全30件 (30件中 1-30件目)
1
『江草仁貴』 それでは今回は江草のbatted ball集計の結果を発表していきたいと思います。まずは江草のトータルでの成績を見ていきたいと思います。 『江草』8試合 6.2回 6奪三振 3与四球 FIP2.67 防御率2.70 「batted ball」12GB:4FB:3LD:1IFFBtERA:2.9607 計2.19年間予想失点 登板数が少ないので年間予想失点もかなり少ないものとなってしまいました。それでも少ない登板ながらも防御率、FIP、tERAいずれも良好な成績を残しており、復活の目処が立ってのではないかと期待するには十分な投球内容だったのではないかと思われます。トミー・ジョン手術という大手術を受けて復帰しましたが、最速145キロを計測するなどスピードは落ちていないところは安心しました。あまり江草のbatted ballの傾向はこれまで全く調べたことがなかったので私自身も初めて詳細な統計を取りましたが、少ないデータですがゴロを打たせる比率は高いのでしょうか?気になる点としては少ないbatted ballの中でライナーの比率が高めであるという点(他3投手と比べて明らかに高いですね)でしょうか。ただ被ISOPは.100を切っている点は救いであり、先発とリリーフの違いこそあれ巨人に移籍した大竹のように走者を出しながらも抑えていくタイプなのではないかと思われます。そう考えると左のワンポイントよりもロングリリーフやミドルリリーフ、あるいはスイングマンとして谷間の先発といった役割が江草には適しているのではないかと思われます。いずれにしても登板数が少ないだけに、来年はもっと活躍して欲しいところです。特に来年は久本が一軍で投げられないだけに、元々左腕が枯渇気味な台所事情なので江草に掛かる期待は非常に大きなものとなりそうです。それでは捕手別に意味あるのか?見ていきたいと思います。 『会沢』4試合 1.2回 1奪三振 3与四球 「batted ball」 4GB:1FB:2LDtERA:8.6662 計6.42年間予想失点「catcher score」:-4.23 『石原』1試合 1.0回 1奪三振 「batted ball」 2GB:0FB:0LDtERA:-0.202 計-0.15年間予想失点「catcher score」:+2.34 『倉』3試合 4.0回 4奪三振 6GB:3FB:1LD:1IFFBtERA:1.1289 計0.84年間予想失点「catcher score」:+1.35 一応結果で言うならば、阪神戦でバッテリーを組み、全四球出してしまった会沢の一人沈みという結果となりましたが、それ以外は基本的に対して変化はなく、今回は登板試合数も投球回数も非常に少ないので全くアテにならないと思われます。ただし、見ていて感じる点として挙がるのはどの捕手が組んだ時でもゴロが多い結果となっている点で、基本的に誰と組んでも問題なさそうですね。※次回は野村のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。【送料無料】スーパーセール♪ 美米屋人気No1こしひかり♪ ご期待ください♪愛知県 新米 白米 ...価格:3,499円(税込、送料込)楽天総合1位受賞☆2013楽天年間/2014年間ランキング受賞☆おかげ様でレビュー40000件突破☆大感...価格:2,800円(税込、送料込)
2014.11.30
コメント(0)
『もし緒方新監督が推薦しなかったら』 先程ドラフト総括で結構厳しい言葉を並べさせていただきましたが、「じゃあもし緒方新監督が一目惚れして推薦してこなかったら誰を指名したのか?」と疑問に思われる方がおられるかもしれません。実はその疑問も「野球太郎」という本に書かれており、仮に推薦しなかった場合は外れ一巡目候補としてヤクルトが指名したヤマハの竹下投手、外れ外れ一巡目で阪神が指名した横山の両左腕投手だったと書かれていました。 正直この二人の名前が載っていたことには個人的に大きな驚きで、事前に名前が挙がっていた候補とはまるで違う名前ですし、この二人は広島のドラフト会議で名前すら挙がらなかった投手です。ということは広島は指名する為に情報を隠していた可能性があるのでは?と感じ、もしかして当初はこの二人のどちらかを外れ一巡目で指名する予定だったのでは?と思ってしまいますね。 ちなみに阪神が外れ外れ一巡目で指名した横山投手はU-21で日本代表に選ばれて好投を見せました。更に登板試合で151キロを計測し、MLBのスカウトからも絶賛されていましたねTEXのスカウトと書かれてあったので良く覚えています。阪神は外れ一巡目は亜細亜大学の山崎を指名したので、広島は外れ一巡目で指名できるチャンスがあったということになり、「一巡目横山、二巡目野間」ができたのではないかと思われます。【送料無料】スーパーセール♪ 美米屋人気No1こしひかり♪ ご期待ください♪愛知県 新米 白米 ...価格:3,499円(税込、送料込)【楽天ブックスならいつでも送料無料】野球太郎(no.013)価格:1,500円(税込、送料込)
2014.11.29
コメント(0)
『失態』 それでは新人選手の紹介を一通り終えたことで、総括してみたいと思います。1巡目 野間峻洋 大学生 右投左打 外野手2巡目 薮田和樹 大学生 右投右打 投手3巡目 塹江敦哉 高校生 左投左打 投手4巡目 藤井皓哉 高校生 右投左打 投手5巡目 桑原 樹 高校生 右投左打 内野手6巡目 飯田哲矢 社会人 左投左打 投手7巡目 多田大輔 高校生 右投右打 捕手育成1 松浦耕大 専門校 右投右打 捕手育成2 木村聡司 高校生 右投右打 内野手 やはり今年のドラフト戦略で大きなマイナスポイントとなるのは上位での指名戦略だと思います。1巡目で指名された野間外野手はデータの観点から見ても打撃能力が長けており、レギュラーへの道を駆け上がる可能性が非常に高い選手なので良い選手だとは思います。しかし、1巡目で指名するべきだったのかと言われるとやはり疑問符がつき、2巡目で行くべき選手だったのではないでしょうか。以前、コメントで「中日や巨人が相当注目していて上位指名確実だと言われていた」と書かれていましたが、実際に「野球太郎」という本を購入しましたが、そこに中日や巨人のスカウトのコメントが書かれていました。そこには中日は1、2巡目は投手でいくことが決定していたとスカウト部長自らのコメントが掲載されており、巨人は仮に外れ一巡目の場合は早稲田大学の中村奨吾内野手でいくことになっていたというコメントが掲載されており、端から野間外野手を上位で指名する気はなかったと見て良いでしょう。 それにそもそも俊足巧打の外野手は毎年よく出てくるので、仮に欲しかったとしても中位や下位指名でも充分に獲れるということもあります。現に元阪神の赤星は4巡目指名、中日の大島は5巡目指名、天谷も10巡目指名、千葉ロッテの岡田や巨人の松本に至っては育成枠での指名ですね。結果として中日は3巡目で俊足巧打パンチ力も持っているとのことの友永外野手を指名し、6巡目でこれまた俊足こちらは強打の井領外野手を指名していますね。 また、チーム事情を省みても中日は大島、平田と比較的レギュラー陣の高齢化が問題となっているチーム事情の中で唯一世代交代が比較的上手く進んでいるポジションなのにわざわざ上位で指名することは考えにくいですし、巨人も長野や亀井、そしてようやく頭角を現しつつある大田は長打だけでなく俊足で強肩の持ち主ですから彼にチャンスを与えるでしょうし、そもそもの話橋本という俊足巧打の期待の若手外野手がいる年齢も2歳しか変わりませんのに全く同じタイプを指名すること自体考えにくく、こちらも上位での指名は考えにくかったように思います。そもそも阪神が3巡目で指名した江越外野手をスルーしているのですから当初から外野手の指名など考えていなかったと見て良いのではないでしょうか。よくよく考えてみますと、外れ一巡目で予定していた中村内野手の方が片岡や井端などレギュラー陣はいるものの、高齢化しつつある中で有望な選手がいないという状況を考えると、あらためて振り返ってみると野間外野手の外れ一巡目指名予想よりも遥かに現実的だったように感じます。 ちなみに中日は野村投手を単独指名することが決定していましたが、悟られない為に前日辺りに記事が載ってしまったような気がしますが色々な工作をしたとのことですが、要するに広島は他球団のドラフト戦略での駆け引きにまんまと嵌まってしまった格好となり、情報に踊らされて勝手に慌てふためいてしまった結果として野間外野手1巡目指名となり、必要だった即戦力投手補強に大きな影を落とす結果となりました。 大きな問題は2巡目指名、「野球太郎」によりますと松本スカウトが強く推薦したことで2巡目指名となりましたが、そこでのコメントが非常に疑問を感じざるを得ない内容となっており、この間仮契約を結んだ際にコメントが掲載されていましたが、そこでの話と松本スカウトの話が矛盾しており、ちゃんと調査して指名に至ったのは大きく疑問を感じざるを得ません。これ以上「野球太郎」についてのネタバレをするのは都合が悪いと思われますので、皆様も是非購入して読んでもらえれば幸いです。ドラフトにおいて上位指名が非常に大事(中位や下位指名は基本的に良いと思った選手を指名すれば良いと思っています)だと個人的に思っていますが、やはり今年の広島のドラフト戦略は大失敗だったと見て間違いないと思います。 ただ野間外野手は非常に楽しみな選手なだけに、何とか期待に応えて広島の中心選手になって欲しいところです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス(ノンフィクシ...価格:1,015円(税込、送料込)
2014.11.29
コメント(0)
『戸田隆矢』 それでは今回は戸田のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。これまではバリントン、ヒース、福井と先発投手が続きましたが、今回はリリーフ投手を選びました。 『戸田』30試合 57.0回 7被本塁打 36奪三振 22与四球 2与死球 FIP4.72 防御率3.32 「batted ball」83GB:53FB:20LD:16IFFB:7HRtERA:4.9343 計31.25年間予想失点 今年は見事にブレイクを果たして貴重なリリーフ左腕として期待のかかる戸田ですが、防御率の割にFIPもtERAも大幅に悪い結果となっており、相当実力以上の防御率になった可能性が非常に高いと思われます。何ともショッキングな点として挙がるのはFIPよりもtERAの方が悪いという点で、その理由としてはライナーの比率が他の投手と比べて高めな点がFIPよりもより悪化させている要因と言えるでしょう。見ていただけると分かる通り、GB/othersの比率が0.864と1.00を下回っており、つまり戸田はfly ball投手であることが分かります。 しかし、FB投手でありながら奪三振率が5.68と非常に低く、現状球の力で抑え込むしか抑える術がありませんが、肝心の被ISOPが.137で被本塁打率も1.105と1.00を越えているなどさほど球威もあるわけではないだけに寧ろない方、今のままでは来年は非常に打ち込まれる危険性が高いと思われます。現に一時期先発として投げていましたが、中盤以降に掴まって長短打を打ちこまれて失点するというパターンが続いていましたね。 それはメンタル面が課題だと言われていましたが、このbatted ballを見るとただ単に球威が落ちてきたところを狙われたと見ることができるでしょう。余談ですが、メンタル面が課題だと精神論を口にしている限りは一皮剥けることはないかなと思います。よくファンの間では「来年は先発に転向させるべき」という声が挙がる戸田ですが、奪三振率が高かったヒースとは違って今のまま先発に廻しても打ち込まれるだけなので個人的には反対です。戸田の課題としては体が細いのでまずパワーをつけて球威を増し、決め球の習得を目指すのか福井のようにゴロを打ち取る術を身につけるかといったことが必要になってくるでしょう。期待の若手左腕ですが、課題は結構山積みの投手ではないかと思われます。それでは捕手別に見ていきたいと思います。 『会沢』15試合 41.2回 5被本塁打 25奪三振 18与四球 2与死球 「batted ball」58GB:43FB:16LD:10IFFB:5HRtERA:5.4629 計34.60年間予想失点「catcher score」:-3.35 『石原』 8試合 5.2回 2被本塁打 3奪三振 1与四球 「batted ball」 9GB: 6FB: 2LD: 3IFFB:2HRtERA:6.5764 計41.65年間予想失点「catcher score」:-10.4 『倉』 6試合 7.0回 0被本塁打 7奪三振 2与四球 「batted ball」 8GB: 2FB: 2LD: 2IFFBtERA:1.3865 計8.78年間予想失点「catcher score」:+22.47 『白濱』 1試合 2.2回 0被本塁打 1奪三振 1与四球 「batted ball」 8GB: 2FB: 0LD: 1IFFBtERA:2.0408 計12.93年間予想失点「catcher score」:+18.32 登板試合数こそ白濱を除けば大体分かれる結果となっていますが、何故ここまで投球回数に差があるかと言われますと、戸田は一時期先発として投げており、その時マスクをかぶっていた投手が会沢だったので、会沢のイニングが他の捕手と比べて非常に多くなっています。逆に石原はショートリリーフとして登板した試合を多く担当しており、試合数の割にイニング数が非常に少ない結果となっています。会沢一人だけ先発として投げている投球内容が含まれているので、先発として投げた試合を除いた場合は以下の通りとなりました。 『会沢※』10試合 15.1回 1被本塁打 10奪三振 6与四球 「batted ball」21GB:19FB: 4LD: 2IFFB:1HRtERA:4.4131 計27.95年間予想失点「batted ball」:+3.3 白濱は参考になりませんが、どうも2発浴びた石原の一人沈みという結果となりましたが、本塁打を浴びたということ以外は会沢と石原に特別大きな変化はなさそうです。しかし、大きな特徴として挙がるのは倉が他の捕手と比べても明らかにしっかりとゴロを打たせる投球を引き出せているという点にあります。しかしながらリリーフのみの場合は会沢もプラスになるということはやはり戸田はリリーフ向きなのではとも思ってしまうところであります。※次回は江草のbatted ballの集計結果を発表したいと思います。博多有名屋台の豚骨ラーメンが、6食で【送料無料】1200円!TVヒルナンデスで紹介!全国お取り寄...価格:1,200円(税込、送料込)
2014.11.28
コメント(0)
『木村聡司』 それではこの「新人選手紹介」シリーズ最後となる9人目を紹介したいと思います。最後に紹介するのは育成ドラフト2巡目の木村聡司投手兼内野手で、現在広島に在籍ている庄司隼人の後輩にあたるとのことです。※情報源はスポーツ新聞の記事やドラフトレポートさんなどドラフトサイトから引用しています。 木村投手兼内野手は常葉橘高校に所属している投手で、投げない時は内野手としてプレーしていた選手のようで、プロでは内野手として勝負するとのことです。元々1年生の頃は遊撃手としてプレーしていたそうなので、二遊間を守るということになりそうですね。木村内野手の特徴としては144キロの直球を投げるという投手だけの特徴しかなく、正直野手としてはどのような選手なのか抽象的で不透明な印象は拭えませんでした。ただし、気になる点としてはスローイングに難があることやグラブ捌きといった技術的側面での課題を残すのではないかといったことが書かれていました。脚力においても「まずまず」とか「ソツなく」といった言葉が使われているので俊足というわけではなく(俊足ならはっきりと俊足と書かれるはず)、打撃面ではシャープで実戦的な打撃をするといった評価なので何となくですが特徴が伝わってこず、同じく特徴が見えにくかった先輩の庄司とダブるような印象が残ります。 個人的にこのような特徴のない選手は中々出番を貰えにくい点は否めず、しかも育成という立場なので他の選手よりもチャンスは少ないという懸念が残ります。こういったタイプで一軍に常時帯同しているのが広島では小窪が挙がるものの、小窪の場合は入団当時二遊間の層が非常に薄かった(東出と梵ぐらいしかいなかったのでは?木村もまだトレードでやってきたばかりで、他所の選手ですからどの程度の実力かその時点では分かりませんでした)ことでチャンスを与えられやすい環境にあったことが大きく影響を及ぼしたように思います。ましてや大卒の選手で大学球界での実績を引っ提げてきた事も大きく、千葉ロッテのレギュラーである鈴木大地も突出した物はありませんが、同じように大学野球界での実績を引っ提げて入団しましたね。つまりこの手のタイプならばまず大学へ行ってからの方が良かったような気もしますが・・・。 私の意見としましては庄司や中村憲の二の舞を避けたいので投手の方をやらせてみた方が良いと思いますが、野手としての指名は変わる事はないかと思われます。話を要約すると高校生ながらも実戦的な選手ということなので勝手な将来像予想ではありますが、上記のように小窪のような実戦的な内野手に成長していくのではないかと思われます。ただし、この手のタイプは一芸がないのですぐに結果を残して注目を浴びることが大事だと思いますので、育成枠ですがすぐに二軍で頭角を現して一軍入りを目指して頑張って欲しいところです。PS:TEXの話ですがトールソン投手、新生児誕生おめでとうございます。【楽天ブックスならいつでも送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス(ノンフィクシ...価格:1,015円(税込、送料込)
2014.11.27
コメント(0)
『福井優也』 それでは今回は福井のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずは福井トータルの成績を見ていきたいと思います。※今回新たに防御率も記載することにしました。 『福井』11試合 60回 2被本塁打 36奪三振 29与四球 9与死球 FIP4.25 防御率4.35 「batted ball」95GB:56FB:16LD:15IFFB:2HRtERA:4.2232 計28.15年間予想失点 福井は防御率、FIP、tERAの3つを比較してみても乖離が非常に小さく、今年は特に運に恵まれたわけでも恵まれなかったわけでもなく、ほぼ実力通りの結果だったと見て良いのではないでしょうか。以前フライング気味に書かせていただきましたが、今年はゴロを打たせることに成功し、GB/otherでもゴロの比率の方が高く、名実共にground ball投手へと変貌を遂げ、課題だった球威のなさやライナーの多さを克服することに成功して一皮剥けた印象があります。しかし、その割には思ったほどtERAが伸びなかった原因として挙がるのは奪三振の減少と四死球の多さにあると思われます。元々三振の取れる投手でしたが、今シーズンの奪三振率は5.40とかなり低い数字を記録しており、与四死球率は5.70ははっきり申し上げて論外と言わざるを得ません。また、実は四球よりも死球の方が得点価値が高く統計ではそう出てくるそうで何故なのかは不明、精神的なものが関係しているのかはたまた偶然なのか・・・、死球が多めなところも地味に悪化させている一つの要因ではないでしょうか。来季への課題としてはまず四死球を減らすことと、今年のゴロを打たせる投球とこれまでの三振を取る術を組み合わせることができるかといったことが挙がりそうです。それでは捕手別に見ていきたいと思います。 『会沢』 6試合 34回 1被本塁打 22奪三振 11与四球 5与死球 「batted ball」49GB:31FB:12LD: 7IFFB:1HRtERA:4.0278 計26.85年間予想失点「catcher score」:+1.3 『石原』 3試合 17回 1被本塁打 9奪三振 10与四球 3与死球 「batted ball」29GB:16FB: 4LD: 6IFFB:1HRtERA:4.6518 計31.01年間予想失点「catcher score」:-2.86 『倉』 2試合 9回 0被本塁打 5奪三振 8与四球 1与死球 「batted ball」17GB: 9FB: 0LD: 2IFFBtERA:4.0962 計27.31年間予想失点「catcher score」:+0.84 福井の登板試合数自体が少なかったものの、今回は上手くバラける結果となっていますね。ただし、試合数のサンプルがたった2つしかない倉の場合はあまり参考にはならないかと思います。意外なのは石原のcatcher scoreが悪い点別にそこまで酷いわけではないですが、福井はフォークや縦のスライダーなどを投げるので捕球に長けている石原の方が投げやすいという先入観が自分の中にあったのですが、意外に会沢の方が投げやすいんでしょうかね?層思った瞬間、そういえば126戦目で制球力の悪い福井が投げていながらピンチの場面で初球ボール球から入ろうとした石原に苦言を呈したことを思い出しました。もしかしたらこういうところも関係してきているのかもしれませんね。※次回はリリーフ投手一発目として戸田を見ていきたいと思います。★送料無料!2セット以上でプレゼント付き★ちょっと贅沢な豚丼『ロース味噌焼丼』と『ロース生...価格:2,980円(税込、送料込)
2014.11.26
コメント(0)
『松浦耕大』 それでは久々に引き続きドラフト指名選手について紹介していきたいと思います。今回は松浦捕手についての紹介ですが、ここで注意して欲しいところがあり、もう皆様もご存知かと思われますが、順番に紹介してきたのでタイトルは8と記載させていただいているものの、ドラフト8巡目指名ではなく育成ドラフト1巡目で指名された選手です。※情報源はスポーツ新聞の記事やドラフトレポートさんなどドラフトサイトから引用しています。 松浦捕手はMSH医療専門学校に所属している捕手で、恐らくは入団テストを受けた選手ではないかと予想しており、久々に?入団テストから指名された選手ではないかと思われます。学校も全くの無名の選手なのでどんな選手なのか全く情報がなく、強いて挙げるとすればスポニチさんの記事に掲載されていた「気配りができ、肩が強く捕球体制もできている。打撃は今一つ」とのことです。しかし、松浦捕手のプレー動画が上がっていましたが、正直見させてもらった限りではちょっと厳しいのではないかなというのが個人的な印象ですが・・・。http://kyuukaiou.ldblog.jp/archives/1638824.html こちらのサイトによりますと、どうも練習試合をしているのでその縁故採用ではないかと疑われているようで、確かにファームでの練習試合で良く見かける名前だったのを見た印象があります。しかし、松浦捕手にはそれを覆す活躍を何とかして欲しいところで、特に会沢の後の候補が今のところいないだけにまだまだチャンスはあるはずなので、頑張ってほしいところです。選手評価:-(二軍で実戦経験を積みたい)とんこつラーメン 熊本ラーメン おしろツアーズ ラーメン とんこつ 人気店 名店 お取り寄せ 熊...価格:1,620円(税込、送料別)
2014.11.25
コメント(0)
『デュアンテ・ヒース』 それでは今回はヒースのbatted ball集計の結果を発表したいと思います。まずはヒースの成績を見ていただきたいと思います。また、年間予想失点ですが、以前の記載と同様に基本的に今シーズンの登板試合数に応じて計算しています。分かりやすく例として挙げますと、バリントンの場合は今季23試合に登板したのでtERA×23として計算し、今回のヒースの場合は今季7試合に登板したのでtERA×7として計算しています。 『ヒース』7試合 41.2回 3被本塁打 35奪三振 20与四球 FIP3.82 「batted ball」55GB:33FB:6LD:16IFFB:3HRtERA:3.1250 計14.47年間予想失点 登板初期はゴロを多く打たせていたものの、徐々にMLB時代のFB投手らしくFBの比率が増えており、恐らく来年はFB投手となっていくことが予想されます(現に公式基準のGB/FBでは1.06と殆どイーブンとなり、LDを追加すればたちまち逆転します)。見ていて特徴的だと感じる点はFIPとtERAの乖離が大きいということにあります。バリントンの場合FIPが4.15でtERAは4.08とそれほど大きな差は出ませんでしたが、ヒースの場合はtERA-FIPが-0.70と非常に大きいですね。FIPに比べてtERAが優れている大きな理由の一つはIFFBの多さにあります。確かにフライは多く打たれはしますが、日本人打者は向こうの打者と比べてパワー不足にあり、向こうでは長打になっていた打球が日本では押し込むことができるのではないかと思われ、現にミコライオや日本ハムのクロッタ、巨人のマシソンなどが日本へ来て水を得た魚のように抑えていますね。 ただし、この内野フライの多さと比率の高さは少々異常であることと、登板試合数が僅か7試合しかなかったので、登板数が増えていけば自然と外野フライも増えていったはずなのであまり過信してしまうのは禁物ですが、制球難な点とこの球威満点の投球ならば先発よりもリリーフの方がより活きるのではないかと思います。勿論先発として投げてもFB投手ですが奪三振率は7.56と充分に奪三振能力もしっかりと持っているので先発としても充分投げられますが、常に球威で圧倒できるのかと言われるとちょっと疑問符がつきます。現に防御率は2.38とFIPやtERAを比べて見ても非常に大きな乖離となっており、やはり運に恵まれた分も多分にあるのだろうと思います(逆にバリントンは防御率4.58とFIPやtERAに比べて非常に悪い数字だったので、運に恵まれなかった部分が大きいということになります)ので、個人的にはリリーフを推したいと思います。 また、球団も来季はヒースをリリーフに配置転換することを示唆しており、私自身としては来季クローザーを任せて欲しい投手だと感じています。それでは捕手別に見ていきたいと思います。 『石原』5試合 31.1回 0被本塁打 25奪三振 16与四球 「batted ball」41GB:22FB:4LD:13IFFBtERA:2.1669 計10.03年間予想失点「catcher score」:+4.44 『会沢』1試合 6.0回 1被本塁打 7奪三振 2与四球「batted ball」 6GB: 4FB:0LD: 3IFFBtERA:2.6785 計12.40年間予想失点「catcher score」:+2.07 『倉」1試合 4.1回 2被本塁打 3奪三振 2与四球「batted ball」 8GB: 7FB:2LD: 0IFFB:2HRtERA:9.3898 計43.47年間予想失点「catcher score」:-29 一応捕手の内訳を記載させていただきましたが、会沢と倉は僅かに1試合のみに留まっており、殆ど石原がスタメンマスクを被っていた為、捕手別の比較としては全く参考にならない結果となりました。このように一投手に対して一捕手が固定して起用されていた場合は参考にはなりません。正直これでは何とも言いようがなく、今回は特にコメントなしとさせていただきたいと思います。重大PS:「年間予想失点の計算方法変更のお知らせ」 この度、tERA×登板試合数でさせていただいていましたが、それだとリリーフ投手の計算方法がおかしくなることが判明しましたので、登板試合数を廃止させていただき、今シーズン投げたイニングで計算していきたいと思いますので、よろしくお願いします。また、微妙にずれてしまわないように小数点第一ではなく、小数点第三を四捨五入させていただく計算方法へと変更させていただきましたので、ご了承ください。バリントンだけでなく、ヒースの年間予想失点も変更させていただきます。※次回は福井のbatted ball集計結果について見ていきたいと思います。ギフトでも大人気の名古屋名物!赤味噌の濃厚さと和風ダシが効いた逸品♪【送料無料】【 名古...価格:2,560円(税込、送料込)
2014.11.24
コメント(0)
『ブライアン・バリントン』 記念すべき第一回は広島を退団することになったT_Tブライアン・バリントン投手です。う~ん、広島を退団することになる投手が第一回とは何とも皮肉な形でスタートしますが、バリントンは以前の記事で掲載してしまっており、フライングのような感じで露見してしまう形となってしまったので、まずはバリントンから始めていきたいと思います。とその前に大きな問題が発生しており、実は会沢がスタメンマスクの際にヒットを打って一塁を廻ろうとした際に足を痛めて途中交代しており、この試合のみ途中から石原がマスクを被っており、振り分けなければならないという緊急事態が発生しましたが、幸い何とか振り分けて集計することができました。しかし、リリーフ投手の場合はこういったことは日常茶飯事のはずで、中々苦労を強いられそうです。※捕手のリード得点の計算ですが、とりあえず『投手の年間予想失点-捕手の年間予想失点』で計算し、名称は今回格好良く?「catcher score」といった名称とさせていただきました。また、予想失点による小数点の数字は第一を四捨五入とさせていただき、予想失点の分母は今年のバリントンの登板試合数に応じて計算しています。『バリントン』23試合登板 131.2回 85奪三振 32与四球 10与死球 14被本塁打 FIP4.15「batted ball」256GB:98FB:35LD:19IFFB:14HR tERA:4.0767 計59.64年間予想失点 ゴロを多く打たせているものの、今年は奪三振が少なくなってしまった点と、被本塁打率も悪化してしまったことが響いてしまい、tERAでも4.08という結果となりました。実はここ2年間から徐々に悪化し始めており、もしかすると力が衰えているという理由で解雇の運びとなったのかもしれませんね個人的には投げさせ過ぎが原因ですし、先発不足でもありますからそれでも残して欲しかったのですが・・・。それではこれを捕手別に見ていきたいと思います。『白濱』13試合出場 75.1回 56奪三振 15与四球 5与死球 10被本塁打 「batted ball」129GB:61FB:18LD: 8IFFB:10HR「tERA」:4.2485 計 62.15予想失点「catcher score」:-2.51『会沢』 7試合出場 37.0回 14奪三振 9与四球 4与死球 2被本塁打「batted ball」 87GB:21FB:15LD: 9IFFB: 2HR「tERA」:3.9017 計 57.08予想失点「catcher score」:+2.56 『石原』 3試合出場 13.1回 12奪三振 5与四球 1与死球 1被本塁打「batted ball」 27GB:11FB: 1LD: 2IFFB: 1HR「tERA」:3.0293 計 44.32予想失点「catcher score」:+15.32『倉』 1試合出場 6.0回 3奪三振 3与四球 0与死球 1被本塁打「batted ball」 13GB: 5FB: 1LD: 0IFFB: 1HR「tERA」:5.7316 計83.85予想失点「catcher score」:-24.21 以上のような結果となりました。今シーズンは主に白濱と会沢の二人がバリントンと多く組んでいた為、石原と倉は僅かな機会のみに留まっており、よって石原と倉のデータはあまり参考にならないと思われます。。意外だったこととして挙がるのは白濱と組んだ場合のtERAがそれほど優れていたというわけでもなかったという点、白濱は相性の良さを買われて一時期バリントン専属捕手としてスタメン出場していましたが、意外にも結果としてはあまり良くはない寧ろマイナスですね^^;上に会沢よりもscoreは下回っていますが、この数字ならば「基本的に差はない」という判断に落ち着くのではないでしょうか。結果的な判断となりますが、バリントンの投球スタイルは基本的にゴロを打たせることを主眼とする投球スタイルということで、特別ゴロを打たせる投球を引き出すという程でもなかったという見方が成り立つのではないでしょうか。 また、僅かな機会ですが石原が見事な結果となっており、昨年までは石原が正捕手としてバリントンと組んでいましたから素直に石原と組んでいた方が良かったような気がしなくもないですが・・・。しかしながら来年バリントンは広島には在籍していませんので、あまり気にする必要はなさそうです。それにしても一人集計するだけで物凄い手間がかかり、最後まで行けるか少し不安を感じる印象となりましたが、めげずに続けていきたいと思います^^;。※次回はヒースの結果について発表したいと思います。重大PS:「年間予想失点の計算方法変更のお知らせ」 この度、tERA×登板試合数でさせていただいていましたが、それだとリリーフ投手の計算方法がおかしくなることが判明しましたので、登板試合数を廃止させていただき、今シーズン投げたイニングで計算していきたいと思いますので、よろしくお願いします。また、微妙にずれてしまわないように小数点第一ではなく、小数点第三を四捨五入させていただく計算方法へと変更させていただきましたので、ご了承ください。バリントンだけでなく、ヒースの年間予想失点も変更させていただきます。とんこつラーメン 熊本ラーメン おしろツアーズ ラーメン とんこつ 人気店 名店 お取り寄せ 熊...価格:1,620円(税込、送料別)【楽天ブックスならいつでも送料無料】ポケットモンスター X価格:3,916円(税込、送料込)
2014.11.23
コメント(0)
『40人枠に新たなメンバー、そして別れと再会』 TEXはトッププロスペクトである捕手のアルファロ、ジャクソン、エイック両右腕投手、内野手のアルバートらがそれぞれ新たに40人枠ロースターに追加されました。狙っていたマーティンがTORへの移籍が決定してしまったので有望な捕手はFA市場にはもうおらず、来年はやはりチリノスとテリスの併用制を敷くのではないかと思われますが、将来的に球団はアルファロを正捕手として据える方針を見据えていると思いますので、ひょっとすると来年の9月辺りからMLBデビューするかもしれませんね。代わりに外野手のアドゥチ、巨人への移籍が大筋合意したと報じられていたミコラス、ポレダ両投手(ミコラスは右、ポレダは左)らがそれぞれロースターから外れてウェーバーに掛けられることとなりました。アドゥチは今年が最後のチャンスでしたが、全く打つことができずに期待外れに終わり、残念な形となってしまいましたね。ところが何とアドゥチも日本球界に売り込むそうで、もしかしたらTEX3選手が揃って日本球界に行くかもしれないといったことが報じられていますね。ところで外野手が欲しい球団といえばどこでしょうか?果たしてどこが狙っている?のか楽しみですね。 他にはシーズン途中で解雇されたヒメネスとマイナー契約し、ロバートソンがLAAへトレード移籍することが決まりました。これでレフト候補はチョイスかスモリンスキー、ルアーらの三つ巴の様相を呈してきたでしょうか。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【DVD3枚3000円2倍】マネーボール [ ブラッド・ピット ]価格:1,000円(税込、送料込)
2014.11.21
コメント(0)
『復活!捕手別失点抑止率』 それでは引き続き、batted ball集計結果に関する説明をしていきたいと思います。前回は個々の投手別にbatted ball見ていくことを書かせていただきましたが、batted ballは何も投手だけの物ではなく、個々の野手別に見ていくことも充分可能です。ただし、このブログでは野手別のbatted ballは集計しておらず、これは実現不可能です。 また、もう一つ皆様の興味を惹くであろうと思われるのが捕手別batted ballの集計結果です。実はbatted ballで捕手のリードを得点化することができるのです。ちなみにこれもbaseball labさんのサイトで計算方法が載っており、更に様々な説明が書かれていますので、一度ご覧になっていただければ幸いです。http://archive.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=10&id=126 アメリカの分析では「リード面で投手を助けて打者をより多く打ち取らせる捕手の才能というものは存在しない。もしかすると結果の多くは単なる運に過ぎない」といった日本の野球ファンにとっては非常に衝撃的な内容となっているものや「遊撃手の守備力による損得といったような大きなファクターに比べれば小さいものの、捕手により失点(というよりヴァーチャルな失点・失点ポテンシャル)の増減は確かに存在する」といった二分された結論が出ている点は非常に興味深いですね。 実は以前にも集計したことがあり、今回再び捕手別失点抑止率が復活することとなりました。会沢は打撃が素晴らしいものの、リード面に問題があるといった話を耳にしましたが、実際のところはどうなのかをこの手法を用いて見ていきたいと思います。今回は個々人の投手のbatted ballの集計が取れそうなので、個々の捕手も投手別に分けて見ていきたいと思います。ただ個人的に捕手のリードは基本的に麻雀のような『多少考える必要のある博打』のようなものではないかという認識があります。例えば麻雀ならば鳴きと捨牌見て相手のアガリを予想して放銃を避けるといったことは確かにありますが、基本的には運の要素が大きいゲームです。捕手のリードもこれと同じではないかという感覚で、明らかに分かりやすいとかおかしな配球ではないかと思うものでない限り、基本的には運によるものが大きいのでは?と思います。勿論、某漫画の麻雀のように能力を持っているとかいうのならば全然話が違ってくるわけですが。よく心理面や読みあいが重要であるとされますが、もし本当にそういったものが重要ならば心理学の専門家やメンタリストの方を雇ってみた方がよほど有意義なのではないでしょうか。ここからは私個人の意見ですが、野球をするプロと野球を見る、もしくは指導や分析するプロは別個のものだと思います。現に以前、STLのGMやその下で分析し続けたエンジニア、OAKのマネーボール旋風で右腕として働いた人物の話をさせていただきましたが、彼らは野球界とは全く縁のない人物たちでした。その野球界とは全く縁のなかった人物たちがMLBに革命を起こし、STLは屈指の常勝軍団へと駆け上がり、OAKもアンフェアゲームを対等に渡り合えるようにまでなりました。逆に北別府、安仁屋、大野元投手コーチらは投げ込みを推奨して2005年に至っては2500球の投げ込みを課す方針などを立ち上げたものの、いずれも大失敗に終わりました。要するに彼らは野球をするプロであったが、見る分析する、指導するプロではないということではないのかと思います。寧ろ当初批判され気味であった山内、小林、沢崎の3コーチ体制の方が余程投手陣が整備されていたのもそのことを感じさせます彼ら三人はプロですが^^;。日本のプロ野球界ももっと開放的な世界になってほしいものです。 話を戻して、この捕手のリード得点化も全球団出来れば面白かったと思うのですが・・・、特に今年は来季正捕手を務めることが濃厚な小林、ヤクルトでは退団濃厚な相川と中村の比較、千葉ロッテや阪神の捕手併用制など結構面白そうな要素が多かったシーズンだっただけに、何とも勿体ないことをしたと痛感する次第です。今回はとりあえず広島捕手陣のみの集計結果を出してみたいと思います。カレー レトルトカレー レトルトカレー レトルトカレー レトルト 特製中辛ビーフカレー3食...価格:1,000円(税込、送料込)
2014.11.20
コメント(0)
『謎の数字の羅列の正体は』 現在日米野球が行われており、日本で行われるプロ野球の試合は明後日で最後ということになるでしょうか。ここからは完全にオフシーズンとなり、またまた新人選手の一年目活躍予想や新外国人選手分析大袈裟な言葉ですが、まだまだ残っている他球団の順位予想と結果などを進めていきたいと思います。今回は初の試みとなる広島投手陣のbatted ball結果を集計し、投手一人ひとりの結果を見ていきたいと思います。しかし、そもそも試合に関する文章の際に「よく『batted ballは~:~:~』と書かれているけど、あれ何?」と思われている方もおられるかもしれませんので、今回まずは前書きということで、batted ballの説明をしていきたいと思います。 batted ballというのは打球のことを指しており、フェアになったインプレーの打球全てを詳細に一つずつ若手生き、統計していくデータのことです。集計の際に注意しないといけないのはヒットの打球、アウトの打球ならば二ゴロや左フライなどきちんと打球が記載されていますが、ヒットの場合は単に左安もしくは右二と記載されるだけなので、その打球がゴロなのか、フライなのか、ライナーだったのかをきちんと把握しなければなりません。この集計をしていくことによって投手がどのようなタイプの投手なのか、安打を打たれやすいのかはたまた長打を打たれやすい投手かそうでないのかといったことが見えてきます。また、本塁打、四球、三振のみで評価する指標であったFIPやDIPSを更に改良させたtERAやxFIPなどはこの打球管理も新たに組み込んで計算します。 ちなみに「batted ballはどのように集計しているのか?」という疑問を持たれる方もおられるかと思われますが、これはヤフーの一球速報を一つずつ集計していきました。ここで苦労話を書かせていただきますが、このヤフーの『プロ野球』一球速報、同じヤフーの『MLB』一球速報とは違って酷いことに何故かほぼ一日のうちに消されてしまうのでその日のうちに集計しなければならないというかなりきつい仕組みとなっており、TEXとは違って集計するのに本当に苦労しました^^;。旅行に行った時もノートパソコンを持参してきちんと集計しました話を戻してまずはbatted ball1(打球)にはどのような種類のものがあるのかそんなこと知ってるわ!喧嘩を売ってんのかと御怒りをいただきそうですが、一般的な仕様とこのブログでは少々異なる部分があるので、そのことも織り込んで説明していきたいと思います。『GB』 ground ballの略称で、日本語で表現するとゴロの事を指します。ゴロの打球は基本的に長打になる確率は低く、アウトにもなりやすい打球であり、この打球を打たせる比率が多い投手は比較的安定した投球を見せることができます。なので少年野球でよく指導者から「転がすようにして打て」と指導されたことも多いかと思われますが、実はこの指導完全な誤りであることがデータで露見してしまう結果に。少々ネタバレになりますが、今年の福井はGB投手に変貌したことで被長打率が急減し、非常に粘りのある投球ができるようになっていますね。ただし、内野守備の悪いチームの場合はヒットの割合も高くなりがちです。『FB』 fly ballの略称で、日本語で表現するとスペルを見てもご存知の通りフライの事を指します。本来FBは外野フライ、内野フライを問わずに集計するのですが、このブログでは外野フライと内野フライを区別して記載させていただいたので、ここでは外野フライのこととさせていただきます。内野フライを組み入れた場合、ゴロよりもアウトになる確率が高くなりますが、外野フライのみの場合はゴロよりもアウトになりにくい打球となります。また、ゴロよりも長打になる確率は高く、この割合が高い投手は比較的長打を打たれやすく、特に外野フライを多く打たれる投手は安打も多くなりがちで、球威が必要となってくるだけに不安定な投球になりがちです。また、例外もいますが基本的にはFBの多い投手が本塁打を良く打たれる傾向にあり、この手のタイプは奪三振を奪える投手でないと厳しいです。『LD』 line driveの略称で、日本語で表現するともう一つしかありませんが、ライナーの事を指します。ライナーは打球の中で最もヒットになる確率が断トツで高い打球で、この打球が多い投手は非常に不安定であり、被安打も多くなります。ところがプロ野球の一球速報は打球判定が非常に甘く、映像で見る限り「どう見てもライトライナーなんじゃないの?」といった打球でさえライトフライと判定されがちで、プロ野球の一球速報の場合だと内野へのライナーかもしくはヒットによるものしか存在していない為、何と90%方ヒットの打球となっています。よく広島とTEXの投手だとライナーの数があまりにも違いすぎることにお気づきになられている方もおられるかと思いますが、MLBの一球速報だとお構いなしにライナーアウトと判定されており、何故ここまで大きく仕様が違うのかが気になる次第ではあります。逆に言えば、このような状況下でライナーの打球が多い投手は大いに問題ありと見て良いでしょう。『IFFB』 infield fly ballの略称で、日本語で表現すると内野フライの事を指します。当たり前ではありますが内野フライは最も確実にアウトに取れる打球となっていますが、勤続疲労から来る球威の低下などで外野フライへと変わってしまう可能性もあり得るにだけに評価の際の過信は禁物ですが、それでも内野ゴロと並ぶ安定した打球の一つです。『HR』 これは説明するまでもなく本塁打です。このブログではHRはbatted ballに集計しておらず、集計結果には新たにHRを付け加えたいと思います。HRも本来はFB(ここでは外野フライ)として組み入れます(ただし、MLBの一球速報ではHRでもライナー性の打球という判定が出てくることもありました)が、今回はHRとFBは区別していてFBには組み入れていませんので別個のものとして扱っています。言うまでもなく、この打球を打たれる投手は厳しいと言わざるを得ないでしょう。 それでは集計結果は後日いつになるか分かりませんが記載したいと思います。また、今回はtERAもbaseball lab様のサイトに記載されていた計算式を参考にして結果発表をしていきたいと思いますので、少々お待ち下さい。できれば全球団のbatted ballが集計できば面白いのですが、集計するのにかなり手間がかかる上に全球団となると膨大な量となるだけに、実現はちょっと難しいかと思われます・・・。★送料無料!2セット以上でプレゼント付き★ちょっと贅沢な豚丼『ロース味噌焼丼』と『ロース生...価格:2,980円(税込、送料込)
2014.11.19
コメント(0)
『巨人へ2投手が合意』 TEXファンにとって衝撃が走りました。何とミコラス、ポレダの両投手が巨人への移籍が濃厚であり、大筋合意に達したとのことです。ミコラスはメジャーでは他にいなかったので先発として登板し、ポレダは中継ぎとして26試合に登板し、このブログを見て下さっている方はTEXの試合を書かせていただいている時によく名前を目にされたこともあるのではないでしょうか。 ミコラスは長身から投げる最速155キロの直球系統(平均147キロ)にスライダー、カーブ、チェンジアップを操り、制球が非常に良い投手です。ただし、直球にはあまりキレがない点がどうなるかと言ったところでしょうか。ポレダは最速159キロの直球(平均152キロ)を投げる豪速球派左腕、メジャーでも奪三振率が高く、与四死球率も良いので日本ならば十二分に活躍できるのではないかと思われます。ただ巨人は先発として起用するとありますが、投球構成はほぼ直球とスライダーのみなので先発としては球種が少ないような気がしますが・・・。 ただまだ両投手ともロースターに入っているので契約合意に達しているというわけではなさそうですし、年齢も若いですし一度に二人も流出するのかという疑問が湧きますが・・・。ただでさえ左腕投手の登録人数が少ないだけに、個人的にちょっと怪しいような気がしますが、後日の情報を待ちたいと思います。ダイショー CoCo壱番屋監修 カレー鍋スープ 750g/ダイショー/カレー鍋の素/税込2052円以上送料...価格:378円(税込、送料別)
2014.11.18
コメント(0)
『多田大輔』 それでは久々に引き続いてドラフト7巡目で指名された多田大輔捕手について見ていきたいと思います。※情報源はスポーツ新聞の記事やドラフトレポートさんなどドラフトサイトから引用しています。 多田捕手は鳴門渦潮高校に所属している高校生捕手で、2012年にドラフトで指名された美間の後輩ということになるのでしょうか。特徴としては強肩強打の大型捕手とのことで、なんと身長が190センチ近くある超大型選手です。持ち味は送球のタイムで1.79と非常に素早いタイムを記録しており、盗塁阻止率も非常に高い数字を記録しているとのことなので捕手として非常に重要な送球の部分が強みとは楽しみなところです。チームでは4番打者として出場しており、高校通算16本塁打を記録してるそうで、個人的には今年台頭してきた会沢に似たような印象を持つところです。ただし、課題としては変化球の対応力に難があるとのことと股関節が固くて捕球処理に難があるとのことで、もしかすると打力を生かしてコンバートされる可能性もあり得るところですが、個人的にはせっかく盗塁阻止率が高いだけに捕手を続けてもらいたいところです他の理由としては打力のある捕手という選手は大半が「捕手としては」の前提条件がつく選手がほとんどで、他のポジションにコンバートされるとたちまち特徴がなくなってしまうケースがあります。 石原や倉が高齢化しつつあり、白浜や会沢も中堅の立場となってきており、磯村も首脳陣受けがあまり良くない印象で、現状は会沢に続く後釜候補が不在な状況だけに、若い捕手が少ないというか皆無チーム事情なのでチャンスは十分にあると思われます。以前もお話させていただいたと思いますが、岡田氏の著書『そらそうよ』によりますと、下位指名の高校生選手は博打のようなものだと書かれていました。なので7巡目指名ながらも特徴のある選手を獲れたのならば十分ではないでしょうか。現在は会沢がレギュラーを掴みつつありますが、年齢差があるだけに次の正捕手を目指して欲しいところです。選手評価:-(二軍で実戦経験を積みたい) 『佐々岡投手コーチ始動』 今回は多田捕手の情報量が少なかったこともあり、二本立てです。そんな中、佐々岡二軍投手コーチが投げ込み復活に対しての意欲を見せたとのことです。適度な投げ込みならばともかく、広島OBは総じて過度な投げ込みを敢行する人物ばかりなだけに、非常に大きな懸念を抱いてしまうところです。しかしながら辻や今井にカーブを伝授し、九里には黒田のツーシームを教えるなど長年主力投手として支えた経験や知り合いの伝手活かしての技術指導に加え、トレーナーと契約して体の使い方を学んだこともあり、それを若手に伝えたいとのことで、理論派と呼ばれているのでただの根性論者ではないことを期待したいところです。個人的な印象としては「メンタル面が課題だ」とよく口にする指導者は精神論者かなというイメージが・・・、他球団で指導しているOBで誰とは言いませんが^^;。 しかし、以前楽天の大久保監督が一二軍通じての育成マニュアルを作成することについて、新聞は「プロ野球では異例の事」と報じていましたが、やはり日本ではそれが異例なことのようで・・・。やはり指導者が交代する度に指導方針も変わり、練習メニューも変わってしまうのは如何なものでしょうか。しっかりとエンジニアを招聘してデータ分析(成長予測などもきちんと計算して)などを行い、個人個人の練習メニューを作成し、基礎となる育成マニュアルをきちん作成した方が良いのではないでしょうか。以前STLを見習うべきと書かせていただきましたが、こういう部分はMLBが長けているので日本もしっかりと学んだ方が良いのではないでしょうか。
2014.11.17
コメント(0)
『いません・・・かね』 それでは今回はフェニックスリーグ野手成績の後編として引き続き見ていきたいと思います。その前に日米野球で侍ジャパンが遂にノーヒットノーランリレーをやってのけました。さすがに日本の投手のレベルの高さには本当に驚かされる次第であり、そっくりそのままTEXの投手陣の一員になって欲しい次第であります^^;。特に則本や西野辺りのフォークボールを武器とする投手は初見では中々打てないでしょうし、則本に至っては155キロの直球を投げるのですから凄まじい物です。将来的には日本のエースになることは間違いなく、いずれは金子や前田健太辺りをも上回る可能性を大いに秘めているのではないでしょうか。 話を戻して野手の方を見ていきます。まずは今年新人ながら見事な活躍を見せた田中、正直もう一軍の主力選手の一人ですからわざわざ取り上げる必要性はないのですが、一応新人なので取り上げたいと思います。フェニックスリーグでは.342で本塁打(他には二塁打、三塁打それぞれ1本)を記録するなど見事な打撃成績を残し、ミート力は12.667、選球眼は1.000、ISOPは.158と特別何も言うことはありません。来年はフルでショートのレギュラーとして活躍して欲しいところです。 もう一人取り上げる必要性があるのか疑問には思いましたが堂林、フェニックスリーグでは.458で2本塁打と見事な打撃成績を残しており、ミート力は8.00、選球眼は1.000、ISOPは.250とこれまた見事な成績を残していますが、実はフェニックスリーグでは毎年素晴らしい打撃成績と内容を誇るのですが、シーズンになると全然駄目に逆戻りしてしまっており、何やらフェニックスリーグに調子を合わせてるのか?と疑いを持ってしまう次第です。来年こそはその打棒をシーズンに持ってくるように頼みます。 次にすっかり二軍の正捕手が定着化しつつある磯村、打数こそ14と少ないですがミート力は14、選球眼は2.000と見事な打撃内容を見せています。二軍での打撃成績は捕手にしては申し分なさそうですが、ここまでチャンスを与えられないのは守備面に問題があるのでしょうか?会沢が大爆発して自信を掴んできたのか、守備面でも盗塁を刺す場面も増えているなど攻守に亘って正捕手として大きな一歩を踏み出しているだけに、ここから巻き返すのはかなり厳しいように思いますが、何とか踏ん張って欲しいところであります。 もう一人育成契約を交わし続けているものの一向に支配下に登録されない中村亘、中村亘は二軍でも29試合の出場に留まるなど不振のシーズンが続いています。フェニックスリーグでは13打数に留まりましたが.3846と高打率を記録しました。しかし、ミート力は2.166、選球眼は.333と芳しくない打撃内容となりました。ずっと二軍選手として在籍し続けた上村が去り、どうも中村亘がそのポジションに収まることになるのかなという感が否めませんが、何とか打開したいところです育成枠で安いですし。 最後に若手有望株の筆頭である鈴木誠也、一軍でも高打率を記録して来季に向けて着実な成長を遂げており、現在U-21の日本代表にも選出されて大暴れしています。そのフェニックスリーグでの打撃成績は.340、2本塁打を記録しているなど見事な成績を残しています。しかし、ミート力は5.555、選球眼は.333とあまり芳しくない打撃内容となっています(ISOPは.160と中距離打者ですね)。一軍でも同じような打撃内容となっており、パワーがついたことで少々打撃が荒くなり気味なのでしょうか。二軍ではミート力が8.31、選球眼は.545といった成績を残しているだけに、もう一度荒くなり気味の部分を修正したいところです。幸いU-21ではミート力と選球眼がしっかりしており、なお且つ二塁打や三塁打を量産しているだけに、これを一つのきっかけにして来季飛躍して欲しいところです。 今年のフェニックスリーグは「この選手が圧倒的な打撃を残している」という太鼓判を押せる選手がおらず、例年と比べてちょっと寂しい感が否めない結果となりました。この中で選手を挙げるとすれば上本や美間の二人ではないでしょうか。上本は後少しで打撃開眼できそうですし、美間もここからの順調な成長に期待したいと思います。勿論、鈴木誠也も一軍で見事な打撃成績を残し、その勢いそのままにフェニックスリーグとU-21でも好成績を残しているだけに、期待したいところですね。送料無料 博多とんこつラーメン 大人気屋台 小金ちゃん 選べる福袋 みそとんこつ 醤油豚骨 熊...価格:1,499円(税込、送料込)
2014.11.16
コメント(0)
『今年は・・・』 それでは引き続きフェニックスリーグ野手成績を見ていきたいと思います。当初は二つのみに分けて掲載しようと思いましたが、どうも長くなりそうなので三部構成という形となってしまいました中ならば最初から上中下でやれば良かったですし。まずは2012年ドラフト1巡目で指名された高橋、春頃は本塁打を打ちまくって強打者として期待され、一時期一軍に昇格してスタメン出場も果たしたものの、それ以降は打撃不振で精彩を欠いてしまいました。このフェニックスリーグでは.243に留まりましたが、本塁打を放つなど長距離打者としての片鱗は見せる格好となりました。それでは打撃内容を見ていきますと、ミート力は6.166と高めですが、選球眼は.333と低めの成績に終わっています。実はこの傾向は二軍の成績でも同じで、ミート力は5.29と高卒2年目でまだまだ技術の荒い長距離打者にしては高めの数字ですが、選球眼は.309と低水準を記録している結果となっており、まるで岩本を右にしたような打者だと言って差し支えないと思われます。そう考えれば後半失速してしまった理由も頷けますね。岩本同様に波の激しいタイプということでしょうか。長打力があるのだから多少三振が増えても良いから打てるボールを待つようにして欲しいところですが・・・。 もう一人長距離打者としての片鱗を見せ始めているのが高橋と同じく2012年ドラフト5巡目で指名された美間、高橋とは違って後半から爆発して高橋と同じ11本塁打を記録しました。二軍でのミート力は5.17、選球眼は.2666とかなり低い水準を記録しています。フェニックスリーグでは.3846と後半戦の勢いそのままに打ちまくりました(本塁打も1本)。まず長打力を示すISOPは.231(二軍では.189)と.200を越えていてスラッガーとしての資質を十分に窺わせる数字を記録しています。次にミート力は4.33と5.00を若干下回る数字ではありますが、この選手は長打力が持ち味のスラッガータイプなので特別問題にはなりませんし、寧ろ思ったほど悪くないという印象です。選球眼は.6667と高め数字を記録していて改善傾向にあり、高橋以上に充実してきている印象です(二軍でも後半戦の身を抽出すればもしかすると高いのかも)。現状は既に高橋を追い抜いている印象で、来年は大いに注目してみたい若手選手の一人ではないでしょうか。ただ大きな問題としてあがってくるのが守備、主に三塁を守っていますが、三塁は堂林に加えて新井が復帰し、更に梵や木村、小窪、若手希望株では鈴木誠也(三塁遊撃を挑戦するとのこと)などかなりの激戦区となっています。なので来年は外野も守れるようになっておきたいところです。ただし、文句なしのスラッガーですし、打撃内容も着実な成長を遂げており、案外将来的にこの選手が三塁のレギュラーを掴むかも?しれません。 次に2011年のドラフト組で唯一一軍での出場がない土生、二軍では.339を記録して出塁率も.390と文句なしの巧打ぶりを見せつけました。フェニックスリーグでも.333を記録しているなど巧打ぶりは健在のようです。次にミート力は9.75、選球眼は.500と問題ない数字を記録しており、二軍ではそれぞれ8.00と.607と見事な水準を記録しています。随分前の課題だった非力な面もISOPで見てみると、二軍は.076、フェニックスリーグでは.103と僅かですが徐々に克服しつつあるのではないでしょうか。ただし、やはりこの手のタイプならば他にプラスアルファとなるものが欲しいですが現状特に何もないだけに、しかも飽和気味の外野手ということでやはり一軍からのお声は中々かかりづらい点は否めないかと思われます。しかし、今年課題であった『左の代打』としては十分に魅力的な選手で、代打中東よりは余程期待が持てるので代打専門として起用してみるのも面白いのではないでしょうか。足も盗塁を多く決めるタイプではないものの実はそこそこ速い選手とのことなので、個人的には岩本よりも使いやすいのではないかと思いますが。惜しむらくは内野手ではないということですが・・・足もそこそこ速いんですよね?、内野ならばユーティリティー性も持っているということで重宝されそうだったのですが・・・。 この中で一軍での可能性を感じさせるのは文句なしで土生でしょうか。現状でももう十分に力を持っている印象があるので、来年は起用してあげて欲しいところです。他に面白い選手としては美間、フェニックスリーグでは選球眼に改善しつつあるとのことなので、来年は更なる成長を期待したいところです。後、現状見ていて思ったのが外野手に人材が集まっているという点、レギュラーでも丸、ロサリオ、松山に加えて天谷や捕手兼任の中東も控えています。ここに新人の野間外野手に若手有望株の鈴木誠也も内野がしっくりこなければ外野移るでしょうし、堂林も外野を守れ、岩本や高橋など二軍で待機しています。球団はトレードなどでの投手補強を行うと発言していたので、もしかすると外野手の中から誰かがトレードされる可能性も大いにありそうです。
2014.11.15
コメント(0)
『誰が続く?』 それでは続いて野手の成績を振り返ってみたいと思います。実はフェニックスリーグで重要なのは投手成績よりもこの野手成績であり、このフェニックスリーグで良好な打撃内容を残した選手が翌年活躍する傾向が続いています。3年前は丸、一昨年は堂林、昨年は菊池、今年はようやく会沢私は打率がいくらなんでも低すぎると書きましたがが一軍での打撃開眼に成功していおり、4人連続で出ている結果となっています。それでは来年出てくる選手は誰なのか、ここでは若手選手に絞って見ていきたいと思います。 まずフェニックスリーグで3本塁打を記録した岩本、打率.347を記録して3本塁打と確かな長打力があるところは誰もが認めるところではあります(ISOP.265)が、岩本の長年の課題となっているのが選球眼の悪さにあります。このフェニックスリーグでもBB/Kは.333とあまり良い数字とは言えず、二軍での成績を見てみてもやはり選球眼が改善しているとは言えず、来年もこれまで通り波の激しい選手ということになりそうです。元々ミート力は高い選手で松山と同じような打撃内容でしたが、松山は今年選球眼に改善の兆しが見られており、一歩先を進まれてしまった印象ですね。 次に野間が入団したことで正念場となっている下水流、フェニックスリーグでは.314、1本塁打と結果を残しており、ISOPは.200を記録して二軍でもISOPは.175と高めの数字を記録しており、この選手も長打力はあります。しかし、この選手も岩本同様に選球眼が空っきし駄目で、フェニックスリーグでは何と四死球0、二軍でもBB/Kは.269と超低水準の数字を記録しています。また、岩本とは違ってミート力も低く、フェニックスリーグでは4.375、二軍では4.38とどちらも低水準を記録しています。打撃内容の改善がなければ一軍での活躍は厳しい感が否めないかと思われます。 三人目は打者転向して数年が経過して今年ようやく二軍で抜群の成績を残した中村憲、フェニックスリーグでは一転して打率.125と冴えませんでした。打撃内容を見ていくと、選球眼は.833と高い数字を記録しましたが、ミート力は4.00と低い結果となり、二軍ではミート力5.52、選球眼は.348と低い結果となっています。そろそろ結果を残さないといけない立場の選手ですが、長打力の面を見ても突出した物は感じられず(二軍のISOP.102、フェニックスリーグ.042)、現状ではまだまだ力不足の感は否めません。フェニックスリーグでは選球眼の改善が見受けられましたが、もう二段階成長しないと来年は立場が危ういような気致します。 次に2012年ドラフト3巡目で指名した上本、打撃に課題のある選手で二軍での打率は.243、フェニックスリーグでは.100とやはり低打率に喘いでいます。この選手の特徴は岩本や下水流と違って選球眼に長けており、ミート力もそれほど低くありません。現に二軍の成績はミート力が7.93、選球眼は1.214と非常に優れた打撃内容を記録し、フェニックスリーグでもミート力5.00と若干落としましたが、選球眼は1.500と優れています。では何故打てないのか?恐らくは非力な点が災いしているのかと思われます(二軍のISOP.063、フェニックスリーグは.000)。ミート力は悪くないだけに、まずはパワーをつけることとライナー性の打球を打つことを心掛けていった方が良いかもしれません。ただ個人的には9盗塁を決めていて失敗はないなど盗塁能力があり、守備でも一軍で守備要員として昇格させてもらえる力があるので、打撃さえ向上すれば一気に伸びそうな可能性を感じさせるので、今取り上げている選手の中では最も面白い選手かもしれず、少し注目していきたいと思います。 本日最後はこちらも正念場の庄司、二軍での成績は芳しくありませんでしたがフェニックスリーグでは.368と結果を残しました。打撃内容はミート力が6.33、選球眼は1.33と良好な数字を記録し、ISOPも.158とまずまずの成績を残しています。しかし、肝心の打数は僅か19しかないので長打力に関しては分からず、安打の内訳を見てみると二塁打と三塁打それぞれ1本ずつに留まり、三塁打でなく二塁打だったとしたら簡単に大きく数字が乱降下していまいます。現に二軍では.054とやはり長打力にはあまり長けた所はなく、寧ろ非力の感が残ります。それでも打撃内容は11.94、.941とフェニックスリーグ同様に高い数字を記録しており、打撃に関しては上本同様に優れているのでこの選手もパワーをつけたいところです。 この5人の中で一番期待できそうなのが上本、俊足好守な面は二軍での記録や一軍での起用のされ方を見ていると充分伝わってくるだけに、打撃さえ向上すれば一気に常時一軍を任せられる人材になり得るかもしれません。現状二遊間のレギュラーは菊池と田中と固まりつつあり、ここからレギュラーを掴むにはもう厳しいかもしれませんが、個人的には上記の通りポスト木村や小窪といったスーパーサブ選手として台頭してきて欲しいところです。岩本はこれまでとあまり変わっておらず、現状では調子の良い時を見極めて起用していくしかなさそうで、扱いの難しい選手となりそうですね。下水流は強肩強打でポテンシャルは高いのですが、現状は打撃内容は冴えないので厳しいでしょうか。ただポテンシャルはあるので打撃指導で何とか開眼して欲しいところです。 しかし、下水流以上に厳しい感が否めないのは中村憲と庄司の二人です。中村憲はまだまだ打撃内容で課題が見受けられ、その一方で長打力に長けているとか俊足であるといったポテンシャルもなく、現状の立場はかなり厳しいように思います。庄司は打撃内容こそしっかりしてはいますが、上本同様に非力の感が否めず、走塁の面では俊足ではない上に現場で庄司選手を見ていた方の意見などを見ていくと寧ろ足が遅いように見受けられるなど守備範囲が重要なファクターとなる二遊間を守る選手としては少し致命的な部分があり、現に今年は三塁手としての出場が増えています。しかし、三塁手にしては長打力不足な面もあり、堅実な守備かと言われると昨年66試合に出場して14個を記録しているなどそうでもない印象で、現状一軍に昇格させてみたいと思わせる要素が何もないので一軍から声がかからない理由も正直頷けます。二人とも高校時代は投手を務めていた選手で、中村憲は投手として指名されて数年後に野手転向、庄司は元から野手として入りましたが、個人的にこの二人は投手を続けていた方が良かったのでは?と思います。確かに中村憲は故障がちでしたが、故障明けの久々となる実戦登板でいきなり高校時代の最速を上回る142キロ(高校時代は最速140キロ)をマークするなど投手としての可能性の方が大きい印象で、投球内容も比較的良かった記憶があり、個人的に密かに期待していた投手で、野手転向にはがっかりした記憶があります。庄司は高校時代は投手として140キロ後半を記録し、縦スライダーやカーブなどを駆使して高校3年の予選大会では見事な投球をしている動画が残っています。それに庄司は元々投手志望だったそうなので、正念場な立場なだけに本人が望むのならば一か八か投手に転向してみてはどうでしょうか。赤字企画のためお1人様1回限りでお願いします! 送料無料!なんと!1,580円(税別)です!スーパ...価格:1,706円(税込、送料込)
2014.11.14
コメント(0)
『飯田哲矢』 それでは引き続き、ドラフト6巡目で指名された飯田哲也投手について見ていきたいと思います。※情報源はスポーツ新聞の記事やドラフトレポートさんなどドラフトサイトに加え、今回はJR東日本野球部様のサイトから引用しています+自身での観戦記録。 飯田投手はJR東日本に在籍している23歳の左腕投手です。触れ込みでは最速145キロの直球と落差あるカーブ、スライダー、日刊スポーツのドラフト指名選手一覧ではカットボールが武器とのことで何やら情報がバラバラなところが気にかかりますが・・・。しかし、以前の私の『ドラフトに対する雑感』を読んで下さった皆様はピンと来られた方がいるかもしれません。その時の記事を一応掲載しておこうと思います。http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201410210000/ そう、お金の無駄だから辞めた方が良いとさせていだいた『下位で社会人選手指名枠』、この時は深くは掘り下げませんでした過去に何回もしていますからね^^;が、具体的に言えば『広島だけが即戦力として評価している選手』に正にドンピシャの選手なのです。過去にこの枠で指名された選手として名前が挙がるのは筒井、尾形、仁部、田中、中東、川口、金丸、西原らの名前が挙がりますが、この中で戦力になっているのはかろうじて尾形と中東の二人であり、投手に至っては誰一人全く活躍することができず、今年入団してきた西原以外の投手全員が2、3年程で戦力外通告を受けるという惨憺な結果となっています。※ちなみに青木高広も大学社会人4巡目での指名でしたが、青木の場合は他球団も指名リストに挙がっていた名の通った選手であり、当時ブラウン監督も「青木がまさかこの順位で残っているとは思わなかった。獲れたので101点だ」と言っていましたね。ですので今回の枠からは除外させていただきました。 そんな飯田投手ですが、今回はJR東日本野球部様のサイトで試合結果が掲載されており、詳細な成績が分かりましたので一つずつ集計することができました。まず奪三振率ですが、6.71と三振を奪うタイプの投手ではないことが分かる・・・と思うところですが、9月17日の都市対抗以降では20.2回を投げて23奪三振を奪うなど三振の取れる投手へと変貌を遂げつつあるところは非常に大きいのではないでしょうか。次に与四死球率ですが、こちらは2.24と非常に良い数字を記録しており、どうやら制球力に長けたタイプであるということが分かります。それでは活躍することができるのか見てみますと、まずドラフト指名選手を評価する上で用いているのはK/BB、その飯田投手のK/BBは現在のところ3.00と私が勝手に定めた社会人基準3.50をやや下回る結果となっています。ならば即戦力にはなれないのか?と感じられる方もおられるかと思われますが、社会人投手の場合は3.50を若干下回る数字を記録していたとしても中継ぎ投手としてならば一定の戦力になるケースがあり得ます。横浜の大原や日本ハムの森内辺りがそれに該当し、二人ともセットアッパーやクローザーなど素晴らしい成績を残したという程ではありませんが、中継ぎ投手としてそれなり戦力になっていますただし、昨年Bをつけさせていただいた投手らはやや微妙な結果でしたが。ただ森内は違反球の時代で防御率4.01と正直通用したかと言えば微妙な数字であり、それ以降は戦力になれているとは言えません。逆に大原の方は中継ぎ投手として戦力になっており、その大原が特徴としている点として挙がるのはゴロを打たせる投手だということです。つまり飯田投手がそれなりに戦力になるには『ゴロを打たせることができるのか』ということが一つの大きな焦点となってきます。 実は飯田投手、現在行われている社会人野球日本選手権大会の11月2日のJR九州戦の観戦朝9時試合開始は早すぎる・・・に行ってきて、実際飯田投手を生で見ることができました。この日は先発関谷投手が大乱調で2回途中から登板、6.1回を投げて5安打8奪三振1四球無失点とこの日登板した投手の中で最も素晴らしい結果を残しました。ただ球速は最速137キロ(一回だけ141キロを計測しましたが、それ以外に140キロ越えはせず)で、アベレージは130キロ台前半(大体131~135キロ辺りの球速帯)と触れ込みの145キロを計測するようには見えず、あまりスピードの出るタイプではなさそうです最近の京セラドームは結構スピードガンが厳しい面もありますが。投げていた球種としてはスライダーやカットボール(120キロ台後半の球で若干曲がったボールがありました)、チェンジアップ、カーブと一通りの球種を持った左腕投手で、特にチェンジアップが一番良い球だったという印象で上記とは違うまた新説ですが、フォームは比較的オーソドックスなタイプでした。また、日刊スポーツに掲載されていた触れ込み通り非常にテンポの良い投球でした。肝心の気になるbatted ballはこの日の集計では6:6:1(内F3)とどうやらゴロを打たせるタイプの投手ではなく、その試合以外でのbatted ball集計でも16:14で内F3とこちらもアウトのみのゴロとフライ集計にしてはあまり大きな差がなく、この日の投球を見る限りではキレや球威で押し込むFB投手のようです。しかし、このタイプにしてはあまりにもスピード不足ですし、フォームも球の出所か見難いとか変則フォームというわけではなく、本当にオーソドックスなフォームをしていました。また、JR九州の中野捕手にはあと少しで本塁打というフェンス直撃の二塁打を浴びており、他にも鋭い当たりを打たれてピンチを作っていました(三塁封殺で事なきを得ましたが)。また、さすがに疲労の色が隠せなくなったとはいえ、トヨタ自動車戦では2本の二塁打を打たれるなどやはり球威のない日だと不安定な感が否めず、社会人レベルでならばそれでも抑えられるかもしれませんが、プロレベルとなると現状ではちょっと苦しいのではないかなと個人的に感じました。 結論ですが、バリバリの即戦力として期待するのはちょっと厳しいかなという面があります。しかし、この投手の良いところは制球力が長けているという点にあります。これまで指名してきた左腕投手は青木以外は制球難の投手で非常に使いづらく、成長も制球難によって妨げられてしまい、逆にスピードを失ってしまう投手が大半でしたが、飯田投手の場合は制球力が良く、しかもまだ体自体も細かった私は筋トレが趣味ですが、私よりも細いのだから尚更のでまだまだ鍛えていけば面白いのではないかと思いました。今までの無名社会人枠の投手は実際の触れ込みとは全く違ってスピードも球威もありませんでしたし、皆揃って制球力も芳しくないという最早どうしようもない投手ばかりでしたが、飯田投手の場合はこの制球力に長けている面があるところは一つの強みです(特に左投手で制球力が良いというのならば尚更です)。試合観戦での印象としてはチェンジアップが非常に有効な球でこの日は投球回数を上回る8奪三振を記録し、次のヤマハ戦でも3.2回を投げて5奪三振を記録するなど三振の取れる投手になろうとしていることもあり、今までの投手とは違ってまだまだ伸びる余地や可能性を感じさせます。ですのでプロに入って最先端のトレーニングを積み、課題のスピード不足を解消していけば数年後に戦力になり得る可能性はあるのではないでしょうか。社会人出身選手ではありますが、将来性に期待したい左腕投手ではないかと思います。個人的にも今年の無名社会人枠は一味違うな印象があります。選手評価:C(スピード不足を解消して飛躍を)【楽天ブックスならいつでも送料無料】そらそうよ 〜勝つ理由負ける理由 [ 岡田彰布 ]価格:1,404円(税込、送料込)
2014.11.13
コメント(0)
『前田健太登板、菊池も出場』 本字は侍ジャパンとMLBオールスター名ばかりですかねの試合が行われ、2-0で侍ジャパンが勝利しました。先発は前田健太、MLB打者相手にヒットを2本に留めて5回を投げて無失点と好投を見せました。ただし、投球内容を見ていくと三振は2つしか奪えず、カノには初対戦にも拘わらず低めのストライクゾーンからボールゾーンへと落ちていく良いコースに決めた縦の変化球のチェンジアップを2球共いとも簡単に見極められていたところが象徴的でした。batted ballは6:4:3(内F2)とやはりダルビッシュや田中将大らと同じように日本ではゴロを打たせられていた投手でもMLB相手だとゴロを打たせることが難しくなることを痛感させられるだけに、MLBで通用する為には球威が重要と言うことになりそうです。ただし、今年の前田健太はゴロを打たせる比率が若干下がっているところが気にはなりますが・・・。しかし、ダルビッシュや田中らと違って縦の変化が優れていない為に中々三振を奪えないところが前田健太の最大のネックとなっており、今日は初物だったということもあって内野フライを2つ取るなど打ち取れてこそいましたが、投球結果とは裏腹に投球内容を見る限りではやはり現状ではMLBに行って通用するかと言われると少し厳しいように思います。同じ広島時代から三振を取るタイプではなかった黒田のようにシンカーなどを習得してGB投手となるか田中のようにスプリットをマスターするかといった対策が必要となりそうです。 また、野手では菊池が先発出場して二塁打や2四球を選び、守備でも一二塁間の深い打球に追い付いて処理をお来ぬなど攻守にわたって活躍を見せました。個人的には2四球を選んだことが一番の収穫といえそうで、今年の菊池で唯一物足りなかったと言える点が、高打率を記録した割に出塁率が低いという点でした。もう少し四球を選べる選球眼さえ持ち合わせれば文句なしのトップバッターを任せられる選手だと思いますので、この機会に選球眼を養ってほしいところです。秋季限定セット新登場!お好きな3種類のセットがどれでも1980円(税別)!送料無料!【送料無料】...価格:2,138円(税込、送料込)
2014.11.12
コメント(0)
『白熱の2試合』 11月2日、ある投手目的に日曜日にもかかわらず朝早く起きて第一試合の「JR東日本vsJR九州」を観戦する為に京セラドームへと赴きました。今回はある投手以外の選手をスカウト気取りで振り返ってみたいと思います。 まずJR東日本の先発は関谷投手、いきなり先頭打者を失策で歩かせて一死満塁のピンチを作りましたが2者連続三振を奪ってピンチを凌ぎますが、2回に四球と4本の安打を浴びてKOという形で降板しました。最速は142キロでスライダー、カーブ、フォークと一通りの変化球を使っていましたが、この日は制球の面で荒れてしまってフォークもワンバウンドが多く、フルカウントまでもつれることが多々ありました。結局カーブも決まらなかったので直球とスライダーのみの投球なり、苦しい投球を強いられました。後で調べてみましたが、どうやら来年のドラフト候補選手とのことで上位指名の可能性も大いにある投手とのことでしたが、正直この日の投球は上位指名を感じさせる投球ではありませんでした。ただし、batted ballは5:0:1とゴロを打たせる投球で、安打も1本以外は全て野手の間を抜ける打球だったので、制球さえ定まれば安定した投球ができる投手なのかなという印象を受けました。ただスピード不足で制球が定まらないだけに、現状では「スピードのない福井」といった感じで、上位指名だと思わせる程のインパクトは正直持てませんでした。 JR九州の先発は左腕の井上投手、130キロ後半を計測していましたが制球が定まらずにワイルドピッチやタイムリーを許して一死しか奪えずに降板、ただ体はまだ細い投手でまだまだ将来性に期待でしょうか年齢は分かりませんが。二番手として登板したのは同じく左腕の福投手、井上投手と同じく130キロ後半の直球で最速は140キロを越えましたが、違う点は井上投手は綺麗なフォームをしていましたが、こちらは欧米人のようなフォームで、井上投手同様にこちらも制球は定まらずにあわや押し出しというピンチでしたが、何とか併殺打に仕留めて無失点に抑えました。しかし、直球しか入らないので狙い打たれてしまい、2回は先頭打者に二塁打を浴び、更にヒットを許して無死一三塁とすると、犠飛を許してこちらもあっさりと降板してしまいました。確かに左腕投手は貴重ではありますが、ここまで制球力が悪いとプロのスカウトの眼には留まらないでしょうか実際どうなのかは分かりません。 2回途中からから早くも三番手として菊池投手が登板、どうやらこの菊池投手は今年ドラフト候補として挙がった投手ですが残念ながら指名漏れした投手とのことです。最速は144キロでスライダー、カーブ、フォークとこちらも一通りの変化球を持ち合わせた投球で、確かにこの試合で投げた投手(お目当ての投手以外の)の中では一番まとまった投球でした。しかし、三振を奪えるような投球でもない上にゴロを打たせる投球でもなくFB投手の球威タイプですが、岩澤選手にはフェンス直撃の完璧な二塁打を許し、更に9回には打った瞬間入ったと確信させる一発を打たれるなど肝心の球威面が優れているようには見えず、決め手に欠けるところが指名漏れの原因ではないかな感じました。現状では仮に広島の投手で例えるとすれば一二軍を行き来している今井に近く、その今井より数段落ちる感があるかなと思います。なので力はあると思いますが、社会人出身でそういった段階の投手ならば将来性のある高卒や大卒投手らを指名した方が良いので、確かに指名漏れでもおかしくはないのかなと思いました。制球は特別悪いといった程ではなかったので縦の変化球で空振りを奪えるようになれれば面白くなってくるのかなと感じました。 JR東日本は三番手としてサイドハンドの東篠投手が登板、サイドハンドながら最速145キロを何度も計測するなど一番速い球を投げていました。ただし、左打者には苦もなく打ち返されており、特に9回は左打者に簡単に安打を許し、しかもそれがライナー性の打球で完璧に野手の間を抜ける二塁打を許していました。ドラフトに掛かるならば左打者対策をしていく必要があるのではないかなと思いました。ただ阪神から指名された守屋投手も左打者に簡単に打ち返されていただけに、素材に期待して指名する可能性もあるのかも?しれません。 野手で目立っていたのがJR東日本の影山外野手(左打者)、9回には菊池投手から打った瞬間入ったと思わせる2ラン本塁打を放ち、更に足も速い上に守備では三塁送球で封殺してお目当ての投手のピンチを摘むなど攻守にわたって大活躍を見せました。俊足巧打の外野手は毎年結構いると言われていますが、この選手ももしかしたらドラフト候補?なのでしょうか。後、岩澤外野手(右打者)も2本の二塁打を打ちました。それも追い込まれながらも粘った末に二塁打を打つなど打撃は頭一つ抜けていたように思います。 試合は序盤からお互いの投手の制球の乱れなどもあって点の取り合いという波乱の展開にせっかく学生野球の方が参考の為に何チームか来ていたんですがなりました。しかし、JR東日本はお目当ての投手が、JR九州は菊池投手が登板して以降は締まった展開となり、4回~7回まではお互い無得点となります。しかし、JR東日本は影山外野手の2ラン本塁打で突き放しに成功、これで試合は決まったかと思われましたが、9回にJR九州は代打集選手のヒットや死球などでチャンスを広げ、代打岩切選手のタイムリー二塁打で一気に1点差まで詰め寄りましたが、最後は遊撃ゴロで試合は7-6でJR東日本の勝利で終了、序盤は点の取り合い、中盤は凌ぎ合い、そして再びお互い点を取り合うなど非常に面白い展開となりました。次回は新人選手紹介を再開したいと思います。鶏だしにかつおと昆布の風味を加え、生姜ですっきりと仕上げました。豆腐と水を加えて煮込むだ...価格:1,940円(税込、送料別)
2014.11.12
コメント(0)
『新井獲得を発表』 本日、広島は阪神を自由契約となった新井貴浩内野手との入団合意を発表、まさか本当に新井選手が復帰するとは思いませんでした。正直ファンの皆様の間では賛否両論あるかもしれませんが、個人的には大歓迎です。個人的な意見としてはこのようないざこざができてしまうのであればいっそのことMLB同様に自動的にFAとなるシステムに移行しては如何でしょうか?勿論獲得したFA選手によってはドラフト一巡目の指名権(MLBでは選手の獲得によっては一巡目だけでなく、二巡目の指名権をも譲渡しなければならないこともあります)を譲渡し、失った側に各球団が一巡目指名を終えた直後に指名する特別指名権を与えるとかいった補填などもきちんと敷くことが必要ですが。他にはマイナーオプション制度なども作り、アクティヴロースター枠から外れたということでDFAとなるという形のFAも取り入れやルール5ドラフトなどの制度も作れば飼い殺しといった球界の発展の妨げも和らげることができそうですが・・・。 話を戻して新井選手ですが、今年は代打に甘んじてしまいましたが昨年まではレギュラー選手として試合に出場しており、OPSは.754とまずまずの成績を残しているので実力は申し分ないと思うので、レギュラーや代打としても十二分に起用できるのではないかと思われます。特に一塁手はエルドレッドとグスマンが務めることと思われますが、正直申し上げて元々エルドレッドはそんなに打てる選手とは思えず、完全に出来過ぎのシーズンだったことに加え、エルドレッドの打撃指導を行っていたのが今年で監督を退任したケニーこと野村謙二郎氏だったということもあり、来年からはその野村謙二郎氏がいなくなるのですから期待薄といった感が否めません。新外国人選手のグスマンはここ数年かなり荒い打撃へと移行しており、コース別のデータ表では外角低めのボール球をよく振っている傾向があり、近年のミート力や選球眼の悪化を見ると活躍できるかどうかは個人的に微妙な感が否めず、正直申し上げて現時点でも新井は一塁手のレギュラー筆頭候補だと思います。勿論、競争なので特別扱いはせず、実力でレギュラーを勝ち取って欲しいですね。 『ヤングがGM補佐就任』 Mr.TEXことマイケル・ヤング氏がGM補佐に就任することが決定しました。できればTEXでキャリアを終えて欲しいなと思っていましたが、追い出される形でチームを離れてしまい、個人的には非常に心残りでしたが、嬉しい限りです。TEXの為にもう一度力を尽くしてほしいですね。9つの色×デザイン+クリスマスSPから選べる♪豊富なカラー!/文字変更可 花 ギフト 誕生日 アレ...価格:3,500円(税込、送料別)「蓬莱本館」の商品をはじめて購入される方におすすめのセット。当店の味をお楽しみください【...価格:2,980円(税込、送料込)
2014.11.11
コメント(0)
『佐藤祥万を獲得』 広島が戦力外通告を受けた選手の中から複数の投手をリストアップし、最終的に左腕投手である佐藤祥万の獲得を発表しました。 佐藤は日本ハムより横浜に在籍していたイメージの方が強く、いつの間にやらトレードされていたようですね。調べてみたところ、一軍での最速は146キロを計測しており、9日に行われたトライアウトでは最速142キロを記録しているなど故障して劣化したというわけではなさそうです。持ち球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、シュートと多彩な球種を持っています。また、左腕投手ということなので慢性的な左腕不足に喘いでいたにもかかわらず更に左腕投手を三人も解雇してしまったチーム事情もあるだけに、左腕投手の補強を考えていたのかもしれません。しかしながら問題なのは戦力になれるのかどうかであって右か左かを拘るべきではないように思います。その観点から二軍成績などを見ていきたいと思います。 佐藤は横浜時代は僅かながら一軍登板を果たしていましたが、今年は一軍での登板はゼロに終わり、二軍暮らしだったようです。二軍では35試合に登板して防御率は2.43と結果自体は残してはいるものの、問題となるのはその内容にあるのは一目瞭然、29.2回を投げて20四死球、暴投は3つを記録するなど明らかな制球難です。横浜時代の一軍登板でも過去3年間通算で18.1回を投げて四死球が何と11を数えており、果たして戦力になるのかどうか甚だ疑問符が付きます。実は私自身も戦力外選手についての記事を掲載させていただいたこともあり、一通り戦力外選手らの成績を調べさせたのでこの選手の成績も調べさせていただき、制球難だったということもあって個人的に獲得して欲しい選手の名前に挙げませんでした。 個人的には補強というよりは『左腕投手の補充』のような位置づけという印象で、戦力になるかどうかと言われると微妙だと言わざるを得ず、イメージとしては岩見が一人増えたと思って良いでしょうか。ただ岩見同様に制球難さえ改善すれば面白いという投手で、2012年の与四死球率は2.60、2011年は3.44とまずまず良かったシーズンもあるだけに、できれば育成枠で獲って四国独立リーグへ派遣してそちらの指導者に委ねるという方法なら制球力を立て直して大成するかもと思ったのですが・・・、果たして佐藤を広島の手で大成することができるのでしょうか中村恭平や岩見の制球難も何年経っても改善しないのに?やはり個人的には江尻か八木が一番欲しかったのですが・・・。とはいえ、佐藤にとっては本当にこれがラストチャンスだと思いますし、左腕不足のチームに入ったことは本人取ってもプラスのはず、何とか奮起して戦力になれるように頑張ってほしいところです。かつおとこんぶの旨みを効かせた、しょうゆ仕立ての鍋スープです。もつ・野菜等お好みの材料を...価格:3,460円(税込、送料込)
2014.11.10
コメント(0)
『新たなリリーバーが名乗り』 それでは引き続きフェニックスリーグ投手成績を見ていきたいと思います。まずは久本が抜けたことで左のリリーフとして期待がかかる岩見、7試合に登板して8回を投げて自責点は1で防御率1.13と結果は良かったものの、課題となる与四球は4つと相変わらず制球難に苦しんでいます。分かり得る範囲では内野フライを4つも奪い、打たれた4本の安打にしてもそのうち2本は内野安打、奪った三振も7つを数えるなど制球さえ良くなればという投手なのですが・・・。 次に今年一軍登板なしに終わってしまった中村恭平、2試合に先発して10回を投げて自責点2で防御率1.80とこちらも結果を残しました。特に大きいのは課題の制球面、2試合で2四死球に留めるなど改善の傾向が徐々に見え始めている点は大きな一歩ではないかと思われます。三振は僅か3つに留まっていますが、元々三振を取るタイプではないので気にする必要はなさそうですが、その一方でスピード面では最速143キロに留まるなど小さくまとまってしまう危険性も見え始めており、これが一軍相手となるとどうなるのか気になるところです。 次に中崎と同じくセットアッパーとして活躍した戸田、僅か2試合のリリーフ登板ではありますが2回投げて2奪三振無失点と好投しました。ただし、打球はフライアウト3、ライナーアウトが1とやはり基本的にはFB投手なので球威がカギを握るタイプとなりそうです。フェニックスリーグでは2回2奪三振と三振を奪えていますが、この手のタイプならば三振を取れるタイプになって欲しいところです。 今回行われたフェニックスリーグで最も結果と内容共に素晴らしかったのは今季リリーフ投手としての目処が立ちつつある小野、6試合に登板して7回を投げて4安打に抑えて無失点に抑えました。また、投球内容で目を見張るのが無四球であるという点、昨年のフェニックスリーグでも制球に改善傾向が見られ、そして今年のシーズンでは与四死球率が3.375と制球力向上がはっきりと見て取れており、今年のフェニックスリーグで更に磨きがかかった印象です。また、三振を取るタイプではありませんが7奪三振を記録して奪三振率9.00を残しているなどフェニックスリーグでは三振も取れていました。元々スピードもあるタイプですし、今年は横変化を駆使して台頭してきましたが、ここで更に一段階引き上げてセットアッパー争いに名乗りを上げて欲しいところです。 育成2年目で四国独立リーグへ派遣されて戻ってきた辻もフェニックスリーグで4試合に登板、15回を投げて自責点6で防御率3.60とまずまずの結果を残しました。与四死球率は3.00とまずまず良いですが、奪った三振は僅か4つのみ、独立リーグでも57.2回を投げて31なので三振を取るタイプではなさそうですね。それでも最速146キロを計測するなど力強くなって帰ってきた印象があります。元々育成ドラフト出身なのでまだまだこれからの存在、この投手も比較的まとまったタイプの投手とのことなので慌てずじっくりと育って欲しいところです。それにしても持ち球がスライダー、カットボール、シュート、スプリットとは欧米スタイルですね。 また、ドラフト5巡目で指名された高卒ルーキーの中村祐太が2試合に先発として登板しました。結果は11回を投げて自責点は3で防御率2.45と好成績を残し、投球内容でも10奪三振2四球と奪三振率と与四死球率共に良い数字を記録しており、非凡なところを見せました。batted ball1でも分かり得る範囲ではゴロも打たせており、来年に期待を抱かせるところを見せました。ただし、打たれた安打10本のうち3本が二塁打で、スピードも最速141キロとまだまだひ弱なところがあるところを見せています。過去に指名された同じ高卒投手の中崎や戸田に比べて体作りの面で少々遅れを取ってしまった感のある中村ですが、僅か2試合の登板ですが、元々故障さえなければ上位指名確実だった投手だっただけあって魅力ある投球を見せてくれました。 やはりこの中で期待がかかるのは小野、今年は主にビハインドの展開や代役先発を務めるなどスイングマンのような役割でしたが、来季は信頼を更に高めてセットアッパー争いに名乗りを上げて欲しいところです。個人的には辻や中村祐ら高卒投手二人が登板して着実に成長を遂げつつあるというところが一番嬉しく感じました。来季はまず二軍で登板機会を重ねて数年後に一軍へと昇格してきて欲しいところです。ちなみに二人を映像で拝見させていただきましたが、まだまだ体が細い(特に辻は上半身がかなり華奢)だけに、このオフにウェイトトレーニングを積んで大きくしていきたいところです。とんこつラーメン 熊本ラーメン おしろツアーズ ラーメン とんこつ 人気店 名店 お取り寄せ 熊...価格:1,620円(税込、送料別)
2014.11.09
コメント(0)
『セットアッパー一本立ちか』 それでは今回は恒例のフェニックスリーグ投手成績を試合結果を見て集計仕事が忙しくて二日もかかりましたし終わったので、まずは右投手達を挙げていきたいと思います。ただし、以前も付け加えさせていただいたと思いますが、野手成績と違ってフェニックスリーグの投手成績は来シーズンに繋がるわけではないことが大きいことが挙げられます。その理由は個人的な推測ではありますが、投手は野手と違って登板機会が分散されてしまっており、サンプル数が少ないからではないかと思っています。なので今回もあくまでも参考程度に見ていただければと思います。 まず来季主戦力として期待のかかる九里ですが、奪三振率は4.50、与四死球率は4.00と共に芳しい成績ではなく、更に球威面でも分かり得る範囲では二塁打1本に加え、3本塁打を浴びるなど防御率2.50とは裏腹にかなり不安定な投球内容となりました。実はシーズンでも奪三振率、与四死球率共に芳しくない上に被ISOPも.162と高めの数字を記録して球威に課題を残しているなど同様の傾向が見て取れており、このフェニックスリーグでも同様の投球内容となるなど少しがっかりさせられる内容となりました。それでも一年目は一定の戦力となるなど大瀬良以上の収穫ではありましたが、来季は相手も研究してくるだけにレベルアップして欲しいところです。 次にもう一人主戦力として復活の期待がかかる今村、こちらも二塁打(2本)や三塁打(1本)を浴びるなどで投球回数(14回)を上回る被安打数(17安打)を記録、与四死球率も3.86とこれもまたシーズン同様の投球内容でしたが、奪三振数は13と今年低めだった奪三振率が改善されました(防御率3.86)。ただ現状では簡単に打たれてしまっており、まだまだ立て直しが必要な段階ではないでしょうか。 次に先発投手として期待のかかる福井、僅か2試合の登板ですが11回投げて13奪三振と奪三振率が非常に高く、与四死球数は4と良好な数字を記録しています(防御率3.27)。その一方で2発の本塁打を打たれるなどシーズンでは良好だった被ISOP(.073)ですが、フェニックスリーグでは長打を打たれているのが気掛かりです。元々福井はスピードの割に球威のないタイプで、今年はゴロを打たせる投球によって長打が抑制され、今年の復活へと繋がりましたが、もしかすると元のスタイルに戻ってしまった可能性があります。ただし、シーズン中で見せていたゴロを打たせる投球とフェニックスリーグで見せた奪三振率、与四死球率が組み合わされば非常に楽しみな投手となりそうです。 また、今年は一軍での登板が少なかった今井は4試合に登板して8回を投げて防御率2.25、11奪三振と今シーズン見せていた三振を取る投球スタイルをここでも維持しています。これまでの奪三振率はそれほど特筆したものではありませんでしたが、今年に関しては投球回数を上回る奪三振数を記録しています。ただし、与四死球率は年を重ねるごとに悪化しており、今シーズンは6.35と大幅に悪化し、フェニックスリーグでも5四死球を出すなど与四死球率は5.625とここでも悪い数字を記録しています。また、このスタイルにしては球威面やスピードの面が課題として残っており、この投球スタイルを貫くのならばもっと全体的にパワーアップする必要があるのではないでしょうか。 今季終盤にセットアッパーを務めた中崎はフォークを投げだしたこともあって5回を投げて7奪三振と課題だった奪三振率がここに来て急上昇してきました。常々「直球とスライダーだけでは抑えられないので縦の変化球を身につけるべき」と指摘させていただきましたが、この秋にフォークを習得して改善してきました。四死球の面では5回を投げて1四球とサンプルは少ないですがこちらも改善気味なので、来季はセットアッパーとして一本立ちして欲しいところです。 今年は開幕一軍に名を連ねながら結果を残せなかった社会人出身のドラフト4巡目ルーキーの西原ですが、5試合に登板して6回を投げて自責点は0で防御率が0.00と一件結果を残したように見えます。しかし実際の投球内容を見てみると、打たれた安打3本のうち二塁打1本、本塁打1本を許すなど完全に球威の面で問題があり、与四死球率は5四死球を出すなど7.50と全く冴えない数字を残しています。それでも奪三振数は6と投球回数と同じで、分かり得る範囲でのbatted ballはGOが6、FOが1、内Fが2つを記録してゴロを打たせており、良い面もあるので何とかきっかけを掴んで欲しいところです。 今回は前半の6名の成績を振り返りました。ファンの期待が高い九里や今村らがあまり芳しい成績は上げられず、逆にやや影の薄い感のある小野が好成績好内容を記録しているという結果となりました。中崎は課題である縦変化の球種を身につけ、来季こそは頼れるセットアッパーとしてリリーフ陣の柱として君臨して欲しいところです。後半はまだ取り上げていない投手達を見ていきたいと思います。※バリントンと一岡、篠田、野村らはそれぞれ退団、僅か1試合のみの登板なので割愛させていただきます。(ごごたま gogotama TV埼玉 沖縄 お土産 豚角煮 国産 豚の角煮 ラフティ らふてぃ)プレミアム山...価格:2,480円(税込、送料別)
2014.11.08
コメント(0)
『獲得すべきはリリーフ投手』 NPBが9日に行われる合同トライアウトに参加する選手を発表し、第二次戦力外通告期間の日程も終わりを迎え、各球団の退団者が出揃いました。その中にはまだまだ力を発揮できる選手も多数おり、特に今年はドラフトで即戦力投手を指名することができなかっただけに、ここでリリーフ投手を必ず押さえて欲しいところです。 まず第一候補として挙がるのがソフトバンクを戦力外になった江尻、横浜時代はセットアッパーとして活躍していた実績あるサイド気味から投げる速球派投手で、今年は一軍での登板は少ししかありませんでしたが、最速148キロを計測するなどまだまだスピードは十分であり、二軍では39試合に登板し、39.2回を投げて47奪三振を記録して四球は5個を数えるのみで防御率は1点台と圧巻の投球を見せています。充分に力がある投手で、広島ならばセットアッパーをも担える力がありそうなので、是非とも獲得して欲しいところです。 続いてはオリックスを戦力外通告となった八木、こちらも二軍では二軍では良好な投球内容を示しており、何より四死球率が2.35と制球力が良いと言う点は好印象で、元々新人王を受賞するなど実績充分で力のある投手なだけに、左腕不足な広島にとっては良い買い物となりそうです。 三人目は東野、ちょっと意外に思われる方もおられるかもしれません。巨人からトレードされたものの活躍できず、今年は二軍での成績も全く奮わなかったので戦力外はやむなしとの判断は頷ける点です。しかし、この投手は出だしの頃は元々140キロ後半を記録していた速球派投手で、いつの間にかスピードがみるみるうちに衰えていきました。なので、フォームを修正すれば、もしかするとオリックスを引退した平井のようにスピードが戻るかもしれないとの期待込みで挙げさせていただきました。丁度、現在の投手コーチは動作解析担当だった畝投手コーチなだけに面白いかもしれません。また、岡島は年俸が高騰しそうな気配があり、獲得は難しいかもしれません。 今年は他にも実績充分の投手が戦力外を受けており、一人は獲得して欲しいところです。リリーフ不足を解消して戦力の底上げを図っていきたいところですね。6秒に1本!586万本売れた大人気スイーツ!レビュー1万件突破♪幸せの黄色いカステラ1号【10切れ...価格:1,111円(税込、送料込)
2014.11.05
コメント(1)
『本当に守備を見ていると言い切れるか?』 前回、MLBに守備や走塁をより細かく映像で解析して数値化できることが可能になった新システムである『スタットキャストシステム』を採用することが判明したという情報を載せさせていただきました。これにより最初の一歩目が~秒や走塁面での加速スピードなどが既にきっちりと判明しており、MLBの分析や発展にはただ驚くばかりですね。 さて、今回は守備に関することについて私見を述べさせていただきたいと思います。MLBとは違って日本では守備指標というものはあまり用いられず、あくまでも主観的な評価で守備の良し悪しを論じる傾向が強いように思います。例えば最近の記事では松山が緒方監督に叱責を受けた際、「グラブでは銭を稼げん」と発言しており、ファンの方もその言葉には同調されている方が非常に多くおられました。しかし、松山のUZRを見てみると、今年に関しては現在不明で手元に資料がないので分かりません(今年は膝を故障したので守備範囲は狭くなっているはず)が、昨年の松山のUZRは何と+2.2と寧ろ守備でも貢献できる選手であるという評価が下されており、世間一般の評価と客観的評価が食い違っています。恐らくファンの殆どの方が「松山がプラスとかそんなわけがない」と思われる方もおられるかもしれません個人的にもちょっと信じられませんでしたがが、しかし実際良く考えてみると「そんなわけがないと言い切れる根拠は何か?」という思いが頭をよぎりました。私自身もしばらく考えてみましたが、答えは「結局何もない」という結論に至るのです。というのも「私たちは本当に守備に関する一から十までの一連の動作を見ているのか?」と感じます。 例えば外野手の守備を論じる際によく使われる言葉として、「打球への一歩目の反応が早い」とか「落下地点までの到達が早い」といった言葉が良く使われています。しかし、実際にその動作を本当に見ているのか?と問われると、私は非常に疑問符がつくように思います。私は野球観戦が好きで年に10試合程観戦に行っており、実は高校生の時から12球場巡りの旅を敢行中で、今年の夏は西武ドームと横浜スタジアムに行くことができました。また、少しフライング気味で誰目的で言ったのかバレそうではありますが、先日社会人野球日本選手権大会が行われている京セラドームへ赴き、JR東日本対JR九州、ホンダ鈴鹿対明治安田生命の2試合を観戦しました。社会人野球は1000円でバックネット裏の席から試合を見ることができるので非常にお得な気分で観戦していましたが、その時ふと思ったのですが、基本的に私たちはバッテリーと打者を中心にして見ているということであり、野手がどういうポジショニングをしているかというのは逐一チェックしていないことに気づかされます。そして、フライが上がるとその打球に目が行くのはごく自然なことだと思われますが、その時点で先程の言葉との間に既に矛盾が生じています。そう、打球の行方を見るということは一旦野手から目を逸らすことになりますが、その目を逸らしている間に野手は既に一歩目を踏み出しているのです。つまり、普通に試合観戦をしているのならば一歩目の反応など見ることは実質不可能なのです。また、私は応援せずに静かに見る観戦スタイルですが、応援している方ならばどうしても注意力が散漫になりがちですからより視野が狭くなっているでしょうし、ましてやテレビ観戦ならば尚更バッテリーと打者しか映像が映りませんし、画面の切り替えた時には既に外野手は動いており、こちらも一歩目を見ることなど不可能なのです。もしかすると、私達は守備に関しては見ているようで実は見れてないのではないでしょうか。ここでビル・ジェイムズ氏のコメントを引用したbaseball labさんのコラムの一部を引用したいと思います。 そのうえ、誰もが打者を中心にして試合を眺めている。打者の動きを見つめ、スコアカードを開いて名前を確認する。三塁線に鮮やかな打球が飛び、それを三塁手が横っ飛びにつかんで一塁送球アウトにした場合、三塁手に拍手を送る。だが、打球が飛ぶ前、三塁手の動きに注目していた観客がいるだろうか? 三塁手がもし打球の方向をうまく予測して守備位置をずらしていたら、2歩だけ動いて、あたりまえにバックハンドでつかめただろう。そして誰も拍手しない。 内野外野の違いこそあれ上記と同じような内容をコメントされています。しかし、例外として挙がるのはプロのスカウト、アマチュア選手の視察ではその特定選手一人のみを観察する立場のスカウトならば逐一そのお目当ての選手だけを観察しているでしょうから見ることはできそうな気はします。しかし、「一歩目の反応が早い」とか「落下地点までの到達が早い」と言っても誰に比べてどれほど速いのか、そもそも到達スピードはどれほどのタイムならば速いのかなど具体的なことを述べられる方がスカウトや私達野球ファンやあるいはプロ野球界に携わる者含めて果たしてどれだけいるでしょうか?答えられないのならばそれは単なる想像にすぎないのではないでしょうか。グラブ捌きなどといった技術的側面も同様で、そもそも日米での守備スタンスの見解がまるで違い、どういった形が正しいのかなどというものが未だに存在していません。そもそも審判ですら頻繁に誤審を起こし、MLBではチャレンジ制度が導入されて以降、この制度を使用して判定が覆るケースがいくつも出ており、人間の眼はそこまで優れているものでないことは分かっているはずです。そう考えていくと実は守備を主観で評価するのはかなり危険なのではないかという印象を持たざるを得ず、今一度、眼を絶対視することを戒める必要性がありそうです。 しかし、だからといってUZRやDRSでの評価が絶対的に正しいのかと言われるとこれも疑問符がつきます。ある選手はUZRが物凄いプラスを記録しているのにDRSでは物凄いマイナスを記録しているといったケースが頻繁に出ており、どちらを信じれば良いのか分からないといったケースが時折出てきます。そういった意味では守備指標に関してはまだまだ発展途上だと言わざるを得ず、あくまでも客観的な物差しで測った場合はこういった結果となるという域を出ていません。とはいえ、打撃部門のタイトルや投手部門のタイトルなどは全てデータ(例えば本塁打王ならば本塁打を最も多く打った打者ですね)で判断されています。現に3割打者はどんなに奇天烈なフォームをしていたとしても優秀ですし、防御率が優れた投手ならば例えフォームが変わっていたとしても優秀な投手ですね。なので守備や走塁に関してもそういった客観的なもので測ることは非常に有意義なことではないかと思います。 ちなみにMLBで採用される新システムでは打球に対する一歩目の早さや加速スピードなどは全て測定されるようになっており、『本当の意味での一歩目の早さ』やベースランニングの優れた選手などがいずれはタイム測定で論じられるようになるでしょう。現状では最高の守備指標とされるUZRやDRS、あるいは現状では最高と言われる走塁指標とされているUBRを越える新たな指標が誕生し、守備走塁というものがより一層深く掘り下げられていくことを期待したいと思います。http://m.mlb.com/video/v31405521/atlnym-heyward-makes-spectacular-catch-to-end-gameDVD BOOK【後払いOK】【1000円以上送料無料】フィジカルを鍛えてうまくなる野球守備/仁志敏久...価格:1,728円(税込、送料込)
2014.11.05
コメント(1)
『桑原樹』 それでは久々に引き続いてドラフト5巡目で指名された桑原樹内野手について見ていきたいと思います。※情報源はスポーツ新聞の記事やドラフトレポートさんなどドラフトサイトから引用しています。 桑原内野手は常葉菊川高校に所属している高校生内野手です。常葉菊川高校と言えば、高校野球でキチガイな程良く使われるバント多用とは全く逆の「ノーバント戦法」で有名な高校ですね。※個人的にも高校野球は金属バットを用いているので150キロの球を投げようが金属バットの恩恵で跳ね返す事ができますし、守備も高校レベルですから低い感は否めず、何故か外野手も金属バットなのに前進気味に守っているので三塁打を生みやすいので非常に理に適った戦法だと思います。 この選手の特徴として一番に挙がるのは長打力とのことで、甲子園では2年春と今年の夏の大会でそれぞれ本塁打を放つなど監督からは「天性の長距離打者」と呼ばれる強肩強打の大型内野手とのことです。そういう触れ込みだと強打者ということでポジションは一塁、三塁を守っているのかというイメージを持つところですが、実はこの選手は身体能力も非常に高いようで、非常に俊足の持ち主で守備範囲も広く、二塁手や遊撃手を守っているとのことなので非常にポテンシャルの高い選手との印象を持ちます。強打だけでなく、内野安打をもぎ取ることができるというのも一つの強みではないでしょうか。 まだまだ技術的には荒いとのことですがまあ本当に技術が備わってるんなら普通に1巡目で指名されてもおかしくなさそうな触れ込みですしね、これだけのポテンシャルを持った選手を5巡目で指名できたのは非常に大きな収穫ではないでしょうか。以前のドラフト雑感でも言及させていただきましたが、このように身体能力の高い野手は仮に二遊間が駄目だった場合でも他のポジションに廻せるなど非常に潰しの利くタイプなので、残っているのならば可能な限り何人獲っても困らないと思っています。現にTEXも今年のドラフトでは2、3巡目で連続でショートを獲得しており、昨年も特別指名権で大型ショートのディメリットを指名したばかりなのに何人も獲得していますね。特にショートを守れる程の身体能力を持った選手はそれだけ強みとなるのです。ましてや桑原内野手はそれに長打力も併せ持っている選手とのことなので、技術的には荒くとも否が応でも期待してしまうところですね。広島には左の長距離打者がいないだけに、金本や嶋以来の長距離打者として大成して欲しいところですね。 話は変わりますが、阪神やオリックスで監督を務めた岡田氏の著書『そらそうよ』によりますと、下位指名の高校生選手は博打のようなものだと書かれていました。個人的には私自身もその点については同感で、大成できるかどうかは分かりませんが、下位指名で身体能力の優れた野手を獲れたというところは非常に大きいのではないでしょうか。近年広島の野手の育成は投手育成に比べると上手くいっている感があり、丸や菊池、堂林、鈴木誠也、ロサリオ?らに続いて今年は二軍から美間が台頭の兆しが出てくるなど次々と若手野手の台頭が目立っていますので、先輩野手と同じような育成プランを組んで育ていきたいところですね。将来は強肩強打の内野手として活躍を期待したいところです。選手評価:-(二軍で実戦経験を積みたい) また、本日阪神の新井選手が退団することが決まり、自由契約となりました。個人的にはあの時の新井がFA宣言をしてくれたおかげで、ようやくフロントの尻に火がつき、重い腰を上げただけに感謝の気持ちもあります^^;。獲りにいくのはどうかは分かりませんが、戻って来るのならば応援したいと思います。【楽天ブックスならいつでも送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス(ノンフィクシ...価格:1,015円(税込、送料込)
2014.11.04
コメント(0)
『素晴らしい打撃内容』 前回、野間外野手について詳細な打撃成績がないので評価ができないと掲載させていただきましたが、調べてみると詳細な試合結果が書かれていましたので、それらを集計して何とか野間外野手の詳細な打撃成績が判明しましたので、それを参考にして見ていきたいと思います全試合見て集計していくの大変でした^^;。ただし、2013年春以前までの詳細な打撃成績は記されておらず、今回は2013年秋以降からの打撃成績で見ていきたいと思います。また、2013年秋の10月11日に行われた試合はどうもデータがバグっており、この試合に関しては除外したいと思います。 まずミート力を見ていきますと、2013年秋が11.75、2014年春はやや不振だったのが影響したのか9.75それでも全然凄いですけど、そして今年の秋は何と26ととてつもない数字を記録しています。以前、もしかしたらミート力が低いのでは?という疑念を頂きましたが、どうやらそれは杞憂だったようであり、充分すぎる程のミート力を持った選手だということが分かります。次に選球眼を見ていきますと、2013年秋が2.00と早くも常識外の数字を記録、2014年春は2.75、今年の秋は5.5と「これBB/Kの数字だよな?」と再確認する程最早異次元レベルの数字を記録しています。ただし、やはりここまで異次元の数字を記録するということは野間外野手の実力は勿論ですが、所属しているリーグそのもののレベルが他と比べると低いのかなという印象も受けます。言うなれば「野間外野手の実力にリーグのレベルが追い付いていない」といったところでしょうか。それでも打撃内容はこれまで確認してきた選手達と比べても明らかに高く、全く問題なく素晴らしい打撃内容ということが分かった点は非常に大きいのではないでしょうか。 しかし、唯一引っ掛かる点としてはやはり長打力にあります。長打力を見る為にISOPを用いてみました。これも試合結果を集計して計算していきますと、2013年秋が.128と大学リーグレベルだという事を考えてこの数字を見た場合、柳田や糸井と言われている選手にしてはやや低い数字を記録しており、2014年春に至っては何と.077とかなり低い数字を記録しており、やはり非力の面がある点は否めないかなといった印象を受けます。ところが野間外野手は自身でもパワー不足を認識していたのでしょうか?今年の秋は明らかに安打の内容が様変わりし、ここにきてISOPが.2885を記録するというこちらも破格の数字を記録しました。基本的にプロやMLBでスラッガーと呼ばれる選手達が記録するISOPは.200ですが、野間外野手はこの数字も最終学年でクリアして見せました。ただし喜ぶのは早く、その長打の内訳を見てみると、二塁打が6本で三塁打は3本、本塁打は僅か1本しか記録していませんでした。正直、二塁打や三塁打は外野手の守備範囲によって変わってしまう部分であり、当然プロに入ればそれまで抜けた打球が抜けない、三塁打にできていたものが二塁打や単打止まりになるというケースが出てきます現によく二軍では二塁打などを打つ選手が一軍だと打てないというケースがありますね。それをそのまま長打力と断定することは少しできかねるところがあり、やはり現時点での打撃スタイルは以前中日の大島を連想させると載せていただきましたが、案外的を射ていたのかもしれません。それでも最終学年の秋で肉体改造をして?課題を克服してきたところは中々自分自身を把握して伸ばしていけるタイプの選手なのかもしれませんね。 守備走塁の面ですが、外野守備で重要な守備範囲を示すRFなどは当然掲載されておらずてかNPBでも掲載されてない、走塁に関しても盗塁数や成功確率などは一切掲載されていませんでしたので、こちらに関しては分からず終いとなりました。ですが、巨人の二軍選手と走塁のタイムを比較しておられた動画がありましたので、今回はそちらを載せてみたいと思います。https://www.youtube.com/watch?v=6eiAJ8CUufY 結果は2位とのことで、やはり藤村は断トツの快足レベルの選手ですね。ただし、3位大累の今年の盗塁成功率は66.7%、藤村も盗塁王こそ受賞したものの、2012年は66.7%と損益分岐では損失に傾いてしまっており、やはりタイムが早いからと言って盗塁ができるかと言われるとそうではないんだなということを実感させますね。できればMLBの新システムのようなものを開発できれば、盗塁で利得を生み出すことができる俊足選手かそうではない俊足選手の区別がつきそうですが。守備に関しては俊足ということなので、仮に課題があったとしても練習を積んでいけばいくらでも名手になれるのではないでしょうか。そういった面ではロサリオも今年は結構ポカが多かったものの、元々俊足でしかも強肩ですから秋季キャンプで練習を積めば一気に名手になれる素養はあると思われます守備力は技術云々よりも元々持っている身体能力が全てだと言われている。 守備走塁に関しては分かりませんでしたが、打撃内容は充分プロでもやれるだけの物を持っているのではないかと思われます。やはりネックとして挙がるのがやや非力な点ですが、これに関してもこのオフにしっかりとパワーをつけて入ってくれば柳田や糸井辺りになれるかどうかはまあともかくとして、充分にプロの投手が投げる球威ある球にも対応できるのではないかなと思われます。緒方新監督が一目惚れしたとのことですからチャンスは大いに与えられると思いますので、そこでしっかりと結果を残して1番センターとして定着して欲しいところです。選手評価:A(1年目から期待)【楽天ブックスならいつでも送料無料】ドラゴンボール改 サイヤ人・フリーザ編 Blu-ray BOX【Bl...価格:32,832円(税込、送料込)
2014.11.03
コメント(0)
『TEXは静観の構え』 SFがKCを下して見事に世界一となりました(相変わらずSFは強いですね)。そしてAZLもひっそりと展開している中、いよいよFA市場が開場することとなります。 TEXの公式サイトによりますと、先発投手をターゲットにしているとの情報がありました。今年のFA市場の目玉となる投手として名前が挙がるのはDETからFAとなるシャーザー、220回投げて252奪三振を記録するなど名実ともにバーランダーに代わるエースとなりました。もう一人の大物がBOSからOAKにトレード移籍してFAとなるレスター、この投手も219回投げて220奪三振とこちらも投球回数を上回る奪三振数を記録するエース的存在であり、恐らくこの二人は争奪戦となることが確実だと思われます。この二人に続くのがKCからFAとなるシールズ、KC2年間では220回以上投げてKCのエースを務めるなど素晴らしい働きを見せており、こちらも争奪戦が予想されます。 誰か一人確保できれば嬉しいですが、昨年フィルダーをトレードで獲得した上に秋とも破格の契約を結んでしまい、しかもGMによると「既に上限が一杯に来ている」ということで、大物投手の獲得には向かわずにトレードなどで対応するとのことです。ただ一応調査はするとのことなので、それならば地味ではありますがPITからFAとなるリリアーノ辺りを無難に抑えておくことにシフトしても良いかなとも思います。ただし、捕手の獲得に向かうかもしれないとのことで、候補としてはマーティンが第一候補として名前が挙がり、他には外野の調査をしているそうですが、基本的には今年台頭してきたチョイス、スモリンスキー、三塁手ですがルアーら三人で競う方針とのことです。それならいっそのこと捕手も獲らずにチリノス、テリス辺りに経験を積ませて来季は育成の年にしても良いような気がしますが。 話は変わりますが、MLBはスタットキャストシステムを採用することが決定しました。これで守備や走塁に関する細かい部分などが分かるようになるとのことです。http://blog.livedoor.jp/i6469/archives/41651293.html ここに来てUZRやUBRよりも更に進んだシステムが登場、pitch/fxやチャレンジ制度など様々システムが導入されており、MLBの進歩は留まる事を知りませんね。ちなみに韓国プロ野球KBOも既にpitch/fxに似た装置やチャレンジ制度を導入しており、以前は日本の機動力や守備に関しても取り入れるなど本当に韓国プロ野球の更に進化しようという姿勢は貪欲です。それに対して日本はちっとも何の進歩もない状況でもどかしい限り・・・、既に日本と韓国のトップレベルの野球選手の実力は既に同じぐらいですし、このままだとKBOにも追い抜かされる可能性があります。旬のグルメやフルーツを一番おいしい時期にお届け!北海道のグルメから定番ギフトまで豊富に取...価格:4,880円(税込、送料込)
2014.11.02
コメント(0)
『根幹の部分にお金を掛けるべき』 今回は昨日の愚痴の続きになります実のところ飯田投手が日本選手権対価に出場するのでデータが全て出揃っていないので、単なる尺稼ぎだったりしますが。 中国新聞によりますと、ミコライオこそまだ未定ではありますが来季の外国人陣容が固まったということなので、恐らくはミコライオも退団となって引き続き6人体制ということになりそうですね。一時は投手4人、野手4人という金の無駄遣い異常な体制を敷くかもしれない噂があっただけに、これに関しては一安心です。しかし、外国人補強はどこの球団もできることですし、そもそも外国人を競争させる方針は広島に限ったことではなく、既に巨人や横浜、中日、ソフトバンク辺りも同じような事をしています。つまりこの外国人選手バックアップ体制だけでは他球団と差をつけることはできませんし、そもそも資金力に乏しい広島にとっては正直物凄い効率の悪いやり方にしか見えません。恐らくザガースキーがバックアップということになりそうですが、正直言ってバックアップ選手に対して4000万円程出すのは高すぎるのではないでしょうか現にフィリップスにも結構な額を出しましたがたった9試合しか登板していません。しかも外国人選手を引き留める資金力もありませんから活躍した外国人選手は年俸が好投すると他球団へ流出してしまい、ここでも大きなマイナスとも言えます。外国人6人体制を否定こそはしませんが、ここでもう一度広島という球団を考えるべきところに来ているのではないでしょうか。 広島という球団はFA補強はできず、トレードもMLBに比べて活発ではありませんしそもそも積極的な球団ではなく、以前にも書いた通り実質的な補強はドラフトでしかできません。つまり広島という球団の根幹はドラフトで獲得した選手を育成して大成させる事であり、ならば広島が最もお金を掛けなければいけない分野はここだろうと思います。要するに上位指名では即戦力として働ける選手を見極め、中下位指名では将来大成できる可能性の高い選手を見極めて少しでも多く選手を供給できるシステムを築いていかなければいけないのではないでしょうか。 そしてここで名前が挙がってくるのはMLBの強豪であるSTLです。STLはそれほど大型補強はしませんし、選手の引き留めにもあまり熱心ではなく、主力選手の流出も結構目立ち、現に今年は中軸打者だったのベルトランや先発ローテを担っていたウエストブックら主力選手が大量に移籍したものの、今年もナショナルリーグ中地区での地区優勝を果たし、プレーオフではLADに勝利して駒を進めるなど常勝軍団の名を欲しいままにしています。では何故それほどまでに強いのか?言うまでもなくSTLの育成力にあります。以前までは『ファーム充実度が最下位レベル』と言われていましたが、ジェフ・ルーノウ氏を招聘してデータ分析を用いた選手評価システムを行い、スカウトや育成組織の改革を行いました。ちなみにこのシステムを作る為にエンジニアを雇うなど彼自身もそうですが、一見野球界からかなりかけ離れた人物が務めています(映画『マネーボール』でもビリー・ビーンGMの右腕として大貢献した方も野球経験なしのイエール大学卒業の経済学部に所属していた方でしたね)。これが見事に当たり、ドラフトでデータを活用した予測システムを駆使して獲得した選手達がしっかりと台頭し、そして選手のデータや分析を駆使して選手成長予測やその為のトレーニングメニューなどを考案し、見事に育成球団として生まれ変わり、そしてジェフ・ルーノウ氏はGMにまで昇り詰めることとなりました他にはTBも育成システムが素晴らしい球団ですね。※ちなみに現在は球団を買収したオーナーの命を受けてHOUのGMに就任、既にこの球団も育成球団としての道を歩み始め、今年もアルテューベなどが台頭して徐々に選手が揃い始めており、TEXにとってはいずれ脅威的な存在になりそうです。 それ以降のSTLの育成力の素晴らしさは言うまでもありません。現にドラフト一巡目で入団(19番目なのでNPBなら2巡目ですね)したミラーは先発投手として大成し、同じくドラフト一巡目入団のワカも一時期故障して離脱してしまいましたが先発投手として投げ、リンも既に先発投手として投げて今年はエースのウェインライトと共に素晴らしい成績を残しました。初夏にも移籍しましたがケリーも先発投手としての道を歩み始め、野手ではウォンがまだまだな面もありましたがレギュラーとして出場しました。また、上位指名だけの選手だけではなく、下位指名の選手達もしっかりと台頭している点も強みです。STLのレギュラー野手であるカーペンターは13巡目指名、移籍してしまいましたがクレイグは8巡目指名、アダムスは23巡目、投手ではリリーフ投手であるマネスやローゼンタールらはそれぞれ11巡目と21巡目としっかりと輩出しています。勿論育成だけでは強くなることはできない分かってますか?オーナーのは当然のことで、必要とあらばSTLもそれほど大それた補強こそしませんが、ピンポイントな補強はしています。今年は遊撃手が不在で有望な選手もいなかった為、ペラルタを獲得しています(侮れないところはきちんと将来性を見越してキューバから亡命したディアスを獲るところはさすがです)。最後に話は変わりますが、残念ながらプロスペクト選手だったタベラス選手は亡くなりました。ご冥福をお祈りします。 そろそろ広島(というか日本球界全体でしょうか)もいつまでもコーチやスカウトの勘や感覚に頼るのではなく育成方針がコーチによってころころ変わるのは異常、MLBのように外部からエンジニアや選手を解析する為の分析スタッフを雇い、きちんとデータや分析などを用いたスカウティングシステムや育成システムなどを敷き、選手達の成長曲線や予測などを描けるようになって選手を供給できる体制を整えて欲しいところです。未だにコーチの人選に関して云々言っているところを見ると、やはり日本球界はこういった分野の浸透や進捗状況は全然できていないように見え、かなり遅れているのではないでしょうか。根元をしっかりと構築すればコーチが誰に代わろうが育成マニュアルは変わることはありませんし、安定した選手供給もできるように思うのですが・・・。個人的には外国人を大量に雇うよりも日本人選手をきっちりとファームから引き上げる体制を整える方が将来的にも金銭的にも効率的ではないでしょうか。PS:ちなみにSTLのマシーニー監督も育成システムが次々に選手を伸ばしてくれている」とコメントしていましたね。【楽天ブックスならいつでも送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major...価格:2,592円(税込、送料込)【楽天ブックスならいつでも送料無料】Slugger (スラッガー) 2014年 12月号 [雑誌]価格:979円(税込、送料込)
2014.11.01
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1