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食品の偽装告発が相次いでいますが、ワインの世界でもそろそろ出ないでしょうか?『リーファーを使っていないのにリーファー表示している輸入業者』。(^^;少し前のことになりますが、先週我が家で警察沙汰がありました。その日、私は仕事で帰宅が遅かったのですが、カミサンは日中、引越し関連の用事があって、子供たちをオバアチャンの家に預かってもらい、クルマで用事を済ませに出かけました。夕刻になって、帰宅する際、家の近所まで来て、1台の原チャリ(スーパーカブ)がミラーごしに後ろについてくるのに気づいたそうです。そのときはたまたまだろうと思ったカミサンですが、通りを抜けて、細い道に入り、角を二つ曲がっても、そのバイクは後を追ってきます。この辺から不審に思い始めたカミサンですが、自宅に到着してそれは恐怖に変わりました。自宅マンションの駐車場は、住人以外はまず入ってこないような袋小路の先にあるのですが、バイクはなんとその袋小路まで跡を追ってきて、駐車場の入り口付近に止まってしまったというのです。恐くなったカミサンは、駐車場にクルマを止めたまま、車内から出ずにいたのですが、バイクの主は駐車場の入り口から動かず、「こちらをずっと見ていた」そうなのです。結局、そのまま携帯から110番に電話して、不審者は、駆けつけた警察に職質された挙句に連れて行かれました。で、その輩が何者だったのかというと、警察曰く、「ボケ老人」で「埼玉からやってきた」「昨日もこの辺まで来た」とのことでした。しかし、ボケ老人が原チャリで埼玉からはるばる三軒茶屋までやってこれるものでしょうか?疑問の残る結末でしたが、とりあえず、クルマから出ずにいたおかげで、部屋の番号を知られなかったのと、この日は子供を預けていたのが不幸中の幸いでした。で、翌日、落ち着いたところで、カミサン曰く、そのバイクの主があるマンガの登場人物によく似ていた、というのです。さて誰でしょう?と問われて、思わず正解した私って‥。(答え)『彼岸島』に出てくる吸血鬼の農民。
2007年10月31日
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前号で超久しぶりに復帰させていただいたRWG誌のテイスティング。まだまだ本格復帰というわけにはいきませんが、思うところあって、これからは少しずつでも参加したいと思ってます。昨日も会社を早々に退けて吉祥寺まで行ってきました。テイスティングの感想はフライングになってしまうので控えますが、この日参加されていた内池さん(カーヴ・ド・プティット・メゾン店主)と川頭さん(ご存じ『イタリアワイン最強ガイド』の著者)とはどちらも初対面で、今となっては、私が新参者の立場であることを実感しました。もっともテイスティングの方法は昔となんら変わっておらず、週初めの夜に十数本の試飲とレビュー書きは相変わらずヘビーのひとこと。でも、シニアの受験のときもそうでしたが、ワインと真剣に(というか半ばマゾヒスティックに)向き合う機会というのも、たまにあってもいいかなと思う昨今です。
2007年10月30日
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新居のリフォームは、今週から解体を開始、約一ヶ月半かけて作業を終え、12月20日引渡し、というスケジュールで動いています。当初、新居の完成に伴い、地下セラーとまではいかないものの、新たに冷蔵庫型セラーぐらい導入するつもりでいたのですが、ここに来てやっぱりやめよう、という気になっています。というのも、まず、あれこれ予想外の費用がかかって、すっかり財政難なのです。毎月払っている寺田倉庫の保管料を思えば、セラーを買ってしまったほうが安上がりだという意見もあるかもしれませんが、それもセラーの価格次第です。ユーロ高のせいか、現在サイレントカーブの160本入りの価格は約40万円まで上がっていますが、一度に40万円をセラーに支払う余裕があるなら、それを引越しにまつわる他の用途に使いたいというのが偽らざる本心です。それに、160本を寺田倉庫に預けた場合、月額約7800円ですから、本当にセラーの電気代まで勘案して買ったほうが安上がり、と言い切れるのは、5年以上寺田倉庫に預けた場合と考えられます。ところがその一方で、我が家の収蔵本数はこのところ減り続けています。年間100本前後家でワインを飲むうち、新たに購入するのはせいぜい50本程度。残りの50本はストックから消費していますので、このペースでいけば、寺田倉庫のストックは数年のうちに大幅に縮小するのではないかという気もします。そうなれば、新たにセラーを購入しなくても、実家のサイレントカーブ+今使っているロングフレッシュ+長期熟成ボトル数箱のみ寺田倉庫という陣容でいずれは過不足なくなるのかな、と。もうひとつは、当然コレは持って行くのよね?と、母から早くもプレッシャーをかけられている、実家のサイレントカーブ(100本入り)の処遇です。たしかに実家のセラーは悩みの種です。もとはといえば、安くセールで買えた(20万以下)型落ちのサイレントカーブを、今のマンションには置けないので、実家の(元)私の部屋に置かせてもらっているものですが、部屋にはエアコンがないため、夏場は相当の温度になります。といって、場所が場所ですから、心配になってもすぐに扉を開けて確認できません。そもそも1度故障の前歴もありますので、最近は恐くて、あまり中身を補充しておらず、セラーの中は半分ぐらい空いています。そんな無駄な使い方をするのであれば、母が言うように、この機会に引き取って、手元で使ったほうがいいのかもしれません。そしてコイツを引き取ってくれば、決して広くない新居にいきなりサイレントカーブ2台を持ち込むわけにはいきませんから、自然と新規購入は諦めざるをえない、ということになります。まあ、順当な落としどころとしては、今回の引越しでは、実家のサイレントカーブを引き取って使うこととして、いずれ自宅で使っているロングフレッシュが老朽化したときに、より容量の大きいセラーを購入する、というところでしょう。時期を選ばずじっくり待てば、いずれモデルの切り替えタイミングなどで安く買える機会もあるでしょうし‥。本当は、こんなのとか‥こんなのを導入したいですけどね~。
2007年10月29日
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昨年金魚すくいですくってきた金魚たちが暮らす45センチ水槽。先日2匹失って、残り2匹になってしまいましたが、さすがに1年以上飼育しているのと、上部、外掛け、投げ込みのトリプル濾過のおかげで水は安定しています。こちらは先日の祭りで採ってきた金魚たちを収容している35センチ水槽です。ようやく2週間が経過したところですが、どうしても水が白濁してしまいます。(ちなみに裏面の模様は子供の絵本です。(^^;)1匹の琉金に白点病の初期症状が見られたので、水温を30度近くまで上げて、鷹の爪を入れてみました。唐辛子の効果か、経過は良好のようです。引越しの日程は、12月の20日~25日の間になりそうです。引越しのときには、新たに60センチ水槽を導入して、2台の水槽を1台にまとめてしまおうと思っています。それまでに新入りの金魚たちの体調を安定させたいところです。
2007年10月28日
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首都圏に台風接近。大雨の中、この日はシステムキッチンと洗面所や風呂の仕様を決めるために新宿に行ってきました。その間、子供たちはといえば、実家の母に預かってもらっていたのですが、私たちがショールーム巡りを終えて帰るころには雨風とも激しくなってきたので、面倒になって、父子ともども実家に泊めてもらうことにしました。ワインは実家のサイレントカーブの中から見繕いました。いつぞやのTODAさんのセールで購入したものですが、このボトル、なぜかコルクがボロボロで、ソムリエナイフを刺しても、中央部だけがボロボロと崩れてしまう始末。やっとのことで開けたものの、千切れたコルクのかなりの部分がボトルの中に落ちてしまいました。そういうわけで、かなりコルクの屑がまじってしまったボトルですが、気を取り直してリーデルのブルゴーニュグラスへ注ぎます。色調は中心部に黒味がかった濃いガーネットで、エッジにははっきりとオレンジが見て取れます。コルクを抜くのに手間取ったおかげで機嫌ををそこねてしまったのか、香りはあまり立ち上ってこないのですが、グラスの奥からブラックベリーやブラックチェリー、焦臭、カラメル、オークなどの黒々としたニュアンスが出てきます。味わいは、95年という収穫高の低い年らしくタイトで、凝縮されていながらも締りのある果実味と、強靭な酸とがせめぎあうシリアスなものです。やや機嫌を損ねていたのが残念なボトルでしたが、ポテンシャルの高さは実感できるものでした。アルヌーというと、フラッグシップにRSVがあって、その次にくるのがこのクロヴジョかヴォーヌロマネ・スショというところだと思いますが、彩りの鮮やかさや華やかさなどの点で、クロヴジョはややスショに及ばないかな、と個人的には思います。それにしても、購入後はずっとボトルを横に寝かせて保存していたのに、こんなにコルクが乾いてボロボロになってしまうというのはどうしたことなんでしょうねぇ?↑同じVTのものがまだ楽天で見つかります。↑サンヴィヴァンも残っていますが、軒並み4~5万円ですね。↑05年はごたぶんに漏れず高くなってしまいました。
2007年10月27日
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だいぶ前に購入してセラーの奥に忘れられたように眠っていたボトルですが、先日ラ・ロマネさんがこの作り手の02シャンボールを絶賛されていたのを読んで、開けてみることにしました。色調はしっかりした、濃いルビーで、エッジにはまだオレンジはほとんど見えません。グラスを近づけると、カシスやダークチェリーなどの果実、紅茶、オレンジの皮、シナモン、焦臭などのマッシブな香りに、ほんのりと皮革や下草などがまざります。味わいは村名ながら充実した構造があり、粘度のある鮮やかな果実味を、しなやかな酸と豊富なタンニンが支えています。後半からフィニッシュにかけては上質なオークのフレーバーが広がります。バランス的にはややタンニンが勝っている印象ですが、これは時間が解決してくれるでしょう。みなさま推奨の「薄旨系」に比べると、かなり濃厚な上、オークも目立ちますし、酒質もざらついた印象ですが、これはこれで、骨太でクラシックなブルゴーニュという印象で好感が持てます。実はこの感想、二日目のものなんです。初日は香りもあまり立ってこないし、味わいもグリップに乏しく、イマイチだなあと思っていましたが、二日目に見事に開花しました。これだけ劇的に二日目に向上したボトルって久しぶりです。やはりまだ飲み頃には早いんでしょうね。↑5000円程度で今だに市場にありますね。同じ位の価格のACブル買うよりは良い買い物かと。↑03シャルムも10Kと、今となってはリーズナブルです。どんな味わいなんでしょうか。
2007年10月26日
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リフォームを控え、我が家の経済状況は逼迫しているのですが、このところほとんどワインを買ってないもので、さすがにデイセラーの中身が乏しくなってきました。補充の意味もあって、久しぶりにAlcoholic Armadilloさんで買い物。*オーレリアン・ヴェルデニュイ・サン=ジョルジュ 2005 オート・コート・ド・ニュイ『レ・プリュール:Le Prieur』2005 *ルイ・シュニュサヴィニ・レ・ボーヌ -ルージュ-ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005 *オーディフレッドコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ -ルージュ-『ル・クロ・ド・ド・マニー』2005 今後はこうした(私にとって)新しい生産者にもトライしていこうと思います。
2007年10月25日
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昨晩、建築士の先生の事務所で建設業者の方と会って諸々指差し確認しまして、来週からいよいよリフォームにとりかかることになりました。工期は約1ヶ月半なので、新居に引越せるのは年末ギリギリということになりそうです。師走のバタバタしている時期ですので、引越し業者を早く予約したほうがいいのでしょうか?でも、年末に引越す人ってあまりなさそうな気もしますし‥。今週末はキッチンと洗面台、風呂の仕様を最終的に決定しなければならないので、また新宿のショールームめぐりです。忙しいけれど、一生に何度もないことですし、こういうのも楽しいですね。
2007年10月25日
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金魚すくいでとってきた6匹のキンギョたち。みな元気にエサを食べるようになりましたが、順風満帆かというと、不安な点もあります。まず、一番大きいリュウキンの尾に、白点のようなものが3つほど見られます。1週間ほど前からですが、今のところ増えも減りもしません。全く同じような症状の先住の金魚たちを治療しようといじりまわして、結局死なせてしまったのは記憶に新しいので、今回はもうしばらく様子を見ようと思います。さらにもう一匹の小さいリュウキンの背びれの部分から、1センチ以上ありそうな、細長くて白い糸のようなものがヒラヒラしています。イカリ虫かと思ったのですが、ネットで調べたイカリムシの画像とは全然似ていないので、なんなのだろうと首を傾げています。また、とりあえず、薬浴とかはさせずに、頻繁な水替えだけで様子をみようと思います。リフォームの見積もりはいい線におさまってきました。メリハリをつけて削るべきところをドラスティックに削りましたので、とりあえず風呂のサイズを1620でキープしたまま、ひと部屋増やすことができそうです。削った中でもっとも大きかったのは、「バルコニーの防水処理」。まあこれは今やらなくてもいいかな、ということで先延ばしにしました。このあと、リフォーム業者と仮契約をしてくる予定です。ところで、オーダーカーテンの安い店って、どなたかご存知じゃありませんか?
2007年10月24日
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仕事終了~ッス。((c)某氏)今日は接待で赤坂の「うまや」(注:やまや、ではなく‥)へ行って来ました。市川猿之助がプロデュースしているお店のようですね。ご一緒した方が、たまたまワインを飲みたいというので、お店の数少ないリストの中から、以下のワインを注文しました。【プリミティーボ・デル・サレント2005(フォッシ)】口中でユーカリっぽい独特なフレーバーが広がります。濃厚なワインですが、いたずらにジャミーにならないところは好感が持てますね。好き嫌いは分かれるかと思いますが、値段も安いし、悪くないとは思います。【キャンティクラシコ2004(フォントディ)】スミレやブルーベリー、カシスなどの健康的なフレーバー。やわらかな果実味のミディアムボディのキャンティです。単体として特に秀でているとか個性的だとか思いませんが、ソツのない中庸を得た仕上がりで、料理に合わせやすいと思います。今晩は眠いので、この辺で‥。(^^;
2007年10月23日
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リフォームの計画が大詰めになってきました。とりあえず大幅な仕様変更と値引きとで、風呂のサイズと部屋数をキープしつつ、予算額の上限あたりには収まりそうな気配になってきました。ただ、このままだとあまりに予算の「のりしろ」が少なくて、想定外の事態に対応できないコワさがあります。(なにせ、繰上げ返済でローン返済しようと考えていた分の予算も投入してしまってますから‥)もう少し全体の出費を削って、予備費を捻出しておきたいところです。リフォームを終えても引越しとか、カーテン買ったりとかいろいろ出費が見込まれますからね~。さて、今日はいただきものの表題のボトルを開けてみましたが、正直、よくわかりません。抜栓当初はかなり還元的で、香りもあまり立たず、味わいも酸味が暴れた状態でしたが、時間とともに落ち着いてきました。今もボルドーグラスに残った一杯を飲んでいますが、味わいは果実味に力強さが感じられ、チョコレートっぽいフレーバーも出てきて、飲み始めに比べれば、ずいぶんいい感じになってきました。たしかに只者でない雰囲気はあるのですが、現時点では右脳に直接訴えるというよりは左脳を使って考えさせられるような味わいです。半分ほど残して明日また様子を見てみようと思います。
2007年10月22日
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いよいよドニ・モルテです。■ジュブレイシャンベルタン・ラヴォーサンジャック97濃いめのルビーの色調で、エッジはまだしっかりしているようです。黒というよりは赤に近い果実やオレンジの皮などの甘酸っぱい柑橘系を想起させるような香りがあり、その奥から下草や皮革的な熟成香がほんのりと出てきます。味わいは凝縮されて濃い中にもクリアな酒質が見事で、タンニンもよく溶け込んでおり、酸も伸びやかです。97のブルは今とてもよい状態になっているものが多いといわれますが、このボトルもまた然り、すばらしい一本でした。■ジュブレイシャンベルタン・ラヴォーサンジャック96‥と思ったのも束の間、次の96はさらに上手を行ってました。こちらも赤と黒の中間ぐらいのトーンの果実、オレンジピールなどに加えて、シナモンやバラ、ファンデーションなどの蟲惑的な香りが出始めています。味わいも97よりさらに立体的で深みがあります。酒質もクリアで酸の出方がすばらしい。状態もよかったようです。■ジュブレイシャンベルタン・ラヴォーサンジャック9596の出来からして、95も期待されましたが、こちらは少しばかり趣が異なっていました。香りの果実のトーンは低めで、スパイス的な香り、香りの中にやや雑味感を感じます。味わいはアタックから酸が引っ張り、透明な果実味が広がるオーソドックスなものでで、翌年以降のギュッと凝縮したような果実感はなく、むしろクラシックな作りと感じます。この年を境に、96あたりから作りが明確に変わった、ということでしょうか?■ジュブレイシャンベルタン・ラヴォーサンジャック9495年よりもやや薄いルビーで、さすがにこの辺になってくるとエッジはオレンジの色調が顕著になってきます。ダークチェリーやカシス、スパイス、毛皮。味わいは透明感のあるオーソドックスなものですが、ビンテージの差か、95年ほど中身が充実した様子はなく、ややミッドパレットに空虚さを感じます。とはいえ、やはりこの時期までは昔ながらの作りをしていて、95年あたりを境になにかしらの作りを変えたんだろうなあと思わせます。■シャンベルタン93さらにVTを遡りますが、こちらは特級シャンベルタン。今までの銘柄もすばらしいものでした(特に96)が、さすがにシャンベルタンは役者が違う感じでした。濃厚なルビーで、エッジは美しいグラデーションになっています。香りはダークチェリーやカシス、シナモン、バラの花など、芳香自体にパワーを感じます。味わいは濃縮間のある果実味の第一印象。タンニンはシルキーで、しっかりした酸がこれらを下支えしています。各要素のバランス感、調和のとれたフィニッシュ、そして余韻の長さなど、言うことありません。文中にも書きましたが、ブルの垂直をする機会ってあまりないのですけれども、VTの特徴とともに、そのドメーヌの作りの変化などがわかって興味深いものがあります。今回のドニモルテは94年までのクラシックな作りから95で試行錯誤があって、96でそれが開花した、というところでしょうか。一時かなり騒がれたこのドメーヌも、デュガ同様、最近は今ひとつ時流から外れてしまった感もあり、ご当主が06年1月に謎の拳銃自殺を遂げたのも記憶に新しいところです。息子の代になって、頑張ってドメーヌをもりたてていってほしいものですね。↑近年のVTは御多分にもれず、高くなりました。★楽天でドニ・モルテのワインを探す★
2007年10月21日
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‥ということで、2年ぶりの「BUrgandy Night」。今回は直前にキャンセルが出たということで、急遽飛び込みで参加しました。早いもので、この会ももう56回目だそうです。■ボランジェ・スペシャルキュヴェスターターはシャンパーニュから。細やかな気泡、クロワッサンや白い花の比較的ライトな香り。味わいも爽やか系ながら、フィニッシュは綺麗に調和がとれています。このところ、そもそも泡を飲んでいない上に、たまに飲んでも安泡ばかりでしたので、たまにシャンパーニュを飲むと、やっぱりいいなあ、と思いますね。白は、フランソワ・ジョバールのムルソーを2本。■ムルソー・シャルム92(フランソワ・ジョバール)師匠の会でよく飲ませていただいたF・ジョバールですが、私自身は久しぶりです。相当に濃い、黄金色もしくは麦わら色がかったイエローの色調に驚きます。マロンやモカなどの熟成香。味わいは色調や香りから想像するほどではありませんでしたが、かなり熟成が進んでいる印象。やや酸に平坦さを感じます。といっても劣化しているわけではなく、さすがにリリース後15年経過しますと、瓶差なども大きくなってくるということなのでしょう。■ムルソー・ジュヌブリエール89(フランソワ・ジョバール)92よりも若いイエローの、輝きのある色調。黄桃やモカ、シナモン、マロングラッセ、時間とともに蜂蜜のような甘い香りも。味わいは酸が綺麗でバランスも良好。すばらしい熟成具合です。師匠も仰ってましたが、このところ過熟成傾向のシャルドネにあたることが多く、最近のブル白は総じて早めに飲んだほうがいいね、なんて言っていたところにこういうボトルにに出くわすとまた悩ましくなってしまいます。赤は次のエントリーで。★楽天でフランソワ・ジョバールの銘柄を探す★★楽天でボランジェ・スペシャル・キュヴェを探す★
2007年10月21日
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そこは風邪の巣窟でした。下の子は高熱でウンウンうなっており、カミサンもしきりに頭痛がすると言っています。ところがそんな日に限って、年に何度もないワイン会が入ってるんですよねぇ。今日はF師匠のドニモルテの回。家人の冷たい視線を尻目に、これから出かけてきます。感想は次エントリーで。ところで、今日明日と「三茶de大道芸」が開催されています。近隣で、明日お暇な方は三茶まで繰り出されてはいかがでしょう。(^-^)
2007年10月20日
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牛肉どまん中、だそうです。(^^;
2007年10月19日
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予想はしてはいましたが、ワイナリー見学は、極めてシンプルなものでした。試飲も甘口と新酒ばかりで、定評のある辛口シャルドネはこちらが買う気を見せたらやっと奥から出してくれました。愛好家の立場で訪問してこれだとちょっと問題ですけど、今回は団体客でしたので、まあ仕方ないですね。買ったワインは、【シャルドネ樽発酵2001】【シャルドネ樽熟成2001】楽天では売り切れですね。ワイナリーの売店にはたくさんありましたが‥。(^^;それと、昨日発売になったばかりだという、シャルドネ・ナイトハーベスト2005。1000円台の国産シャルドネは、個人的には外す確率が高いように思うので、高めのものを買ってきました。帰りの高畠駅は、なんと駅の構内に温泉がありました。(笑)
2007年10月19日
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2007年10月19日
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正式名は「山寺立石寺」。芭蕉が、かの『静けさや 岩に染み入る 蝉の声』という句を読んだところです。1100段の階段を上ってきました。すばらしい景観でした。疲れましたけど。今日は一日中接待で観光のアテンドです。後日写真をいくつかアップします。
2007年10月19日
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山形市に着きました。都内に比べて、空気が凛としてる感じです。
2007年10月18日
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今日明日と山形へ出張です。明日は高畠ワイナリーにも立ち寄る予定です。また、携帯からメールで更新します。
2007年10月18日
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リフォームにあたって、あれをしたいこれもしたいと計画を練っているうちは、夢が膨らんで楽しいのですが、ある程度メリハリをつけて、どこを優先するのかをきちんと頭の中で整理しておかないと、際限なく予算が膨らむばかりです。私は今、まさにそれを実感しています。我が家の今回のリフォームの最大の目玉は、「1階にある狭い風呂スペースを2階に持って行く」ことです。賃貸マンションの狭小な風呂で10年過ごしたので、ぜひ風呂は広いものにしたいのです。当初の計画では、2階の奥の物置きのような部屋をつぶして1620(1.25坪)のユニットバスを新設する予定でした。ところが、この計画が今、暗礁に乗り上げています。風呂を設置するスペースには梁があって、戸建用のユニットバスが入らないのです。マンション用のものなら収容できるのですが、マンション用の1620サイズのユニットバスは、戸建用よりおよそ50万のコストアップになります。その一方で、建築士の先生と話しているうちに、当初あまり考えていなかった「一階の余剰スペースを利用してそこに部屋を作る」プランが頭をもたげてきました。子供たちが大きくなれば、いずれ部屋が不足することは目に見えているし、ワインセラーだのエレクトーンだのという大物を収容するためにも、部屋が多いにこしたことはありません。生々しい話になりますが、ひと部屋増やすためのコストが約150万。大幅な予算オーバーで、どこかを削らねばならない中、風呂を1418にして(これでも十分な広さなんですが)、部屋をとるか、それとも部屋の増築を諦め、コスト高を承知で1620サイズの風呂を導入するか。いよいよ正念場になってきました。
2007年10月17日
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今週は木曜金曜と山形に出張、その前日の水曜日は接待の宴席あり。したがって平日家でワインを飲めるのは、今日明日となります。何をあけようかと迷った挙句、先日BAR10さんが04VTを飲まれていたのに触発されて、セラーにあった表題のボトルを開けてみることにしました。何だかんだと飲んでいるルーミエですが、結構難しい生産者だなあと思うことがあります。というのも、開け時が悩ましい上に、ボトルバリエーションがわりと大きいように見受けられるからです。タイミングも含めてあたったときの感動はすばらしいのですが、微妙にスイートスポットを外れることが多いんですよねぇ。今回あけたACブルも然り。色調は美しい深めのルビーで、エッジはやや複雑なニュアンスが見え始めています。香りはなかなか立ってきませんが、時間とともに赤い果実やスパイス、小梅、紅茶、オレンジの皮などが立ち上ってきます。味わいの最初の印象はとにかく「酸っぱい」。ハズれボトルかなと思いながら飲んでましたが、ボトル中盤に差し掛かる頃には、下草や皮革っぽいイイ香りが出始め、味わいも決して力まかせにならない中にもギュッと詰まったような粘性が感じられる、ルーミエらしいものになってきました。それでもやはり今は酸味基調なんですが、もう少し置いておけば旨みが乗ってくるのではという予感もあります。リリース当初のフレッシュな果実が失せ始め、熟成感が乗ってくる前の狭間の状態とでもいいましょうか。今日の時点ではいいところ【吉】というレベルですが、明日になればもっと向上しそうな気もしますので、最終評価は明日に持ち越したいと思います。↑こちらは04年ですが‥。■楽天でルーミエのワインを探す■↑ローランばかり引っかかりますが‥(^^;。でも、クリストフの方も値段が高くなりすぎたせいか、探せばバックビンテージも見つかりますね。
2007年10月16日
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土曜日の運動会の障害物リレーのおかげで、体中がいまだに痛いです。(^^;*金魚すくいの金魚塩浴2日目。一番大きい琉金がずっと底に沈んで動かないことが多くなってきました。金魚すくいのものとしてはかなり大きなこの琉金は、一匹も採れなった下の子がサービスでもらったものでしたが、小さなビニール袋に入れたまま、あちこち歩き回っている間に、アンモニアにあてられたのかもしれません。他の金魚たちも、エサを断っているせいか、水中にボンヤリと漂っているような感じで、今ひとつ元気がないですね。明日半分水換えをして、あさってあたりから少しずつエサをやってみようと思います。*リフォーム一発目の見積もりが出てきましたが、う~む、参りました。今の間取りをあまり変えないA案と、間取りをかなり大胆に変え、部屋数も増やすB案とで見積もってもらいましたが、B案は、もう少し頑張れば新築できてしまうような値段、A案でもこちらの予想よりおよそ150万ぐらい高めです。B案は最早ありえないな、という感じですが、A案ですと、近い将来、どうしても部屋のスペースが足りなくなるのが目に見えています。そこでA案を基本に、各所の仕様を大幅に抑え、1階の間取りを変更してひと部屋増やすD案を急ぎ作成しました。この案でなんとか予算内に落ち着かせたいところですが、コストを減らした分、カミサンから新たなオーダーが入ったりして、いずれにしても予算的にはパンパンです。
2007年10月15日
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昨日、今日と地元太子堂のお祭りでした。この地区の祭りは三軒茶屋の中でももっとも規模の大きいもので、神輿があちこちで行き交い、参道に沿ってズラリと露店が立ち並びます。能の催しなどもあったりして、いつもは人気のない八幡神社の境内も賑やかでした。で、祭りといえば、そうです、「金魚すくい」。昨年と同じ露店で子供たちがとってきましたよ。こんなに↓。大小入り乱れて6匹。今年の特徴は、小さい個体がとにかく小さいこと。体調2センチあるかないかのメダカのような個体が2匹、3センチ程度の痩せぎすのものが2匹。それから、琉金(尾っぽがヒラヒラの丸っこい金魚)が2匹混じってます。泳ぎが下手な琉金と泳ぎが達者な和金は一緒にいれないのがセオリーですので、順調に育つようなら、いずれ水槽を分けなければならなそうです。昨年の4匹は買ってきた時点でどれも元気で、まさに生命力があふれている感じでしたが、今回は正直、落伍者なく育て上げる自信がありません。とりあえず今は隔離水槽で塩水浴させています(トリートメントといいます)が、この期間中に何匹か落ちそうな予感がします。
2007年10月14日
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今日は子供の幼稚園の運動会。おかげさまで好天にめぐまれましたが、今年は年長組の上の子と年少組の下の子の二人なので、父親の私は出ずっぱりでした。特に、ラストに行われる親と教師だけのクラス対抗障害物リレーでは、みなガチで走るので、私もつられて全力疾走。(しかもコケるし…)体中がイタイです。はたまた今週の土日は地元のお祭りと、イベントが目白押しなんですが、それについては次回のエントリーで触れるとして、この日は久しぶりにイタリアものを開けました。色調は濃厚なルビーで、エッジはまだ紫です。凝縮感のある香りは、ブラックベリーやブラックチェリー、スパイス、フレッシュなハーブなど。口に含むと、力強い果実味のアタックがあり、隙のないテクスチャーが見事です。タンニンは豊かながら柔らかく、今の時点でとても飲みやすく仕上げられています。現時点でのこの飲みやすさはおそらくカベルネフランの影響が大ではないでしょうか。これがフランでなくカベルネソーヴィヨンだったら、味わいはガシガシになったのでは、と思います。いやあ、3000円内外でこの味わいはすばらしいですね。少し青っぽさがあるので、1~2年寝かせるともっとよくなりそうです。【中吉】セパージュはメルロー50%、カベルネ・フラン30%、サンジョヴェーゼ15%、シラー5%。
2007年10月13日
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コンタクトレンズをつけ外しするたびに思うのですが、あの容器のフタって、閉める必要あるんでしょうか?リフォームで悩んでいます。北側の屋根裏のようなスペースを書斎に改造しようとしているんですが、もともと狭小な家のため、収納が足りず、書斎のスペースの一部を隣部屋の収納用に明け渡さねばならなそうです。書斎ができたら、↓このデスクを入れようと思っていたんですが、どうやらスペース不足で入りそうもありません。(泣)かといって、書斎を広くすると、隣部屋の収納が足りなくなるのは目に見えてますし、もともと足りないスペースを食い合うわけですから、厳しいのは当然なんですけどね。そうそう05サヴィニー・レ・ボーヌの感想でした。濃い目のルビーの色調。香りはあまり出ておらず、赤と黒の中間ぐらいの果実や紅茶、それに還元的な要素が中心です。口に含むと、クラシックな味わいで、将来よくなりそうな予感はありますが、現時点では味わいに旨みが乗ってこず、タンニンにも険しさが残ります。この険のある表情が本来のものなのか、ある程度熱の影響を受けているのか、単体で飲んでいる限りでは判別できません。ボトル中盤ぐらいになると液体の粘度が上がってきた感じもあって、味わいが向上しましたので、ボトル半分残した本日の味わいに期待したいところです。【末吉】■サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・ブルジョ2005(シモン・ビーズ)
2007年10月12日
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友人経由で購入したものの、私の引き取りが遅れ、その間の夏場の保存がどうだったのか、極めて心配なボトルですが、キャップシールをはがしてみると、案の定、噴いた跡があります。ところで、コンディションに関して手厳しいと思われている(らしい)私ですが、いわゆる「噴いた」状態のワインについては、必ずしも一律でダメだとは思っていません。噴いた理由を飲み手が把握できていて、それに応じた飲み方をすれば問題ない場合も多いからです。具体的には、以下のようなケースがあると思います。(下に行くほど重症)*ワイナリーでコルクギリギリに瓶詰めするために、ちょっとした温度変化などで噴いてしまうもの。(ブルゴーニュなどでよく見られるケース)→「ちょっとした」がどの程度かにもよりますが、普通に飲む分にはほとんど影響ないと思います。ただ、噴いた分空気が進入しているはずですから、同じ作り手の噴いていないボトルと厳密に比べれば、10年単位などの長期熟成時の熟成の仕方は若干変ってくるかもしれません。*クール便から常温への移動などの急激な温度変化で噴いてしまったもの→これも早めに飲む分にはまず問題ないと思います。ただし、上と同じで空気が多めに侵入した分、長期熟成させたときの酸化傾向は強まるかもしれませんね。早めに飲んだ方が吉だと思います。*長く熟成させた古酒で、寝かせてストックしている間にコルクが痩せて染み出てきたものコルクが痩せて噴いたのか、それ以外の理由で噴いたのか、抜栓してみないとわからないのが悩ましいですが、前者の場合は、問題にしなくてもよいケースが多いように思います。というか、リコルクしていない古酒ですと、そもそもコルク全体にしみこんでいるものも多いですしね。*若くてもコルクが緩かったりして、染み出てしまうもの。→特定の作り手でよく経験します。早めに飲む分には問題ないと思いますが、コルクの欠陥が疑われる場合は長く寝かさずに飲んだほうがいいでしょうね。*継続的な高温環境に置かれて、噴いてしまったものワインの状態に関しては悲観的になったほうがいいでしょう。ただ、壊れたワインセラーの中でボコボコに噴いてしまったボトルを、数ヶ月おとなしく寝かせた後に飲んだら、それなりに飲めたこともありますので、誤って高温に置いて噴かせてしまったボトルは、しばらく休ませると少しはマシになるかもしれません。(マンガ「ソムリエ」の中でも似たような記述がありましたね。)長くなってしまったので、肝心なワインのコメントは次のエントリーにまわします。↑竹澤で同じ銘柄が出てますね。
2007年10月12日
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さて、ココア浴をさせていた金魚がどうなったか、ご心配の向きもあろうかと思いますが、報告をせず、失礼しました。実は前回のエントリーの翌日に転覆状態となり、その翌朝☆になっていました。やはりあの状態からの回復は難しかったようです。写真をアップしようかとも思いましたが、あまり気持ちのよいものでもないので、やめました。今回は、水槽から飛び出して頓死した前の1匹に比べれば(あれは相当ショックでした)、自分なりに手を尽くしたとは思うのですが、なかなか難しいものですね。2匹になってしまった本水槽では、オスの金魚が発情期に入ったようで、絶えずまくなしにメスを追いかています。このまま卵を産ませて稚魚を育てるというのも面白いかも、と思い、先日水草(カボンバトアナカリス)を水槽の中に入れました。(水草があればそこに卵を産むらしいので‥)‥といっているうちに、もうすぐ地元の祭りなので、また金魚すくいの金魚が増えそうです。(^^;↑ちなみにこれがアナカリス↑これがカボンバ。
2007年10月11日
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多少前後しますが、先週末は、新宿にあるヤマハとサンウエーブのショールームに行ってきました。といっても、ルンルン気分(←古い?)でシステムキッチンを選んだのではなく、リフォームの見積もりを仕上げるために、早急にシステムキッチンの仕様を決めてくれと建築士の先生から急かされて、バタバタと見立てに行ったというのが真相です。ほとんど予備知識もなしに飛び込んでしまったものですから、カミサンも私もその仕様の細かさに圧倒されました。キッチンの高さや食洗機の有無などはマンションや建売りでも選べますが、蛇口やフードの仕様とか、グリルのメーカーとか、引き出しの形状とか、チョイス「できる」というよりはチョイス「しなければならない」内容が山ほどあって、なんだか説明員のなすがまま、という感じでした。加えて、驚いたのが、仕上げの塗装による値段の違い。最上級のものと一番下のグレードでは、塗装の違いだけで30万以上値段が変ってくるんですね~。そんなこんなでショールーム内をあちこち連れまわされているときに、突然携帯に電話が。取引先でご不幸があり、連休中に通夜も告別式も済ませてしまう、というのです。至急職場の担当者に電話して、弔電やお花の手配等をお願いしようとしたのですが、なにぶん電波の状態が悪い上、送り先を書いたメールを転送しようにも、担当者の携帯アドレスがわかりません。電話で教えてもらおうとするのですが、電波が切れ切れな上に、迷惑メール対策でやたら長いアドレスだったりして、何度メールを送っても届かない有様。そんな状況でも、色をどうするとか、蛇口をどれにするとか、キッチン選びは続いているわけです。もう滅茶苦茶でした。(笑)それにしても、キッチン、風呂、洗面所を今回新しくするのですが、これだけで相当な金額になりますねぇ。見積もりが出てくるのがコワイです。
2007年10月10日
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今回、家のリフォームにあたり、いろいろとご助力をいただいているF師匠のご新居を表敬訪問、超豪華地下セラーを見学がてら、ワインをご馳走になってきました。噂には聞いていましたが、地下セラースペースは、はそれこそ息を呑むような素晴らしさ、ワイン愛好家にとって、憧れの世界を体現してしまったような空間でした。写真を撮り忘れたのが返す返すも残念です。ご馳走になったワインたちは以下。■ピュリニーモンラッシェ・シャン・ガン95(ルイ・ジャド)トロリとした素晴らしい熟成状態。今がピークという感じです。師匠は今ひとつ気に入らないと仰ってましたが、私は久しぶりの熟成ブル白に結構感激しました。ジャドのルフェールとかシャンガンとかって、品質に対してお値段も抑えられていて、ねらい目ですね。■ラトリシエール・シャンベルタン92(ポンソ)93VTを以って作られなくなってしまったポンソのラトリシエール・シャンベルタン。3本あったうち最後の1本を開けていただきました。、モワンとした熟成香、92らしいやわらかな、それでいて腰のある酒躯。年数を経たワインにしか出せない味わいです。師匠曰く、絶品だった前2本ほどでないとのことでしたが、いやいやなんの。ボトルの後半どんどんよくなっていきました。貴重な銘柄を飲ませていただきました。■ニュイ・サンジュルジュ・ミュルジェ96(メオ・カミュゼ)いやあ、強いです、このワイン。ガッシリとしたパワフルな構造が見事。充分熟成してきていますが、もっと寝かせてよかったかもしれません。寺田倉庫に預けているクロヴジョの開け頃に悩みます。二人で三本、すっかりご馳走になってしまいました。帰りはフラフラ。千鳥足でなんとか自宅に帰りつきました。(^^;F師匠、どうもありがとうございました。※以下、楽天で検索した類似銘柄。↑VTは違いますが安いですね、コレ。↑ルフェールもいいと思います。↑ポンソのラトリシエールはありませんね。ゆはらさんの88は残念ながら売り切れ。↑メオは97ならありますね。
2007年10月09日
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前のエントリーの続きです。引越しネタになると、地下セラー新設の話になるところがさすがワインブログなわけですが(笑)、前にも書いたとおり、新築ならともかく、古屋に引越しですからね。地下セラーは現実的ではありません。それでも子供のVTを買いあさっていた数年前までだったら、書斎とかウオークイン・クロゼットとか、押入れといったスペースをセラーに改造することも考えたと思いますが、今はそれもないかなぁと思っています。というのも、我が家の場合は、生まれ年の記念VTをほぼ買い揃え、あとはストックを消費していくのが中心なので、これから先、所蔵本数は減少の一途をたどる予定だからです。(あくまで予定ですけどね)セラーは自宅にロングフレッシュ30本入り(ここに40本ぐらい詰め込んでます)、実家にサイレントカーブ100本入りがあります。入りきらない分は、寺田倉庫とエノテカのレンタルセラーに置いてありますが、このところ消費中心で大して買っていないことから、実家のサイレントカーブはガラガラになってきました。そうすると、新居に大きめのセラーを一台買えば、実家のサイレントカーブ、ロングフレッシュと併せて、寺田倉庫の保管品の大半を引き取ってこれる計算になります。セラーの購入費は、寺田倉庫に数年保管することを考えれば充分おつりがきますし、新しく購入するセラーを中長期熟成用、今使っているロングフレッシュを、デイセラー用として使い分けも可能になります。ただ、問題は、新居に引っ越すにもかかわらず、DKのスペースは今より少なくなりそうなことなんです。ロングフレシュはもうこれ以上台所に置かない、と早くもカミサンの牽制が始まっており(笑)、置き場をどうするかが悩みの種になりそうです。
2007年10月08日
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以前のエントリーで、我が家には二つの懸案があると書きました。そろそろこのことについて書いていこうと思います。一つ目は家族の健康問題だったのですが、これは結論から言いますと、病院側の誤診だったという意外な結果で落ち着きました。そしてもうひつとの、今に至るまで引っ張っている懸案は住宅(転居)に関する問題です。ここ三軒茶屋に引っ越してきたのは今から10年前のこと。私もカミサンもこの街をとても気に入っているのですが、10年の間に子供が二人生まれて、幼稚園に通うようになった今では、さすがに新婚当初から住んでいる2DKのマンションでは狭すぎて限界だという思いが強くなりました。家財道具ががあふれかえっているだけでなく、子供たちがバタバタと飛んだり跳ねたりして下の階にも迷惑がかかるし、来年には上の子が小学校に入るので、今年を逃すとやれ転校だのと鬱陶しい話にもなります。それでどこかよい転居先はないかとずっと探していたところに、ちょうど近所の古屋が売りに出たので、そこをリフォームして住むことに決めました。場所は今のマンションから歩いて2~3分のところなので、生活は変わらないと思いますが、建物が築20年近い上、前の家主が相当に無頓着な方だったらしく、とてつもなく汚いのです。ゴミ屋敷とは言いませんが、それに近いノリがあって、私も最初に現場を見たときは、絶句しました。(^^;それで、最近ご自宅を増改築されたワイン愛好家の某師匠に建築士の先生を紹介してもらい、今いろいろと相談しているのですが、リフォームには相当の費用と時間(と労力)がかかりそうです。ということで、これからは時折、リフォームと引越しネタについてご報告していこうと思いますが、あらかじめ申し上げておくと、転居先は狭小なうえに、資金もショートしているので、、地下室を作るとか、巨大なセラーを設置する、といった計画はありませんので、あしからず。
2007年10月07日
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恥ずかしながら、私、最近まで、小布施のこと、"kofuse"と読むのだとばかり思ってました。(正解は"obuse")このワイナリーはシャルドネを筆頭とするプレミアム・ブランドの「ドメイヌ・ソガ」が著名ですが、自社畑栽培の「ドメイヌ・ソガ」に対して、今回のボトルなどの契約農家から購入したブドウを使ったものについては「ソガ・ペール・エ・フィス」の名前でリリースされているようです。色調はかなり麦わら色がかったイエローで、酸化を心配したくなるような色です。香りは洋ナシ、マロン、黄色い花、それにキャラメルのようなニュアンスもあります。味わいは、トロリとした果実味を柔らかでやや緩めの酸との組み合わせで、温度が高くなると中盤が虚ろに感じられますが、冷やして飲んでやるとなかなか美味しくいただけます。初日はかなりバランスを崩していたようでしたが、裏ラベルにも書かれているように、還元的な状態だったのだと思います。明らかに二日目のほうが美味しくいただけました。【末吉】【小布施ワイナリー小布施シャルドネ・オーディネール】【ドメイヌソガ シャルドネ2004ムラサキヴィンヤード】この位のクラスも試してみたいところです。
2007年10月06日
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週始めに銀座某店からオファーが来ていたのを見落としていました。今ざっと見ましたが、資金があれば、以下のような銘柄を買いたいところですね。まあ、資金があれば、ということであくまでシミュレーションですが‥。CHAUVENET-CHOPIN ● 05 Clos de Vougeot \ 8,713Paul GARAUDET ● 05 Monthelie Rouge \ 2,800● 05 Monthelie Rouge Cuvee Paul \ 3,300Michel GROS ● 05 Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Rouge \ 2,788● 05 Nuits Saint Georges \ 5,675Jean-Jacques CONFURON ● 05 Cote de Nuits Villages La Montagne \ 3,850● 05 Cote de Nuits Villages Les Vignottes \ 3,850● 05 Nuits Saint Georges Les Fleurieres \ 5,350Bruno CLAIR ● 05 Marsannay Rouge \ 3,138● 05 Morey St Denis En la Rue de Vergy \ 6,450● 05 Savigny Les Beaune 1er cru La Dominode \ 8,025● 05 Gevrey Chambertin 1er cru Clos St Jacques \ 15,025○ 05 Corton Charlemagne \ 15,600Morey Blanc ○ 05 Saint Aubin Les Pucelles \ 3,950隔離水槽の金魚の様子ですが、前回のエントリーをピークにまた調子が落ち始めています。ポップアイがまた酷くなり、目は完全に灰色に濁ってしまいました。水槽の底に沈んでいる時間が長くなって、昨晩あたりから、平衡を保てず横になっているのが目立つようになりました。エサを全く取れないところに週間の薬浴で、かなり体力を消耗しているようなので、いちかバチかという感もありますが、薬をいったんやめて「ココア浴」をやってみることにしました。ココアの成分が弱った金魚の腸に作用してくれればいいのですが‥。↑ココアを入れたことにより水が茶色くなっています。
2007年10月06日
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最近、アフラックの「アヒルのワルツ」の旋律が耳について離れません。ロブマイヤーとリーデルでは香りの出方が違っていたというhirozeauxさんのご報告を読んで以来、ロブマイヤーのワイングラスが欲しくて仕方ない私です。もともと高価だったのが、さらに値上がりしてますが、この先すぐに安くなる気配はないし、どこか安く買える裏ルートってないんでしょうか?なんて都合のいい話があるわけないか‥。■ロブマイヤー・バレリーナ ブルゴーニュ■ロブマイヤー・バレリーナ ワイングラスIIIブルゴーニュタイプとどっちがいいんでしょうね?■ロブマイヤー・バレリーナ・ワイングラスV東急本店の試飲コーナーで使われているのがたしかコレ。小ぶりですけど、どんなジャンルでも美味しく飲めますね。買おうかどうしようかといい始めてはや数年年、という感じですが、いよいよ今冬のボーナスでで1脚買ってみようかと。今日は、昨日の続きの小布施ワイナリーのシャルドネを飲みます。
2007年10月05日
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楽天ブログに本格的に移行して、もうすぐ4ヶ月になります。ここしばらくは「強化月間」という意味合いもあって、頻繁に更新してきましたが、さすがにこのところ公私共に忙しく、息切れ気味になってきました。それにしても、更新の手を抜くと、目に見えてアクセスが減りますね。(^^;まあ、アクセス数を競っているわけでもないので、気長に行きたいと思います。昨晩は汐留シティセンター内B1Fにある「ベトナムフロッグ」に行きました。http://r.gnavi.co.jp/a986600/シティセンターの店は概して高い(特にランチタイム)のですが、その中では珍しくリーズナブルな価格で食べられるお店の筆頭だと思います。いつもながらの生春巻きに始まって、タパス、ベトナム風お好み焼き(バインセオ)、フォーなど、頼み方を間違えると野菜ばかりになりがちですが、まあそれはそれでヘルシーだったかなと。飲み物は、ワインリストがあることに気づかず、ベトナムのビールやベトナム焼酎(結構変わった味のものも‥)などをぐびぐび飲みましたが、最初からワインがあることがわかっていても、料理とあわせるのは結構難しいかもしれませんね。泡モノはイケルかな‥。それとも定番のゲビュルツ?う~ん。ちなみに支払いはひとり6千円弱。飲み放題のプランなどを利用すればもっと安く収まると思います。今週末は子供を残してカミサンと出かけなければならない用事があるのですが、ここに来て下の子がまたしても発熱で、幼稚園を早引け。困ったもんです。
2007年10月04日
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1匹が水槽から飛び出して頓死、もう1匹も瀕死の状態となっていた隔離水槽ですが、その後どうかというと‥。件の瀕死の金魚は、それはもう酷いものでした。上の写真は数日前のものですが、この時点で目玉が出目金のように飛び出しはじめています。その後は尾腐れ病の類を併発して、背びれも尾びれもボロボロになって溶けたようになってしまいました。そして平衡を保つことができなくなったのか、ボロ雑巾のようになって、ずっと水槽の床で横になったまま2日以上過ごしていました。誰が見ても、もうダメだろうという状態だったんですが、このサイトを参考に、塩水やグリーンFリキッドの濃度を少し上げたり、日中光が入らないように暗くしていたりしたら、ここに来て少しばかり元気が回復したようで、尾ぐされの進行も止まり、水槽の中をユラユラと泳ぎまわるようになりました。まだエサをとれるところまではいってませんが(むしろまだ与えないほうがいいのでしょうね?)、うまくすればこのままよくなるのでは、という希望が見えてきました。回復途上の水換えとか、クスリの濃度とか、どうしたらいいのか怖いのですが、今度はあまり余計なことをせずに、なるべく環境を変えないでおいてやろうと思っています。
2007年10月03日
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都内もめっきり涼しくなりました。長らくクールビズでしたが、昨日から久しぶりにスーツで出勤しています。体調を崩して2週間休んでいたウォーキングも今週から再開。今日は、会社帰りに汐留から赤坂見附まで歩きました。所要時間は約40分。夏場だと汗だくになってしまいますが、これからの季節は、気持ちよく歩けそうです。途中、キッコーマンのビルの横を通るのですが、窓からみえる1階の部屋がセミナー会場にでもなっているようで、今日はINAOのテイスティンググラスが並べられていました。そういえばキッコーマンって、自らはマンズワインのブランドでリリースしているし、海外のワインもいくつか扱っていますね。こういう光景を見ると、飛び入りで参加したくなってしまう私です。「ソラリス」いいですよね!02のメルロは国産ワインコンクール金賞獲得。
2007年10月02日
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「地獄少女」がやっとキッズステーションで再放送されます。10月7日より、夜23:30~。アニマックスではしょっちゅう放送されていたようですが、我が家はキッズしか契約していないので‥。あのオープニングとエンディングがいいんですよね~。さて、前号で久しぶりに復帰したRWG誌のテイスティング。今号も少しぐらい参加しようと、会社が退けてから吉祥寺にむかったのですが‥。どうやら連絡の行き違いで、開始時間が早まったのを知らずに行ってしまったようです。到着してみると、ズラリと並んだ05アンブロワーズのボトルの中身はすでに半分以上空いています。でもって、テイスティングはすでに終わっていて、編集部の方がレヴューの順番を決めているところでした。う~ん、残念。ここまで来て何もせずに帰るのもなんなので、余ったアンブロワーズのボトルたちを立ち飲みでざっと味見だけさせていただいて、あとはとりとめのない会話をして帰ってきました。今回は参加したうちに入らないので、次号に向けて、せめて2~3回ぐらいは試飲に参加できれば、と思います。
2007年10月01日
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今回は、他のブロガーの方のエントリーを2件引用させていただきます。その1。盆さん、毎度すみません。「天国からのメッセージ」。素敵ですね。(笑)まず、幸いなことに、私は88歳まで生きるようです。そして2011年に映画がきっかけであるイベントの幹事を引き受けることが人生の分岐点になるようです。これって結構リアル。(^^;ちなみに、カミサンは2008年にロシアに旅行することが人生の転機になるようですが、カミサンが来年ロシアに旅行することは多分絶対ないと思います。(笑)その2。BAR10さんのエントリーを読んで、子供の頃、「切手」収集がブームになったことを思い出しました。私もご多分にもれず、切手を集めていたのですが、郵便料金が安かった昔の切手は額面が5円とか10円とかなわけです。でもって、中には「月と雁」や「見返り美人」のようにウン万円になるものもありましたが(ワインでいえばアンリ・ジャイエのようなものでしょうか)、多くのものは、大して値上がりもせず、せいぜい一枚50円になったとか100円になったとか言って喜んでいたわけです。今から思えば、可愛い世界です。ところがその後、郵便料金がガンガンと値上がりして、そもそも発行される切手の額面が50円とか100円とかになっていきました。そうなると、新しく発行された切手の方が、大昔に買って大事に持っていた切手より時価が高いという逆転現象がおきるようになってきます。そのあたりから、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきたのと、シートで買うと結構な金額になってしまうため、こづかいが続かなくなって、いつしか切手集めをやめてしまいました。05VTのブルやボルドーが市場で出回っている90年などより高いという現状を見るにつけ、そんな思い出が頭をよぎる私です。ちなみに、私が集めていた切手たちは、そもそも子供のやることですから、どれも保存状態が悪く、転売できるような代物ではありませんでした。なんだかこれもワインと似ているような、似ていないような‥。
2007年10月01日
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