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こんばんは。
オミクロン株による新型コロナ感染症の新規感染者が8万人を超え、周囲の危機感も高まってきた感じです。尾身会長は「ステイホームは必要ない」とおっしゃったようなのですが、わざわざ感染しに出かける人はいませんよね?引き続き感染予防のためにステイホームに努めたいと思います。
前回から始まった「 交流式UX201A3球再生検波ラジオ」
の修理その2です。
先回の最後に「高周波回路から行くか、電源回路から行くか....」と書いたのですが、回路図を見てみると断線しているチョークコイルで電源回路と受信回路が切り離されていますので、高周波回路の方から修理していくことにしました。
そのためにまずは、真空管が生きているかどうかの確認が必要です。
付属していた真空管はこちらになります。
左から
1.整流回路に使用されていた KO.TORON UX201A(ベースがゆるゆるなのでとりあえずテープ留め) フィラメント抵抗値 10Ω
再生検波段 ELevam UX201A フィラメント抵抗値 9Ω
低周波増幅段 ELevam UX201A フィラメント抵抗値 9Ω
真空管試験機で測定すればいいのですが、今手元にない(倉庫にはあるのですが.....18年以上放置しているので使えるかどうか不明)ので、以前ブログ( アンティークラジオのレストア番外編④ 米国製高級?6球ラジオ
)に載せたにのせた ATWATER KENT MODEL No.35に1本ずつ挿して動作チェックをしたいと思います。
この中の1本と交換してみて動作チェックしてみます。
底面のふたを外して電源とSPを接続してみました。
この場所の真空管と交換して動作をチェックしてみたいと思います。
まず、地域のローカル局を受信し、聞きやすい音量に調整しておきます。
その後一度電源を落として、真空管を交換してみます。
CX-301-Aを外したところです。チェックする真空管を右の空いているソケットに差します。
最初にチェックするのは、整流回路に使用されていた KO.TORON UX201Aです。
ベースとゆるみがあるのでテープで仮留めしています。
交換したところ同じ程度の音量で音がでました。
次にチェックするのは、再生検波段に使われていた ELevam UX201Aです。
交換すると.....「あら、音が小さい」
音量調整用のレオスタットで聴ける大きさになりますが、少しエミッション減なのでしょうか?
最後にチェックするのは、低周波増幅段につかわれていた ELevam UX201Aです。
交換すると....最初についていたものと同程度の音量がでました。
というわけで、一応3本とも使用可能だろうと思います。
2本目がエミッション減?の感じがしますが、実用上どうなんでしょうか?
次にコイル関係とバリコンのチェックをしたいと思っています。
以上、「
交流式UX201A3球式再生検波ラジオ 修理編その2
」 でした。
続編をお楽しみに!
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