子炉からのメルトダウンした、この燃料棒・放射能は取り出しが困難である。6. 原発からは大量の放射能が空中に放出されて、 地域から大勢が各地に避難を余儀なくされ、除染が進む今現在でも住めない地域が残る。7. また、燃料棒を冷却する地下水は放射能を含み貯水タンクが不足する事態となっている。8. その他以上の、事故の発生において、電気を扱う、また放射能を扱う東電経営陣は責任を問われるであろうか。★ JR西日本で列車事故の責任が問われて経営陣が無罪となった。 しかし、これは、事故がATS(=Automatic Train Stop)設置に限らず、 運転手のスピードの出しすぎなどの問題も絡み、 責任の所在が不明確となったのではないだろうか。★ 東京電力福島原発の場合は、 <5号機近傍から津波襲来を撮影:福島原発事故の概要から> 1. 水には感電する電気を扱う事業者が、補助電源設備(非常用ディーゼル発電機)を 水に漬かりやすい場所に設置し、排水機能を講じなかったこと 2. 水素爆発、メルトダウンを起こす時期までに、補助電源装置が使える措置が 取れなかったこと 3. 外部電源を事前に用意するべきなのに対策をとっていなかったこと 4. その他(中央制御室の監視機能が「バッテリー」切れで不可能となった) <原子炉建屋の構造から抜粋> このように、経営陣たるものが、 電力(強電)や原子力の初歩的なことまで対策上とっていなかったことにあろう。 津波というよりも、水に対する措置さえ取れない幼稚な対策では、 熱暑の中で車に幼児を放置して遊んでいる姿に映りかねない。 その意味では、JR西日本の場合と異なり、経営陣の責任は免れないように感じる。★ 素人の呆けが言っても仕方がないが・・・ 少なくても東電経営者は、管理者の善管注意義務違反にも当たるように思う。★追記::「原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書」-東京電力福島原子力発電所の事故について- 平成23年6月 原子力災害対策本部・・ から抜粋 ・・b 津波による影響15 時 37 分には、津波の影響を受け、1 号機の冷却用海水ポンプ又は電源盤の被水等により非常用 DG2 台の運転が停止し、非常用母線の配電盤が水没したことで全交流電源喪失の状態となった。2号機も同様に全交流電源喪失の状態となったため、2 号機からの電源融通もできなかった。さらに、直流電源の機能喪失でパラメータ情報の確認ができなくなった。原子炉水位監視ができなくなり、注水状況の把握ができない中、注水されていない可能性があったため、東京電力は、16 時36 分に原災法第 15 条の規定に基づく「非常用炉心冷却装置注水不能」事象に該当すると判断した。また、補機冷却用海水ポンプが機能喪失したことにより、原子炉補機冷却系の機能が喪失し、SHC が使用できず、崩壊熱を最終ヒートシンクである海に移行させることができない状態となった。 ★
Jul 1, 2017
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★ <NHK公開番組> 呆けの小生には東芝というと日本を代表する総合製造業大企業、 鰯を食べていた堅実な経営者・土光 敏夫さんの会社くらいの理解である。 堅実で技術に優れた会社のイメージしかない。 小生の先輩も東芝に入ったが堅実なタイプであった。 小生の部屋にはTVも録画機も東芝製である。 昔、東芝機械でマザーマシンを見せてもらい感動した記憶?がある。 (三菱重工業広島でもマザーマシンを見せてもらったかもしれない。) 呆けは技術系ではないので見ても何もわからないのだが・・・★ その大企業が何を間違ったのか米国の新型加圧水型原子炉製造業者・WEC (Westinghouse Electric Company LLC.を2006年に54億ドル=6千億円余で買収) に手を出して、巨額の損失(7千億円?)を背負わされてしまい、 損失額が確定されないままにいるようである。 WECが請け負った原発事業は米国などで計画が頓挫しており、 「莫大な資金が無駄になる恐れがあり、東芝の崩壊、同社の米国での新原発建設に 終止符」をもたらしたとなっている。 報道によれば、WECが買収した産業用パイプメーカーS&Wの工事施工能力に 問題があったことも一因らしい。 (呆けの小生には、米国では膨大なパイプライン建設計画がオバマ政権時代に凍結され、 トランプ政権下で蘇りつつあるのも気懸りである。) 日本国内での監査の場合は追及がここまで拗れることがないから、 米国内企業の赤字体質が闇の中にあること、 米経営陣の巨額給与や使い込みが明確でないからかも知れない (日本の監査法人は「PwCあらた監査法人」)。 公認会計士でも確定できない最終負債額は莫大であり、 これの穴埋めのために秘蔵っ子の半導体部門を売却し穴埋めをしようとしている。 (米国での赤字を日本の東芝が引き受けているような気がしてならない・・・)★ 国策的な技術を保有する会社だけに、受け皿は我が国が関与できる企業体であるべきである。 売却予定先は、「米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)」と 「産業革新機構の日米連合*」のうち、後者と交渉中である (*官民ファンドの産業革新機構、政府系金融機関の日本政策投資銀行、 米投資ファンドのベインキャピタル、資金提供の韓国半導体企業のSKハイニックス) 。 秘蔵っ子を売却し、その利益で莫大な債務超過を穴埋めして再出発できるだけの 総合的な技術は十分に有しているのであろう。 東芝の債務超過額は確定されていないものの株主資本は▲5,816億円とされる。 今年8月1日付けで東証1部→東証2部に降格されたのちに、 今年度末までに債務超過が解消されないと上場廃止となる。 秘蔵っ子の売却で債務超過が解消されることが急務であり、 これに反対しているWD(=Western Digital Corporation*)への説得が 急務になっている (*略称WDまたはWDC,NASDAQ:HDD/フラッシュメモリー製品製造; 東芝との関係は東芝が共同運営してきた四日市半導体工場の 共同生産者のサンディスクをWDが買収し、四日市工場は 東芝50.1%、WDが49.9%を出資した会社が運営している)。 WDに対しては、最悪の場合の損害賠償を訴えている。★ 日本の「技術の東芝」に生き残ってもらいたい株主の意向が 存続させているのであろう。 危ない会社とすれば売り逃げの早い株式市場であるのに 東芝が今でも「監理ポスト」ながら270円の株価を保有するのだから・・・ 負債は株主は引き継がないが、正味財産はゼロになる危険があろう。 生き残ることを希望する株主の思惑が強いようだ。 <東芝株価:Yahooファイナンス>★ ・東芝の発表した業績 ・最新の公表(単位=億円) 損益の脚注:原子力事業の「のれん減損▲7166億円」「前払費用償却▲261億円」 為替損失▲620億円計上 燃料電池システム製品保証引当金追加▲55億円 この第三四半期のマイナス額の合計は▲8,102億円もあるが、 呆けの小生でも、当期損益が▲5,325億円にとどまっている理由が理解しようがない。 有価証券報告書が監査法人に認定されないのは判るような気がする。★ ・日経の公表する損益計算書を見てみよう(単位=百万円)。 こちらのほうが判りやすい気がする。 2016/3期の純資産は6,722.58億円であるから、 2017/3期の純資産は6,722.58億円から当期損益▲9,952億円を差し引くと、 純資産は多くても▲3,229億円であろう。 債務超過が▲5,816億円と社長は公表している。(東芝の期間損益▲9,952億円は、旧東京電力の東日本大震災での▲1兆2千億円余の赤字に次ぐ。 呆けの小生には、大幅な赤字を出しているうえに、▲2,587=▲5,816億円-▲3,229億円もの [社外流出]?がありそうである。いつもの小生の計算間違いかも知れない。)★ 二部上場からの復活条件では、(東芝の自前の技術力の他に、)メモリ部門の売却益で 既存の純資産をプラスにしなければならない。 「2兆円とも言われるメモリ部門売却」が、東芝本体を立ち直らせることができるように 政府・日銀が応援すべきであろう。 東芝とのメモリ共同生産で協力してきたWDがメモリ部門売却に難色を示し 一層の混乱を惹起している。 東芝としては、メモリ部門は一旦は売却するものの、その会社との資本関係を築き あわよくば、将来、自らの資本参加に置きたい考えも残して置きたいようである。 * * * 安倍首相も土光さんのようにメザシを食べて見たらどうでしょうか。 可愛い?だけの防衛大臣よりも、日本にとっては大事な東芝を救済すべきであろう。★ 呆けの戯言に過ぎない。★ 最悪でも再生JALのように政府が扱えないだろうか・・・★
Jun 30, 2017
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★ 事故には、想定される事故と、想定不可能な事故があるようである。 大津波は地震(=地層の上下左右の変化)がないと起きない。 地震があっても大津波にはなるとは限らない。 しかし、大地震の後には大津波となる確率は極めて高い。 東日本大震災では、原子力発電所の事故が想定されたのかが 問題になっている。 原子力発電所の壁を乗り越えて大量の水が押し寄せている。 水が押し寄せた場合に、電源位置が水位以下になる設計ではなかったのだろうか。 重要なポイントは水が押し寄せて、電源ケーブル・回路が水浸しとなり、 電力が使用できなくなり、冷却回路が利かずに、 補助電源も機能せず、 水蒸気爆発を勃発させたことなのであろうか。 政府、原発は問題を原発堤防の高さに絞り、想定外の事故と判断する。 実態は、電源(補助電源を含む)を地下や平地に置かずに、 より高い場所に設置すべきであったことを 忘れてしまっているのではないだろうか。 想定されたであろう水浸しで電源・電気回路が使用不可となったのは、 地下のような場所に電気ケーブルや発電機を設置していたことなのだと思う。 小生が呆けているからか、そのように感じる。//////////////////////////////// 小生の呆けブログの「Aug13,2011」で鈴村興太郎博士の「思想」への寄稿文に触れたが、1.津波防波堤の高さ・堅牢性という物理的Hard面には時間稼ぎしかなく、2.津波の警告、人的な退避措置などの社会的Soft面が大事であるとの主張が正しかろう。それに加えて、津波から守るべき原発が物理面の「壁」のみでなく、津波が襲ったときに電源機器が水に濡れにくい位置に置かれ、耐水構造であり、即時排水が出来るようなシステムが構築されているべきと思う。////////////////////////////////★ 今回の那須町の雪崩事故は、林野庁が雪崩危険箇所「那須町湯本中曽根」に 指定・公表した場所であるという。 事故発生場所・・那須町公式HPなど 栃木県那須郡那須町大字湯本字那須岳国有林内 (那須町ファミリースキー場付近) 死亡=8名、重症=2名、中等症・軽症=38名 /参加者=55名 事故発生推定時刻=2017.3.27 8:30 a.m.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 気象状況=2017.3.26 10:32 那須町に大雪、雪崩、着雪注意報発表 2017.3.27 14:22 那須町の大雪、着雪注意報解除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <表層雪崩=長野県白馬村:NHK News Web> 高体連側は危険な場所とは考えなかったという。 雪崩危険箇所であり、登山目的以外で入山の場合は事前に「入林届け」を提出する必要があった。 林野庁は周知徹底していたのだろうか。 高体連は危険情報を前もって調査していただろうか。 「入林届け」も出していないようである。 事故が起こったのだから、両者の連携がなされていなかったのだろう。 折角、危険地域に指定し、入山規制をしていることが地域に浸透していないばかりに、高体連のいい加減な判断で、若者達を危険きわまりない場所に追いやったことになる。ラッセルで震動を与えるなどは厳禁にすべき、雪崩誘発の危険な場所であったのだろう。 <雪崩専門家による雪崩事故の分析:NHK News Web> <雪崩発生危険箇所:林野庁> <雪崩危険箇所:林野庁・・各自治体のHPや問い合わせが必要>★ 1.東日本大震災時に、水の浸る低い場所に電気設備やケーブルを設置したこと、 2.雪崩危険箇所に指定しながらも、入山規制や通報が伝わらないこと、これらは天災を人災に転化する危険を示している。 いくら科学技術が進んでも、このような甘い判断が危険を呼び込んでいることを忘れてはいけないだろう。★ これでは、「懲りない面々」と言われるかも知れない。 一度の事故を経験したら、人間は少しは賢くなるべきである。 呆けが言っても仕方がないが・・・★
Apr 2, 2017
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★ 小生は広島にも勤務したことがあり、平和公園を訪れたこともあり、県対抗のマラソンもそのそばで観戦した記憶がある。 己斐港で、誰も食べない小魚を釣って、そのせいか知らないが頸椎に異常が発生して広島原爆病院の外国人医師に切除手術を薦められた。 怖いので首の牽引を1年くらい続けて免れた苦い思い出もある。 そのときは、体の左半分が動きが悪くなった。 (そのずーっと後に脳幹梗塞になり、体の右半分に麻痺が残った。だから、広島での麻痺は、脳梗塞なのか、魚のせいなのか原因は不明である。) 日本人は忘れたがり屋であろう。 どっこい、放射能の半減期は種類により数日もの、十年もの、百年もの、万年モノと多岐にわたり、忘れたくても、どこかに潜んでいる。 「質量不変の法則?」で簡単に消えてはくれない。 広島、長崎の原爆被害者は、二度とこのような人類が人類を無差別に殺戮し、殺戮しないまでも人体を蝕み続ける原爆放射能爆弾を投下することのない新しい世界を希求していよう。★ 時代劇に「忠臣蔵」がある。主君が大名間の個人的な仕打ちに堪忍袋の緒が切れて殿中刃傷に及び、一方的な判定で主君が切腹を命令される。 藩のお取りつぶしで、無職となった47人の武士が生き残った大名隠居を仇討ちで仕留める。 仇討ちは公儀の一方的判定に抗議した「美談」ともて囃されるが、公儀は公儀の威光が崩れかねないと「四十七士」に切腹を命ずる。 このように、「仇討ち免許状」の時代が封建時代には存在した。★ 「仇討ち」のようなことは、理由が何であれ、「暴力VS暴力」である。 「戦争VS戦争」と異ならない。 そこには「民心の平和な生活」の希求は微塵もない。//////// 戦争は、古来から人類に纏わり続けてきた。 フン族(中国)は西進し、ゲルマン民族を西に押し出し、古代ローマは滅び、イスラム民族がアフリカ~イベリア半島を支配し、カール大帝が出て初めて欧州が成立した。 モンゴル帝国(中国)がアジア~東欧まで席巻、日本上陸を試みたが台風で二度も失敗し中止した。 日本も、朝鮮半島の百済を支援し敗れて、豊臣秀吉の時代には朝鮮半島まで戦いを進めたが撤退、近代には朝鮮、満州も併呑したこともある。 ★ 「米国の原爆投下」、「日本の真珠湾攻撃」、「南京事件」、「アウシュビッツ事件」、「ロシアの南下政策」、「南北戦争」、「蒙古来襲」、「アレキサンダー王大遠征」などなど、戦争に纏わる事件は数え切れない。 現代社会では、「仇討ち免許状」のように「被害者」は「加害者」に「仇討ち」できるという正当性は認められない。 「仇討ち」そのものが連鎖的な暴力による償いを要求する。 平和を希求する行為とは魔逆なのが「仇討ち=リベンジ」ではないだろうか。 ★ 米国では、原爆投下は第二次世界大戦を終了するための必要悪という。 しかし、原爆投下自体は、既に日本が敗戦を認めて戦意を失っている状態で行われたことは明白なのだ。 あえてその実用性を確認するために行われたに過ぎない。 原爆がどのようなモノなのかを戦時で確認したかった一部科学軍人の思惑が、あえて投下に及んだに過ぎない。 厳密に考えれば不要でもあった原爆投下は広島・長崎になされた。 考え方を変えれば、原爆は日本が戦意喪失した段階でなければ、日本の大都市・東京・大阪に投下される可能性もあったかも知れない。★ ノーベルは火薬(ダイナマイト)という爆弾の元を発明した。1.それは爆発で人をも殺傷する能力を革命的に進歩させたが、2.鉄砲という道具で人類が動物の頂点となる契機を作り出し、3.発破で鉱山の採掘を容易にさせるなど作業効率を飛躍的に 高めるのに役立った。 /////////////// 原爆も其れを持つと言うことで他国が戦意を失うという戦時相打ちの効果=「戦争の勝利者無き、無意味な戦争」で極限的な平和維持の効果 が期待できるかもしれない。 しかし、「狂人に刃物を渡しては危険」なように、原爆が狂人の手に渡ることを世界は避けなければならないであろう。 「核拡散防止」の意味は「狂人」が現れることを危惧し、「原爆」を世界の警察が武器として専有することを正義のために認めるモノであろう。★ 「正義の人」がもつ「専有武器」は判るが、原爆数万発は、あまりにも多すぎる数であり、地球がいくつあっても足りないくらいの破壊力である。 「正義の人」といっても、「自国の核心的利益」を最優先にする人だと、世界の警察の資格はないと判断される。★ オバマ米大統領の心情の吐露は、「仇討ち的な思惑を自国の核心的利益に利用とする人々の予想に反し」、「仇討ち的な見返り感情=お詫びの表明」を離れている。 戦争に使われた原爆を憎み、其れを投下するに至る「核戦争を無くするための努力」を一生をかけて行いたいという「ノーベル平和賞」受賞者ならではの声明である。 「言動不一致」と揶揄する人もいるが、人類が心がけなければならない「平和の心構え」を感じるべきであろう。★ 自分自身が行ったことには「侘びる姿勢が相応しい」が、自分の親、祖父、曾祖父達が行った行為については、侘びるよりも、「平和の心構え」を構築する姿が美しく見える。 「平和の心構え」がなく、「仇討ち免許状」を獲得したい輩はオバマ米大統領の演説を聴いて、反省して貰いたいモノである。★ 呆けの小生は、広島で通訳をされていた女性が、オバマ大統領の言葉を翻訳するにあたり、なぜか感激して涙声になっていたように感じた。 呆けの勘違いかも知れないが・・・★ [参考] 1.放射能の壊変 和歌山大学教育学部化学教室N.木村研究室の「Web講義」から 2.福島原発事故地域 <NHK ETV特集:ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~> WIKIPEDIAによれば、木村真三博士獨協医科大学準教授の試算(2011.9)によると、「最も線量の高い双葉町の放射性セシウム」の空間線量が年間1ミリシーベルト(=毎時0.1マイクロシーベルト)に減衰するには167年を要するという。 3.物理学教室 脳幹梗塞の小生には以上の数式は理解不可能であるから下記をご覧下さい。理科の元教師による詳しい説明があります。 「FNの高校物理」・・http://fnorio.com/index.htm 4. 除染しなくなった東北奥地の放射能? 福島では、除染を重点的に元居住区域を中心に行っている。 しかし、山奥に留まってくれるはずの放射能は、高いところから、低地にいずれは流れ下るのが自然の流れである。 今のうちに奥地の調査をドローンを利用して行い、下流への放射能の影響・対処方法を調査・構築しておくべきではないだろうか。 風評被害だけを恐れているような気がする。 ★
May 28, 2016
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★日本全国で鳥獣被害が多発して農村が困惑している。小生が子どもの頃に暮らした四国の山地では猪猟で猪肉も食べられた記憶がある。最近は、山野に食物が少なくなり、鳥獣が、人口減少して鳥獣管理が希薄になった村里にも降りてきて、捕獲ケージに捕らわれることも多いらしい。★村里の作物を荒らす猪などは、捕獲し地元の特産猪肉としてJA道の駅などで販売したら良いかもしれない。★しかし、食用にも出来ない猪肉が東北地方などには多くて困っているらしい。東日本大震災時の福島原発の水蒸気爆発で大量の放射能が広大な山野に飛散したことは周知の事実である。放射能は南関東地方にも飛散し、木の葉の焼却にも厳しい制限が設定されたのも記憶に新しい。除?染作業が進み、福島県などでも帰還作業が始まっている。ある意味では、除?染というと、染めが抜かれたかのように聞こえるが、薄めているのに過ぎないから、放射能ではベクレル単位で評価すべきである。(今でも、メルトダウンしたデブリは 取り出す方法さえ未解決のよう。) ★人が住んでいた区域では除?染が進められているが、人里離れた山林では除?染はなかば諦められている。ここに棲む猪などは除?染されない果実や、穀物などを食するから山林の放射能値を知る上で重要ではないだろうか。いずれは、高い山野から海に水は下る。鳥獣が体に吸収する放射能を無視することなく、その危険性を如何に低減するかの資料として政府は鳥獣の捕獲位置と、放射能数値などを標本として把握すべきではないだろうか。公表するのが風評で怖ければ、環境保全の目的で厳重に管理して、他方でその値を低減する術を研究すべきであろう。風聞で片づけるのではなく、 貴重な環境改善・正常化手段の資料として利用すべきであろう。単に、鳥獣の死骸を埋めるのでは彼らの死を無駄にしている。彼らが食用として利用できない分、放射能値の動く標本として活用すべきである。★女性科学捜査班がTVで活躍する時代である。福島原発の風評被害でなく現実の動く標本の放射能数値を把握し、どのようにしたら放射能値を薄めて、人間が住める環境に改善できるか、知恵を働かせることが重要であろう。/// 風評という曖昧な区分で物事を分析するのはノーベル賞受賞の物理学・化学者の多い日本国として恥ずかしいように思う。★故郷への帰還は重大関心事であるが、動く放射能標本=鳥獣の実態把握も長期的視点では無視できないであろう。★ノーベル賞受賞科学者の意見が見えないのが寂しい限りである。★新聞報道から、 呆け頭が心配する以上に科学者は判っているかも・・・[ 日本国民知らぬ間に 東北に山河なし ] では困るのである。 ★
Apr 4, 2016
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★福島原発事故はメルトダウンの処理が未解決の儘で冷却貯蔵された燃料棒の抜き取り作業が進められつつある。メルトダウン燃料棒については人間が近づけず、建物を透視する宇宙線の利用開発、強い放射能の中を障害物を除けながら進むロボットの開発など前途多難である。遮水壁を海側に設置しているが、原発は山側にあり、山側からの地下水は原発の地下を通過するために、原発そのものを凍土壁で覆う計画を遂行中である。山側からの地下水を原発敷地を経由するもの(必要な冷却水用)と、不要な地下水を原発敷地を迂回して海に流すもの、の2つのルートに分けないと余分な放射能を含む水が増えてしまうであろう。・・・・・・ 冷却保存中の燃料棒の取り出しはこれからが本番である。さらに大変なのは、見えない、かつ、人間が近づけないメルトダウンした燃料棒は冷却を継続しながら取り出すという前代未聞の作業を構築していかなければならない。・・・・・・ ★・・原発敷地内被爆・・壊れた原発構造物の補修、被覆建物工事なども多い。原発作業員は事故後以来、今年8月までで約4万5千人いて、累積被爆量は20ミリ以上が9千人、5ミリ以上~20ミリ未満が約1万2千人である。うち、今年4月~8月までの作業員約1万5千人では5ミリ超の被爆者が2200人いる。原発敷地内作業者の2011年3月分被爆量は平均21.57ミリシーベルトで最高670.36ミリシーベルト、上空・地上で放水作業消防員の被爆の最高値は29.8ミリシーベルト。 ・・・・・・・このなかで、放射線業務従事者の労災認定白血病の該当者(最初の被爆を伴う作業で年5ミリシーベルト以上被爆し、一年超経過して、ウイルス感染などの他の要因でない白血病の発症者)が初めて急性骨髄性白血病と診断された。この41才の男性の累積被爆量は福島原発約16ミリシーベルト、玄海原発で約4ミリシーベルトであり、医療費のほか休業補償が支払われる第一号となる。 福島原発関係での被爆に関係する労災認定申請者は8件で、上記を除くと、3件は不支給、1件は本人取り下げ、3件は調査中。★・・原発敷地外被爆・・内閣府が26日に公表した2011.3.12~3.31の期間に原発敷地外の20km圏内で職務に就いた自衛隊員・警察官・消防職員2800人の被爆線量は1ミリシーベルト未満が62%を占め、1~2ミリシーベルト未満が19%、5ミリシーベルト以上は全員が自衛隊員で5%を占めた。消防職員・警察官らは原発従業員に準じ緊急時には100ミリシーベルトが限度だが、最高値は自衛官の10.8ミリシーベルト。 住民については県の調査で平均0.8ミリシーベルト、最高は25ミリシーベルト。 ★英医学誌BMJによると、1944~2005年における英米仏原発就労者約30万人(大腸平均被爆量は約20ミリシーベルト)のうち白血病以外の癌の死亡者は約1万9千人で、そのうち約200人が被爆によると推定している。被爆量が1ミリシーベルト増える毎に癌で死亡するリスクが0.048%高まり、100ミリシーベルトの被爆の場合には生涯癌死亡リスクが約0.5%増えるという。★他方で、理研などが「人工白血球幹細胞」を増殖する研究に成功したと米科学誌ステム・セル・リポーツ22日付で掲載される。体外で無限に増殖する造血幹細胞は白血球となり、体内に戻すと癌細胞を攻撃させるという治療法が確立されそうである。福島原発から立ち直るためにも、癌治療法(免疫療法を含む)の早期の発達を希望したい。 ★以上は朝日新聞2015.10.20、10.23、10.26の写経に 呆けの意見を加えてある。九州、四国の原発の再稼働が熱気を帯びる中で、一旦原発事故を起こした時の凄まじさと、後処理さえ途方に暮れている現実の矛盾が同時進行している。原発は一旦、建設・稼働すれば元には戻れない。休止していても冷却を継続しなければならない。休止していても地震・津波・火山などで燃料棒が冷却されなければ危険であるからである。それならば、原発に頼らないエネルギーを利用できるまでは、原発を利用することもセカンドベストとしてありうるであろう。その道は、しかし、ナイフエッジの如き険しく危険な道であろう。決して、嬉しがって原発利用を選択してはいないことを政府、国民は自戒しなければならない。★呆けの独り言である。★
Oct 27, 2015
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★ 葉酸の妊婦への配布がこのところ重要な認識である。★・葉酸(ビタミンB群のひとつ)摂取の必要性認識項目リスク葉酸摂取のメモ 1 妊娠初期の葉酸不足は神経系の障害(神経管閉鎖障害・二分脊椎症など)を持つ子供が生まれるリスク 葉酸摂取(成人240μg、妊婦440μg、授乳時340μg/日) 2 奇形胎児(無脳症など)の発生リスク 葉酸摂取(成人240μg、妊婦440μg、授乳時340μg/日) 3 喫煙女性は先天性異常、流早産のリスク 葉酸、ビタミンC摂取 4 疲労、食欲減退、貧血、精神不安定 葉酸摂取 <正確に分類できません。詳しくは、http://sba.jpn.comを参照下さい>・葉酸含有食品の例示 & 適量葉酸摂取量=400μg/日植物/動物性食品食品名葉酸含有単位:μg/食品100g当たり 植物性食品 からし菜 310 みずかけ菜 240 ほうれん草 210 ブロッコリー 210 グリーンアスパラガス 190 苺 90 マンゴー 84 動物性食品 鶏レバー 1,300 牛レバー 1,000 豚レバー 810 <緑黄色野菜、果物、豆類、レバーなど。 これらをバランス良く摂取すると0.3~0.4mg/日の摂取は可能。 レバー類の過剰摂取はビタミンAの過剰摂取となる。> このほか、「葉酸サプリメント」が多数紹介されている。 ★単位: 1g=1,000mg1mg=1,000μg ★先日は、放射性元素の放射性ヨウ素、放射性セシウム、ストロンチウムの危険性を薄めるように、予め「ヨウ素、カリウム、カルシウム」を豊富に体に取り組んでおくべきであることを学んだ。妊婦には「葉酸摂取」が重要と言われるが、細胞分裂が激しい時期や骨の形成などがなされる重要な時期に当たるのであり、解明がなされていないが、放射性元素の取り込みを抑えるためにも、妊婦にとっては「ヨウ素、カリウム、カルシウム」 などを体内に予め蓄積しておくことが大事なのではないだろうか。あくまで、素人の心配である。例えばカルシウム不足だとストロンチウムを吸収しやすくなるからである。 ★ 呆けの心配事に過ぎないかも・・・★
Sep 10, 2015
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★世の中に放射能を一切吸収しないと言う方法はないという。放射能は人間の体には良くないものであるが、残念ながら人間はそれを誤って別の栄養素と勘違いして取り込むという。/////[誤って取り込む主な放射性元素]←→[本来のミネラル類] ・放射性ヨウ素←→ヨウ素・放射性セシウム ←→カリウム・ストロンチウム←→カルシウム (右側のミネラル類が不足していると、左側の有害物質を多く取り込むことになりかねない・・・ここでは主要な放射性元素に限定する。) ★ 放射性元素の体内蓄積場所、半減期、吸収割合など放射能元素主な体内蓄積場所半減期など吸収割合など 放射性ヨウ素 甲状腺 生物学的半減期120日 2割を取り込み 放射性セシウム 生殖器、筋肉 物理学的半減期30年 70日で代謝 ストロンチウム 骨 生物学的半減期約50年 1~2.5割を取り込み ★ 不足すると誤って<放射性元素>が取り込まれるミネラル類 ミネラル類<不足時取り込まれる放射能> 摂取量含有食物過剰摂取障害 ヨウ素<放射性ヨウ素> 0.15mg/日、Max3mg 昆布、ワカメ、魚、塩、味噌 甲状腺機能障害(顔ほてり、頻脈、多汗多飲) カリウム<放射性セシウム> 代謝で調整 パセリ、マメ味噌、昆布、バナナ、メロン、アボガド、ホウレン草、ザーサイ、納豆、ニンニク、ニラ、魚肉類、ヒジキ、切り干し大根など 腎機能疾患者は高カリウム血症を惹起 カルシウム<ストロンチウム> 1000mg/日が適量 桜エビ、チーズ、シラス干し、油揚げ、紫蘇、胡麻、牛乳、大豆、小魚、海藻など 過剰摂取は有害。ただし、女性の出産時、更年期には不足がちとなるため多めに摂取要。 ★ <放射性元素>を排出するに役立つミネラル類 などミネラル類など成分・効果など含有食物摂取時の注意 水溶性植物繊維: ペクチン 腸内の乳酸菌を増殖、 有害物を排出 (リンゴベクチンはセシウム137の排出を促進) グリーンピース、(未熟)林檎、スモモ、桃、オレンジ、葡萄、パブリカ、ジャガイモ、ココアなど ビタミン、ミネラルも排出。下痢 ビタミン類 ビタミン類が細胞、DNAの身代わり インスタントラーメン、青海苔、豚ヒレ肉、大豆、レバー、鰻、ニンニクなど 酵素 細胞、DNAの修復 パパイヤ、パイナップル、イチゴ、キウイ、玄米、糠漬け、納豆、味噌、生ジュース、 乾物 ミネラル、ビタミン類 カリウム、カルシウム、葉酸 切り干し大根、干瓢、高野豆腐、干し椎茸など 茸類は放射能を吸着しやすい 味噌 カルシウム、カリウム、ヨウ素が豊富 酵母菌が生きている味噌 大豆はセシウムを吸着しやすい 乳酸菌 整腸剤 ヨーグルト(放射能を9割抑制するために市販製品は水切りする)、甘酒、漬け物 他の発酵食品や植物繊維とともに摂取 未精製の砂糖 ミネラル補給 黒糖(カリウム、カルシウム、鉄)、和三盆糖、メープルシロップ(カリウム、カルシウム)、キビ砂糖(カリウム)、蜂蜜(カリウムほかミネラル、ビタミン、酵素) 天然の塩 ミネラル補給: 放射能で奪われた細胞の電子を補充 塩化ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム等(ミネラル分) 過剰摂取はカリウム排出の促進となるので注意。 <参考資料:Webの「おいしいたのしいくらし:放射能から体を守る食べ物」など> ★ 小生は物理学、化学、栄養学などは不得意であり、 正しい「写経的なレジメ」とは言えないので、 正確には参考資料の原本などをご覧ください。 ただし、一般に注意喚起されるのは「放射性ヨウ素」であるが、 人生を考えると、生物学的半減期が約50年と長期に及ぶ ストロンチウムが生物の(捕食)頂点にある人類にとっては より重要であろうと思う。 代謝が進みやすいその他の放射性物質よりも、 骨や神経などに影響が長期に及ぶストロンチウムが 人類のDNAへの多大な影響力を持っているかもしれない。 表層的な報道よりも、真剣に研究している人々の声を 取り上げてみたいが、不勉強でもあり参考程度と 認識願いたい。 脳幹梗塞の呆けの独り言と思えばよい。 ///////////////////////// 日本の周辺国の残留放射能への心配事も、 ストロンチウムなどに関しては、 単なる杞憂とばかり切り捨てられないかも・・・ ////////////////// 小生の個人的な放射能(タイムスリップ)被曝体験であるが 興味のある方は 下記を参考に研究・分析すると判るかもしれない。 決して真似はしないように。 被曝してもすべて自己責任の範囲であります。 ・・・記・・・ ブログ:2013.8.7 「広島、長崎原爆の日に瞑目す。・・・」 ///////検索方法//////// ブログの左側の「Archives」 をクリックする。 「2013」 年をクリックする。 「8月」をクリックして、7日の記事をクリックします。 ★
Sep 9, 2015
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★2004年に死去したパレスチナ自治政府議長のアラファト議長については、妻のスーハさんが、毒殺された可能性をフランスの裁判所に訴えている。(アラファト議長は、「中東へ平和を築く努力に対してノーベル平和賞」を1994年に受賞している。) 放射性物質ポロニウムPo210による毒殺説であり、スイス・ローザンヌ放射線物理学研究所が、遺品から高濃度の、上記物質を検出し、アラファト氏の後継者・アッバス議長が遺体の掘り起こしを承認した。★ 遺体の検体組織からスイスの調査団が「ポロニウム210を発見」したと発表したが、仏調査団は「自然死」であるとの調査結果を発表した(読売新聞2015.7.22 23:48)。自然界でも放射性ラドンRnが変化したモノだと説明できるとの見方がある。/////////////// Po:原子番号84 →キューリー夫妻が母国Polandから取った記号Rn:原子番号86 →ラジウムRadium(Ra:原子番号88)から 生まれる気体の意味/////////////// (1.ラドンRn222から崩壊するポロニウムPo218がある。 2.天然のビスマス209=Bi209に中性子を照射するとBi210が生成し、 Bi210が崩壊してPoが発生する。) //////////////// アラファト議長が体調悪化前の尿検査ではポロニウムは検出されなかったという。これらの理由から暗殺説の根拠が不十分とされた。 死因については、遺族が上級裁判所に提訴する意向を示している。★ポロニウムPo210については、元KGBアレクサンドル・リトビネンコ氏がロンドンで毒殺 ? された猛毒の放射性物質であり、致死量は一億分の1グラムと言われて、その100倍の量が尿から検出されている。ポロニウム210による体内被曝による多臓器不全が死因で、暗殺説も。//////////////// 危険なモノであるが、薄い紙でも被爆を防げる物質であり、内部被爆だけが命の危険となる。 暗殺者が容易に運搬できる放射性毒物と言われる。 //////////////// ★しかし、タバコの葉は自然界にあるポロニウム等を蓄積することで知られる。Web情報を収集してみる(換算が間違っていたらご免なさい)。 1.米国では、土壌・空中に存在する「ポロニウム210」や 「ラドン222」などの放射性物質がタバコの葉に取り込まれている。 一日1~2箱喫煙者は 気管支上皮細胞が年間8~9レム(=胸部X線写真1枚0.03レムの 300枚分)2.スリーマイル島原発事故(1979年)での周辺住宅被爆量0.0015レム であり、この年間被爆量は0.5レムなので、 上記のタバコ被爆の8~9レムは この18倍にも相当する。3.ギリシャの喫煙者(20本/一日)の年間平均実効線量は 287 マイクロシーベルト(ポロニウム210が124、鉛210が163)で、 北半球の非喫煙者が被爆する値の12倍に相当する。4.エジプトの論文では同様に444マイクロシーベルト(ポロニウム210が193、 鉛210が251) で、同様に19倍。5.ポーランドの論文では、105マイクロシーベルト(ポロニウム210が35、 鉛210が70)で、同様に4倍。 ★このことから 喫煙者が死亡した場合は、 果たして「自然死・自殺(類似行為)」なのか、 「毒殺・他殺」なのかが不明となる危険もある。 ★ <禁煙マーク> 小生が通う市民のテニス会員にも「もう何時死んでも構わないから、タバコを吸わせてくれ」という奇特な方々が多い。彼等は、「携帯用タバコ吸殻入れ」を持ち歩き、わざわざ、喫煙場所を探してでも吸い続けている。若い頃からの喫煙習慣であり、厳しい職場がない今でも喫煙を止めることが出来ないで居る。他人の受動喫煙を恐れて場所を選択してくれている。ポロニウムの危険を知っていないかも知れないが、暗殺物質と紛われるほどの危険物を吸い続けながら、社会貢献している人々の如何に多いことを、公益企業である、専売公社は理解すべきであろう。もっとも、過去の歴史で、日本の経済成長を見る限り、勤労者の精神安定化剤としてタバコも役立ったには違いない。 ★ しかし、アラファト議長にみるように、 死に際を怪しまれないためにも、喫煙は定年後には謹んだ方が身のためと言うことかも知れない!?★脳幹梗塞で化学音痴の独り言である。★ 余談:///Smoke Gets in Your Eyesの歌詞///作詞:Otto Harbach作曲:Jerome Kern歌手:阿川 泰子 They asked me how I knew My true love was true? I ofcourse replied, " Something here inside, Cannot be denied. " They said someday you’ll find, All who love are blind. When your heart’s on fire, you must realize Smoke gets in your eyes・・・・・・・・・・・・ これは愛のめらめら燃える火の煙が目に入り盲目となる例え★///ベッドで煙草を吸わないで」の歌詞///作詞:岩谷時子作曲:いずみたく歌手:沢 たまき ベッドで煙草を吸わないで 私を好きなら火を消して 瞳をとじてやさしい夢を 甘いシャネルのためいきが 今夜も貴方をまっているのよ ベッドで煙草を吸わないで・・・・・・ 受動喫煙禁止の歌に採用して貰いたい・・・めいてい君★
Sep 6, 2015
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★ 最近のニュースに次のような記事がある。 主題は「樅ノ木(もみのき)」である。 <Webより> ★ 環境省と放射線医学総合研究所は28日、 東京電力福島第一原子力発電所から15キロ以内の帰還困難区域の山林で、 モミの木の幹が途中から伸びない形態変化が確認されたと発表した。 チェルノブイリ原発事故でも周辺の針葉樹に同様の変化が出ており、 同省などは原発事故の影響もあるとみて、因果関係を詳しく調べる。 同省は2011年度以降、福島第一原発周辺で、 野ウサギやヒノキなど計79種の動植物について放射線の影響を調査している。 モミ以外の78種に異常は確認されなかった。 モミは、福島県大熊町(原発から3・5キロ)と浪江町(同8・5キロ、同15キロ)の 計3地点で、事故前から生えていた計441本を調査。 いずれも居住や農業ができない帰還困難区域内で、 幹が伸びない変化は、距離が近い順に98%、44%、27%の割合で見つかった。 比較のため、放射線の影響がないとみられる茨城県内で調査した188本では、 形態変化は6%にとどまった。 2015年8月29日9時52分読売新聞 ★ 山本周五郎の歴史小説「樅ノ木は残った」は、 江戸時代初期の仙台藩伊達家のお家騒動を 題材としている。 伊達藩で起こったお家騒動で、正義漢が悪人とともに絶命し、 仙台藩は無事を保つ。 正義漢の家の庭には、樅の巨大な古木が聳えたまま残った。 ★ 個人の思惑や、政治が如何に動こうとも、 樅ノ木だけは超然として世の中を見続けているのである。 その、樅ノ木にも原発の放射能の影響が歴然と現れている。 いかに、為政者が胡麻化そうとしても、 こんどは、樅ノ木が真実を語るかもしれない。 現代の「樅ノ木は残った」ではなかろうか。 今ある原発は、利用しようとしまいと、 危険があることには変わりがない。 なんとか、安全なものを見つけて、 原発を利用しながら、 廃絶の方策を考えなくてはならないだろう。 風評ではなく、現実を確認しながら、 原発と対応していかなければならないことを 樅ノ木は教えているのではあるまいか。 単純に福島原発から半径20km(日本の制限)、 80km(米軍の制限) 区域というよりも、 風向きで関東まで拡散しているからストロンチウムの危険性は より広範囲であろう。 手を打てないとしても、放置するだけでは、 ストロンチウムの生物学的半減期の50年 は人生にとっては長い期間である。 原子力機構では、セシウムー137の危険性を強調するが、 筋肉への蓄積・影響力が強く、 生物学的半減期は70日~100日のものである。 ★ ストロンチウム90の危険性は、親骨性の物質で、ベーター線を放出し、 骨髄でつくられる白血球の正常な機能を阻害する。 癌や免疫低下、感染症、肺炎などを惹起する。 神経の伝達にも影響を与える物質であり、 脳にも入り込みダメージを与え、脳の発達に支障をきたす物質である。 わずか、0.01ミリシーベルトでも骨髄障害が懸念されるとの研究もあるらしい。 (セシウムに比べて低いから安心ではなくて危険性は代謝の早い筋肉ではなく、 骨や神経などに及ぶから、本当はもっと、危険ではなかろうか。) ミルクや穀物の外殻に蓄積される。 政府の報道では、ヨウ素やセシウムなどが値が高い数値であることから注目された。 しかし、短期間の数値自体はそれほど目立たなくても、長い目で見ると、 生物の頂点にある人間には、骨や、神経に連鎖・累積的に蓄積されやすい のであろうから、 Caに似た性格のストロンチウムの方がより危険性が高いかも知れない。 なんせ、生物学的半減期は、人生に相当する50年の長期に及ぶのだから。 モミの木が成長阻害という、その危険性を知らしているのかも知れない。 科学者は、より長期的な視点で、骨や神経系統などに 影響を与えると思われるストロンチウムの存在を研究して貰いたい。 特に、小生のような、脳幹梗塞患者には厳しい状況になっているかも知れない。 ★ 原子力には音痴でも、モミの木からその危険性を察知できているかも・・・ 知識のあるはずの、学者の方がむしろ危険性を軽視させているのかも知れない。 剣道の極意にも言うではないか。 「肉を切らせて骨を断つ」 肉(←セシウム137)を切らせても良いが、 骨(←ストロンチウム90)を絶たれては大変である。 もっと、骨に興味を持ちたい。 藤沢周平による時代小説 「秘太刀 馬の骨」と言う NHKTVドラマもあった・・・ 脱線した。 物理学音痴の、 呆けのぼやきである。 ★ 参考:茨城・千葉・埼玉・東京への移流拡散シミュレーション (SPEEDI:Web画像から) //////////////////////// 福島第一原発: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22 からの 大圏距離は 双葉町まで 3km 楢葉町まで 15km 飯舘村まで 38km 郡山市まで 59km 福島市 62km 宮城県仙台市まで 95km 栃木県矢板市まで 119km 千葉県松戸市まで 207km 東京都新宿区まで 225km ★
Sep 5, 2015
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★福島原発1号機で、 (四国電力「原子力発電所の仕組みと構造」より) 宇宙線「ミュー粒子」が多くの物質を通過し、ウランなどの高密度物質に当たると吸収されたり、曲がったりする性質を利用して、内部の「レントゲン写真」のようなものを撮影しているようである。 (Web画像より)★原子炉圧力容器には、既に1mを越える形のウラン塊は見あたらないようである(1,2号機ともにである)。これで終わり(=安心)ではないのであるが、早く「熔け落ちたウラン塊」の囲い込み方法を模索して貰いたいものである。★呆け頭が考えると、核燃料自体が、もの凄い放射能を出しているのであるから位置ぐらいは「レントゲン」のようなもので判明しないのであろうか。取り出す方法が困難なら、上下四方を広域に鉛壁で囲み込んでプール冷却する方法も不可能なのだろうか。原子炉建屋が大地震や津波で、ひび割れしていないことを祈る。鉄壁であればいいのだが・・・ 現在の福島原発の最大の欠点として、地下水脈を全くコントロールできていない!!! 水は隙間があれば破壊を拡大し、移動するから厄介である。 ★ WIKIPEDIAでは炉心溶融被害は「メルトスルー(炉心貫通)」を経て「メルトアウト(チャイナシンドローム)」 となる。(今は、幸いというか、 格納容器内部に留まっているようであるが・・・) もちろん、映画のジョークのように米国から見て、地球の反対側には中国は存在せず、重力からしても再び地表に出現はしないのであろう。★「重力」の作用から、地球の核に吸収される放射能塊であるとして無視して良いのであろうか。早く地核まで潜って欲しいと思っても、水脈、火山性ガスなどを通して地表に現れないとも限らない。/// 「放射能塊がレントゲンに見えている内に留めておいて、なんとか処理すべきであろう。」★今、国会では憲法解釈、集団的自衛権などが問題となっている。メルトアウトの心配は全く出ていない。足下の危険が無視されており、国民の代表がこれでは危機管理体制は大丈夫なのであろうか。「憲法解釈」などで、燃料棒は処置できないことを判って欲しいものである。★国会TV論議を見ながら、国会議員達の熱意が呆け頭には空しく見えるのは呆けが高じているのだろう。呆けなら良いのだが・・・★ ・・呆けの小生には、「圧力容器内に1mを越える燃料を確認できなかった」 というのが、早とちりでメルトアウトを心配している。つまり、理解できない文章にしか見えない。★ ・・ ・★・・ ・ 燃料は圧力容器を逸脱しているが、その外には圧力容器、冷却系統をスッポリと覆っている格納容器がある。特殊な釣り鐘状の鋼鉄(厚さ38mm)、特殊コンクリートで造られている。気密、耐圧構造で放射能を外部に逃がさない仕組みであるらしい。その側面に穴を開けて、ショベルカーのような搬送機を入れて溶融燃料を取り出す方法を東電、国が2014年5月から検討を開始しているらしい。 これは既に、昨年5月の毎日新聞に掲載されている。 福島原発1-3号機の燃料を格納容器に 穴開け、 搬出検討 当時の記事には、冠水している可能性もあるとして、慎重に燃料の場所を特定しようともしていた。今回の透視で、すでに、燃料が抜け落ちていることが 確定したことで、「無人遠隔操作搬送機による搬出」方法のみを取るしかなくなった。昨年の記事については、「コメント欄」をご参照のこと。 ★
Mar 20, 2015
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★2011年3月13日に東北沖に「トモダチ作戦」で展開していた 米軍原子力空母・ロナルド・レーガンが福島原発事故後の「大量放出放射能を捉えていた事実」と対比すると、日本政府・東電の吉田調書に基づく 報告は多くても全体の放射能流出の25%しか説明していない。 <原子力空母ロナルド・レーガン:101,429t、333m、WIKIPEDIA>★なぜ米軍が福島原発の80km圏外へ退避命令をだしたのかが判るNHKドキュメント「放射能”大量放出”の実態」であった。判断の大きな差は、原子炉が高温で熱を出しているから3,4号機について水がなくなっているかもしれないと米国側が懸念して退避命令を出したのに対し、日本側は消防車による放・注水、電源復旧工事を急いでいたことである。★ 結果は30t/hの放・注水をしたものの、29t/hが漏水し、僅かに1t/hの水だけが有効であった。僅かの水が、冷却どころか、パイプを加熱することで、パイプに亀裂を生ぜしめ、そこから大量の放射能を放出させた。この放・注水作業は電源復旧工事を中断させることにもなった。電源に水をかけては感電する危険が伴うからだろう。 ★ 原子炉を守るために、已む無く、ベントを行うことになった。ある程度はパイプ内に水と共に、とどまると思われた放射能が、水が水蒸気となって気化したために、パイプには空間が生まれ、空中に大量放出されてしまった。★このように米国の判断は、水がなくなると自然に熱を出し始める燃料棒の性質を理解し、危険を感じる度合いが強かったのである。日本側はメルトダウンの経験がなく、地震津波への対応および電源喪失が想定されていなかっただけに、空焚き状態の中に少量の水をかける事で反って被害を拡大しつつあったようだ。 呆け頭でも、蒸気機関を発明したジェームス・ワットはこの「危険な高圧力を動力に応用した」、ことを知っている。水蒸気爆発は彼らの作業の延長に潜んでいたのである。 ★なぜ今頃このような事実が米軍から公表されたのであろう。米国では極秘資料でも公表されるくらいに国民の知る権利が保障されている。日本では国家秘密に属するかもしれない事実であろう。国家秘密法案が大事な国である。 この辺が日本の臭い物には蓋をする性向が現れているのかも。小生は「臭いものには蓋をしてもだめ。元を断たなきゃ!」と女性陣に言われる。原因を突き詰めないで蓋をしていては容れものがいずれは足りなくなる。原発の汚染水タンクが増え続けているのも同じ思考の流れかもしれない。 ★WIKIPEDIAで福島原発事故について「京レベル」の放出が云々されているが、この4年間にはそのような放出が現れていないように思われていた。米軍測定による、放出した放射能をみると、16日までに25%が放出され、その後22日までに残り75%が放出されている。最初の25%のなかでも、10%は16日に放出されており、上記のベントに伴うものであるという。 <Webの2011.3.16SPEEDI予測データ>・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・ 呆け頭で考えると、我々は15%、または良くて25%しか判っておらず、後の75%、または悪くて85%が判っていなかったのかもしれない。・・・・・・・・・・ 御用学者は「いろんな所でいろんな測定をしているから、いろんな意見が出るだろう」、と呑気なことを言っている。いろんな場所の測定結果を纏め上げるのが彼の役目であるはずだ。 ★米軍が本当のことを言ってくれたおかげで次第に原発事故の全貌が判りかけて来ている。吉田調書は死力を振り絞って対処した原発事故の貴重な報告書だが、所長の個人的な体験記であって、米軍の科学的総合的報告書に比べて個人的見解が多く、観察スパンが短かすぎる。改めて調査委員会を日・米で再編して今後の対応を検討してもらいたいものである。★隣国・韓国が未だに日本の放射能灰に疑念を持ち続けており、農産物の輸入に消極的であるのも日本の臭いものには蓋をする性向への疑念であるかもしれない。関東地区でも放射能が基準値を超えて検出された日があり、乳児にペットボトルを配布した日があったことも忘れがちである。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では他国を批判する資格もないかもしれない。 彼国の輸入規制は、米軍の情報がありながら、安全事実が確認できないからであって、決して反日感情ではないかもしれないのである。日本側の被害妄想かもしれないことを今回の米軍公表で再吟味しなければならない。 ★ 呆けには放射能報道がますます判らなくなった。小生のブログでは2012.7.8 & 2014.3.21などをご覧ください。 ★ 参考:Webより借用 ★ ★
Dec 22, 2014
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★東日本大震災に伴う大津波で福島原発がメルトダウンし、爆発飛散した放射能はどうしたのであろう。多くは大空に飛び散り、風でSPEEDYに拡散されたが、まとまって降り注いだSPOTsでは放射能を含んだ草木などが各地自治体単位で焼却処分された。焼却処分されたといっても消えてなくなるものではなく、焼却灰放射能として恐ろしく超長期の半減期を持つ物質として残留した。下図は、福島原発から拡散した放射能のうちセシウム137が3月12日から5月1日までに沈着したSPEEDI予測である。北は青森県境から、西は愛知県東部まで後半に拡散している。 資料出所:厚生労働省、文部科学省発表資料から News DIG(newsdiggin.com)が作成したものの抜粋★通常は「持ち帰り」というと持ち主がその場で食べず、自分の住む家に持って帰ることをいう。焼却灰放射能で難しいのは、これは誰の持ち物かということである。放射能灰は、それが空を飛揚し、最後に着地した場所で収集した自治体のものだろうか。拾得物という概念なら、持ち主が判らず名乗り出ないなら、所有権は一定の期間を経て自治体のものになるかもしれない。しかし所有者は明白であるし、有害物であるから、取得者は 落とし主に引取りを申し出るのが筋である。呆けの小生には、第一義的には発生源である東京電力福島原発が引き取るのが筋のように思える。★しかしながら話はそうはならない。原発で電力を起こし、それを利用してきた関東地区の住民の便宜のための原発立地を福島県民が受け入れてくれたお陰で、これまで関東地区が工業発展したのである。もちろん、東電が公共のために電力を供給してくれたお陰で、関東の住民は楽な生活をできたのであるから、事故があったからといって、東電や原発地元だけを悪者にはできない。★ イランでは核兵器への利用をしないように世界が注目している濃縮ウランであるが、ウクライナ、米国、日本などの原子力平和利用でもまだまだ危険が付き纏う。 小生には、原発はそのメルトダウン事故でもわかるように、現状では人間にとって平和目的の利用への制御がとても難しく、 事業会社ではなく、国家プロジェクトとして利用面、再利用面、廃炉処理などを行うべきであると思う。旨く言えないが、猛獣と家畜に喩えると、家畜に近くなりそうでも、猛獣の牙をいつ出すのかが予想できない。原発動物園の檻が地震・津波で壊れたら、制御ができないし、可哀想であるが殺処分も不可能な猛獣・恐竜となる。 ・・・ 幼稚な表現しかできないことをお許しあれ! ★直接の因果関係でいうと、「発生源の東電」が引き取り責任者であろうが、利害面では「用地提供者」と、「電力受給者」も責任の所在を免れないのだろう。・・・ 大岡裁判的には、たまたま落下した放射能を集荷した自治体が一時的に保管し、超長期半減期の物質を国単位で保管する方法(放射能灰を濃縮して減量することも含めて)を模索するしかない。★ お互いがジョーカーを盥回しするのをやめて、超長期保管方法を研究するしかないのではないか。・・・たとえば・・・国や地球を超えて考えてみる。惑星の利用方法を研究するのである。***** *** *** 火星は地球人類の第二の住処としての確定候補で大事であるから除外する。 月で地球と同じ鉱物資源の採掘を行い、その跡地深くに地球上の核燃料を安全な形で保管する方法などないものだろうか。 隕石衝突にも耐えられる深度に、高濃縮した放射能焼却灰製の金属を将来の有用な資源として国際連合が保管するのはどうだろうか? ★いますぐに、地上で放射能灰を半永久的に保存することは難しいし、地球の自転でプレートが押し寄せている、火山国、地震国の日本では地下保管でも安全ではないかもしれない。★ それに地球での保管は危ないかもしれない。放射能灰問題を地球的・宇宙的な問題として捉えるべきと世界に訴え、未来の人類に預けるための「一時保管方法」を考えるべきであろう。もちろん、「一時」とは「宇宙レベル」で見てのことであり、100年~1000年くらいを言うかもしれない。★ そのころには、むしろ放射能灰が貴重な資源であり、人類が技術的に操作可能なエネルギー物質になっているかもしれない。 ★国による最終処分場建設が決まらない中で、 松戸市は千葉県(所在は我孫子市、印西市)に一時預けていた「放射能を含む指定廃棄物」 52tを市に持ち帰る。同様の措置を柏市296t、流山市178tもとるという。 あわてて最終処分場を決めるのが無理なら、このように次善の措置で月などへの移管までじっと待つしかないかもしれない。★ 呆けの戯言にすぎない。★
Dec 12, 2014
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★東電という、日本を代表してきた企業が起こした、福島第一原発事故は放射能汚染水問題でさえ何の解決もできていない。絶え間なく流れ出している、地下水に混じり漏れた放射能汚染水の回収に努めているが、場当たり的に製作した安物の保管タンクからは放射能汚染水の漏れが治まらない。元凶である、メルトダウンした燃料棒群は現況(数量、位置、形状など)を把握さえできていない。汚染水は漏れてはいるが、重い?ストロンチウム(対水の比重2.63)などは幸い?防波堤の内部に留まっているようだ。(セシウムの対水比重は1.9)★「波消しブロック」の中にはいるが、波任せであるかも知れない。バレーボールの「ブロック」に喩えると「ブロッカー」は1人でも2人でもなく、「0人」のままであろう。★探査・作業用ロボットの開発は進んでいるようであるが未だメルトダウンした燃料棒の近くまで接近できる状態ではない。★東電は日本を代表している「法人」であるからその企業の不始末を日本の全法人が支えなくてはいけないのではないか。★個人が、消費税の増額、輸入物価(ガソリン、食糧など)などの上昇で、苦しんでいるのに、なぜ、「法人」だけが抜け出すのだろうか。★「法人」が元気になれば、翻って個人も恩恵が受けられるという「風吹けば桶屋が儲かるような話」には問題が多い。★キーは「所得分配率に企業がどれだけ貢献するのだろうか」、である。企業利益は事業結果であり、まだ儲けが出ているのかも判らない。GDPや物価に良い影響が出かかっていると言うが、企業側でも仕入れ原価は上昇中、今後の消費増税によって消費者の購買意欲が低下するかもしれない。★特に、不確実性が高まる中では、企業が将来を考えて、賃金分配率を低く抑えて行くようだと、個人所得は減り、消費支出は停滞しかねないのである。★近頃「雇用特区」で労働移動の自由化などを目論んでいるが、考えすぎかも知れないが昔の「タコ部屋」でなければ良いがと心配さえするほど「政策が迷走し始めている」ように感じる。★(話はずれるが、海外工場への移動が叫ばれる中で、トヨタが生産工程のオール自動化を進めながらも、キーとなる部分を熟練労働者の技術を継承する手動化に改め、さらなる高度な自動化への路を探ろうとしている。熟練工員の技術を高めて行くことが、先進国・日本の生き残る方策であることを見いだしている。場当たり的な、「海外との同一賃金」に怯えてばかりいないでトヨタのように本格的な取り組みに移行しよう。・・・脱線した・・北海道JRのように)★企業だけを温存するようなやり方では、国民の政府への信頼を根底から失うかも知れない。★つまり、東電が企業の代表と見られている状態では手をこまねいては、「不味い」のではないだろうか。★国民は、日本を牽引する企業群が強くなって、「パイ」である国民所得増加に貢献して貰いたい。しかし、その代表企業が原発事故を起こして、全国民が復興のために絆(=鎖)で結ばれて増税で苦しんでいるのである。★企業群が1年も先に増税を逃れるようでは全国民には理解されない。★もし、どうしても企業群に減税したいのであれば、東電を一旦清算させて日本の企業群から排除するしかないのではないかとおもう。★そのような荒療治を望まないなら、国民・企業がともにしばし、増税で苦しもうではないか。★原発の見通しがつき、経済の立て直しに明かりが点くまでは。★ハマコー先生が慎重に舵取りを行っているのに、こう船頭が多くては岩礁の多い海原で日本丸が座礁しないとも限らない。★前政権は、国民の意向を無視して、ドイツに見習ったことでまた、マニフェスト違反したことで国民の怒りを買ってしまった。★国民の負担を十分配慮した政策を望む。何回も、政権が変わることは望まない。★ハマコー先生・船頭の指示をよく理解することが大事である。★インフレで年金が減るばかり、税金で取られるばかり、の老齢年金受給者がたくさんいることを忘れないで欲しい。★
Sep 26, 2013
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1.下表は2009年時点の核保有(疑惑)国の保有核弾道数である。 米・露は概数だが、特に北朝鮮、イスラエルは信頼性が低い。 (1945年に米国が核実験に成功、広島・長崎に原爆投下、 49年にはソ連も核実験成功、68年国連にNPTができ、 世界の核弾頭は86年米ソを中心に6万発超と言われた。) 2.核保有国5大国(★)は核不拡散条約(NPT)に加盟、 非加盟の核保有国はインド、パキスタン、北朝鮮、 核保有確実視はイスラエル、保有・開発疑惑国はイラン、シリア、ミャンマーなど。3.NRT加盟国は、上位5大国である。4.核兵器は核の軍事利用であるが、核の平和利用として判明している 原子力発電所の炉数を備考欄に記す。 <2011年元旦(日本は3月末)運転中/建設中/計画中。>5.下記以外の国では、日本54基/4/11、カナダ18基/0/0、独17基/0/0、ウクライナ15基/2/0、 スウェーデン10基/0/0、韓国20基/6/2、その他国61基/12/30(イタリアにはない)。6.IAEA総会(昨日)では、中東の非核化構想を実現させるためにも 80基を保有するイスラエルのNPT加盟、IAEA査察受諾が必要とみられる。 しかし、アラブ諸国が要請しても、その決議は米欧日等により否決されている。<大量破壊破壊兵器のなかの核兵器保有状況と、平和利用の原子炉基数> 国名<参考:核弾頭数1995年> 戦略核弾頭数 核弾頭数合計下段:2014年()内:同年廃棄予定を含む 原子力発電所基数・運転中/建設中/計画中 1.米国★<10,904> 2,126頭9,400頭 4,760 (7,300) 104基/1/82.ロシア★<18,179> 2,668頭13,000頭 4,300 (8,000) 28基/11/133.英国★<234> 160頭185頭 225 19基/0/04.仏★<500> 300頭300頭 300 58基/1/05.中国★<234> 180頭240頭 250 13基/30/236.インド<-> 60頭60ー80頭 90-110 19基/8/4 7.パキスタン<-> 60頭 70-90頭 100-120 8.北朝鮮<-> 10頭以下10頭以下 10未満 9.イスラエル<63> 80頭80頭 80 計<30,114> 10,145 脚注:資料出所:WIKIPEDIAなど 1995年、2014年の数字は米科学者連盟FASの推定 (読売新聞2015.8.29から)★ 核開発・管理を巡る出来事:2015.8.29作成 年略史(一部推定を含む) 1945 史上初、広島長崎原爆投下 49 初核実験:ソ連、(英国52年,仏60年、中64年,印74年、南ア&イスラエル79年、パキスタン98年=北朝鮮の代理実験を含む、北朝鮮2006年) 62 キューバ危機 68 米英ソなどがNPT調印 89 ベルリン壁崩壊 91 米ソが第一次戦略兵器削減条約(START1)調印、ソ連解体 92 仏中がNPT加盟 95 NPT無期限延長 96 核実験全面禁止条約(CTBT)採択→現在も未発効 2001 米国で9.11同時テロ 09 オバマ米大統領のプラハ演説「核なき世界」 10 米露が新たな核削減条約(新START)調印 15 NPT再検討会議で最終文書採択できず <読売新聞2015.8.29、WIKIPEDIAより抜粋>★
Sep 21, 2013
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★東電「フクシマ」の放射能汚染水タンク群は現在および近い将来に貯蔵の限界(量・耐久性など)が危惧されている。★その問題は既に2011年5月(事故の2ヶ月後)には前政権政府側の報告書で、「建屋の地下を囲う鋼鉄製遮水壁設置」の必要性が指摘されていた。★ 東電は、その設置費用に1千億円の費用が必要と翌月に試算し、株主総会で問題視されることを恐れるなどで、「着工時期・費用など」を「不明とするよう」に前政権に求めたという。★前政権は事故の全責任は「東電にあり」で「東電が破綻すると避難者への損害賠償、従業員賃金などの遅滞が発生」することを恐れた、という。★前政権の東電への、「経済的破綻の畏れ」、「技術的取り組み困難視」などが、現在の放射能汚染水対策の「デッドロック」に繋がった。「アンダー・コントロール」では無く「アウト・オブ・コントロール」である。★「アンダー・コントロール」にあったのは、「事実の隠蔽」ではなかったのか。「特定秘密保護法成立」を待つまでもなく「阿吽の呼吸でコントロール」されている。共産党の問題視・指摘を待つまでもない。★ ★ ★それでも、「特定秘密保護法」が成立するとこのような「近い昔話」さえ判らなくなる。「国家秘密にも時効」が必要であろう。★ ★ ★改めて東電を一時国有化し、「原子力部門」を分離させて完全国有化し、非原子力部門を民営化できないであろうか。★安倍政権は前面に政府が出ると言うから、「大将が先陣を切る」のであろう。まだ、人材、資金、技術面などで脆弱な「東電」を先陣に廻し続けて「大将面している」のではあるまい。★「全面」か「前面」か玉虫色の発言が難しい。だれか確かめた報道官はいるのだろうか?★19日には[大将]自ら、先陣を視察する。★その「見事な旗振り」を期待したい。★話題の出所:朝日新聞朝刊。★
Sep 18, 2013
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今日の朝日新聞のTOPページは汚染水「制御」迷走つまり安倍首相の「放射能汚染水は港湾内で完全なアンダー・コントロールにある」の世界公約について吟味する内容である。既に判っていることは1.メルトダウンした燃料棒が地下水に晒されている2.冷却する必要がある以上の地下水が敷地内に大量に流入している3.その地下水の流入量は遮蔽できない状態であり汚染水の拡大の主因である4.汚染水の海への流出を防ぐ遮水壁を構築したが、そのため地下水水位急上昇5.その汚染水汲み上げ用井戸を掘った6.増加する汚染水を貯蔵するタンクを増量しているが、貯蔵タンクから大量漏れ7.300トンも汚染水が漏れたが、地下に吸収されたと考える8.地下に留まっていると考えた汚染水で井戸の放射能値が上がった9.少しづつ海に漏れだしているのか放射能値が上昇しているその他、いろいろである。これらの説明から、「アンダー・コントロール」ということを問題にしても全く意味がないのに等しい。いまのところ、「港湾内にかろうじて影響は留まっている。」というのが正しい。「風評をアンダー・コントロール」されているとも言えない。なぜなら、上記の1~9まで新聞紙上で公表してきたからである。安倍首相は「政府としてアンダーコントロールする」意思表示をしたに過ぎない。頑張って貰うしかないのであり、批判しても仕方がないことである。兎に角、全身全霊をもって「放射能汚染水の国難」に取り組むことこれしかないのである。「元寇の脅威」と戦った、北条時宗・日蓮上人の時代のような国難に遭遇したと安倍首相には観念して貰いたい。「念仏」を唱えるのではない。・・・・・最大の問題は、事故管理責任者・東電に任せていること、汚染水の結果を見るばかりで、流入する地下水を遥か山側で制御しない過ちを放置していることなど、基本を忘れた態勢である。★ ★ ★立正安国論のように法華経を唱えよと言うのではない。ただ、事実を認識して、それに即した対処法を的確に適正に国力を向かわせて貰いたい。このままでは、国が滅びる懸念さえある。時宗のように命を賭して貰いたい。目を向けるべきは、消費税増税ではなく「メルトダウンした燃料棒と放射性汚染水」の処理が第一番である。★蛇足だが、いまや消費増税は「外向けの話」=見栄、であり、放射性汚染水は「内向けの話」=命の問題である。
Sep 14, 2013
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★世界は「化学兵器使用禁止」に目を光らせるが、フクシマ原発事故のメルトダウンした燃料棒は見方によっては、化学兵器使用のような圧迫を日本国民に与え続けている。「原発水素爆発による放射能拡散事故」、「メルトダウン放射能汚染水事故」などは地元民、漁民、周辺住民などにとっては化学兵器を浴びたような状態に近い。★「化学兵器ではなくても、人類に与える危害物は早急に除去しないといけない」。★毎日のように、東電の後手後手の謝罪付の高濃度放射能汚染事故の拡大が新聞に踊っている。安倍首相は世界に「フクシマ」は完全に「コントロールされている」と公約した。★ならば、新・地下水バイパスをなぜもっと山側にもう一系列造らないのか。もともと、地下水がはるか山側から流入しないように山側深くに遮水壁を造るべきであった。現在の地下水バイパスは、山側の敷地内にあり、さらにバイパスよりも少し海側の敷地内に井戸を掘り、地下水を汲み上げ、地下水バイパス経由で海に流している。★つまりは後手後手の、張りぼて仕事が東電に出来る事である。これでは、問題の放射能汚染水が溜まっている場所よりも山側にある地下水と言っても、放射能汚染水が混じっているのか判断できかねる。★高濃度放射能汚染水を保管するタンク群は、バイパスより山側にあるのではないのか。そのタンクからも漏れているというのではないか。★漁師は、東電が放射能汚染水の制御が出来ずに次々と高濃度放射能汚染水漏れを報告するために「狼少年の報告」のような扱いで、東電を信用できない。★もっとハッキリと地下水の放射能汚染が起きていない状態で、つまり、より山側で地下水を遮蔽し、捕まえて、新しいバイパスに流すことを考えられないのか。★東電任せにすると、人材が集まらない、資金がないなどの理由ばかりが出てくる。★政府が前面に出て、全面で人、金・物・情報などを惜しみなく投入することが大切である。★国は金を出すことを発表したが、東電ではまともな人がいない。★シリアの化学兵器を世界は問題にするが、日本は他国からの兵器ではないが、自らと自然の地震・津波災害で水素爆発を起こし、メルトダウンした燃料棒が地下水を放射能汚染し続けていわば、「化学兵器同様の放射能汚染水」と戦っているのではないか。★敵を「放射能汚染水」に定めて、放射能汚染水という化学物質の除去に、自衛隊の施設部隊まで投入して、地下水をさらに上流で遮蔽し、新しい、全く問題のない水を誘導して、新バイパス経由で海に流すことが大事である。★全量を海に流すのではなくて、メルトダウンした燃料棒の冷却に必要な量をバイパス経由で、新しく造る「綺麗な地下水の貯水槽」に貯めておき、必要量だけ投入することとする。いままでは、敷地に入る量をコントロールしていなかったから、いくらでも放射能汚染水が増え続けたが、敷地に入る前に全ての地下水を遮蔽することで、放射能汚染水の増加を根っこから抑える。全量を新バイパスで迂回させ、必要量を「貯水池」に貯めてコントロールしながら、不要な、地下水を海に流せばよい。★なぜなら、その地下水は、放射能汚染されていない、敷地外を通る真水であるからだ。★もちろん、山側に新しいバイパスを造る際には、水素爆発で近くの山林に飛散した放射能が大きい場合は除染が必要である。★ ★ ★何度も言うが、国が前面に全面で出て、自衛隊の特殊施設部隊を投入し、国が復興予算などを集中投入する、放射能汚染の情報はIAEAなどの外部機関を経由して公表することが大事であろう。★もうすでに、めいてい君のブログでは採り上げているがだれも気がつかないようである。いや、みんなは気がついているが、国が前面に出るのを小泉改革以来の国権拒否反応が「アレルギー」となっている。安倍首相の下で「美しい国」の、あるべき姿を再認識したい。★国難時代には「国」が前面に出てきてもおかしくないのだ。★日蓮上人が生きていたら、蒙古大襲来のような「国難」を唱えるであろうか。小生の宗旨(神道)とは異なるが、今は「放射能汚染水」という化学物質の大襲来:まさに国難の時代である。★ ・ ★ ・ ★「蒙古」大襲来というと現代の「モンゴル」と間違いやすいが、アジア~東欧まで席巻した中国・元朝を指すのであり、「モンゴル帝国」のことである。当時の元朝が、朝鮮半島の属国・高麗や本土の旧王朝の兵士を従えて、軍船を仕立て九州に2度も押し寄せた。北条時宗とともに日蓮が九州に向かい押し寄せる敵が当時の台風で跡形もなく消え去り朝日が昇るラストシーンがある・・・「蒙古大襲来」
Sep 12, 2013
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★福島第一原発の原発事故レベル → 7 <not 3>★福島原発は東日本大震災直後の津波によって破壊され、電源を失い、空焚きになった原子炉が、水素爆発を起こし、その後にメルトダウンした。その事故の大きさは、最大値であるチェルノブイリ事故に相当する「レベル7」である。★ところが、その事故が終熄してもいないのに、メルトダウンした原子炉に流れ込む地下水の汚染で別個の事故レベルを発表しようとしている。★汚染水の海への流出があり、「レベル1」としたが、今回、汚染水を保管するタンクからも流出したことで「レベル3」に訂正している。★もともと、大事故の「レベル7」の後始末は放射能の半減期でみても超長期を要する。★大量の放射能は山間部に拡散されて飛び散っており、他方では、メルトダウンした原子炉・炉心の所在、現状さえ把握できないのであるから、「レベル7」から解放されていない。★あたらしいレベルを別個に設定しようとするのは、危険度を甘く見たいことに過ぎない。★実際には終熄していない事故を、新しい物に置き換えて取り組む姿勢に、事故を起こした東電、政府の気の緩みが見て取れるのではないのか。★逃げたいのはよく判るが、逃げたくても逃げることができない重大事故であることは理解しないといけない。★福島原発事故は決して想定外の事故ではなく、地震国に住んでいる我々には起こるべくして起きた事故なのだ。★補助電源、バッテリーなどは予備として保有すべきであるし、自衛隊の助けを借りて大型バッテリーを再配置すべきであった。★いまごろ地下水が湧き出ているというが、原発の立地条件に地下水の存在、冷却水としての有効利用などを先験的に調査・活用すること、地下水のコントロールが何故出来なかったのであろう。何万年も地震が起きていないことを調査するよりも、現在の地下水の流れさえ調査できていないのは何を調査しているのだろう?★真水がなければ、海水を掛ければ良かったのに・・・★ただ、水素爆発が無かったなら、福島第一原発の職員は放射能で全滅したかも知れない。★水素爆発で放射能が拡散したことで原発20~30km圏内は大きな影響を受けたが原発近辺はそのお陰で、想定外に汚染が少なかったのではなかろうか。・・・・・★IAEAはレベルを個別に設定するのは構わないと言うが、本体のレベル7を如何に終熄させるかが大事であると言っていないだろうか。★なんせ、メルトダウンしたままで、地下には近づくことさえできない有様なのだから。★他の分野で喩えると・・・胃癌で危篤状態の病人を捉えて、危篤ではあるが風邪の具合は軽いのか重いのかを診断している。★もっと、真剣に病気の状態を把握して対策を立てるべきである。★本来の病気とは異なる病気症状を別個に捉えて安心しているような気休めはもう沢山である。★IAEAなどの外部機関に本来の病気症状を悉に診断して貰い、早急な対策を構築しないと、いずれは隠し通せず、重篤な症状を晒すことになりかねない。★東電ではもはや無理なようであり、世界の信用を大切にする安倍政権に本格的な国による対策を取ってもらわないと、日本の復興は成り立たないだろう。世界は安倍さんの肩を、腕を、見守っている・・・★シリアのアサド政権非難よりも自国の原発対策是正の方が最優先で片付けなければならない。★内政の不備を、外憂に転化するようなことでは、賢明な日本国民は瞞されないからだ。★
Aug 30, 2013
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★昼番組で期待していたJAXAの「イプシロン」は・・10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0・?・?・?・カウントダウンしても遂に、立ち上がることが出来なかった。ノックダウン?再起を期待したい。★さて、小生は福島第一原発の地下水量についても判らないままである。ある時の新聞は、原子炉敷地には約1,000トンが流れ込み、300トンが真水でそのまま海に流れ、400トンが汚染水となっているという。300トンは何処に行ったのだろう。そもそも、「1,000トン」はどうやって計ったのだろう。★入口を仕切っていないから、流量計は取り付けようがない。この話は作り話にすぎないかも。★汚染水が日量400トンだと話していると、どっこい、遮水壁を立てたら地下水が溢れだしてきている。400トン以外に大量の地下水が存在するのである。つまりは、汚染水として汲み上げている400トン以外にも地下水が存在することは明らかである。★結論的には、汚染水400トンは確実に発生するが、それ以外にも発生源が不明の地下水が存在しているのだ。★この発生源不明の汚染水を把握するには、原子炉建屋より山側で一旦地下水を遮断(ダム)して、冷却に必要な量だけを放流するシステムがないと不可能である。★今回は、政府主導で管理するそうだから、まず、地下水の流入を確定させてから、汚染水を処理すべきである。★20日現在で汚染水貯蔵量は43万トン、うちタンクに33万トンある。★現在の空容量は7~8万トン、(現在の容量約50万トンから、)16年度中で80万トン(+30万トン)に増やす予定である。もし、日量400トンがそのまま汚染水になるなら、年間14.6万トンも増加するから、2.5年(=37/14.6)しかもたない。★このタンク(1基保管容量1,000トン)の減価償却期間が5年であるというが、現在の敷地内にある1,000基のうち350基が該当する。そのように耐用期間が短いと毎年70基をリプレイスする必要がある。★この350基での総量は35万トンの汚染水で2.8京ベクレルになる。★福島第一原発で貯蔵している全体の汚染水は43万トンであり、おなじ放射能濃度であれば3.44京ベクレルにもなる。★破綻寸前の、東電には、このような、大量の高濃度汚染水を処理できる筈がないから、なんとか逃げるしかないのでは。★政府は、もう一段の突っ込みをして、東電を一旦整理して後に、原子力部門を政府機関として独立させて、終熄までの、息の長い「原発冷凍化」を図るべきである。★東電に任せれば任せるほど、訳の分からない泥沼にお誘いがあることを心から危惧する次第。★呆けによる原発問題の写経はこれで終わりとしたい。★だれか、体力・知力・発言力などのある方が声を大きくして、外国からの非難がでないうちに阿部首相を指導して欲しい。「アベノミクス」の熱烈・ハマコー大教授のように !★
Aug 27, 2013
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★ドイツは脱原発政策を選択したが、廃棄した放射性物質(低・中レベル)を収納しているドラム缶 12万6千本が閉山した岩塩鉱山の地下750mに眠っている。★しかし、その眠り(1967年~78年以来)は、1988年、鉱山の地下坑内への地下水流入によって揺り動かされた。★地元住民の反対運動が始まったものの、対策が長年放置されていた。★ついに、2010年には「地上への全量回収が最善策」と判断された。この「前例のない挑戦」で少なくても40億ユーロ(5,200億円)、工期に数十年を要する見通し。★しかし、再び掘り出すことが出来るかは、不明である。廃棄から30年以上も経過しておりドラム缶の現状も把握できず、地殻変動によって位置さえ突き止めることが困難である、からである。★さらに、掘り出しが出来ても、それを安全に保管する場所や、方法が決められているわけでもない。★一旦、原発を受け入れたら、「脱原発」でさえ容易ではないのである。★ドイツは、「日本が、東日本大震災・津波に伴う福島原発事故に遭遇した後も、脱原発に舵取りせずに、原発を他国にまで輸出しようとしている」ことに、呆れ顔である。★ ★ 日本政府の原発復帰の方針があることで、事故の発生元・東電は、事故処理で汚点を出さぬように、検査発表は杜撰(隠蔽行為とは言わないが)で、防汚対策は後手後手で的を射ていない。★ ★ ★本日の朝日新聞の「VOICE声」欄に「汚染水漏れ 敷地外に着眼を」というボーリング会社社長の指摘があった。★東電は、「敷地内に現れた地下水だけに注目している」との指摘である。根本的な対策を取るためには、「双葉断層から東にかけての地下水流の第一原発への水源を特定し、それを遮断する」、「敷地の下の岩盤内部の亀裂帯の存在も調査するべき」であるという。★「これは、想定外と言われるかも知れないが、一技術者としても汚染水漏れは止まらないと思う」、との見解であった。★ ★ ★小生でも、ボンヤリとそのように感づくのだから、日本中の上級技術者には、いかに東電が繕っても公表を演技力でカバーしていることが見え見えだ。★ ★汚染水の同類タンクは350基あるという。一基直径12m、高さ11m、汚染水1リットル当たり8千万ベクレルと言うから、一基の8割方で満タンとすると、一基当たりの8割満タン容積は994.8立方m(=3.14x6mx6mx11mx0.8) 994.8立方mはリットル換算では994,800リットル。995トンで約1,000トン=1,000,000リットル。汚染水放射能はリットル当たり0.8億ベクレルであるから、1基が保管する汚染水放射能は約80兆ベクレルなのだろうか。★350基あるというから、全体の汚染水放射能は2.8京ベクレル(=80兆BQx350)という途方もない量である。<小生には、あまりにも、単位が大きいので間違っているかも。>★ ★ ★そのような量の管理を東電に任しておくことは安全なのだろうか。悪いことに、その量は、確定した数字ではなくて増え続けているのである。「入り」の地下水は、遮断されていないのだ。★安倍首相は外国から日本の対外債務1,000兆の指摘にアベノミクスで立ち向かっているが、そのオフセットには日本国民の節倹・貯蓄があるので或る程度は「安心」である。★2.8京BQもの放射能汚染水の「オフセットには何もない」。★東電に任すのは、もう諦めて、IAEAなどの外部機関から世界の叡智を招いて日本を救って貰いたい。★地下水の圧力だけでもタンクが歪み汚染水が漏れるのだから、襲来が想定されるメガクエーク(MEGAQUAKE)には高度放射能汚染水の倒壊があれば、「想定内の」莫大な被害・損失を日本は覚悟し、準備しないといけない。★有能なブレーンを抱えている、安倍首相には早く気付いて欲しいものだ。外遊しているから知らなかった、では・・・つまり、「知らんぷり」では世界に通用しない。☆ ☆ ☆マニフェスト違反した前首相に続いて、二人目の裸の王様はもう日本には要らない。★
Aug 25, 2013
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☆汚染水漏れは「INESレベル3」の判断基礎を、東電でもなく、規制委でもなくIAEAなどの外部機関に集めさせて再評価をすべき !★もっと悪くはないことを明示するためにも必要。★日本では、東電という有名な会社であるから国内では何を間違っても許されているが、他国からの、疑いの目で見る向きにははっきりとした欺瞞が見て取れるのだろう。★放射能汚染水が120リットル漏れたというと一升瓶67本が漏れたことになる。★それが300トンの漏れなら、一升瓶でなくてドラム缶1500本である。なんと、24兆ベクレルの放射性物質が漏れたのである。★漏れの場所さえ確定できないから、漏れは止める手段を持っていない。★漏れた汚染水は地下に染みこんだと言うが、300トンが染みこんで留まっている訳ではなかろう。★なんせ、山側から毎日1000トンの地下水が原発施設の方角に向かい流れ込んでいる。★300トンは真水で海に流れているが、700トンは施設の地下に紛れ込んでいる。★汚染水の増加は毎日400トンであるというが実際はカウントされない300トンが遮水壁に阻まれて地下水の水位を上げつつあるかも知れない。★「気付くのが遅れた」どころではなくて、地下水・流入量の制御不可能が現状である。★福島県知事は「的確な監視」を東電に要請しているが「海への汚染水の漏水量の監視=SEE」ではなくて、「地下水流入量を制御=Control」するよう、公営企業に「命令」すべきである。★漁協は東電に対処を委ねていたが、本音は「東電ではもうタンク維持管理ですら無理であり、国が主体になった方が良い」というような趣旨である。★汚染水の流入量はすでに東電の処理能力を超えてしまっているのに国はIAEAなどの外部機関を動員して国際的処理体制を取ろうとしない。★風評の段階ではなく、現実の「メルトダウンが起こってしまい」、地下水による自然冷却方法しか手立てがないのであろうか。★韓国のアシアナ航空は7月に再開したばかりのソウルー福島間のチャーター便の就航を10月以降中止すると決めたが、外国から見れば当然の措置である。★外国人は、日本に行かなければ危険は避けられるが、福島県人だけでなく、日本人はこれ以上の海洋の放射線汚染が進行すれば東日本に住むことも困難となる可能性が残る。★東電を生かすかよりも、東日本を生かすかどうかが大事。日本国の死活を判断する時期に近づいていることを、アベノミクスは最重要課題(国難)として取り上げなくてはならない。★消費増税の前に、国難を乗り切る決断を行う必要があろう。★地下水のコントロールさえ出来なくて国が滅びる危険を冒しているようではゴルフや外遊の時間に夢うつつの余裕はありえまい。・・・・・上記の話が、この呆け頭だけにわかる、「真夏の夜の夢」であることを願っている。★ ★ ★朝日新聞「天声人語」で、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」との、物理学者・寺田寅彦の随筆を紹介していた。★福島のメルトダウンには「正当にこわがり」、しっかりとした、理論的実践的対応策を可及的速やかに政府が率先して国際的な協力の下で実行することが必須である。★appendix1:検算タンク1基の大きさは直径12m、高さ11mである。容積8割が満タンとして:3.14x6mx6mx11mx0.8= 995立方m。比重1として約1千トンを保管している。その高さ3m分の漏水とは:340立方メートル、比重が1なら 340トン が漏れたと言うことか?だから約300トンと言っているのだろう。★appendix2:検算汚染水1リットル当たり8千万ベクレルであるから、比重1として考えると、漏水汚染水300トンは24兆ベクレルに相当する。タンクが高さ3m低くなっていたなら、漏出量は340トンとなり27兆ベクレル(=8千BQx340,000KGx比重1)が流出している。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★東電は、今夜30兆ベクレル漏水と数字を公表したから、「3メーター以上のタンク水位低下が判明」したのであろう。漏水が止まればいいのだが・・・・・・メルトダウンの冷却はできても、汚染水が無尽蔵に増えるのでは・・・・・・・東電に発想のイノベーションが欲しい・・・この呆け頭ではどうしようもないが。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Aug 21, 2013
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鵯越で山から源義経(水)が攻めてきているのに大事な陣立て(原発)を敵に晒したままで、逃亡用船の側の浜辺で背水の陣を引いている平家(東電・政府陣営)の防備態勢では長くは保つまい。鵯越からの敵(水)を他に誘導しないことには真下の陣立て(「メルトダウン」要塞)を通過した戦勝気分の(汚染水の)増量で一気に押し流されてしまう気配である。敵(汚染水)の勢いは増すばかりなのに平家軍は港の後片付け(除染)に手を焼いていても仕方なかろう。態勢を立て直して、鵯峠の真下の防衛を組立直そう。□の上に△の陣形態勢にとりかかり長期戦の籠城だ。山側△△△△□□□□□原発 □□□□□ 海側~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・暑い中、言っても仕方がないので、これは、これでお終い。 「 残暑お見舞い申し上げます。」 ・・・リハビリ中のめいてい君より。
Aug 9, 2013
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★ ★ ★‘JJJ’ である。そう言いたくなる東電・福島原発の海洋への汚染水・垂れ流しだ。★ついに、東電が白状せざるを得なくなった。★いままで、調査中と言っていたが、地下水から真水で300トン、汚染水で300トンの日量が海洋流出を続けていると政府原子力災害対策本部が試算した。★山側からの原発地下への水の流入(攻撃)は日量1千トンもあり、東電は4百トンだけを建屋に流入しているとしていたが真水で3百トンと汚染水は3百トンがそのまま流出していたのである。★いままで、東電が表に出していたのは4百トンだけで、建屋地下に留まり、タンクに汲み上げていたのであるが今回海側に深い遮水壁を建設したところ「計算外で」溢れだしてきたため、より大きな地下水・流量をもはや隠し立てできないことになったのであろう。★すでに、以前から、東電の発表には数字の矛盾があったが、事故を起こした本人の事故検証を信じる日本人らしい優しさに乗じてこれまでTVに出演してきた東電スタッフの演技力に脱帽する。★東電任せでは復興計画の遂行は不可能であることが判った。★凍土による遮水方法を考えているようであるが、いきなり原発建屋の側面で遮水することは水の勢いを抑えるには無理がある。点滴でも長い間には鍾乳洞に筍が出来るほど水の力は強力である。★1次的な遮水壁を、山側に三角形の山のように張り出して打ち込み、地下水を迂回させる工夫をする。家の屋根瓦を雨水が伝わる如し。同時に、どこかに(三角形の中か、外に)貯水・游水池を設けて、地下水を有効に使うことが出来るように貯めておく。不要な地下水は、迂回水路で真水として海洋に流す。★できれば、凍土計画は建設・維持費用が高く付きすぎるので遮水壁を山側に三角形(突端は山側、底辺は原発建屋の山側)で造り、建屋をぐるりと遮水壁で囲む(四角に三画が乗った形=家型とでも命名?)ではだめだろうか。★ ★ ★三国志などでは▲と■の組合せ陣形はなかったか?正確な形に描けないが・・・ご勘弁願いたい。▲▲ ▲▲ ▲▲山側 ▲▲ ▲▲▲▲▲▲▲▲と■■■■■■■■■ ■■ 原発 ■■ ■■■■■■■■■を組み合わせた△□陣形はなかっただろうか。★ ★ ★今の海側の遮水壁はサッカーでゴールキーパーがゴールポストのライン上で守っていることに過ぎない。守りにならないことを敢えてポーズしても効果はないのである。次々とゴールインされてゴールは無限に増える。失点(汚染)は防ぎようがない。☆ ☆ ☆東電は計画を小出しに修正させるべく、情報を小出しにしてきた。国が東電を公共事業から「清算」させ、新東電に原発以外の電力発送電を継承させるなど抜本的な取り組みを、アベノミクス第4~6の矢に発展させることを願うものである。★ ★ ★この呆け老人でも毎日の東電の対策の遅れ遅れが原発被害をさらに拡大しているように感じる。企業被害が、政治被害にまでついては国民被害までに浸透してきていることを感じる。エジプト、シリアなどの海外不穏情勢を見る前に自分の国が美しくないことにならぬようアベノミクスに期待する。★「国破れて山河あり」★放射能まみれの山河の国にならないよう「美しい国造り」を願い奉る。☆ ☆ ☆ ☆ ☆くれぐれも美空ひばりさんの「後の・・・祭り・・・だ・・・よ!」のお囃子につながってもらいたくない江戸の夏の夜である。☆ ☆ ☆ ☆ ☆言うことを忘れていたが、先日、砂漠を農業化する特殊なナノ粒子を使用した遮水帯が発明されたと聞く。それをこの遮水壁に応用できないか。だれか考えて下さい。
Aug 8, 2013
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原爆症の報道を見ると、原爆の爆破力、死の灰、長年のあとで体内の染色体破壊など結果は多様である。★爆心地近くに居て生き残ったものは遮るものにもよるが、生存できた方には自分の命よりも減衰力の長い放射能が相手であるから、息の長い手当・補償が必要である。★言うにも憚られることであるが、爆心地に当時居たものは人間だけではない。動植物も、建物、塵芥もすべてが放射能の影響を受けている。★広島、長崎では被爆地からの復活が急速に進展した。瓦礫、塵芥などは港湾建設、商工団地建設などで深く埋め込まれたのだろう。広島では少なくても市内付近の漁業権を放棄させている。しかし、いくら川の浚渫を行っても、魚介類は少なからず影響を受けたままであろう。★爆心地にいなくても、放射能が忍び寄る危険性はその減衰率に沿って存在する。★己斐の港の小鰺を食べてみたのは、転勤族・小生ぐらいのもので、喉が焼ける感じで吐きだしたが、「頸椎変形症」(広島原爆病院診断)に悩んだものだ。当時の頸椎変形症では左半分麻痺を感じ、現在は年寄りの脳幹梗塞で右半分麻痺を感じていますが、両者には関係はなさそうです。)★地元では、釣りはするが「キャッチ&リリース」の楽しみのみであった。地元の猫も食べない「猫またぎ」がここでは「小鰺」にも適用されていた。★このように旧爆心地で生活する人々にはそれなりに、心から放射能に備えが出来ている。★しかし、いくら備えが出来ていても、目に見えないだけに放射能被害が皆無になった訳ではなかろう。小生のような不注意者はともかく、直接の被爆ではなくても、爆心地の放射能の拡散によって発症する「放射能被爆者」は潜在的に現れないとは言えるのだろうか。★染色体を破壊されるような病気として長期を経た後に、突発的に発症する危険があるのであれば「原爆症認定」を「放射能被爆症認定」に拡大しないといけないように思う。★もちろん、恣意的に放射能を利用する仕事を天職としたり、原爆で漁業権を放棄された地域での違法漁獲をあえて食したりする分などには「放射能被爆症認定の適応外」であるかも。★福島原発の水素爆発で大量放射能の拡散(その後にメルトダウンも)が起きたが、「原爆症認定」でなくても、「放射能被爆症認定」に該当する方が出るのではないのか。★広島、長崎の原爆の日に「放射能被害が永く続く世」を嘆いている。
Aug 7, 2013
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★広島平和宣言では「原爆と原発は別物」と原発反対運動と平和宣言が同一視されることに苦言を呈している。★もちろん、「大量殺戮兵器」としての原子爆弾と、エネルギーを無限に生み出す原子力発電所は目的は異なるのはみんなが知っている。★しかし目的が違ったからと言ってその目的が得られる過程において平和目的のはずの原発が制御不可能となり燃料棒の冷却が不可能となってメルトダウンが起きていることを直視するならその段階では広島原子爆弾の何百倍もの放射能が放出されたことと同じ結果である。★そのような危険な原発を強く意識すれば原発には近寄りがたい感情が生まれよう。★広島市長は昔の安全神話に則った原発を頭に描いているようだが東日本大震災以降は福島原発の経験を生かさなければならないのではないか。★「火」は危険でもあるが、極めて有用なものであるが、「原子力」は「極めて有用なもの」でありながら、「人類に破滅的な影響」を与えかねない、つまり、次元が「危険」を越えて「破滅的」な度合いを含むことを忘れてはいけない。★「不快感」どころではなく「恐怖」をもって捉えねばならない。広島市が原爆を受けて多大な人的損害を出しており、いまもって、地下に埋め込んでいる放射能の影響から完全に抜けられない・・・半減期を経たに過ぎない・・・そのような厳しい環境から、「原爆許すまじ」の怨念を世界に向けて訴えている。★その怨念とまではいかないまでも、原発の放射能を受けて、故郷を追い出されて、放射能の高い部分で暮らすことが出来ない境遇は、原爆投下を受けた状態に迫る環境である。★燃料棒がメルトダウンした状態は未確認のままであるし、放射能が地下水から海に漏れている状態も予断を許されない。★「放射能被害」の観点からみれば、「放射能での大量殺人兵器」と「目的は平和利用でも放射能の統制が安全とは言えない」から両者は「破滅的な結果が出れば共通項をもつ」。★広島市長のような厳密な判断が出来るように、原子力を安全に扱える時代が早く来ればいいのだが、現在および近未来では、まだまだ両者を、「武器=危険」VS「平和利用=安全」との区分けができないのである。★ ★ ★両者とも、「放射能の発生源」とみると「安全神話」は破壊されていると見るべきであろう。★
Aug 4, 2013
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★福島第一原発は燃料棒のメルトダウンが発生し、見えない燃料棒を冷却するために「冷却用の水」を投入している。しかし、その水が汚染水として増え続ける問題を抱えている。★「冷却用の水」には山側の(自然の)地下水も合流しているのである。水道水、地下水などをINPUTの種類、OUTPUTの種類に分けてきめ細かく検討しないといけない。★もちろん、海側の遮蔽壁はこれらの汚染水が最終的に海側に漏れ出すことを防ぐものとして、大切であることは判る。★しかし、肝心なことは山側から地下水がなんのコントロールもできないで自然の流れで流入していることである。★出口の海側に神経を集中するばかりでなく、山側にも神経を使い、「地下水流入の遮蔽壁」ないし、「地下水の遊水池」を造り、そこから地下水を「冷却水に使用」したり、別の迂回路を通じて海にそのまま「真水として通過させる」べきである。★結局、「原発を城と見立て」て、お堀のように深い遮蔽壁で取り囲み「水をコントロールする」方法を構築するべきであろう。★また、直接冷却は汚染水の発生となるので、直接に冷却することとあわせて、別の「冷却水を冷却する回路」を造るべきである。超高温なら、2重三重の回路を構築すべきであろう。★これくらいは、玄人の造船・プラントメーカーなどは十分に御存知である。なぜ、取りかからないのだろう。★とりあえず、東電に任せていると、全体の危機管理が遅れ遅れとなるような気がする。有能な第三者機関に任すべきである。★以前から東電が冷却用に供給していた水量がタンクの増え方と合わないので可笑しいとは思っていたが、地下水さえコントロール出来ていなかったのだ。★少なくても1日100(~200トン)の地下水が増えているようであり「冷却には不要な水量部分」を地下水流入量から除外する(山側に遊水池、迂回路を造って海に真水として流出させる)などの方法を取らなければならない。★ ★ ★そのためには、遮蔽壁を地下深くに張り巡らした原発の城塞化が必要であると思う。★ ★ ★原発廃炉化を考えれば原発・城塞化の後に100年間「待つ」ことが必要かも知れない。100年~1万年かも・・・。メルトダウンしたままの燃料棒が発する放射能(α、β、γ、など線量)が減衰するまで「待つしかない」・・・★少なくても、「脳幹梗塞の小生が見届けることはできない」ことが寿命から判っている。次の次ぎ、その次の次ぎのまた次ぎの・・・世代に託そう。
Aug 3, 2013
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★福島原発界隈での放射能数値の発表に不思議な現象が起きている。★ ★規制値を遙かに超える数値が出ているのにも拘わらず、東電側は地下水を濾過した数値が実態を示すと主張し、原子力規制委員会は周りの海水の放射能数値が上昇しており、汚染地下水が海に漏れている見解を採っている。★利害関係者である東電に数値管理・発表を任していることは、公正的見地からも避けるべきであろう。★ ★最近、英銀協が銀行間金利(LIBOR)を故意に操作して発表したとして世界から非難を浴びた。発表を公正にするために英銀協が取った方法は、NYSEに集計・発表を全面移管することであった。★世界の福島となったいま、放射能測定数値を公正な発表として、風評被害から守る意味でもIAEAなどの国際機関に放射能数値の集計・発表を移管してみるべきではないか、と思う。★そうすれば、世界の叡智の集結によって、復興の工程が厳密に吟味され、より安全に促進されるであろう。
Jul 12, 2013
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朝日新聞で連日のように福島原発の汚染水の 貯水についてトレースしてくれる。 東電の発表に沿ってのトレースであるし、時点毎に 数量が異なるのは当たり前だが、小生のような 脳幹梗塞には数字の解釈が難しい。 <以下は地下貯水槽を中心に考察する。> 紙面第3面で「地下貯水槽」の貯水量が文章では 23,600トン、同じ面で、個別の地下貯水槽を合計 すると26,600トンで3,000トンが消えている。 先日の新聞で「貯水容量と貯水率」から「計算」する と28,500トンだったから4,900トンが消えている。 プリントミスなのか、ミスであれば良いが、と祈る。 本当に消えていたら何処に消えたかが不安になる。 ・・・・・・・・・・・・・ 今回の報道で判ったのは、地下貯水槽にある汚染水 23,600トンのうち地上タンクに当初計画として 7,000トン余り(=7,100トン) を移送し、6月初旬までに残る16,500トンを 移送するべく鋼鉄製タンク38基(容量19,000トン) を急遽建設すること。 ・・・・・・・・・・・・・・ ただ、地下貯水槽からの水漏れの原因が依然として 判らないと社長自身も言っているから、使用しなくても 水漏れ(地下水の循環)があるかもしれない。 一旦、空にしないと何が何だか判らないように思う。 ・・・・・・・・・・ 新たな冷却水を使用するに際し、直接冷却せずとも、 汚染水を循環させながら冷却用パイプ群を潜らせる 等の熱・温度交換システムを構築できないのだろうか。 「汚染を除去・軽減させるシステム」と、「熱・温度交換 システム」を別個で、しかも多重に組み立てる工夫が できているのか、呆けには気になる。 ・・・・・・・・・ 頭のいい人が大勢いるのだが、経済原則と、 人命原則のどちらが優先している現場なのか? 再度、日本賢人会議で議論を期待する。 //////////P.S.原子炉からメルトダウンした核燃料冷却のために 毎日約370トンの冷却水を投入していること、 毎日汚染水が400トンも地下貯水槽に流れ出して 増えていることは、なにか連関していないだろうか? もしかしたら、「メルトダウンしている燃料棒の冷却 システム」が地下閉鎖構造で偶然に形成されており、 水が循環しているのだろうか ? そうであれば、この偶然の冷却構造が破れたら、 汚染水が一挙に海に流れ出す危険もあるのではと、 素人には心配だ。 今の内に、この偶然の冷却構造を強固なものに 固めることこそ大事なのではなかろうか? 1.まずは、地下貯水槽を空にし、地下の汚染水 流入口を把握して冷却循環構造を強固なものにして 海への流出を食い止めること、また、 2.冷却水を直接入れる方式に併存して、 別途に冷却パイプを循環構造内を多数走らせる ことで冷却するシステムを追加併用し、 汚染水増加を抑制できる多重システムを 構築すべきだと、呆け頭は考える。 謎解きのようなことが、地下で起きているように 感じるのは呆けだけかも。 IAEAに本格調査な協力を依頼して、 早い解決に繋げて欲しいものである。
Apr 11, 2013
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(その1 から続く) 1.汚染水の「地下」貯水槽<現在の余力:29,500トン> ↓ (「地下貯水槽の段階的利用停止?」)地下貯水槽貯水容量(立方m=約トン)A公表貯水率B貯水量推定C=A*B1号1300033.2%4,3202号1400066.8%9,3503号1100095.0%10,4504号 400087.5%3,5005号 2000 6号10000 8.8%8807号 4000 合計58000 28,5002.汚染水の全貯水槽・タンク現在~2年後貯水量(トン)備考現在貯水容量325,000D=E+F(うち地下貯水槽)(58,000)E(漏水危険を伴う)(うちその他)(267,000)F現在実貯水量273,000 (うち「地下」)( 28,500) (うちその他)(244,500) <現在貯水率>84% (うち「地下」)49% (うちその他)92% 今秋の貯水容量推定450000 2年後までの追加容量300000 2年後の容量推定750000(地下貯水槽を廃止時692,000)2年後の実貯水量予測56500027.3+0.04*365*2年2年後の貯水率予測75%実貯水/容量%同上(地下貯水槽廃止時)82% 3.超長期試算長期項目 廃炉計画年数40年 汚染水増加率/日(推定)400トン 汚染水潜在流出推定量/40年584万トン40年間の必要保管量:G現在の貯水容量対比18倍G/D現在の貯水容量(除く地下)対比22倍G/F4.汚染濃度濃度感知部分BQ/立方cm汚染水・回路内290,000露出シート部分2,200~10,000
Apr 9, 2013
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今日(4.10)の朝日新聞をみると、4月8日の新聞報道から呆け頭が 推定した根拠が違っていたので訂正する。 地下貯水槽の貯水量については、「容量」と「貯水率」であり、 「貯水量」ではなかったので訂正した。 「貯水槽」と「その他(=タンクのこと)」に分けて分析した。 4月10日までに東電は地下貯水槽の方が簡便な方式で 大量保管できるとして地下貯水槽の空いているところに 「漏れの見つかった地下貯水槽」からの移し替えを図った ところが、移送先でまたまた漏水が見つかったため、政府は 地下貯水槽の利用を止めるように指示したようである。 以下は、4月7日午前9時の水位から見た分析である。 地下貯水槽は容量が58千トンであり、28.5千トン を使用中である。 「その他=タンク」は容量が267千トンで244.5千トン を使用中である。 政府指示に沿って、地下貯水槽を空にするためには、273千トン の貯水容量を確保しなければならないが、上記のように267千トン しかないので、6千トン不足となる計算。 毎日400トンの汚染水が発生しており、当面は、地下貯水槽も 危険と分かっているものの、漏れの少ない物を選んで継続使用せ ざるを得ないという。 現在まで、タンクを造るよりも、地面を掘ってシートを3重に敷き詰める 方式が簡便で有効であると東電は主張してきた。 素人の小生には、少量の水であればその方式も良いのであろうが、 あまりに大量であると、シートが全方向に伸びて、継ぎ目が弱くなり、 シートは鋭い突起があると裂ける危険があり、何よりも、耐久年限が 短い(トンネルボルトの接着ボンドの弱体化にみても)などで、 危険なような気がする・・・素人だからだろうか? または、経済的な理由が優先するのだろうか。 張りぼて方式の地下貯水槽が駄目となると経済的には悲観的である。 また、廃炉計画では40年が必要であり、毎日400トンの汚染水が 増えると仮定すると584万トンもの汚染水の保管場所が 必要となり、現在の保管能力(地下貯水槽を含む)の18倍 の規模(強度も再考が必要だが)を用意しなければならない。 汚染水が海に流出しないためには、今から壊れない丈夫な構造物を 国家予算で建設するしかないのではないだろうか。 東電にその様なことが果たして可能なのか、 東電に任せると、経済的思考が当然優先するから安上がりが 危険度より優先することにならないのか? 「日本賢人会議で議論」して貰いたいものである。 以下は、素人の呆け頭が新聞から集めた情報であるが、 本日、気がついたミスは訂正しておいた。(その2 に続く)
Apr 9, 2013
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小生は科学音痴であるから、判らないことばかり・・・・・またまた、福島原発で「汚染水の流出」が発表された。自治体では、水道取水の安全性を目的に河川の汚染状態をWEBで公表しているからいつでも見ることが出来る。ド素人には判りにくいが少し勉強すれば判るように発表している。福島原発では、なぜ汚染状態を逐次公表しないのだろうか。公表しているのに小生が知らないだけだろうか。たしかに、モニタリングポストから2011年11月の測定値は見ることが出来るが、それによると福島原発付近の底地では(第86~92観測所では)セシウム134,セシウム137の値が770~8300BQ/kg、880~10,000BQ/kgとある。(呆けの小生の見誤りかも知れない。)小生は、科学音痴だから見つけてもピンと来ない。漏れた量が少しだから心配ないという発表ぶりであるが、水は継ぎ足しているのだから膨大な量が継ぎ足され、排出されているかも知れない。漁民は「海に流出する汚染水」を気にしている。地下に潜った汚染水は、いずれは低い方向に浸出先を見つけるだろう。地下に潜ってしまえば地下水に混ざるから、「阻止」しようがなくなる。地下水が、逆流していれば、「水量では見かけは変わらず」とも中身が変わっているかも知れない。もっと高い場所にポンプアップして漏れや、混ざることのないように「監視」できないものだろうか。いったいどこでどのように汚染結果を監視しているのか教えて貰いたいものだ。自治体の水道水検査のような発表が欲しいし、漏れが見つかるように「高架貯蔵構造体」を建設願いたいものである。日銀券を発行するに際しては、福島原発関係の資金需要を優先的に投資勘定に計上して貰いたい。公明正大にすることにより、漁民も安心して漁に出られるが、「流出が頻繁に起こると漁民も住民も疑心暗鬼になる」かも知れない。他国の原子力安全利用を言う前に、自国の原子力利用の安全性をキチンとして貰いたいものである。キチンとしないと逆手を取られる可能性があるかもしれない。他国に原子力の平和利用を訴える国であれば、その安全性には責任を持ちたいものである。今すぐは無理でも将来はそうありたい。・・・・・・・・・・・・・呆け頭には「無茶がまかり通りすぎている」ように映る。・・・・・・・・・・・・・今日書いた文はダブったので最初の文は明日に繰り越します。
Apr 7, 2013
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昨夜は、NHKスペシャルで「メルトダウン連鎖」が放映された。 呆けの小生も、別の作業をしながら少しだけ眺めた。 少しだが、臨場感があって息が詰まりそうであった。 大地震の後の、津波により破壊された原発を、 外部電力が枯渇・不足した中で 懸命に維持しようとする、 作業員達は決死の覚悟である。 自分がそこから逃がれる時間的な余裕もないし、 なんとか、原発を制御しないと自分だけでなく、 付近の住民達の生死も左右することになる。 既に原発は、冷却用の水の循環装置が 電力の供給を絶たれているから、 (なんとも不思議に思えたのは、電気回路は水、 特に塩水に弱いのに拘わらず、電気回路が 海水に無防備に晒されたことであるが、・・・・・) 原子炉内の温度上昇が高まっており、爆発に向かっている。 冷却装置自体が長大なパイプで繋がっているものであり、 それ自体が地震・津波で 部分的に壊れているかも知れない。 炉内の水蒸気圧が高まれば炉が破裂する畏れがあり、 燃料棒が露出すれば それ自体が超高温になり炉自体を溶かす、 メルトダウンが起こる可能性もある。 その様な緊迫感の中で、小生が憶えているのは、 1.緊急冷却水供給用ポンプのための電源バッテリーの調達、 2.炉内の水蒸気圧の減圧としてベント(中の空気を塔屋から 排出)する、ベントのための弁の解放<手動、電動>など。 1.緊急冷却用やベント解放のための電力として、外部電力が絶た れているから、12Vの電源バッテリーが大量に必要であるという。 しかし、東電の調達部が用意したのは、何と全て2Vのバッテリーだ。 あわてて、追加的に依頼した12Vものは遂に間に合わなかった。 呆けの小生には、2Vのバッテリーでも6本直列すれば12Vが 得られると思うが、電気音痴にはその程度しか考えられない。 天下の東電なので電気知識はお手の物であり、バッテリーの変圧 操作などの機械は、内部にいくらでもあるだろうに! 自動車のバッテリー(12V)を外して持ってくるよりも、2Vバッテリー の数珠繋ぎ直列方式で代用できないのか?間違っているか? 2.ベントができなかったというが、パイプの中の弁が動かない場合 はパイプを切断したり、あらかじめ、バイパスを作っておかなかった のか?(心臓手術などでも血管のバイパスは常識ではないか?) 3.爆発で放射能が、遠くに拡散できたことで、直接には原発被害 が悲惨な姿に現れなかったとでも、東電は考えているのだろうか。 4.福島原発事故は、「爆発で終了したのではなく」て、今でも、 炉心からメルトダウンした燃料棒は落ち込んだままである。 それは、冷却されているだろうが、膨大な放射能をもち、取り出す 方法すら見いだしてはいない。 その研究には、これから人類の叡智の全てを懸けるしかない。 爆発で、飛び散った放射能も、ホットスポットを各地に作った ままで、その場所を確定し、除染するのは大変な作業である。 首相は、既に解決済みのような姿勢で、休止中の原発を再稼働に 「任命する」。 大臣を任命して、何度も問責されるが、原発は問責できない。 デモに対しては、首相がデモと話し合う前例はないと突っぱねる。 ところで、東電の下請が「線量計(APD)に鉛版、被爆隠し」 という報道が騒がしい。 高い報酬の仕事として、「確率的に危険な環境での仕事」があるが、 「確定的に命まで削っての仕事」では、元も子もない。 まだ、福島第一原発の炉心でメルトダウンした燃料棒が存在し、 それを取り出す手立てが見つからないのに、他の原発を再開する。 他の原発の真下には、直下型地震の畏れの亀裂の有無は不明。 首相の考えは、どこか彼等に似ていないか、心配になる。 なにかに憑かれたような、首相の「早合点(脚注)が続いている」 ようで、・・・・・・・・・ ここらで「一呼吸入れないといけない」のではないだろうか。 「一呼吸」が、「問責や議会解散」であっても仕方がないと思う。 「一命を賭す」というのが、一人の人間でなくて、日本国で あるなら、焦らずに、まずは、「一呼吸を置くべきなのだ」。 五箇条のご誓文でも、主権は国民にあるとして、読み替えて 熟読してもらいたいものである。 <脚注>約束していないのに、 国民のためと、消費増税を自分の 命と引き換える意気込み。 米国はそこまで言っていなくても、日米安保条約があるからオス プレイ配置に異議なし、など。
Jul 22, 2012
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サリンやVXガス発生犯罪組織には、 警察および国家公安委員会 が国の機関として立ち向かうのであるが、 原発の人災事故 に対しては、 原子力安全委員会しか取締機関がないのだろうか。 もし、オームが原子力に関する物、エネルギー利用ではなく 核廃棄物や放射能発生物をまき散らしたなら、 原子力ではない ので、危険な放射能放置犯罪として、 警察、国家公安委員会が 取り締まりを行うものと、 この、素人の呆け頭は考える。 原子力発電所が、 内部機関から事故の発生の危険を指摘されていて、 それを遵守せず、 水素爆発(放射能拡散)事故を起こしたのであるから、 本来の取り締まりは原子力委員会であろうが、 何故か、それでは、不十分な領域にあるらしい。 不十分とは、 委員会と当事者・東電のもたれ合い構造にあると 言うものらしい。 いまの原子力委員会は内閣府にありながら、 委員長は、過去ように大臣兼任でなくなり、 また、国政調査権を充分に 具備していないようだ。 国家公安委員会(や海上保安庁)は、 内閣府の外局として強力な権限を持って いると思う。 (注:海上保安庁は現在は国土交通省の外局の 位置づけであるが、本来は海の公安警察を担う。) 公安は 原子力委員会や東電に対しても、 警察庁の職員に調査させる指示を 出せる立場にあるものとおもう。 今回、 実質国営化されているのに、 東電は、 事故当時のTV会談などに「プライバシー保護の名目」で 提出できない ものがあると、「異常な主張をしている。」 枝野経産省大臣は、 東電に提出を助言しているが、 東電は、監督官庁としての助言でなく、「業務命令」と認識 すべきではないか。 東電の原発事故が「自然災害でなくて、人災である」と 事故調が暴いた以上は、 「人災=人間の犯罪」と捉えて、 国家公安委員会が登場して、 事故の顛末を紐解いて 貰いたい。 もちろん、国家秘密に関するものであるから、 公表できない部分(技術的、人脈的など)もあるのは 間違いないが、 判りうる範囲、知らせて構わない範囲で、 国民に知らせてもらいたい。 原子力は、単純な電気エネルギー発生物ではなく、 使い方により、地球を何回も破滅させるだけの 武器エネルギーともなりうるから、 国家公安委員会が管理上もっとも適した機関でもあり得る。 今後の原子力の取り扱いには、原子力委員会の上部機関に 国家公安委員会を置くべきではなかろうか。 テロ行為が原子力に及ぶ危険は大きいのだから。 もっと、呆け頭を巡らせば、 民間機関に原子力を任せること自体が国家安全保証上で 問題であり、 東電の欠陥機関は一度清算して、原子力を切り離し、 原子力発電は国営に移管して、 東電は、原子力以外の電力発電に限定することでは どうだろうか。 他の原子力も国営化する方が、 いずれは廃止にしても、超長期の 運営を強いられるだけに、望ましいと思われる。 国営化の買い取り価格は、将来の費用が大きいので、 ゼロまたは、マイナスであろう。 東電は、賠償費用が巨額であり、一度清算して、 原子力部門を国営化し、 残りの発電・送電部門で再出発すべきであろう。 そうすれば、事故時のTV会議の秘密主義は、 国家公安委員会、会計検査院などの厳密な検査態勢で 透明化されるものと思われる。 呆け頭の空想であるが、 国家安全上のことであり、学士院の頭脳明晰な 学者がまともな原子力の扱いを考えてもらいたい。 富士山さえ怒って爆発しないとも限らない。 山麓に亀裂が走っているようで、怒るのは当たり前だろう。 IAEAの「原子力の利用調査」で「イランの平和利用目的」 如何が世界でもめているなかで、東電の秘密主義だけが プライバシィとして守られるはずがないのである。
Jul 12, 2012
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小生は、単位に疎いので脳梗塞リハビリ勉強のために、 原発事故の放射能放出量について少し掘り下げてみる。 福島原発事故(F)は11347京ベクレルを放出し、 チェルノブイリ事故(C)は13194京ベクレルで、 放出規模はその85%に相当する。 放出ガスの構成は、Fは希ガス中心であること、 Cは希ガスが半分、揮発性元素が4割、後の1割を 中度から難揮発性元素がそれぞれ占めている。 放射性元素の半減期が、 人間の寿命に比較して長い「難揮発性元素」 のウエートが Fは低いとは言え、なにせ単位が「京」であるから、 気になる話である。 0.1324京Bqとは1323兆Bqでいいのだろうか。 超長期の半減期をもつ核種が飛散したのだから、 天文学的数値でなくて 天気予報のように「メッシュ」を設定し 単位平方メートルあたりで判らないのだろうか。 拡散面積が均等と仮定したら(あり得ないが)、 単純に半径50kmの円形では面積は 78.5X(10の8乗)平方mであり、 呆け頭では 単純計算で単位平方mあたり16.86万Bqではなかろうか。 呆け頭だから、きっと間違っているに違いないし、 もっと偏ってばらまかれているだろうから、 気休めにも「心配ない」と言ってくれる 学者がいれば小生には神様みたいに拝みたいものである。 拝むといっても「○○しょうこう様」では困っちゃうが。 とにかく、元素もたくさんあるし、風任せの拡散であったので、 天文学的な数字を操るのは素人には不可能である。 不可能なことをやるのは馬鹿かも知れないが、 天文学は真理を追究し神業に近い所まで到達している。 机上の計算でなくても、 地道に測量することで、 伊能忠敬のような地図がそのうちに放射能マップ として公表され、 モーゼの示したような安全マップに無事に住処を 見つけることができることを祈るばかり。 原発事故の放出放射能:核種別 (出所:WIKIPEDIAを合計、整理) 単位:10の15乗<京>ベクレル(Bq) 放射性核種チェルノブイリ原発事故福島原発事故<放出量> 希ガス653311000 揮発性元素5518334.713中度の揮発性元素60611.88001 難揮発性元素693.0460.1324321 単純合計13350.0511346.725 公表値1319411347 誤差▼1560<構成比> 希ガス48.9%96.9% 揮発性元素41.3%2.9%中度の揮発性元素4.5%0.1% 難揮発性元素5.2%0.0% 単純合計100.0%100.0%<index=チェルノブイリ100> 希ガス100168.4 揮発性元素1006.07中度の揮発性元素1001.96 難揮発性元素1000.019 単純合計10084.99 放射性元素の半減期放射性核種最小・半減期最大・半減期 希ガス5.25日(キセノン133)10.72年(クリプトン85) 揮発性元素2.3H(ヨウ素132)30年(セシウム137)中度の揮発性元素4.3H(アンチモン129)29.12年(ストロンチウム90) 難揮発性元素2.35日(ネプツニウム239)376000年(プルトニウム242)
Jul 8, 2012
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脳梗塞で頭が呆けている (もとからだという輩もいるが) ので誤った認識であれば、別の解釈をお取り下さい。 あくまで、脳幹梗塞の自主トレ日記である。 「東電の実質国有化」の表現は不正確ではないか。 もし、東電が破綻処理したら、全ての一株の資産価値は 消滅するであろう。 なぜなら、清算すれば原発賠償などでの費用予測は莫大で あり、これらを未払勘定とすると負債が資産を上回り 純資産はマイナスとなる可能性が高い。 純資産がマイナスなら株価はゼロであり、 株主は資産を失う のである(資本主義時代)。 今回の実質国有化というのは、 (公益企業的性格の企業の) 株主の資産を守る最善の手段 を「国民が与えている」。 国民というか、 国民の代表である行政機関が与えているのであり、 東電の株主はこれだけの温情を国民が、 行政機関を通じて与えて いることを忘れてはならない。 本来は、 「東電が事前に津波が襲来したら危険な状態を認知して いながら、対策に後手を取ってしまった、という大失敗と、 事故発生にも当事者として(行政との連携もさることながら)、 自社事業の原発のコントロールができずに、大量の放射能・ 死の灰(注)を東方国土にまき散らしてしまった罪」を国民に 詫びるべきである。 政府が干渉したとか言う前に、 自分で気がついていながら、 対処しない経営体質を改善すべきである。 例えてみると、 「自社の大型トラックの車軸のネジが古くなり、 折れそうな状態では公道を走行していられない」 のと類似した 危険性である。 原発付近の堤防が過去の津波の大きさでみると、 低すぎており、 津波発生時に原発構内に海水が浸水すると 構内の電源が機能しなくなり、 そのために燃料棒を制御するための貯水槽の水位が維持 できなくなって、超高温になり、さらにそれが水を蒸発させて 燃料棒の露出から、原子炉熔解へと繋がり 最悪時はチャイナシンドローム が起こりうるという課題を内部で指摘されていたのである。 チャイナシンドロームまでいったか、 これから行くかは素人は知らないが、 少なくともその前の 「水蒸気爆発とともに溶解した燃料棒は放射能を降らせた」 のは事実ではなかったのか。 「死の灰」といわずに、 「放射能○○京ベクレル」と 途方もない数字を言うものだから、 マスコミも国民も漠然とした「対象」に映っているが、 地元の国民には数十年も帰還できない 不幸を与えてしまったことを 認知しないといけない。 このようにセンセーショナルな「死の灰」という 言葉を嫌がる 向きが多いが、 東電のした失敗を、「たかが放射能」というのでなく 「死の灰」ととらえてこそ、「国有化」の意味がある。 東電の社員や、それを取り巻く事業者や家族も 大勢いるのだから、 その人達も国民であり、 日本国全体で考えなければならず、 さらには 「死の灰」は黒潮に乗って 海外にまで汚染しているかもしれず、 環太平洋問題となるかも知れない。 「TPP加盟問題」どころではない話を心配する。 一企業の経営体質が環太平洋を 揺るがす事になるかも知れないのだ。 東電は、 「実質国営化」という温情を与えてくれた「主権者・国民」 の恩に報いるべく、 資産売却を可及的速やかに行い、内部資産圧縮など 身を切る経営努力を進めるべきではないだろうか。 国民は、 予想外に早い消費増税の課税に加えて、 電気料金値上げの ダブルパンチに苦しむのだから、 東電もいくら努力しても惜しくは なかろう、と呆け頭は考える。<参考:WEBLIO類語辞典> 死の灰(しのはい)「核分裂生成物 ・ 放射性降下物 ・ 放射能を帯びたチリ」 P.S. 書いてみて、判ったような気がするのは、 東電の会長、社長達はもしかしたら素晴らしい経営者で (歌舞伎もので)有ったような気がする。 なぜなら、 本来は自己の責任であるにも拘わらずに 当時の首相の「性」に責任を押し当てて、 自社の破産を 免れる離れ業を演じたのであるのだから。 この演技を見物した国民は激怒せずに、 見守った のであるから、やさしい国民感情が他国から羨まし がられるに違いない。 株主総会という、 利益集団の部分を社会奉仕集団に 優先させたなかでも、 自治体の代表がもの申したのは 今後の日本にとっての貴重な礎となる気がする。 今日の新聞には、事故当時の経営陣を訴えている 株主代表訴訟の原告が事故当時の東電本部の TV会議システム記録を差し押さえすると 息巻いているが、これでは経営陣の小泉劇場の ような大演技が台無しになって、 東電さんが危ないかも知れない。 一株くらいなら危険はないが 自治体や、大企業では 実質国営化がなくなると 大量の株券が紙くずと化すほどのリスキーだ。 当時の首相は濡れ衣を着せられなくて ほっとするだろうが、 国会劇場は法廷に移ることになるようだ。 小沢さん事件で検察証拠のねつ造が批判されたが、今回のTV会談は「停電」でもないと消去・抹消はできないだろう。 お得意の「計画停電」で消えるかも知れない。 大呆けのつまらない夢の感想である。
Jun 28, 2012
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安保活用頓挫とスピーディ利用の頓挫 ????????????????????????? 先ほども、東電の事故調査委員会の発表で「想定外」 の文字が躍っている。 「想定外」が含む意味が「想定外である。」 危険を想定して危機に臨む姿が武士であり、 危険を想定せず、自然に立ち居ふるまうのが農民である と仮定すれば、 東電は農民のように振る舞う部族であろう。 自らを自然の猛威と戦う戦士でないと 表明して、原子力を制御できるはずはない。 あぶない部族に原子力を任せたものである。 ?????????????? 米軍関係は、東日本震災直後の福島の原発の津波 破壊を知り、いち早く放射能被害を把握していた ようである。 無人偵察空軍機や宇宙衛星からは放射能の拡散情報 (スペクトル反射などで)が判るかも知れない。 これらからの情報網が米軍内には飛び交っていたのだろう。 防衛秘密があるかも知れないが、 自国米国人の国外退避について 日本よりも詳しい指令が、 米軍には早期に出ていたように思う。 日本政府に対しても、 親切に「メール」で緊急事態について 報告があったが政府機関はそれさえも無視したようだ。 折角築いた日米安全保障条約の基で教えた機密情報さえ 日本側で無視していようとは、米軍からは呆れた行為に 映ろう。 安保闘争に明け暮れて、勉強も出来ない時代を過ごした 世代には悔やまれてならない。 折角、安保があるのだからそれを有利に活用できないなら、 国民や政府は長い間、一体何をしていたのだろう。 政府は、意思疎通が出来なかったというが、最低限の 「報連相」の訓練さえもできないのか。 訓練さえ出来ない政府の仕組みを根底から改める必要が あろう。 菅首相のイライラが悪いのではなくて、連絡網が張り巡ら されていないのである。 WEBの連絡網は縦横無尽であり、ひとつの網が切れても、 他の網が生きているので繋がっているのである。 国産機械スピーディを無視した上に、友人の米国政府の 日米安保に基づく緊急注意情報さえ無視した日本政府・ 公益企業東電の猛省を促すものである。 今も、 国民は期待していない 消費増税の強行・独裁的 突破だけを生き甲斐にしている 党派族を呆れて見守る しかないが、 解散の後の選挙を見てからの、 弁解を 今から用意しておく必要が現政府にはあるかも知れない。 <参考:SPEEDI> 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム (SPEEDI:スピーディ※)は、原子力発電所など から大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれ があるという緊急事態に、周辺環境における放射性 物質の大気中濃度および被ばく線量など環境への 影響を、放出源情報、気象条件および地形データを 基に迅速に予測するシステムです。 このSPEEDIは、関係府省と関係道府県、オフサイト センターおよび日本気象協会とが、原子力安全技術 センターに設置された中央情報処理計算機を中心に ネットワークで結ばれていて、関係道府県からの気象 観測点データとモニタリングポストからの放射線 データ、および日本気象協会からのGPVデータ、 アメダスデータを常時収集し、緊急時に備えています。 万一、原子力発電所などで事故が発生した場合、 収集したデータおよび通報された放出源情報を基に、 風速場、放射性物質の大気中濃度および被ばく線量など の予測計算を行います。 これらの結果は、ネットワークを介して文部科学省、 経済産業省、原子力安全委員会、関係道府県および オフサイトセンターに迅速に提供され、 防災対策を講じるための重要な情報として活用されます。
Jun 20, 2012
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1.原発は、動かさなくても放射能の危険を減殺できるもの ではない。 運転しないで休止している燃料棒からも危険が出ており これを一度になくする方法は見つかっていないのである。 廃止だけを唄っても危険は無くならないのである。 <原発は存在しているだけでも危険は消えない> 2.従って、今ある原発の内、災害が特に危険な状態にあるものは その危険を最大限少なくする工夫を行い、災害の危険が少ない物 から順番に再稼働して国のエネルギー政策に資するものとして 利用し、かつ、厳しく管理・統制する必要がある。 <原発の安全度による分類と稼働・休止判断と管理・統制> 3.危険な原発は脱津波被害、被害時水源確保対策を漸次推進 することで、廃炉作業を進める。 <廃炉候補判断> 4.再稼働原発は、山で原発を囲める体勢の執れる原発とし、 被害時水源確保対策を万全とする。 <臨時再稼働候補判断> 5.再稼働はあくまで、次の代替エネルギーが確保できるまでの、 臨時的な応急対策に過ぎないと定めて、時間軸計画のもとに 代替エネルギーの確保を国策として推進する。 <将来の代替エネルギーの研究・選定> 6.地元に対する補助金などは、地元の福祉対策施設ではなくて、 地元が万一被爆したときの避難地域確保、定住避難地域確保の ための投資に使用する。 新天地は、国が用意して、 被害が生じない間は地元の第2の故郷として、 保養地などに利用して、また、原発の或る地域全体の 避難地候補として、定住を基本に産業振興・雇用機会 なども合わせて考える。 <原発補償基金の広域有効使用> 7.この地域開発は、分散するのでなくて、集中して「非原発地域 内」に政府資金で建設し、国の工業振興対策に組み込む こととする。 <国土利用計画に原発被害発生を想定して先行投資> 8.当計画は、今ある原発の半減期を半期として、その倍の期間を 対象期間とする超長期計画のスパンに位置づける。 <計画期間の位置づけ>
Jun 17, 2012
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またまた、脳幹梗塞で、素人の小生が疑問に思うのだから、 普通の人でも少しは心配であるかも知れない。 この夏は、全ての原子力発電が停止しており、また、石油 禁輸問題もあって、電力の供給には、費用は嵩み、さらに、 供給そのものが不足し、一旦、供給不足が起きれば、 巨大規模での停電が発生するかもしれないのだ。 小生の家でも、オール電化を導入しようかと考えた。 その意味は、瓦斯の利用を止め、 お風呂、炊事場などにも電力 エネルギーを利用しようというもので、 使用電力は、夜間電力 を買って風呂のお湯を温めておく エコキュートを使用し、屋根には 太陽光発電パネルを敷くことである。 補助金はあっても、設備費には高額な資金を必要とし、 退職者には 重い負担なので諦めた。 また、知人の中には、 瓦斯会社に勤務するものもいて、 電気一本に依存する危険性を 説いてくれたためもある。 エネルギー供給源を分散しておいた方が、 このような、電力節減時代 には、安心なような気がする。 電気のない、 非常事態には、カセットガスコンロ、炭を利用したり、 廃材を利用したりすることも必要である。 太陽光発電は、小生から見ると、 パネルを屋根の上に設置している。 なぜ、屋根瓦として家屋に組み込むような 建築方法が採用されないのだろうか。 太陽が当たらなくなったら、 当たる場所に移さなければならないから その様にしたのであり、国が建築基準法を改正して、 太陽光発電をすでに 利用している住宅に対しては、 太陽光=日照権を確保する法律を考える なり、産業界は、屋根瓦にも使用できる太陽光パネルを 発明すべきと思う。 国を挙げて、 太陽光を発電に利用する計画なのに、 具体的な家屋の設計の中に、 太陽光パネルを家屋本体(瓦のように)の一部として 認めるべきではないだろうか。 折角、 屋根の上にパネルを付けても、 隣に大きな建物が出来て 日照権を失うことのないように、 または、その場合の弁償費用が 発生するように、 国を挙げて一貫した政策が行われなければならない。 国民個人の自覚でなくて、 国全体の自覚の必要がある問題である。 国でも、国交省、経産省、環境省など多方面の整備が 必要かと思われる。 あまりに刹那的、 部分的な政府の行動指針は改めて、 長期的な住宅のあり方まで方向付ける事が大切であろう。
May 18, 2012
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脳幹梗塞には頭の切り替えが難しい。 と言ってみるが、元々、頭が悪かったのであり、 病気になったお陰で良い言い訳ができたものである。 昨日、東電の元会長が東日本大震災は予測できないものであり、 責任は社長、現場責任者にあり、事故時のさなかにその責任者 の指揮系統を乱した元首相が悪いと嘯いているのには驚いた。 小生の、言い訳とあまり変わらないようにおもう。 大震災は、大昔から数百年を周期にこの地区を襲っている。 それは、地球が超長期でみると大陸の形を変えるほどに 膨大なエネルギーを発揮していることでもわかる。 人間は、東京タワー、押上のスカイツリーを作るけれども 富士山は、島であった「伊豆半島」が南から 日本列島に近づき その熱い エネルギーによって 噴煙を上げて あの高さまで 吹き上がったのは いつだったかは 現代人は 見ていないだけだ。 今回、東電は社外取締役を迎えると言うが、公平な意見を言う NHKの経営委員長も迎えるという。 NHKからは、外部から報道機関として東電に対して 批判を言って もらうのは自由だが、 経営陣の一部として内部に抱え込むような 態度は全く経営を改める姿勢がない様に思う。 NHKの経営委員は NHK自体に問題があるから招聘されたのであり、 NHK自体の経営に邁進するべきではないか。 日本には、彼だけが有能なる人材ではないと思う。 特に、科学的、歴史的、全地球的な動きを予知して 電力供給体制を、 叡智を結集して、 安全に行うには 「日本学士院」から選ぶべきでは ないだろうか。 その一人として、 早稲田大学院の教授も警鐘を鳴らしてきたように 思うが、元会長の無責任な経営体質は公共的な使命を持つ、 いわば 公社的な企業のTOPとしては、 警鐘を叩く役割の外部の見識者が 内部にも必要だと痛感する。 東電に、電力という国の血液に相当する根幹を担わせるためには、 世界的な叡智を数人迎え入れた方が良いと思う。 政府は、早く、東電を国営にして、前会長のような曖昧な理念を もつ、私的利益優先とも取られない体勢を改めるべき ではないだろうか。 民間に移すのは、 東電が、公益的な理念と、超長期的な事業継続理念が 身についてからでも遅くはないように思う。 呆け頭でもその様に思うのだから、 世にたくさん、反対意見がでても当たり前だろう。
May 15, 2012
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主婦の味方である生協などが、安心して食べられる食品として 放射能を測定して「安全基準」以上のものを目指して 販売している。 それ自体は、良いように思えるが、老体の我が身を考えれば、 ほどほどに安全な食品であれば結構であり、 安全な食品をそれ以上に選ばなくても、 安価な方が宜しいのだ。 食糧自給が困難な狭い国土に住み、狭い国土で原発が爆発した のであるから、スピーディに放射能は拡散して、善良な農家にも 放射能値が纏わり付いている現状において、「安全基準」以上の ものを求めることは、余計な差別行為であろう。 不当競争防止法にも引っかからないのかとも思う。 今日の新聞で、農水省が通知を出したので、適正だと思うが、 食の安全を自ら守るのは良いこととしても、 食物の量が制限されて、 配給制度が復活したり、 金持ちしか安全な食品を買えなくなる方が 恐ろしいではないか。 「安全基準」以上の無印良品をことさらに強調し、 善良なる「東日本農家」を ことさらに追い込むような場合は、 「不当競争」として 厳しく行政指導をするべきである。 ただし、赤ちゃんや、これからの人生が大切な人間には 特別の安全基準も設定するべきであり、 きめ細かい対応を学識経験者で 研究すべきであろう。 先日も、近くの道路端で野菜を販売している農家のおじさんが 「今年はタケノコの販売を自粛するように言われているが、 自分は食べることにしている。 スーパーで九州産のタケノコが高い値段で売られていて嫌になる。」 と言っていたが、消費者の小生でも同じ事だ。 放射能数値が大丈夫なタケノコもこの辺で見つかるだろうに、 と思う次第。 ノアの方舟をどうするかの厳しい道筋を 政府が切り開くときであろう。 呆け頭には、無理な課題である。 おっと、これから、よちよちテニスに出かけなくては。
Apr 21, 2012
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原発の短期維持のための選定作業 現在の発電供給可能量の年間変動を調べて、 需要量の年間変動量を調べれば、需給バランスは 歴然として不足である。 つまりは、通常の節電努力を前提にしても、夏は ピークには電力が不足してしまう。 不足すると、どこかの電気を強制的に止めないと 電力はパンクしてしまう。 パンクというと爆発ではなくて、送電が出来なく なってしまうのではないのか。 頭の悪い、脳幹梗塞の小生は、電力が需要を上回る 電力圏いがいは、電気が無くなり、自家発電以外は 電気を電線から配給できなくなる、と思う。 では、まずは、どうすればよいかというと、地震に 強いと思われる原発を探し出し、それを補強して 短期的に備えることである。 原発の側に、山があり、海側の空き地に巨大な山を 築いて原発を囲み津波には強い、そして、海からは トンネルで水を引きこみ、トンネルは津波の時は 一時的に遮断できる構造にすればよい。 それだけでも、所有権やいろいろの地元との摩擦が 起こるが、緊急事態発動により、権利関係を一時 凍結して、国による補償を約束すれば、対応できる かも知れない。 そして、津波に対応できない原発は休止・廃止手続き に入り、代わって地熱発電、風力発電、太陽光・熱発電、 火力発電などに依存するしか有るまい。 とにかくは、大きな自然の山が津波を遮る可能性が高い 原発を探して、山のような津波遮断構造物を建設する ことが第一のように思う。 つなぎ資金のように、原発に代わるエネルギー発電が 出来るまでは、今ある原発を、対津波抵抗力で分類して 一部でも、一時的だが、存続させることしかないだろう。 「脱」、「脱」といっても、 真冬にすべての着衣を脱ぎ捨て れば死んでしまう。 せめて、新しい安全な着衣ができるまでは、 アレルギーを感じる着衣 であっても、寒い間は身につけることも必要だと、 政府は言わねばならない。 先日の石原慎太郎氏の「尖閣諸島買取発議」も 唐突に感じるかも 知れないが、政府が本当に必要なことを棚上げして、 消費税増税に 話題を逸らしていることに、異議を申し上げる次第である。 真夏に向かっては時間がないから、早急に対処願いたい。 呆け頭にはこたえる真夏となりそうだ。
Apr 20, 2012
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放射性物質の計測値への異常な固執 放射能は福島原発から杜撰な管理体制も手伝って スピーディに全国に拡散してしまった。 まもなく、アメリカ大陸にガレキの本隊が到着しよう としている。 東電、政府は、国内への陳謝は当たり前だが、放射能付の 大量のガレキの放流についてのお詫びを米国および、 太平洋沿岸諸国に充分できているのかが気になる。 これは、数十年、数百年かけないと減衰しないものである。 除染というか減染対策で政府はなんとか国民の安心感を 保ちたいのだが、国民側では数値にだけ神経質になっており 少しでも数値が少ない物を得ようとしている。 消費者は、供給者のいままでの利益優先策が当たり前に 映っており、数値が少ないだけでは信用できないでいる。 少ない数値を公表しても、数値自体が信用されず、 危ない食物としてしか認識されない。 本来は、放射能が蓄積される度合いで人体に及ぼす 影響力・リスクを認識すべきであろう。 小生のような、呆け老人から見れば、いくら頑張っても 30年以上生きられないものが、少々のベクレルを摂取しても 問題ない範囲があるのではないか。 赤ちゃんや、幼児、小学生、中学生などを抱える世代、 これから子供を産む世代については「世代用の食物」を 政府が保証し、これから子供を産まない世代については 「普通の食物」を格安で提供する工夫も必要ではないか。 金持ちだけが、安心できる食物を確保するのでなく、 将来のある「ノアの方舟」に乗せるべき「世代の安全を 図ること」が、汚染されたこの時代を乗り切るために 必要と思われる。 あまり、自国の食物だけに、[余分な厳しい規準]を課そう とすると、東日本全体の食料生産を無駄に棄損してしまい、 また、太平洋沿岸諸国も黙ってはいないであろう。 もっと[常識的な規準]を取らないと、外国からは独りよがりな 国として、逆に損害賠償を請求されるかも知れない。 元首相は、[イランお節介に出かけた]が、むしろ元首相2名に 太平洋沿岸諸国にお詫び行脚に出向いて貰いたいのが、国民の 総意ではないのだろうか。 いや、かえって拗れるだけかも知れない。 潔癖すぎるのは日本人の悪い癖であり、年寄りは、原発に 多少汚染されても、若者に将来を託するべきであると思う。 呆け老人の独り言である。
Apr 11, 2012
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「地域で取り組む地球温暖化対策」なる、パネル・ディスカッションを聴講する機会があった。 今日は、午前の早朝テニス幹事会(来期は幹事を免れた)につづく、聴講で疲れている。 呆け頭の体操と思って纏めてみたい。 「基調講演」の方の話は、疲れてとても眠かった。 「阪神淡路大震災直後のガレキ処理を行うに際し、廃棄・冷蔵庫、空調機などが含むフロンの処理が問題になった。 そのときに、当地の企業がフロンの先端的な破壊処理技術をお持ちということで、自分が交渉に赴いて、快く引き受けて貰い、大変お世話になった。」、という話だけが印象に残っている。 基調講演が終わって、質問があり、取り上げている「データ」が2009年までの「速報数字」であり、そのようなことでは、将来のことも言えないのではないか、との厳しい指摘があった。 来賓の環境省課長は、「速報」も「確報」とほとんど変わらない数字である、と弁解していたが、小生みたいな素人には、もともと、入手するデータそのものが、「工場生産・出荷量」のように直接明示できる物量なのではなく、「廃棄・排出量という正確には計測できない数値」を集計するのだから、かなりの推定やつじつま合わせ、が伴うものだけに、発表に時間がかかるのだ、と思っている。 つまり、「正確な確報値」はどこにもあるはずはなく、大体の所を推定してみるしかないのであろう。 単純に言うと、家電の廃棄によるフロンの排出量がいくらあったかということでは、フロンを完全に回収して廃棄するのは稀であり、フロンを電気工事業者が面倒と言って回収しない場合が多いこと、フロン工場で誤って放出している分があるかもしれないことなど、「回収率の不確実性」なども入っているのではないか。 「兎に角、温室効果ガスの排出量は、業務部門および家庭部門とも過去19年間で3割近く増えているので、企業は勿論のことながら、一般家庭での削減努力が必須である。 NPOを支援事業主体とした、自治会(個人家庭の集まり)、企業、学校などの共同事業体(コンソーシアム)の草の根運動を、環境省が補助をしていくスキームが進行中である。」、という。 基調講演で示されたコンソーシアム活動の範囲は次のようである。1.バイオマス利用活動など(薪、廃油、ペレット、間伐材利用、薪ストーブや太陽光の自然エネルギー)2.地域に於ける節電活動(モデル節電、緑のカーテンや断熱シート)3.エコドライブ活動(電動アシスト自転車、ノーカーデー、相乗り、エコドライブなどのエコモビリティ、公共バス利用促進モデル路線、環境家計簿など)4.その他の活動(小水力発電、電気自動車、生ゴミ循環、食資源循環) 啓発活動が主となるので、今後は「エコ診断事業」、「環境コンシェルジュ資格認定」を大々的にやっていこうという構想らしい。 次に、各団体の代表の具体的な行動の発表があり、明るさの中に、苦労のほどがにじみ出ていた。 詳しくは憶えていないが少しだけお伝えして、あとは彼等のホームページをみてもらいたい。(ホームページはレジメにあるのと追加したものもある。) 美人の元・キャスター(森田健作氏と競演した事がある)からの滑らかなスピーチによると、「寅さんの街」葛飾区では、「おもちゃのまちのタカラ・トミー」や「サッシメーカー」の支援があって、「ぬいぐるみ」や「省エネグッズ」などの提供を受けて、貯水した雨水などを使っての「打ち水」を行い、街頭の「冷却効果」で「地域の温暖化対策ムード」を広めた。http://www.city.katsushika.lg.jp/ 「日本一暑い街」熊谷市では「緑面化」、「太陽光発電」、「低公害車」、「里山保全」のPR等を行い、駅前では「ミスト冷却」を行って、「ムード」を高めた。http://www.city.kumagaya.lg.jp/about/keikaku/ondankataisakuchiikikeikaku.html 「人口が毎年1万人ほど増加している都市」さいたま市では、地域のエコ活動に関する検索が容易となるようにホームページの充実を図り、見学会、講習会、展示会などを開催した。http://www.city.saitama.jp/www/contents/1145267240375/index.html 「船橋市」では、地元ガス会社の支援もあり、一般家庭や特養ホームなどの「緑のカーテン」の表彰効果に重点を置いている。http://www.funabashi-ondanka.jp/ 「横須賀市」でも、啓発を中心におき「緑のカーテン」、子供向けの手回し発電などの「実験・体験」を最も積極的に活用した。http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4110/k-ondanka/ 「横浜市」では、風力発電の見学会などを行い、特筆されるのは「LEDメガワット・キャンペーン」という、電球をLEDで代替するのを早めることで、「電力利用方法」を通して、二酸化炭素を削減する方法を重要視している。http://yokohama.team-co-do30.jp/ 「市川市」では、「クールスポット・マップ」で冷涼な場所で涼むこと、「クールアース・デー」で七夕に全市節電することなどを挙げた。また、市政への評価を「e-monitor」というWEB電子アンケートにより市民から随意に吸い上げているが、「エコ活動では、クーラーを28℃以下に設定、消灯・節電、便座の使用しないときのオフ、コンセント抜きの徹底、緑のカーテンや簾の使用を行った」などの回答があった。http://www.city.ichikawa.lg.jp/env01/1111000049.htlm とにかく、 サミットとしての意見集約 があったが、「各市での知識、智慧を共有して、おたがいに二酸化炭素削減に努力しよう。」ということになった。 明日の新聞にでも、もっと鋭いまとめが見られることを期待したい。 呆けのまとめであるが、「トレーニング」なのでご勘弁を願う次第である。 ただ、小生は、基調講演について、レジメでは報告者が端折ってしまっている、「温室効果ガスの排出量」の説明が理解できていないので、明日、眠気が覚めたら調べたい。「部門別」というのが「全体がどうなっているのか」を、全く触れないで説明しているが、「専門家」は「自分が判っていれば、良いようであるが、素人にも判るべき基調講演」であって欲しいものである。レジメにはない、「表」で説明してみたい。わからなかったから、眠かったのではないかと思う次第である。
Dec 18, 2011
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