レベルアップ太極拳

カレンダー

カテゴリ

24収勢

(3)

プロフィール

pi-taijiquan

フォローする

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2019年03月05日

皆さんの表演を撮影した写真を各教室へ送るために分類します。
これが大変。
自称写真家としては、表演者が、かっこよく決めているところを撮影したいわけですが、これが難しい。

いいえ！

表演が問題なのでありません。
なぜなら、誰にでも上手に見える瞬間があると密かに思っているからです←おいおい瞬間かよ。

しかし、集団演武になると皆が綺麗にそろっていると見えても微妙に動きがずれているので、一瞬を切り取る写真で全員がぴったりと決まっている写真撮影はほとんど無理です

さて、写真を分類しながら気づいた「再確認お願いベスト3」を書いてみたいと思います。

まず第3位→弓歩（Gōng bù）の後ろ足の足先の方向です。
開きすぎの方が多いです。
そのため、弓歩が歪んだり捻れたり、重心の位置に悪影響が出たりしています。
24式など楊式系制定拳では進行方向に対して45度～60度開くのが一般的です。
膝や股関節の方向も開いたつま先方向に一致させて、鬆腰鬆胯をきちんとして体の中をつなげたいということを中心に考えると、45度くらいの方がよいと思います。

しかし、中国老師や競技選手を見ると、明らかに60度以上開いている例も多いです。
それでも歪んでいる感じがないのは、膝や股関節などの柔軟性が高いからだと思います。
要するに、バランスが崩れなければ、足先の開く角度の許容範囲は広がるということですし、足先の開き角度が正しくても膝や股関節方向が歪んでいるとダメです。

8攬雀尾から転身して、9単鞭の動きを自然にやってみて、後ろ右足先の方向を確認してみてください。