Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など 326
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★PC画像★「旧統一教会」については何故、宗教法人の宗主への「高額詐欺事件」にできないか、「騙」、「詐欺」は「マインドコントロール」で、騙したり、詐欺をするのは宗教でもだめなのでは! 宗教の自由は自分の心の自由であり、他人を騙したり、他人の生活を脅かしては絶対にならないものである。 自己の生活維持能力を超える他人への献金は、献金相手が宗教法人であっても、騙し行為であると~超宗教的判断ができないものが、何故、国会議員であることが可能なのか。 与党議員も野党議員も~旧統一教会を裁く懲戒能力に欠けているのではないか。 旧統一教会の「詐欺部分」を解明すべきである。 これは、他の宗教法人にも言えることであり、宗門の宗徒には宗徒の生活権を脅かさない範囲でしか、寄付行為を要求できないという、万民の生活権の前提が民主主義国家にはあるのである。 人民の人民による人民のための政治がモットーではなかったか。 車のダッシュボードのように 宗教の自由よりも、人民の生活権が大事なのが現代であり、 **宗教が支配した中世の時代は終わったのである(ロシアでは、いまだに続いているようだが)・・・ 安倍政権、岸田政権は、なぜに、欧州の中世の主題であった宗教を、現代版「宗教の自由」として引き摺っているのか❓ 現代は宗教の中世時代ではなく~人民の生活権こそが最優先の時代ですぞ!!! 岸田首相、早く現代人になってください。 現代は宗教の時代ではなく、人民の生活権第一の時代に 我々は立っています・・・もっとも、西洋と日本は中世では違っており、日本はキリスト教を後ろ盾に迫る欧州勢力を阻むために、徳川政権ではキリスト教を禁教として、さらには、国を鎖国までにしました。明治になって鎖国を外圧により解くこととなり、廃仏毀釈をおこない、キリスト教も受け入れましたが、国内宗教を抑えがちで西洋宗教は野放しとなり、欧州のような政治からの宗教の解放→”government of the people, by the people, for the people” は曖昧なままではないでしょうか。 小生は神道ですが、「無宗教」であり、嘗ての神舎は寂れたままです。 新興宗教は、心の自由の拡大解釈の元、信者を騙して膨大な資金を集めて急速に普及しており、オーム真理教などの違法行為でやっと排除されています。 人民の生活権を守るべき現代でも、誤った宗教への自由の解釈で放置される有様です。 西洋の中世における絶対王政の後ろ盾になった宗教と、日本の中世の武家社会における宗教は全く違いますが、現代世界の民主主義世界では、宗教が第一ではなくて、「人民の生活権 Well-being」こそが第一番目に重要です。 「旧統一教会」やその他の宗教法人についても、この視点に立つべきであり、「マインドコントロール」のような曖昧な視点で判断すべきではないのです。★
Oct 31, 2022
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★PC画像★ 宗教法人への寄付の非課税は当たり前だが、生活に困窮している非課税世帯には寄付を禁止し、最低限生活を維持できる範囲の収入以上の人に寄付に限定すべきでは(非課税という宗教法人から旧統一教会はオーム真理教と同じく締め出すべき❣)。 最低限の生活をしていると認められる生活者には寄付自体を禁止するようにして、その寄付行為を無効として回収できるようにすべきではないだろうか。 宗教法人が収入の3割を限度に寄付を正当化しようとしているようであるが、本来の寄付は自分の生活が全うできる範囲を越えての余裕金でなければならないはずである。 現在の生活困窮者からも寄付を得ようと画策する行為はあってはならず、このような行為は先祖の悪徳行為を孫ひ孫が償うという、一種の弁償行為として、宗教法人が編み出した悪智慧に過ぎない。 博打のような不労所得などや、最低限賃金を遥かに越えて余裕がある所得からの寄付行為までは禁止すべきではない(博打やコンキスタドールなどを奨励したいものではない)が、少なくても非課税所得者からは寄付を要求した場合は無効とすべきであろう。 霊感商法(旧統一教会など)のに関する有識者検討会の調査指示1.宗教法人法によるによる解散命令請求を視野に、 旧統一教会の調査をする必要がある2.不当な献金(寄付)要求を禁止するための法制化を検討すべきだ 霊感商法を行っている団体名を明らかにしたうえで、被害の 避け方や相談先を周知させる3.消費者契約法を改正し、霊感商法による契約の取り消し対象や 期間を広げる4.相談体制の連携を強化し、宗教2世を支援する必要がある5.幅広い世代への消費者教育を推進6.マインドコントロール下で合理的な判断ができない場合は、 霊感商法による契約を取り消すことを可能にする規定の導入7.契約の取消期間(現在は契約から5年、被害に気付いてから1年) の延長を検討 これらから、宗教法人であっても、宗教法人の範囲を逸脱したとして解散命令請求をだすべきであろう。★ 旧統一教会や、政治に参加しようとする宗教法人は潔くなければならないであろう。 今一度、政治に参加している宗教団体をすべてあらってみてはどうか(不平等感のないように創価学会、その他の宗教団体も調査すべきであろう。) よその国ではあるが~余計な戦争を嗾けて、その国の将来を危ぶませるロシア正教も~世界の有識者から「存立基盤」を問われているのでは❓・・・★
Oct 18, 2022
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イスラム教の情報の蓄積1.世界の宗教のイスラム教の位置 イスラム教信者は世界の人口の1/4を占める。 讀賣新聞2.イスラム教(世界の人口の24.9%)の分派 自らの主義主張のためにジハードを聖戦と正当化するのは スンニ派(90%)の反ウスール派(10%)の急進的サラフィー・ワッハーブ派(10%)であり、そのうちの戦闘員は15万人という。 「アルカイーダ」、「イスラム国」は急進的サラフィー・ワッハーブ派に属し、戦闘員15万人に入る。 タリバンはスンニ派(90%)のウスール派(65%)のハナフィー学派(50%)で、そのうちのデオバンド派に属する。 同じスンニ派であるが、自衛のためか、イスラム教を国是とするかでジハードの考え方が異なる。 讀賣新聞3.イスラム教特有の用語讀賣新聞4.イスラム教の特色~教義WIKIPEDIA5.信者数などWIKIPEDIA6.ムスリムの分布WIKIPEDIA7.イスラム教の法学分派WIKIPEDIA★8.米印 対テロで連携讀賣新聞★
Sep 26, 2021
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☆<Nov.19,2018のブログから> 犯罪者が社会の「いじめ?」の中で凶悪な犯行を犯している。 いじめにより自ら死を選ぶものが多い中で、「いじめたものへの反抗」よりも、社会のさらに弱き者への陰湿な竹箆返し=無差別殺人に走るものが後を絶たない。 凶悪な犯行は、社会的な慣行・習慣・道徳などに照らしても、意図を間違っているのは間違いないが、これを「助けている」のが米国では ― 特徴的なのは「銃社会」である。 日本では ー 最近特に感じるのは、「引きこもり」援助?である。 昔なら、「引きこもり」は「自分の飢餓」に通じる。 自給自足の生活なら、自ら働かないと生きてはいけない。・・・・・・・・・・・・ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな石をもて 追はるがごとく ふるさとを 出でしかなしみ 消ゆる時なしはたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見るいのちなき 砂のかなしさよ さらさらと 握れば指の あひだより落つふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく <一握の砂:石川 啄木>・・・・・・・・・・・・ 現代では、「豊穣の物資が世に溢れている」が、分業の時代では、本来は生活の糧を得るためには労働を提供しなければ生活物資を獲ることができない。 分業社会では、「交換手段を獲る」には、働かないと獲ることはできない筈であった。 長期間の引きこもり犯人が生活を維持できるのは働くことを放棄しても長く生きられる珍しい「援助の社会構造」があり、可笑しいのかも。勿論、働くことができないような身体的、精神的な状態の方に働くことを強制するものではないが、最低限、生きるために Safety Net の窓口は開かれている。「自分から引きこもりを選んだもの」には、ヒンドー教のようにガンジス河に身を任せて死を待つ方策はないのではないだろうか? 錯覚に嵌って「自分で食事をしたり、洗濯をしている」と叫んでも、働ける身体能力があれば、自らの糧を自らの「努力で汗水垂らし」て働き、獲る努力を何故しないのだろうか? 親や、身内が「餌」のように食事を与えるのは人間として可笑しいし、大人になって、他人から「餌」をもらうのも人間として恥ずべきような気がする。 セイフティ・ネットとして、宗教、道徳などを法律などよりも後に回している現代社会が可笑しい。 何よりも、政治家、教育者、宗教指導者自体が可笑しいのではないだろうか? 呆け頭が考えても仕方がない。「ガンジス河」はこのような世相の解決方法(自ら悟りを開いて生か死を選ぶ)を暗示しているような気がする。 老人や大人になってからでは遅すぎるのでは? 引きこもり対策としては、学校ではなく、お寺のような教育機関を用意すべきではないだろうか。 世間に迷惑を掛けないように、成人した子供を殺すしかない世相よりも、引きこもりを宣言した時点で親は子供を勘当し、寺などに預ける方策を講じるなどの荒療治が必要なのかもしれない。 「次元」が理解できない、無宗教の呆けが悩んでも仕方がないが・・・☆ 「引きこもり金銭支援」方法には、1.直接に金品を渡す(または、「餌箱?」に置く)2.銀行預金などに振り込む3.郵便局で普通為替と低額小為替で送金する4.その他などがあるが、このような安易な管理責任逃れは無用であろう。 なぜなら、「支援者?」には無期限に、何らかの方法で「送金」する「自分の命が無限には与えられてはいない」のだから。 何らかの方法で、自立を求める以外には、本当の「守護者」にはなれないことを、早く気付くべきである。☆全仏テニス(錦織圭情報)☆
Jun 4, 2019
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☆ ヨーロッパ世界が現れたのは、呆けの小生は、古代ローマ帝国の威信が薄れて、イスラム侵攻により地中海世界が暗黒になって、再び復帰するというレコンキスタに依るものである。 侵入してきたゲルマン民族を傭兵として受け入れても、パックス・ロマーナでは、「When in Rome,do as the Romans do.」つまり、移民はローマの慣習に従う、のではなかったか。 イスラムは「軍事対立を選んだ」が、ゲルマン民族はキリスト教やローマの慣習を受け入れた。 キリスト教もイスラム教も一神教であり、政教一致の軍事政権であった。 このことを今のEUは忘れている。 ヨーロッパが一体になるうえでは、このようなキリスト教のつながりがあるべきであり、メルケル首相の言う「移民の自由な行き来」が成立する必要十分条件としては、「郷に入っては郷に従え」という古代ローマ時代にあった慣習は守らねばならないと思う。 キリスト教は一神教として南米では原始宗教を破壊してきた。 EUでは一神教としての、衣の下の鎧を都合よく隠してきた。 それでも、イスラム移民の横暴を我慢ができなくて今回の混乱だ。 キリスト教徒、イスラム教徒の移民については両宗派で議論すべきであろう。 欧州議会での議論なしに移民受け入れを、強制的な割り当て主義で行うのは過去の十字軍と言う歴史を忘れて居すぎではないだろうか。 多様性を求める寛容主義が存続するためには、一方の我慢だけでなく他方の譲り合いも必須のように呆け頭には思える。☆ WIKIPEDIAや各新聞社紙で現況を探ってみたい。 今回の欧州議会の選挙結果速報 http://www.europarl.europa.eu/ news/en/press-room/elections-press-kit/ 0/key-dates-ahead(European Parliament News)では親EU派は何とか過半数は保っている。 集計結果によると、各党・会派の獲得議席数は、議会第1会派の中道右派・欧州人民党(EPP=Group of the European People's Party (Christian Democrats))が217⇒180議席(23.97%)、大連立を組む中道左派の欧州社会・進歩連盟(S&D=Group of the Progressive Alliance of Socialists and Democrats in the European Parliament)が186⇒146議席(19.44%)、リベラル会派(ALDE&R - Group of the Alliance of Liberals and Democrats for Europe + Renaissance)は68⇒109議席(14.51%)、緑の党(Greens/EFAGroup of the Greens/European Free Alliance)は52⇒69議席(9.19%)となり、751議席中、これらの勢力では計523⇒504議席(67%)を得た。 極右2会派(ENF58,EFDD54)は112議席(15.2%)。 ナイジェル・ファラージ氏率いる英ブレグジット党は英国の73議席のうち29議席を獲得した(EFDD内数)。 緑の党やマクロン仏大統領の与党、共和国前進(REM)、スペインのサンチェス首相率いる社会労働党が一定勢力を確保したことを受け、新議会の勢力均衡が左に傾いた可能性がある。 しかし、イギリスで見るように、BREXIT党は32%と前回の7%から急増した。 欧州全体で見ても、親EUという概念だけではなく移民問題、対イスラム問題が根底にあるように呆けの小生は感じる。 偏狭な考えの小生かも知れないが、古来から十字軍の編成でもわかるように対イスラムで心を一つにしてきた欧州が移民問題を抜きにして経済問題に取り組むことなど不可能ではないだろうか? そもそも一神教のキリスト教とイスラム教が「郷に入っては郷に従う」のには無理があるのであり、両宗教の指導者が一堂に集まり解決策を協議すべきではないだろうか。 政治的には欧州議会であっても、宗教的な解決無くして平和は齎せないように感じる。 無信教の小生が言うのもおこがましいが・・・☆
May 28, 2019
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☆ 小生の田舎(土佐の高南台地)の中学校にも付属図書室があった(町村合併で移転している)。 外国にはほとんど行ったことがないが、何だか「淡い記憶」にある。 天井は低くやや暗い感じだが、新婚の若く美しい先生が世界の児童図書を揃えてくれていた。 たしか、そのなかに、ロビンソン漂流記、巌窟王、トムソーヤーの冒険、三銃士、『ノートルダム・ド・パリ』(邦訳*)、レ・ミゼラブル、マッチ売りの少女等々もあったと「記憶」している。(*現代、邦訳は差別用語を含むので使用しない。)☆ この本のお陰で?呆けの小生の「脳裏」には、世界遺産や観光名所である、パリのノートルダム寺院はGothic建築の豪華さよりも、「寒々とした巨大な聖堂」としか「イメージ」にはなかったがそれが修復工事の最中の火の不始末かなにかで焼失してしまった。 「ノートルダム 」がNotre-Dame, 英語ではOur Ladyで、「我らの貴婦人」=「聖母マリア」 を指すと 知らなかったのも、 小生のお粗末であった。☆ キリスト教会の荘厳さには頭を打たれるが、その荘厳さの中にあって、人間の欲望は留まることを知らない。 謂わば、背骨の曲がった醜い寺男が、杜を掌る寺院の長の檀家の美女を弄ばんとする欲望に対抗する物語ではなかっただろうか。 いくら神聖なキリスト教と言っても、小生が見た、アメリカ大陸での先住民族の拝殿を打ち壊して、その土台の上に自身の教会を建設するという、一神教にありがちな独善性が垣間見える。https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6646/<メキシコの神殿を破壊してその礎に教会などを建設> 美女を見た時には独占したい欲望が聖人といえども抑えきれないのがこの一神教でさえも見うけるのだ。 小生は、獰猛な寺院の支配者の欲望から、か弱い美女を守ろうとする淡い気持ちをノートルダムの背骨の曲がった醜い寺男にキリスト教の教えの下で、見たような気がする。 なんせ、中学生の頃なのだから、トムソーヤーの冒険や三銃士の方が威勢が良くて面白い気がした。 ノートルダムの背骨の曲がった醜い男は何だか世の中の暗い面を抉り出すような気がしたものだ。 何か寒気を感じていた。☆ それにしても、「マホメットとシャルルマーニュ」が示すように、フランスはキリスト教の復活をなし遂げた国である。 美しい寺院は数多存在するが、特にノートルダム寺院のステンドグラスや内装も素晴らしい。 数百年もかけて造り上げた美しい建造物が修復中の失火という人災で焼失したのは悲しい限りである。<炎に包まれる尖塔:Reuters> せめてもの慰めは、戦争やテロなどで美しい世界遺産が破壊されなかったことであろう。 中東のシリアのパルミラ遺跡などがISに破壊されたことを思い出す人は多いはず。<WIKIPEDIA>☆ スペインでは数百年を要するユニークな設計建造物が建設中であるが、ノートルダム寺院の再建には既存の建物の設計図があり再建できるであろう。 過去に何回も修復されている。☆ WIKIPEDIAから 「あらすじ」 ノートルダム・ド・パリ Notre-Dame de Paris:原題名(米映画:The Hunchback of Notre-Dame)******** 舞台は荒んだ15世紀(1482年)のパリ。教会の持つ権限が、弾圧と排除を生み出す時代の物語。 ノートルダム大聖堂の前に、一人の醜い赤ん坊が捨てられていた。 彼は大聖堂の助祭長、フロロ(Frollo)に拾われ、カジモド(Quasimodo)という名をもらう。彼は成長し、ノートルダムの鐘つきとなる。 パリにやって来た美しいジプシーの踊り子エスメラルダ(Esmeralda)に、聖職者であるフロロは心を奪われる。 欲情に悩み、ついにはカジモドを使ってエスメラルダを誘拐しようとする。 しかしカジモドは捕らえられ、エスメラルダは衛兵フェビュス(Phoebus)に恋するようになる。 フェビュスとエスメラルダの仲は深まるが、実はフェビュスは婚約者がいる不実な男だった。 捕らえられたカジモドは広場でさらし者になるが、ただ一人エスメラルダだけは彼をかばう。 カジモドは人間の優しさを生まれて初めて知り、彼女に恋をする。 フロロも彼女に想いを募らせるが、エスメラルダの心はフェビュスにある。 フロロは逢引をするふたりをつけて行き、フェビュスを刺して逃げる。 エスメラルダはフェビュス殺害未遂の濡れ衣を着せられ、魔女裁判の元に死刑が言い渡される。 カジモドはエスメラルダを救いノートルダム大聖堂にかくまう。 しかし、エスメラルダはカジモドのあまりの醜さにまともに顔を見ることすらできなかった。 フロロはパリの暴動の矛先をノートルダム大聖堂に向けさせ、混乱の中エスメラルダを連れ出し、助命と引き換えに愛人になるよう迫るが、彼女はフェビュスを刺したフロロを拒んだ。 フロロは彼女を衛兵に引き渡し、エスメラルダは兵士達に捕まり、処刑される。 大聖堂の塔の上からそれを見届けるフロロを、カジモドは塔から突き落として殺す。 数年後、処刑場を掘り起こすと、白い服装をしていた女性エスメラルダと思われる白骨に、異様な骨格の男の白骨が寄り添っており、それらを引き離そうとすると、砕けて粉になってしまった。<WIKIPEDIA>☆
Apr 17, 2019
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★ 小生には時間がないからWebの知識でもってAI的に「日本とユダヤ」の関係を収集してみよう。 (WebのWIKIPEDIA,「新世界の裏」、知恵袋などから引用するが、 あくまで引用であり、小生なりの解釈に過ぎない。) かなりのこじつけと感じる方もいるであろうが、感じるだけはタダであり、その分を真理の探究に回してください。/// 聖徳太子は「渡来人」だったから、多くの言葉が話せる行政官たりえた、という見方もある。 「天孫降臨」というが、・・・・日本列島自体は、もともとは、海原であり、陸地は存在して居らず、太平洋プレートから押し寄せる島々などの藻くずが絡まって出来上がった孤島群ではないだろうか。 日本列島は4つのプレートが連なっている。 古代の中国の地図にあるように、日本列島は九州より東南に延びていたかも知れない。 古代には、中国から日本を見ると、近くに九州があり、「北海道」は遙か南東の方角にあった。 日本列島は、フィリピン・プレートなどに押されて現在のように東・北方角に押しやられたかも知れない。 タツノオトシゴが中国・朝鮮半島からぶら下がっていた形が、黒潮に押されて竜頭を持ち上げたような現在の形になったかも・・・ 列島が生まれた当初はアイヌ民族などが先住民として渡来・移住し、さらには大陸や南方から次々と渡来した者達がアイヌ民族を東・北方に追いやり大和朝廷を建設したのではないだろうか。 であれば、日本民族は渡来人の集まり、「多様性に富んだ古代国家を経ている」とも言えるかも。 故寺尾公男氏の「茜色に燃ゆ」を読むとよく判る。 呆けの小生でも、多様性に富む国民から意見を聞き入れて的確な行政が出来る聖徳太子の類い希な才能は、渡来人達の行政官としては必要不可欠であったと思われる。 技術集団である秦氏たちが渡来人であったように、アイヌ民族(先住渡来人)以外は渡来人に分類されても可笑しくないだろうか・・・ (米国も渡来人達の新しい国であるというのは難しいであろうか? 但し書きでは、到着地を間違えて先住民をインディアンと呼び、征服した・・・) とりあえず、Webの素晴らしい記事群を纏めてみたい。類似項目日本ユダヤ お清め 水、塩 水、塩 家紋とデザイン 六芒星<伊勢神宮参道の石灯籠にも紋> 六芒星 成人儀式 元服式(13歳) バル・ミツバ(戒律を守る子、13歳) 文字の形と読み カタカナ ヘブライ文字 三種の神器 三種(八咫鏡、八尺瓊曲玉、草薙剣) ・アークは神輿に現れている ・マンナの壺(=ヘブライ語の「ありてあるもの」)は伊勢神宮外宮のご神体である<現人神ということなのか?> 三種(アロンの杖--モーゼがアロンに与えた不思議な術を使える杖;マナの金の壷--砂漠で飢えた時にいくらでも湧いてきた餅に似た食べ物を入れた壷;十戒の石板--神が十の戒律を刻んだとされる石) 神殿(1)赤い鳥居、日本の年越し行事(2)神社の狛犬=獅子(3)社務所(=シャムショ)(1)トリイ=門、モーゼが「殺戮の天使」が玄関口の日本の柱と鴨居に塗った羊の血を目印に静かに通過するのを待つよう指示した (2)ソロモン神殿の獅子像 (3)教会事務所(=シュマショ) 祈り 山伏の兜巾の黒小箱とホラ貝 ファクテリー(黒小箱)とショーファール(羊の角笛) 祭り (1)神輿のうえに鳳凰=ケルビム(向かい合う、羽のある天使の間から明かりという智慧が発せられている構図) (2)巡業鉾のタペストリーに旧約聖書やギリシャ神話の絵を使っている (1)契約の箱(失われたアーク)に天使・ケルビムが羽を広げる姿 7月17日 祇園祭 ノアの方舟がアララト山へ漂着日 場所等の類似(1) 琵琶湖 ガラリア湖(=キネレテ湖=琵琶湖) 場所等の類似(2) 平安京(=エル・シャローム) 古代のエルサレムの都の名 場所等の類似(3) 祇園(=Gion) シオン ZION 場所等の類似(4) 渡来人の秦氏の本拠地:太秦の大酒神社=大避神社の「大避」は中国では「ダビデ」 「ダビデ」=古代イスラエル王 場所等の類似(5) (1)「大」文字焼きは五芒星 (2)京都府・市の紋章は六芒星に類似 (1)五芒星=ヘロデ王の紋章(六芒星はダビデ王の紋章) 言語 あなた、貴方 アンタ 天晴れ! アッパレ (1)あらま~(感動詞) (2)あのう (3)早い (1)アラ・マ(=どうした理由、何) (2)アノー(=私に応答されてください) (3)ハーヤー(=早く) 有り難う アリガトウ おわり(=終端) オハリ (1)さようなら (2)さらば (1)サヨウナラ(=悪魔追放) (2)サラバ(=平安あれ) スケベ スケベ(=肉欲的に寝ること) (1)黙れ (2)だべる、話す (3)腹が立つ (4)ばれる (1)ダマレ(=沈黙を守れ) (2)ダベル(=話す) (3)ハラ(=怒る) (4)バレル(=明らかにする) (相撲言葉) ハッケ・ヨイ(=投げろ、ヤッツケロ) ノコッタ(=投げた、征服した) 帝(=天皇) ミ・カド(=偉大な人) さとう(=砂糖) ソト(=甘み) 蜜 ミツ(=蜜) 氷 コオル(=冷たい) お城 シュラ(=要塞、城) 侍 シャムライ(=守るもの) (1)凶悪者 (2)団結する、回る (3)軍団 (1)ワル (2)グル (3)グンダ 日本 「瑞穂」の国=日本 ユダヤ人の系統ミズラヒ(=「東方」の意)→極東イスラエル DNA モンゴロイド モーゼはモンゴロイド 民族名 大和・倭(=ヤマト)民族 ヤハウェの民、「ヤハウェ」の「ウマトゥ」(=民族) 神社 八幡神社 ヤハウェを祭るところ 「現人神」思想(私は「ある」) 現人神(=天皇) イエスキリスト(それゆえに十字架磔刑される) 再生 天の岩戸の神話(天照大神) 正月の「御屠蘇」は「蘇り」の祝い酒 キリストの再生 勝者の叫び 「ヨッシャー」 ユダヤ王国の王の名「ヨシア」 土壇場 土壇場 ヨセフが古代エジプトに売られ殺されそうになった場所「ドタン」 菊花紋 日本の天皇の紋章 イスラエルの放浪の民が伝承? シュメール・アッカド王朝の紋章(バビロン遺跡イシュタル門にある)で、イスラエルの神殿の城壁の紋 呆け頭にはだんだん判らなくなってきたのでとりあえず、このくらいにします。★ 少し判ってきたのは、現代の宗教は時の政治権力と結びついて政権に都合の良い宗教の形に整えてきたのであろう、ということである。 哲人が「われおもうゆえにわれあり」というように、キリストが「ある、ある」と現人神のようにいっておられることは、「万物に尊厳を認めなければならない」ということだと、呆け頭は思います。 「自分を神や神の子として崇めよ」ではなくて、万物をあるがままにみることで、その尊厳を理解しなさい、というお言葉ではないだろうか。 権力者は不遜な人間と見てキリストを磔の刑に処したのである。 万物は死で消え去るものでなく、「再生する」ところから、キリストの再生も「話」としてはあり得るであろう。 (万物は同じような個体が生と死を繰り返している。 絶滅危惧種を除いて・・・) 時の権力が自分の都合の良いように宗教は造られており、宗教に言われていることは、正しいこともあるが、間違っていることも多いと理解します。 八百万の神を信仰することが古代人じみていて、キリスト教などの一神教信者が素晴らしいとは思わなくても良いと思います。 だれかは、罰当たりと言いますが、言うかたの方が罰当たりでしょう。 つまり、罰とは判断ですが、罰を与えることが出来るのは神であり、貴方にはその権限はないでしょうネ。★ 江戸時代に鎖国をしてキリスト教などの文化の侵入を防いだのは、日本人の中にあったユダヤ教の概念を打ち消すためではなく、単純に宗教伝道師を植民地支配の先兵として起用した西洋列強の戦略に立ち向かう戦略でした。 キリシタン弾圧ではなくて西洋列強からの植民地支配を避けるための方便として、外国窓口を「出島」に狭めてしまったのです。 島国だからこそ鎖国は出来ましたが、ペリー来航で開国せざるを得ませんでした。 「明治維新」は外国勢力の陰の働きで可能であったかも知れません。 フリーメイソン流の坂本龍馬解釈によれば、です・・・ 後からは何とでもこじつけは可能ですから。 ただし、惑星Xの来航はいつまでも隠せないでしょう。 なぜなら、本人が現れるのですから。★
Aug 31, 2016
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★埼玉県熊谷市で悲惨な殺人事件が起きた。 <情報はスポーツ報知が一番詳しいようにおもう。>犯人は群馬県伊勢崎市の弁当製造工場(*)から失踪した父系の日系2世ペルー人・30才である。 10人兄弟の末っ子で、日本には兄・姉が4人いるという。 (・・神奈川県藤沢市在人材派遣会社の紹介・・神奈川県相模原市、長野県、埼玉県所沢市、群馬県などの工場を転々。) 伊勢崎市は外国人住民が群馬県で最も多く(全体の24%) 、太田市(19%)大泉町(15%)がこれに次ぐ。伊勢崎駅から熊谷駅までは電車で約一時間半(63km)である。 昨日、事件の経緯を辿ったが、日系の中南米人が暮らした中南米社会での宗教的な習慣とでも言うものが全く異なることを理解しなければいけないように思う。//////////// 中南米は、マヤ文明、アステカ文明、インカ文明などを築いた先住民が住んでいた世界であった。巨大な石を、精密に加工し、土器や織物にも優れた遺物を残していることから、プリミチブと決めつけられる民族ばかりではなかった。 そこに大帆船でポルトガル、スペインを始めヨーロッパ民族が征服者として原住民を「鉄砲とキリスト教」で圧倒したのではなかっただろうか。植民地として開拓する「手段」としてアフリカ住民を奴隷化して連行し、新しい混合文化社会を造りだしている。奴隷は解放され、自由民となり、植民地は次々と独立を勝ち取ってきたが、白人と原住民との混血など、複雑な人種社会である。///////////// メキシコ市自体をとってみても、先住民の都市が破壊されて、その地盤上にキリスト教会や現在の都市が造られたものである。///////////// 最近の発掘調査から、破壊された遺跡群が現れて、事実が判ってきた。しかし、すでに民衆はカトリック教徒となっている。キリスト教は、先住民の神を一部受け入れることで、南米では進化しており、例えば、褐色の聖母マリアの概念の中に先住民の神も取り込んでいる。神の使いのイエス・キリスト本人ではないが、その母が褐色肌をし、両手を合わせて祈る姿は右手(白人の手)、左手(褐色の現地人の手)が民族・宗教の融合を示していると解釈される。褐色のマリア像は月の中央に立つ形であり、メヒコ=Mexicoの語源が「月の中央」である。人類の誕生は、女性が「月」の引力に影響されることから月、宇宙との結びつきが強い。★呆けの小生には、纏まりが付かないが、言いたいことは、キリスト教は、世界の宗教を受け入れてきたために、複雑な面を持っていることである。日本人なら、宗教観は道徳観を持っているように思えるが、また、社会的な規範である法律にも沿うものと思うが、小生には褐色のマリア像を信ずるものはすこし違っているように思う。飢えて死にそうなキリスト教徒がいるとする。日本の武士なら、他人に糧を無心するより、死を選ぶかも知れない。////////// 褐色のマリアを信ずるものは、無心をしても良いし、無心をされたら施しを与えるべきであるというような世界があるような気がする。★西洋ではチップを与えることが普段から行われる。日本では、経営者が、宿泊・飲食料などに込みで請求するからそのような習慣はない。チップは小生には感謝・お礼であり、一種の施しに近いと思う習慣である。★ ・★ 日系ペルー人が民家でお金の「無心」をしたが、騒がれて殺人にまで発展している。日系ペルー人家族は口を揃えて、彼は大人しい普通の人間だという。日本人の感覚は、6人も殺しているから極悪人、その兄も現地で20数人殺した殺人鬼ではないか、とも思う。現地の兄については全く判らないが、弟の方は、もしかしたら殺人行為は防げたかも知れないとも思う。彼が警察署でなく、教会を探して牧師に「施し」を求めるべきではなかっただろうか。日本人の家庭は「施し」には慣れていない。お坊さんの「托鉢」でも見向きもしない世間となっている。そこに無心を申し出るとは・・・//////// 警察でも「神奈川に姉が居てそこに行きたい。運賃代を無心したい。」と言う意味で、言ったとしても、警官は不審者として対応したのではないだろうか。頼み甲斐がないと希望を失い、無心をするべく民家を彼方此方訪ねたが、不審がられてパニックに陥ったのかも知れない。神奈川県川崎市の姉が面会に来たという記事があった。犯人の所持金は警察に残されて3,400円というから、熊谷→東京→川崎の電車賃片道は1,490円であり片道料金は足りることにはなる。やはり、精神的に病んでいた可能性が高いかも・・・ ★日本には沢山の観光客が来日している。政府は観光客の増加を国民よりも喜んでいる。しかし、国民は外国人の習性を知らない者が多い。特に、観光客でなく、日本で就労する目的で来日している人々の習性には慣れていない。日系・・・というと、日本のことは当然知っているものと思ってしまいがちである。日系・・・という「DNAの何・・・分の一」が入っているだけで、生活環境・教育環境などまるで「日本」とはほど遠いのであるが・・・★日系人は日本語がある程度はできるだろう、日本のことも少しは判るだろう、などと早ガッテンしていないだろうか。言葉も習慣も宗教もまるで違うのに・・・政府は、観光国家を推進するに際して、幼稚園、小学校時代から外国人に慣れるように習慣の違い、宗教の違いなども教えるべきである。もちろん、日本のことを理解するのが先であるが、外国と「比較」することで日本のことがよく判ることもあり、簡単な「習慣・習性比較」も教えるべきである。★日本の治安を預かる警察署についても、多くの外国人が訪れるのであるから、言語はもちろん、習慣、習性などをマニュアル化すべきである。★できれば、日本で外国人がミスマッチで問題を起こしたり、ミスマッチで犯罪事件を起こすことを防いでもらいたい。呆けの小生には、日系ペルー人が6人もの住民・子供を殺害した事件には、日本人住民(警察を含む)と、日系ペルー人との意思疎通が旨くいかなかったことが基底にあるとおもう。日系ペルー人の行った行為は死刑にも値するものであるが、警察署の「交通費無心への対応」、牧師や精神科医への紹介があれば進展しなかったかも知れない。住民の安寧を守ることが警察官の使命であるが、犯罪が起こらない社会を構築するのも警察署の使命である。ふたたびこのような殺人犯罪が起こらないように、警察署は、教会牧師、精神科医達との連携も取り合い、増える外国人とのトラブルを解消して貰いたい。できれば、犯罪に至った経緯を詳細に分析し、情状を酌量し、罪の軽減と、刑を終えた後は、強制帰国を願いたい。 家族が日本への再入国を懸念していたほどであるから、入国管理にも甘さがあるのかも知れない。 ★呆けには、今回の事件を足がかりにして、「無心行為」から「殺人行為」にまで展開しない社会的仕組みを行政が構築して欲しいと思う。無宗教者? の呆けの戯言に過ぎない。★ ★ <Web画像から借用:http://www.abaxjp.com など> ★
Sep 19, 2015
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★次のような記事があるが、何かがおかしい。★ ・ ★ AP通信などによると、イスラム過激派組織「イスラム国」は、イラク北部にある古代メソポタミア文明の都市遺構で、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている「ハトラ遺跡」を破壊する様子を撮影したとする映像をインターネット上で公表した。映像には「イスラム国」の戦闘員が、遺構の壁面の彫刻をハンマーやおので破壊する様子が映っていた。戦闘員がアラビア語で「アッラー(イスラム教の唯一神)の代わりに崇拝されていたものを破壊した」などと発言する音声も記録されていた。ネット上に4日までに投稿したとみられる。ハトラ遺跡はアルサケス朝パルティア時代の古代都市の遺構で、「イスラム国」の拠点モスルから南西約110キロにある。2015年4月6日11時41分 読売新聞より・・・・・・ あえて偶像崇拝をしない信条ならば「むしろ偶像を無視する度量を鍛えるべきではないだろうか。」子供の悪戯の延長に過ぎない「破壊の仕草」では、モスリムとしての度量を疑われるのではなかろうか。モスリムとは、誰にも左右されない絶対的に賢明な自己の確立を目指していると思っていたのだが。これでは偶像から離れることが出来ない。なぜなら、偶像は、レプリカとして、いくらでも量産できることを現代人は知っている。「偶像という考え」から超越すべきは、「偶像崇拝者」ではなくて、「偶像破壊者」の方ではないだろうか・・・★第二次世界大戦で破壊されたヨーロッパの町並みはそこに住む国民によって見事に復元されている。 <仏ル・アーブルの復興都市:Web画像(以下同じ)>/// インカ帝国を襲った西洋文明でさえ、その見事で堅牢な石組みはコンキスタドール(=征服者)でさえ壊すに忍びず、そのまま、教会や町並みに組み込まれている。 /// イスタンブールのアヤソフィアでは幾何学上の見事な天上壁画にキリスト像を塗り込んでいる。 /// スペインのアルハンブラ宮殿を離れるときのイスラム教徒は宮殿および設備を破壊せずに、レコンキスタに禅譲している。 ★「偶像崇拝禁止」というのは、信仰の対象としては、絶対神以外は自分が認めないという、強い自分であればいいのではないだろうか。 恐怖という力で他人に絶対神に従わせることはできても、肝心の自分が絶対神を心の中に描けないのではなかろうか。小生の呆け頭には、これでは「相対神」または、「神憑り」になってしまいそうである。★ WIKIPEDIAを素直に読むと、敬虔なモスリムとは絶対的に独立した自己を保っており、他人の信心を強いるような共同体を期待せず、独立した人々の共同体であって、彼等の中から優れた指導者が自然に選ばれる、様な気がする。指導者は、血縁関係、民族関係などには拘ってはいけない。 自己陶酔した、神憑りの指導者であってはいけない。真に共同体全体、構成員一人一人のためになる運営を掌らねばならないから、その行為は神に近づくものであろう。これらの考えは純粋であり、他の宗教を凌ぐ素晴らしさを有しているかも知れない。・・・ しかしながら、宗教だけでは人類は暮らせない。政治的公平・平等も考慮すべきである。世界賢人会議で、政治界、宗教界、科学界などの代表が集まり人類が求めるべき福祉のための公平・平等などの在り方を討議、結論づけるべきときではなかろうか。 強力な哲学者の出現を望む次第である。/// /// /// 日本にも世界的な厚生経済学の権威はいるのだが世界の政治・宗教・科学等の方向付けにもアカデミックから脱皮して欲しいものである。 ★脳幹梗塞にはとても判らないのであるが、「偶像破壊が唯一の絶対神信仰なのではなく」て、「偶像に囚われぬ絶対神信仰であるべき」ではなかろうか。偶像はいくらでも量産できるからイタチごっこにすぎない。絶対神信仰の極致に到達すれば、それはその個人達成の境地であり破壊できないからである。 ★呆けの戯言に過ぎない。ご放念を・・・★追記1:絶対神であろうと、八百万の神であろうと「神」を捉えることは人類にはできないのである。呆けの小生には、どちらも同じ万物を司る神であろうと信ずる。★ 追記2:バーミヤーンの石仏(=岩窟仏像)が破壊されたが敢えてレプリカを建造せずに、破壊されたままにしてある。貴重な文化まで破壊する「人類の恥」として世界に発信する役目を果たしている。 <バーミヤーン石仏の破壊前・後・・・WIKIPEDIAより>★
Apr 6, 2015
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★先日のこと、聴衆が予定を上回り入場制限された講演会があった。小生は別の用事があり出席できなかったが、たまたま、講演記録を入手できた。そこには、日本人からは理解が出来ない「イスラム国」についての記載が専門家の手で詳しく述べられていた。★本人の記述を丸写しには出来ないから、WIKIPEDIAなどを見ながら議論を進めてみたい。/// というのは、流石はWIKIPEDIAである。専門家の講演とほぼ同じ論調で説明している。もしかしたら、講演者がその部分を記載したほどの 正確さである。いつもWIKIPEDIAを参照させて貰っているのであるが、専門家でないとキーポイントが見つからないのかも知れない。呆けの説明では判りにくい方は、WIKIPEDIAを参照下さい。 ★・★ 日本人には、神道、仏教などは身に沁みて理解できるのであるが、イスラム教という一神教の場合は、全く判らない。特に神道は太陽神のみに拘らず、多くの神を受け入れている。 むしろ八百万の神を信じているのである。/// 呆けの小生が思うに、神とは自分の精神の投影でもあるから多面的に自分を見るためにも八百万の神を信ずることが自分を見失わないものと思う次第。 一神教では小生には危険を感じる。 「神」と「自分」との区別が付かなくなる、かも知れないからである。 /// ★ イスラム教は一神教である。その宗派はスンナ派が最大で、次はシーア派(イランが主)、その二大勢力を除いては少数派である。/// 「イスラム国」の教義は、7世紀に政治的理由で初期の多数派から退去・離脱した、先鋭的異端派であるハワーリジュ派に求めている、と思われる。 ★ 7世紀、イスラム教創始者の娘婿であるカリフのアリーと、シリア総督ムアーウィアが争い、その後は妥協した。しかし、ムアーウィアを反逆者とみなす一派は、アリーの妥協を認めず、退去・離脱し、「ハワーリジュ(=退去者の意)派」と呼ばれた。ハワーリジュ派はアリーと ムアーウィア両者の暗殺を謀り、一時はアリーに打破されたが、アリーを暗殺した。ムアーウィアは暗殺を免れて、カリフとなりウマイア朝を開祖する。ハワーリジュ派はイラク南部で一時は勢いを挙げたが、ウマイア朝からイランに追放されたりした後に、壊滅的な打撃を受けた。ハワーリジュ派のうち比較的穏健なグループは、イバード派としてマグレブで8世紀から10世紀初頭までムスタム朝として支配し、オマーン国の始祖ともなっている。 現代では、マグレブのチュニジア・リビア西部、オマーン、オマーンの旧領地・ザンジバル島(現タンザニア領)に分布している。 ★ハリワージュ派の教義の特徴は、コーランの規定を固守し、イスラム共同体の純粋性を重視する。即ち、共同体指導者であるカリフの資格を厳格視、宗教上の罪を犯したムスリムを不信仰者としてムスリムの資格を持たないとする先鋭性を持つ。★具体的には、カリフには宗教的敬虔さ、倫理的高潔さ、共同体の模範人物の資格を問い、民族、血統を問わない。ムスリムとしては、共同体から不信仰者として宣告を受けた者には、ムスリムの同胞として扱われず、それはジハード(宗教的義務)の対象となる。/// 現在は消滅したアズラク派では、不信仰者、およびその家族は殺戮の対象者であり、スンナ派に激しい攻撃を行った。★ハワーリジュ派の厳格なムスリムとしての在り方は、現代の過激派に位置づけられるジハード団、イスラム武装集団などのムスリムに対する「ジハード」を見ると、単なる「レッテル」以上のものが思い起こされよう。★ 穏健なイバート派がハワーリジュ派と呼ばれるのを拒否するのは、「信仰を失い、背教者となったために死をもって罰せられて当然」のような教義を採用しないからであろう。★イスラム教徒は大多数が敬虔なスンニ派かシーア派である。ハワーリジュ派であってもイバート派は穏健である。ハワーリジュ派でも背教者の火刑は行わない。ましてや、火刑を行う事が出来るのは最後の審判を行う、神のみではないだろうか。 この点で、火刑を先鋭的に行う「イスラム国」はハワーリジュ派の教義の一線をも越えた先鋭性、凶暴性を発揮しており人類として対話ができる対象とはならないのであろう。 /// 日本人は同胞が「イスラム国」に惨殺されたからと言って、世界のイスラム教徒を憎む対象としてはならない。★専門家の講義録や、WIKIPEDIAなどを見ると、イスラム教国と「イスラム国」を交錯して考えていた未熟な自分が恥ずかしくなった。★ 呆けの大反省である。繰り返すが、十分理解しているわけではないので呆けの戯言として放念願いたい。 ★
Mar 26, 2015
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★以下は、Webからの寄せ集めであり間違っているかも知れません。★ 世界人口は2010年、約69億人で、キリスト教徒31.5%、イスラム教徒23%の二宗派が5割強を占める。★ 全世界の移民は約2.1億人で世界人口の3%が大陸を移動している。移民を宗派別に見ると、キリスト教徒が1.1億人で49%、イスラム教徒が0.6億人で27%と、2宗派で3/4を占め,ヒンズー教徒は5%に過ぎない。 ・・・ 同じ教徒の地域間移動で、最も高い率の宗派はユダヤ教徒で25%を占め、キリスト教徒は5%、イスラム教徒は4%、その他の宗派は3%以下である。・・・ピュー・リサーチ・センター調べ。 未だに、定住場所を求めて、彷徨っているのがユダヤ教徒のようである。定住場所は、やはり、イスラエルなのだろうか。 ★ 2030年には世界人口は83億人と、現在の中国の人口程度が殖える予想である。国別人口では、現在一位の中国は、インドに首位を奪われ、3位の米国は変わらない。人口増加に伴い、宗教人口では、イスラム教徒が急進する。キリスト教徒は欧州では減少するが、米国で増加すると見られる。キリスト教徒、イスラム教徒が世界のほぼ同数となり、2つの宗教で、それぞれ1/3ずつを占めるという。 ★欧州では、人道的な移民受け入れで、イスラム教徒は増え続けてきた。欧州人、つまり先進諸国のキリスト教徒の人口が逓減しているのに対して、移民人口の増加は、その後の移民抑制があっても出生率の違いで、増勢にある。それらの移民は、アフリカなどのイスラム圏からが多いと見られる。 他方で、米国では、南米からの移民(違法を含む)が多く、その南米はコンキスタドールや、植民地時代からキリスト教支配地となった地域である。 ・・・ このように、地勢的な理由で、欧州と米国の移民増加を比べると、それぞれ、イスラム教とキリスト教の増加となっていると見られる。 ★ エジプトのシーシ軍事政権がリビアの一部地域を不法占拠している「イスラム国」がエジプトからの出稼ぎ労働者のキリスト教徒(コプト教)徒を多数惨殺していることで、空爆をリビアに行っている。「イスラム国」による、キリスト教徒への明らかな迫害事件であるが、欧米では人道事件とは取りあげていない。「イスラム国」との戦いこそは、宗教戦争ではなく、宗教に名を借りた非道な迫害への報復であるとシーシ政権は、世界に宣言したのである。イスラム教国から認められない「イスラム国」と、「有志連合」の戦いに移行しつつあるようだ。 ★ 2009年版ブリタニカなどによる宗派別世界人口(青字は2010年;ピュ・ーリサーチ・センター)宗教名信者数青字:2010年 信者の多い国(数字:億人-国の人口割り) 備考 キリスト教 22.5億人(33.4%) 22億人(31.5%) 伊、仏、ベルギー、スペイン、ポルトガル、中南米、米、カナダ、英、独、蘭、北欧、豪州ヨーロッパでは減少、米国、ナイジェリアなどのアフリカ諸国は増加 2050年(1/3) イスラム教 15億人(22.2%) 16億人(23%) インドネシア(2.1-87%)、インド(1.8-14%)、パキスタン(1.7-96%)、バングラデシュ(1.3-90%) ナイジェリア(0.8-49%)エジプト(0.8- )イラン(0.8-)トルコ(0.7-) 信者1千万人以上国には中国、ロシア、アルジェリア、モロッコ、イラク、アフガニスタン、サウジアラビア、シリア、マレーシアなど 2030年20億人(26%)2050年30億人(1/3) 無宗教 7.7億人(11.4%)11億人(16%) 構成中国6割、日本6.5% 精神的信仰あり ヒンズー教 9.1億人(13.5%) (15%) インド、ネパール、バリ島 増加見込み 仏教 3.8億人(5.7%) (7%) 日本、中国、韓国、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、スリランカ、ミャンマー、チベット 中国伝統的宗教 3.9億人(5.7%) 土着宗教 2.7億人(4.0%) 無神論 1.5億人(2.2%) その他 1.3億人(1.9%) シーク教は0.4%、ユダヤ教は0.2% 世界合計 67.5億人(100%) 69億人 ★ 宗教的な挿話: ★ オバマ大統領は、2015年2月5日の国家朝餐祈祷会で演説した。「宗教の名を借りて暴力をふるうことはイスラム教に限らない。キリスト教徒であると告白した人々によっても「十字軍、宗教裁判(カトリックの異端審判)、奴隷制度、黒人差別」は擁護された。宗教を悪のためにつかう人々に対向するために、3つの原則がある。1つめは「謙遜」・・「神は自分たちだけに話してはいない。」2つめは、「政教分離」・・・「政府はどの宗教に対しても 特別視しない。」3つめは、「黄金律」・・・「自分がそうして欲しいように他人にも 振る舞うべきである」 黄金律を実践している手本として、ブラントリー医師、ローマ法王フランシスコ、ダライ・ラマ 14世を紹介した。以上の指摘そのものは正しいのであるが、中世~近世のキリスト教社会に生じた事柄と、現代の 過激な「イスラム国」の凶行との比較においては相応しくないと酷評されている。エジプトで、穏健派のイスラム教社会との融和を求めて、スピーチをしたように、「キリスト教徒が、この宗教を曲解し、奴隷制を正当化した歴史をもつが、一方迫害者を打ち負かし奴隷を解放する神を説くために、この宗教の名を取り返そうと立ち上がったキリスト教徒の歴史もあります。」 というような、より希望に満ちたスピーチをすべきであったと論評されている。 <資料:Christian Today; http://www.christiantoday.co.jp/> ★ 一説には、米国の移民規制は南米からの移民を禁ずることで、逆に、イスラム教の「難民?」に「特恵」を与える形となり、米議会では問題となっている。オバマ政権が、キリスト教徒よりも、イスラム教徒を大事にしているという批判は移民規制問題でもでているようだ。 もちろん、上記のイスラム教徒は敬虔なイスラム教徒のことを言っているのであり、イスラム教徒の仮面を被って非人道的な破壊活動をしている自称「イスラム国」 などに言及しているのではない、ことは言うまでもない。・・・ 呆けだから、間違っているかもしれないが・・・ ★
Feb 20, 2015
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★Web上だが、「フード・テロリスト」が逮捕を免れているのをいいことに、警察とじゃれ合っている、・・・日本の「子供」がいる。テロリストというと反社会的な行為を行う危険分子・集団を指すが、・・・どうも子供の域を抜けていない人物のようだ。 つかまっても未成年であるから、「今は」罪が問えないとタカをくくって逃げ回っているようだ。しかし、本当は「自分が正常な大人になれないから、なんとかして、少年法を拡張解釈してもらいたい」と思っていたのかもしれない。・・・ <朝日新聞DEGITAL 2015.1.19 より> ★ 彼の犯罪行動を警察が追いかけていたが、窃盗の類ではなく、食品・飲料などを外部から持ち込んで店内に置いて撮影、撮影後は持ち去っており、「不正目的の建造物侵入罪」が主罪状のようである。★動画の投稿には、食品容器に爪「楊枝」、一円玉などが入れられたり、パンの袋が破られたりする悪質な仕草が仕掛けられていたが、店内展示商品への悪戯ではなく「持ち込み撮影用商品」であったようだ。それらは、犯人が撮影後には自宅に持ち帰っている。証拠は残してはいない。しかし、犯人の目的がYou-tubeへの「驚異の出来事投稿」なのであり、「投稿の現実」だけが残ってしまった。You-tubeへの投稿だから、警察はIDなどを辿れば容易に行き着く。劇場版動画サイト事件はこうして終わりを遂げた。★日本の「フード・テロ」が場所だけを現実から借りた「子供の演出劇」に終わったように、幸いにして悲惨な宗教観等の対立は起きていない。もともと、日本の神道は、和の精神で他の宗教をも受け入れる寛容さを持っている。自分の信ずる神のみが唯一神だと思わない、島国だが幅広い国民性がある。なにせ、八百万の神(やおよろずのかみ)が存在する国なのである。 自分と「八百万の神の一体性」を認識できる国民性は持ち合わせていないからだ。そこには飛躍がありすぎるからである。神を崇める行為は敬虔であるが、いつのまにか、自分を神の域に 高めることまでやって大丈夫だろうか、呆けの小生には無理がある。せめて、大宇宙を超高速で運行する地球の上で生活できるのを感謝するくらいが関の山だ。 ★残念ながら、この未成年者は、成人になるまで逃げ切れずにとうとう捕まってしまった。何を間違ったか自分を神のように崇めている。・・・ 彼は預言者・聖人の域にまるで達していない。 地球人類を隕石衝突後の大津波の前に海水が干上がる一瞬を見極めて対岸の大陸に導き、救うような、素晴らしい奇蹟を起こすでもない。広大な砂漠などで貴重な水源・水流を見つけたり、せめて人工の溜池を造り上げることで、旱魃期に耐えられるような工夫をすることもない。・・・ 「ただの自己演技・演出・盗み取り風撮影者」である。神のような畏敬の念を相手に与えるには未熟すぎるし、裸の王様気取りである。恐れ多くも、世の中に如何に神の名を唱える人物の多いことか。そのことに驚くばかりである。★ 今回のことで、本人は自分が成人になることを恐れている。このような状態については、「成年後見制度」を見直して、成人式には成人試験を義務付けることは出来ないだろうか。 ★ おっと、小生には運転免許にはそろそろ「認知症テスト」が付きそうである。 今週後半は、前立腺癌検査入院がある。今朝から、血液サラサラの薬(国立病院バイアスピリン→民間大病院プレタール、シロスタゾール)は服用中止である。 風邪は治りかけている。余計なことは考えないようにしよう。 ★ 余計なことといえば、朝日新聞も読売新聞も 「ようじ動画」と表現していたことが気になる。なにか皮肉が見えた記事でもあった。★ 急告:全豪オープンの放映権をNHKが獲得グランドスラム・全豪オープン 錦織圭VSニコラス・アルマグロ戦NHK総合 1月20日 9:00a.m. LIVE錦織圭 :第5シード<日本人男子選手最高位>アルマグロ:69位<自身過去最高位ATP 9位> ★
Jan 19, 2015
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★ 先日は、友人達とのゼミの集まりで談笑した。 皆優秀だから、呆け頭には判りにくい話ばかりとなる。彼らには中国、韓国などにも優秀な友人が多いようだ。 ★話題の一つ; 「中国・韓国が日本の戦争犯罪人とされる御霊を祀っていることに 異議を唱えている。」 靖国神社が戦死者と共に、残虐行為戦犯を合祀したことの問題である。 ★ もちろん、歴史認識として・・・・何処の国でも他国との侵略戦争は起こしている。 自己の利益だけで戦争を開始した者はいないかもしれない。 国のため、国民のためと自己弁護するであろう。★ 戦争そのものは、人類始まって以来起きている。 異議を申し立てている、多民族国家・中国でもフン族、モンゴル帝国(元国) の時代には、それぞれ、遙かヨーロッパ、東欧まで征服している。 元、高麗の連合軍は元寇として日本に攻め寄せた時代もある。 ★ 日本人は、神道を信じていて、その概念では 「人は死んだらみんな「神」(=自然の分霊?)になる」のである。神と言っても、全能(オールマイティ)の神ではない。 各々の家庭の先祖の元に返るだけである。小生は先祖崇拝の自然宗教と、太陽神宗教をそこに見ている。 死んだら「善悪・貴賤・金持ち貧乏」などの世間から離れてみんなが平等な、先祖(=自然=神)の分霊?に戻るのである。一般的な神道では、その家に宿る神様(=先祖?)をお守りしており、 死者はその家の神(の分霊?)に戻る(というより先祖に加わる)訳である。 仏教などのように戒名で「死後の偉さ」を示すような事はあり得ない。 一般家庭でお祭りする「家族限定での神」の概念なのです。 「神」というと特別な存在として、人間をつくり、生かし、死を迎えさせ、 その後の世界を統帥する大神も居るでしょうが、日本の一般的な神は 一般的な家庭に付属する神なので、死者の魂はその神の元に 帰属すると呆け頭は感じます。 ★ 特別の意味を持った神々は、それをお祭りする人々が 特別の意味を持たせて祭礼するので、風土の神とは異なるように感じます。 これらの特別の意味を持つ神は、時の権力と結びつき絶対的な意味を 強めてきたのではないでしょうか。 ですから、家庭にいる神、もしかして「風土の神」と言った方が判りやすいかも 知れませんが、それと特別な意味合いから生まれた国家レベルの大神は 元々、同一ではあり得ない訳です。 ★ 話は飛びます。 キリスト教、仏教では死後には決して、 善悪、貴賤などは「ご破算になる」ことはない。 キリスト教では「最後の審判」で「天国・地獄」への行き先が決まり、「聖人」がいる。 <最後の晩餐:WIKIPEDIAより> 閻魔様のいる怖い地獄の概念は仏教であろう。 宗教に疎い小生の言うことではないかも知れない。 ★ 神道では死ぬと自然に帰る、つまりは「無=先祖=神」になるのである。 これは上記で述べたように、風土神の概念である、と呆けは考える。 ★ キリスト教では、免罪符が売れるほどに、来世に期待する。 南米でコンキスタドール(=征服者)として現地では悪業の限りを尽くしても 教会に宝物を持ち帰れば聖人として見なされるのではなかろうか。 「新世界には既に人類が陸伝いで小舟を使い移動し、 先住民として居住していた」のに、「西洋人は帆船で大航海を冒険した後に、 新世界を発見した人物を偉人・聖人という」。 もちろん、「プリミティヴで野蛮な風習に縛られていた原住民を解放した」 意義は有るかも知れない。 しかし、黒人を奴隷として使役し、新世界を開拓したことが 正当化されているのである。 先住民の土地の権利は制限され、未だに銃の個人保有が当たり前の 強き者の世界が新世界である。 新世界に住む人々の心の拠り所は現代ではキリスト教である。 ★ 日本ではこのような、「他国侵略の正当化を容易に認めるキリスト教」を畏れて 弾圧したり、ついには鎖国までした経緯がある。 後に、アヘン戦争(1840-42)で押しまくられた中国のようにならぬように 予め、貿易窓口を長崎出島とし、貿易を中国、オランダに限定し、鎖国(1639-1854)をしたのであった。(この鎖国も米国東インド艦隊司令長官マシュー・ペリー来航で終わりを告げた。) ★ また、仏教僧兵達が民衆を洗脳し反乱を起こすと見た、 織田信長は延暦寺を焼き討ちにしたのではなかっただろうか。 仏教徒は善悪を明白にしており、来世を大事にする。 僧兵は民衆と共に反乱を企図した。 僧兵が戒律さえ破る様を見て、神に仕える者ではないと信長は 解釈したのであろう。 宣教師ルイス・フロイスが「神」に対する信長の姿勢を「日本史」で記しているのも興味深い。 ★ 神道では「死んだらみんな神様」の概念から、 民衆も、戦争犯罪人も同じ扱いとする。 たとえ、一部の人を崇拝しようとそれは個人の宗教観の範囲である。 それと、合祀してしまったから、 灰には「死んだら同じである」感覚が宿り、 分離不可能である、と言うのだろうか。 ★ キリスト教国・ドイツではナチ党指導者ハインリッヒ・ミュラーが 第二次大戦ホロコースト計画の首謀者で、未逮捕、死亡未確認人物である。 キリスト教国では「悪」を働いて地獄に堕ちる人物であろう。 彼は、日本には生まれていないから、「死んだらみんな神様」と、 神道では裁かれない。 しかし、日本人の戦争犯罪人は、日本のために命を捧げた尊い国民と 同様に、平等に弔われるのである。 靖国神社では国に命を捧げた点で同一として扱うので、 参拝者は戦死者に弔いの言葉を捧げるのである。 ★ 日本人は「死んだら皆神様」の考えだから、そのように世界に訴えようと 言う元商社マンの友人もいる。 ★ しかしである、キリスト教徒、仏教徒などに神道の世界観を理解して貰うのは 不可能である。 もっと難しい点は、日本人には「神・仏」を分ける考えはほぼ不可能である。 仏教が生活の中に入り込んでいるので、神(道)徒であり、仏教徒でもある。 日本人には、「和」の精神で何でも取り込み、吸収してきた国民性がある。 外国人に「神道ではこれこれ」、と言っても、日本人が神道オンリーではないことも 説得力に欠ける。 ★細かく言うと、靖国神社には、国のために命を捧げたと言っても、 明治維新の「官軍」は良いが幕軍、反政府軍などは祀られてはいないという。(又聞きであり、正否は確認していない。このブログ自体が呆けの書き物であるから信用できない、というのが正しい。明治に出来た神社だから江戸時代の死者には遡っていないのではないか。ことによると、軍人、軍属中心で、原爆犠牲者、東京などの空襲犠牲者や、沖縄の民間人などを弔っているのか判らない。) そうすると、「死んだら皆神様」とは違うから 外国人には判って貰うのが無理であろう。 ★ 呆け頭には難しい問題である。日本人らしい妥協点では、国民のために命を捧げた同胞は、人類的に犯罪人とされない限りは、全国民がこぞって弔うような組織・・・聞くところでは既に存在している・・・を通して年祭を行っては如何であろう。できれば、郷土の偉人・坂本龍馬も居て欲しいものである。無宗教家の呆けの独り言である。 ★
Nov 8, 2014
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★昨日、「寒中お見舞い申し上げます」のお手紙を受け取った。喪中で新年の挨拶を欠礼したとのこと。奥様、長男、長女様からの葉書である。昔、小生の片田舎までわざわざ結婚式に出席してくれた江戸っ子である、旧友の逝去のお知らせであった。★小生とは、入社以来近くで仕事をし、テニスや、音楽を通して若者時代を一緒した旧友は、小生とは違い大柄ないい男で、凄い美人には少なくても2人ほど言い寄られていて、巻き込まれ困ったことを思い出す。もちろん、仲を取り持つことはできなかったが・・・そう言えば、彼とはどちらが同期で最後の結婚者かで競争して、彼には負けたのである。★数年前から癌であったようで、小生は父の癌の経験から丸山ワクチンででも延命してくれるように言っていた。いい男は、早死(?)するらしい。★ご冥福を祈る。★小生は修行が足りないから生かされているかも・・・・・・・・・・・・・★さて、新聞に「無神論」が世界で徐々に広がっているとある。無神論=神の存在も神の意志もないとする立場で、ニーチェらが無神論者として知られる。読売新聞の伏流「宗教と世界」は14とまだまだ続いている。★ウィン・ギャラップ・インターナショナルが2012年に調査した報告書によると、「無神論者」は13%で、「信心深い人」の59%よりも46%も少ないが、2005年比では3ポイント増加し、東アジアなどで広がりを見せている。★米国は「信心深い」人が多いが、その比率は低下しており、とくに若い世代では、親の世代の教会離れを反映して「信じない」とする回答が多くなっている。★西洋などでは、政治にまで宗教が入り込み、中東国家でも宗教が支配する部分が大きいが、共産主義社会では、イデオロギー自体が宗教を排除するから、無神論者が多いと思われる。★中国は、もっとも無神論者が多い国とされる。日本は世界では無神論者が中国に次いで多いとされる。★呆けの小生には、「神」とは、個人の心の持ち方であると信ずる。集団としての「共通の心の持ち方を宗教と呼ぶ」のであれば、日本人は共通の宗教概念はないかも知れないが、個々の心の持ち方を神と敢えて呼ぶとしたら、この調査は無意味ではなかろうか。日本人は、共通の宗教概念で縛られたりすることは望まない、つまり宗教宣伝には乗せられないのであるが、自分として、「神の存在」そのものはわきまえていると言いたい。★「伏流」に書いている。神道や仏教などの宗教的要素は生活に根差しており神聖なものや自然から「力」を感じたいとの思いは強いのである。★宗教が、先天的に束縛する「社会制度」の足枷であってはならない。その場合は、宗教は、支配の道具なのだ。宗教が他の民族を「支配する手段」になってもいけない。★神は、常に絶対的な自然の力への畏れ、敬いの対象、存在であるというのが日本人の考えであるので、無神論者といわれる覚えはないのである。調査での「神」の概念は、特定の神を信じないものは無神論という定義であるようであり、定義に問題がありそうである。神は、世界が造作した信仰上の聖人を超越した何者かである。そうでなければ、宇宙を地球が軌道を描きながら、ダークマターに守られて、超高速で回転し続ける訳がない。地球軌道は、地球誕生から同じではあり得ない。惑星の衝突で、はじき飛ばされてどこかに行っていたのが、また、はじき飛ばされて現在の軌道を描いているかも知れない。このような不安定性は、宗教には向かないので、無視されている。安定性だけを求めるあまりに、カオス状態は無視したいようだ。カオスでも安定に向かうように思うのだが・・・呆けの独り言に過ぎない。★ 無神論者と自覚する人の割合が多い国<ウィン・ギャラップ・インターナショナル調べ2012年>国名無神論者(A) 信心深い人(B)A-B 中国 47 14 33 日本 31 16 15 チェコ 30 20 10 フランス 29 37 -8 韓国 15 52 -37 ドイツ 15 51 -36 オランダ 14 43 -29 米国 5 60 -55 平均 13 59 -46A-Bの概念は、意味がないかも知れないが、DI的に表現した。
Jan 24, 2014
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読売新聞などを写経する。 ミャンマー第2の都市・マンダレーの仏教寺院に住む、「仏教を守る英雄」といわれる扇動家・ウィラトゥ師は イスラム系商店での不買運動を呼びかける。 この国の国民は争い事を好まぬ、穏やかな国民性だが 隣人となったイスラム教徒を前にして、穏やかさは影を潜めるという。<扇動家・ミャンマー僧侶の説法>・・・読売新聞など 項目問題点 論点1 バングラデシュなど、かつて仏教が栄華を誇った地域はイスラム教が侵食している 論点2 イスラム教徒は仏教徒の女性と結婚し、多産で教徒は増殖傾向にある 論点3 イスラム教徒は仏教徒の土地や金を奪おうとしている 論点4 キリスト教徒は誠実で、物わかり良いが、イスラム教徒は過激思想を持っている 解決策 仏教徒が団結すれば、イスラム教徒から、国や仏教を守ることが出来る 客観的事実 ミャンマーの統計上は国民の9割が仏教徒、イスラム教徒は4%であるが、 バングラデシュなどからイスラム移民が増えている。マンダレーでは、人口百万人の1割がイスラム教徒と言われる。 対立事件 (12年) 仏教徒女性が、西部ラカイン州でイスラム教徒の暴行により死亡した事件で仏教徒の感情が悪化している (13年3月) 中部メイッティーラで、イスラム教徒の店主が、仏教徒の客に暴行し、仏教徒がイスラム教徒の店舗を襲撃し、約40人が死亡した呆けの小生には、上記の「論点4:キリスト教は誠実」について、説法師の説明はあまりにもキリスト教に甘いように聞こえる。呆けの小生には、過去を遡るとキリスト教も宗教的には、かなりに過激であったように思う。いや、宗教的に過激なのでなく、宗教を運用する国や軍隊などが過激に動いたのであろう。宗教によらずに、世界制覇を狙う国の方が、宗教という冠り物がないだけに明確に「国益」が見えるのは気持ちがいい。ただ、自国の戦死者を弔うという自然の行為を、宗教や軍神崇拝に片寄せるのは他国にとっては、「アン・フェアー」に見えるだけである。 宗教は、国家権力と結びつくと難しくなるようだ。 呆けの独り言である。項目問題点 論点1 イスラム教との攻防で十字軍遠征を企てている 論点2 南米ではインカ王国などを滅ぼして、原始宗教遺跡を破壊してその上に基督教会を建設し、財宝を欧州に移転している 論点3 北米ではピューリタンがインディアンの地に移民として移入し、アメリカ合衆国を建設した 論点4 中国・清の時代には阿片戦争を起こしている 論点5 江戸時代にはキリスト教侵入を恐れて日本は鎖国に入った 論点6 現在もイスラエル建国の精神で中東で戦っている★追加<読売新聞2014.1.14朝刊より抜粋>//////////////////1. 露正教会が政治と蜜月 露正教会は15~16世紀成立、聖堂や自宅でイコン(=キリストや聖人の聖像画)に 祈りを捧げ、聖歌は伴奏がなく肉声のみ、妻帯者が司祭になれる。 露を中心に世界の信者は1億人超で、ギリシャなど東方の正教会中で最多。 20世紀の約70年のソ連時代には「救世主大聖堂」など爆破に代表されるように キリスト教は迫害に遭遇し、正教会は衰退。 ソ連崩壊後、息を吹き返し、「救世主大聖堂」も再建された。 多民族国家のロシアでの信者は現在国民の7割と言われて、世論調査では「正教会が 内政に影響を与えている」とするのは約5割。 プーチン大統領は、刑法改正だけでなく、教会を含む「文化施設」の修復などを推進。 さきの大聖堂で「プッシー・ライオット」メンバー2人が乱入し、歌い乱舞して、暴徒罪で投獄 され、2年の収監の後、釈放されてもプーチン大統領への怒りが治まらないように、 政治への宗教の影響力は強大のようである。2.女神「ま祖」信仰と台湾(*ま=女+馬) 10世紀頃、中国福建省において、神通力で病気を治癒した女性が死後に神格化。 その信仰が台北に伝播し、台北市内に創建された「ま祖廟」は昨年260周年。 19世紀頃、その信仰は元の福建省に逆伝播された。 その伝播については4年前に確認されて、中国側は交流事業に熱心。 この信仰が両岸の民衆の感情を緊密化させる中国側の統一工作の布石と見る向きも。 「提携して海を耕し、中華の夢を実現しよう」と中国側のイベント・テーマにある。
Jan 11, 2014
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読売新聞などを写経する。日曜日というと、キリスト教徒は、礼拝のために教会に行き、 正装の神父・牧師の前で聖書を読み、賛美歌を歌い、祈りを捧げる。・・・しかし欧州でも教会離れが進む。礼拝場所も教会外の映画館や、スポーツジムなどで牧師の礼拝を聞くなど。<世界のキリスト教>・・・読売新聞、ローマ法王庁2011年統計など カトリック説明 ローマ法王 1人 枢機卿 約200人 大司教・司教 約5000人 司祭(神父) 約41万3000人・・・独身男性限定(欧州では約13万人<10年前から1万人以上の減少>) 信者 約12億人。欧州、中南米が中心 特徴 キリスト教最大教派、2世紀頃に組織化が進展、4世紀末にはローマ帝国国教。同性愛には否定的、妊娠中絶や女性聖職者を認めず。 プロテスタント 信者数 4億人以上 特徴 1517年独・ルターが「免罪符」発行を糾弾したのを契機として欧州に広まった教派。階層構造はなく、教会ではなく聖書を最重要視、「勤勉・禁欲的生活」の重要性を説く。 ドイツの基督教会 「カトリック」+「プロテスタント」合計 会員数 5769万人(1990年)→4745万人(2011年) 教会税 所得の8~9%を徴収(教会離れの一因) 教会離れ 日曜勤務増加、教会以外での日曜の余暇利用、教会税 欧州のキリスト教徒 全人口比 76%(2010年・・・1910年より約20%減少)中国の市場経済導入で共産主義への信頼が崩れて、 民衆(貧困層、行政不満層)は心の安らぎをキリスト教に求めている。 教徒が増えるだけ体制批判が増え、脅威が広がるため警戒感も増える。 共産主義よりも隣人愛を・・・隣国批判一辺倒でなく隣国愛も欲しい<中国・北朝鮮のキリスト教>(資料出所:読売新聞、韓国統一研究院、北朝鮮人権情報センターなど) 項目説明 中国 中国共産党国家宗教事務局 牧師、神父の選任に関わることで統制下におく。 非公認の団体には弾圧を繰り返し、宗教の自由は有名無実との批判が強い。バチカンは「愛国会」を認知せず、中国政府と断絶状態にある。 公認団体 愛国会(カトリック系) 三自愛国教会(プロテスタント系) 非公認団体(弾圧も) 地下教会(カトリック系) 家庭教会(プロテスタント系) 信者 地下信者は1億人を越えると言われる 北朝鮮 公認団体 「朝鮮キリスト教連盟」など複数の「官製宗教団体」 憲法解釈 指導理念が「主体思想」、「先軍思想」であるために、「信教の自由」を憲法で唱っても自由はなく、むしろ、98年改正で「外部勢力引き入れ」、「秩序害する宗教利用の禁止」で布教活動は地下に潜っている。 信徒数・施設 (1940年代後半) 日本の植民地時代から信者は多く、教会も建ち並んでいた。信徒は25万7千人、教会2千 (53年以後) 朝鮮戦争(50-53)以後、金日成があらゆる宗教を「人民のアヘン」と敵視、聖書没収、教会破壊、信者の韓国逃亡、政治収容所送りで60年までに消滅。 (70年代以降) 国際社会への寛容提示措置で、官製宗教団体設立。 2013年の国家公認信者数は1万5千人、教会3,聖堂1などの国家公認施設がある。しかし、同年10月には、韓国人宣教師が単独で密入国したとして身柄拘束、拷問を受けたとの情報がある。 韓国の北朝鮮・反体制運動に脱北者・元隠れキリシタンがいるのもこのような実情を反映している。
Jan 10, 2014
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★「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」 〔福沢諭吉「学問ノススメ」から〕 人は本来平等であって,貴賤上下の差別はないということと、辞書にある。これは、辞書だから言えるのであり、これを理解する人は知識人である。「本来!」と「現実!」には「乖離」があると言うことが難しい話となる。★もっと難しいのは、「人生を導くはずの宗教」が「差別」の上に成り立っているという人間社会である。★キリストは「罪深くして生まれた」というように、最初から「罪」は人間である以上、全ての人間が抱えているという認識から始まる(主は全ての人間の罪を唯一人で背負って十字架にかかる)ように、この呆け頭は考える。宗教的でなくても、食物連鎖の頂点に立つ人間は、ある意味では全ての生物の頂点にあり、科学的にも最も罪深い生物なのかも知れない・・・★また、人間は、生まれながらに貴賤はないというのが、「学問」=「科学」であるが、現実の世界では、例えば、ヒンドゥー教(バラモン教)などでは身分的な「厳しい戒律」がある。(仏教はその身分的戒律、輪廻の解釈に問題があるとしてヒンドゥー教から新たに生まれた宗教ではなかったか?)★人間社会では、「分業」でもって社会が進化(産業化)してきた。やりたくない仕事、衛生的でない仕事、道徳的見地から忌み嫌う仕事などは、仕事を分業上振り分ける(仕分け作業の)ために必ず人を必要とする。だれも希望しないから、その時代の勢力者が、犯罪者や被征服者などをそこに宛がうこととなる。それが次第に慣習化していくことになる。どの国にでもそのような職業的身分制度のようなものがあるかも。★征服者は最上位であり、最も武力の強いものが国権を占有し、その地位を安定させるために宗教的な権威付けを行う宗教者が、武力をもつ最高権限者に崇められる。宗教者は武力者に利用されるのであるが、その上に立つこともあり得ないことではなく、他方で、武力者が宗教的な力を併せ持つようになると絶対的な政権となるのが、人間世界<中世の絶対王制>のようである。★もちろん、分業として「政権者」は必要であるが、それなりの責任は重大であり、謙虚であらねばなるまい。・・・・・・・・・・・★話をヒンドゥー教に限定すると、「人間が普段暮らしている世界」と「人間らしく暮らせない世界」が、この宗教的世界には存在する。そのような、非人間的社会生活を余儀なくされる社会階層がカーストの社会の最下層にダリット(旧不可触民))として存在する。★ヒンドゥー教(カースト社会)とその他宗教(カースト外の社会)<2001年国勢調査>宗教名「カースト内・外の社会」の比率ヒンドゥー教(カースト社会) 80.5% イスラム教 13.4% キリスト教 2.3% シーク教 1.9% 仏教 0.8% ジャイナ教 0.4% (注)ヒンドゥー教徒は他宗教への改宗は可能。他宗教からの改宗も可能であるが、カースト社会構造の、下位層のシュードラ(=農耕・労働者)または、ダリット(=旧不可触民)に配置される。ヒンドゥー教徒は1961年83.4%→2001年80.5%に低下。★インドのカースト構造カースト構造カーストの名前バラモン 司祭 クシャトリア 戦士 バイシャ 商人 シュードラ 農耕・労働者(5割弱) ダリット 旧不可触民(2割弱) (注)上位カースト(バイシャ以上)、と下位・後進カースト(シュードラ以下)とは、同じ井戸の使用、同じ寺院の参拝など禁止。地位は継承され、生を受ける「輪廻転生の世界観」で生まれ変わるという社会原理がある。★新憲法とカースト制度1950年には新憲法が制定されて、カースト制度に基づく「差別」自体は撤廃されている。それは、人口の7割弱ほどを占める後進カースト層を政治的には無視できないことで、現実には被差別層への優遇策が進んでいることから、差別感覚は都市部では薄れているようだ。しかし、農村部などでは、カーストに基づいた差別が依然残っている。特に階層外の結婚問題は困難なようである。★ロミオとジュリエットのような悲劇では言い表せない、宗教世界が農村部ではまだまだ残っているようなのだ。民主主義の多数決の原則の浸透で多少は薄められて来ている戒律なのだが・・・「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の考えも、輪廻転生という世界観では本人の特定化が難しく、考え方次第で、自分が他人になったり出来そうで、DNA概念をこの世界観に持ち込む必要があるのかも知れない。A→Bは必然ではなく、心の持ち方、日頃の行いでCでもDでもXでもZでも到達するのが人間生活とした方が生活に張り合いがありそうだ。お互いに張り合いのある生活が、必然の堅苦しい生活よりも人間には相応しいかも知れない・・・★呆け頭の小生では曼荼羅の無限の広がりは万華鏡を見るようで、あまりに美しすぎるが、美しいだけに誤魔化されそうであると思う次第。★小生は宗教家でも信者でもない唯の呆けである、ことをお断りしておく。★
Jan 9, 2014
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★読売新聞に「急進するイスラム市場」という記事があった。信仰心を持つ人口は世界の8割を占め、比較的融和的な仏教などとは異なり、唯一の神を信奉するイスラム教は自教徒には人頭税を免除したことで自版図への編入を容易にし、最大の宗教・基督教は中世には神聖ローマ皇帝の上位にも立つ「カノッサの屈辱」をも演出した。近代には、基督教の腐敗、科学の進歩で宗教の非合理生が問われ、マルクスからは「民衆のアヘン」とまで言われることとなった。しかし、現代になって、1979年イラン革命、2001年米国同時多発テロが発生し、イスラム回帰・原理主義が叫ばれ、アジアでの少数派であるイスラム教徒の仏教徒への襲撃などの宗教事件が多発している。日本では、無宗教者が多いというものの、7割の人が初詣にでかけるから宗教は生活とは無縁ではあり得ないのである。世界の上位を占める基督教、イスラム教、ヒンズー教、仏教を合わせると77%を占める。世界の主な宗教の信者数 出典<ブリタニカ国際年鑑2013年:読売新聞>宗教名信者数(構成比)キリスト教 23億1983万人(33%) イスラム教 16億920万人(23%) ヒンズー教 9億6716万人(14%) 仏教 5億478万人(7%) その他宗教 16億5114万人(23%) 宗教の中でもイスラム教徒の増加は群を抜いて成長を続けている。その素晴らしい成長市場を求めて世界の生産者はアラブ世界との関係を求めている。イスラム教徒の市場には、イスラム教で認められた「ハラール食品」でなければならない。 豚肉は食することも、それに触れた調理器具は使用してはならず、イスラム教にはアルコールを禁じる教義もある。鶏肉、牛肉を食することは禁止していないが、食するには儀式がいる。ハラールは食品のほか、医療品、化粧品なども対象となる。また、宗派が異なったり、地域が異なると、運用が異なる場合がある。難しい市場でもあるが、有望な市場でもある。★イスラム教徒と各国の食品・飲料年間市場規模<出所:米トムソン・ロイター調べ、読売新聞>市場名食品・飲料の年間需要イスラム教徒市場 115兆円中国市場 89兆円米国市場 77兆円日本市場 51兆円印度市場 39兆円露市場 30兆円★ 米・ピュー・リサーチ・センター調べでは、米国のイスラム教徒は2010年260万人から2030年622万人に増大すると予想される。17世紀頃、アフリカからの奴隷、19世紀後半から移民が入り、現在は移民2,3世など米国生まれが4割を占める。移民の多くは米社会に溶け込んでいるものの、2001年米国同時多発テロで米社会のイスラム教徒への偏見が高まっている。米国のモスクは2011年で、2000年比で7割増、2106箇所となったが、モスク建設への反対も起きている。<読売新聞を抜粋など>★
Jan 8, 2014
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呆けの独り言である。 先のスペインについて述べているうちに、その国が「カトリック」を絶対王制のなかで守り抜きながら、新大陸を征服し金銀財宝を略取し、アフリカ黒人を奴隷化移送し植民地化を図っていたことも話したが、では、「カトリック」はその行為を正当化したのだろうか。 この時代の宗教改革(プロテスタント)の契機となったルターの「95箇条の論題」(1517年)でも、「贖宥状(しょくゆうじょう)」に対する批判は有名だが、(小生はラテン語は読めないながらも)植民地征服・奴隷貿易に関する批判云々は問題になっていない。 WEB情報から説明してみる。 征服事業の初期には、非キリスト教徒であるインディオを「半人間」とみなし、その「征服・富の奪取やキリスト教への改宗」行為が正当化された。 1537年に、ローマ教皇パウルス3世がカトリック教会の立場を「新大陸の人間は真正の人間」と宣言し、インディオへの非人道的扱いの改善を求め、一部の神父の中にも彼等独自の文明を擁護するものも現れたが、いかんせん少数派にすぎなかった。 むしろ、この教皇の宣言を認めない者や、インディオを「退化した人々」として征服犯罪を思想的に正当化する有名な思想家(ベーコン、モンテスキュー、ヒュームなど)が多数現れ、19世紀の哲学者(ヘーゲル)でもインディオ、黒人を無能者として述べている。 中南米では、このような白人優位の思想的背景のなかで、メスティーソ(白人と先住民・インディオの混血)、インディオ、黒人の序列的社会構造が形成された。 また、大西洋三角貿易(奴隷貿易)といって「カナリア海流」に乗ってヨーロッパから繊維製品・ラム酒・武器が西アフリカ(武器は現地対立グループ間に供与された)へ渡り、「南赤道海流・ブラジル海流」に乗って、あくまで交易で獲た形で、捕虜となった奴隷(黒い積み荷)が西インド諸島やブラジルなどに労働力として移送され、「メキシコ湾流・北大西洋海流」に乗って砂糖・綿(白い積み荷)がヨーロッパに還元された。 その後、スペインによって征服された土地(イスパノアメリカ)の鉱山(ポトシ、グアナファト、サカテス)では銀が、ベネズエラのプランテーション農業からカカオが、先住民・黒人奴隷労働により生産された。 18世紀にはゴールドラッシュがポルトガル領ブラジルに起こり、ミナスの黄金はイギリスとの貿易(ワインと綿織物)において壊滅的被害を受けたポルトガルからイギリスに大量に流出して、イギリスの「資本の本源的蓄積」に貢献した。 さらに、イギリスもこのような奴隷貿易で北アメリカ南部の綿花生産をプランテーションで行い、後のイギリス産業革命のための基盤に資している。 以上を簡単にいうと、ポルトガル、スペインは海外の植民地を征服したが、黄金の略奪で富を本国にもたらしたものの、自国の発展にはうまく利用することが出来なかった。 それに代わって世界に君臨したのが、新興国オランダ、イギリスである。 イギリスは自らの手で「黒人奴隷」を獲たのではなく、黒人間の戦争で捕虜となった黒人を貿易手段で獲て、形式上はその積み荷を運んでいることに注目したい。 このような敵対グループを相互に戦わす高等テクニックは、アフリカだけでなく、後に北アメリカのインディアン征服でも使用しており、イギリスが使う、形式上は「キリスト教義に抵触しない」、重要な常套戦略でもある。 現在、我が国はTPPに加盟するかどうか国を挙げて揉めている。 アメリカはイギリスから独立した国である。 ピューリタンの精神で建国している。 世界の自由主義の防衛者として日本も守ってくれている。 だから、自由の精神をよく分かっている国である。 その国もTPPに加盟している。 太平洋を取り巻く経済圏では、自由な貿易は必要であり、資源の乏しい我が国は、農業・漁業など国内産業の反対はあっても、長い目で見ると、自由貿易でのメリット(輸出をすることで大量の資源を外国から確保すること)を追求しなければならないだろう。 しかし、過去の植民地での中世西洋人のやり方を見ても、形式上は紳士的貿易に見えても、内容は世界征服に近いようでは後の祭りとなる。 TPPの本質を国民全員が注意深く観察・吟味する必要がある。 どぜう内閣が、すぐに「TPPに加盟」するのではなく、「TPPに加盟するべく協議に入る」と言っているのは正解である。 隣の国の韓国が先陣を切って加盟していて、メリットも大きいが、その弊害もでてきているようなので、一緒にTPPの改善に取り組めばいいとおもう。 その「改善が出来れば、加入すればいい」ので、「拙速」ではいけないのである。 TPPに加盟に関しては、「米国モンサント社」の世界制覇なる戦略が批判の矢面に立っている。 まずは、その同社の戦略と「TPPに加盟する弊害」は無関係であることから(識者による公開討論会など)はじめてはどうだろうか。 ひとつづつ問題を解決してから加盟に歩み寄ることで十分である。 問題があるなら、TPP本部に通告して、改善してもらってから加盟すればよい。
Nov 14, 2011
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イスラム教信者と「イスラム原理主義者」を混同しないことが大切バーミヤンは東・西世界が融合した、歴史的にも重要な「世界遺産」の地点である。その象徴とも言える、石仏像が無惨にもダイナマイトで爆破された。原理主義的なイスラム教徒は偶像(キリスト教は信ずる)を信じないが、イスラム教徒すべてが「偶像の破壊者」ではない。イスラムの支配に落ちたイスタンブールでもキリスト教様式が残存していることや、レコンキスタ後のヨーロッパでもイスラム様式、キリスト教様式が建築物として共存していて、両者の共存は存在し、全くの排他的ではないと、おもう。NYの高層ビルを原理的イスラム主義者がキリスト教支配の権化であると、自身の教義に照らして、照準を合わせて攻撃に出たことは、たしかに人類史上稀に見る大事件である。イスラム教信者を、ほんの一部である原理主義者(偶像破壊主義者)と、それ以外の敬虔なイスラム教信者を識別しないで、非難の発言をすると、問題はこじれる。自民党幹事長の「キリスト教支配に反発するイスラム教の歴史的帰結」という発言の報道解釈は、本当に当をえているのか。かれは、イスラム教全体を指して言っているのではなく、高層ビル破壊の犯人の「イスラム原理主義という一派の採った帰結・攻撃」を指して、「比喩しているだけ」なのだ。マスコミはなんでも面白く取り扱うが、正確に物事を捉えるべきかと思う。とくに、国際問題や宗教問題というやっかいなところに首を突っ込むような取り上げ方は、国策上からも有意義な話でないことだけは理解して貰いたい。現閣僚を、「発言」という次元の低い(政策実行という次元の高いことに比べてだが)次元で「辞任」に追い込むことでも憚られるのに、国際問題や宗教問題を引き起こすような、誤った五~六次元を創り出さないように、注意願いたいものである。彼がそのような意味で、言っていないことは、よく考えずとも、この呆けにも分かる話である。
Sep 11, 2011
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「時空警察」では、豊臣秀頼が大阪落城に紛れて、真田幸村とともに落ち延び、天草四郎になったという。源義経が平泉の落城で海を渡り、はるばるとモンゴルまで達し、ジンギスハーンとなり、ユーラシア、ヨーロッパまで席巻した、というほどの壮大な妄想ではない。いろんな説があり、大阪城で死んだのは影武者で、秀頼、国松父子は薩摩に逃れ、秀頼の正室ではなく側室に「羽柴天四郎秀綱」が生まれた。この人物が「天草四郎時貞」であるというが、名前がよく似ており、天下の美男顔が秀頼・天草四郎に結びついたものであろう。小生も鹿児島県のシラス台地や桜島を数回旅行したことがある。発音を聞くと、とても日本のなかを旅している気がしない。地名の呼び方もよそ者には尋常ではない。さぞかし、侵入した「草」忍者でも現地人と同じ姿、振る舞い、発音を学ぶのに苦労し、ほとんど失敗したかと思われる。脱線したが、秀吉、家康とも列強が中国のアヘン戦争に見られるように、難癖を付けて植民地化しようとしていることを見抜き、先制的にその先兵である宣教師(・信者)を追放する政策の中で発生したのがキリシタン弾圧である。ある意味で残酷ではあるが、中南米で見られるような、宣教師派遣後の武力による占領課程をみれば列強の戦略は明確である。もちろん、宗教上の意図は、宣教師は理想郷を求めており、武器などの情報収集や植民地化の先兵ではないが、母国で見返りを期待する列強(政府)は植民地化、奴隷によるプランテーションを目指したのである。純粋なキリスト教洗礼をうけた大名・小西行長などの家来は弾圧に耐えかねた島原住民に「反幕」総大将として担ぎ上げられた。すでに数年前の預言で、キリスト教を守るために美しい男が顕れるという。その男は、自らの使命を達成するために、大名の家来であるよりも、太閤の子孫である方を望ましいと思ったに違いない。噂を甘んじて受けたのであるが、幕府は、「列強」の「わら人形」として、全力で排除する姿勢に出たのだから、旧・豊臣のにわか「倒幕軍」では勝てるはずはない。幕府は、島原の乱で宗教戦争の異常な苦戦を学び、さらなるキリスト教の浸透をおそれて、遂に鎖国政策を採り、列強との連絡を長崎の「出島」に限定したから、その後の300年間は、列強脅威からかろうじて逃れられた。しかし、蚊帳の外では航海時代が進行していったのを、我が国は小さな出窓、「出島」からしか理解できなかったのである。幕末に、突然、巨大な黒船が来航して、腰を抜かしたのも頷ける。
Aug 30, 2011
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