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小生は、 単位 に疎いので脳梗塞リハビリ勉強のために、
原発事故の放射能放出量について少し掘り下げてみる。
福島原発事故( F )は11347京ベクレルを放出し、
チェルノブイリ事故( C )は13194京ベクレルで、
放出規模はその 85% に相当する。
放出ガスの構成は、Fは希ガス中心であること、
Cは希ガスが半分、揮発性元素が4割、後の1割を
中度から難揮発性元素がそれぞれ占めている。
放射性元素の半減期が、
人間の寿命に比較して長い「 難揮発性元素 」
のウエートが
Fは低いとは言え、なにせ単位が「京」であるから、
気になる話である。
0.1324京Bqとは1323兆Bqでいいのだろうか。
超長期の半減期をもつ核種が飛散したのだから、
天文学的数値でなくて
天気予報のように「メッシュ」を設定し
単位平方メートルあたりで判らないのだろうか。
拡散面積が均等と仮定したら(あり得ないが)、
単純に半径50kmの円形では面積は
78.5X(10の8乗)平方mであり、
呆け頭では
単純計算で単位平方mあたり16.86万Bqではなかろうか。
呆け頭だから、きっと間違っているに違いないし、
もっと偏ってばらまかれているだろうから、
気休めにも「心配ない」と言ってくれる
学者がいれば小生には神様みたいに拝みたいものである。
拝むといっても「○○ しょうこう 様」では困っちゃうが。
とにかく、元素もたくさんあるし、風任せの拡散であったので、
天文学的な数字を操るのは素人には不可能である。
不可能なことをやるのは馬鹿かも知れないが、
天文学は真理を追究し神業に近い所まで到達している。
机上の計算でなくても、
地道に測量することで、
伊能忠敬のような地図がそのうちに放射能マップ
として公表され、
モーゼの示したような安全マップに無事に住処を
見つけることができることを祈るばかり。
原発事故の放出放射能
(出所:WIKIPEDIAを合計、整理)
単位:10の15乗< 京 >ベクレル(Bq)
放射性核種 |
チェルノブイリ原発事故 |
福島原発事故 |
< 放出量 > |
||
希ガス |
6533 |
11000 |
揮発性元素 |
5518 |
334.713 |
中度の揮発性元素 |
606 |
11.88001 |
難揮発性元素 |
693.046 |
0.1324321 |
単純合計 |
13350.05 |
11346.725 |
公表値 |
13194 |
11347 |
誤差 |
▼156 |
0 |
< 構成比 > |
||
希ガス |
48.9% |
96.9% |
揮発性元素 |
41.3% |
2.9% |
中度の揮発性元素 |
4.5% |
0.1% |
難揮発性元素 |
5.2% |
0.0% |
単純合計 |
100.0% |
100.0% |
< index=チェルノブイリ100 > |
||
希ガス |
100 |
168.4 |
揮発性元素 |
100 |
6.07 |
中度の揮発性元素 |
100 |
1.96 |
難揮発性元素 |
100 |
0.019 |
単純合計 |
100 |
84.99 |
放射性元素の半減期
放射性核種 |
最小・半減期 |
最大・半減期 |
---|---|---|
希ガス |
5.25日 (キセノン133) |
10.72年 (クリプトン85) |
揮発性元素 |
2.3H (ヨウ素132) |
30年 (セシウム137) |
---|---|---|
中度の揮発性元素 |
4.3H (アンチモン129) |
29.12年 (ストロンチウム90) |
難揮発性元素 |
2.35日 (ネプツニウム239) |
376000年 (プルトニウム242) |
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