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『匿名の彼女』
事件の方は容易に推測できる展開でしたね。
それとしばらく顔を見なかったクレイトンを絡めて彼のエピソードになりました。
それについては、ちょっと意外です。
最後のマクギーの「仕返し」は別番組の主役を張るマイケル・ウェザリーへの「ご挨拶」という事でしょうか。
リーブスが通う依存症患者の集会で、親しくしているメリッサがリーブスの目の前で誘拐されてしまう。
メリッサは同居する恋人のエディから暴力を受けており、ついに別れた直後だったという。
リーブスは地元警察を呼び、すぐに誘拐事件として手配する。
メリッサについては名前しか分からず、写真や目撃した黒い車の情報などをアビーに送る。
マクギーとトーレスは、リーブスの行動に疑問を持つ。
メリッサは政府関係の秘書をしており、SNSなどを探った所、エディ・ホルドレンと暮らしているメリサ・グッドマンと判明する。
エディは海軍情報局に勤務し、監視対象となっていた。
上司のレディング大佐によると、チーフエンジニアのエディが2日間無断欠勤しており、彼のPCには軍の機密が含まれている事を危惧していた。
ビショップがクレイトンと2人のアパートを調べるが、家の中は荒れて、慌ただしく出ていったような感じだった。
さらに血痕があり、アビーに証拠を回す。
リーブスはメリッサを助けられなかった事で自分を責める。
ビショップは依存症の集会に参加していることをギブスに報告すればどうかと言うが、リーブスは個人的なことだからと頑なになる。
しかし、本部に戻ったリーブスがスローンにプロファイリングを求めると、すでにエディに関して公式の捜査となっており、ギブスも内容を知っていた。
ギブスは捜査に私情を挟むなと言う。
トーレスとマクギーは、リーブスの秘密をビショップが知っているのではないかと疑われる。
リーブスはやっと、アルコール依存症で集会に通っている事をチームに告白し、黙っていたことを弁解する。
リーブスはメリッサのスポンサー、ナンシーに会いに行く。
ナンシーは、エディとの別れを勧めていたと言い、酷いDVを受け、メリッサはその傷が治るまで山小屋にこもることがあったという。
その山小屋に急行すると、パトカーとエディの車があり、室内には血を流したエディが倒れていた。
メリッサは、襲われてしかたなく殺してしまったという。
NCISでの聴取で、メリッサは2年間エディと付き合ったが、どん底の自分を見捨てず信じてくれたと、エディをかばうような言葉を繰り返す。
別れたのは暴力ではなく、エディが仕事で開発した画期的なドローンの情報と設計図をオークションに売ろうとしたことを知り、エディがそのことで通報しないように誘拐したという。
エディが開発していたのは、新型ドローン「エアタイム」と呼ばれるもので、ギブスは海軍次官からPCを取り戻せと圧力を受けていた。
メリッサの説明では、山小屋でエディは酒を飲んでいたのかフラフラで、銃を向けたのを取り上げようともみ合い、暴発したという。
エディのPCについては知らないというので、スローンはエディへの恐怖で記憶が抑圧されているのかも知れないという。
パーマーはエディの肝臓から大量のオキシコドンを検出する。
常用者でもこれほどの量ならば、正体不明になるだろう。
モルグにスローンがメリッサを伴い現れ、もうエディが襲うことはないと納得させるため遺体を見せて欲しいという。
メリッサは、エディは怒りを押さえられないようになっていて、自分への束縛も厳しかったという。
趣味の自転車クラブにも行かせないために、倉庫のカギを変えてしまった。
リーブスとビショップがその倉庫を捜索すると、段ボール箱の中からPCが見つかる。
口数の少ないリーブスに、ビショップは秘密を抱えて黙っていては、病気になってしまうとアドバイスする。
リーブスは同じ悩みを抱えるメリッサに心を寄せ、自宅に戻ったメリッサを訪ねる。
メリッサは女性の夜の集会に持っていくため、チキンポットパイを焼いていた。
アビーはエディのPCを分析し、機密データはすでに転送済みだという。
「エアタイム」は今後の海軍の主力と考えられており、敵の手に渡ればドローンの飛行が全てできなくなるという。
エディは機密データを購入する客らしい人物として、数十人とコンタクトを取っていた。
スローンはどうやって絞り込むのか、ヒントを出す。
リーブスとギブスは、夜の集会に出ていたメリッサに会う。
2週間前にエディの様子が変だった事があり、真夜中に出ていったのを浮気だと思ったという。
エディの車のドライブレコーダーを分析すると、土曜の深夜にカフェに出かけており、監視カメラを調べると、浮気相手は何とナンシーだった。
ナンシーは、会っていたのがメリッサの恋人エディではなく、オンラインで知り合ったオースティンだったという。
パーマーは、オキシコドンが異常な代謝のされかたをしており、それが食事に入っていたカイエンペッパーの影響だと断定する。
次第に、メリッサへ疑いが深まるにつれ、リーブスは困った立場になる。
メリッサが誘拐された時、リーブスはエディの顔を見たわけではなかった。
エディのプロファイリングをしたスローンは、エディがDVを引き起こすようなトラウマの経験が見当たらないという。
彼の暴力を証言したのはメリッサだけで、そのメリッサ自身を分析すると反社会性パーソナリティ障害と診断したという。
メリッサはエディの浮気を知って、仕返しに軍の機密を盗んで売ることにしたのではないか。
すでに闇サイトで「エアタイム」が売り出されている事が確認され、メリッサはルイスという男に1万ドルを払っていることが分かった。
ルイスはアパートの管理人で、リーブスたちが現場を調べた時に怪しい動きをしていた。
メリッサのお得意料理にはカイエンペッパーが使われていて、リーブスはルイスと待ち合わせしているメリッサに会いに行く。
メリッサは酒を飲んでおり、そもそも依存症の集会に参加したのも、エディの浮気相手をスポンサーに選び、リーブスを保険として利用するためだった。
リーブスはこれまで一度も集会で発言していなかったが、ついに自分を語ることにする。
マクギーは自分をからかう画像がネットに氾濫しているのを突き止め、パリにいるトニーに仕返しをする。
とにかく、メリッサ役の女優さんがすごいなと思いました。
リーブスは、正義感という弱みに上手く付け込まれてしまった。
リーブスが辛い経験(孤児、里子生活)から依存症になっていて、それを一緒にスコットランド旅行したビショップには喋っていた、というのは今になってちょっと唐突な感じです。
MI6の連絡将校の役割があまりないからかなあ。
制作側としてはメインキャラクターに依存症で悩む者がいても良いという方針になったのか、あるいはリーブスがいなくなる道を作ったのかとも思いました。(笑)
リーブスはプライベートが仲間に知られて、この先キャラクターも変化するでしょうか。
ギブスは知っていても良いはずですが、あまりオープンにするのもどうなのか。
とにかく、私はまずフォーネルの事を思い出しました。今どうしているのかしら。
ミームのことは知りませんでした。
ネットにばらまくいたずらというのは、やっぱり酷いですよね。
しかし、マクギーが口にした「When you mess with the bull」は、もちろん、マイケル・ウェザリーのドラマ「Bull」の事ですよね。
クロスオーバーはできないでしょうから、こういったシャレはなかなか気が利いているなと思います。
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