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2015/02/06
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
私たちは高齢になれば、いつかはリタイアしなければならない。いま首都圏に住んでいる65歳以上の高齢者は、610万人に達するそうだ。これらの人たちの多くは、すでにリタイア生活に入っているのだろう。

現在の消費生活の相当部分は、これらのリタイア夫婦たちによって支えられているという。現在の日本は、一時期より元気になったように思えるが、若い人たちが落とす金より、これらの高齢者が使う金額のほうが多いといわれる。

退職金と年金をもっているので、ある程度、悠々自適の生活ができるからだ。ところがこれらの人々は、いまから10年後にもう1度リタイアしなければならないのだ。このリタイアとは、今度は自分の家を出て、病院か介護施設に入るということなのだ。どんなに愛着のある家をもっていても、このリタイアを避けれる人は少ない。

ところが郊外のゆったりした分譲住宅は、ほとんど同年齢の人たちが買っている。そうなると第2のリタイアも、ほぼ同時に起こることになる。これが団塊の世代の悲劇になるのだが、こうなると郊外の住宅街は、一挙にゴーストタウンになる可能性が高いという。

自分の家で認知症やがんを治せる人は少ない。ところが子どもたちが郊外の親の家に戻ってくるケースは、ごく少ないらしい。それは当然だろう。会社に通うのも不便だし、小さい子がいたら学校の問題もあるからだ。

かといって、その庭つき住宅が売れる可能性も少なくなる。ゴーストタウンの買い手などいないからだ。しかしこれは10年後に必ず現実に起こる話であり、笑い飛ばせる話ではない。誰もリタイアが2回あるとは思っていなかったが、いまの日本では、1回、あるいはリタイア無しですますことのできる人は、めったにいないのだ。う~ん、高齢者は面倒な老後になりそうだ。





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最終更新日  2015/02/06 02:32:32 PM
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