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「カエルくん、ダウン!?」 徘徊日記 2024年8月10日(土)兵庫県立美術館あたり ハット神戸という新興住宅地に新設されて何年になるのでしょうかね。109ハットという映画館が、最近のお気に入りで前はよく通るのですが、今日はちょっと中をのぞいてみようかなとやって来ました。そうです、兵庫県立美術館ですね。 炎天下の屋上では名物(?)のカエルくん、今や、目の玉も充血せんばかりの張り切りぶりで、ふんぞりカエル状態です(笑)。 別に、カエルくんを見に来たわけではありません。お目当ての展示はこちらです。「描く人、安彦良和」展。 そうです、ガンダムシリーズのあの人です。 この雰囲気の絵柄の人です。もっともボクの興味はガンダムではありませんが、美術館の入口にはガンダム前後のデザインがいっぱいでした。 なかなかシャレていますが、お目当ては「虹色のトロツキー」 でした。 まあ、残念ながら、展示場のほんの一角に原画があっただけで、ちょっと肩すかしでしたけどね。 上の、これが入場券。70歳以上は半額です(笑)。 で、さっきの玄関の四角いモニュメントをロビーのほうから見ると、下の写真です。 まあ、こんなもんでしょうとカエリ道、振りカエルと、やってきたときに、あんなに元気だったカエルくんが、なんと、屋上でへこたれていました、 とんがり帽子も折れちゃって、「もう、だめ!ひっくりカエル!」 という顔で屋上のへりにしがみつています。見るからに息も絶え絶えという様子です。 ひょっとしてですが、この熱気で、風船ガエルくん、ホントにパンクしちゃったんじゃないでしょうかね(笑)。 フフフフ、今日一番面白かったシーンです。たまには、美術館とかにも来てみるものですね(笑)。にほんブログ村追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
2024.08.15
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「美の巨匠たち―スコットランド国立美術館展」神戸市立博物館 徘徊日記 2022年9月14日(水) シネ・リーブル神戸で映画を1本見終えて、まあ、ホントは、もう1本見ようかなと思って出てきたのですが、なんとなくその気にならないので、当てもなく歩き始めて、久しぶりにこんな建物の前を通りかかりました。はい、神戸市立博物館です。まあ、実際は、シネ・リーブルのすぐ南です。 博物館にしては、こじんまりした建物ですが、この柱がなかなかいいですね。ちょっと、この方の足元で、一休みさてていただきましょう。 この方が、どなたの手によって作られた、どこのどなたなのかも存じ上げませんが、ちょっと前に座らせていただいて水分補給をさせていただきながら「おや、なんか、美術展してるじゃないか、ちょっと寄って行こうかな。」という気分で入館しました。ここのところ、美術館や博物館は「日時指定予約優先制」とかで、まあ、そういうのがめんどくさくて近寄らなかったのですが、今日はただの通りがかりですが、すんなり入館できました。 中でやっていたのはスコットランド美術館展でした。「The GREATS 美の巨匠たち」と銘打って大袈裟ですが、まあ、普通の展覧会でした。 これはチラシの裏にある絵ですが、ベラスケスですねえ。館内では、なんか、大勢群がっていらっしゃいました。 ベラスケスって16世紀のスペインの画家だと思うのですが、この絵の少年が手にしているフラスコのようなガラスの容器の質感がすごいなあと、チラシを見て思ったのですが、実物の印象はそうでもなかったですね。まあ、人が大勢いて落ち着かないということもあったのですが、絵そのものも、ちょっとくすんだ印象でした。 水曜日とかなわけで、階上は老人でごった返している感じでした。まあ、その雰囲気と人込みが、ちょっと、めんどくさかったので、ほかの皆さんに比べて、割合さっっさと動いたのですが、それでも1時間余りいたのでしょうか。 とりあえず、1時間はつぶれたのですが、帰る気にはなりません。建物を出てきて柱を見上げながら「さて。どっちにいこうかなあ?」です。 でも、この日も結構暑かったのですよね。病み上がりだというのに、もうちょっと港の方へ歩き始めてしまいました。続きはまた報告しますね。じゃあね。ボタン押してね!
2022.09.18
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「古代エジプト展」徘徊 2021年12月3日 県立美術館 今日は12月3日です。久しぶりに兵庫県立美術館にやってきました。お目当てはこちらです。 「古代エジプト展」です。ミイラとのご対面を期待してやってきました。 普段は山側から入ることが多いのですが、今日はこっち側からやってきました。海側の玄関です。「古代エジプト展」のチラシはこんな感じです。 展示されている遺物の配置は「探検」、「発見」、「解読」、「スキャン」の四つテーマで部屋に分かれていて、二つ折りのチラシの内側に紹介されています。実に教育的で、ある意味面倒くさいのですが、こうやって写真を貼ると、わかりやすくできていて便利です。 今回の展覧会はオランダのライデン博物館の所蔵品の展示で、紀元前2000年くらいから1000年くらいの古さでした。最初の部屋にあって、最初に目についた一番古い石の壺は、紀元前2000年を超えた古さで、焼き物ではなくて石の壺だったので、すっかりはまってしまいました。 周りを見回すと、ヒエログリフが彫られているロゼッタストーンの模型とか、死者の書とかあって、自分でも何がそんなにうれしいのかよく分かりませんが、すっかり夢中で、少々疲れました。 ああ、ヒエログリフというのはこういうやつです。もろに象形文字であるところがうれしいですね。 現代では、ほぼ完ぺきに解読されているようで、ネットで探せば解読表も見ることができます。でも、現物が目の前にあるというのは、やっぱり感動というか、しゃがみこんでガラスの向こうの展示品に見入っていると、「ガラスに触れないでください」と注意されてしまいました。老人が中腰とかしゃがむとかすると、手がどうなるか、情けないことに前の壁にいってしまうわけです。 そんなこんなで、ミイラとのご対面をすっかり忘れて、どっちかというと、「まだあるのか!」とか思いながら、最後の部屋にやってくるとヒト型に作られた棺桶と包帯ぐるぐる巻きのミイラがありました。もちろん等身大です。今から3000年ぐらい昔の遺物で、包帯ぐるぐる巻きですから、べつに生々しいわけではありませんが、やっぱり「ミイラ」ということになると、生々しいと感じてしまうわけで、「ミイラを見たぞ」とふれてまわりたくなる展示でした。 この展示室では、部屋の中央に横たわっている一体一体のミイラに、テレビ画面が設置されていて、CTスキャンの画像を流しているのが現代的ですが、目の前の包帯ぐるぐる巻きの内部を画像で隈なく見せてくれるのは、なかなか面白い体験でした。 いやはや、なんというか、ついにミイラをこの目で見たという、カンドーというか、オソレというか・・・、好奇心とか、興味とかいう言葉では説明できない体験でした。 イヤ、ホント、すごかった! 二時間程もいたでしょうか。出てくると美術館の前にこんな人形が立っていました。これは、これで、すごい! まあ、人形といってもでかいのですが、「なぎさ」ちゃんだそうです。弟が大阪のほうにいるらしいのですが、2000年後には遺物になるのでしょうかね。 久々の美術館徘徊でしたが、結構疲れました。やっぱりミイラの祟りでしょうか?(笑)ボタン押してね!
2021.12.07
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徘徊 2021年3月6日「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸」神戸ゆかりの美術館 ファッション美術館で絵本の展覧会を見終えて、ふらふら表に出て一服して美術館の宇宙船のような、2001年のあれですね、ドーム(?)を見あげていて気付きました。 この建物には「神戸ゆかりの美術館」という美術館が併設されているようです。催し物は、「暮しの手帖」の編集長だった花森安治の展覧会でした。 年末だったか、年明けだったか、出不精のチッチキ夫人が「ちょっと行ってくるね」といって出かけた展覧会をまだやっていました。 「スイスの絵本展」が入場無料だったことに気を良くしていたこともあって、「こっちも、ちょっと寄ってみようか」という気分で美術館に戻りました。今度は、このドーム状の建物のほうから入りました。 中は、こんな感じでしたが、ただ、こんな感じな空間がありました。展覧会は一番下の階だそうで、折角階段を上がってきたのですが、再び階下へというわけです。 花森安治についてはよく知りませんでしたが、神戸の人、神戸三中ですから、今の長田高校の出身だそうです。 「暮しの手帖」という雑誌の名編集長だったわけですが、最近、津野海太郎という、これまた名編集者だった人が「花森安治伝」(新潮文庫)という伝記を書いています。チッチキ夫人が、この展覧会に出かけたきっかけの本で、面白かったようですが、ぼくは読んでいません。 展覧会は「暮しの手帖」の、ぼくなんかの年齢の人間には懐かしい表紙がいっぱ居並んでいる印象でしたが、見ている人たちが記事を拡大した写真の展示を熱心に読んでいらっしゃるのが驚きでした。まあ、ぼくも、いくつかは読みましたがね。 ぼくは田舎暮らしでしたが、子供のころ家にあった雑誌といえば「暮しの手帖」、「家の光」、「中央公論」でした。昭和30年代ですね。 展覧してある記事で、一つだけ読んだのですが、「商品テスト」という「暮しの手帖」の代名詞のような企画について、消費者教育ではなくて、生産者に対する意識での企画だという花森安治自身の言葉が印象的で、戦後の昭和を感じました。 ぼくには、なんだか、ちょっと物足りない展覧会でしたが、けっこうお客さんがいらっしゃって、なんだかうれしいような気分になりました。 たしかに、忘れたくない人ですよね。ボタン押してね!
2021.03.11
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徘徊 2021年3月6日「スイスの絵本展」神戸ファッション美術館 東灘区の海の上にある六甲アイランドの「神戸ファッション美術館」に初めて行きました。JRの住吉駅から六甲ライナーという無人電車に乗り替えて、アイランドセンター駅で降りるとすぐそこです。 美術館の建物のそばで、「白木蓮(?)」が盛大に花をつけていました。まあ、ぼくには「辛夷」との見分けがつきませんので、「白木蓮」ということにしますが、間違っていたら教えてください。 ちょっと、カメラを引くとこんな感じです。 この木の隣にファッション美術館がありました。写真の撮り方がへたくそなので映っていませんが「木蓮」はこの写真の左端にありました。 今日のお目当てはこの展覧会です。こわくて、たのしい スイスの絵本展 ー クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界 ― チラシと同じデザインのポスターですが、チラシはこんな感じでした。 19世紀から20世紀にかけて活躍したらしい、スイスの絵本作家、エルンスト・クライドルフ(Ernst Kreidolf1863-1956)、ハンス・フィッシャー(Hans Fischer1909‐1958)、フェリクス・ホフマン(Felix Hoffman1911-1975)という三人の人たちの原画とかの展覧会です。 格別、絵本に興味があるとかいうわけではありません。「こわくて」に惹かれてやってきました。おチビさんたちは、大人が想像するより「こわい」絵柄が好きなもんだと思っていますが、さて、本当に「こわい」のでしょうか。 そんなに「こわい」わけではありませんでした。大人の目で「こわい」と思ったのはポスターになっているおやすみのシーンです。この子たち、さっきまで狼に丸呑みにされていたんですからねえ。その上、窓の外には満月です。 まあ、こういう興味を持ち始めると、老人二人の家に「絵本」が増えるという、これまた「こわい」ことが起こりがちですね。 まあ、ぼくは、三人の中ではフィッシャーという人の、ポスターの絵の人ですが、絵柄が好きでしたね。 この展覧会は神戸市在住の65歳以上の人は「ただ」でした。素晴らしい企画ですね。該当するぼくは、とてつもなく得をしたようないい気分の展覧会でした。
2021.03.08
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