投資逍遥

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2007/04/30
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カテゴリ: 聖書に親しむ
ダニエル書を読了したので、感想を書いてみます。

著わされたののは、紀元前570年頃とのこと。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 という形で、書きます。


【この本からの引用】

王はたいそう喜んで、ダニエルを洞窟から引き出すように命じた。
ダニエルは引き出されたが、その身に何の害も受けていなかった。
神を信頼していたからである。(6章24節)

【上記の感想】


ダニエルがライオンの洞窟に投げ込まれたが、まったくの無傷であったといいます。
その理由が、「神を信頼していたからである」という明確さです。

中世フランスの典礼劇の一つに、ダニエル劇というものがあるそうですが、このダニエル劇でも、ライオンの洞窟に投げ込まれた箇所を題材にしているようです。
ウィキペディアによると、典礼劇は、中世の10世紀から14世紀にかけ、フランスを中心にキリスト教カトリック教会の典礼の中で行われた宗教的な音楽劇です。
これが、17世紀のオラトリオへと展開していったと考えられていると。


【この本からの引用】

王は大声をあげ、祈祷師、賢者、星占い師などを連れて来させ、これらバビロンの知者にこう言った。
「この字を読み、解釈をしてくれる者には、紫の衣を着せ、金の鎖を首にかけて、王国を治める者のうちの第三の位を与えよう。」(5章7節)

【上記の感想】

ここでは、「紫の衣」の紫について、書いてみます。
紫とは色の中の一つですが、この色は中々価値ある色のようです。
聖書を読み進めるうちに気がついたのですが、その理由がわからず。
そこで、ウィキペディアを引用します。


植物ムラサキの根(紫根)を染料にしたことが紫の名の由来。栽培が困難だったため珍重され、古代中国(漢代以降 - 時代が下ると黄色に変った)、ローマ帝国、律令時代の日本などでは、紫は高位を表す色とされた。一般に、紫は「優雅」や「高貴」を表す事が多い。
-----引用終了-----

要するに、紫色を採りだすのが困難で、希少価値があったということです。
目に触れる機会の少ない色であったわけで、鮮やかな色として人々を魅惑していた歴史があったようです。

そこで現在の日本の褒章ですが、紫色の褒章、即ち、「紫綬褒章」があります。

日本でも紫色が価値ある色として扱われていた歴史があり、その名残の一つがこの紫の褒章かな、と思ったりしました。





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Last updated  2007/04/30 09:04:27 PM
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