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鼻呼吸で空気が出入りする鼻腔、ここを通る空気を強い流れにするために、舌を上口蓋につける(ジフヴァバンダ)話を前回しました。それでは舌を上あごの底につけ、鼻腔を通る空気の流れを感じてみましょう。鼻腔を通る空気が分かったら、呼気(吐く息)を鼻腔の上の壁に当ててみましょう。お腹を少し強くしぼめ、シュッという音を出す感じです。 シュッと呼気を鼻腔の天井に当てたら、お腹を自然にゆるめ息を鼻から吸います。お腹をしぼめ〈シュっ〉ゆるめ〈自然に吸う〉を数十回繰り返します。これがヨガ呼吸法カパラバディです。カパラバディは、〈頭蓋の光〉という意味の呼吸法です。言い換えれば頭がはっきりする呼吸ですね。それは酸素の取り入れの他に、鼻腔へ空気圧を当てる効果だと思います。空気圧による脳刺激です。口の中の少しの操作で、呼気の当たる鼻腔の位置が変えられます。興味のある方は試してください。( ´ ▽ ` )ノカパラバディをするときは特に上体をまっすぐにしてください。息がまっすぐ上下するように。まっすぐ息が鼻腔に当たるように。Mind and body Refreshing YOGA NOTEBOOK
2014/03/04

ヨガでも坐禅でも「舌を口の中の天井につけろ」と いいます。 何故でしょうか。 実験として呼吸を観察してみます。舌をつけないで鼻呼吸するとき、口の中を意識してみると肺に出入りする空気の流れと別に、分かれた空気の副流が口の中に出入りしているのが感じられます。 次に口の中の空気の流れを遮断し追い出すように 歯を軽くかみ締め、舌を上あごの底につけ鼻呼吸をしてみましょう。 鼻と気管に対する意識がなにもしないより、強まったと感じられませんか?鼻と気管のつながりを強くするため、口を締めたのです。 また鼻の中にはには、耳につながる耳管や、眼に繋がる涙耳管という管があり 外に繋がっています。それに圧力を内から掛け余計な刺激が入ってこないように栓をしてるのだとも言えます。 ヨガでは「ジフヴァバンダ」と舌の操作を呼びます。その他、先を前歯につけることは、唾液の出を少なくするとか、いろいろな目的があると思います。ここでは呼吸法の中での観察をしてみました。 Mind and body Refreshing YOGA NOTEBOOK
2014/03/03
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