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2016年11月24日

50年ぶりの１１月の初雪

カテゴリ：ｸﾚｰ射撃.ｴｱｰﾗｲﾌﾙ./実猟.猟犬＆ﾅｲﾌ

昨晩の天気予報は早朝より雪でしたが、本日の朝６時に起きて外を見ると雪は降っていません。
居間にてお茶を飲みしばらくすると、予報が当たり深々と雪が降ってきました。

相変わらず閑古鳥が鳴く暇暇の今月でしたが、本日は久しぶりの業務が入っていたために降りしきる雪を眺めながら仕事です。

しかし、私は雪中猟大好き人間でして、午前中に仕事の目鼻を付けて昼食をとり、午後よりタックを連れて雪中猟に行くことに決定し、猟仲間数人にTELすると、この雪が降りしきる寒い中よく行く気になるね～、頑張ってね～、と、簡単に断られて一人で行く事になりました。

１０年ほど前までは雪中猟が好きな猟仲間がいまして、この仲間とは気が合い、雪中猟と鴨猟とキジバト猟と長きにわたり良き相棒として二人で楽しみましたが、この良き相棒は銃所持を返納して今は釣り趣味だけとなってしまいました。

さてさて、猟仲間に振られてタックと二人で河川の鴨の流し猟に向かうと鴨の気配はなし、次の河川に向かう途中の田んぼを眺めながら田んぼ道を走っていると、よそ見をしていたために田んぼ道のわだちから外れて左側に車両が流れてしまい、必死に立て直すも元のわだちに戻れず写真の左斜めの畔に私の車が大きく傾きスタックしてしまいました。

いくら４輪駆動車といえども、この状態になってしまうとどうにもならずで、もがく程に深みにはまっていき、最悪は脱出どころか車両が転覆してしまいます。

この状態では私一人ではどうにもならずで、２５年前では考えられなかった便利な携帯で猟仲間二人にTELして応援を頼みます。

最初に到着した仲間はスバルサンバー4WDですが、私と仲間で思案六法、サンバーでは無理かもとの考えは同じですが、取りあえずもう一人の仲間が来る前に試しにやってみるかと、ロープをかけて私と仲間でゆったりと慎重に車を動かします。

猟仲間との牽引コンビのタイミングは絶妙で、私の車両が引き上げられる途中で間一髪の感覚で危うく左側にまたしても傾きかけましたが、私の車両にグリップ感が残っていたために、ここで躊躇したらお終いと、私が微妙なアクセルワークでタイヤのグリップ感を残しつつ、牽引するサンバーの仲間もバックミラーを見ながら、これは引き上げられる手ごたえ有りと躊躇せず思い切りよく牽引してもらい、転倒ギリギリの冷や汗ものの脱出に成功しました。

私の４0年の猟歴の中で、恥ずかしながら自力脱出できなかったことは今回で6回目で、過去の5回はただスタックしただけでしたから応援を頼んで簡単に脱出できましたが、今回のスタックは私の車両が左斜めに傾き横倒れ寸前でしたから、今回が一番最悪のスタックでした。

良き猟仲間二人のおかげで、幸運にも事なきを得て私の愛車が脱出できました。

今猟期初の散々な結末の雪中猟でしたから当然獲物はなしで、猟仲間二人には本当にお世話になりました。

後日、本日お手を煩わせたお礼に、美味しい日本酒と、ささやかなお土産をお届けします。
良く言えばチャレンジ精神旺盛、一般的には反省能力なしの私の場合は今後もあり得る可能性大ですが、これに懲りずに、その節はまたよろしく。

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