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March 25, 2021
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カテゴリ: FBI:特別捜査班
久しぶりに会った元同僚が実は…というありがちなストーリーですね。
潜入捜査はFBIでもその他の捜査機関でも、深刻な問題なのかもしれません。




連邦判事のレスリー・チャップマンとその娘サマンサが、白昼道を歩いていて背後から何者かに射殺された。
チャップマン判事とモージャーとは知り合いということもあり、モージャーは全力で捜査すると意気込む。
判事が担当した案件や日頃、犯罪者から脅されるようなことがあったかどうか調べ始めると、判事は殺害される前日に、声を荒げて電話で話していたという。
その後1時間ほど外出したというので、車の行き先を調べた所、セレブが集まるクラブの前で判事は降りたことがわかる。
クラブのオーナーと用心棒は、チャップマン母娘は来店していないと答えるが、協力的ではない。
女性の店長に声をかけると、女性は反抗的な態度でジダンに水をかけた。
すぐさま女性を逮捕するが、ベルはその店長がFBIの潜入捜査官ジーナ・プラットだと明かす。

信用を得た今は店長を任されているという。
潜入の成果で、用心棒役のレイ・コスタはカルテルに従兄弟がいる、ということも掴んだ。
判事は店に来ていないというのでジーナを帰す。
担当した案件に疑わしいものはなく、手がかりは犯行直後にカメラに映っていた顔がわからないフードの男だけだ。
娘のサマンサの携帯には、何かトラブルを思わせる書き込みがあり、遺体からロッシのDNAが検出された。
ロッシはサマンサと前の晩に寝たと認めるが、犯行時のアリバイは固いようだ。
店の道路側のカメラに、裁判所から急行した判事の姿が映っていた。
7分後に判事はロッシの店を出たが、そのすぐ後に車を駐車していた男が判明し、話を聞く。
男はロッシの店のドアマンで、サマンサが数日前深夜に服が破れ、泣き叫びながら店から出てきたと証言する。
サマンサは警察を呼ぶことを拒み、家に戻ったという。
判事は娘からクラブでの性的暴行などの事実を聞かされ、ロッシの店に乗り込んだのか。

ジーナは不満だが、近く、ロッシとコスタとダブルデートに出かけるチャンスがあるので、女性を連れてきてほしいという。
クリステンがジーナの女友達として潜入することになり、4人が車に乗り込んだ。
車内に麻薬はなく、おそらく、麻薬の金を回収するのではないかと見られる。
FBIが追跡する中、ジーナの車は黒い車と合流した。
ロッシとコスタが車を降りたところ、ジーナは急にコスタに、監視されているかもしれないと伝える。

翌日、ジーナはコスタがFBIの車に気づいたようなので、先手を打って捜査を守ったのだという。
ジダンは戦略を変えて、おとり捜査に切り替えようと提案すると、ジーナは自分がどれだけ苦労して彼らの信頼を得たのかと、ジダンに反発する。
ベルは疑いを持つジダンに、ジーナを長く知っているので、信用できるという。
結局ジュヴァルを新しい買い手として、ジーナが紹介することになった。
ロッシは慎重で、初めて会うジュヴァルにポリグラフ検査をするという。
長年の経験でジュヴァルはピンチを切り抜けるが、ジダンはジーナが標的のロッシを「ジャック」と名前で呼ぶことに引っかかる。
過去の潜入捜査でジダンも、標的とわかり合えた瞬間があり、その時には親友になったという。
一応ベルがジーナの上司に確認するが、上司も私の管理能力を疑うのかと機嫌が悪い。
クリステンはロッシとジーナの映像の中に、親密な雰囲気でキスしているのを見つける。
改めて問いただすと、ジーナは潜入の過程で、ロッシと心を開いてキスしたことで、ロッシに取り入ることができたと主張する。
親密になりすぎることは危険で、これ以上の潜入捜査は中止すべきというベルに、ジーナはキャリアに傷がつくなどと言って、譲らない。
ジダンは何かあれば中止するというベルに従うという。
麻薬の買付場所に現れたジュヴァルは、1時間も待たされた。
何かおかしいと思っていると、ジーナの車が街から遠ざかっていくのが確認された。
緊急手配でジーナの車を追い、逮捕する。
ジーナはロッシを裏切れなかったと本音を打ち明ける。
いつの間にか、ロッシとの絆が本物となり、彼は善い人だという。
ベルはロッシが愛しているのは、ジーナが演じているキャラクターだと説得し、ロッシとコスタの行き先を聞き出す。
メキシコに逃亡しようとしていた2人は逮捕され、ロッシはサマンサとの交際を辞めるよう通告した判事をコスタに殺させたことを認める。
ジーナに関することは全て報告され、状況から連邦検事局がジーナを起訴することになった。
ベルはあなたを守ると言った約束が守れなかった結果となり、ジーナに謝る。
落ち込むベルにジダンは話を聞くという。




狭いNYでは、捜査中に「久しぶり~」ということは多いのでしょうね。(笑)
今度女子会しようよって、まあ気持ちはわかりますが。
ベルは一緒に人身売買の捜査でジーナと組んだこともあり、彼女の人となりは知っているから信じられるという。
個人的に親しいから信用できるというのと、親しいから判断を謝るというのはあるでしょうね。
説得するのに個人的な面を強調すると、約束を守れなかった場合は辛い。
だからといって、涙目でごめんなさいと言ったところで、ジーナはどう受け取るだろうか。
あなたのせいで私の人生は終わりよと、恨みを持たれなければよいが。
被害者や捜査対象に共感するのがベルの特徴だとしても、このままではベルが保たないのではないだろうか。
ジダンは自らの潜入捜査体験で培った知識があり、ベルの判断に意見を言う。
彼は先週の厳しかったメンターの圧力にもめげず、命の危険のある潜入捜査でも感情に溺れずにやりきったわけですね。
しかし​​ 第4話 ​ではジダンも元レンジャーに感情移入していたわけで、お互い様。
いずれにせよ、潜入捜査は問題が多いということになりますね。
クリステンはいきなりの潜入捜査でもそつなくこなす。
分析力でも突破口はいつもクリステンですね。
モージャーは知り合い多すぎです。
身内を殺されると、警察は容赦なしで徹底的にやり返すそうですが、モージャーも敵に回したくない存在ですね。





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Last updated  March 25, 2021 08:33:06 PM
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Re:FBI:特別捜査班 #11 Identity Crisis(03/25)  
NCIS大好き♪ さん
ちょっと分からなかったのですが判事の娘はロッシに襲われたんじゃなく付き合ってたんでしょうか?
襲われたなら性犯罪な訳で判事とは言え直談判?はおかしいし、付き合っていて母親に相談したなら、お付き合いを止めれば良いだけで…付きまとわれた?
何で直談判をしに行ったかが分からないのと母娘を殺す必要は何故あったのかも分からなかったです。

ジーナは基礎されても仕方ないかなぁ。
捜査の邪魔をして逃がそうとしたのだし。
潜入捜査先の恋愛擬き?は(LAでサムが相手の女性に恨まれてましたよね)騙すはずが深みに…ってなりやすそうで怖いですね。
犯罪者を捕まえる為に近づいてミイラ取りがミイラに…みたいな感じと言うか、元に戻れなくなる。
ドラマになるくらいだから実際にあるのでしょうね。
人間の弱さかなぁ。
ベルは辛いですね。でも ジーナが犯罪そのもの(殺害現場に居るとか)手を貸す前にベル自身がジーナを拘束出来て良かったのかも知れません。

モージャは敵に回すと怖いタイプですね(笑)
クリスティンがジーナのせいで酷い目に遭わなくて良かったです。
ジュヴァルは脈も操れる任せて安心捜査官(笑) (March 25, 2021 09:13:21 PM)

Re[1]:FBI:特別捜査班 #11 Identity Crisis(03/25)  
録画でみているファン さん
NCIS大好き♪さんへ&josetangelさんへ

判事の娘はロッシに惹かれているけど……不同意性交を求められて服が破れつつ逃げだした……でも、メールにあった通り、警察には訴えずにまだ交際の可能性を残していた……という感じでしょうか。
判事はそのことを娘から聞き出し、翌日の昼に直談判に行き、「判事の力」をかざしつつ、「私はあなたのことを調べ尽くす。レイプ未遂の件を立件されたくなかったら娘から手を引け」という9分間かな。……「調べ尽くす」に過剰反応したロッシは、ヤバい母娘を殺した、のでしょう。

ジーナによるジャック・ロッシの説明=the good-looking guy&「頭脳」と表現し、相棒は「筋肉」……この落差はちょっと気になりましたね。……すでにidentity crisisの予告orチラ見せでした。アメリカではこの題名そのものがネタバレですね。
&この段階でジーナは、判事が店に入るのを「見なかった」と明言したことを……後に判事が「9分間」店に入った画像が見つかった&前夜に判事の娘の服が引き裂かれていた証言が判明した段階で……根本的矛盾ですから、再度、ジーナの状態についてベル&ジダンだけじゃなく、チームとして分析し直すべきでした。

>一応ベルがジーナの上司に確認するが、上司も私の管理能力を疑うのかと機嫌が悪い。
特にこのシーン……ベルがジーナの上司に会う段階~ジーナ&ロッシのキスシーン画像の段階ですら……モージャーが登場して「共同捜査」の中止or継続を上司として総合的に判断しなかったのは、どうも無理がありますね。

分析官クリステンが一時的とはいえ潜入に参加してハラハラ……だいたい、あの段階で逮捕しなかったら、その夜、クリステンは何をさせられるか!?……そんな危険な目にあわせたジーナについて、ここに及んでもモージャーの判断がなかったことは【脚本的】に気になりました。
他方、同じハラハラでも……ジュバルがウソ発見器を騙したところは、安心できるハラハラなのでベテランの凄さを感じさせてもらいました。
>ジュヴァルは脈も操れる任せて安心捜査官(笑)
同感です。

解決後に、ジーナの処遇に関して連邦検事局に事情説明をしたのがモージャーだけだったのも、これまたどうなんでしょう?……ベルは「自分ができるすべてのことをやってジーナを守る」と約束したのだから……作戦の現場でジーナに関するほとんどの判断をしたベルも、検事局で補足説明する機会を求めるべきだったと思います。……こういう努力をせずに……
>涙目でごめんなさいと言ったところで、ジーナはどう受け取るだろうか
そもそも女性捜査官を男の悪人たちの中に潜入させることには、(LA's FINESTでも描かれたけど)どういう犠牲が前提とされ、その心理的影響を命令する男たちがどこまで理解しているのか??など問題は深く広くある と考えます。
ベルが「越権」であっても意見上申して頑張っていれば、「後悔」は限定的だろうけど、行動しないまま「ジーナ起訴」が決まったことの「後悔」は尾を引くかも。 (March 26, 2021 01:38:17 AM)

Re[1]:FBI:特別捜査班 #11 Identity Crisis(03/25)  
録画でみているファン さん
NCIS大好き♪さんへ
PS.
逮捕後の最後のシーンで、モージャーは「判事は麻薬などのことも突きつけて、娘にちかづくなと言った」という趣旨の説明をしていますから……母親は、ロッシらにとって特に「ヤバい存在」だから殺させたんですね。 (March 26, 2021 02:00:24 AM)

NCIS大好き♪さんへ  
josetangel  さん
冒頭の母娘の会話で、「悪いことは起こる」という、まるで「あれはなかったことにして、忘れなさい」みたいな表現は、オリビアならしない会話だなと思いました。
判事の娘という立場から、表立って被害者として名前が出るのを嫌ったのか、娘が好きだというなら仕方ないという気持ちだったのか、その辺はよくわからなかったですね。
ジーナは連邦犯罪に手を貸したのだから、重罪になって長期の服役になるのじゃないかなあ。
仮に出所できても、その後の人生は暗いし救われようがあれば良いけれど…
優秀な人ならば、本当に残念です。
(March 26, 2021 08:42:44 AM)

録画でみているファンさんへ  
josetangel  さん
司令塔を「ブレイン」、ボディガードや力技をする役割を「マッスル」と呼ぶのはよくあることだと思います。
コンビの分析として言ったことでしょうが、まあ、ロッシを「イケメン」だと判断したところで、バイアスが掛かっているかどうかでしょうか。(笑)

潜入捜査官が対象と疑似恋愛関係になることは、アカデミーでも利用しろなどと一応テクニックとして教えているようですが、セックスもありとなると、捜査官の犠牲は大きいですね。
また、麻薬関係だと捜査官もそれを試すとか、日常的にやらないと怪しまれる、ということもドラマで見ますし、全ては本人の判断に任されているとしたら、後の責任問題、救済措置も含めてケアしなければならないでしょうね。

今回はモージャーが知人の事件だっただけに、解決を急いで手段を選ばずの面はありましたね。
恐らく、ベルの報告書のレベルでジーナへの配慮、免責を訴えたと思いますが、できることは限られていたということかな。
裁判があれば、ベルがジーナに有利な証言をするということもあるでしょう。
それも相手側の攻め方によっては不利に働くこともあるかもしれませんが。
それよりも、担当捜査官をたくさん抱えて目が届かない管理体制とか、そちらを訴えるべきかもしれませんね。 (March 26, 2021 09:08:12 AM)

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