梅の日記帳
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1
タカッペ「嫌な色してる・・・」積みあがって山になった敵の死体を上に座り込んで空を眺めながめていた。タカッペ「あいつら連絡もしないでなにしてんだよ」メールを送るが返ってこなかった。草野が死んで10日目のことだった落ちている武器を調達しては敵を殺していた。戦っているうちに色々と目覚め、今では戦争のプロと考えられるくらいになっていた。タカッペ「そろそろ何か起きる気がする・・・」今までより敵の数が激減しているように感じたタカッペは、何かあるんだなとそう思った。静まり返った東京を1人探索してみるが敵に会うことはほとんどない状態だった。草野が死んで15日後タカッペのカンが当たることとなった。スヤスヤと眠っていたときそれは起こった。ズドーーーーーンッッッタカッペ「なんだなんだっっっ」激しい爆撃音に目覚めたタカッペは隠れ家を出て空を見上げた空を覆い隠すほどの敵機が一斉に空爆を開始していた。タカッペ「おいおいシャレになんねーぞ」タカッペは都市から逃げるべきだと感じ、山のほうへと走った。空爆はさらに激しさを増し、至る所から火の手が上がった山の頂上に辿り着いたとき街は火の海となっていた。タカッペ「これってヤバイぞ」一向に止まることのない爆撃を見ながらそう呟いた。爆撃は5時間以上続き、夜になりかけた頃には終わっていた。しかし、燃え盛る炎で周りは明るく、まさに地獄絵図のようだった。この山もいつ火の手が上がるか不安で眠れないまま朝を迎えた。そして・・・その日が全ての終りになった。いまだに燃え盛る炎を見つめながら為す術を失って途方に暮れていた時だった敵機の姿が見えなく、爆撃はないと思っていたときだった。タカッペ「あれ?」上空から黒い物体が何万と落ちてきた。タカッペ「まさかっっやべっっっ」そう思って逃げようとしたとき激しい閃光と爆風が吹き上げた。タカッペ「うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」タカッペは閃光の中に消えた。その日落とされた黒い物体は原子爆弾だった。日本の全てに落とされキノコ雲が上がっていた・・・9月12日 午前8時49分 戦争の終結と日本人が絶滅した日になった。
2007.06.14
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