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日本語の会話では、見たり、聴いたり、読んだりしたことについて、印象や感想を求められることはあっても、そうしたことに対して自分なりの批評を求められることは滅多にありません。それは批評家の仕事であって、一般人は、「よかった!」「素晴らしかった!」「感動した!」と感嘆詞を並べられれば十分・・・
個人の心の中にある感動を無理矢理に言語化させるのは無粋
ドイツの教育では、生活で必要な説明能力を培うために描写のトレーニングを行う。
開始年齢は早く、小学2年頃から技術的なトレーニングが始まる。
単純な物の描写から、段階を追って一枚の絵の描写にまでつながっていき、美術館で絵を見たり、美しい情景を見たりしたときに、そのイメージを相手に伝え、知的で教養ある会話ができる人物を育てるように配慮。
「描写(説明)の原則」に則って行う技術が身に付くと、この技術は速やかに外国語に転用できる