CSI :Miami Files Annex

NCIS:ニューオーリンズ7 #155 Laissez les Bon Temps Rouler

(4)

シリーズフィナーレ、大団円ですね。
なぜだか、うるうるしながら見ていました。

プライドはコナーの身を守れない事を痛感し、サーシャに同意し、証人保護プログラムに母子が入るべきだとコナーに告げる。
コナーとしては受け入れがたいが、説得され結婚式の後出発することを了解する。
ジミーとコナーを襲った犯人については、プロの仕業と見られ、パットンが闇サイトでサーシャの噂が出ているという。
まずは、サーシャが売った同業者から調べることにする。
カーターに横須賀の主任のポストのオファーが来た。
コーリーと交際する前に申請したというが、コーリーは異動に賛成すべきかカーターを引き止めるべきか悩む。
プライドは司式者をロレッタの頼む。

セバスチャンが回収してDNAを調べたところ、ヘンドリクスという小者とわかる。
ヘンドリクスを逮捕して聴取するが、雇った人物を恐れてか口を開こうとしない。
コナーは自分とサーシャのせいでジミーが怪我をしたことを気にする。
ジミーはサーシャも更生しようと努力しており、大事なのは自分がどういう人間になりたいかを自分で決めることだと話す。
パットンはヘンドリクスの背後に、同じ刑務所で知り合った2人の犯罪者がいるのではないかという。
そのうちの一人「デューク」は誘拐未遂事件後に高跳びをしようとして足止めされており、NICSが聴取する。
ヘンドリクスが吐いたと揺さぶってもデュークは動じることなく、ガキを脅かしただけだろうという。
プライドはその言葉で黒幕はサーシャだと確信する。
コナーが誘拐されそうになれば、ニューオーリーンズが危険だと理解し、コナーは母と一緒に証人保護プログラムに入る事を受け入れるだろう。
サーシャはプライドに追及されて、言下に狂言を認めるが、プライドがFBIにそのことをバラすと言っても証拠がないと居直る。
もし、自分が刑務所に入ることになればコナーは一生プライドを恨むだろう。

その判断は自分で行った、2人の関係をもう少し見極めたいのだという。
プライドはサーシャがニューオーリンズに残るのも、コナーと一緒に去るのも守ってやれなくて危険だと悩ましい。
しかし、母親の所業を伝えた上でコナー本人に決めさせるべきだ。
コナーはすでにサーシャが誘拐未遂を操っているのを感づいていた。
コナーは考えた上で、母親には自分しかいない、一人にはさせられないと言い、結婚式の後母と街を去るという。

結婚式が始まり、プライドとリタは無事夫婦となった。
ジミーのサプライズでオープンカーでバーに向かうと、親しい仲間を集めてパーティが始まる。
NYからローレルが電話をかけてきて、自分の結婚式の日取りが決まったとプライドと共に喜ぶ。

サーシャが連邦保安官と共にコナーを迎えに到着するが、リタと踊る息子を見てサーシャはそのまま姿を消した。
サーシャはプライドに息子宛の手紙を書いたと連絡してくる。
時期を見てそれをコナーに渡してほしい、自分のことは自分でなんとかする。
ニューオーリンズを去るサーシャの車を何者かが尾行し始める。
プライドの結婚を祝うパレードがフレンチクォーターで始まり、人々がにぎやかにパレードに参加する。

ニューオーリンズの景色を改めて見せてくれましたね。
コロナ禍から元の生活を取り戻しつつある人々の姿もあり、またヘンドリクスの逮捕には御者のおじさんが手伝ってくれたり、クラブでのバンドの演奏もこのシリーズらしい。
パレードにはおそらく、制作関係の人も参加していたでしょうし、トレメ・ブラスバンドがいたのは感動モノでした。
「Treme」以来のドラマで、ニューオーリンズが舞台だったと示してくれました。
ジミーおじさんのおかげで、コナーは短期間で家族の意味を理解したようですね。
サーシャは店の外からそれを見て、コナーから家族を奪うことはできないと理解し、逃亡する事を選んだ。
最後に母親としての愛情を示したのかもしれない。ここは涙です。
その後、彼女を尾行する車が何を意味するのかは視聴者の想像に任されました。
コナーが事実を知ったらどうなるのかも想像するしかありませんが、少なくとも彼を支える家族はたくさんいるので大丈夫でしょう。
悪の道に進めば報いを受ける、賢く選べとは正しくあれ、ということですね。
プライドとリタの結婚式、とても素敵でした。
ドレスが赤の膝丈とは思わなかったですね。
実際の夫婦なので二度目の結婚式をドラマの中で挙げたとも言えますが、夫婦でシリーズをやり遂げた充実感みたいなものあっただろうなと思いました。
ミーナさんは自分でも死が近づいていることを察しているようでしたが、意識が明快な間にコナーと会えて良かった。
人生に悔いなしということでしょうか。
ローレルは女優さんの都合で出られなかった訳ではないと思いますが（笑）、この先まだ結婚式があるということで、一家のストーリーはまだ続くという終わり方が良かったと思います。
プライドもこのまま捜査官を続けるのですね。
ロレッタが頑張った委員会は意味ある改革案を提出することができ、ニューオーリンズ市も良くなっていくだろう。
グレゴリオは彼女と新居に引っ越し、セバスチャンはそれを祝福している。
セバスチャンの生活は寂しくなるわけではなさそうで良かった。
結婚式で号泣しているのがセバスチャンだというのも微笑ましい。
カーターの異動先が横須賀でまたまた日本だったのが、意外でしたが、多分それくらい遠い場所という意味だったのかな。
でも、コーリーとの関係は始まったばかり、どうなるかはわからないけれどしばらくは続けようと望みを繋ぎました。
終わりよければすべてよし、きれいに終わったと思います。
7シーズン、ご苦労さまでした。

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Last updated March 27, 2022 08:15:34 PM
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■コメント

Re:NCIS:ニューオーリンズ7 #155 Laissez les Bon Temps Rouler(03/27)

録画でみているファンさん

＞トレメ・ブラスバンドがいたのは感動モノでした。
最後、仕事の電話が皆に来て、カーターらだけが仕事に向かう時……
グレゴリオが「He's just happy to skip the second line.」
―――２列目でカーターがスキップするの？？は変だなと思いつつ調べると……
second lineは「ニューオーリンズのブラスバンドを伴った伝統的なパレード」。
JAZZ葬でのファースト・ライン＝故人の遺族および関係者、に対応する言葉。
実は、
５年近く前の……TOKYO JAZZ（お目当ては別のアーティストでしたが）で来日していたトレメ・ブラスバンドの新宿センター街でのパレード……大混雑の中でしたが……雰囲気を味わいに行きましたよ！！

「最終回でも俺を走らせるのか！？」byスコット・バクラ……と言ったのでは？？
＞ヘンドリクスの逮捕には御者のおじさんが手伝ってくれたり……
そして、逮捕の瞬間にニューオリンズ風フラッシュ・モブ？

相当に無神経な男でも……カーターのように、突然、「極東支局への異動希望が叶う」などというメールの画面だけ見せて……説明を中途半端で切り上げるようなことはやらないと思うけどなぁ。
まぁ、その辺も含めて、コーリーは判断していくでしょう。

＞サーシャ……最後に母親としての愛情を示したのかもしれない。ここは涙です。
サーシャの死が暗示されて、僕にはほろ苦い……ハッピー・エンディングでした。

＞実際の夫婦……夫婦でシリーズをやり遂げた充実感みたいなものあっただろうな……
僕も同感です。
バクラさんsaid“[Chelsea] is often the voice of reason in my life. She holds the mirror up a lot.”
日本語訳しにくい表現ですが、何となく妻への気持ちが伝わってきます。
スコット・バクラに拍手！拍手！！拍手！！！ (March 27, 2022 10:02:11 PM)

返事を書く

録画でみているファンさんへ

josetangel さん

>ブラスバンドの新宿センター街でのパレード

生でご覧になったのですね、それは素晴らしい。
パレード文化は日本でも「行列」というものがありますから、馴染むように思います。
喜びに付け、悲しみに付け人々の心を一つにするパレードで締めくくったのは素晴らしいエンディングだったと思います。

サーシャは悪の道を選んだ結果を受け入れなければならない、という事を暗示していました。
殺されたシーンをあえて入れなかったのは、ある意味キャラクターへの思いやりだったのかなと思います。
仮に生き延びたとしても、辛い人生でしょうね。
私が印象に残ったのが、親の罪は子供には…のところで、「親の因果が子に報い」のような発想がないことに共感しました。
自分でどういう人間になりたいのか、自分で選べという言葉を私も心がけたいと思います。

プライドにとってのリタは、バクラさんにとってのチェルシーさんそのものの存在だったのでしょうね。
良い時も悪い時も、常にそばにいて、自分がどういう状態なのかを鏡のように映し、語りかけに答えてくれるというような存在。
"hold a mirror up to"はシェークスピアの言葉にもあるようですから、ものすごく奥深いものを含んでいるのかも知れません。
いずれにしても、素晴らしいカップルでしたね。 (March 28, 2022 09:03:03 AM)

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Re:NCIS:ニューオーリンズ7 #155 Laissez les Bon Temps Rouler(03/27)

NCIS大好き♪ さん

御者のおじさんカッコ良かったですね♪
思わず「おぉ～♪」と言ってしまいました。

ラストはみな幸せそうで(サーシャ以外)良かったなぁと思います。
クリミナルマインドやエレメンタリーホームズの最終回でも思いましたがレギュラー出演者が揃って笑顔だとずっと見てきて良かったなぁと幸せな気持ちになれます。
終わる寂しさも和らぐと言うものです。
最後はプライドのキングぶりも戻った感じでしたね。
「みんなが大好きなキング」は何処に行った???と思ったシーズンもありましたが、リタとの結婚式を街を上げてお祝いする感じが良かったです。
結婚式のグレゴリオとセバスチャンのハンカチリレーも楽しかったし。
あの二人の関係性は面白くて可愛くて素敵でした。
コナー役の役者さん、ダンスやパレードのシーンは素が出てる感じでとても可愛かったです。
コナーは学校とかどうしてたのかしら…と気になりましたがサーシャが息子の幸せを一番に思ったことでプライドとリタの息子として未来が開けましたね。
素敵なおじさんジミーもいるしコナーが幸せになると信じられるラストで本当に良かったです。
サーシャは可哀想ですが、あまりに罪を重ね過ぎたし…それが許されてしまうと言う展開は避けたのかなぁと思いました。
プライドのお母さんもとても綺麗な女優さんでしたね。
リタが美しかったのは言うまでもなく。

しかしカーターの良さは最後まで分かりませんでした。
あの余裕綽々な感じ…あのネクタイを選ばせる感じイヤだわー(笑) (March 28, 2022 04:52:33 PM)

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NCIS大好き♪さんへ

josetangel さん

プライドがプライドでなくなるようなシーズンもありましたが、最後にしっかりまとめてきたのは、やはり奥様の存在があったからでしょうか。
捜査官たちの仲の良さだけでなく、登場人物それぞれの人情味を表に出してきて、ドラマが落ち着いてきたようおに思います。
コナーは17歳にして子供っぽいところがありましたが、サーシャが過保護にして、学校も行かせないで自宅学習とか、そういう感じだったのかな。
友達が一切いない風だったのが気になりました。
これからは大丈夫でしょうね。
リタさんは実年齢が60代ということなので、よほど日頃から節制しておられるのでしょうね。見習いたい。（笑）
母親役のジョアンナ・キャシディさんは70代後半で、バクラさんとは9歳しか違わないそうです。
「スタートレック・エンタープライズ」のトゥポルの母親役もされていました。
カーターは私もどうにも、煮ても焼いても食えないキャラで終わったなと思います。
誰ともケミストリーがなかった。
何でハンナがあんな男に惹かれるのかはわかりませんでしたが、半年後には別れているかも知れませんね。（笑） (March 28, 2022 08:00:28 PM)

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