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ネオアコ/ギターポップ推薦曲(4) 【 もうすぐランクイン 】Sun Days / Don't Need to be Them 「Album」'15スウェーデンのインディーポップバンド、サンデイズの2015年のデビューアルバム「Album」収録曲。5人組のバンドでヴォーカルのみ女性という構成。曲は疾走感のあるネオアコ風味のギターポップ。濃厚で芳醇な味わいのある激しいギターが特徴的で「JAMES / RING THE BELLS」辺りを彷彿させる秀逸なもの。メロディもキャッチーで爽やかな高揚感のあるヴォーカルをコーラスが盛り立てなかなかの出来。ただし、この女性ヴォーカルが良く言えば喉越しスッキリな爽やかさなんだけど、悪く言えばクセが無さすぎてまるで引っかかるものが無い。スウィートソウルでいうならスタイリスティックスのラッセル・トンプソン・ジュニアみたいで無味無臭過ぎると思うのだけどいかがでしょう?折角いい曲だけにどなたか男性リードでカバーしてくれないかなと思います。「YOU TUBE」で聴けます。
2025.03.30
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ウォール・オブ・サウンド 音壁の世界(1) THE WORLD OF "WALL OF SOUND"(1) 【 ポップ偏差値 78 】The Beatles / Please Mister Postman (2025 Wall Of Sound Extended Version)【Original】 Composer / Dobbins-Garrett-Holland-Bateman Producer / George Martin【2025 Wall Of Sound Extended Version】 Vocal / The Beatles Instrument, Arrange, Produce / @otokabe_master史上最高のロックバンド、ザ・ビートルズの名曲「Please Mister Postman」を2025年に新たにウォール・オブ・サウンド・イクステンディド・バージョンとして作成しました。ヴォーカルだけ抽出し新たなアレンジのもとサウンドは全て新規録音されたもので、所謂二次創作にあたる非公式・未公認の楽曲です。本作は@otokabe_master氏に作って頂いた「ウォール・オブ・サウンド・シリーズ」の10番目の作品となります。「YOU TUBE」で聴けます。(なお、説明欄では@otokabe_master氏に寄稿頂いた解説を読むことが出来ます。)また、こちらでも聴くことができます。以下、ネタバレを含みますので、まずは上記リンクよりお聴き頂くことを推奨致します。原曲はモータウンのガールグループ、マーヴェレッツの1961年のヒット曲で、そのカバーソングとなる本バージョンのオリジナルはビートルズの1963年のアルバム「With The Beatles」収録曲。当ブログでも、史上最高のカバーソングは? BEATLES / PLEASE MR. POSTMAN '63として取り上げた個人的に極めて評価の高い曲です。そちらに書きました通り個人的にはビートルズの作品の中でもベスト中のベスト、初期ビートルズの魅力が凝縮された、これ以上望みようが無い程の完璧な曲だと思います。これまで@otokabe_master氏に依頼してきた歴史的名曲の数々はウォール・オブ・サウンド(以下音壁と略)的には改変の余地が十分ある、ある意味音壁的には不完全な楽曲ばかりでした。然しながら今回は『非の打ちどころのない完璧な曲』に挑戦して頂きました。歴史的に高い評価の確立した世界的名曲であっても、音壁化により少しでも向上が見込めるのなら『極限を追求し、更なる高みを目指す。それこそが音楽グルメの流儀であろう』ということで。前回のThe Beatles / No Reply (2024 Wall Of Sound Extended Version)においては、現代風の音壁アレンジを世界中の多くのビートルズファンより好意的に受け止めて頂きましたが(「YOU TUBE」のコメント欄ご参照下さい)、今回はオリジナルの瑞々しさやロック的荒々しさを損なわず、更に多くのビートルズファンが気に入って頂けるような音壁化を目指して頂きました。音壁化にあたり一番の気がかりは荒々しさが魅力のハイハットと、更なる快活さに必須であったカスタネットとの相性でしたが上手く共存し、ジョンレノンの力強く瑞々しいヴォーカルを更に引き立てる役割を果たせたと思います。また新たにティンパニを加えたことにより重低音がズシリと鳴り響き、大口径ウーファーを持つステレオ装置でも楽しめる内容となっています。ポールのヘフナーヴァイオリンベースも上手く再現され原曲のイメージもしっかり維持出来たのではないでしょうか。新たに追加となったオルガンやピアノは今回は後半のみの控えめな登場となりましたが、オリジナルと音壁との相性の良さを垣間見せるいぶし銀的活躍となったかと思います。(後半、より派手に音壁が展開するバージョン2の公開も予定しています。)明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(音壁&二次創作)ポップ偏差値合計9997791010878補足:前回「ビートルズの公式音源をいじる」ということで「絶対に認めない!」みたいなコメントを頂くこともありました。史上最高のロックバンドであるビートルズの傑作を神格化・絶対視する気持ちは理解出来なくもないですが、ジョンレノンがそうした行為こそを嫌ったことは彼の過去の言動からも明白です。至極の名曲の飽くなき追及の為のこうした姿勢こそがロックであり、音楽の更なる進化への道であり、音楽グルメの流儀であると私は思います。
2025.03.20
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洋楽スーパーポップの世界(2) 【 ポップ偏差値 69 】CURT HAAGERS / HELP ME RHONDA '75 「Ta Mej Me'...」スウェーデンの7人組バンド、カート・ハーガースの1975年の3RDアルバム「Ta Mej Me'...」収録でBeach Boysのヒット曲のカバー。当ブログでは、Det är dej som jag behöver (I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOUのカバー)を紹介済みです。オリジナルの1965年のビーチボーイズ版は明るく元気なポップス好きなら誰でも好きであろう超有名なスーパーポップ。本バージョンはその10年後のカバーとなる訳ですが、7人組という大所帯バンドの特性を活かしたサウンドとコーラスが特徴的な作品。サウンドにビーチボーイズ版で感じられたような粗は無く、コーラスも厚くしっかりしている。特にビーチボーイズ版では、あまり機能していたとは言えない間奏がしっかりと独自解釈でピアノ主体に盛り上がるのが素晴らしい。もちろんオリジナルの明るく楽しい雰囲気もしっかりと踏襲しており、そのうえで全てにおいてグレードアップした素晴らしいカバーと感じています。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(楽しさ)ポップ偏差値合計98877988569オリジナルは大好きなので多くのカバーを聴いてみましたが、以下のバージョンが特にお勧めです。Johnny Rivers / Help Me Rhonda '75Die Strandjungs / Hilf mir, Sonja '85(ドイツ語)Vazelina Bilopphøggers / Hjelp meg Ragna '94(ノルウェー語)Beach Boys / Help Me, Rhonda(オリジナル)(ご参考)スウェーデンの意識低い系が見事に嵌る Curt Haagers / Det är dej som jag behöver
2025.03.16
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私の好きな甘茶ソウル(11) MY FAVORITE SWEET SOUL (11)【 甘茶偏差値 63 】VAN DYKES / LICENSE TO KILL 「Return Engagement」'84テキサスの4人組ソウルグループの1984年のアルバム「Return Engagement」収録曲。甘茶ソウル百科事典にもU.S.BLACK DISC GUIDEにも紹介されていないマイナーグループで、1967年にアルバム一枚を出した後に解散し、後に再結成となったのではないかと推測。曲はレゲエ風味の甘茶ソウル。スティールパン風の装飾音も交じり、カリブな雰囲気を出したかったようで個人的には好印象だけど、完全にはレゲエになりきれていないところはご愛敬という感じ。物騒にも殺害許可証と名付けられているけど、レゲエ風ということで平和でリラックスしたムードの漂うラブソングというのが実態の模様。メロディに派手さはないけど良く出来ていて、甘く切ないスウィートソウル的感覚はしっかり感じ取れますね。切々、淡々と歌い込み、時折ファルセットぎみに盛り上がるヴォーカルも魅力的。この出来なら70年代にしっかりと活動していれば甘茶な名曲を残せていたのでは?と惜しい気持ちにさせますね。レゲエもいけるスウィート・ソウル・ファンにはお勧めの曲です。(「YOU TUBE」に音源はないようです。どこか聴ける場所をご存じでしたら教えてください。)「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです
2025.03.09
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フリーソウルコンピ未収録推薦曲(5) 【 ポップ偏差値 61 】TIKIYAKI ORCHESTRA / WAIKIKI SERENADE '07 「StereoExotique」2007年以降5枚のアルバムを発表しているロサンゼルスの6人組ラウンジ系グループの1stアルバム「StereoExotique」収録のインスト曲。副題的に「INTRODUCING THE EXOTIC SOUNDS OF THE TIKIYAKI ORCHESTRA」とあるので、いわゆるマーティン・デニーやレス・バクスターなどに代表されるエキゾチカを目指したバンドの模様。本曲はハワイの観光地ワイキキのセレナーデということになっていますが、その優雅で平和なイメージとは異なり、かなりジャングル感が強い曲。得体の知れない怪鳥もしくは未開部族の雄たけびのような怪しげな音が散りばめられたサウンドは熱帯地方の豊かな生態系を誇るすこし危険なジャングルを思わせ、将にエキゾチック。然しながら主旋律を奏でるヴィブラフォンの音色は明るく多幸感に満ちています。メロディもキャッチーだし、その軽やかな響きと相まって実にポップ。さながらテーマパークにある安心安全なジャングルクルーズのBGM向きという感じでしょうか。然しながら、これをJBL4344の大型スピーカーで鳴らしてみると(ウーハーは38センチ)、ティンパニの重低音がかなりの大迫力で迫ってきます。細やかなジャングル風装飾音などを加え全体としてかなり立体感のある深い音像が楽しめます。異国情緒漂う軽いBGMとしての聴き方もあるでしょうが、是非大型スピーカーシステムで迫力のあるジャングル感を味わって欲しいですね。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器瑞々しさボーナス(清々しさ)ポップ偏差値合計76766798561
2025.03.02
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