CSI :Miami Files Annex

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August 31, 2018
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派手なカーチェイスなどなかったですが、緊迫感があって映画みたいだなと思って見ていました。





コロラドのミサイル発射基地2箇所が、3人の管制官によって占拠され、核ミサイルの発射作業が始まった。
発射するには、2名の管制官が同時に操作する必要があるが、2箇所の基地が同時に発射の手続きを行うと、外部から阻止することができない。
3人はそれぞれ、地下の管制室に入るための入り口を封鎖しており、全部で50発の核ミサイルを発射することができるという。
現在、ミサイルの標的を再設定中と見られ、当局は3人との交渉を行っている。
そのうち、ミラー大尉はかつてケンジーと交際したことがあることから、空軍の依頼でケンジーがミラーから情報を引き出し、行動を思いとどまらせるために呼び出された。
NCISチームには、国家的な危機にあたり詳しい状況を説明することはできないという。
そのかわり、モーズリーはミラー、ロス、ジンダワーら士官の背景を探るように命じる。

ケンジーと共に、ミラーの姉ティファニーが現場に連れてこられた。
異常な事態に動揺するティファニーに、ケンジーは協力するように語りかける。
交渉人の責任者、FBIのモンローに、3人は中東問題を一気に幕引きするため、イスラム教の国々の都市に核ミサイルを撃ち込むという声明をメディアに流すよう、要求していた。
ケンジーの呼びかけにミラーは答えるが、ロスに遮られてしまう。
FBIは、地下の発射センターにつながる脱出用のトンネルを掘り起こしていた。
通風孔も塞がれており、侵入方法はこれしかないという。
ミラー、ロス、ジンダワーはそれぞれ別の大学でROTC(予備役将校訓練課程)を受けていた。
士官学校を卒業しておらず、共通点としてはテッド・ホームズ教授がそれらの大学で心理学を教えている。
ホームズは偽名を使って右翼サイトに投稿をしており、具体的な質問ができないことからNCISはどうやって情報を引き出すか手こずる。
ただ、ホームズが毎年ROTCの学生に政治思想を問うアンケートを行っていることがわかり、そこで極右思想を持つ人物を探してパットン・プロジェクトの関係者に渡しているのではないかと揺さぶりをかける。
ホームズの反応を見て、3人以外にも「候補者」がいると見たカレンは国防総省に連絡して、各軍に同じような思想を持つ者がいるかどうか、調べるように連絡する。

しかし、途中で爆発音が聞こえ通信が途絶える。
トンネルにしかけた爆弾が爆発し、掘っていたトンネルが崩れてしまう。
ホームズが指導した学生の中で、アンケートに答えた17人の学生が極右思想を持つとされていたことがわかる。
空軍に志願しても、地下の管制官ならは希望通りの勤務となり、背後には彼らを操る黒幕がいると思われる。
発射センターでは、新たなトンネルが準備されはじめた。

しかし、漏れ出したプルトニウムは周辺を汚染することになり、ディークスはケンジーの身を案じて電話をかけ続ける。
侵入するためのトンネルは狭く、ケンジーの経歴を見込んだモンローは、トンネルから管制室に侵入して2人を制圧する任務を提示する。
持ち込める武器は銃と手榴弾しかない。
ケンジーは任務を引き受けると、ディークスに覚悟の電話をかける。
ディークスが今すぐ逃げろと言っても、ケンジーは愛しているとしか言えない。
ミラーは行動に迷いが出てきたのか、チャットでモンローに呼びかけてきた。
ケンジーは生きて救い出してほしいというティファニーに、何とか努力すると答える。
ロス、ミラー、ジンダワーが頻繁に会っていたNSAのデナードという分析官がいることがわかり、カレンとサムが自宅に向かう。
デナードは攻撃を受けて、手元の情報を処分していた。
デナードが死亡し、PCにあるパットン・プロジェクトの中心人物6名のコードネームしか残っていなかった。
SWATが地下の防爆扉を攻撃するのと同時に、ケンジーがトンネルから地下にもぐると、ロスはミラーに発射操作を行うように銃を向けていた。
ケンジーが投げた手榴弾で2人は死に、ミサイル発射は阻止された。
もう一箇所もFBIが突入して、ジンダワーを殺した。
モーズリーは6人の極右メンバーを特定するようにいう。
NCISに戻ったケンジーは、サムのような経験はしたくないというディークスに、私にはあなたしかいないと告げる。



ケンジーはジャック・バウアーみたいだなと思いました。(笑)
過去の恋愛関係でというのは無理やりですね。
でも、トンネルの狭さではサムもカレンもできない任務だし、ましてやディークスは町の一警官だからこういう時には呼ばれないよなあ。
ケンジーが10年前に東京に駐在していた、というのは初出でしょうか。
短期に交際していたことまで、軍に報告していたのかしら。
ミラーは横田基地勤務かな。
アフガニスタンに派遣された時は別にケンジーでなくても良かったかもしれませんが、こうしてケンジーの特殊性から抜擢されて、留守を守るディークスは苦しむことになって、結局は2人の愛は深まるということなのかな。
「もう無理」と言われても、じゃあ関係を解消したところで、ディークスがケンジーが何をしようと関係ありませんというわけもないし、やっぱりこのカップルは美味しいところを見せてくれます。
核ミサイルは冷戦の遺物なのかもしれませんね。
それが今も発射可能で、管制官がその気になれば発射できるというのは怖い。
「スターゲイト」の基地は確かコロラドの山の中だったと思いますが、ドラマのネタは尽きないなと思いました。
ヒドコさんは今回も見事な活躍で、モーズリーは要らないけど、彼女は戦力としてレギュラーになっても良さそう。


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Last updated  September 8, 2018 05:39:46 PM
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