全112件 (112件中 51-100件目)
いよいよ、次のエピソードでシーズンフィナーレとなりますね。BNは完全にパターン化してしまったようで、この時期になるとこの人がゲストに出る、という感じです。ネタはたった一つ、マイケルを首にした奴らは誰か、どうやって仕事を取り戻すか、これでシーズン6まで続くって、大丈夫かなあとちょっと心配になります。しかも、マイケルは今や庶民を守る「正義の人」になっていますからね。もし元の仕事に戻っても、暗殺だとかダークな仕事を引き受ける事ができるのでしょうか。マイケルはテイラー・ブレネンから呼び出される。マイケルは友人を殺されて感情的になっているジェシーを外す。マーヴから名簿を手に入れる事ができ、マイケルに感謝しているという。ブレネンは名簿に載っているメンバーを脅して金を取るつもりで、マイケルには自分を首にした奴らを殺して恨みを晴らせと命じる。マイケルが断ると、マーヴに過去の事件との関わりについて聴取された音声ファイルがあり、それをヴォーンに手渡すという。そうなればヴォーンはマイケルと友人家族を皆殺しにするだろう。ブレネンは助っ人として元コンビを組んでいたラリーを呼び、裁判所のデータからFBI職員名簿の実名を調べさせる。1人目はIMF理事のアルバート・マチャド。マイケルはまず自宅の偵察を行う。ブレネンは自分を尾行するなと慎重なので、サムはラリーの携帯電話からブレネンの足どりを掴もうとする。ブレネンはマチャドの暗殺を他の殺人犯のしわざと見せかけるよう細工を命じる。マイケルはあくまで殺さず拉致して金を奪う方が得だと主張する。ブレネンが特殊な機械でIPアドレスを書き換えている事を知り、フィオナはその装置を売る店に押し入る。ブレネンは指紋認証の金庫も併せて購入しており、そこにマーヴの音声ファイルが保管している可能性がある。ジェシーは金庫から音声ファイルそのものを奪おうと主張する。マチャドは過剰な警備を自宅に配置していたが、マイケルとラリーは隙を見て忍び込み、まんまと身柄を捕らえる。しかし、ラリーがあっさりマチャドを殺してしまう。ラリーはあの復讐の念に燃えていた君はどこへ行ったと問う。マイケルは自分は変わったのだとラリーと激しく対立し、ブレネンを外そうということで意見が一致する。ブレネンにマチャド殺害の報告に戻った2人だが、ラリーはブレネンを刺して殺してしまう。ラリーは名簿のメンバーを一人一人潰して、ヴォーンの勢力を叩く事が出来ると言い、ヴォーンと闘うためにサムやフィオナを避難させろというので、マイケルはフィオナに緊急事態を知らせる。フィオナとジェシーはラリーよりも先に、音声ファイルをブレネンの金庫ごと盗む。先を越された事を知ったラリーは、マイケルに銃を向ける。その時、サムがラリーを狙っていた。マイケルは自分には命を捧げるものがあり、ここで死んでも犬死にではないと言い、去っていく。マイケルはついに自分を首にした奴らの名簿を政府に預け、ヴォーン一味と闘う覚悟を決める。前回のラリー登場エピソード(Enemies Closer)を思いだしても、かなり内容が薄くなっていますよね。ラリーはマイケルをダークサイドに誘う過去の亡霊なのでしょうね。ここまできても、マイケルの変化を理解していないとは、本当に鈍すぎる。ブレネンはまたまた簡単に殺されてしまいましたね。きら星のごとく、素敵なおじさんがゲストで出てくるのに、あっという間に消えていくので本当に残念です。一方、マデリンはますますファミリービジネスの元締めのような存在感を増し、マーヴの家族に声をかけるべきかどうかで悩むジェシーの代わりにマーヴの死を知らせたという。本当にナイスフォロー。サムも老いぼれ呼ばわりされても、最後は格好いいところを見せてくれました。ヴォーンとの闘いで、地獄の扉が開かれた、というのはスパナチュを思い起こして笑ってしまいました。
December 12, 2011
コメント(2)
サムがメインともいうべきエピソードでしたね。それにしても、サムには深い絆の友人がどれだけたくさんいるのか。マイケルがまるで孤独なので、その違いが歴然ですね。マイケルは考えた結果、自分を首にした者たちの偽名リストを政府のしかるべき人間に渡す事にする。その橋渡し役としてジェシーの元上司マーヴに頼むことにするが、マーヴはマイケルの「表向き」の経歴などから、マイケルの言っていることが信じられないという。マイケルはでっち上げだと言いそのため、マーヴはマイケルをポリグラフで確かめるという。サムの昔の友人で刑事のケヴィン・バルシェルが堕落警官の烙印を押されて国外へ逃亡したとされ、警察の上層部は早々と行方不明の捜索を打ち切ったという。サムは何か裏があると言い、ケヴィンの妻クレアから夫を捜して欲しいと頼まれる。ケヴィンの相棒ピート・ジャックマンによると、ケヴィンはドラッグの売人を撃ち殺してブツを盗んだとされており、証拠があるという。サムは通話記録から、ケヴィンが連絡を取り合っていた犯罪者のテッド・セイヤーズを誘拐して話を聞き出す。テッドはそもそも堕落警官はピートで、彼がドラッグの売人を殺してブツを奪い、それに気づいたケヴィンをテッドに殺すように頼んだと明かす。そして遺体を始末したらブツの分け前を与えると言われたという。ピートは用意周到で、借りにこのことを警察に通報しても逆にテッドを監禁した自分たちが逮捕されるかもしれない。しかし、サムは少なくとも友人の汚名をそそぎたいというので、ピートをはめてブツを持っているところを逮捕させることにする。テッドの呼び出しに応じてピートが待ち合わせ場所に現れる。マイケルはドラッグの買人レイを装い、テッドを殺したと告げる。不意打ちに怒って帰るというピートを、マイケルは炎で作った輪の中にピートを閉じ込め脅す。ピートは取引を引き受けるが、マイケルを恐れて腰が引けてしまった。マイケルはクレアに協力してもらって、ケヴィンがまだ生きていて、内部調査局がケヴィンの事情を聞いていると嘘を言う。ピートは半信半疑だったが、ジェシーとフィオナが内部調査局の捜査官として現れたため焦ってマイケルに連絡を寄越す。待ち合わせ場所のボートにマイケルが乗り込んだところ、ピートはボートを爆破して逃走する。ジェシーが先回りして渋滞を起こし、マイケルはついにピートを捕らえる。ピートはマイケルにケヴィンがまだ生きているので、盗んだドラッグをケヴィンの家に隠して罪を着せようという。サムはマイアミ警察のブリッグス警部補に付きまとい、逮捕を覚悟でピートを捕まえケヴィンの名誉を回復したいと頼む。ピートがケヴィンの家に忍び込みドラッグを隠そうとしていると、張り込んでいた警察がピートを逮捕する。ケヴィンはサムの望み通り名誉を回復して、ブリッグス警部補もサムを見逃すという。マーヴはついに国土保障省の人間に名簿を手渡すというので、マイケルとジェシーは名簿のデータを暗号化してマーヴと会う。マーヴは名簿を誰に渡すのかは言えないと言って受け取るが、同行した武装した男たちはマーヴを撃ち殺す。マイケルは去っていく男たちの中に、あのタイラー・ブレネンがいるのを見つける。ブレネンというと、シーズン3の"End Run"に出ておりましたね。ここのところ過去の登場人物の再来が続いていますが、今度は彼が宿敵になるのでしょうか。せっかく出てきた大物ゲストはあっさりと退場してしまうし、このブレネンという男もどれだけ真相を明かしてくれるのか、あまり期待はしておりませんが。(爆)それよりも、マイケルが復職できるかも知れないと聞いて、マデリンが心配しつつマイケルの選択を認めているのが驚きでした。スパイ稼業は、ある日突然になくなって何ヶ月も音信不通という、家族にとっては耐えられない状況で、確かにマデリンの言う事も理解できます。その上で、フィオナに対しては「それで良いの?」と確かめた。フィオナもこれ以上は説得できないと知っているので「私が彼を殺す」と冗談でもなさそうな事を口にしていました。実際「ノーという」選択をマイケルに希望しているわけですが、その日はいつになるのか。サムに温情を示したブリッグス警部補。善くできた人です。やっぱり場所柄、ホレイショをイメージしているのかなあ。(爆)ピート役の人、明らかに悪者顔で怪しさ100%でした。マイケルもコスプレなど楽しませてくれるのですが、単純に濡れマイケルも良い物ですね~(笑)
December 5, 2011
コメント(0)
今回のゲストキャラは二度目で、マイケルもその時の「ジョニー」を再現することに。(Hot Spot)劇画調なところは前回よりも強調されているような気がする。(笑)それにしても、シーズンが長くなることによって二度目の人が増えてきましたね。シーズン4のBNは特に連続ストーリーのパターンが強くなってきて、説明がないと何のために名簿を奪うのかを忘れそうになります。始まった頃の困った人の依頼をメインとした1話完結のスタイルが懐かしい時もあります。最近マデリンの機嫌を取るために家の用事を手伝ったりすることが少なくなり、マデリンもただガミガミいうシーンが多くなりました。フィオナとの会話が減りましたよね。オークションにかけられる名簿を手に入れるために、サムとジェシーがドミニカ共和国に行く事になった。マイケルはラスベガスからマイアミに戻ってきたネイトが、車を3台盗まれた友人を助けるのを手伝う事にする。ジェフとビリーのテイラー兄弟はカーショップを営んでいたが、商売が上手く行かなくなり一月に一回ドラッグ・ディーラーのヘクター・リヴェラに運搬用の車を貸していた。その車がヘロイン20キロと共に盗まれてしまい、返せと迫られていた。始めは反対したマイケルだが、ネイトの意志は強く、フィオナも手を貸す。運搬用に使われていた1969年型GTOで盗んだのも相当なプロだという。マイケルはマイアミで最大の車泥棒、トニー・ソトの力を借りることにして、またジョニーとして会う事にする。トニーはテイラー兄弟から車を盗んだのはバックワイルドのショップだという。マイケルはトニーのライバル関係のバックワイルドを潰すと約束する。ヘクターがテイラー兄弟のショップに現れブツを戻さないと殺すと脅したため、マイケルは24時間以内に見つけると申し出る。ヘクターは部下のケイレブを連れて行くように言う。サムはついに名簿を盗んだジャスティン・ウォルシュと会い、オークションの開催場所について情報を得る。名簿の保管場所について探りを入れると、常に移動させているというので、調べたところバイク便で運んでいる事がわかった。サムはバイク便から直接名簿を奪うことにする。バックワイルドの店に侵入すると、GTO以外の2台があった。ガレージを燃やして破壊し、リーダーの家を調べる事にするが、ケイレブが正当防衛だと言ってバックワイルドを撃ち殺してしまう。マイケルたちは、ケイレブが密かにバックワイルドを雇い、ヘクターの目を盗んで車とブツを盗みテイラー兄弟に罪を着せたのではないかと考える。ヘクターにそのことを知らせるため、ケイレブが盗んだ証拠をさぐろうとようするが、マイケルとテイラー兄弟がヘクターに呼び出され、GTOのある場所が見つかったので今から案内すると言われる。このままではビリーもマイケルも命が危ない。バックワイルドの家宅捜索をしたところ、廃棄した文書の中にビリーが契約している倉庫の契約書があった。おそらく、GTOはここに隠してあると考えフィオナとネイトが倉庫に先回りしてGTOを盗む。車がない事で激怒したヘクターはビリーを人質にとる。マイケルはまだ時間が残っているので車とブツを見つけると約束をする。一方、取り戻したGTOの中にヘロインは見つからず、すでにケイレブが持ち去ったと思われる。マイケルとネイトはケイレブの家にGTOを戻すことにし、バラバラに分解して持ち込み、組み立てる。ヘクターにケイレブの家に車があると言いに行き、車にブツがないと知ったヘクターはケイレブに疑いの目を向け、ビリーを開放する。ネイトはマイケルに父親になると告げる。ジェシーはバイク便のルートを分析し、マイアミでの用事を済ませたマイケルとフィオナがドミニカに合流すると、一同はターゲットのバイク便を襲って積み荷のフラッシュメモリーを奪う。メモリーにはマイケルを首にした者たちの名前が書かれていた。これをどうするのか、一人一人追及するのか、マイケルは考え込む。ネイトは生活のために車を盗んでいたのですね。なんともまあ、フィオナもびっくりの鮮やかな仕事ぶり。1トン以上ある車をばらして持ち込み、組み立てるって、そんなのできるのか?(爆)ネイトはマイケルの片腕として十分役に立ちます。しかしマデリンは知っていたのかな。これまでは一方的にマイケルがネイトの面倒を見る事が多かったので、今回は特に頼もしく感じられました。しかも、彼女との間に子供が生まれる?「従兄弟」にも会いたいな、というのはシッパー心をくすぐりますが果たしてどうなることやら。テイラー兄弟とウェストン兄弟がどちらも家族を大切にしているのが良かったと思います。友達のために、命をかけるのも兄譲りか。ドミニカへは何もチェックされずに、プライベートジェットで行けてしまうのですね。何とも日本とは違いますね。信頼するチーム4人並んだ時は本当に格好良かったです。
November 28, 2011
コメント(0)
マイケルはまだまだ傷の回復途中でしょうが、それを思わせない仕事ぶりですね。(笑)最初の依頼者から意外な人の登場で、俄然テンポが良くなりました。マイケルはサイモンの「聖書」を持っていると思われるジャスティン・ウォルシュの情報を掴むため、マイアミの機密情報集約センター(fusion center)に忍び込みデータを盗む。ジェシーが戻ったとはいえ、マイケルとはまだぎこちなさが残る。メールでウォルシュは切手収集を装って、聖書をオークションにかけるらしい。マイケルは金を準備する必要があるとして、ジェシーの元上司マーヴに力を借りるという。しかし、協力は期待できないのでジェシーがマーヴのかつての浮気のネタで脅すことにする。前回迷惑をかけたジェシーでは呼び出せないので、サムがチャック・フィンリーとして脅す。フィオナは銃を買いに来たスチュアートの依頼で、ベネズエラの外交官から妹を取り戻すという。その外交官マルコは影で麻薬の取引をする悪者で、スチュアートの妹と一緒になり暴力を振るうという。スチュアートは妹を助けるため一旦はカラカスから連れ帰ったが、またマルコに奪われたという。彼は警察には外交特権があるため手を出せない。ジェシーとフィオナがマルコの邸宅を偵察するが、相当な重警備で女一人を監禁するにはふさわしくないように見えた。マイケルも加わって作戦について話し合っているところに、突然スチュアートが撃たれて死ぬ。殺したのは以前フィオナを激怒させたナタリーで、仕事でベネズエラから盗んだ化学兵器を奪い返して破壊したいという。正義に目覚めたらしい。ただ、フィオナの銃でスチュアートを撃った事から協力しなければフィオナが殺人犯として追われることになるという。やむなく協力することにするが、「化学兵器」というのは危険なノビコック剤でマルコの邸宅のどこかに隠しているらしい。マイケルらはガス漏れを装って一味を邸宅から追い払うことにするが、作戦は失敗する。ただ、隠し場所は判ったためナタリーの持っている酸素ランスを使ってドアを焼き切る事にする。作戦は成功し、化学兵器の入ったスーツケースを手に入れるが、ナタリーは脱出が遅れ、後で合流するという。追っ手を撒くためサムが用心してスーツケースを運んだが、途中道路に爆弾が仕掛けられていて、車は転覆してしまう。仕掛けたのはナタリーでまんまとスーツケースを奪い、高値で売り飛ばすと言って去っていく。輸送ルートはナタリーに秘密だったが、ナタリーはマイケルの靴に盗・聴器を仕掛けていたのだった。マイケルはそれを逆手にとって、奪われた化学兵器が偽物で本物をFBIに引き渡すという嘘の会話を流す。案の定ナタリーはフィオナが作った偽物も奪い、アジトに向かう。そこにすでにバイヤーが現れた。マイケルは偽物の容器を撃ってバイヤーたちを怯ませ、本物の容器を奪う。ナタリーはこのままではマルコの一味に見つかって殺されるので、自分でFBIに通報して身柄を守ってもらうべきだと言って、本物を渡す。マーヴと会ったジェシーはオークションが2週間後、サント・ドミンゴで行われるという情報を得る。マーヴはマイケルを本当に信用できるのかと尋ねる。マデリンはいがみ合うマイケルとジェシーに、過去を忘れて前に進むように手打ちをさせる。マイアミの日本レストランはやはりウェイトレスの制服が変でしたね。(爆)定番の「日本風」の演出というか仏像があって、日本酒を出していましたが、多分靴を脱ぐというネタをどうしても使いたかったのでしょうね。しかし、あれではただの怪しいクラブにしか見えないです。ナタリーはあれからどうしたんでしょうか。女性の悪役が多い中で割と味のあるキャラでしたので、再登場となったのでしょうね。これで自首したならちょっと残念。マーヴは本当に良い人ですね。ジェシーに利用されても信じてまた力を貸してやる。それはジェシー本人が良い奴だからなのでしょう。ジェシーも何となくマイケルのイメージがちらついてきました。そして、今回最後に締めてくれたのが、マデリン。あの迫力には誰もかなわない。本当に怖いカーチャンですが、マイケルの事もジェシーの事も愛していて、心配しているからでしょう。そういう人がいることはありがたいですね。さて、来週はオークションを盗むのか。暗号を読み解いて名簿を手に入れるのはいつになることやら。
November 21, 2011
コメント(1)
本国では若干のお休みを間に挟んで、後半戦がスタート。ストーリーは留まることなく、次へ次へと進みますね。マイケルのイメージは、始まった頃のゆるかっこ悪い元スパイという感じから、今や自分を犠牲にして悪を懲らしめ弱きを助ける正義の味方に完全に変わりました。例の軽いノリの吹き替えは、どうなるんでしょうね。ジェシーに撃たれたマイケルは大量出血で意識を失い、3日後にやっと目を覚ます。その後ジェシーが病院に現れ、マイケルは奪われた聖書を取り戻すのに手伝って欲しい頼む。聖書には2人を首にした人々の名前が書き込まれており、ジェシーは同じ目的のためにという建前で再び協力することになった。マイアミ市内で爆発事件が起こり、一般市民にも死傷者が出る。たまたまマイケルが病院で出会ったアリシアは、弟のウォルターがギャングのデール・ローソンの部下で、そのデールが爆発で死んだという。マイケルは、娘を誘拐された弁護士のスコットがデールに復讐を果たしたのではないかと考え傷が癒えない状態で、強引に仕事に戻る。スコットは自分ではないという。ヴォーンがマデリンの家にマイケルを訪ねてきて、マイアミを離れることになったと言い、いずれ次の連絡係が来るという。いぜんとして失われた聖書の行方が判らないが、バレットの部下の中でマーク・スウィーニーが姿を消している事が判る。犯罪者を弁護してきたスコットの顧客の中に、デニス・バーフィールドという爆弾犯がいて、スコットがデール殺害を依頼したのではないかと考え、マイケルが自宅を調べる。デニスは麻薬依存者など「社会のゴミ」を自分が始末すると主張して、殺人を犯した疑いがあるが、精神鑑定で病的な反社会性性向があると指摘されていた。爆弾を作っている証拠はあったが、マイケルはデニスに見つかってしまう。マイケルはデニスのファンだと口裏を合わせ、話を聞き出そうとする。デニスはさらに爆破する計画があるというので、サムが忍び込んで証拠を探ると、場所は判らないが5カ所に爆弾を仕掛けていることが判る。しかも、前回の爆破は無線による起爆装置の誤作動だという。スコットに次のターゲットを聞き出し、それがアリシアの弟ウォルターだというので、直接ウォルターの自宅に乗り込み命を狙われている事を伝えようとする。ジェシーとフィオナはスウィーニーの痕跡を追い、スウィーニーが奪った聖書を長年国家安全保障に関わっていたウォルシュに渡して暗号を解読しようとしているという情報を掴む。マイケルは再度スコットを訪ねとスコットは殺されていた。デニスはスコットからマイケルの事を聞き出し、電話でマイケルに手を引くように脅す。ウォルターの自宅のテレビに爆薬が仕込まれているのが見つかり、ウォルターにデニスから電話がかかってくる。逆探知でデニスの居場所を割り出したところフィオナの新居に近づいている事がわかった。マイケルは一人フィオナの家に入り、爆弾を仕掛けようとしているデニスを崇拝している姿勢を見せる。すでに近所の人に通報されてしまい、デニスは警官を巻き込んで自爆する覚悟を固める。マイケルはデニスの意志を継いで残りの爆弾を爆発させると頼み込み、場所を聞き出す。ジェシーは無線の起爆周波数を探り出し、家ごとデニスを吹き飛ばす。ウォルシュの家を訪ねたマイケルとジェシーは、スウィーニーが死んでいるのを見つける。暗号の内容を知ったウォルシュは、先に動いたらしい。ジェシーがとりあえず元に戻ることになって良かったですね。やはり、身を挺して信念を貫くマイケルには逆らえないか。まだぎこちないですが、次第に元に戻っていくのでしょう。それにしても、肩を撃ち抜かれて痛み止めも飲まずに通常の仕事に戻るって、いくら何でもマイケルは超人ですね。命をかけた任務中ならアドレナリンが噴出して乗り切るのでしょうが、今のマイケルはホレイショ並です。(爆)サングラスを手渡されてかけるところも、やっぱりホレイショへのオマージュ?(爆)でも、スパイが少ない給料でも自分の働きによって紛争が解決した時に報われる思いがするという、その一念で仕事をするというのはちょっと感動的でした。マデリンやフィオナから自分の命を削って、いつまで仕事を続けるのかと尋ねられて、やらねばならないと答えるマイケル、危険の中に飛び込んでいくマイケルはいつになく感動的でもありました。ソシオパスのデニスには機転を利かせて信奉者になるマイケルは、いつもながらさすが。ジェシーがためらいもなくデニスを吹き飛ばすところは、任務のためなら何でもするちょっと怖さを感じました。マイケルを撃ち抜いたときも、そう思いましたが。ヴォーンは姿を消すことになり、また次の腹黒い輩がやってくるのは気になるところです。
November 13, 2011
コメント(2)
ケーブルのドラマはよく中休み(summer hiatus)に入るのですが、その前に必ずクリフハンガーを持ってきますね。今回も、過去最大の危機となりましたね。来週も見られるのでまあ、良いのですが。「コールド・ケース」のDanny Pinoや、「ウォーキング・デッド」のMichael Rookerなど、おなじみの顔がゲストに見られて、とても楽しいです。ジェシーが自分が首になった理由を知り、チームを去っても、マイケルはバレットを追うと言う。フィオナはジェシーがマイケルを殺すかも知れないと心配するが、マイケルはやり遂げることでジェシーを元の仕事に戻す事ができると譲らない。マイケルはバレット一行が宿泊している邸宅に侵入し、聖書を手渡す会合を一方的に告げる。一連の事情をヴォーンに報告すると、ヴォーンは一人になったジェシーは昔の仲間から情報を集めているといい、バレットは考えている大物なので注意して捕らえろという。マイケルはバレットをCIAやFBIに引き渡すつもりでいた。マイケルのところに犯罪者を顧客に持つ、弁護士のアダム・スコットが5歳の娘が誘拐されたという相談が来る。スコットが今弁護しているのは麻薬取引や殺人など重罪で評決待ちのギャング、ロッド・ローソンで、有罪になる可能性が高いため、兄のデールがもし裁判で負ければ娘のベッキーを殺すと脅してきたという。実際に裁判で勝ち目はないので、マイケルはあえてデールに会いに行って「奇跡の男だ」と強気を見せ、その後尾行させて部下たちが隠れ家に戻るのを探る作戦に出る。デールの部下の車に付けた発信器から、侵入困難な隠れ家が見つかる。マイケルはスコットに小型の潜水艇を用意させ、海から侵入することにする。ジェシーはマイケルたちの行動を監視しているらしく、マイケルはヴォーンからジェシーの居場所を聞き出し、まず、自分が謝りたいというフィオナとマデリンが話をしにいく。フィオナは始めからジェシーを陥れるつもりはなく、その後もジェシーを元に戻すよう努力していたと話す。バレットと合うことを告げ、一緒に闘おうと説得するが、ジェシーはマイケルを殺す事も否定しない。フィオナはマイケルとあって欲しいと話す。マデリンは依頼人のために2,3日殺すのを待ってくれという。潜水艇で隠れ家に侵入したマイケルだったが、スコットが前妻にしゃべってしまい、すでに作戦がデール側に漏れていた。マイケルは無罪にすることはできないと告げ、ロッドを強奪してベッキーと交換するという話を持ちかける。実際は、ロッドに似た囚人を偽装して偽の護送車から奪う。デールの目をごまかして、偽の護送車を走らせ、事故に遭わせて囚人役を助け出す。人質交換の場所に向かったマイケルらは、ベッキーと交換してデールから逃げ果せる。スコットはこの先も裁判があるので、ベッキーは母親と安全な場所に逃がすという。マイケルは潜水艇を譲ってもらう。待ち合わせ場所にバレットがついに現れ、マイケルは聖書を手渡し意味を尋ねる。サイモンやマイケルを消した連中は政府や民間企業の中に潜んでいて、サイモンは最悪に備えて暗号化したリストを作りバレットに託した。彼らを見つけ出せ潰せば、マイケルもまた元の仕事を取り戻せるだろう。そこに、ヴォーンが武装した部下を連れて現れ、攻撃を始める。「お前は何者だ」と疑われたマイケルは、バレットの部下にとらえられ連れ去られそうになるが、潜んでいたジェシーがマイケルを撃ち抜く。バレットは怪我をしたマイケルを車に乗せ、逃走する。「黒幕は誰か」と尋ねられ、マイケルは最後の力を振り絞ってハンドルを奪い、車を横転させる。マイケルは薄れる意識の中で、何者かが聖書を持ち去るのを見る。ジェシーはマイケルを助けるために撃ったにしても、かなりやばい状況ですよね。早くサムやフィオナが助けに来てくれないと、命が危険です。そして、聖書を持ち去ったのは、映像で見る限りジェシーでもヴォーンでもなさそう。まあ、可能性としたらヴォーンの部下というところか。あるいは第3者がまた出てくるのか。バレットは思ったよりもあっさりとやられてしまい、残念でした。これで、また闘う敵が変わるのか。Michael RookerはCSIマイアミで、片腕の潜水夫の役で出ていましたね。ほんとに、強面の役柄にぴったりです。その代わり、こちらもあっさりと騙されてしまいましたね。(爆)ジェシーの心がどちらとも付かないのが、まだ希望があるという気がします。フィオナが言っていたように、始めからみんな友人ではなかったという事が印象に残ります。やはり、マイケルの魅力、姿勢に集まってくるのでしょうね。
November 7, 2011
コメント(0)
あれ?フィオナとジェシーのあの気まずい雰囲気は何?マイケル一筋のフィオナにまさかの心変わりが?と余計な事を思ってしまいました。相変わらずBruce Campbellの良い男ぶりが光っています。なんてチャーミング!さすがにこればかりは、マイケルも太刀打ちできないですね。ジェシーもフィオナとの関係で違う面が見え始めていたのですが。マイケルはジェシーに情報の出所を偽装して、共通の敵ジョン・バレットの存在を教える。バレットは世界的通信企業のCEOで、本拠地はNYだが、そちらに乗り込もうというジェシーを押さえて、マイケルは「聖書」を持ち出してマイアミに呼び出そうという。バレット本人に電話をかけ、相手の出方を待ち構える。ジェシーは情報の出所を聞きたがる。フィオナは友人のエミリーが夢中になった男に、あり金をすっかり巻き上げられたという相談を受け、サムに手伝ってもらい、力になることにする。エミリーはイギリス人のチャールズ・アーチャーという男に騙され、投資話に貯金をつぎ込んでしまった。私立探偵を雇って金を取り戻そうとしたができなかったという。チャールズは実はインターポールでは殺人で手配されており、同じように騙されたという女性が何人も行方不明になっていた。サムは「同業者」チャック・フィンリーを装い、「カモ」のフィオナを連れてチャールズの前に現れる。マイアミで仕事をするためにお前の銀行口座を貸してくれと申し入れて断られる。フィオナは女性を騙すチャールズに激怒して、気持ちが収まらない。サムは改めて出直し、チャールズと親しくなったところで酒に薬を入れて意識をなくさせ、酔って記憶が飛んだチャールズがはずみで高級車を買ったと吹き込む。それは銀行口座を聞き出すためだったが、チャールズは真っ直ぐに管財人のマーティンのところに駆け込み、実はチャールズ本人は口座No.を知らないことが判る。マーティンはやり手で、監視しているフィオナとジェシーに気づき、2人はとっさにキスをしているカップルを装おう。サムは女に金を盗まれた上、謎の車に監視されていると不安をかき立て、その隙にジェシーとフィオナがチャールズの家や車に盗・聴器を仕掛ける。チャールズも仕掛けを見つけて不安になりサムに助けを求める。サムはトラブルを解決する「専門家」としえマイケルを紹介するが、その時マーティンからエミリーが雇った私立探偵を見つけ片を付けたと連絡が入る。マーティンは手下にエミリーを襲わせており、フィオナがエミリーを救出する。チャールズはマイアミに見切りを付け、リオに高飛びすると言い、サムには別の金づるを紹介するという。サムは再びチャールズを意識不明にして、気がつくとエミリーを殺したという状況を演出する。今度こそ、マイケルが金で後始末を付けると言い、マーティンが管理する100万ドルを手渡せば、高飛びの手はずも整えると持ちかける。焦ったチャールズはマーティンから全額引き出してマイケルに手渡す。そこでサムが全て嘘だった事を告げて、マイアミの町にチャールズを放り出す。チャールズはマーティンに追われる身となった。マイケルはその金をエミリーに手渡す。バレットは手下をマイアミに寄越し、聖書を回収しようとする。マイケルは聖書の一部をコピーしたものを土産に持たせて手下をNYに送り返す。本気になったバレットがついに自らマイアミに乗り込んでくるというので、立ち回り先などを監視することにする。ジェシーはマーヴと接触し、自分が首になるきっかけとなった情報漏洩事件時に別のカメラに不審者が写っているのを見てしまう。自分のIDを使ったのがマイケルだと知ったジェシーは今まで騙されていた事を知って、フィオナに銃を向ける。フィオナはジェシーを元の仕事に戻すために努力していると弁明するが、覚悟を決める。ジェシーはそのまま姿を消してしまう。良いですね、サムのキャラ「チャック・フィンリー」。これもまでヒモか、というくらい常に女性がいて車を与えてもらったり、リゾートにお供などまめなところを見せていましたから、これからも時々チャックを見せて欲しいです。ゲストのイギリス野郎が本当に軽くてどうしてこんなのに女性たちが引っかかるの?と思うほど。その「すけこまし野郎」にマイケルがイギリスアクセントで言い返しているのが面白かったです。ああいう風にバカにするものなのか。で、ついにジェシーが真実を知ったわけですが、直前にフィオナとのキスがあったものだから、余計に複雑だったのかも知れませんね。マイケルに騙されていても割り切れるが、フィオナに好意を持ち、彼女の正義感を見てきたからには、その彼女がマイケルに忠誠を尽くして自分を利用していたというのは理解できない、したくない事柄だったかも、フィオナもいつもなら銃を奪って闘うのでしょうが、今回は罪悪感があるからか、無抵抗でした。それをジェシーも冷血に撃ち殺すということはできないでしょうね。とにかく、マイケルとしてはバレットとジェシーという2人の敵を持ったことになり、話がややこしくなりますね。そう、バレット役にはまたまた大物、ロバート・パトリックですね。NCISでもギブスの敵役として存在感がありましたし、やはり悪役では得難い人なのかも。(爆)余談ですが、マデリンの紫色のコーディネイトが素敵だった。おしゃれですよね。
October 30, 2011
コメント(0)
BN版「プリズンブレイク」ですね。いつも思いますが、体中にタトゥーを入れた、マッチョな受刑者の人はみな役者さんですよね。もしかして本当に刑務所でロケしてエキストラとして出ている?ヴォーンはマイケルの求めに応じて、サイモンに会うことになった。貸金庫の「聖書」について質問すると、サイモンはまず墓地に埋めてある「ベルリン2007」というテープを聴けという。サムがSEALs時代にコロンビアで助けられた旧友のフアンが、サムを遺産執行人に指定した。刑務所に入ったフアンはあと1週間で刑期を務めあげるというのに、刑務所内のギャング組織ラナシオンの上層部、クルーズの要求を断ったがために命を狙われる事になったという。殺されるのは明日だと判った。家族を頼むと言われたサムは、刑務所に侵入して出所までフアンを守りたいが、顔を知られてしまった。マイケルは自分からサムの代わりに刑務所に入ると言い出す。FBIのハリスとレインに頼んでマイケルはハリスと同房にしてもらう。クルーズはさっそくフアンとかかわるマイケルに目を付け、脅しをかけてくる。それだけでなく、看守のヒルがクルーズに買収されていて、クルーズ一味は房までフアンを襲に来た。とりあえずはマイケルが撃退するが、クルーズは刑務所内で暴動を起こし、そのどさくさに紛れてフアンを殺す事が判った。こうなるとフアンを逃がすしかない。ヒルは弟が刑務所にいるため、クルーズの頼みを断ることができないので、サムはクルーズと縁を切るため、協力して欲しいと頼む。暴動が起こったときにマイケルとフアンは医務室に逃げこみ、サムとジェシーが看守を装って2人を運び出す計画だ。しかし、クルーズが暴動よりも先にフアンとマイケルを呼び出して攻撃し始めたため、フアンは足を折ってしまう。暴動が始まり、かろうじてその場を逃げ出すが、フアンはマイケルだけ逃げて欲しいという。マイケルは自分たちの代わりにクルーズを運び出すことにし、医務室にクルーズを呼び込むとその場で爆発物を合成してクルーズを倒す。サムとジェシーに運び出されたクルーズは、銃を持った状態で通報を聞いて駆けつけた警察官の前に出てきて逮捕される。その後、クルーズはラナシオンの組織から制裁を受けフアンは無事刑期を終え自宅に戻る。フィオナはサイモンが指定した墓を掘り起こし、箱を取り出す。中に入っていたテープを聴くと、サイモンはマイケルの前任者としてヴォーンに雇われており、マイケルの首を切ったのもヴォーンの差し金だったと判る。マイケルはサイモンにそのことを告げると、聖書を狙った黒幕はハイテクなど複合巨大産業のCEOジョン・バレットだという。サイモンは聖書をバレットに渡せばヴォーンを倒すことが出来ると言い、自分が出来なかった事をマイケルに託すという。ヴォーンはその話を聞いて、バレットには武力では歯が立たず、外科的手段を取らなければならないという。マイケルは引き続き、ヴォーンと手を組む。今度こそ?新たな敵登場。これでマイケルを首にした(burned)のはヴォーンと言うことが判りました。ヴォーンはある計画を実行中で、ヴォーンとバレットは対立関係。銃では倒せない。バレットは聖書の暗号を何に使おうとしているのか。今シーズン、なかなかメインのストーリーが進まない中で、やっと形が見えてきた感じです。一方、留守を任されたフィオナとマデリンが良い味を出していましたね。帽子を被って長靴を履いたフィーの力仕事姿も良かったし(かわいい)、マデリンが墓掘りの見張り役として、おじいちゃん管理人の前で一芝居打つが堂に入っていました。最近ではもう、マデリンが一番の役者ですね。(笑)お墓一歩手前の管理人さんは、騙すにはお気の毒というか、とても紳士でしたね。刑務所に面会に来たフィオナのメイクがいつになく濃くて、「会いたかった」というマイケルがどこまで芝居なのか、本気なのかが判らない。あんなホットな女が会いに来るなんて、もっと喜べ、マイケル。(爆)マイケル&サム、サム&フアンの男同士の友情がとても美しくて(笑)、会話はまるで劇画でした。カーチェイスも見応えがありましたね。
October 24, 2011
コメント(2)
ゲストのまたJon Sedaが出ていた。最近本当にあちこちのドラマでよく見ますよね~本編ですがここまでエピソードを重ねてくると、だんだんCSI:マイアミとも似た雰囲気になってきました。ハリケーンも、おなじみのネタですね。貸金庫から奪った聖書はサイモンの持ち物で、組織が欲しがっているのであれば、サイモンは連中のことを知っているに違いないとして、マイケルはサイモンに直接会うと言い出す。サムもフィオナも反対だが、ジェシーを首にしてまで事を進めたのだから、ヴォーンに頼んででもやりとげるとマイケルは言う。マイケルは聖書をフィオナに預ける。マデリンの家に、かつてのFBIの2人組、レインとハリスが助けを求めてやってくる。トルコの犯罪組織の殺人事件を目撃したジェームズ・ベイリーという証人を匿っていたが、ハリケーンのどさくさで殺し屋が襲ってきて、ベイリーが雲隠れしたという。2人はこのままでは停職処分になってしまうので、マイケルにベイリーを探して欲しいという。ベイリーは黒のピックアップトラックを盗んで乗っていったというが、マイケルは殺し屋が使った改造型サイガ12Kという銃に注目し、フィオナの知り合いに話を聞く。するとコールという客に売ったというので、居場所の手がかりを得て安アパートを見つける。マイケルがアパートに侵入すると、コールは爆弾を使った巧妙な仕掛けでマイケルを捕らえてしまった。コール以外にも組織が殺し屋を雇ったらしく、マット・リースというもう一人の殺し屋に扮したマイケルは、ベイリーの車の情報があると言い、一緒にベイリーを見つけようと持ちかける。コールはベイリーの携帯電話から居場所を絞っていたが、マイケルを銃で脅しながら、車を捜しに行くことにする。市内はハリケーンの影響で、道路が通行止めになっており、マイケルはサムに連絡するために、口実を見つけて無線装置のある公共の車を探す。フィオナの家にヴォーンが現れ、聖書を手渡してくれたら、自分がサイモンに会って話を聞くという。マイケルが邪悪なサイモンに会えば、彼もまたモンスターになってしまう。その代わり、預けてくれたらジェシーをすぐに元の仕事に復帰させられると言い、マイケルには秘密にするよう言う。マイケルは無線でサムに状況を知らせ、すでにベイリーが車を乗り捨てていたことから、ベイリーの立ち回り先を探すように求める。途中、マイケルはコールが元海兵なのを知り、冷酷な殺人者になりきっていないと指摘する。コールは爆弾処理のプロで、軍を懲戒除隊になり恨みを持っていたが、引退して穏やかに暮らす夢も持っていた。ベイリーが恋人の家にいるかもしれないというので、ジェシーとマデリンとフィオナが、ベイリーの家に急ぎ、住所を探す。マデリンは恋人の家の写真を見つけ出し、無線で呼びかけたマイケルに暗号で外観を知らせる。マイケルは車の情報のかわりに、ベイリーの居場所が判ったと告げるがコールは信じない。駐車場の屋上からその家を探していると、何者かから銃撃を受ける。撃ってきたのは本物のマット・リースで、マイケルとコールは逃亡し、ベイリーの恋人の家に逃げ込む。コールは仕事をさせろと、マイケルとベイリーに銃を向けるが、マイケルは今なら殺し屋家業から手を引けるとコールを説得する。納得したコールとマイケルは協力してリースの一味を倒し、警察に逮捕させる。コールは一人姿を消した。フィオナはマイケルにヴォーンが取引を持ちかけてきた事を打ち明ける。フィオナは何があろうとマイケルを信じている、と言って聖書を手渡す。その後ベイリーが無事証言したことから、FBIのレインとハリスはマイケルの頼みを聞いて、ヴォーンとの待ち合わせ場所に現れ、手配書に載せると脅す。ついにヴォーンはマイケルの頼みを聞いてサイモンに会わせるというが、それには相当の覚悟が必要だと言う。ハリケーンそのものではなくて、その後の道路の封鎖などを使ったのが上手かったですね。やはり面白かったのは無線での暗号。(笑)マデリンもしっかり暗号を読み取って、今ではすっかりスパイ稼業に足を突っ込んでいますね。確かに、不特定多数が聞いている無線で暗号により情報を伝達するというのは、スパイの活動としては古典的かも知れません。それだけでなく、母親ならでは、どこにやばい物を隠すかはお見通し。(笑)ゲストがJon Sedaだけに、単なる悪役ではなかったですね。人間味のあるうちに足を洗って引退するというのは、マイケルにも通じる事かも知れません。そういう人情味のある場面もあり、鮮やかに悪者のを退治して、今回もBNの王道を行くエピソードでした。フィオナがマイケルをどこまでも信じる、と言ったのは感動的でしたね。さすがっ!単に内助の功というだけでなく、ヴォーンが何かを見抜いた上で、マイケルが正しいことをすると信じている。だからこそ、これまでも何度も仲違いしそうになってもマイケルから離れることはない。改めて、最近のフィオナは成長したなという感じがします。奥深いキャラクターになったというか。これなら、きっと大丈夫。ダメFBIの2人組は、良い感じで出てきますね。(笑)
October 16, 2011
コメント(0)
今週は女性陣の活躍が光りましたね。フィオナかっこいい!ドレス姿が見惚れるくらいです。タフ~マデリンもベテランならではのフォローをして、本当に良いチームワークでした。いつになく、スパイのウンチクが役立ちそうな感じで面白かったです。マイケルとジェシーはマデリンの協力を得て、マーヴから情報を得た銀行のセキュリティチェックを行う。サムとフィオナは、開発した新製品を奪われたくないという会社CEOクリスチャンからパーティの間、製品を警備する仕事を受ける。クリスチャンは前日車上荒らしに遭い、ノートPCを奪われた事で危険を感じたという。しかし、パーティが始まる前に自宅が覆面の4人組に襲われ、妻のサラが誘拐されてしまった。フィオナは状況を見て、目的は製品ではなく、誘拐ビジネスだと察して自分も金持ちの夫を持っていると言って捕まってしまう。犯人は奪ったノートPCから情報を得たらしく、メキシコ人の訛りがあり、24時間以内に大金を支払うよう要求したため、マイケルが交渉人となる。犯人側がサラとフィオナの様子をインターネットのテレビ電話で見せると、フィオナが瞬きで金を払ってはいけないとメッセージを送る。犯人側に金を払ったり警察に知らせると人質が殺されると踏んだマイケルは、動揺するクリスチャンをなだめながら、通信したIPアドレスを探る。フィオナはサラを落ち着かせて地下室にある材料で爆弾を作ることにし、隙を見て犯人の携帯電話を奪って連絡してくる。しかし、焦ったクリスチャンが直接犯人側と交渉し、金を払うと同意してしまった。サラとは引き離されたフィオナは、作戦を変更して換気システムに煙を流して近くを捜索しているサムとマイケルに知らせる。ジェシーはクリスチャンに金を渡せばサラは殺されると迫り、金の引き渡し場所を聞き出そうとする。しかし、クリスチャンはなかなか話そうとしない。フィオナは犯人の兄の同情を買うよう演技をしつつ、サラの情報を引き出し、手に入れたウォッカで脱出のチャンスを探す。犯人はフィオナには身代金が払われないと知って殺そうとする。ついにクリスチャンから金の引き渡し場所を聞き出し、マイケルが現地に急ぐ。サムはフィオナが捕らわれている隠れ家に行き、犯人を縛り上げる。マイケルは犯人側にこちらも人質を取りまもなく爆弾が爆発すると脅す。サラは開放され、時間がないと思い込んだ犯人側は身内を救うために警察に通報する。マイケルとジェシーは銀行に侵入し、貸金庫の品物を手に入れる。それは聖書で、所々言葉が消してある暗号のコードの本だった。ジェシーは本にサイモンの名前を見つけて「これは誰だ?」とマイケルに問うが、マイケルは知らないと嘘を付く。先週はマイケルに腹を立てて、ツンツンしていましたが、何だかんだと言っても、フィオナが大変な事になればマイケルも必死になる。でも、フィオナはただ助けを待つような女じゃありません。あり合わせの材料で必要な武器を作り、その場その場を演技で乗り切る。これこそ、「バーン・ノーティス」の王道ですね。自力で戻ってきた後は、マイケルもうれしさを隠しきれずに2人はガバっと…あははは、心配しなくても良かったじゃん。このカップル、大体シーズンに1回くらいベッドインしているようですが、甘くないというのか、この程度の表現がちょうど良いですね。そして、ジェシーは「おっと」という感じで、そのことをマデリンがしっかりと見ている。何があってもマイケルとフィオナは離れることがない、激しすぎるけれどもあれが彼らの愛の形なのよ、と母親ならではのコメントですね。フィオナに惹かれてしまうジェシーの気持ちもわかりますが。でも、こういう風にフォローされると角が立ちません。マデリンは銀行でも堂々たる演技でしたね。サムとは夫婦役でしたが、スパイ夫婦の映画みたいな感じで「ハニー、ただ今。俺のこと、惚れてきただろう?」というサムにも笑ってしまいました。(笑)やっていることは「レバレッジ」と良く似ているのですけどね、あちらが都会的センスだとすると、「バーン・ノーティス」は家族的、ドタバタしたところが魅力です。犯人兄弟はイケメンであのままで終わるのはちょっと惜しい。(爆)
October 9, 2011
コメント(2)
豪華ゲストとして、あのバート・レイノルズが登場。良い味を出していましたね。現役マイケルが未来の自分を重ねることになりました。もう一人「The Wire」のロールズ役などで知られるJohn Domanも登場。毎回、魅力的なゲストで盛り上がります。マイアミのホテルで、各国のスパイと外交官が集まる国際会議が開催されることになり、ジェシーは以前のボス、マーヴと接触して、カサールらが狙っていた銀行の貸金庫について情報を得ようという。しかし、マーヴは解雇されたスパイには協力できないと断る。マイケルはジェシーのことはフィオナに任せると言い、フィオナはマーヴに近づく。マイケルはマイアミにロシアの暗殺団スペツナズが入り込んでいるのに気づく。誰を狙っているのか情報を聞き出すため、一味のアレクシを捕らえて口を割らせる。彼らは冷戦時代に活躍したかつてのスパイ、ポール・アンダーソンを狙っているという。ポールもマイケルのように消されたスパイで、今は死んだ事になっているという。実は86年にロシアがアメリカの通信衛星網を壊すキラー衛星の情報を持っていた。酒に溺れるポールは酔ってうっかりインターネットに情報について書き込んでしまったという。その情報は下院議員で裏で暗躍していたというビル・カウリーから得ていたという。カウリーは今回の会議で基調演説を行うことになっている。今はバーテンダーとして働くポールをロシアの殺し屋から救い出したマイケルは、不当な扱いを受け老後の年金まで取り上げられたポールに身分を取り戻させるという。ポールがロシアの殺し屋たちが欲しがる情報を自宅の金庫に持っているというので、捕らえたアレクシを使って監視していたスペツナズの連中を遠ざける。ポールはカウリーを追い詰める事ができる、ボゴタでの秘密任務に関する資料があるという。カウリーを誘導するために、マデリンが一芝居して一軒家に誘き出す。カウリーはポールに対して、ボゴタの件はすでに処理済みで当時の軍部が責任を取ったという。ポールがかっとなってカウリーを殴りつけて倒してしまったので、マイケルはスペツナズをおびき入れて一網打尽に捕らえる作戦に出る。スペツナズはまんまと罠にはまって捕らえられるが、ポールがリーダーを撃ち殺してしまい、警察がまもなく到着する。マイケルは選挙を前にしたカウリーに自分がロシア人殺し屋を殺したことにして、英雄になり、ポールにも年金を受け取らせるように求める。国に尽くしたスパイとして老後の生活を取り戻したポールだが、年老いた今はもう過去の活躍は思い出の中に残るだけだという。マーヴから資料を銀行の名前を得たフィオナだが、マーヴはジェシーが誰かにはめられた証拠があるという。無実を信じているというマーヴが渡したログイン履歴をフィオナは握りつぶしてしまう。フィオナはマイケルに、ジェシーに平気で嘘を付いている事を非難し、心配し日々バックを守る仲間のことは無視しない人を大切にしていると激怒する。最後のフィオナの怒りは激しかったです。最近ずっとマイケルの自分本位に走る行動についていけないと、彼女がバーンノーティスにおける「良心」の役割を果たしていますね。そして、ポール・アンダーソンという元スパイは、今のままマイケルが突き進むと彼のようになる、という形で出てきたのでしょう。それでも、女性に目がなくて、昔懐かしい派手な立ち回りや昔はこうだったのにというボケ具合や、実際、金庫の番号まで忘れてしまったという熟年スパイの悲哀も味がありましたね。実際、生きるか死ぬかのスパイ家業では、完璧な状態でないと仕事にならない。国のために尽くしたつもりが、年金も何も補償がなく存在そのものが消された状態になる。これは今のマイケルも同じ事ですね。そして、必死になるジェシーは少し前のマイケルと同じ。次第に過去の栄光や仕事を取り戻すために、他人の犠牲もいとわず、大事に思ってくれる家族や友人も振り切ってしまうようになる。何度も警告しているフィオナがいつまでマイケルの側にいてくれるのか、気になります。スパイは国によって戦い方が違うというのも面白かった。アレクシを脅すときに、「サムが導入部をやれ、俺は有名だから、フィーがハンマー役」、「悪い警官、もっと悪い警官、最悪の警官だな」という台詞にも笑いました。マイケルはすでに都市伝説の人、クリスマスの幽霊的存在になっているのですね。マーヴ役のRichard Kindはコメディで有名ですが、スターゲイト・アトランティスでも「愛される男」役で出ていて、またまたSF関係者の登場となりましたね。
October 2, 2011
コメント(2)
1シーズンのエピソード数が増えるにつれて、ちょっと話しの進み方が遅くなるような気がします。内容も薄まった感じでしょうか。女殺し屋のケンドラを捕らえてみたものの、訓練を受けたプロなので簡単には雇い主について口を割らないと考え、マイケルはジェシーに上司に追い立てられる部下の役割を演じさせ、ケンドラに尋問で主導権を持ったと勘違いさせる作戦にでる。フィオナの持ち込んだ仕事で、違法なコピー商品のバイヤーのバディが命を狙われマイケルは手を貸すことにする。バディによると、匿名の依頼主から鋲を作る鋳型の型抜きを2万ドルで引き受けたが、仕事が終わると感電しさせられそうになったという。残っていた連絡先から廃工場にむかうと、いきなり爆弾が爆発した。工場に何か消したい物が残っていたと考え、消防に連絡して現場検証をしているところに入り込む。現場にはバディが用意した型抜きが見つかり、調べたところ、アレキサンダー大王の剣に使われる鋲と同じであることがわかった。その剣はIT産業のCEOボックレッジが最近オークションで手に入れたもので、次の土曜日のパーティでお披露目があるという。犯人はおそらく偽物を作って、本物とすり替えるのだろう。そのような手口の犯人は、正体はわからないが業界では「ミスター・スリッパリー」と呼ばれており、キレるタイプでよく爆弾を使うという。噂では今、マイアミにいて、会社の従業員に化けている可能性がある。マイケルとフィオナは警備コンサルタントを装って、ボックレッジ本人に狙われている事を伝えて、人事ファイルを見せるように求めるが断られる。やむなく、オフィスに侵入して人事データを盗む。社員の中で、新入社員で警備員のディーンズが怪しいと睨み、自宅を調べるとアレキサンダー大王に関する資料と赤外線塗料が見つかり、それを持ってボックレッジに掛け合うことにする。赤外線塗料は会社の廊下に塗られていて、真っ暗闇でもUVライトに照らされると光って、脱出経路が判る。このまま、ミスター・スリッパリーが計画を実行した時に逮捕することにするが、ディーンズの家を監視していたサムは、車ごとディーンズが爆破されたと連絡してきた。その頃、飾っていた剣はすでに偽物にすり替わっており、犯人はディーンズではないことがわかった。パーティ会場には爆弾が仕掛けられていて、爆発。社員が外に逃げ出す中、マイケルとバディは犯人扱いされて追われる。マイケルは消防士の姿に紛れて犯人が逃走すると考え、「助けて!」と叫んで振り向かなかった消防士を追いかける。カーチェイスの末捕まったのは、ボックレッジの秘書のセリーナだった。ケンドラは誰かに雇われていることは認める。しかし、それ以上話さずにジェシーが追い込まれている様子なのを見て取り、大金で自由にしてくれと持ちかける。ジェシーが手に入れた口座番号では雇い主と思われる人物が特定できず、資金ルートから探るのは無理だという。マイケルはケンドラの口座をバリーに頼んでゼロにしてもらい、ケンドラを追い込む。焦ったケンドラは、テープにあったのはカサールと3人の名前で、彼らは貸金庫を狙ってしくじったのだという。どこの銀行の貸金庫なのか、またその目的が何なのかはわからないという。用済みとなったケンドラは、FBIから逮捕状が出ていたので、身柄を引き渡す事にする。ケンドラがあれだけとは、何だか引き延ばされた感じがします。(笑)強気に出た時はサイコな殺し屋で魅力的だったので、せめてまた出てくると良いのですが。ジェシーはマイケルやサムの意を汲んで、名演技でしたね。サムがいないので寂しいって、すっかり身内の一人になってしまっています。(笑)CEOはアラン・デールでしたね。いつもは悪役ぽい役柄なので、ちょっと物足りなかった。そして、いくならんでも「お宅の社員のファイルを見せてください」といきなり言っても信じてもらえないでしょうね。「ミッション・インポッシブル」のように最初から剣を盗むのかと思ったので、拍子抜けでした。「京都の美術館のエレベーターを爆破した」には、「あり得ない」と突っ込みを。さすがにそれはないですよ。
September 26, 2011
コメント(0)
さすがにここまで回数を重ねてくると、人助けの「依頼」には同じようなものが見られるようになりますが、それでもやっぱりどうやって悪者を懲らしめるのかは楽しいですね。さらにレギュラーが増えることによって、当てに出来る人員も増えた。弟のネイトの出番がジェシーに替わったような感じです。ケンドラが残した情報テープは、メディアが古すぎて読むことができない。マイケルはケンドラ本人に情報を引き出させるため、呼び出すことにする。ケンドラもテープを取り戻すためにマイケルを尾行しており、逆に生け捕りにしようとする。しかし、まんまと逃げられる。ジェシーはマイケルにプロの殺し屋のケンドラに命を狙われているので危険だと言う。マデリンの親しくしているローレンからの依頼で、ドラッグディーラーが目と鼻の先で商売をしている地域の診療所のデイヴィッドを助けることになった。デイヴィッドは持ち前の正義感からギャングたちを警察に通報しているのだが、一向にらちがあかない。マイケル等は逆に恨みを買って殺されるかも知れないので辞めるべきだという。まずは自分たちに任せろというマイケルは、サムとフィオナにギャングを監視させ、ジェシーが客を装って発信器付きの金を手渡す。一味の元締めは、ストリップクラブを経営するヴィンス・カトラーと判る。ケンドラから連絡があり、マイケルは5万ドルでテープを売ると持ちかける。サムは以前、マイケルの住まいの隣人だったシュガーを呼び出し、カトラーの情報を聞き出す。カトラーはNYからの流れ者で、メキシコのドラッグカルテルから大量のブツを仕入れたが、支払いに追われているという。マイケルはカトラーのブツを盗んで、追い込む事にする。売人になったマイケルは、デイヴィッドから大量のフェンタニルを手に入れ、それを混ぜた品物を売りさばいてい欲しいと話を持ちかける。さかんにお前のヤクを見せろというマイケルに、カトラーは慎重で、すぐには飛びつかない。マイケルはケンドラとの待ち合わせ場所でサムにケンドラを捕まえさせる作戦を立てるが、用心深いケンドラはまんまと逃げおおせる。カトラーは話しに乗ったが、別の場所でマイケルの薬を受け取り、ジェシーが一味を尾行してアジトを見つけ出そうとする。しかし、あと少しのところで車に近寄りすぎて逆に襲われかろうじて逃げる。マイケルはカトラーのアジトを模型飛行機に付けた赤外線カメラで突き止める。デイヴィッドの診療所に嫌がらせが続き、危険なのでマデリンの家にデイヴィッドを保護する。さらに事態は深刻となり、カトラーの手下が診療所を襲うと近所に触れ回っているらしい。警察への通報も役に立たない。マイケルたちは放火しようとしているカトラーの一味を銃で脅して追い払う。デイヴィッドはあくまで現地での診療を続けたがっており、マイケルは自分のプランに固執する。マデリンはマイケルに、子供の頃ネイトがいじめられたときの話しをして、かばったマイケルがいなくなった後、再びいじめられたネイトが自ら立ち上がっていじめっ子を倒した話しをする。マイケルは作戦を変更し、デイヴィッドが元デルタフォースの兵士だったという設定で、金で手下を雇って部下を殺されたとカトラーに告げに行く。フィオナとジェシーがカトラーの部下に脅しをかけ、焦ったカトラーがアジトに品物を取りに戻ったところでデイヴィッドが登場。この町を出なければ、実力行使をすると宣言して、バックアップのジェシーたちがアジトに攻撃をしかける。建物は派手に爆破され、驚いたカトラー一味は町を逃げ出していく。ケンドラは取引に応じ、マイケル一人で丸腰で来いという。サムがバックアップする予定だったが、案の定、金を受け取った後にケンドラはナイフでマイケルを襲う。ケンドラの攻撃をかわしたマイケルはついにケンドラの身柄を拘束する。今回のデイヴィッドというお医者さん、ものすごく勇気があるというか、本当に正義感のある人ですね。暴力に対してはプロに任せろというマイケルに対して、脅しには屈しない、立ち退かないという、その熱い思いにマデリンがガンと一発かました、という感じでした。それにしても、相変わらずど派手な銃撃戦に爆破シーン。これで、警察が動かないのだから、マイアミの警察は一体何をしていることやら。ホレイショなら許しませんぞ。(爆)ま、ドラマですからそこはスルーして、殺し屋ケンドラというのはなかなかのタマですね。魅力的ですし、もっとマイケルに絡んで欲しいです。(笑)そして捕まえたところで、簡単に情報を吐くとは思えないですが、誰に雇われたのか、カサールからどんな事実に突き当たるのか、少しでも話しが進むと良いですね。そうでないと、間延びして何のためにジェシーとマイケルが取り組んでいるのか判らなくなってきますから。(笑)
September 18, 2011
コメント(2)
今回はオーソドックスに危機を乗り切るマイケルが堪能できて、楽しめました。ゲストに「NUMB3RS」のアミタ役、Navi Rawatが出ていました。それで改めて彼女の過去の出演作品を見ると、「エンジェル」で壊れたヴァンパイア・スレイヤーを演じていた事を知ってびっくり。そうだったのか。あの複雑な難しい役を演じた事がきっとその後の活躍に繋がったのでしょうね。そういう目で今回の役を見ると、「なるほど」です。そういえばケンドラって、「バフィ」でそういう名前のスレイヤーがいたっけ。(爆)フィオナとジェシーは運び屋「コブラ」の情報を求めてバハマへ渡る。フィオナは検死官のアシスタント、タイと知り合いになり、鍵を盗み出してモルグに侵入。コブラのファイルを盗み出す。コブラは犯人には抵抗したようだった。指紋をサムに送って確認したところ、ジェレマイア・カサールという名前で連絡先は私書箱となっていた。帰国したフィオナとジェシーは作り話をして、私書箱の管理者からカサールの自宅を聞き出す。マイケルはサムの頼みで、戦没者の遺族のためにチャリティを行っている世話役、ジョシュ・ワグナーを助けることにする。ジョシュによると、集まった募金をニックという男の薦めで投資につぎ込んだ結果、銀行から連絡があり金をすっかりなくしてしまった、という。詐欺にあったと考えたジョシュは、警察に持ち込んでもすぐには解決して貰えないので、切羽詰まって投資会社のニック・マディソンのところに乗り込んで金を返して貰うつもりだという。マイケルとサムがニックのオフィスに向かうと、なんとジョシュがニックとアシスタントのパティに銃を突きつけていた。すでに警察に通報されていて、人質事件として周囲は包囲されてしまった。SWATチームも到着し、メトロ署のケイシー警部補が現場を仕切っている。サムは何があっても金は取り返すと引かないので、マイケルはニックには平和的解決を探ると言って、ケイシーからの電話に人質を装って対応し、時間稼ぎをする。追及されてニックは金は盗んでおらず、その証拠を見せると言い、パティはニックはとても良い人で信じているという。まずは詐欺の証拠を掴むため、電話線に細工をしてフィオナに連絡し、ニックと共犯だと思われるノリスを押さえてもらう。そのころ、フィオナとジェシーはカサールの自宅に侵入しようと試みていた。しかし隣人の女性からしつこく身元を追及されてその場を離れる。一方、証拠を見せると言ったニックが銃を出したために、しかたなくマイケルは銃を奪って監禁する。その時点でマイケルも人質を取った側になってしまい、捕まると刑務所入りは確定だ。ケイシーからの電話に出たマイケルに、警察側には駐車していた車からマイケルの身元が判明しているという。フィオナとジェシーはノリスを捕らえて、ニックからもらうべき金をノリスに払えと迫って、奪った金のありかを聞き出す。金は床に埋められた金庫に入っているというので、銃弾を使って金庫を掘り出し、上から落として無理矢理開ける。金庫には大金が入っていた。それを見て、パティはすっかりニックに不信感を持ってしまう。外ではまもなく突入の合図が出されるところで、マイケルはパティを説得してニックが犯人であるように、銃を持たせた状態で突入を待つ。そこにSWATが突入してきて、一同は逮捕される。パティは警察の事情聴取で、ニックが銃を出して脅したと証言し、ケイシーはマイケルが人質事件の解決に協力したとして、一同を釈放する。マイケルとジェシーは再びカサールの自宅を訪れ、今度は侵入する。家の中はきれいに片づき、何も証拠が見られない。隣の例の女性を訪ねたとき、長袖を着ていることに気づき、その女がカサールを殺した犯人ではないかと追う。女は突然逃げ出したが、マイケルは壁の中に隠してあったディスクを見つける。「NUMB3RS」では知的で上品な大学講師をしていたNaviが殺し屋とは、全くイメージが違ってアクションにも目を見張るのですが、このシリーズはSFやファンタジー系のドラマのゲストが多いので、それを意識しているとも言えるかも?ジェシーが入ることによって、マイケルが司令塔となり後方に回ってちょっと寂しいこともありましたが、今回はマイケル閉じ込められてどうやって脱出するのか、ハラハラドキドキしました。警察との交渉のポイントもさすがですね。ただ、警察に身元が知られているというのは、大丈夫なのかな。先シーズンのしつこい女刑事が何か情報を残しているのかどうか。それにしても、装甲車まで出て大がかりな人質事件になったのに、あんな簡単な事情聴取でお咎めなし?予定通り半日仕事で片付けてしまって、オイオイと思いましたけど。でも、マイケルは戦没者へ敬意を示すサムの一途な思いには、逆らえないのでしょうね。ところで、あの頑固なケイシー警部補て、もしかしてホレイショのイメージなのかしら。結局優しそうだったし。(笑)
September 11, 2011
コメント(2)
3話目にして気づきましたが、Coby Bellは今シーズンからレギュラーなのですね。今まで3人チーム+マデリンのファミリービジネス風なスタイルが定着していたのに、ジェシーが加わることによって、完全に力関係が変わるように思います。このエピソードの監督は初めてメガホンを取るJeffrey Donovanで、4人組の並んだシルエットはそういう意味合いだったのかな、という感じがしました。同じ目的のために協力することになったマイケルは、フィオナとサムと一緒にジェシーから情報を聞く。ジェシーによると、防諜班の局員として1年前に世界的な犯罪組織の様々な犯罪のパターンを掴み、マイアミまで追ってきたという。マイアミの港はアルジェリア経由の武器密輸ルートの一部で、「コブラ」という運び屋に電話で接触したという。しかし2週間前に会う約束はしたが、コブラは現れなかった。マイケルたちは密輸船の到着を監視し、ジェシーは甲板員らに聞き込みを続ける。ジェシーは警備員のハンクが男たちに脅されているところを偶然助ける。地元のマフィアのボス、トニー・キャロウがハンクを脅し、無理矢理積み荷を奪っているという。ジェシーはハンクを助ければ、コブラ捜索の役にも立つと主張したため、マイケルも協力してトニーに近づく事にする。トニーの組織はNYの組織下にあり、ジオというNYからの使いに金を絞り上げられていることが判った。FBIの元捜査官を名乗って近づくが、すぐに身元が割れ、FBIにコネがあることが判った。サムはクラブのトイレで強引にトニーを誘拐し、NYから集金を依頼された「その筋の男」を装う。脅されたトニーは明日大きな積み荷が届くというので、共にその積み荷を奪い、分け前をもらうという手はずを取り付ける。積み荷は500万ドルの価値のマイクロプロセッサーで、倉庫に保管されているトラックごと奪うという。ジェシーはハンクに頼んで、アルジェリアから入港した船のデータをもらって分析し、コブラが関わったと思われる積み荷を突き止める。積み荷はオペロッカ空港の格納庫にあると判ったため、侵入すると、コブラの姿はなく、飛行機に血痕があった。どうやら、コブラは誰かを殺して飛行機から突き落とし、その後姿を消したらしい。飛行距離から離陸した場所を探す。サムは人任せなトニーにシールズ時代の話をして気に入られ、トニーはすっかり軍人気取りとなる。マイケルらはトラックをトニーに運転させて、その後警察に逮捕させるつもりだったが、倉庫に侵入してトラックを盗んだところまでは良かったが、後一人サムが残ったのを気にして、トニーが引き返してしまう。トニーはサムにこうなったら、一緒にジオを殺してNYの組織を潰そうと言い出す。マイケルらはトニーを信じさせるため、インスタントで軍団を作り、ジオを迎え撃つ。その気になって先頭に立ってジオに銃を向けたトニーだったが、その後「援軍」がさっさと撤退したため、トニーはジオの手下に反撃され、怪我をして逮捕される。コブラの飛行機の記録から、行き先はバハマと判る。マデリンは間借りしているジェシーから、スパイの仕事を首になりマイケルに助けられたという話を聞いて、マイケルがその原因だと察する。マデリンはマイケルに、嘘はいずればれるので友達面は辞めろと忠告する。最後のマデリンが落としたカミナリは、やはり息子を心配しての事でしょうね。ジェシーが本当にマイケルを信じていて、命の恩人だと思い込んでいる事が怖いです。それが嘘だと知られたら、その反動が。そして、ジェシーが本当にこのチームに加わるとなると、マイケルとジェシーがどうやってパートナーの危機を乗り越え、信頼を得ることになるのか、それが見所となるでしょうね。それにしても、後先考えずにハンクを助けたり、正義感が強くて突っ走るジェシーは何だかかつてのマイケルみたいで、最近のマイケルは手段を選ばないダークなイメージになりましたね。フィーはそんなジェシーの事を気に入り、ジェシーもフィーを評価しているようで、まさか三角関係にはならないと思いますが、マイケルはちょっと分が悪い。(爆)とにかく、ジェシーは3人の安定していたチームワークを大きく乱しているように思います。「決して仲間を見捨てない」というシールズの話を聞いたからと言って、あっさりとサムに思い入れを持つマフィアのボスというのは、ちょっと変ですよね。イケメンの用心棒軍団を雇うお金はどこからまかなったのかなあ。(笑)注射で眠らせて、ベッドに括りつけ、ナイフを研いでいるサムというのは、デクスターのパロディでしょうか。
September 5, 2011
コメント(2)
今シーズンのゲスト、ヴォーンはどう見ても腹黒いタイプですが、もう一人のゲストキャラクター、ジェシーは逆にBNの中でも別格にヒーロータイプですね。演じるのが「サードウォッチ」のコービー・ベルなので、どうしても「良い奴」のイメージが付きまといます。それにしても、ジェシー強いな。マイケルは自分のせいで防諜班を首になったジェシー・ポーターが気になる。彼のためにも、サイモンの脱走を助けた組織の黒幕を明らかにするつもりだ。ヴォーンによると、FBIは逮捕されたジェシーを釈放して、機密情報を盗んだ犯人を捕まえるつもりらしい。そのジェシーはこちらが監禁するから心配するな、というヴォーンに対して、マイケルはジェシーの頭の中の情報を利用すべきだと主張する。ジェシーが使うビルの電話交換機に盗・聴器をしかけ、手がかりを待つ。マデリンはガレージを他人に貸し出すという。ジェシーが何者かに呼び出されるのを察知したマイケルは、ビーチでジェシーが人と会っているのを見張る。そこに殺し屋が現れ、ジェシーを狙う。マイケルらの助けでジェシーは生き延びるが、何とジェシー本人がマイケルの倉庫に現れ、助けを求める。ジェシーによると、かつての敵で、アジアの麻薬売人だったカーンから、200万ドル横領したとして命を狙われているという。カーンは現地でのトラブルの結果、取引でアメリカに来て、ジェシーが担当していたが、資金を引き揚げるのに別の中国人に盗まれ、それをジェシーが横領したと勘違いされてしまった。マイケルはカーン一味に違法な重火器を買わせて警察に逮捕させる作戦を立てる。さっそく、マイケルはカーンに接触し、自分もジェシーを捕らえたいがそのためには重火器が必要で、居場所を教える代わりに武器を買って欲しいと申し出る。カーンはマイケルを鼻先であしらい追い返したため、マイケルはジェシーの右腕リーに恩を売る作戦に出る。ジェシーがリーの自宅を単独で襲い、そこへマイケルが助けに入ることになっていたが、ジェシーが予想を超えた派手な撃ち合いを演じたため、マイケルはその場でアドリブを演じなければならなかった。結果的に、カーンは取引に応じ、違法な武器を用意することになった。マイケルに不信感を持つリーを上手く利用して、カーンの車に武器を運ばせて警察に通報し、逮捕させる事に成功する。しかし、ほっとしたのもつかの間、カーンはATFにコネがあり釈放されて、自宅に戻ったジェシーを誘拐する。金のありかを吐かせるため、ジェシーを拷問しているというので、マイケルは新たにリーがカーンの金を盗んだ事にするため、バリーにリーの銀行口座を操作させ、捕らわれているジェシーにこちらの作戦を気づかせるため、「カンペ」を作る。マイケルはカーンのところに出向き、ジェシーの親戚の死をでっち上げ、「カンペ」を見せて母親の命が危ないと脅す。状況を察したジェシーが話を合わせて、リーの口座番号に金を送ったと言うと、怒ったカーンとリーが銃を向け合い、相撃ちになってしまう。マイケルはその隙にジェシーを救い出し、マデリンの家に間借りさせることにした。ヴォーンは早速ジェシーの持っている情報に興味を持つ。ジェシーは首になる直前、戦争やテロ事件の黒幕のしっぽを掴んでいたという。マイケルは同じ目的のために組もうと持ちかけるが、ジェシーは必ず復職して自分を首に追い込んだ人間を見つけたら殺すと念を押す。マイケルは了承する。このジェシー・ポーターという男は元々兵士で、悪人と見れば誰でも追いかけてしまうタイプなので防諜班に就いたという。彼はチームワークが苦手で、個人で暴走気味。一緒に組むにしても、彼をコントロールすることが難しい。戦闘能力も高そう。そういう中で「俺を消した奴は必ず殺してやる」というのは怖いですね。始めにその筋では有名なマイケルを頼ってきたところに、偶然とは言えない物を感じて、すでにマイケルがやったことを何か知っているのじゃないかとも感じます。マイケルは罪悪感からジェシーを助けようとしたわけですが、その男に最後は命を狙われるとなると今シーズンかなり盛り上がりそうですね。しかも、マデリンのガレージに下宿するわけだから、人間関係的にも深くかかわりそう。それにしても、バリーはいつもフィーに良いように使われて、しかも最短で最高の仕事をするから手放せませんね。ディナーごときであれだけの仕事をするんだから、もう、子分ですね。(笑)
August 28, 2011
コメント(0)
新シーズン・プレミア。シーズン3に続いてすぐに見られるのはうれしいですね。捕らえられたマイケルはどこに連れて行かれたのか。彼はスパイのライセンスを取り戻す事ができるのか。アクション全開、第1話からぶっとんで行きます。豪華な応接室に連れて行かれたマイケルの前に、「組織」の人間だというヴォーンが現れる。マイケルが上層部の命を救い、サイモンを捕らえたことに礼を言い、ここは私的な刑務所で公式には資料保管管理センターと登録されているという。ヴォーンはマイケルに機密ファイルを渡し、「彼ら」の中でサイモンを脱走させてまで、巨額の資金、利権を守ろうとしている存在があるという。ヴォーンはマイケルの腕を見込んで、共に闘おうと協力を求める。いずれはまた元の身分に戻れるかも知れない。マイケルは資料の中から、武器ディーラーのグレゴリー・ハートという男がキーマンだとしてヴォーンと一緒に会いに行く。ジャングル生活をしているハートは、雇い主を聞かれて、銀行口座とメールアドレスしか知らないという。そこに無人爆撃機による攻撃があり、マイケルとヴォーンは辛くも逃れる。マイアミに戻ったマイケルは、ハートが連邦政府の捜査対象にあると見て、ヴォーンには自分流のやりかたで調べると告げる。マイケルはマデリンの家に顔を出した後、フィオナの家に向かう。フィオナはマイケルの帰還にも素っ気なく、今抱えている仕事の加勢を頼む。依頼人とアウトロー・バイカーとトラブルに巻き込まれた弁護士のウィンストンがハンターというバイカーらに脅され、命を狙われているという。すでに金では片が付かなくなっているため、とりあえずマイケルが両手にマシンガンを持ってハンターらを追い払う。マイケルはフィオナが素っ気ないので不満を漏らすと、フィオナはいきなり殴って、マイケルが姿を消して以降サムと2人でマイケルを探し回り、仕事も断らず引き受けたという。しかし、マイケルが相変わらずサイモンの話を追いかけるというと、フィオナは怒ってしまう。ウィンストンとバイカーの問題については、バリーに頼んで、ウィンストンがバイカーのクラブの金銭面や武器調達で関わっているというように文書を偽造させて、ボスのビック・エドにウィンストンを殺すとFBIの捜査が入ることになると、取引を持ちかけることにする。フィオナがクラブに潜入し、帳簿のデータを持ち帰る。エドの女の存在が明らかになったので、さっそくエドの家に押し入って、交渉を受け入れさせる。エドは要求をのみ、手を打つためにハンターを呼びつけるが、ハンターはエドに従うどころか、反旗を翻して殺そうとする。マイケルらはエドを救出し、フィオナにエドの部下たちを誘き出させる。部下の前ではさすがにハンターも逆らえず、ウィンストンはクラブの一味となって命を救われた。マイケルはマデリンに留守中にあった事を説明し、謝罪する。FBIからモンスター扱いされたことについて、疑いをもたれても陰の存在として抗弁できず、サイモンを捕らえるために時として悪人と手を組まなくてはならないのだという。スパイから殺人者と落ちて行ったサイモンと自分を重ねて、マイケルは不安を口にする。ヴォーンは、マイケルの言ったとおりハートが防諜班の捜査対象になっていたとし、マイアミの軍の施設の中にある彼らの部署に潜入し、ハートに関する情報を手に入れろという。偽のIDで情報を得たまでは良かったが、直後に機密データに触れた事で、ジェシー・ポーターという職員が責任を問われ拘束されたという。彼も公に裁かれることなく、スパイの職を追われたのだった。再々、スパイの職を取り戻すために自分の意志を貫くマイケルにフィオナが考え直しを求め、2人がぶつかっていましたが、今回初めて、無関係の他人を同じ立場に蹴落としてまで元に戻りたいのか、という事にマイケルが気づきましたね。マデリンに「俺も人殺しになるのだろうか」と涙を見せたのも初めて。やはり少しずつマイケルの心境に変化が現れてきたように思います。次はジェシーを助け出す事になるのでしょうか。ジェシーは「サード・ウォッチ」のデイビスですよね。さてさて、今シーズンのマイケルの敵/味方、いずれにせよ、心底信じられないヴォーンですが、「The Wire」や「Supernatural」でおなじみのRobert Wisdomですよ。実はマイケルが目を開いた応接室がまるでスパナチュでディーンが天使と相対した応接室みたいだなと思っていたら、そこに出てきたのが大天使ウリエル役だったRobert Wisdomだったので、ちょっと突っ込みたくなりました。BNは、SFドラマでおなじみのキャストをゲストに迎えることが多いのでこれはあながち的外れでもなさそうな気がします。(笑)マイケルらを雇っていたのは国ですが、ヴォーンのいう「我々」については「国のような物」と説明し、内なる敵と戦うには政府とは関係ない、消されたスパイのようなマイケルが必要なのだ、と言われても、やはり非常に疑わしいですね。どこに悪の親玉がいるのか、「組織」とは誰が動かしているのか。ますます闇の中という感じ。ところで、戻ってきたマイケルが人助けのフィオナとサムに全く相手にされなくて、「なんだんだよ」とむくれたり、とぼけたりしているのが良かったですね。一応、フィオナの優しいキスのお帰りなさいもあったし、シッパー的には満足。フィオナが関白亭主マイケルを甘えさせないで、自分も我慢している姿は涙ものです。(笑)
August 21, 2011
コメント(2)
シーズン3フィナーレ。サイモンとは一体何者なのか?一匹狼マイケルに次々襲いかかるピンチ。走る、飛ぶ、闘う、泳ぐ(?)マイケル、アクション満載。すごい!すごい!すごい!前シーズンのフィナーレにも劣らず、大満足のシーズンフィナーレでした。以下、ネタバレ。ギルロイを殺した囚人サイモンは逃げ、その代わり一連の騒ぎでマイケルは警察とFBIに負われることになった。マデリンの自宅にはすでにFBIの監視が付いており、近づくことができず、逃げ延びたマイケルはサムとフィオナと緊急時の場所で合流する。FBIのキャラハン捜査官がマデリンを訪れ、マイケルの行き先を尋ねる。キャラハンはマイケルが海外で行った工作活動を見せて、マイケルは危険な人間であると説得する。マデリンは合い言葉でマイケルに危険を知らせ、マイケルはサムとフィオナにこれまでの独断でギルロイと関わったことをわびる。コーラル・ゲイブルズに向かったマイケルは、店頭のテレビ画面に自分の映像が映っているのを見つけ、そこでサイモンと遭遇する。サイモンによると、マイケルに身の覚えがない海外の爆破事件が、本当はサイモンが引き起こしたにもかかわらず、マイケルが起こしたことになっているという。サイモンはマイアミビーチにあるホテルに爆弾をしかけており、マイケルが言うことを聴かなければ爆破すると脅す。サイモンは「上層部」が手に負えなくなった自分を首にして、投獄したという。そして、サイモンのファイルはマイケルのファイルと差し替えられてしまった。今は、サイモンの「名声」はマイケルのものとなっている。だから、上層部を呼び出して復讐したいという。マイケルは常軌を逸したサイモンをあしらいながら、FBIが監視している住居の倉庫に戻り、「上層部」に連絡を入れ、落ち合う場所を告げて応援部隊を連れてくるように伝える。監視するFBIを振り切るため、サイモンが派手に交通事故を起こして、その後、マイケルを車から降ろす。サムとフィオナはサイモンが爆弾のプロを雇ったと見て、心当たりのキースを締め上げ、仕掛けられているのがエピックホテルだと聞き出す。2人はすぐにホテルに向かって、起爆装置を外す。マデリンは執拗にマイケルの「悪事」を話すFBI捜査官に最後まで抵抗し、とうとう逮捕されてしまう。マイケルはサイモンよりも先に待ち合わせ場所で「上層部」と会う。リコプターで現れた「上層部」は応援を呼んだと言うが、すでにサイモンに読まれており、ヘリコプターは爆破され、警備員を装ったサイモンが「上層部」を連れ去ってしまう。マイケルはその場から逃れ、救急車で逃走するサイモンを追う。車をぶつけてサイモンを引きずり下ろしたマイケルは、銃を突きつける。「上層部」は「サイモンを殺すな。君には将来がある。また会おう。」と言って姿を消してしまう。マイケルから連絡を受けたサムがFBIに知らせたため、マイケルとサイモンは地元警察に逮捕されてしまう。その後、キャラハン捜査官は捜査から外されて、マデリンは釈放されるが、マイケルの行方は誰も知らないという。マイケルは驚くべき場所にいた。マイケルはグァンタナモにでも連れて行かれたと思ったのですが、何やら全く別次元のような場所でしたね。あの「上層部」の本拠地なのでしょうか。警備していた男たちが半端無くタフガイだったので、まあ、傭兵に守られて暮らしているのでしょうね。高く買われているマイケルだけに、命の危険はなさそうなので、安心ですが。最終話はマイケルも格好良かったです(黒を着ると似合うわ)が、マデリンがお見事でした。さすが~陰険なFBI捜査官も縮み上がるような、ど迫力。(爆)「彼は私を殺そうとした。あなたは息子のことなんか、何も判っていない。」「それはね、もしマイケルがあんたを殺すつもりだったら、もう死んでいるのよ。息子がどういう人間か手に取るように判る。さあ、もう引っ込んでな!(Now, back off!)」うわ~なんて格好良いんだ。タバコをスパスパ吸いながら、あの迫力には誰もチビってしまいます。ちなみに、逃亡するのに、ライフルとタバコを荷物に入れてって、どんだけワイルドなの。(涙)息子のためなら罪を被って逮捕されても構わないというのも凄いですよね。母の愛というか、シーズンを重ねて、マイケルの事実を知ったマデリンがマイケルを信じ、誇りに思っているという証拠なのですね。本当に、シャロン・グレスの存在感を感じました。サイモン役のGarret Dillahuntは「the 4400」や「ターミネーター:TSCC」などSF作品のイメージがありましたが、前シーズンのヴィクターと同様、キレた怖さがありました。みんな、追い込まれていくとそうなってしまうんでしょうか。そして、あのまま囚人としてポーランドへ運ばれたのでしょうか。マイケルも今回はあれだけの騒ぎを起こして、面も割れているとなると、マイアミに戻ってこられるのか心配です。先が知りたい終わり方ですね。気になる、気になる。でも、シーズン4はすぐ8月に始まりますので、うれしいです。■バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン4放送開始日時: 8月20日(土)23:00 放送日時: 毎週(土)23:00~24:00 字幕、HD、全18話
June 27, 2011
コメント(0)
おなじみ「24」のトニー・アルメイダ役Carlos Bernardがゲスト。さすが、ただの悪役ではなかったです。そして次週のシーズンフィナーレを前に、アクションも派手になっていました。もう一人、ゲストでJonathan LaPagliaが出ていたのですが、出番が少なくて残念。この人「7デイズ」の主役をしていて気に入っていたのですが、最近ではあまり大きな役が少ないんですよね。お兄さん(Anthony LaPaglia)よりもハンサムなのに。(笑)全編、フィオナのエピソードでしたね。マイケルはギルロイの使いで、白人至上主義者の武装集団から50口径ブローニング機関銃を買ってこいと命令される。実はマイケルがおとりになってギルロイが盗んだ訳だが、それを使ってギルロイが何か大きな事を計画しているらしいと察したマイケルは、かつてサムがマイケルの事を報告していたFBIの捜査官に会い、ハイジャックするらしいと告げる。しかし、FBIは全く取り合わない。フィオナは借りがあるという小者のコールマンの仕事を引き受けることになった。コールマンは詳しい事を言わず、まずガブリエルという男にあってくれというので家に向かうと、ガブリエルは身辺調査に慎重な男で、過去にスペインに入国した証拠を示せという。様子をうかがっていたサムが急遽マイケルに連絡して、マイケルはフィオナの自宅でパスポートを書き換える。間に合わなければフィオナは殺されるところだった。いくら金が目当てと言っても、危険すぎるとマイケルが反対するが、フィオナは聞き入れない。最近科学者が誘拐されており、ガブリエルが関係して自宅に監禁しているのではないかというので、その次にガブリエルに呼ばれた時に、時間稼ぎをしてくれと頼む。ガブリエルはまたもやフィオナを試すような事をしながら、フィオナの妹が殺された件を持ち出して心情を探る。サムの協力でわずかの間に鍵のかかった部屋を調べると、そこには科学者はおらず、ガブリエルの家族の写真やApexという会社の資料があった。ガブリエルと外出することになって、危険を察知したフィオナがマイケルらにシャツのボタンを外して知らせるが、ガブリエルは猛スピードで走り去り追いつけない。ガブリエルはアルゼンチンにいた頃、現地にできたアメリカの化学工場から流れ出た化学物質のせいで娘を失ったと話す。人目に付かないところで車を降りたガブリエルは、フィオナの行動が信じられないと言い銃を向ける。フィオナはとっさに妹を失った気持ちは同じだと涙を見せて、その場を切り抜ける。ガブリエルは工場閉鎖を求めるため、Apex社の科学者キングを誘拐したが、会社側が相手にしないため、今度は交渉担当の重役を誘拐するという。フィオナには重役に売春を持ちかけて近づくように命令する。マイケルはフィオナに追跡用発信器を持たせ、サムに監視させる。一方、ギルロイは翌日の仕事の説明をし、田舎道で例の機関銃を使って監視しろという。今回の仕事は助け出す囚人本人がマイケルを指名したという。フィオナはレストランでApexの重役を待つが、マイケルが厨房でぼやを起こして邪魔をする。ガブリエルはキレて監禁している科学者を殺すと、現場に向かう。フィオナはガブリエルの注意をそらして科学者を救い出そうとするが、閉じ込めたガブリエルが絶望して自ら倉庫に仕掛けた放火装置に火を放つ。火の海に変わる中、フィオナは最後まで諦めずに励ましながらガブリエルを救おうとする。マイケルとサムも手伝い、危機一髪、ガブリエルと科学者を救い出し、科学者には会社を内部告発してもらうことにする。マイケルは謎の囚人を待って田舎道で待機するが、空港ではガブリエルが火事を起こして航空機が航路を変えさせる。飛行機はマイケルが守る先の道路に不時着する。マイケルはあらかじめ橋に仕掛けた爆弾で不審航空機を追う警察車両の到着を妨害し、ギルロイとの合流地点に向かう。そのころギルロイは体に爆弾を巻き付けられていた。囚人の名前はサイモンと言い、狙いはマイケルだったという。マイケルが飛び出すと同時に車は爆発する。とにかく派手なアクションで大満足。マイケルもムキムキの大男たちを1対2で倒すことから始まって、パスポート偽造の細かい仕事、派手な爆破シーン三度。特に危険だとサムが止めるのももどかしく、フィオナのために飛び込んでいくシーンは最高です。(笑)フィオナがサイコなガブリエルから妹のクレアのことを指摘されて、逆に共感を示していたのが意外でした。彼女の人間的な面はやっと今シーズンになって語られて、金のために何でもする過激な彼女、というイメージから誰よりも困った人を放っておけない、人情に厚い女性に変わって来ましたね。それに、コミカルなサムが加わって、本当にこのチームは最高。もちろん、出番は少ないですがバックアップしているマデリンも。とにかく、マイケルたちは犯罪者であっても殺さずに手加減して、相手の作戦を邪魔していく間に、相手は自ら危険に陥って命を落としていく。あれだけマイケルを翻弄したギルロイもあっさりとやられてしまい、ついに次回はマイケルvs.サイモンの一騎打ちが見られるのでしょうか。一体サイモンとは何者?ところで、ガブリエルは複雑な奴でしたね。あんな神経質なイメージは初めて見ました。完全な悪役ではないところは、やはりゲストが大物ならでは?次々とホットな男性たちが出てくるBNは本当に目の保養です。(笑)
June 19, 2011
コメント(0)
やはり今シーズンは、ギルロイがBig Badということになるのですね。マイケルを解雇した奴とギルロイが繋がっていると考えて、マイケルは何回目かの勝負に出る。シーズンフィナーレに向けていよいよ、盛り上がってきました。ちょっとしたお楽しみがありました。(爆)ギルロイが知りたがっている航空機の飛行計画は、チリ発マイアミ経由ポーランド行きで、情報を得るためにマイケルたちはポーランド軍の情報部の職員コンラッドに接触する。買収して情報を得るため、資金作りのためにマイケルはサムの仕事を受けることにする。ファッションハウスのオーナー、イザベラが経理担当のティムが資金を横領しているというので、証拠を探す。簡単に横領の証拠は見つかるが、イザベラの共同経営者のデーモンから解雇されたと伝えられたティムがイザベラの自宅に向かうと、イザベラは射殺されていた。警察へ通報されていたため、マイケルとティムは逃走する。ティムは横領していたのはデーモンだという。それをイザベラに忠告していたのに、聞き入れられず、ティムは殺害の容疑を受け非常に不利な状況となる。マイケルはティムの言葉を信じて、デーモンに麻薬の供給者を装って近づき、警察が殺人事件としてイザベラを調べると自分たちが危なくなると脅す。デーモンは共犯者と思われる男リックに連絡を取るが、彼らがイザベラを殺した決定的な証拠が見あたらない。彼らは慎重で、このままではティムが殺人犯として逮捕されてしまう。マイケルはデーモンとリックに犯罪を犯してもらう事にする。デーモンには警察の捜査が長引くように見せかけ、フィオナがティムの恋人の振りをして、ティムが金を持ってバハマに逃げるらしいと嘘の情報を告げる。マイケルは警察の捜査を終わらせるために、ティムを殺せとデーモンをけしかける。ティムをおとりとして埠頭に来させ、デーモンが殺そうとするところで警察を呼ぶつもりだったが、デーモンとリックが爆弾を使って間接的にティムを殺そうとしたため、やむなく殺害を阻止する。しかし、パニックに陥ったティムは駆けつけた警察に捕まってしまう。このままでは本当にティムが起訴されてしまうので、マイケルはデーモンとリックが仲違いさせるため、デーモンを脅し、デーモンはリックに全ての罪を押しつけて殺して自殺に見せかける計画を話す。今度は上手く行き、デーモンとリックがもめている間に警察が踏み込み、疑いの晴れたティムは釈放される。コンラッドはCIAの捜査官を装ったフィオナに買収されて、飛行機が最高機密の危険人物を運ぶという情報を渡す。マイケルはそれが囚人でギルロイがマイケルに脱獄の手助けをさせようとしていると知る。お楽しみというのは、デーモンを脅すために、警察がいつまでも捜査に関わっていると思わせ、それが下っ端、しかもCSIを現場に出入りさせると言うシーンでした。マイアミで「鑑識かよ」と思っていたら、サムがサングラスを出してやってくれるじゃ、ありませんか。あはは、しかも2回も!David CarusoもBruce Campbellに真似してもらって良かったですね。(笑)ホレイショ・ケイン警部補というのは、David carusoによって完全に作り上げられたキャラクターで、最近では役者が物まねの対象となるのは珍しいと思います。ただ、ホレイショの真似としては、「スーパーナチュラル」のジャレッドが真似した方が上手かったですけどね。(爆)チンピラのデーモンとリックを上手く操ったか、と思われたのに、彼らは銃を使わないで、爆弾でティムを殺そうとした。マイケルがそれを事前に防いだわけですが、至近距離で爆弾が爆発したら、その衝撃波で内蔵がジュースみたいになってしまう、というのは私がCSIマイアミで得た知識です。(笑)そして、銃を不発にしてデーモンがリックを殺せないようにするというのも、ティム・スピードルが銃の不手入れのために、凶弾に倒れ殉職したという話を思い起こさせて、個人的にこのエピソードはCSIマイアミへのオマージュとなっておりました。マデリンとマイケルのちょっとしたシーンですが、コンラッドに手渡す写真を手に入れるために、フィオナが昔のマイケルの写真を拝借するわけですが、「秘密はなしのはずでは?」というマデリンにごめんなさいをいうマイケルが良かったですね。任地から送った葉書は思い出があるからとマデリンが言っても、結局それらは全部、機密のためにでたらめのアドレスから送っていたという、まあ、お国のために仕える人というのはそういうものなのですね。
June 12, 2011
コメント(0)
シーズン2に登場したラリーがまたマイアミに現れた。ラリーはかつてコンビを組んでいただけに、マイケルを知り尽くしている男。従って、非常に手強く、マイケルを操作しダークサイドへ引き込もうとする。そこで大切なのは、ということですね。今回もとんでもない災難をもたらしてくれました。ギルロイは新しい仕事として、この先6週間以内にマイアミを発着する自家用飛行機のフライトプランを盗むようにいう。目的を言わないのでとりあえず受けて、まずは元海軍シールズのサムに頼んで手に入れてもらう。マイケルの元に、元CIAのパートナーで金のためなら何でもやる殺し屋ラリーが現れ、麻薬カルテルの資金洗浄係のカルロスから200万ドル盗んだという。その時に、マイケルの名前を使った上に、カルロスの部下を4人も殺し、怒ったカルロスはマイケルに殺し屋を送った。ラリーはその殺し屋フスティーノをマイケルのアパートで殺したのだが、ラリーはマイケルに2人でカルロスを殺して新しいIDを手に入れ、パートナーに戻って仕事をしようという。人殺しはマイケルには到底のめない話だが、今度もラリーを殺す事はせず、カルロス一味から命を狙われることになったため、まずはフスティーノの遺体をフィオナの隣の家に隠し、一味の動きを監視することにした。マイケルの弟ネイトが、ラスベガスで結婚したばかりのルースを連れてマデリンの元に戻ってきた。カルロスの報復が気になるマイケルは、マデリンをネイトに任せることにする。マデリンはルースと折り合わず、ラスベガスには行かないと言い張る。カルロスはマイケル以外にも殺しのターゲットを定めていて、マイケルとサムは先回りして「マジシャン」を救い出す。マジシャンはジャック・フリートウッドこと、本名ヤブロンスキーと言い、ラリーに雇われた詐欺師だが、マイケルの名前をカルロスに漏らしてしまったという。マイケルは死んだフスティーノが200万ドルを盗んだことにして、まるで生きているようにアリバイ作りをし、カルロスに「マイケル」として直接会って、部下が裏切ったと告げる。その後マイケルは、カルロスの目の前でフスティーノの死体を生きていると見せかけて、カルロスに「射殺」させる。しかし、ラリーがカルロスに返したはずの200万ドルは偽札で、カルロスはマイケルに必ず200万ドルもってこいという。サムはフライトプランの中から、怪しいものを選び出してギルロイの渡すと言うが、マイケルが全部必要だと言い張ったため、2人は対立する。フィオナはこれ以上ラリーに関わるべきではないと言う。ピンチになってマイケルは一番親しいフィオナとサムから背を向けられてしまう。ラリーに騙されてマイケルは激怒し、最後はカルロスに金を戻せと迫るが、逆にラリーからカルロスを殺せばよいと言い丸められてしまう。孤独だと感じたマイケルだったが、ネイトのおかげでラリーがマイケルの携帯に細工をして、孤立させていたことが判った。マイケルはラリーの手に載ったと見せかけ、カルロスの車に爆弾を仕掛けて殺し、2人で金を持って逃げようと誘う。マイケルはサムとフィオナにも謝罪して、チームワークを取り戻し、カルロスに偽札作りの罪を着せて、警察に逮捕させることにする。200万ドルはマイケルのアパートに隠してあることが判り、元に戻す。マイケルが警察に通報するときにラリーの名前を使ったため、ラリーも簡単にはマイケルに手出しができなくなった。ネイトとルースはマデリンと上手く行かないので、マイアミを去っていく。マデリンもマイケルやサムやフィオナのいるマイアミから出てきたくはないと答える。サムの意見通り、フライトプランの中から怪しい飛行機が見つかり、その情報だけをギルロイに手渡す。マイケルはしつこくギルロイに問いただし、ギルロイは荷物は生物兵器、ワクチンだと答えるが、マイケルはそうではないと見て、サムと調べ直すことにする。マイケルが何度もラリーに銃を向けて殺すと迫ったり、激高して行動する一歩手前までに来ている様子は、滅多に見られない表情でしたね。どうしてもラリーを追いやることができないので、いっそ殺してしまえばと思うのだけれども、マイケルの中で常に善と悪が闘い続けます。ギルロイの仕事を受けているように見せるは、その上の組織を探るためで、それほど葛藤があるわけではないのでしょう。でも、今回はサムが自分も含めて情報を渡すことで、多くの人間が危険になるからと激しく反対しました。そこがマイケルには見えなくなっている。フィオナに謝るときに、ラリーと自分には似た部分があるけれども、君たちと一緒にいるとそれを似た部分が無くなっていく、と言ったのは感動ものでした。血も涙もないプロのスパイだったマイケルが、人間らしさ、本当の正義をキープしているのは、サム、フィオナそして家族があるからこそでしょうね。ネイトがそれを気づかせてくれた、というのはとても良かったです。ちなみに、ラスベガスで弾みで結婚してしまった相手というのは、演じているSeth Petersonの実の妻、Kylee Cochranなのだそうです。ちょっとびっくり。(爆)マデリンみたいな迫力ある姑は確かに怖いかも知れません。でも、コントロールする方法をしっているフィオナはさすがです。マイケルが来るというので、セクシーなベビードール姿のフィオナ、もうそれはそれはお見事!「サムが一緒に来るなら知らせてよね」「俺はいいよ、見慣れているから」というのはどういう関係なのよ。(爆)
June 5, 2011
コメント(1)
ゲストに第1話に出てきたご近所さんが登場。この人は、BONESのスピンオフ紹介エピソード「The Finder」にも出ているのですね。確かに、同じマイアミが舞台ですから不思議はないか。今週もアクションで見せて、家族愛でしんみりさせてくれました。マイケルはギルロイを探るためにあえて組んで仕事をすることになった。ギルロイはチリ領事館から書類を盗むために、クロードという男とチームで仕事をするという。マイケルは上手くクロードを振り払って一人で仕事をするつもりだ。かつてマイケルの住む倉庫のクラブに出入りしていた、ドラッグの売人シュガーが現れ、いとこのダギーを救って欲しいと頼みに来る。ダギーは知的障害があるがなぜか強盗団のリーダー、リンチに目をかけられダギーもリンチの事を友人だと思って疑わない。リンチと手を切って欲しいというシュガーに、マイケルはマイアミを出て行くべきだと取り合わない。マデリンは日頃の防犯活動が警察の表彰の対象となって、パーティに出席することになった。マデリンはマイケルに一緒に出席して欲しいと頼む。フィーの後押しで、シュガーに手を貸すことにしたマイケルだが、リンチは部下を引き連れてシュガーを襲撃し、かろうじてマイケルは撃たれたシュガーを救う。リンチらは次の仕事の準備として、マスクと空気ボンベを用意していた。サムが役人を装って生花店で働くダギーに話を聞く。ダギーは海軍に入りたくて入れなかったが、リンチが海軍の仕事をさせてくれると言っているという。マイケルはリンチの家に盗・聴器を仕掛けて、彼らが何かの機械を盗むらしいという情報を掴む。実際に盗む仕事をする男を割り出すため、仲介人を脅してマイケルがプロの泥棒になりきり、リンチに会う。リンチは消防士が車をこじ開ける時に使う「ジョーズオブライフ」という機械を盗んで欲しいと頼む。マイケルは消防署の訓練学校から盗むことにする。ダギーとリンチの関わりを考えたマイケルたちは、ダギーがリンチのために花の配達車を手配して、リンチらはその車に乗り込んで侵入するのではないかと考える。サムはホテルで行われるオークションで、鋼鉄の箱に入った絵画を盗んで、それをこじ開けるためにその機械を使うのではないかという。ボンベはホテルの横を流れる川から脱出するときに使うのだろう。ところが予想が外れて、リンチらは現金輸送車を狙っていることが判る。生花店に輸送車を閉じ込めて、有毒ガスで運転手らを殺すためにマスクを用意したのだった。マイケルとサムとフィオナは連携して、現金輸送車強奪を阻止して、ダギーを救い出し、リンチ一味を警察に逮捕させる。クロードの得意技がロック・クライミングで、ビルの壁を昇って侵入することだと判ったため、マイケルは手がかりとなる場所に油を塗ってクロードを失敗させる。一度は断ったマイケルだが、マデリンのためにパーティに出て喜ばせる。ギルロイはしくじったクロードを殺し、マイケル一人に仕事を任せると話す。自分のことを信じて大切に思ってくれるダギーをシュガーは何としても守ろうとした。「家族だから」その素直な気持ちにじーんと来ました。これは、家族や友人を犠牲にしてもただひたすら元の仕事に戻りたいというマイケルにも響くところはあったと思いますね。マデリンに対しては、どこまでも母親思いの孝行息子のマイケルであり、スパイの身分でない間は人を決して傷つけてはいけないという、まるでスーパーマンのようなルールを守っているから、「バーン・ノーティス」というドラマが成り立つのでしょう。これがマイケルが元の仕事に戻って「殺しのライセンス」を取り戻したら、別のドラマになりますね。人気があるのでこのシリーズはまだまだ続くようですが、もしBNに最終回があるとすれば、マイケルが一般人としての人生を選び、スパイには二度と戻らないというのが着地点かなという気もします。その時はフィオナと華燭の典かと。(爆)今週もまたマイケルが変に訛っていて、消防署の訓練用の機械を拝借するというのが面白かったです。また、気の毒にマイケルに砂糖水を注射されて、パニックに陥ったボロ役の人が良かったです。ちなみに、この役者さんは「デクスター」でドークス役だったErik Kingですね。シリアスなドークスとは180度違う演技でさすが。やはり同じマイアミ繋がりでの出演だったのですね。ギルロイ役のChris Vanceはとても色気があります。(笑)
May 29, 2011
コメント(0)
うっふっふ。BNはプロフェッショナルな男たちのガチンコ勝負の世界を描くドラマですが、多少の「甘み」もあります。ほんの一さじの砂糖というか、口直しのシャーベットのようなもの、まあ、それをロマンチックと言っても良いのですが、各シーズン1回はあるようです。それで、思わずニヤニヤ。(笑)ギルロイ役のChris Vanceは「プリズン・ブレイク」や「メンタル」のレギュラーでしたが、つい最近「リーガルに恋して」にも出ていました。先シーズンのMichael Shanksに次いでいい男が出てきますね。(爆)マイケルはストリックラーの仕事に関わっていた男で、CIAとの連絡係だったディエゴを殺したと思われるギルロイと関わることになった。ギルロイはフリーランスの何でも売る男で、マイケルと仕事を組むかどうか、しばらく監視して決めるという。サムの古いSEALs仲間のマックが現れ、子供を誘拐し部下を殺したリンコンという男を捕まえて欲しいと頼む。サムとマックには因縁があった。リンコンは死を偽装してマイアミに入り、今は麻薬の取引をしているらしい。リンコンが潜入している地域では、人々は警官に警戒していて、話を聞くわけにいかず、やむなく自動車泥棒を装って戻ってくる。マイケルは地元のギャングにリンコン探しを頼むことにし、ギャングのリーダー、オマールに「デヴィル」を装って接触する。オマールはマイケルには取り合わないが、縄張りを乗っ取ろうとしているヴェガという男が現れ、オマールを脅している事を知って、マイケルはオマールの麻薬を奪ってそれと引き替えにリンコンを探してもらう事にする。オマールはヴェガが麻薬の供給者のリンコンを匿っていると言い、居場所を教える。マイケルらがその場に突入すると、ヴェガが待ち伏せして攻撃してきた。ヴェガはオマールがリンコンを探している事を知り、オマールも攻撃した。マイケルは今度はヴェガを始末する代わりにリンコンを見つけてもらうことにして、自分からオマールに捕まってヴェガのアジトに入り込む。オマールはヴェガに縄張りを差し出したように見せかけ安心させておいて、道ばたに仕込んだ爆発で相手を怯ませる。マイケルはリンコンを捕らえ、マックに手渡す。マックはサムの妻を奪った過去があり、サムは許していなかったが、マデリンが間に入り、仲直りする。マックも妻に逃げられたという。ギルロイは一連のマイケルの仕事ぶりを見て、一緒に組むことにしたと伝える。マイケルのあの趣味の悪いスーツ(黒スーツ、赤シャツ、赤ネクタイ)姿と言い、コミックの登場人物のようなしゃべり方には笑ってしまいました。もしかして、指ぱっちんするデヴィルということは「Reaper」でデヴィルを演じていたRay Wiseをイメージしているんでしょうか。普通は「お前、俺をバカにしてんのか?!」と言われるのがオチですが、最後まで通しましたね。やるときはとことん、ということですね。(笑)元SEALsが揃ったということで、役に立ったのかどうかはよくわかりませんが、高い窓からの垂直降りは凄かったですね。下向きに壁を駆け下りながら敵に向けて銃を撃つ。こういうことを普段から訓練しているんですね。マックは退役後は良い警察官として市民に使えていたが、リンコンの逮捕で部下を死なせてしまい責任を取って停職となった。リンコンを捕らえるのは復職のためではなく、正義のためである。こういうところは、ちょっとマイケルと通じるところがあります。マイアミで適度にマイケルを手伝いながら、ヒモのような生活をしているサムとは違う。(笑)サムは仕事のしすぎで妻のアマンダが出て行ってしまった、と言う話でしたが、今回はマイケルもフィオナに同じような事を指摘されていましたね。でも、リゾートホテルで張り込みという設定から、「今回はあるぞ!」と期待してしまいました。働きづめのお父さんが、たまに家庭サービスするみたいな感じで、それでフィオナも満足するんだから、マイケルの夜のサービスはどれだけ?と思ってしまいました。(爆)ともかく、仲良くなって良かったです。ギルロイはそれこそ、シーズン2のヴィクターのような「サイコ野郎」を彷彿とさせますね。マイケルは「優等生」なので組むのは遠慮するというわけですが、まじめな顔をしてやるときは徹底的にやるマイケルには誰もが魅惑されてしまいますね。
May 23, 2011
コメント(0)
シーズン3の後半がスタート。派手なカーチェイスが見応えがありました。マリン・スタジアムと言っていた落書きだらけの場所は、CSI:マイアミのシーズン6でも出てきましたね。ホレイショの息子カイルがボートで出て行ったあの場所です。ところで、マデリンが親しくなったティナというおばさんですが、演じているのはシャロン・グレスとコンビを組んでいた「女刑事キャグニー&レイシー」のタイン・デイリーなのですね。2人はこの番組で共にエミー賞主演女優賞を受けていて、なるほど、2人がすぐに意気投合するのも納得です。タバコをプカプカ吸って、久しぶりの撮影に昔を思いだしていたのでしょうか。(オフィシャルサイト)マイケルの連絡係だったディエゴの死は、情報機関が調べている。サムはストリックラーの携帯の通話記録を調べ、とあるホテルが怪しいという。マイケルがホテルに出向くと、受付にメモが渡されており、部屋に招かれる。しかし、マイケルが部屋に入ろうとすると、突然出火し火事になる。部屋を借りていた男は1999年にホテルで焼死したイギリス人核科学者だった。おそらく、科学者を殺した犯人が今回マイケルを殺そうとしたのだろう。フィオナはマイアミを去る前に引き受けていた保険金詐欺の被害者の依頼をマイケルに頼む。依頼者カリアの夫が自動車事故で保険金詐欺を起こそうとして、本当に事故で死んでしまった。その後、コルベットに乗った男が現れ、市を相手に訴えを起こし、賠償金を請求しなければ酷い目に遭わせると脅してきたという。保険の医療関係の情報が知りたくて、マイケルはマデリンに記録を保管している事務所で書類を盗み見てきて欲しいと頼む。マデリンは担当官のティナの前で芝居を打ち、グルになっている病院の名前を掴む。その後マデリンはティナとすっかり仲良くなってしまう。コルベットの持ち主はライアン・ジョンソンという男で、すでに保険金詐欺で逮捕され仮釈放中だった。マイケルはカリアの夫の友人を装って、自分も自動車事故の詐欺師だと近づく。ライアンの父親コナーが保険金詐欺の元締めで、マイケルは未回収の借金を取り立ててコナーに実力を見せつける。FBIはディエゴの死を自殺と断定し、ホテルでマイケルを殺そうとした犯人は廃墟となっているマリンスタジアムから電話をかけていることがわかった。サムが罠かも知れないと言うが、マイケルが現地に行くと犯人から電話がかかってきて、「君のことが知りたい」と弾丸で脅される。マイケルは「死の願望」という追突事故をチームで行うとコナーにオファーして、リーダーを任される。しかし、マイケルに手柄を渡したくないライアンが勝手に追突事件を起こそうとする。やむなく、マイケルらはライアンたちの行動を阻止するが、マイケルの身分が知られてしまった。マイケルはマデリンに頼み、今度はティナを脅して医療関係の資料を提出させる。そして、車でライアンを追い事故を起こしたところで、盗んだ資料を車に仕込む。ライアンは駆けつけた警察に逮捕される。マデリンは友情を踏みにじるマイケルを非難するが、マイケルは必要なことだったと言って、資料は侵入者によって盗まれたように仕組み、ティナが責任を問われることはないという。サムの調査で、1998年のサッカー場で6名を射殺した事件などで犯人とされるメイソン・ギルロイがマイケルの命を狙っているのではないかという。そして、その男からまた電話がかかってきた。会いたいという。フィオナは久しぶりに凶暴な女に戻りましたが(笑)、マイケルの篤い看護を受けてまんざらでもなさそう。BNならではの愛情表現です。一応、命を張って助けに来てくれたのだから、許してやろうということですよね。惚れると甘いなあ。(爆)でも、一緒にネタを仕込みながら、久しぶりに和やかなシーンが見られましたね。マデリンは最近ではすっかりチームの一員になってしまって、本物のスパイも真っ青のなりきりで息子に協力。マイケルも正義のためとはいえ、ここまでさせるなら、みんなに感謝しなければならないですね。カーチェイスシーンは本当に迫力がありました。さすが、スパイは何でもできます。マイケルは今回はノースカロライナ訛り?で、とても芋くさいキャラになっておりました。
May 16, 2011
コメント(0)
本国ではシーズン半ばにお休みが入るので、前半のフィナーレというところですね。Syfyチャンネルも同じような事をしますが、ケーブルのドラマはどうしてこういうスタイルを取るのでしょうね。ストリックラーと仕事を始めて、マイケルは本当にスパイの仕事を取り戻す事ができるのか、フィオナはマイケルの元を去っていくのか、盛り上げられてハラハラドキドキです。フィオナが故郷のアイルランドに戻るというので、マイケルが忘れ物を届に自宅に行くと、フィオナの兄、ショーンが尋ねてきていた。ショーンによると、フィオナが故郷を追われるきっかけになった過激派爆弾魔のトーマス・オニールにフィオナが命を狙われているという。すでに自宅に一味が到着し攻撃をしかけてきたので、3人はサムが用意した隠れ家へ向かう。フィオナは7人兄妹の一番下の妹、クレアをオニールの殺され、仇を討とうと追っていた時に、オニールの爆破計画を知り計画を阻止してアメリカに逃げてきたという。ショーンは当時潜入中だったマイケルがフィオナの命を救ってくれた、と礼を言う。フィオナはもう関わらないで欲しいと言うが、マイケルはすぐに行動に走る。復職のめどが立ったので、ストリックラーはマイケルの職務面談への準備をするように命令する。全く嘘で作り上げた成果を面談で話せというが、マイケルは人殺しの手伝いは要らない反抗する。オニールはこれまで一度も逮捕歴が無く、マイケルはオニールにフィオナの居場所を教えるという取引を持ちかけて、違法武器や爆弾の所持で逮捕させようと計画する。マデリンは長年住み慣れた家を手放すつもりで、売りに出す。隠れ家で別れを出せないマイケルとフィオナだが、そこにオニールの一味が突入しフィオナを奪って行く。ショーンは撃たれ、マイケルは殺されずに無事だったことから、マイケルはストリックラーが情報をオニールに流したとみて、家に殴り込む。ストリックラーはマイケルとのパートナー関係にフィオナが邪魔なので、オニールと取引して、本国に連れ帰ればしかるべきポジションを与えるという話をつけていた。過去は捨てろというストリックラーが銃を向けたので、マイケルはストリックラーを射殺してしまう。ストリックラーが連絡をしていた港の倉庫へ向かうと、オニール一味が船に乗り移るところだった。サムとマイケルは突入し、フィオナは海に飛び込む。そして逃亡するオニールの船に自動小銃をしのばせ、湾岸警察に通報する。フィオナは怪我をしたが助け出され、ショーンも命拾いする。アイルランドではフィオナの命が狙われているという。フィオナはアメリカに留まることになった。マデリンは家を売るのは辞めると言う。ディエゴから連絡があり、ストリックラーの死体を何者かが後片付けしており、ディエゴ自身も追われているという。マイケルがディエゴに会いに行くと、ディエゴは殺されていた。姿の見えない相手が、マイケルの周辺で動き始めた。シッパーとしては、最高のエピソードですね。愛着のある銃を忘れたというフィオナに、こっそりと握りしめて「後から持って行く」というマイケル。フィオナの写真を見つめるマイケル。極めつけは水中のフィオナをすくい上げるマイケルには、きゃ~です。マイケルが"I..."と言いかけて、「良いの」とフィオナが遮り、フィオナも何か言おうとして、マイケルがそれを止める。言わなくても判る関係というのが、メロドラマじゃないということですよね。フィオナのアイルランドでの話や初めて出てきた家族は、目新しくて良かったですね。そういえば、彼女の経歴というのがよく判っていませんでした。ちなみに、マイケルのアイリッシュ・アクセントは相当酷いというレビューを見ましたが、それで台詞でも「訛っている」と言っていたのでしょうか。そこまで判るとドラマも面白いのかも知れませんが。ストリックラーについては、あっさりと殺してしまいましたね。小者でしたが、それでも「仕事を取るか、女を取るか」と迫って、「彼女は過去ではない」と言わせたところは大きく評価できます。(笑)CIAの副長官までマイケルの話が伝わっていて、すっかり復帰する形になっていたとは、ストリックラーは何を画策していたのか。一方、ディエゴは全くのとばっちりで殺される事になり、気の毒な限りです。一体誰がどのように事態を収拾しているのか、マイケルの復帰はどうなったのか。これは後半のストーリーに繋がるのでしょうね。マデリンがあれだけトラブっていた家を売ると言いだしたときに、マイケルは売って欲しくないのかと思いましたが、ママが思い出の品を残しておいてくれて嬉しそうでしたね。あの家は、ドンパチが続いて怪しい人間が出入りし、ご近所でも相当噂になっているに違いないのですが、セーフハウスとして本当に活用されています。今後も、マデリンが役割を果たす場所として残しておいて欲しいですね。
May 8, 2011
コメント(0)
話が進むにつれて、フィオナのマイケルを想う気持ちが切なくなってきましたね。始めは、マイケルは自分を首にした奴を突き止めると言ってましたが、今シーズンは元の仕事を取り戻す、という風に変わって来ているように思います。ストリックラーの仕事を受けることにしたマイケルは、国の情報機関の武器保管倉庫から品物を盗んだ男の動きを監視することになった。盗んだ武器は金曜に売るという情報があり、その現場を突き止めて写真で撮影するのが仕事で、フィオナはマイケルがストリックラーと関わることを心配する。武器を盗んだ男の宿泊先を調べ、動きを監視するためにマデリンが近くの広場で配置に就く。バリーから助けを求める連絡があり、クライアントの違法な活動などの情報が載っている帳簿を盗まれたという。犯人からは、木曜日までに500万ドル支払わないと、帳簿を売りに出すと脅されたという。帳簿を隠している場所は最近付き合いだしたガール・フレンドのエイミーが知っているというので、自宅に向かうと彼女の車に爆弾が仕掛けられていた。それを見て怯えたエイミーは、10万ドルで外国人の男に帳簿を渡したと認める。その男の住まいを割り出し、侵入して自宅を捜索するが帳簿は見あたらず、マイケルとサムは戻ってきた男女を捕まえて帳簿のことを聞き出すことにする。男はワシントンと名乗り、帳簿は友人が持っており、時間が来ればネットに情報を上げるという。女は不動産業者のナタリーで、パスポートを取り上げられ、空いている物件を男に紹介しただけでなく、酷い事をされたというのでフィオナが同情してしまう。ナタリーは息子のジャレッドに会いたいと訴える。ナタリーの扱う物件で、空港の近くにあるコンドミニアムに男が興味を持ったというので、サムとマイケルが押し入る。金庫の中にワシントン(ミラヴァン)とナタリーのパスポートの他、タッシュという男のパスポートがあった。ミラヴァンはセルビアの元諜報部員だと判る。状況からタッシュがミラヴァンの「友人」だと思われ、バリーが身元を洗う。そのころ、タッシュが銀行口座をオーバータウンの銀行に開いたことが判り、近くに住んでいると見てナタリーの物件から場所を突き止める。その場所でタッシュを捕らえるが、タッシュはミラヴァンが息子を人質に取られて、ナタリーの命令に従っているという。マイケルは慌ててナタリーの監視をしているフィオナの元に戻る。フィオナはナタリーに騙されたままの演技を続けて、ナタリーを逃がし、マイケルたちが後を着ける。ナタリーは公園で自転車に乗った男と接触して、その男が帳簿を手にしたのでやっと取り戻す。フィオナはナタリーを追うが、人混みに紛れて取り逃がす。フィオナはマイケルがストリックラーの仕事をするのなら一緒には組めないと、町を出て行くという。盗品の引き渡しの証拠をを写真に納めたマイケルに、「連絡係」のディエゴは確かにワシントンから復職の事について連絡があったという。復職のチケットの代償として、マイケルはフィオナを失ったわけですね。マイケルは家族を大切にしているけれど、常に仕事重視でフィオナは信頼できる同僚、仲間以上の何者でもない。ここが、シッパーには辛いところ。フィオナはマイケルを心配して、特にストリックラー絡みの仕事については、あの手この手で引き留めようとするのに、どうしても意見を聞き入れてもらえない。あなたを見ているのが辛いと姿を消すのは最後の手段ですね。さすがに、これはマイケルもショックなのでしょう。しかし、それでも思い込んだら絶対に信念を曲げないマイケルですので、この先マイケルがピンチになったときは、何が何でもフィオナに助けに来てもらいたいですね。そもそも、フィオナは過激な元カノという設定ながら、マイケル同様人情深くて、弱い立場の女性が痛めつけられるのは許せない。ハートがあるというのが素敵。フィオナを激怒させたナタリーはまた出てくるのでしょうか。サムは相変わらずヒモ生活ですね。これも才能というのでしょうか。(笑)最近、スパイ業がすっかりファミリー・ビジネスになってしまって、マデリンが潜入任務をしていました。いくらなんでも年寄り扱いは失礼だと思いますが、さすがにどんな状況でも怖い物なし。車での追跡のノウハウは興味深かったですね。アクションも格好良かったし。よくドラマで、車で張り込みをしていてそのまま追跡していく場面がありますが、気づかないのが不思議。こういう仕事のリアルな解説が、BNの面白さの一面でもあります。
May 1, 2011
コメント(0)
今週も面白かったですね。しかも、人助けでスカッとします。ゲストになつかしい、X-Filesのニコラス・レアですよ。さすがにおじさんになったな~というか、貫禄が付きました。マイケルは執拗に仕事に誘うストリックラーの情報について、組織との連絡係、ディエゴに調べるように頼む。フィオナの家に銃を盗みに入った少年、ジョーイの話を聞いたマイケルは、夫婦で親権を争っているジョーイの母親を助け、暴力を振るう父親から守る事にする。ジョーイの父親エリックは、ビジネスマンとして各界に強いコネを持つだけでなく、兄のクィンがギャングで、弟に表の仕事をさせて裏で利用していた。エリックは妻のエイプリルやジョーイら子供を殴るので、エイプリルは家を出て、親権を争うことになったという。しかし、社会的に地位のあるエリックに簡単に勝てそうにない。マイケルはこの兄弟を仲違いさせて、エリックを町から追い出し、家裁の審理に出席できないようにすることにする。エリックがクィンに隠れて港での押収物を横流ししていることを知ったマイケルは、やばい車を掴まされた、怒れる買い手を装い、エリックを脅して金を要求し、だめなら町から追いだそうとする。まずは暗闇で車も携帯も使えないという状況を作り出してエリックを怖がらせ、一緒にこの町を出ようと誘う。しかし、エリックはまだ町を出ず、さらに妻に暴力を振るったというので、ジョーイが我慢できずに銃を持って父親を狙う。マイケルはジョーイを落ち着かせて、エリックに命を狙ってくる人物を退治するため、こちらもプロを雇うと声をかける。サムとフィオナがプロの殺し屋を演じて、金を受け取り、エリックの前で自分たちが殺されてしまう場面を演出する。エリックは縮み上がってしまい、兄のクィンに助けを求めるが、クィンはまるで相手にせず、ドラッグか何かで妄想を見ていると言う。現場に戻ってきたエリックとクィンに、現場を撤収し、神父に扮したマイケルがエリックが妄想的になっており、入院が必要だという。その結果、エリックは入院することになって、ジョーイ兄弟の親権はエイプリルに移り、クィンも当局の調べをうけることになった。ディエゴが組織に本当に連絡を取っていることを確認したマイケルは、とうとうストリックラーを手を組むことにする。最後はできすぎですが、そこはまあお楽しみですね。(笑)「男の風上にもおけない」というのは、上手い訳をしたものです。(sorry excuse for a man)マイケルの神父姿も妙に似合っていて。そして、ジョーイはマイケルにとって在りし日の自分というわけですね。だからこそ放ってはおけない。目の前で黙々と盗・聴器をしこむところを見せたり、命がけで父を殺そうとするジョーイを止めたり、最後は少年にとってロール・モデルのように振る舞ったりと、「父親像」を演じていました。やっていることはきわどいのですが、なぜか心を打たれます。(笑)ここぞとばかり、マデリンが「うちで預かるわ」と言ってくれるのも、心強いですよね。ところで、撃たれるシーンというのは、本当に撮影で使っているテクニックなのでしょうか。血のりを作って胸に仕込み、爆発させてバタッと倒れる。大げさにやる方が受けるのだろうな、チャンバラの切られ役のように。(爆)ところで、気の毒なディエゴを脅してストリックラーが本当に各方面とコネがあるかどうかを調べるのに、通信の内容をチェックすればよいというのは面白いですね。暗号そのものが解けなくても、情報の量、質などから暗号がどれほど高度なものなのかと判断することができる。そういうことで、傭兵に成り下がるつもりはないが、ついに悪魔と手を結ぶ事になりました。この展開もとても刺激的で、この先が楽しみです。
April 24, 2011
コメント(6)
マイアミという豊かなロケーションを生かすならば当然ここ!という場所、そうエバーグレイズですね。マイケルが有能なスパイであるのは、単にクラブに潜入するだけでなく、こうして「戦場」で闘う事ができるということで証明されます。まさに海外ではこういう仕事をしていたんですよね。それにしても、ジェフリー・ドノバン、格好いい♪♪マイケルの元に「スパイの仲介業」を名乗るトム・ストリックラーという男から接触があった。マイケルに恨みを持つウクライナ人が最近マイアミ入りしたという。ストリックラーは金でマイケルを雇いウクライナ人を殺して欲しいというが、マイケルは「傭兵ではない」と断る。ストリックラーは連絡を待てというが、マイケルはフィオナの知り合いでウクライナにコネを持っているというジョン・ベックに会い、情報を確かめることにする。カフェでマイケルがベックに取り入ろうとしているとき、武装したロシア系部隊に襲われ、マイケルとベックは拉致される。黒幕のウクライナ人はチェチックだと判る。チェチックはマイケルのせいで戦争犯罪者として10年間刑務所に入っていた。マイケルは犯人の写真を写してフィオナに託す。エバーグレイズに向かう護送車の中から、ベックを連れて脱走したマイケルは、数で勝る部隊を分断させ、有利に戦える場所へおびき出そうと試みる。マイケルが誘拐された事を知ったフィオナは、サムと共にロシアマフィアの仕事をしているパイロットを誘拐し、マデリンの家でマイケル等の行き先を聞き出そうとする。ベックと力を合わせて部隊のリーダーを痛めつけたところで、呼び出されたチェチックが姿を現す。このまま投降するというベックを励ましながら、マイケルはチェチックと部下を水の中へと招き入れる。マデリンはマイケルを取り戻すために、なかなか口を割らないパイロットからマイケル等の居場所を聞き出す。サムとフィオナが応援にたどり着いた頃、マイケルはチェチックの首にナイフを当てていた。ベックによると、ロシアの元KGB将軍のビジネスに手を貸していて、チェチックが今回の騒ぎで将軍の期限を損ねたに違いないと言って脅す。チェチックらはもう二度とマイケルの前には姿を現さないだろう。ストリックラーは今回のマイケルの働きに、必要経費を支払うと申し出るが、改めてマイケルは自分は傭兵ではないとオファーを断り、自分や家族に手を出すなと伝える。本当にマイケルの戦い方はランボーみたいです。ただし、あくまで傭兵ではない。正義のために闘い、足手まといになる相方ともめながら最後に仲良くなるのも、定番ですね。軍律厳しいチームと闘う時は、まずリーダーを痛めつけて士気を落としなるべく分散させるというのもなるほどと思うところ。相手を倒したら必ず武器を拾うというのも、FPSゲームではお決まりです。(笑)いろいろ楽しい場面がありましたが、フィオナとのスパーリングで表ではマイケルに従うという彼女が怒りを込めたパンチを食らわすところが、何ともセクシーでシッパー的にも美味しいシーンです。愛しているからこそ、さらに過激になるんだな。(爆)これまでの感じだと、まるで獣のようなフィオナとシーズンに一度くらいはベッドインするのかも知れません。食べられないように気をつけて。まさに、繁殖期だ。もう一つ、息子かわいさのあまり、パイロットから話を聞き出すマデリンの怖いこと!ゴッドかーちゃんのもの凄い迫力には、誰も逆らえないのだろうな~本当に良い味出しています。今後、マデリンがマイケルの相手と関わることが増えるかも知れませんね。
April 17, 2011
コメント(0)
ゲストのスペンサー役の人、名前が「マイケル・ウェストン」というのでちょっと面白いですね。一文字違いです。(笑)今シーズンに入って、本人のほうのマイケルがどんどん頑なになり、目の前のことしか見ていないというのがちょっと気になります。今現在スパイ活動をしている者と接触するため、工作活動中の航空機を監視していたマイケルは、エクゼク・トランスポート社の航空機が怪しいと睨む。射撃場の帰りにマイケルは見知らぬ男から「君はスパイか」と言われる。そのスペンサーという男は、軍事企業で雑用係をしている数学者で、大量のメールを分析している中で、マイケルがスパイと信じて行動を追っていたという。そして、会社の役員が同僚のブラッドを殺したのを目撃し、4ヶ月で3人が殺され、次にマレーシアでもう一人殺すことになるので止めて欲しいという。異星人の話も飛び出し、スペンサーは精神病患者の療養施設を出入りしている事がわかる。スペンサーは再びマイケルの倉庫に現れ、マイケル等は半信半疑でスペンサーの自宅に向かうと、おびただしい新聞の切り抜きがあり、確かにサムの古い知り合いのスパイが殺された記事があった。スペンサーが勤めるストーン・キーリッジ社は、世界中のアメリカ大使館間で通信を行う時に用いられる暗号「ザディコ」を開発しており、直接の開発者シャノン・パークが暗号化されたメールを盗んでは、スパイの名前を外部に売っているという。それを知ったスペンサーがブラッドのPCからアクセスしたために、ブラッドは自宅に爆弾を仕掛けられて殺されることになったという。メールはこの暗号コードがなければ絶対に解読できないというので、IT担当者を装ってストーン・キーリッジ社に侵入し、シャノンのPCにパスワードを盗むプログラムを仕組む。バリーによると航空機を登録していたのはやはり架空のペーパーカンパニーで、実際に航空機を利用しているノース・アンデス社の格納庫をチェックすることにする。マイケルは責任者でスパイのディエゴ・ガーザと会う。ディエゴは上層部からすでにマイケルの事を知らされており、マイケルのために間を取り持つことはできないという。再びストーン・キーリッジ社を訪れたマイケルとスペンサーはシャノンのPCにアクセスし、大量の暗号化されたメールを発見する。しかし、解読するコードが手に入らないので、とりあえずメールのコピーを盗む。コードが手に入らなくても、シャノンが大使館のメールにアクセスしたところをFBIに通報し逮捕させる予定だ。マイケルはその後、内部監査官としてシャノンを呼び出して、社内の誰かがメールのリークをしているのを捜査していると言い、ブラッドがそれを追っていて殺されたという。シャノンは慎重だったが、マイケルの脅しにしっぽを出す。電話でスペンサーの暗殺を命じたため、マイケルらは急遽スペンサーを救い出す。その間、シャノンがメールにアクセスしたログを消去してしまい、唯一の証拠が消滅してしまった。マイケルはスペンサーに「まともな」男であるよう演じさせ、これまでの事をネタにシャノンを脅させる。マイケルはスペンサー本人にメールを盗んだ罪を押しつけ、シャノンの失敗の尻ぬぐいをさせるという。そのためには機密情報室にある「ザディコ」のコードが必要だと迫って、シャノンに取り出させたところで手錠をかけてその場に拘束する。そして、メールと共にFBIに通報する。サムはスペンサーに再就職の世話をしてやり、マイケルは再度ディエゴを尋ねる。ディエゴの扱う商売を目立つようにネットオークションにかけるなど、「波風を立て」たマイケルは、ディエゴに自分を雇ってもらうように上層部に頼んでくれという。ディエゴはとりあえずマイケルとの連絡係になったという。今回はスペンサーの話がわかりにくくて、なかなか要領を得ませんでした。コンピューターの天才肌で陰謀やエイリアンの妄想が強い人なのですね。最後にサムが仕事を紹介してあげる当たり、いつものBNらしい世話焼きなところが良かったです。ところで、ランチに行こうとフィーが下着が丸見えなセクシーなドレス(それともあれは水着?)を着て誘いに来ると、さすがのマイケルも目が点。これはフィー策略か。色気で誘っても仕事中心のマイケルは「後で」。今度こそ、ちゃんと話し合うということになり、倉庫でサラダのディナー(爆)を囲んで語り合う2人。「あなたはスペンサーと同じ。一つのことしか見えていない。」「前はアメリカ人の命を守る仕事をしてきた。この仕事を愛している。俺の天職だ。もし俺のことを気にかけてくれるのなら、君も俺がそうしたように俺に求めることを辞めてくれ。」そこまでいわれると、フィーも「それがあなたの望みなら、私も付いていくわ。」と涙ながらに頷くのでした。(泣)最近はフィオナの涙ばかり見ますね。フィーもどこまでマイケルに尽くすのだろう。以前ははじけたり、別の恋人を探したり、楽しそうな面もあったのですが、ここまでくるとだんだん悲劇のカップルというか、戦国時代の無精の妻みたいな雰囲気です。とりあえずは新しい人脈でマイケルが雇われるのかどうか、気になるところですね。
April 11, 2011
コメント(1)
ゲストに懐かしい顔が揃いましたね。NYPDブルーのマルチネス刑事、そしてERのDr.マルッチと、それらの役柄がそのままにじみ出るようなキャスティングでした。全体としてはfillerエピソードでしたが、サムの過去が出てきたり、とても楽しい。そして、最後は切ない。ドッグ・レースのシーンはTVシリーズ「マイアミ・バイス」の冒頭で出てくるので、懐かしかったです。24時間続くパクソン刑事の監視のために、日常の「仕事」もままならず、マイケルはついにパクソン刑事の仕事を手伝う替わりに、自分のことは手を引いてもらう事を考える。サムがパクソンの担当事件を調べたところ、尾行されたことを逆に付きまといで訴えて出た犯罪者がいることが判った。容疑者のマシスンは、合成ドラッグの製造ラボを襲って、死者も多く出していた。マイケルはマシスンの部下で、うだつの上がらないトミーに目を付け、チンピラに扮して仕事をねだり、トミーがマシスンに良いところを見せたいという気持ちを利用して、パクソンに逮捕させることにする。さっそくトミーに近づいて気に入られ、フィオナとサムを加えてクリーニング店の強盗をすることになる。マイケルの機転で要領よく強盗が成功すると、今度は借金取りに追われていると言って、トミーに泣きつく。トミーはついにマシスンにマイケルを紹介し、ドラッグのラボの襲撃に参加させることにする。マシスンの計画では、トミーらを弾除けとして使うことになると気づいたマイケルは、部下思いのトミーに堅気になるために、マシスンを警察に差しだそうと、真実を告げる。マシスンらがドラッグ製造ラボに侵入すると、マイケルたちは外からドアを接着して閉じ込め、ギャングの部下と撃ち合いをしている間に、警察が到着してパクソンがマシスン一味を逮捕する。トミーは望み通りギャングから足を洗うことになり、パクソンはついにマイケルから手を引くことを了承する。サムは以前からIRSから税務関係で目を付けられていて、担当官のステイシーと会う。ステイシーは不適切な出費を計上して税金逃れをしているとサムを追及するが、そのうち、ステイシーの母親と付き合ったことがあったことを思い出す。ステイシーは友達だと慕っていたサムが自分を置いて去ったことを恨みに思っており、その復讐をするために付きまとった事を認める。サムはいつでも会いに来るように言い、2人は仲直りする。フィオナはトミーが仕事を変えて新しい人生を歩む事について、マイケルも仕事を変えるべきだという。しかし、マイケルはパクソンがいなくなって、やっと心置きなくスパイの仕事を取り戻す事ができるとフィオナに念を押す。またまた、出ました。チャラいマイケルのチンピラ姿。(爆)金アクセをジャラジャラして、フィーもいかにも軽い女という雰囲気です。そして、ギャングにしては人が良すぎるトミーをマイケルが更正させるというのが、いかにもバーン・ノーティスですね。クリーニング店から盗んだ金を10%の利子をつけて返すとか、やっているのは強盗には違いないのですが、正義の味方風な面はきちんと押さえていますね。それにしても、あれだけ協力するフィオナが涙ぐむとは。本当にもうマイケル、「フィーを泣かすな!」と言いたいです。(泣)このままじゃ、フィーは去っていくかも知れませんね。マイケルはそれでも構わないのでしょうが、シッパーとしてはぜひこの2人に幸せになって欲しいです。
April 4, 2011
コメント(1)
マイケルの弟、ネイト登場。こんなにパリッとした男だったっけ、と思ったのも当然か。今はいっぱしの経営者だけれども、やはりマイケルは家族の心配をしなければならない。家族がいることを知られては、スパイ家業も容易じゃないですね。マイケルの昔の敵、ブレネンはこの先まだ出てきそうですね。役者さんは、最近では「ブラザーズ&シスターズ」に出ていました。よく見る人です。マイケルに付きまとうパクソン刑事はネイトまで取り調べたという。サムはこれ以上の捜査から手を引かせるために、市長の補佐官の圧力を借りて対抗しようと言う。そのためには、バリーに頼んで、マイケルと補佐官の共同名義の口座を開設してもらうことになった。ネイトがリムジン業で事業拡大するために、新たな投資家を迎えたと言う。しかし、その投資家というのは、かつてマイケルと因縁のある武器商人で、ネイトには部下を装った殺し屋が付いていた。ブレネンはマイケルにあるオフィスに忍び込んでハードウェア・キーを盗めと言う。詳しい説明がなく、ネイトを人質に取られているため、マイケルはサムにブレネンの裏を調べるよう頼みながら、抵抗しつつ突きつけられる要求をこなす。ハードウェア・キーの次は、武器の設計者の男の声を録音して、ボイス・キーを突破することだった。バリーがブレネンの口座を調べ、マイアミの自宅の場所を突き止める。ブレネンは最後に武器を研究製造しているJLA産業のラボに忍び込み、灰色の箱を盗んでこいという。マイケルは箱の中身が何か言わなければ従わないと抵抗し、ブレネンは高度な歩兵用の武器の生体認証ロックだと明かす。しかし、ビルに侵入するにはセキュリティが厳しい。サムとフィオナがブレネンの自宅に向かうがすでにネイトの姿はなく、ブレネンはネイトの無事を知りたがるマイケルの前にネイトを連れてきて、腕を撃ってしまう。追い詰められたマイケルは再びラボへ向かうが、サムがブレネンの経済活動を調べて「ベル・アナ」ホールディングという会社がブレネンの家族と関わりがあると察する。マイケルはフィオナにブレネンの自宅を爆破させて、その様子をメールでブレネンに送る。また、すでに調べておいたブレネンの情報を暴露して、イギリスの銀行口座を空にしたと迫る。焦ったブレネンが銀行に電話すると、バリーが出て嘘を言い、マイケルはブレネンの娘アナベルがスイスで学校に行っている事を持ち出して、脅す。家族思いのブレネンは娘には手を出させないと、ネイトを解放し、これだけでは済まないと去っていく。パクソンは、彼女の同僚がマイケルの口座を調べるために市長の補佐官を取り調べようとして、逆に定職になったと言いに来る。サムの作戦はパクソンの逆鱗に触れることになってしまった。何気にハッカー&偽ID作りのバリーが一家の一員になってしまいましたね。(笑)エステに詳しいバリーは、イギリスアクセントで詐欺の片棒を担ぎ、マデリンの家の修理を手伝わされるだけでなく、マデリンのヘアケアまで世話をする。(爆)マデリンは今週も息子2人が顔を出してご機嫌でした。マイケルはネイトを人質に取られているからといって、そう易々と言いなりにはなりませんね。仕事が終われば2人とも殺される事が濃厚。となると、あれこれ言いながら時間を稼いで、サムが形勢逆転に繋がる情報を手に入れるのを待って、反撃に出る。そのためには相変わらずとっさに手作りハッカー装置「カンテナ」を使ってブレネンの携帯を乗っ取ったり、酔っぱらいの清掃員を装ったり、地下駐車場を混乱させたりとお見事!特に、ボイス・キーのためにカーバーに数字を言わせる手口は最高でした。(爆)人格がいくつあるの?と思わせるような激しい変化なのに、それも全て家族を守るためのプロの技なのですから、本当に素敵です。パクソン刑事のヒステリックな付きまといは、良い味を出していますね。女の執念というのか、ブレネンよりも本当にこちらの方が怖いわ~
March 28, 2011
コメント(0)
今シーズンは完全に一般に晒されてしまったため、マイケルには新しい敵が出てくるようですね。地元警察(メトロ署というのは、デクスターと同じだ!)とマイケルの追いかけっこは楽しそう。ゲストのHolt McCallanyはCSIマイアミのヘイゲン刑事ですよね。お里帰りですね。(笑)フィオナの持ち込んだ仕事で、別居中の夫が息子のブランドンと会わせてくれないという女性の依頼で、マイケルとフィーは夫ハワードの家に向かったところ、実はブランドンは誘拐されて警察に言えば殺すと脅されていたことが判る。ハワードは仕事の関係でダイヤの販売をしており、そのダイヤを出荷する日を教えろと要求したという。マイケルはブランドンを救出するため、まずは誘拐犯の呼び出しにハワードを向かわせ、要求を聞いた後、犯人をサムが尾行することにした。しかし、誘拐犯のサントーラはバーで時間を潰すばかりで、情報が得られないため、マイケルは「逆尋問」という方法を採ることにする。一方、先日の騒動でマイケルは警察の注目するところとなり、「ストーカー」と言われるパクソン刑事がマイケルが偽名で持っている倉庫を調べ上げるつもりだと言いに来る。マイケルはC4爆薬や起爆装置を貸倉庫に隠しており、サムは早く別の場所に移せと言う。サムは堕落警官を装ってサントーラに近づき、逮捕したジャンキーから「子供」の話を聞いたと嘘を付いて、金を渡せば先にサントーラに尋問させてやると持ちかける。マイケルはそのジャンキー役で、相手に質問をさせて逆に答えに誘導する方法を使って、子供の隠し場所を聞き出そうとする。噂を流した者がいると言って、サントーラの部下をダイナーに呼び出してフィオナが尾行し、さらにその部下がサントーラを裏切っていると思わせ、サントーラを不安に陥れる。苛ついたサントーラがマイケルを伴って外に出ると、マイケルは隙を見てサントーラの車を奪う。後を追ったサムは、サントーラから子供の監禁場所を聞き出して現場に急ぎ、マイケルに伝える。先回りしたフィオナとマイケルはやすやすとブランドンが監禁されている場所を見つけて救い出すと、後から乗り込んできたサントーラが部下と仲間割れして、自滅する。マイケルは、警察の監視をかいくぐり、隠していた荷物を倉庫の裏側からウォーターカッターで壁を破って持ち出す。パクソン刑事はまだ諦めないと言いに来る。マデリンはマイケルの誕生日パーティを開く。ケーキには「マイケルを愛していると、いつも塹壕戦」と書いてあった。相変わらずジェフリー・ドノバンの情けないジャンキーになりきった演技は凄いですね。逆尋問というのは、よほど相手が追い込まれるか頭が回らない状況じゃないと通用しないと思いますが、思った通り情報を漏らしていく様子が面白いです。そのためには、マイケルはボコボコにされなければならないのですが。(爆)相手を騙すのは「レバレッジ」も同じ。こちらは最少の人数で、戦争のプロが行っているところが特徴でしょうか。そして、相変わらずママから「誕生日パーティに来なさいっ!」という言いつけを守って、顔を出すだけでなく、フィオナから仲直りした依頼者家族を見て「新しくやり直すんですって」とジリジリとプレッシャーをかけられる。しかも、セクシーな刑事から目を付けられて、「逃さないわよ」。本当に忙しい男です。(笑)ちなみに、フィオナは「あの刑事はあなたに気があるのかしら?」と釘を刺すので、「俺は彼女のタイプじゃないよ」と言ってみる。マイケルは大変だな~塹壕戦というのは、敵味方が近くにいるだけに被害甚大ということらしいですね。まあ、この家族は日々ギャングやスパイに命を狙われて、家は爆破されるわ、家族で武器を手作りするわ、まさに戦争中のような家庭です。(もちろん、フィクションだと判っていますよ)フィオナのプレゼントは第1次戦争のころの長い剣で(やっぱり)、「塹壕戦ならこれで武装してね」と言うことでした。2人の愛は危険が一杯なのでしょうね。(笑)
March 21, 2011
コメント(0)
新シーズン。自分のスパイとしてのIDを取り戻すために、ストイックに戦い続ける男、マイケル・ウェストンが戻ってきました。仕事を愛し、家族と友人を愛するまじめなスパイ。理不尽なことには絶対屈しません。本当の意味で、彼は愛国者なのでしょうね。今シーズンもマイケルのノンストップ・アクションが楽しみです。上層部から逃れてマイアミの海岸に泳ぎ着いたマイケル。挙動不審なところを警察に追われて、ホテルに逃げ込む。しかし、ここは無理せず、自ら投降し、逮捕される。上層部の言うとおり、すでに守られなくなったマイケルの個人記録がオープンになり、逮捕される容疑も曖昧で、サムは動きようがないという。そこに、マイケルの元パートナー、ハーランが現れ、手を回して釈放してくれた。そのハーランからの依頼で、マイケルはベネズエラで指名手配中のルフィーノ・コルテスの身柄を確保し、国に渡すことになった。ハーランは恋人のマルタがルフィーノ一味に農場を奪われ、悪徳判事に父親が刑務所に入れられているので、ルフィーノを捕らえたいという。マイケルはハーランの作戦で、ルフィーノの店に侵入するが失敗する。今度はマイケルが国際投資グループの弁護士を装って、ルフィーノの「門番」ファルコーネに会い、ルフィーノの直接会ってオファーをしたいと持ちかける。ファルコーネは強面で、なかなか面会を許さなかったが、脅され痛めつけられても諦めないマイケルは、ついに車の中で会う約束を取り付ける。フィオナは世界中の諜報機関を敵に回してもなお、元の仕事を取り戻そうとするマイケルを翻意させるため、ハーランに説得して欲しいと頼む。直接会って話をしてもルフィーノは心を動かさなかったが、マイケルは粘りに粘ってチャンスを狙い、ルフィーノの誘拐に成功、ハーランに引き渡す。しかし、ハーランは突如ルフィーノを撃ち殺して、マイケルを拘束する。実はルフィーノのパートナーから、捜査が自分たちに及ぶのを恐れて警察より先にルフィーノを殺せと依頼を受け、マルタを利用して近づき、マイケルをルフィーノ殺害犯としてベネズエラ政府に手渡すという。マイケルは隠し持ったナイフで縄を切って脱出、ハーランを誘い込んで拘束し、逆に犯人としベネズエラの特殊部隊にハーランを引き渡す。マイケルは改めて、どうしてもスパイの本職を取り戻すと言う。久しぶりのマイケルでしたが、やっぱり格好いいわ~8キロの海を泳ぎ切って、即警察に追われ、スパイの技能をフルに使って走って逃げて、仲間に連絡をする。フィオナは電話を待っていましたね。「感謝」というのがマイケルらしいし、再会してもベタベタするわけでもない。でも、フィーは誰よりもマイケルのことを心配している。またまた、シッパー魂に火が付きそうです。きゅん、きゅん。そして、サムはサムらしく、レイノルズのおばあちゃんの娘と親しくなって車を借りるとか、バリーに仕事を頼んだりとか。戻ってきたマイケルは、燃やされた自宅を修理するなど、やはり母親思いのところを見せていました。孝行息子は変わらず。ハーランという元相棒はしばらく会わないうちに、元相棒を売ってでも自分は生き残ろうとするような男になってしまった。誰でも、長い間に変わってしまう。でも、マイケルには絶対に裏切らない家族と友人がいる。良いですね!このファミリーな雰囲気と、洗練されたスパイの仕事ぶりのアンバランスがBNの魅力でしょう。騙すところなどは、最近では「レバレッジ」と重なるところがありますね。さて、上層部のおじさんは、獄中のマイケルにまだ未練があるらしく、耐えられなくなったらいつでも戻ってこいと、含みを残しましたね。
March 13, 2011
コメント(4)
12月2日にレンタルが始まる吹き替え版「バーン・ノーティス~元スパイの逆襲」のオフィシャルサイトに、当ブログの記事が「ファンの声」として紹介されました。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイト第1話のエントリーを紹介していただいたので、文章が硬いですが、その後の私の壊れぶりはみなさんご存じの通り。(笑)吹き替え版は「ルパン三世」でおなじみ栗田貫一さんがマイケルを当てています。お試し版で聞いた限りでは、FOX CRIMEで放送された字幕版とはかなりイメージの違いを感じました。でも、最初からこちらで見る人はこれはこれで面白いでしょうね。吹き替え版についてはオフィシャルサイトで解説されていますので、興味があれば覗いて見てください。個人的には、男性は吹き替え版、女性は字幕版で楽しむのがお薦めかも?バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 DVDコレクターズBOX
November 25, 2009
コメント(2)
OMG! OMG!シーズンフィナーレはグレイトでした、アメイジング!!。すごいすごい、これだから「バーン・ノーティス」は辞められない。マイケル、かっこいいぞー。最近、久しぶりにこの手のタフガイ、ヒーローを見た気がします。FOXさん、「ゆるかっこいい」なんてうたい文句じゃ足りませんよ。町おこしかのキャラクターじゃないって。ガンガンにハードでガッツのあるスパイだぞ、マイケルは。ゴルゴ13と対決させてみたいくらいだ。以下、ネタバレにつき、ご注意下さい。マイケルは捕らえたヴィクターをカーラには引き渡さず、自分を殺そうとした理由を聞き出そうとする。「俺を信頼しろ」というマイケルに、ヴィクターはカーラの組織を叩くためにマイケルを狙っただけだと答える。ヴィクターは元CIAで、メキシコでの任務の失敗で妻子を失い、解雇通知を受け取ったところでカーラからリクルートされた。カーラに従いながら、敵を捜していたところ、妻子を殺した黒幕は他ならぬカーラのそのものだと判ったという。マイケルは、同じ立場として協力しようと持ちかける。ヴィクターの話は確かめられるが、カーラの組織についてはヴィクターでも全体像がつかめず、どの都市にも存在し、裏切り者のヴィクターをカーラに引き渡さなければ替わりにマイケルの家族を殺しにかかるという。マイケルはサムにマデリンの安全を守るように頼み、殺しに来たカーラの部下たちを振り切って逃げる。マデリンは一方的に連れ出されるのは嫌だと拒み、サムが事情を話す間に自宅が殺し屋に囲まれてしまう。こちらもサムの機転で脱出に成功する。ヴィクターはカーラが組織に秘密で私腹を肥やしている証拠を掴んでおり、いざというときはそのファイルでカーラを脅せるというので、カーラと連絡が取れる船でヴィクターとキューバに行くことにする。しかし、カーラはヴィクターの動きを読み、船に爆弾を仕掛けていた。ヴィクターはカーラの手下に撃たれてしまい、「上層部(management)」がヘリコプターで状況視察に現れる中、必死なカーラはヴィクターを殺さなければ2人とも殺すと迫る…結局今シーズンもマイケルを首にした「個人」は判りませんでしたね。多分、これは最終回まで持ち越すんじゃないかという気がします。極悪非道なカーラの組織といっても、同じような組織があちこちにあって、それを管理しているのが「上層部」のおじさん。優秀な手下としてマイケルを採用したいというが、マイケルは「俺に関わるな!」と一喝。しかし、それならそれで組織は全ての事から手を引くという。これまではなんだかんだと言っても、家族を含めて組織が守ってくれていた。だがそれもここまで。マイケルは自分の力で愛する者を守らなくてはならなくなった。「チャンスに賭ける」"I take my chances"あの高さから飛び込むなんて(実際はスタントさんでしょうが)、何て度胸のある奴なんだ。自分の力で世間の荒波?を泳ぎ切るぞという象徴的なエンディングでした。これにはマネジメントのおっさんも呆れて物が言えない、いや男も惚れるでしょう。触らぬ神に祟りなし、の精神でもうマイケルには関わらないで欲しいです。でも、その替わりシーズン3は毎日が危険の中で暮らすことになるんですね。恐いな~。マデリンはサムのお守りでディズニー・ワールドに連れて行こうかと言われても、「子供扱いしないで」とおしりに根が生えたように動かない。確かに、マイアミに住んでいる人にとって、ディズニー・ワールドに行くことはそれほど珍しいことではないかも知れないが、今回は事の真相を知ってついに「私よりもマイケルを守れ」と言う。自家製の焼夷弾でど派手に家を燃やされても、大した度胸です。さすがスパイの母は違う。これからはマイケルのために銃後の母となって、キャラクターが替わるのでしょうか。フィオナはまたカッコ良かった。あうんの呼吸でマイケルを助け、ヴィクターも「君たち、どこで会ったの?」。最強カップルですよね。そしてお決まりの別れのキスじゃないキス。(笑)それでももしもの時のために、とキスしてみてパシッとマイケルにビンタする。「ほらね、だから油断しちゃだめよー」て、じゃあどうすればよいのよ。腕を捻り上げる?そしてフィオナはついにカーラを撃ち殺す。マイケルのやり方は通用しませんでしたね。ヴィクターとは同じ立場で心が通じるところがあり、良い協力者になるかと思われましたが、こちらもマイケルに見送られました。捕まったらどうなるのか判っているだけに、マイケルも辛いですがしかたないでしょう。そして、それを上層部への土産にするのもスパイの掟か。マイケル・シャンクスはBNで良い仕事をしましたね。アクティブでサイコな面と、気の毒な男の面と両方見せてくれて、大物扱いでした。トリシア・ヘルファーもシーズンを通して憎まれ役を演じて楽しませて貰いました。Reicaさんのブログ
November 10, 2009
コメント(4)
今週マイケルの前に現れた依頼者は…ちょっとどっきりしましたね。(爆)ゲストのDina Meyerは「ポイント・プレザント」や「ゴッサム・シティ・エンジェル」に出演していました。いやはや、色っぽいですね。そして、いよいよシーズンフィナーレに向かって盛り上がってきました。マイケルは自分を狙う殺し屋の正体がヴィクターであることを伏せて、カーラにこれまでの状況を報告する。まず直接ヴィクターに会って確かめたいことがあるからだ。そのためにはまずカーラやヴィクターの脅威から守るため、マデリンをマイケルの倉庫に避難させる。カーラは殺し屋を見つけたら、人生を元に戻すという約束をする。ヴィクターからはマイケルの真意を知るために会おうと言ってくる。一方、マイケルに助けを求めて元フィアンセで共にスパイの仕事をしていたサマンサが現れる。現在軍需関係の企業に勤めているが、開発している無人飛行機(UAV)の誘導装置(チップ)を盗めと闇マーケットのディーラー、ブレナンに脅されたという。息子のチャーリーを人質に取られているためやむなく盗んだが、これをブレナンに渡してしまうと自分が盗んだことがばれて政府のお尋ね者になってしまう。マイケルには取引でブツを渡さずに息子だけ助け出して欲しいと頼む。フィオナはサマンサの出現に何も言ってくれなかったとマイケルを責める。引き渡し現場の公園で、ブレナンはチャーリーに爆弾を仕掛けていたため、マイケルはやむなくチップを渡してしまう。サマンサはこのまま海外に高飛びするつもりだったが、逃亡生活はチャーリーがかわいそうなのでマイケルはブレナンからチップを取り戻して開発担当者が戻る前に元に戻す事にする。今回は直接ブレナンに身分を隠さず接触し、サマンサが奪い返しに来ると脅す。サマンサは信用できず、自分を監視していたヴィクターを利用してお前はサマンサに監視されているというと、ブレナンも信じ、マイケルとフィオナに取引の護衛を任せることにする。取引現場ではマイケルたちの予想外の事態が起こるがそこをサムの機転でしのぎ、ついにチップを取り戻す。マイケルはサマンサと組んで、会社に侵入し爆発騒ぎを起こしてチップを元に戻す。そしてマイケルに未練を残すサマンサに、息子との人生のためにスパイ稼業を辞めるようアドバイスする。マイケルはフィオナにサマンサとのいきさつについて説明し、フィオナと出会ったのがサマンサと別れた理由だと話す。マイアミ市役所でヴィクターと直談判したマイケルは、カーラには嘘を報告して今後友好関係を保つしか選択肢がないと言われ、ヴィクターを拘束してカーラに突き出すことにする。スパイの仕事は意外と職場恋愛が盛ん?NCISもそうですね、やっぱり007的な演出でしょうか。(笑)シーズン1でも女殺し屋がマイケルと関係があったようなことを言っていたし、さすがに艶福家です。それにしても、サマンサが子供がいると言った瞬間はみんな氷りましたね~もしチャーリーが本当にマイケルの子供だったら、フィオナも素直に身を引いたかも知れません。案外そういうところは古風な子ですよね。マイケルもそこが気に入った?セクシーなサマンサとはどう見てもお似合いだとは言えない。タイプ的には峰不二子で深みのあるキャラでもなかったし、今回のみで結構です。ついに来ました、告白シーン!(笑)ベッドで寝ている(振りの)ママは耳ダンボで必死だったでしょう。「もう過去のことだからいいの」というフィオナに、サマンサとの関係について「誰かを愛しながら他の人と結婚することはできないから別れた」と言っておりました。素直にサマンサにジェラシーを燃やしたり、思っている事が表に出るタイプのフィオナはやはりマイケル向きでしょう。付き合うのは簡単ではないが「君は俺の本当の姿を知っていた」と言われて、胸きゅーんなフィオナでした。ママはしっかり「あなたにふさわしい子を選んだ。今度は自分からプロポーズしなさい。」と釘を刺す。さて、いつのことになるのでしょうね。(爆)一方、ヴィクターとはトイレで対決。正直、私はMichael Shanksの腹がそろそろ出てきたなあと下世話なことが気になってしまって。(爆)サム情報によると、ヴィクター(・シュラッカー・エプス)は相当危険な奴で、2003年にメキシコの血なまぐさい任務でフィリップ・コーワンに首を切られ、それ以降カーラに仕えているらしい。殺し損なったはマイケルが初めてだという。マイケルもこのままの状態が続けば、いつの日かヴィクターのようになるのかも?なぜヴィクターがスパイの殺しをしているのかよく判らないまま、自分の命と引き替えにヴィクターを差し出すことに。これ以上、家族を危険にするわけには行きませんからね。シーズンフィナーレが楽しみです。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
November 3, 2009
コメント(4)
マイケルがフィオナにネクタイを「締めてっ」と甘えるところが良いですね。(爆)ただ、それだけなのですがフィーもまんざらではなさそう。サムは釣り仲間から情報を得る、全てレジャーが仕事に繋がっている、というか、仕事がレジャーなんですね。(笑)たまには(ヨーグルトだけでなく)タンパク質も食えというのは、きっと内輪のネタなんでしょうね。残り3話、果たしてどうなるのかわくわくします。マイケルはブライが調べたケイマン諸島の銀行支店長と連絡を取り、情報を得ようとする。しかし、現れたグスタヴォは偽物でマイケルを襲おうとして反撃に遭い死んでしまう。本物のグスタヴォもまたプロの殺し屋に殺されていた。フィオナがグスタヴォを密入国させた仲介者の情報を探る。マイケルの前にハイチからクロード・ローランという依頼人が現れ、娘を殺してアメリカに逃げ込んでいるJ.P.デュマンを逮捕して裁判を受けさせたいと言う。デュマンはハイチでは刑務所の責任者で、父親は知事。父親が失脚後死んで、デュマンは大金を持ってアメリカに渡っていた。こちらではリュック・ルナールと名乗りパーティ三昧の日々。アメリカ政府はこれには手を出せず、まずデュマン本人を確認する方法がない。始めは断ったマイケルだが、クロードの娘が公然と刑務所の批判をして殺された話を聞いて考え直す。フィオナがまずデュマンと接触して盗聴器をしかけるが、絶望的なクロードがデュマンの家の前で騒ぎを起こす。マイケルはクロードを救い出してハイチに戻るように求める。サムのハイチの情報網でデュマン一家が多国籍企業フリントリッジと組んでいたことがわかる。かねてよりサムと繋がりのあるFBI捜査官がフリントリッジ絡みの犯罪組織を狙っていることから、デュマンの件で協力を求めることにする。マイケルはフリントリッジ側の身内を語って近づき、デュマンがFBIに狙われていると匂わせてデュマンの過去の情報を完全に消し去ると持ちかける。クロードの命を捨て身で守ったマイケルのはったりに、デュマンは騙されてIDを示す書類を渡すことにするが、その時に死んだはずの父親が現れマイケルの嘘を見破られてしまう。マイケルは何とか脱出はできたが、こうなると本人を誘拐してハイチに密入国させるしかない。フィオナが誘惑してデュマンを誘い出し、マイケルらが身柄を拘束してクロードに引き渡す。FBIの秘密の協力でデュマンの出国も叶ったらしい。フィオナは密入国仲介者のゲイリーからグスタヴォの情報を得て、荷物を隠した倉庫を見つける。マイケルはグスタヴォの倉庫に荷物を取りに行くと知らせて、あえて自分を殺しに現れる者が現れるのを待つ。現れたのはヴィクターだった。ヴィクターは再びマイケルたちの前から姿を消す。善人で世直しマイケルの噂はどこまで広がっているのでしょうか。マイアミ津々浦々、カリブ海諸国にも伝わっている?サムまで困った人は放っておけず、依頼が難しければ難しいほど燃えるのだって。始め、マイケルを監視する役目だったサムが連絡を取っていたFBIが久しぶりに登場。こちらは楽して仕事をするのがモットーなのか、サムのおいしい情報をもらうかわりにデュマンの国外脱出に手を貸してやる。この人たちはもう正義とは無縁なのか。それに引き替えクロードは信念を持って行動している。作戦には邪魔だけれど、こういう人には弱点がない。脅しもきかない。だから、マイケルも感銘を受けるわけですね。フィオナはフランス語ペラペラですてき~ハイチ人はフランス語を話すのか。最近サムと張り合っているフィオナは、暴力を押さえることができるようになってきたみたですね。(笑)これもマイケルの調教の賜か。マイケルが自分がおとりになって敵を探り出すというと心配だわと言い、探した倉庫がエアコン付きなので引っ越したらどうかと言い、フィオナの気遣いを感じますね。マイケルは何事も前向きで楽天家なのか。リスクを冒さないと得る物はない、そのおかげでフィオナとも出会えたのだから。始めて会ったときはフィオナはC4でマイケルを吹き飛ばしそうだった、でも今は友達だねって、どこまでプラス思考なのか。今週のママは大人しかったですね。車の配線を図面を見ながら一人でやってしまうとは恐れ入りました。パパがややこしい独自の配線をしていたのは、家族として当てにされるためだった、と言うのを聞いて目から鱗のマイケルでした。ラストのヴィクターの身の軽さには驚きましたが、どう見てもあれはMichael Shanksじゃない。スタントの人だとすぐわかります。(笑)一方、Jeffrey Donovanはでかいデュマンの身体を担いでいましたね。ホテルのベランダからはしごで脱出するスタントも自分でやっていましたし、ご苦労様でした。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
October 27, 2009
コメント(2)
ジェイソン・ブライ再び登場。そしてゲストがまた「バトルスター・ギャラクティカ」からですね。(Mark Sheppard)シリーズのプロデューサーはやはりSFファンに違いない。(笑)そして今週は「ダイ・ハード」風マイケルが活躍して最高!マクガイバー的スパイドラマの醍醐味ですね。BURN NOTICEはやっぱり面白いわ~デレクの情報でケイマン諸島の銀行口座を調べるため、マネーロンダリングのバリーに話を持ちかけたところ、以前追い払ったブライが盗聴していたことがわかる。バリーとの関係が知られ、彼の規則違反を探られるとマイケルも具合が悪い。ブライの目的はマイケルが調べ上げたブライの個人ファイルを手に入れることで、住まいの倉庫を衛生局の捜査として家捜しを始める。マイケルは避難先のママの家で、オンラインデートの相手にしつこく身辺を探られ、ストーカーされているというポーラから何とかして欲しいという依頼を受ける。ポーラの勤め先は個人銀行で上客が多い。ストーカーのプレスコットを見かけたという情報でポーラの銀行に行ったマイケルは、ファイルが見つからなかったブライが後を追ってきたので、改めて対決姿勢を見せる。しかしプレスコットは単なるストーカーではなくポーラの情報を利用して銀行強盗を計画していた。ブライと共にプレスコット一味の人質となったマイケルは、危険を察して脱出を試みる。ブライが制止を聞かずに強盗に飛びかり撃たれたことから、マイケルは医師だと偽って、治療する振りをして脱出のための装備を整える。始めは監禁された部屋の壁に穴を開けて、サムに外から壁を爆破してもらう計画だったが、途中でそれがばれて作戦を変更する。プレスコットらがマリーナから船で逃走すると盗み聞きしたマイケルは、妨害工作を続けながら第2次世界大戦の「クイックシルバー作戦」※を実行することに。サムが強盗団の使う無線から逃走用の船を探し、待機する部下を締め上げてサムらがより強大な組織であるように思い込ませる。無線を聞いた部下たちは銀行オーナーをサムと勘違いし、プレスコットに不信感を持ち、フィオナが仕掛けた爆弾で乗り付けたトラックを爆破、警察を呼んで逮捕させる。ブライはマイケルに助けられながら、人質の安全を守るためにマイケルに協力する。マイケルは対決するのは辞め、バリーに頼むつもりだった口座の調査を例のファイルと引き替えにブライに依頼する。その結果、ブライは銀行名と担当者以外何も見つからなかったという。しかも、こちらが調べていることが知られた可能性があるという。※「クイックシルバー作戦」第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦で、連合軍が行った欺瞞作戦のうち、フランス上陸作戦の目的地がノルマンディーではなくパ・ド・カレーであるとドイツ軍に信じさせることを狙った作戦。ブライ捜査官とは仲直り?でき、バリーもしばらく姿を消すことで事なきを得たようですね。カウボーイ的なブライがマイケルの忠告に従わず、結果としてマイケルに命を救われて破壊工作などで協力していく過程は、まるで映画のようで良かったです。(笑)マイケルは即座に「私は医師だ」と撃たれたブライの傷の手当てをしてやる。前線での戦闘経験があれば、このような場でも動じることがないのですね。「♪仮包帯も弾の中」ってやつです。(古すぎる)それでもいつもその場その場で切り抜けるマイケルですが、今回はさすがですね。アドレナリン全開でした。相手の出方で命が危険かどうかを判断し、閉じ込められた部屋を見て即座に脱出方法を考え、芝居を打ちながら必要な武器を手に入れ、相手の妨害工作を続ける。妨害電波をものともせず、サーバーのイーサーケーブルに直接携帯を繋いで電話。薬の知識も使っていましたし、ほんとにすごいわ~最後はたった一発の弾の入った銃を構えたところもかっこいい。でも、それを軽率に使わず最後の最後まで相手が自滅するように追い込むのですね。プレスコット役のMark Sheppardはいつものように怪優ぶりを発揮しておりました。サムはまたリッチな熟女とデートしておりましたが、本当にいつもどこで知り合うのやら。それもスパイの能力のうちなのかしら。とにかく、別荘を6つももっているビール販売会社のアンジェラとデート中にマイケルに呼び出され、仕事をしながらもアンジェラをくどき続けるという、こちらも007ばりのかっこよさ。(笑)ちなみに、フィオナは自分が先に電話がかかってこなかったとおかんむり。そのせいか、トラックを爆破した時の威力はすごかった。(笑)サムとフィオナは組むことが多いですが、マイケルの前で何かと張り合うのですね。褒められたい?でも実はマイケルは先にフィオナに電話をかけて取ってもらえなかったということで、次からはまずサムにかけるという事で落ち着きました。ところで、ブライに露出が少なくなったと言われてマイケルがフィオナを押さえつけておりましたが、最初「俺の女を嫌らしい目で見るな」的なリアクションかと思ったら、よく見ると違う感じですね。多分、凶暴なフィオナを押さえつけたかっただけじゃないかと。(爆)そしてママにもちゃんと夕食に付き合ってやる孝行息子のマイケルでした。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
October 20, 2009
コメント(2)
気になるその後「あなたたち、何があったの?」と、みんな聞きたくなるマイケル&フィオナの関係。(笑)サムの「何度炎に触れないと、燃えていると判らない奴なんだ?(How many times do you have to touch the flame until you figure out that it burns?) 」という言葉が全てを表していますね。でも、そこにマイケルの言い分というのがあるわけで、だからシッパーは辞められない。ゲストのJoel Gretschは「The 4400」などでおなじみ。やっぱりSF系のドラマ出演者のゲストが多いような気がします。 マイケルを狙った爆破犯、デレク・プールの居場所を探るために、以前にも情報を聞き出した武器商人のシーモアと再び接触。依頼料を払うために、マイケルはフィオナの紹介する美術商スコット・チャンドラーの仕事を受ける事にした。チャンドラーによると、仕事場のPCに細工され、誰かが盗聴器をしかけた可能性がある。個人情報などが流出しないように調べて欲しいというので、マイケルは企業スパイを装って盗聴器を仕掛けた人間をあぶり出す。意外にもそれは受付嬢のメラニーだった。彼女の父親は有名な画家で、画商のチャンドラーとある作品を巡ってトラブルとなり、取引を断ったところ、何者かに殺されその画を焼失したという。しかし、その画が闇マーケットで取引されると聞いて、持ち主を探ろうとしているという。話が事実だと聞いたマイケルは、メラニーに危険が及ぶとして自分がチャンドラーの闇の部分を探ることにする。マイケルは仕事場の監視ビデオの映像を消してチャンドラーが誰かに狙われているように脅し、出し渋る情報をゲット。チャンドラーと関係がある保安コンサルタント、ジェイコブ・オアにフィオナが近づき盗聴した上で、2人が親会社を作って画の収益を裏金にしていることを突き止める。メラニーの父親を殺したのも彼だろう。裏金のことが公になれば2人は逮捕されるので、隠している会社関係のファイルを盗もうとするが、結果を急ぐメラニーがチャンドラーの仕掛けた罠にかかって、オフィスに侵入したことがばれてしまう。マイケルのとっさの判断で、自分がスパイに襲われていると主張し現場からチャンドラーを引き離すと共に、チャンドラー自身が命を狙われるような何かを隠しているのでないかと迫り、ついに自宅にメラニーの父親の画を隠していると明かしたチャンドラーは、マイケルに画を奪われる。一方、サムがオアに近づき、チャンドラーと仲違いさせるよう脅して、チャンドラーが画を売り飛ばしたと勘違いしたオアがチャンドラーを殺してしまう。シーモアの情報でデレクの居場所を突き止めたマイケルとフィオナは、デレクを捕らえて雇い主を聞く。それによると、報酬を振り込むケイマン諸島の銀行口座のことが判る。マイケルは一夜を過ごした後のフィオナに、話があるがなかなか切り出せない。サムにもシーモアにも2人の関係を気づかれ、やっと2人は会話を交わす。「話って何?朝食にいなかったから?」というフィオナに、マイケルは目を合わせることができません。マイケル照れるな~(爆)マイケルが何が言いたかったのかというと、「昨日は朝食に『スパニッシュ・オムレツ(しかも白身のみ)』を買ってきた、けど、君がいなかった…」だ、か、ら。マイケルとしてはわざわざ好物を選んで買ってきて、フィオナに食べて貰いたかったわけですね。それはマイケルなりの「幸せの印」だったのでしょうが、「あれはお互いにストレス発散よ!」というフィオナの前にはとりつく島もない。男って、メンツにこだわるのか。傷つきやすいのか。でも、シーモアが後押しをしてくれましたね。彼は太極拳をたしなむ見地から、2人は同じ運命、同じ流れに乗っている、それに逆らっちゃだめだという。ご丁寧に、Destinyと書いた(多分漢字?)のダガーを2人に贈って仲直りの手伝いをしてくれました。気を遣って場を外すだけのサム以上にキューピット役をしてくれたシーモアに感謝。フィオナも「次は朝食まで残らなきゃ。」と次があることを見せて、2人の間は1センチ近づいたか?マイケルにとっては「大きな一歩」になったことでしょう。相変わらずフィオナはハローワーク並に仕事を斡旋してくれますね。シーモアの情けないジャックアス(jackass)て名前なんですか?(笑)その場その場で、危機を切り抜けるマイケルには笑えるくらいですね。あの頭の展開の早さがあっても、本命とはぐずぐずしてしまうんですね。スパイハンターとは相手の恐怖と妄想を刺激するもの。羊かんの箱でも切羽詰まると爆弾に見えてしまう。その辺は紙一重なのですが、メラニーもよく意図を汲んでいました。ところで、メラニー役の子は見覚えがあるな~と思ったら、「ザ・プラクティス」のルーシー(Marla Sokoloff)でした。わ~懐かしい。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
October 13, 2009
コメント(8)
キャンベル君はいなくなったが、だからといってマイケルとフィオナの間の障害がなくなったというわけではない。もともと、フィオナが誰と付き合おうと問題外なのだから。でも、今週はむふふシーンが山盛りでしたわ♪ シッパー天国。マイケルの自宅を爆破した犯人を突き止めるため、川縁の倉庫の監視ビデオに映っているに違いないと言うわけで、マイケルが侵入してデータを盗む。カーラからも爆破犯を突き止めるように言われているが、外国人工作員のファイルが欲しいなど、適当な返事をしておく。マイケル以外にも諜報員が爆弾犯の被害にあっているらしい。ともあれ、その見返りなのか、ネイトは保釈になると言う。サムの友人で、プロフットボールのコーチ、ショーンの依頼でマイケルは選手のコリーを助けることに。コリーは妹のタニアがギャングのフェリックスに襲われそうになったのでバットで撃退したが、それで恨みを買い困ったことになっているという。フェリックスは地元の24Kというギャングに属しており、このままではただではすまない。フィオナはがぜんやる気で、コリー兄妹のために闘うと言う。またまた、マデリンの家で2人を預かることになった。フェリックスはボスのトニーの元で、車を盗む商売をしていて、マイケルは同業者を装い、ギャングたちと格が違うところを見せつけ、縄張りから追い出しにかかる。やがてボスのトニーが動き、マイケルの本心を聞いてくる。マイケルは高級車専門で実入りも良いところをアピール、試しにギャングが盗んできた高級車を「洗浄」することに。一方、焦ったフェリックスはコーチにコリーを出せと脅しにかかったので、コリーの車にトニーらを乗せて、わざとフェリックスの待ち伏せしているところへ向かう。装甲仕様に改造していたため、無事切り抜けて、呆れたトニーにフェリックスの始末を約束させる。コリーの件は無事解決と思われたが、フィオナが監視ビデオの映像から突き止めた爆破犯で、解体業者のデレク・プールの家を探ろうとして罠にかかってしまう。潜入した家が燃えてマイケルはフィオナの消息を心配する。フィオナは無事戻ってきたが、マイケルが調査の成果を上げない事に追い詰められたカーラがマイケルに迫る。ゲストですがめちゃ受け!まず、フェリックス役のKirk 'Sticky Fingaz' Jonesですが、この人はテレビ版の「ブレイド」じゃないですかー。今回はマイケルにやられる一方の素人扱いのギャング役でしたが、この人もアクションするとかっこいいのよ~そして健気に妹を守るコリー君(Michael B. Jordan)は、BONESのシーズン5でミシェルのボーイフレンド役という、「よい子」がお似合いの役者さんですね。(笑)ところで、今回もセーフハウスになった実家ですが、ママも2人の世話をよくしますね。サムはママから渡された買い物リストでせっせと買い物を手伝っている模様。自分の体重と同じくらいのシリアルを一日で平らげるって、一体何箱?そしてよく食べるからって、何年も前のクラッカーやら何十年も前の缶詰やら食べさせるんだから。(爆)また、コリー君も素直にありがたがって食べてる、何て良い子。両親もなく、奨学金を貰って大学でがんばりプロ入りを目指すんだから応援したくもなりますね。家族揃っても喧嘩ばかりで、クリスマスにオヤジに殴られていたマイケルも本当は弟思い、ママ思いのよい子なのです。そして、どうしても今回の依頼を受けたいとがんばるフィオナの思い入れは、ある種マイケルに対する反動かも知れませんね。自分を殺そうとした相手を探ることは、カーラの下働きをするようなもの。どうしても解雇した相手をさぐりたい、それだけしか頭にないマイケルには自分の事が見えていないのか?フォーチューン・クッキーで「愛する人はそばにいる」と言ってみても、無関心。「解雇した人はそばにいる」というと反応するマイケル。何だか夫婦のような会話ですが、やっぱりこれはむっとくるわね。(笑)そして、今回は黒ずくめの画に描いたような窃盗団のリーダー、ジョニーを装ったマイケルを見て、初めて会ったときのあなたを思い出すというフィオナ。マイケル的にはそれは本当の自分じゃない、スパイとして着けたペルソナ(マイケル・マクブライド)なのだが、フィオナが惚れるような男には自分はなれない。「俺とではトラブルになるだけ」、「あなたの本当の姿を知りたい。」この辺の微妙な間がたまりませんね~ちなみに、黒服で帰ってきてベッド付近でくつろいでいる雰囲気は、まるで親戚の結婚式か葬式に行ってきたようななじんだ感じがあってGOOD。マイケルは解体屋に会ったらフィオナに「気をつけろ」と言いたかったのでしょうか、それとも?解体屋さんもムキムキの肉体美男が多いというのは面白いですね。消防士などのカレンダーと同じように目を付けるところが鋭い。そして今週の最大の萌えシーン、本当のマイケルはフィオナの安否を気にして我を忘れて必死に探し回る。もう、こういうのたまりませーん。何度も携帯にかけて、町中を探し回ったのでしょうか。びしょ濡れでうちひしがれて戻ってきたら、フィオナがいた。フィオナならどんな危険な場面もこれまでも生き延びてきたと、マイケルも自問自答していたに違いありません。感情的になると任務に危険をもたらすからと、これまでも任務重視で来たマイケルですが、きっと今回は素直に感情のままの行動に出たんでしょうね。フィオナはまさかこんな風に思っていてくれたとはと、ちょっと驚いたようでしたが、2人はきっとステキな夜を過ごしたことでしょう。ところが、鼻歌交じりに朝食を買って戻ってきたマイケルの前からフィオナは姿を消していた。それはなぜ?いや、カーラと鉢合わせしなくて良かったのですが、フィオナの携帯はまだ留守電になったまま。何か不安が過ぎります。デレクについては、突き止めたところでまた殺されるというパターンを予測しますが。(爆)「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
October 6, 2009
コメント(2)
マイケル危機一髪。いくら鍛えているからといっても、「鉄人マイケル」の域に達しましたね。しかも、困った者は放っておけない正義の味方。女だけでなく、男も惚れるぞ。今週はサムの身体を張った「愛情」に感動。(笑)レイチェル役の人(Stacy Haiduk)はプリズン・ブレイクに女スパイ役出ていましたよね。めっぽう強いのもそのせいか、それにしてもあの腹筋はすごいな。どれだけ鍛えているの?間一髪、爆発を逃れたものの瀕死のマイケルを更に追う謎の車。カーラの部下たちが殺し屋を差し向けたのか。ネイトもまだ捕らえられたまま。自分の事だけでも大変なのに、マイケルは目の前で自殺を図ったケニーを救う。ケニーは病気の息子ジャックのために偽物の薬を売りつけられて一文無しになり、日に日に弱るジャックを医療センターに入れる金がない。幼気な子供をカモにする医療詐欺に怒りが収まらないマイケルは金を取り戻す事を決心、勢い余ってカーラの見張りの車に自ら乗り込んで、「弟を帰せ、質問に答えろ、俺の人生を元に戻せ」と迫る。カーラは無関係だと答え、彼女の計画が暗礁に乗り上げ焦っていると言う。サムとフィオナが医療詐欺を装って病院で動いたところ、用心棒が妨害してくる。マイケルが誘拐して尋問したところ、偽医者が関わっていることが分かり、その男も捕らえてさらに黒幕を探る。ボスはレイチェルという女で、マイケルとフィオナが新規参入者として接触したが、フィオナがレイチェルの言動にカッとなって殴りかかりご破算に。追い詰められたマイケルは、レイチェルから直接金を奪う計画を立て、キャンベルの救急車を借り出すことに。キャンベルはマイケルとフィオナの絆を認めて、自分から恋人の座を降りる。マイケルは無事レイチェルの居場所を突き止め、銃で脅して金をせしめる。一方、カーラは新たな仕事をマイケルに依頼する。マイケルを殺そうとした組織を特定するなら、ネイトも助けることができるという。マイケルを襲った爆弾を調べたフィオナは、ベランダから逃げた犯人が監視カメラに映っているかもという。さすがにキャンベル君もバカじゃない。一般人はマイケルのような男と張り合うのは無理なこと、判りきっています。それでも自分が当て馬で利用されていると判って、紳士的に話ができるキャンベル君は人格者だと思いますね。「君とマイケルにはhistoryがある。彼が本当の相手だ。(He is the most important thing in your life.)」追い打ちをかけるように、ジャックの子守をしていてマイケルのおもちゃで遊んだフィオナは、ジャックからも2人の絆を指摘される。(爆)子供は素直ですからね。見たらわかるんですよ。「君には幸せになってほしい。」じゃあ誰と?ということで、フィオナの選択肢はもうマイケルしか残っていない?口を割らせるのに殴る蹴るだけでは足りないと判るのが今週の2人ですね。目隠しされて窓から落とすぞと言われて口を割り、ナイフでほんのちょっとの血を見て弱気になる。スパイというのは本当に巧みに人間心理を突きますね。そんなマイケルとフィオナが病気の子供を食い物にする悪女にはかっかしてしまう。とても、人間的ではありませんか。いつかこの2人に、平凡で幸せな家庭を持つ日が来るのでしょうか。カーラも食するというヨーグルト。あのボディを維持するにはヨーグルトが効果ありなのでしょうか。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
September 30, 2009
コメント(2)
さすがスパイのドラマだけにアクションが派手でCool!バイクとのカーチェイスは見せ所ですよね。爆破シーンもあったし、マイケルとフィーの関係にもやきもきさせられるし、このドラマはクセになる!ビル・ジョンソンを監視していたマイケルは、隙を見てコピーしておいたIDカードを使って建物に侵入する。そこは単なる会議室だったが、狙撃するための部屋で、ターゲットが目の前を横切る船であると判る。果たして誰が乗るのか?一方、カーラのバイクにトラッカーを付けて居場所のホテルを見つけ出し、監視を続けているが、カーラは盛んに打ち合わせを行っている。カーラの部屋に忍び込むことに成功したマイケルは、カーラの持っている情報を手に入れる。なぜか狙撃対象についてはまだ知らないらしく、マイケルたちはカーラを出し抜くことで解雇を取り消してもらえるかもと考える。フィオナのボーイフレンドのキャンベルが持ち込んだ依頼で、警備会社のヘンリーの仕事を受ける事にする。ベネズエラで石油会社を経営する一家の娘の警備情報を漏らすように持ちかけられたらしい。おそらく誘拐が目的だ。断ると幼なじみが死に追いやられ、ヘンリーは切羽詰まっている。マイケルは警備の情報の中に自分のファイルを入れてもらい、相手のレッシャーという男に自分に接触させる。案の定レッシャーは自分の会社にリクルートすると言って近づいてくる。マイケルは誘拐を諦めさせるために、新たに送迎サービスを始めたネイトを使って誘拐のチャンスはないように見せる。単なる身代金目的ではなく石油採掘権がかかわる誘拐らしく、焦ったレッシャーは強引にマイケルを計画に引き込もうとするが、わざと能なしを装ってレッシャーを諦めさせる。その結果、ヘンリーを巻き込んで誘拐を実行しようとしたので、レッシャーらの車に体当たりして止める。カーラの動きを監視していたマイケルは、おびき出されて命を狙われる。上手く逃げおおせたものの、カーラは逆襲に走り、ビル・ジョンソンを殺しただけでなく、ネイトがマネーロンダリングで逮捕されることになり、マイケル自身も爆弾を仕掛けられた…"She is a machine."もちろんこれは、カーラ役のトリシア・ヘルファーがBSGでセクシーなサイロン女をやっているというジョークですが、さすがにプールでの水着姿もみごとでしたね。人間離れしています。そのカーラは意外に隙があって、居所を知られるだけでなく痛いところを掴まれてしまった。これまで上手上手で来ていましたから、形勢逆転に近い感じです。飲んでばっかりのサムも、ただ飲んでいるわけではない、非常に優秀。(爆)あのIDカードのコピーをマイケルが手に入れることは考えていなかったのでしょうか。せっかく「隠蔽」しても、爆破されてしまってだめになったかも知れないですね。ネイトがビジネスを始めるのに、ママが家を担保にして車を買ってやったということですが、家族関係を取り戻すとまたマイケルが理由で家族に危機が訪れる。こんなアキレス腱を持っていては、さすがに「家族を守るため」というマイケルの言い分も判るような気がします。そして、マイケルにとって目の上のたんこぶになりつつあるキャンベル君が持ち込んだ仕事に、マイケルの微妙な気持ちが見えておかしいです。「忙しいからダメ!」と断っても、フィオナが「じゃあ私一人でやる」と言うと、やらざるを得ない。「何で引き受けたの?私を守るため?」と言われてもそれじゃだめなのか。元彼に今彼のことをどう思うかと聞かれてもねえ。仲良くして欲しいと言われても、男としてはそういう訳には行かない。あなたの好物のツナ・タヒニがあるわよと言われて、にんまり(♪)したマイケルが、「キャンベルお手製」と聞くととたんにむっとするところが正直で実に良い!それでも全力で仕事はこなす。だから、"You don't have to..."(私を守らなくても良いのよ) 、"We both know that."(その話はなしだ)というような良い感じの会話になります。あと、気になるのはマイケルが聖書の言葉を引用して「これは俺に与えられた試練だ」と言ったとき、フィオナは何を思っていたのでしょう。うるうるしていましたよね。キャンベル君は本当に良い奴みたいだし、マイケルが与えられない幸せを与えてやれるかもしれないけれど、「君が幸せだったら俺も幸せだ」なんて言われたらやっぱり心が揺らぐかも。(大爆)それとは別に、酔っぱらいの離婚したばかりの負け犬を演じるマイケルも良いですね~萌たまにはフィオナのことを酒場で愚痴っているのを見てみたいです。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
September 22, 2009
コメント(2)
もう、マイケル、マジかっこえ~。次第に彼に惚れ込みつつあります。(爆)ゲストのTim Mathesonは大ベテランで、最近では「ホワイトハウス」のホインズ役で見かけますが、彼は監督も多数こなしているのですね。BNでも数話監督をしていて、なじんだ感じがするのも当然なのでしょうね。マイケルの前にかつてパートナーだったラリーが現れ、仕事を依頼する。死んだと思われていたラリーは、今はフリーランスで働いており、マイケルの解雇の噂を聞いて、金儲けのためにコンビを組もうと言う。まずはお手並み拝見として、民間人の女性を殺してくれというので、マイケルは何とか殺さずにすむ方法を考える。ラリーは警察に通報すれば「全員」を殺すと釘を刺す。ターゲットは金持ちの老人と結婚したジニー・アンダーソンで、夫が死ぬ前に殺して欲しいと言う依頼があるという。マイケルはフィオナの力を借りて、直接ジニーと接触し命を狙う可能性のある者を聞き出す。ジニーの夫の前妻の息子、ドリューが遺産を巡って殺しを依頼していると見たマイケルは、ラリーの名を名乗ってドリューの前に姿を見せ、殺しを辞めさせようとするが、ドリューが他にも2件の殺し屋に依頼をしていたことがわかる。すでに実行中の殺し屋を身体を張って止めたマイケルだったが、ラリーはマイケルの名前でジニー殺害を継続し、ドリューを脅し金を要求する。ラリーにはマイケルの工作はばれていた。マイケルはラリーの仕掛けた毒でジニーが殺されたと見せかけて、金を受け取りにくるラリーを殺すことにする。しかし、マイケルはその場に及んでどうしてもラリーを狙撃できず、ラリーはドリューを殺してしまう。武器商人から聞き出したビル・ジョンソンの居場所をついに掴んだため尾行したところ、これまでカーラから仕事の依頼を受けていたのは、全てビルのための下働きだったとわかる。ビルは海兵隊の元スナイパーだったが、懲戒除隊している。これから何か大きなターゲットを狙っているらしい。マデリンとの親子セラピーで、マイケルは軍への志願書を書いたのが父親ではなくマデリンだったという事実を知る。マデリンはマイケルが犯罪者になるのを防ぐため、軍へやったのだという。マイケルはマデリンに感謝する。ラリーは壊れたスパイ、ということでしょうね。国のために人を殺すなら、金のために殺して何が悪いと、開き直るラリー。スパイも軍人も同じだと思いますが、任務だからこそ暗殺も殺しも行うが、個人的理由や恨みで殺すことはない。一線を越えたスパイに対してマイケルは慎重に対応していました。人助けをしているマイケルが、遺産目当ての殺しを引き受けるはずがない。それでも珍しく報酬を要求するマイケル。もちろん裏はあったわけですが。マイケルがラリーを殺せなかったのは、別に友人だからではないのでしょうが、マイケルの方が変わってきたということなのかな。フィオナのボーイフレンド、キャンベル登場。もう、役者さんもどこで見つけてきたかというような、もさっとしたフィオナに不釣り合いな男。(爆)え~こんなのが良いの?どう見ても、単なる当てつけにしか見えない。バカップルでしょ。マイケルも内心「こんなのと寝ているのか」と不快感ありありですが、そこは「にっ」と笑ってごまかす。フィオナに監視を依頼し「私とキャンベルを引き離すつもりね」「誰?」と、してやったりです。いいぞーいいぞー。もっとやれ。このキャンベル君、救命士なのにフィオナに頼まれ作戦にかり出され、ちょっと不満げです。それも計算済みか。殺し屋からスパイのドライビング・テクニックでジニーを救ったマイケル。フィオナがマイケルの身を気にかけているのはよく判りましたね。そりゃ、あれはかっこいいわ。そそられますって。私も今週はかなりあぶなかった。(笑)トイレでジニーを押さえ込んだ時もドキドキでしたぞ。さて、ビル・ジョンソンについてはカーラとの繋がりがわかってびっくり。マイケルじゃなくても、アドレナリンの分泌量が一気に高まりますって。しつこくセラピーに凝るマデリンとのシーンも面白かったですね。「宿題あるのかよー」と普通の親子ですが、感謝する事に「変装用の繋ぎを出してくれた」、「スナイパー用の良い視力をくれた」と書くところがまたたまらないですね。(爆)「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
September 15, 2009
コメント(3)
ゲストのジェラルド役(Max Martini)の人は「The Unit」に出ているのですが、ここではやはりCSIマイアミのボブ・キートンでしょう。レイモンドのパートナーだった男。それだけでなく、今週はホレイショもびっくりの派手さ(クラブに集う美女たち、カーチェイス、高速ボート、クルーザー、爆破)で大満足。ジェフリー・ドノバンも大活躍だったし、何よりもマイケルとフィーのロマンチック・モーメントがたまりません~「来た~来た~」これだけでご飯一杯食べられるよ♪もう一人のゲスト、シーモア役のSilas Weir Mitchellは本当にどれだけゲスト出演を見ただろうか。「プリズン・プレイク」の時のようにサイコな役が多いですが、今回はアクティブで面白かったです。マデリンと良い感じになってその後マイアミから姿を消していたヴァージルが戻ってきた。以前のパートナーの娘マルセルが関わる海外の子供たちへの医療援助活動で、輸送する船から医薬品を奪われたと言う。船専門の強盗団に襲撃されたのだ。マイケルは腕を見込まれて薬を取り戻す手伝いをすることに。ブラックマーケットの情報で、薬を売りさばく店を見つける。マイケルらはその店主を脅してジェラルドというギャングのリーダーの名前を聞き出す。サムがバイヤーを装い、架空の薬を買いたいとジェラルドに接触して、マイケルがその薬を開発している研究所の化学者という触れ込みで、脅されて盗みに手を貸すことになった。最終的な目的はジェラルドが奪ったマルセルの医薬品を保管している場所を突き止めることだが、まずヴァージルが偽物の薬の運び屋役を演じ、ジェラルドらが高速ボートで海からそれを奪うようにお膳立てする。上手く偽物の薬を奪い、マイケルが保管場所に入る事ができたが、他の大量の盗品と見分けが付かない。そこでマイケルが芝居を打って、サムに殺されると騒いだためにジェラルドは荷物を移動させる。そのタイミングで派手な撃ち合いをやらせて警察を呼ぶ。ヴァージルがマデリンと近づくのを嫌がったマイケルだが、2人のまじめな気持ちを認め交際を許す。フィオナの知り合いの武器商人の伝手で、ロシアのドラゴノフ狙撃銃を購入した人間を探るが、扱った店は爆発、店主は死んでいたという。唯一その店で付属品を買った男の名がビル・ジョンソンと言うことが判る。マイケルはこれまでで一番「ダメな人」を演じたんじゃないでしょうか。気が弱くてそのくせ頑固な技術者で、ギャングのボスの前では徹底的に負け犬を演じる。極めつけはぜんそくの吸入器。(爆)いつものタフでクールなマイケルと違ってこういうのも楽しい♪ジェラルドもサムとマイケルにダブルで騙されるのだから、頭よりは腕っ節の男と言えます。ヴァージルがマデリンと付き合うのは、前回もそうですがやはり息子として恋する母親を見るのは微妙なのでしょうね。なんだんかんだと母親の恋路の邪魔をするマイケルは、ママの前では徹底的に「よい子」なんですね。せっせとガレージの片付けを手伝うし、こういう息子を持ってみたいものです。でもまあ、フィオナの一言で吹っ切れましたか。母親とヴァージルを近づかせまいというのが、途中から完全に自分目線で話していますので、フィオナのジェラシー作戦はじわじわとマイケルのボディに効いていているようです。「彼らを離しておきたいのは、本当に危険を避けるためなの?」「他に何があるというんだ。」「彼らにはロマンチックで、親密でホットな繋がりがある。私はただ、あなたの人生で大切な女性が誰かと出会うことまで調節できないと言っているの。」「それは君のデートの事を言ってる?俺なら平気だよ。」「そうは思わないわ。相手が誰か一言も尋ねないの?興味が全くないって言える?」「ない、興味ない。」「スパイは嘘が上手いと思っていたけど、あなたは下手になったわね。」フィオナは救命士とデートをしているらしい。結果的にデートを延期させてすまないと言いながら、本心は「しめしめ」と思っているに違いない。マイケル、中学生か?(爆)そしてドレスを見てフィオナが本気モードと判ったのか?先週、靴が欲しいと言っていたのもデートのためだったのでしょうね。マイケル、ついに言いましたね。「You look beautiful.」さすがにこの言葉はフィオナのハートにズキンと来たでしょう。妄想爆走です。でもシーモアから「お前のガールフレンド」と言われて、「違う」とすかさず否定しておりましたが。マイケルが素直になればなるほど、フィオナがどこまで意地を張るのか、ますますこの先が楽しみになってきました。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
September 8, 2009
コメント(2)
ゲストに「スターゲイトSG-1」などでおなじみのマイケル・シャンクスが出ていました。このシリーズは、他にもギャラクティカの2人(ルーシー・ローレス、トリシア・ヘルファー)が出てきますが、もしかしてSF系のファンを狙っています?(笑)祝!「バーン・ノーティス」DVD 発売。日本オリジナルカットの第1話は11/13、DVD BOXは2010年1月発売です。[枚数限定][限定版]バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 日本オリジナル・カット版〔初回生産限...バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 DVDコレクターズBOX/ジェフリー・ドノヴァン[DVD]マイケルの新しいWrangler(カウボーイ)は、趣味の悪いシャツを乱暴で支配的なヴィクター。倉庫からあるものを奪うのを手伝って欲しいと言う。マイケルと付き合いのあったワトキンスの弟、リッキーが今回の依頼人。音楽業界で大成長したヴァレンタインの会社の経理をしているが、チャリティ用の口座から200万ドル盗まれ、自分の署名が使われていた。誰かが横領したらしく、怪しいのはナンバー2のエディだが、帳簿を見せてくれない。ボスのヴァレンタインは元ギャングなので、下手をすると命が危ない。マイケルはヴァレンタインのオフィスに忍び込み資料を盗み見る。それによると、エディは盗んだ金を洗浄するために、表稼業の事業を始めようとしているらしい。マイケルはボストンの不動産業者を装い、エディに闇取引でマネーロンダリングを引き受けようと持ちかける。話はうまく行きかけたが、ヴィクターが邪魔に入ったため方針変更して、今度は自分の事をFBIに相談しただろうと脅しにかかる。すっかり信じたエディは、FBIに目を付けられて金を没収されるくらいなら海外口座に送金して欲しいと泣きつく。リッキーが口封じのために殺されそうになったのでフィィオナが阻止し、逆にマイケルはリッキーが邪魔だから殺せとけしかける。マイケルに煽られてリッキーの家に行ったエディはそこでヴァレンタインの悪口を言い、ヴァレンタインに知られて始末される。荒技でヴィクターの仕事を助けたマイケルは、「荷物」の中身を知ろうとする。それは狙撃銃だった。どうも、handler(担当者) < wrangler(家畜の世話係)という構図のようです。(笑)カーラの組織には「アメとムチ」の部門があって、ヴィクターはムチの方。腕っ節も強そうだし、マイケルでさえ強引に出るのを控える。でも、この男、どこかキレたようなところがあって、逆の意味で恐いですね。白昼倉庫から盗むにしても、手段を選ばず。マイケルが気を利かして焼夷弾を使わなかったら警備員を殺すことになっていたわけで、全てに配慮するマイケルならではの切り抜け方でした。だってそうしないと、自分だけでなく家族や友人に危険が…とフィオナに言うときのマイケルが良いですね~もっとくっついてkissしろ~と思ったのは私だけ?靴が欲しいのぉ~というフィオナに「あんなにたくさん持っているだろー」というのは、まるで夫婦のような会話です。必要経費しかとらない人助けに、マイケルは報酬として靴代だけ取ってフィオナに渡しましたね。も~そういう心遣いが女心にはたまりません!マイケル・シャンクスは銃器の扱いには慣れていると思いますが、生真面目なジャクソン博士とは違ったワイルドな演技で非常に楽しかった。今週もマネーロンダリングのバリーが登場。こうなると、チームに入れても良いんじゃない?(笑)派手なボストンの不動産業者ということで、テカテカのシャツを着たマイケルが柄悪そうにしゃべっていました。(爆)ワルにも弱気な奴もいて、その弱点を微妙に突くのが作戦なのですね。瞬時の心理分析も優れているマイケル。殴られてここぞと言うときに倒れて「判った」と言って相手を信じさせる。スパイは優れた役者です。今回の任務にあたって、ママの安全をサムに託しましたが、さすがにママも判ってきましたね。「私を守るためなのね、ありがとう」と関係改善が見られました。コーヒーメーカーの次はビデオデッキと、家電が次々壊れますね。(笑)「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIME
September 1, 2009
コメント(2)
毎回マイケルが、スパイのイロハのようなものを見せてくれますが、闘うときは何も正面から銃を持って突撃するだけが任務じゃないというのが妙に納得。諜報活動、破壊活動とはどういうものか、実に奥深いドラマですね。ついにカーラのオフィスを突き止めたマイケルは監視カメラで様子を探ることにする。強盗などで捕まり、現在は保護観察中のトレバーがマイケルに助けを求めてくる。トレバーの昔の仲間ティモが宝石強盗を手伝えと言って、家族を脅してきたという。保護観察中なのでマイアミから逃げ出すわけにもいかない。懇願されてマイケルは引き受けることにし、ティモらの計画を邪魔して中止させようとする。メンバーのうち「金庫破り」が保護観察中なので、騒ぎを起こして警察に逮捕させるが、ティモは強引に計画を続行するという。マイケルは「金庫破り」に扮してティモに雇われる。事前に犯行計画が判れば通報すればよい。しかし、慎重なティモはターゲットや実行日時を明らかにせず、しかたなくマイケルも現場へ。サムが外部の警報を鳴らして逃走することにないるが、その際にティモの車に細工して集合場所に遅れるように仕組む。仲間にティモが宝石を持って逃げたと思い込ませたために、仲間割れしてティモは殺され、トレバーは仲間から解放された。サムはヴェロニカから結婚を求められて関係を終わらせることに。監視の隙を突いてカーラのオフィスに侵入したマイケルだが、行動はすでに読まれていた。監視任務中の苛つくフィオナを刺激しないように、さりげなく接するマイケルがツボですね。作戦の大体の方針はマイケルが決めるのですが、フィオナは自分の判断で作戦を前に進めたり、いきなり打開策を持ってくる。そう言う意味で、マイケルにとって誰よりも頼れる戦友なのですが、見ていると倦怠期の夫婦のような「会話レス」な雰囲気が漂っていて、そこがまたたまりません。(爆)大嫌いな監視任務に付き合ってくれるのだから、マイケルもわかるように感謝の気持ちを表さなくちゃ。仕事人を装って潜入するときは、ちゃんと仕事ができるように勉強し、腕を磨いておかなければならないし、その道の雰囲気を掴まないといけない。「銀行強盗はロックスター、詐欺師はスノッブ、車強盗はブルカラー、禁固破りは芸術家」というのは、もしかして演技論にも当てはまるのでしょうか。(爆)そう言えば、禁固破りの役の人は不機嫌で何かと講釈が多いかも知れませんね。サムの金持ち恋人のヴェロニカがついに登場。この方、Audrey Landersさんはあの「ダラス」にかなりの話数出ていたようです。画像を検索すると、その時代のセクシーなものがでてきますし、歌手でもあるのですね。映画「コーラスライン」にも出ているし、相当大物だということでしょうか。ヒモのようなサムには何でも買ってくれるヴェロニカはありがたい存在ですが、なんといきなり結婚してと言われるとちょっと困る。(爆)サムは過去弾みで結婚したことがあるのですね。その相手はまた出てくるのかな?マイケルに相談すると「愛しているならイエスと言え。複雑ならノーと言え。」と単純明快。ほとんど相談にはなっていない。フィオナは正直ですから、本当のことを話すべきよとアドバイス。ま、当然のことながらサムはヴェロニカからさっさと捨てられてしまいました。関係を断つには相手から断らせるのも上手いやり方なのでしょうけどね。(爆)さて、マイケルの上の上を行くカーラは果たして次にどんな任務を与えたのでしょうか。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
August 27, 2009
コメント(3)
今週も実に割に合わない仕事でした。それでもマイケルたちの人助け稼業は続く…ゲストにLOSTのミハエル役、Andrew Divoffが出ておりました。入手したカーラのファイルを分析したところ、現在はどうやらマイアミで農業関係の仕事をしていると思われるため、サムがマイアミの「顔役」と接触、情報を聞き出すことに。しかしこちらが下手に出るのを良いことに、無駄に接待が続くばかり。一方、ネイトが姿を現し仕事を依頼する。あれからリムジンの運転手の仕事を得たネイトは、ロシア・マフィアに妹を誘拐されたというカティアを助けて欲しいという。違法仲介業者を名乗ったイワンは、アメリカに妹を入国させてやると手数料を払わせた上、女性たちを監禁して更に金を要求していた。マイケルとサムはイワンを誘拐して政府の関係者を装い、尋問する。しかし、その程度では吐かないので、マイケルが同じ組織のメンバーを装って取り調べを受けているように信じさせ、女性たちの居場所を聞き出すことにする。マイケルを信じたイワンは、女性たちをマイケルに任せてボスにガサ入れがあると知らせに行って、逆に裏切ったと思われて殺される。ネイトとマイケルのわだかまりも事件と共に解決した。マイケルも言っていましたが、拷問と尋問は違う。拷問はサディストか悪党がやること。相手を心理的にコントロールしようと思ったら、「24」のように銃を突きつけても殴っても効果はないということなのですね。(笑)だから時間もかかるし入念な仕込みが必要。マイケルはロシア生まれのギャングになって、イワンを信用させ、そのためにはロシア式のマーシャルアーツ、サンボをマスターして相手を倒さなければならない。本当に、プロのスパイはすごいです。ロシア語も堪能でないといけませんしね。まあ、そんな感じでドラマとしては派手さがなかったですが、BNらしいエピソードと言えるのかも。メイクじゃばれるので、フィオナに殴ってくれと頼んだら、素人のネイトも殴ってしまったのが笑えました。闘えば当然マイケルが勝つのだが(闘うのは相手を殺すためなのだが)、致命的ダメージを与えないで本気で闘っているように見せる、というのは非常に難しい。だからマイケルが家族を仕事に巻き込まないようにしているのがよくわかります。素人をかばっていたら結局は自分の命も危なくなるわけですからね。徐々にそのことはマデリンもネイトも理解し始めていると思うのですが。あの瞬間湯沸かし器のようなロシア女性はこの先、ネイトと付き合うのかしら。彼女が暴走するのを止める話が長かったですよね。イワンはマイケルに騙されてお気の毒様でした。でも、悪党だから誰も同情しない。(爆)マイケルの車にエアコンが付いていないのは、単に古いということですよね。何時間も見張り任務に就くことができるフィオナもまたプロ中のプロなのでしょう。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
August 19, 2009
コメント(2)
マイケルは新しいhandlerカーラの情報を求めてパキスタンのスパイと接触。フィオナは、マデリンのポーカー仲間のダイアンの息子が高利貸しに脅されて困っているのを助けることに。謎の女カーラは10年前にクルディスタンで諜報活動の情報があったということですが、この「クルディスタン」とは「クルド人の地」という意味で、イラン、イラク、トルコ、シリア、アルメニアの国境地帯に広がる山岳地帯を指す。(wiki参照)パキスタンとは離れていますが、マイアミに領事館のあるパキスタンのスパイなら情報を持っているということなのでしょうか。アメリカに派遣されてくる領事や書記官などははっきり言って物見遊山だが、その中で保安責任者は元スパイがほとんどだ。(by マイケル)なるほどね~マデリン役のシャロン・グレスが出演していたイギリスのテレビドラマ「ステート・ウィズイン~テロリストの幻影」を思い出してしまいました。かなりガードが下がった保安担当から欲しい情報を得るのはマイケルにとっては簡単なことなのでしょうね。外交に関わる者はそれなりに情報を手に入れることも可能らしい。それにしても、カーラ役はトリシア・ヘルファーにピッタリですね。潜入スパイ、女戦士etc.まさに、人型サイロンだ~。(爆)一方、フィオナは母親思いのアンディが高利貸しに脅されているとなると放ってはおけない。「そんなの借りた方が悪いんじゃないか」というマイケルとは違うんですね。情に厚いというのか。「貸しがあるでしょ」とマイケルは無理矢理手伝わせられる。普段はマイケルにこき使われているのですから、それくらいのことはしてもしかたない。ギブ&テイクと言いながら、一緒に仕事をしているときが一番楽しそうな感じがします。ベスト・パートナーですよね。ママが気を遣って「どうして別れたの?」とナイスなフォローをしていましたが、マイケルは「彼女からドアを閉めた」という。フィオナはママから「マイケルはあなたといるときは幸せそう。彼の人生の宝よ。見たら判る。」と聞かされても、「2番目に大切な存在なら嫌」ときっぱり。確かに態度で判断してくれと言うのは都合良すぎるでしょうね。そしてマイケルにとって一番目はママということでしょうか。あるいは仕事?まあ、この辺は簡単にくっつけないでつかず離れず(基本構図:マイケル→フィオナ)の方が見ていてもシッパー的に萌えどころが多い。クラブで「楽しまなきゃ」というフィオナにブレーキをかけようとするマイケルは良い感じです。今回の依頼者はキューバにクラブを持たないかという「古典的詐欺」にやられて、借金をして返済の期限を迫られている。クラブに潜入して金庫を開けるのは簡単かと思われたが、ちょっとテクニックが必要でした。しかも金庫の中身はただの見せ金だとわかると、相手から現金を引き出すシナリオが必要。ここでまたマネーロンダラーのバリーが引っ張り出されて、架空の口座から振り込みがあったように見せかける。そして相手の次の行動を封じ込んで、逆に脅して金を返せと迫る。口座に残額があるのだから現金を渡しても大丈夫と思ったら、アウト!(爆)詐欺師から金を盗むのは痛快ですね。爆発シーンも派手で良し。FBIの扮装をする詐欺師の親玉を「マイアミデイド署の刑事」を装ったサムが逮捕する。ここも爆笑。マイケルはテキサスの石油王の息子という定番の「バカボン」を演じていました。相当な南部訛りですよね。要するに田舎者ということなんでしょうね。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIMEReicaさんのブログ
August 17, 2009
コメント(6)
『疑惑の任務』もーマイケルは一人でお仕事抱え込んで、よく働くこと。ランチおごれだけで良いの?(爆)サムも気安く仕事を引き受けてくるなって。ちなみにこれまでにヴェロニカて出てきましたっけ?彼女が黒幕だったら面白いかも、なんて考えてしまいました。クロスワードに残された暗号を解いてマイケルはついにカーラと会う。カーラはチュニジア人のネフジという男に特殊なIDカードの偽造を頼むよう、マイケルに仕事を依頼。用心するマイケルは、フィオナにマネーロンダリングのバリーからネフジの情報を得るように頼む。サムはヴェロニカに頼まれてストーカーに悩まされているソフィアを助けるようにマイケルに言ってくる。マイケルはとりあえず様子を探ることにする。ソフィアはラウルという男に付きまとわれているが、それが麻薬のカルテルのナンバー2だと分かると、マイケルはソフィアがただ者ではないと察知、実はソフィアはDEAの潜入捜査官で、事情を理解したマイケルはタッグを組むことにする。マイケルはまずラウルとボスのカンポスの間を裂き、仲間割れさせる作戦でまずラウルに「輸送業コンサルタント」と言って近づく。上手くラウルをはめて、カンポスにラウルが裏切ったように見せかけたため、ラウルは逃げだしDEAに司法取引を求める。マデリンは、マイケルと親子でカウンセリングをしたいと言う。気乗りのしないマイケルだったが、カーラが仕事を急がせるためにマデリンを脅しの材料に使って緊張する。初めてのカウンセリングでお互い相手に対するわだかまりを口にして、2人は長年の誤解を解く。まずはカーラがどれほどやり手かというのを見せてくれますね。ママのコーヒーメーカーが壊れたので知らない間に新しいのを買っておいてくれた。要求通りの仕事をしないと、「今度はもっと銃を使うことになるわ」と言われてマイケルは笑ってはいられない。見晴らせていたサムもフィオナもお見通しなので、まさにプロの組織なのでしょうね。そして偽造させたネフジもあっさりと殺してしまう冷酷無比な組織。一体あのカードの中身は何だったのでしょう。主導権を握られるのが嫌なマイケルは今後は仕事は受けないと宣言。でも、向こうはそれでは許してくれないでしょうね。ただ、カーラが何者なのかとっかかりは掴んだようです。クルド訛りのアラビア語を操る女。彼女の秘密を探ることで、マイケルは黒幕に近づけるのでしょうか。今週は詐欺師マイケルに笑ってしまいました。金のチェーンを付けて、てらてらしたシャツを着て。フィオナはネフジの情報をバリーに吐かせたわけですが、最近のフィオナは更に危険です。マネーロンダラーは嫌い、この前の奴は切り刻んだ、今度も殺さないという保証はできないわよってこわーい。マイケルも「僕のためにやってくれる?(ハート)」なんて今更甘い顔をして通用しません。でも、ヨーグルトのためには引き受けてくれるのですから、やっぱり甘いかも~ソフィアの正体を吐かせたマイケルはさすが。それに2年の潜入捜査を簡単に完結させてしまったのだから。ラウルにばれそうになったら、より強く演じきること、んー本当に仕事人だわ。ドラッグカルテル相手でも、プロのスパイでは仕事の仕方が違うのですね。派手に暗殺未遂することで相手は騙されてしまうなんて。一方、サムはどこまでも笑わせ役ですね。ギャング相手にバランスボールを輸出する空気の読めないオヤジがまた絶妙のボケぶりで笑ってしまいました。(笑)ママとの親子カウンセリングはマイケルに分があるそうで面白かったです。一応、本音では相手を思いやっているということなんですよね。マイケルも照れ屋なんだから。「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIME
August 10, 2009
コメント(0)
『不法侵入』FOXではオフィシャルサイトを作って「第3の男」と大きく取り上げ始めたBNのシーズン2が始まりました。やっぱりテンポが良いですね。今シーズンは「バトルスター・ギャラクティカ」のNo.6役で大ブレイクしたTricia Helferが継続してゲスト出演しているので楽しみです。前回の続き。自分を首にした黒幕(女性)とついにコンタクト成功か?フィオナとも別れをかわし、ママを弟に託して向かった先で待ち受けていたものは、新たな仕事の依頼だった。システムエンジニアのジミーは、数ヶ月前からカーラと名乗る女性から前の勤め先のデータを盗むよう迫られ、拒むと妻子を誘拐されてしまったという。例の電話の女性カーラはマイアミから逃亡しようとしたジミーを捕らえ、マイケルにデータを手に入れるように言う。ジミーの元勤め先は民間軍事会社で要するに傭兵を派遣するなど、手荒な事をするので、マイケルは「力仕事」を依頼する客を装って社長のライダー・ストールに会う。用心深いストールを信頼させてサーバーのある部屋を下見し、上の階から床を破って侵入することにする。身柄を隠していたマデリンが自宅に戻ると家は酷い状態。呼び出されたマイケルに仕事を急ぐようカーラが脅しをかけてくる。フィオナはマイケルが「仕事モード」なのが気に入らない。マイケルはもうフィオナを恋人として見ていないという。ジミーもビル侵入に加わって何とかデータを入手するが、替わりにジミーはストールから命を狙われることになる。マイケルは逆にジミーにストールを呼び出させる。カーラから手に入れた銃をストールの部下たちの車に入れ、待ち合わせ場所近くのボートを爆破、そこに通話を聞きつけたATFが踏み込んでストールらを逮捕する。ジミーはカーラの約束通り家族と国外に脱出する。これで自分を首にした人物の名前がわかるかと思ったが、カーラは「次も頼むわ」と言う。シーズン1の電話の主はトリシアじゃなかったのでは?(爆)最後にちらりと姿を見せたカーラは、結局次の担当者(handler)というだけで、真相には至りませんね。このままずっと秘密を引っ張るのでしょうか?サムはヴェロニカのことばかり口にして、マイケルの仕事はほんの片手間。確かに金にはならないですね。フィオナも報酬無しに働かされて、その上せっかく良い感じだった関係をご破算にされてしまって気の毒です。その分、また過激に戻るのでしょうけど。もうこれで会えないかも知れないと覚悟したのに、あっさりと戻ってきて「仕事」だけで呼びつけるマイケルには怒り心頭。マイケルの脚の間ギリギリに撃って見せたのはさすが。(笑)今回の見所はパトカーとのカーチェイスとセキュリティ・アソシエイツ侵入、ボートの爆破などでした。鉱山会社のオーナーの振りをしたマイケルは、どこのアクセントだったのかな?傭兵軍団はガタイは良いが、あまり緻密な仕事はできなさそうでした。(爆)「バーン・ノーティス」オフィシャルサイトBURN NOTICE ~消されたスパイ シーズン2 FOX CRIME
August 4, 2009
コメント(2)
全112件 (112件中 51-100件目)