アグネスがレッドにしゃべった内容は…… 「When did you stop being Russian?」―――レッドはロシア人で、ある時期からロシア人でなくなったこと。 「At the end of it, she said all I needed to remember was that Raymond Reddington was the most important person in her life, besides me,」 ―――最後に、ママが言ったのは……私が覚えておかなきゃならないことは、 ―――レイモンド・レディントンはママの人生で一番、大切な人だということ。 (わたしの次だけど) 「and she was glad that I had met you, and she wished that we could meet again.」 ―――それから、わたしがあなた(ピンキー)に会えたことを凄く喜んでいたし、 ―――また会いたいね、って言ってた。 「She said you liked to hold hands.」 ―――ママに聞いた、手をつなぐのが好きなんでしょ。
>今までの流れで十分にレッドがロシア人であることはわかると思うんだけど。 レッドがアグネスの「When did you stop being Russian?」 で反応したのは確かですが…… やっぱりポイントは……「レイモンド・レディントンはママの人生で一番、大切な人」であり、アグネスと一緒にピンキーに会えたことを喜び、また会いたいと言っていたこと、だろうと思います。 昨日までリズはレッドを殺す方向の決意ができていたのに……リズはレッドが「ママの人生で一番、大切な人」=そういう存在であることを知ったから……当然……リズがレッドを撃ち殺すことができなくなった、と解釈しました。……つまり、デンベの裏切りで、結果的にリズが死んだ!! >デンベが手紙をリズに渡したかどうかは謎ですが、封印はしていなかったのかな。 デンベは、リズがレッドを撃ち殺す路線に反対でしたから、 あえて、リズに手紙を対面で読ませて、すぐ回収して元に戻したと推測します。 結局…… レッドはアグネスの「手をつなぐのが好きなロシア人のお祖母ちゃん」ということでしょう。多分。 ……リズが昇天する寸前の、フラッシュバック映像+あの音楽は、やはり、この推理に結びつきます、僕の個人的見解ですが。
(July 6, 2022 11:18:42 PM)
Re:The Blacklist 9 #180 Dr. Roberta Sand, Ph.D. (No. 153)(07/06)
続・録画でみているファン さん
ラストシーン=レッドのセラピー 「I found peace and tranquility and a real feeling of......quiet.」 「なのに……chaosや危険を求める強迫観念で、それを捨ててしまったんです。」 「I had found light. Yet I'm compelled by the dark.」 ―――私は光明をみつけた……なのに、闇に引きずり込まれてしまう。 「それが私を駆り立て……周囲の人を巻き込んでしまう、とても大切な人たちを。」 「So, what is the purpose?」 「もし私が、人生の良いもの全てをなげうち、……そして危険にさらされることを、必要だと正当化し弁護したら……行きつく先は1つ……a deepening darkness.」
Dr.サンドが、その衝動はどこから来ている??なぜ今??……と問いかけると レッド「ついさっき、my oldest and closest friend が私を裏切ったことを知ったんです。……その怒りのthe depth and breadth があまりに大きすぎて収拾がつかないかもしれない。」
パクとDr.サンドとの微妙な会話。 サンド「I help my clients be comfortable in their own skin」 ―――私は、患者が自分のありのままの姿で心地よく過ごせるよう支援している。 パク「心地よく??犯罪を犯すことも??暗すぎる衝動に身を任せて???」 サンド「誰にでも暗い衝動はある、パク捜査官、もちろんあなたにも。」 パク「その通り。みんなと同じように……私は自分の暗い衝動を憎んでいるし、セラピストに治して欲しいぐらい。」 サンド「治す??何を?ありのままの自分を治す??……なぜ治してもらおうなんて思うの?」 すぐに反論できないパク。。。 アラムは、8歳で微積を学び、それを理解の遅い両親に教えようとして、みんなのフラストレーションが酷くなって……10歳からセラピーを受けている(トータル1000万円?もかけて)……そして…… 事件後のアラムのフォロー。 アラム「この仕事はcan get under your skin.」イライラしたり、煩わしく悩むことがある。……「ハードで、一線を越えることもある。……周りから非難され、自責の念に苦しむこともある。」 「Dr.サンドが言う通り……人はだれでも暗い衝動に駆られるもので、大抵の場合、治療法はない。……僕が、祖父母の遺産をすべてセラピーに使って、曲がりなりにもたどり着いたことは……暗い衝動があるからといって自分を嫌いにならず、to love yourself in spite of them.」―――そういう自分を、愛してやること。 参考になります。
(July 6, 2022 11:22:29 PM)
僕の感覚では……シーズン7&8で「替え玉」カタリーナ・ロストヴァがリズと固い絆を結んで……そのカタリーナをレッドが射殺したことでの、リズとレッドの心理的な溝は……シーズン8ラスト数回のリズへの「ネタばらし」だけでは簡単に埋まらず……シーズン8最終回の……リズとレッドの微妙なやりとり=マーシャ少女時代のブランコの写真の時……レッドはその場にいた……だけど、リズの理解では、レッドはリズの子ども時代から「見守り続けてくれたオジサン=難病で余命短し」レベルのような気がします。……「大義のためのレッド殺し」を一旦は納得したわけだから。 そのことと、 今回の「Raymond Reddington was the most important person in her life」であると「she said all I needed to remember」の間には、大きなズレがあるように思うのです。