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2021.11.09
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カテゴリ: 琉璃 全59話



第17話

浮玉(フギョク)島にやって来た褚璇璣(チョセンヂー)と禹司鳳(ウシフォン)。
歓迎の宴が終わって司鳳が部屋に戻ると、東方家の家宰・欧陽桐(オウヨウトウ)が訪ねて来た。
「夫人がお呼びです、重要な用事があるそうです」

清榕(セイヨウ)は寝殿に司鳳を招き入れ、美貌を武器に接近してきた。
すると司鳳は夫人から子桐(シトウ)山の邪教の亀蛇香(キダコウ)の香りがすると気づく。
「どこで入手を?」
思いがけない司鳳の指摘に動揺する清榕、するとちょうど島主・東方清奇(トウホウセイキ)の姿が見えた。

「酒の作り方を尋ねたら私に手を出して来たの!」
島主は妻を辱められたと激怒、いきなり司鳳に襲いかかったが、璇璣が現れ止めた。

実は島主は夫人に礼を欠いたとして弟子を大勢、追放していた。
司鳳は今まで公正だった島主がなぜ夫人の言葉を鵜呑みにするのかいぶかしみ、冷静に考えるよう諫める。
すると清榕はへそを曲げて逃げ出し、島主も愛妻を追いかけて行った。

璇璣は司鳳の傷を手当てしながら、危うく濡れ衣を着せられるところだったと憤った。
「何も見ていないのに無実だと信じるのか?」
「当然よ!司鳳の人柄は知っている
 もし美しい東方夫人に…うーんと…愛慕の情?を抱いたとしても
 人から奪うような悪いことはしないわ」
すると司鳳は璇璣の手を握りしめ、他の女子が美しいかどうかなど自分にとっては無意味だと言った。

「離沢宮では一生、妻を娶れないから?」
「…君が外してくれたおかげで仮面は一切つける必要はない
 私は掟を破り、離沢宮に背いたのだ、だから妻を娶ることもできる」
「もう離沢宮に戻れないの?じゃあ少陽(ショウヨウ)へ来る?!」
「はあ~的外れなことを…なら私はどんな身分で少陽へ行くんだ?」

「…そうじゃないだろう?」
「じゃあ~修仙者仲間は?!」
「違うだろう~( ̄▽ ̄;)」
司鳳は困惑した。
男女の情が分からない璇璣がなぜ情人呪仮面を外すことができたのだろうか。
「まあいい…」
司鳳は緒玲瓏(チョレイロウ)たちを探す前に問題を解決しようと提案した。

離沢宮の秘薬の酒を飲んだ島主は腕に赤い斑点が現れ、かきむしっていた。
司鳳はやはり蠱毒(コドク)に冒されていると確信し、夫人を疑う。
実は蠱毒にあたると怒りっぽくなり、最後は錯乱して傀儡と化すのだ。
璇璣は島主と家族ぐるみの付き合いがあり、夫人との馴れ初めを知っていた。
かつて子桐山の邪教が丹薬を作るため少女を誘拐していた時、退治に向かった清奇が生存していた唯一の少女を連れ帰り、妻にしたのが清榕だという。
司鳳は少女が1人だけ生存できたことに違和感を覚え、蠱毒が清榕の仕業だと確信した。
夫人は次の満月である明後日、島主にとどめを刺すつもりだろう。

今月も満月の夜になると清榕が清奇を訪ねて来た。
そして薬を混ぜた酒を飲ませ、琴を弾きたい気分だと言って一曲、披露する。
すると琴の音に操られた蠱虫が現れ、背後から清奇に忍び寄った。
清奇の首を刺そうとする蠱虫、しかしその時、清奇が虫を握り潰してしまう。
そこへ島主を心配した璇璣と司鳳が弟子の翩翩(ヘンヘン)と玉寧(ギョクネイ)を連れて駆けつけた。

司鳳は夫人が邪教の犠牲者ではなく教祖だと暴露した。
実は清奇も真相を知りながら清榕を手放せず、慈しんで来たという。
しかし清榕にとって自分は邪教を滅ぼした敵でしかないと知った。
島主は裏切られても愛する夫人を害することができず、自由にするという。
すると清榕は行く当てなどないと短剣を取り出し、自害しようとした。
清奇は慌てて制止すると、清榕が急に殊勝になる。
「信じて、最初から解毒薬を飲ませるつもりだったの…」
清榕は清奇に薬を飲ませると、実はお腹に子供がいると告げる。
喜んだ清奇は夫人を抱きしめ、結局、夫人を許した。

島主は夫人を休ませてから璇璣たちのもとへ戻った。
問題は解決したが、もし夫人の悪ふざけが漏れたら面目が潰れるため口外しないで欲しいという。
司鳳と璇璣は了承して居所に戻ることにしたが、男女の情愛が分からない璇璣は腑に落ちない。
すると司鳳は2人の間の感情は他人に分からないと言った。
誰かを愛すると周囲が見えず、時に甘く、時に苦く、態度がコロコロ変わるという。
「たとえ悪人でも愛おしくて仕方ない場合もあるんだ」
「ふ~ん…情って修行よりずっと難しいのね、そんな面倒ごと、私はごめんだな」
その時、司鳳は急に思い立ち、せっかく美しい満月の夜、島主の蔵にある極上の百花清流露酒を飲みに行こうと誘った。

計画が失敗した清榕は欧陽桐と一緒にいた。
まさか司鳳が自分の美貌に見向きもせず、抽髄蠱(チュウズイコ)のことまで見抜くとは予想外だ。
実は清榕のお腹の子供は欧陽桐の子供だった。

島主の酒蔵には酒に使う百花の花びらがあった。
璇璣は貯蔵された花びらに大喜び、その間に司鳳は酒甕を1つ選んで術をかけ、海を眺めながら飲もうと決める。
しかし運悪く翩翩と玉寧が現れ、一緒に飲もうと誘った。
司鳳は断ろうとしたが璇璣が了承してしまい、思いがけず司鳳が細工した酒を4人で飲むことになってしまう。
そこで司鳳は普通に飲んでもつまらないため、飲むのは手勢で勝った者にしようと提案した。

最初に勝ったのは司鳳だった。
司鳳はいきなり酒甕の半分を空けるとそのまま一人勝ち、いよいよ最後の一口になってしまう。
「つぎは璇璣と勝負だ」
じゃんけん( ˙꒳​˙ )✋″ ″✊( ̄꒳ ̄)ぽん
「やった~勝ったわ!」
司鳳はわざと負けてやったが、その時、一口も飲めなかった玉寧が先に酒甕を取ってしまう。
すると甕の底に金の文字が見えた。
…君を慕う、この心を君は知らず…
玉寧はようやく司鳳の企みを知り、誰かの想いがこもっていると意味ありげに笑う。
そこで翩翩も甕の中をのぞき込み、驚いて璇璣に渡した。
(* ゚ェ゚)<ん?…何も見えないわ?なぜかしら?
ようやく璇璣の手に渡った酒甕、しかし司鳳の努力も虚しく、そこで文字は消えてしまう。
責任を感じた翩翩と玉寧は慌てて退散したが、璇璣にはさっぱり意味が分からなかった。

司鳳はこのまま引き下がるわけにもいかず、酔った勢いで璇璣に自分と同じ気持ちか聞いた。
「私の想いを理解して答えて欲しい…」
司鳳は璇璣の手を自分の胸に当てると、璇璣は司鳳の動悸の早さに驚いて病気だと誤解する。
「うわっ!医官に診せなくちゃ!」
璇璣は司鳳の腕を引っ張って天窓から飛んで行こうとした。
その時、司鳳が急に引き止めたため、二人は花びらの槽の中に落ちてしまう。
美しい花びらの絨毯に横たわった2人、すると司鳳は璇璣を見つめてしばしうっとりした。

「…せんぢー、君には私の仮面を外した責任がある」
「当然、その責任は取るわ」
「本当に?」
司鳳は愛しい璇璣に口づけしようとしたが、璇璣はまた花の香りでくしゃみが止まらなくなった。
ホレッ!(੭*ˊ꒳​ˋ*)੭ ➰🌸 (*´ω`*)やめろって~

璇璣は泥酔した司鳳に肩を貸して蔵を出た。
すると居所へ向かう途中、回廊から大きな庭石が見える。
「璇璣、あれが何か知っているか?あれは数百年まえに天界から浮玉島に落下した婚縁石(コンエンセキ)だ
 書によると運命で結ばれた2人は婚縁石の霊光によって照らされるらしい」
「私たちと何の関係があるの?」
そこで司鳳は石に向かって術を放ったが、一向に光る様子はない。
「ぼろ石め!壊してやる!」
驚いた璇璣は慌てて司鳳を止め、引っ張って行った。

翌朝、璇璣は司鳳に酔い覚ましを届けた。
すると来客を告げる鳥の鳴き声が聞こえる。
璇璣は玲瓏たちだと喜び司鳳と海岸へ迎えに出たが、そこにいたのは離沢宮・副宮主の一行だった。
そこには仮面を壊して罰を受けるために戻った若玉(ジャクギョク)の姿もある。
「私が案じた通りだ、宮主の大きな期待を裏切り仮面を外すとは…よく外す方法が分かったな?
 …どうやらそのお嬢さんに外してもらったのか」
璇璣は確かに自分が外したと認め、罰を請うた。
掟で他門の弟子を罰することはできないが、副宮主は無事に仮面を外せたのは司鳳が初めてだと感心する。
これで司鳳は自由の身になった。
副宮主は情人呪仮面を返すよう命じたが、司鳳は思わず高氏(コウシ)山で紫狐(シコ)と争っている最中に深い沼に落としたとごまかす。
しかし副宮主が仮面を招喚した。
「泣き顔ゆえ呪いは解けておらぬな、残念ながら離沢宮に戻って自ら宮主に説明するんだな」



司鳳は玲瓏たちを探しに行くことができなくなった。
しかし璇璣は司鳳の手を握りしめ、心配なので一緒に行くという。
その言葉を聞いた司鳳は感激し、思わずその場で璇璣を抱きしめた。
「…璇璣、人生は困難だが君のためなら喜んで立ち向かうよ」
すると璇璣は副宮主に向かって数日後には司鳳を迎えに行くと啖呵を切った。
「それまで司鳳を傷つけないと約束してください、約束できないなら司鳳は渡さないわ!」
「ふん、そなたにそんな資格が?
 …仮面を外した意味が分かっているのか?外した者は嫁ぐのだ、そなたにできるか?」
「(私の責任って婚姻のことだったのね?それで司鳳は悩んでいたんだわ)←ちょっと違うw
 嫁ぎます!そうすれば司鳳は罰を免れますね?」
しかし璇璣が嫁ぐと決めても仮面は笑顔にならない。
なぜなら男女の情が分からない璇璣が心から望んでいないからだった。

司鳳は猶予が欲しいと嘆願したが、痺れを切らした副宮主は配下に連れ戻せと命じた。
弟子たちは一斉に剣に手をかけると、憤慨した璇璣も命剣を招喚する。
「許さないわ!仮面ひとつで人の人生を操るなんて…ワナワナ…私がその仮面を壊す!」
すると驚いたことに崑崙樹の皮で作られたこの世で最も硬い仮面が真っ二つに割れた。
…あれは定坤(テイコン)剣、なぜこの女子が?
副宮主は呆然となった。

璇璣は司鳳を渡さないと反発、副宮主に剣を向けた。
すると激情に駆られた璇璣の目が怪しく光り、副宮主に戦いを挑む。
そこへちょうど昊辰(コウシン)が弟子たちを連れて浮玉島へ到着した。
2人の空中戦を見た昊辰は驚き、ただちに静心呪(セイシンジュ)を放って璇璣の全ての怒りを鎮める。
急に意識を失った璇璣を抱き止める司鳳、一方、副宮主はその威力に驚きを隠せなかった。

浮玉島に少陽派の掌門・褚磊(チョライ)も到着した。
実は島主が軒轅(ケンエン)派に送った弟子が戻らず、璇璣たちから聞いた話を検討したいという。
あとは点睛(テンセイ)谷の容(ヨウ)谷主が到着するのを待つだけだ。

つづく





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最終更新日  2021.11.09 20:34:05
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