ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2007.01.06
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カテゴリ: ワイン日記
2006年も相変わらずよく飲んだ。ブログで紹介したものだけで400種類以上。おそらく500∼600種類くらいは飲んでいるかもしれない。もちろん「本数」じゃなくて「種類」ね!

おいしかったものを、次の3つのグレードに分けると、今年は 「とてもすばらしい」 ものに多く出会えた。でも 「偉大!」 なものはわずかだった。


・とてもすばらしい おいしい以上にすばらしいワイン
・おいしい     価格以上のおいしいワイン


で、ランキング発表。

Ch.Haut-Brion
記念にとっておいたボトルを再撮影しようとしてよく見ると、ブランじゃなくてルージュの62年。ゲッ! 同時に飲んだので間違ったらしい。昔の写真はよく撮れていないので、とりあえず代用。

1985 Ch.Haut-Brion Blanc
シャトー・オー・ブリオン・ブラン
2006年No.1にして、おそらく今まで飲んだ白ワイン史上No.1。ほんとうに「神が見える」レベル。ワインのポテンシャル、飲みごろ、コンディション、すべての要素がピークに重なり合った奇跡的なすばらしさ。
そのときのブログ>
オー・ブリオン・ブランを探す>


1978 Ch.Latour
シャトー・ラトゥール
今まで飲んだラトゥールのなかでもトップクラス。そして複数回飲んでいる78ラトゥールのなかで一番良かったボトル。そこまで期待していなかっただけに驚いた。
そのときのブログ>
1978年のラトゥールを探す>


いちおう、この2つが抜けていて、次はガヤのバルバレスコ。

1996 Barbaresco(Gaja)
バルバレスコ(ガヤ)

そのときのブログ>
Gajaのバルバレスコを探す>


ランキングはここまでで終わりで、あとは印象に残ったワインをいくつか紹介。ランキングじゃなくて、印象に残ったワインね。だから、ここで紹介するより、すばらしいワインもあった。

ブルゴーニュは赤白ともに 「とてもすばらしい」 レベルまでは結構あるのだけど、 「偉大!」 といえるほどのものには出会えなかった。年末には怒濤の追い込みをかけたのだけどなあ。鬼足不発。 「とてもすばらしい」 レベルでは拮抗していて、どれかをピックアップするのは難しい。

強いてあげれば
1964 Grands-Echezeaux(Leon Grivelet-Cusset)
グラン=エシェゾー(レオン・グリブレ=カッセ)
か?
そのときのブログ>


価格以上にすばらしかったという点ではエカールか?

1999 Savigny-Les-Beane 1er Cru Les Serpentieres(Maurice Ecard)
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・セルパンティエール(モーリス・エカール)
そのときのブログ>
モーリス・エカールのワインを探す>


ベストスパークリングはセロス。

NV Jacques Selosse Brut Rose
ジャック・セロス ブリュット ロゼ
白も含めて、今まで飲んだセロスではベスト。
そのときのブログ>
セロスのロゼを探す>


そのほかにいくつか紹介すると、

2000 Tenuta di Trinoro(Tenuta di Trinoro)
テヌータ・ディ・トリノーロ

そのときのブログ>
テヌータ・ディ・トリノーロを探す>


2004 Jurancon Les Jardins de Babylone(Dedier Dagueneau et Guy Pautrat)
ジュランソン レ・ジャルダン・ド・バビロン(ディディエ・ダグノー エ ギィ・ポトラ)
ジュランソンの白が、ここまで良いとは思わなかった。値段もジュランソンじゃないけど。
そのときのブログ>
ダグノーのジュランソンを探す>


2001 Vacqueyras V.V. Cuvee Lopy(Sang des Caillou)
ヴァケラス V.V キュヴェ・ロピ(サン・デ・カイユ)
ローヌはけっこう飲んだけれど、\3,000前後という価格まで考えると、これがベストか。
そのときのブログ>
サン・デ・カイユのワインを探す>


漏れがあるような気もするし、もっと挙げたいけれど、キリがないのでこんなところか。


今年は偉大なブルとローヌが飲みたいのだ!ぺろり

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最終更新日  2007.01.07 06:13:09
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Re:2006年に飲んだワインを振り返る(01/06)  
hidepx  さん
以外や以外と感じつつ、なるほどそう来ましたか。
数あるブル・ブランを差し置いてオー・ブリオン・ブランが着たんですね。10年は飲めてないっす。飲みたいっす。 (2007.01.07 11:21:37)

ブル赤、白ともにビッグネーム該当無しとは・・・  
ラ・ロマネ  さん
寂しいですねー。
年末の会もデュガ対決もぴりっと来ませんでしたかぁ。
個人的には06はDRC再発見で、67ターシュの構造、84GDの深さ、78リシュの華麗さ、83RSVの可憐さにしみじみ凄い・・・と。 (2007.01.07 12:53:37)

Re:2006年に飲んだワインを振り返る(01/06)  
busuka-san  さん
hidepxさん、こんばんは。

>数あるブル・ブランを差し置いてオー・ブリオン・ブランが着たんですね。10年は飲めてないっす。飲みたいっす。

たぶんもう一度85を飲んでも、きっとここまでじゃないような気が
するんですよね。あらゆる点でパーフェクトだと思いました。

ブランは、89, 98, 2003を持っています。89は飲みごろのような
気もするのですが、なかなか開ける勇気が。。。 (2007.01.07 16:39:47)

Re:ブル赤、白ともにビッグネーム該当無しとは・・・(01/06)  
busuka-san  さん
ラ・ロマネさん、こんばんは。

>年末の会もデュガ対決もぴりっと来ませんでしたかぁ。

ピリッとは来たのですが、偉大というほどまでの印象は残り
ませんでした。本文にも書きましたがセカンドグループは
けっこうたくさんあるんですよね。あとブルに関しては、
過去に飲んだすばらしいものと比較しているので、評価基準が
厳しいってのもあるかもしれません。

セカンドグループをいくつか挙げると以下のとおりです。
もちろんこの中にも差はあります。

1994 Charmes-Chambertin(Bernard Dugat-Py)
1999 Charmes-Chambertin Cuvee de Tres VV(Joseph Roty)
1992 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses(Domaine G.Roumier)
1986 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses(SERVELLE-TACHOT)
1996 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Corvees(Domaine Prieure Roch)
1997 Chablis Grand Cru Valmur(Domaine Francois Raveneau)
2004 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Combettes(Etienne Sauzet)
2004 Criots-Batard-Montrachet(Nicolas Potel)
2003 Pouilly-Fuisse "Premier Jus des Hauts de Vignes"(Guffens-Heynen)

本文で紹介したGriveletも含めて、そのワインが絶対に欲しくて
検索しまくるほどの魅力は感じなかったんですよね。この中で検索
しまくったのはソゼですかね。
まあ必ずしも「検索する=すばらしさの度合い」ってわけでもなのですが。


>個人的には06はDRC再発見で、67ターシュの構造、84GDの深さ、78リシュの華麗さ、83RSVの可憐さにしみじみ凄い・・・と。

ラ・ロマネさん、DRCたくさん飲んでいるんですよね。
わたしは1本も飲んでいません。ガルー!
(2007.01.07 16:40:08)

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