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『坂倉将吾』 今回は坂倉捕手について見ていきたいと思います。今季は外野手にも挑戦し、少々優先的に起用された感はありますが、結果を残すまでには至らず、打率.230、1本塁打でOPSは.610とかなり物足りない成績となりました。外野でも少々不安定な動きが多く、正直なところ外野手としては厳しいでしょう。 まず長打力ですが、IsoPは.115とパンチ力があるという範疇の数字です。ちなみに二軍でもそれほど本塁打数は伸びておらず、個人的にはそれほど長打力を売りにする打者にはならないのかなと感じます。続いてミート力ですが、61打数19三振で3.21とかなり低めで、二軍でも110打数20三振で5.50と2年連続で同じような数字であり、ミート力はかなり物足りない印象を受けます。選球眼は3四球/19三振で.160とこちらも惨憺たる数字ですが、二軍では15四球/20三振で.750と昨季に比べて持ち直すことに成功しています。個人的にはまだまだ一軍の投手のレベルについていけていなかったのではないかなと思います。ただ打撃のポテンシャル部分を見る限りでは思った程の魅力はないかもしれません。 それではbatted ballですが、18GB:11FB:8LD:4IFFB:1HRとなっており、GB/FBは0.75となっており、FB%の高さが目立つ結果となっています。打球別打率はGB打率が.222、FB打率が.133(.188)、LD打率が.875となっており、FB打率よりもGB打率の方が高い結果となっており、GB打率から内野安打の数を減らしても.176とFB打率とさほど変わらず、完全に一軍の投手のボールに力負けの印象を抱かせます。FB%の高さを活かしてもう少しパワーをつけてみるのも面白いかもしれませんが、個人的には既に体が出来上がっていそうに見えるのが気にはなり、もしそうならば打球別打率を見る限りは鋭いライナー性の打球を打つことに主眼を置いた方が良い打者ということになります。最後に打球方向別打率ですが、基本的にはレフト~センター方向への打球が多く、ライト方向への打球は24%程ですが、この選手も例に漏れずライト方向への打率が.571、1本塁打と最も高く、レフト方向への打率はたったの2安打のみとお話になりません。ちなみに二軍では試合数を考えると多く盗塁をしており、この部分を一軍でも見せることができるのかでも変わってきそうです。 二軍での成績を加味しても特別スラッガーとしての期待を抱かせるとか常に打率3割以上を期待できるとかそういった凄みはあまり感じず、1年目に目覚ましい活躍を見せた坂倉ですが、個人的には少々伸び悩んでしまった感があります。まだ今季で3年目ですから結論を出すのは早いものの、現時点での判断だと捕手以外のポジションで積極的に使っていきたいと感じさせるほどの潜在能力は感じないのが本音です。今季長打力を大きく伸ばした磯村とは違い、あくまでも「捕手にしては打撃が良い」という選手であり、やはり捕手をしなければレギュラーを掴むのは難しいのではないでしょうか。ただGB/FBの高さは魅力的であり、一か八か思い切りパワーをつけてみても面白いかも?しれませんね。野球太郎 No.033
2019.11.29
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『安部友裕』 今回は安部内野手について見ていきたいと思います。今季は114試合に出場して打率.254、8本塁打でOPS.705の成績を残しましたが、終盤は三振の山を築いて不振のままシーズンを終えました。また、どうも腰を痛めているようで、コルセットを装着して秋季練習に臨んだようです。 まず長打力ですが、IsoPは.136と中距離打者の範疇にあり、今季は昨季のFB%上昇のの波に乗ってしっかりと長打力を引き上げてきました。次にミート力ですが、264打数60三振で4.40となっており、選球眼は23四球/60三振で.380とこれまでと同じくBB/Kは極端に低い数字となっています。選球眼がある程度備わっているならばこのミート力でも良いですが、これでは少々厳しいでしょうか。 それではbatted ballですが、98GB:64FB:19LD:16IFFB:8HRとなっており、GB/FBは1.11となっており、昨季よりかは若干FBが減っていますがさほど変わってはいません。打球別打率はGB打率は.255、FB打率は.275(HRありは.341)、LD打率は.684となっており、LD打率がやや低めでこれは運が悪かったのでしょうか。最後に打球方向別打率ですが、やはり例年通りレフト~センター方向中心となっており、ライト方向へは23%となっています。ただやはりライト方向への打率が.458、7本塁打と好成績を残しており、多めのレフト方向への打率は.163、1本塁打と昨季同様(.111)に壊滅的な打率となっています。正直これならもう少しライト~レフト方向への打撃中心にした方が良いでしょう。 長打力上昇の見込みがある打者だと昨季の記事にて書きましたが、やはりIsoPが上昇することに成功しました。後はBB/Kを改善するか三振の数を減らすかの対策が必要で、逆方向中心の打撃も改善して見ても良いのではないでしょうか。堂林もそうですが、もう少し自分の強みと弱みをしっかりと認識してみても良いのではないでしょうか。潜在能力はある打者なだけに、もう一皮むけて欲しいのですが。野球太郎 No.033
2019.11.28
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『磯村嘉孝』 今回は磯村捕手について見ていきたいと思います。磯村は力強いスイングを心掛けるようになり(本人談)、開幕こそ二軍でしたが一軍昇格以降は打撃で存在感を発揮、65試合で打率.278、4本塁打でOPS.779と本人にとっては飛躍の年となりました。ちなみに昨季の記事で「打力に期待したい」と書いたので個人的にもほっとしました。 まず長打力ですがIsoPは.194と非常に高く、現に30安打中9二塁打4本塁打と半分近くで長打となっており、意外にもパワーを売りにする打者になれる可能性を持っています。次にミート力ですが、108打数24三振で4.50、これだけのIsoPを持っているのならばこのミート力で問題ないでしょう。続いて選球眼ですが、5四球/24三振で.208とかなり低く、これは今後の課題となりそうです。ただ二軍でもBB/Kは良かったですが、四球自体はそれほど選んでおらず、一軍ではこのようにBB/Kは低めになりがちなのかもしれませんね。 それではbatted ballですが、33GB:26FB:11LD:11IFFB:4HRとなっており、GB/FBは0.80で1.00を切る形となっており、IsoPの高さを考えるとやはり長打力を期待できそうですね。打球別打率はGB打率が.242、FB打率が.243(HRありは.317)、LD打率が.818となっており、意外にもFB打率が伸びてきていない印象ですね。最後に打球方向ですが、主にレフト~センター方向への打球が多く、ライト方向への打球は15%弱となっています。昨季はセンター返し中心の打撃で、レフトとライトへの打球はそれほど変わらない結果でしたが、今季はより引っ張るようになっています。しかしライト方向への打率は今季も.429と健在ですが、今季はレフト方向への打率も.292、4本塁打と昨季(.217、1本塁打)よりも大幅に改善しており、バティスタと共に課題だった引っ張りを改善してきました。 個人的に元々買っていた打力が遂に開花し、秋季キャンプで別のポジションにも挑戦していましたが、私としては大いに賛成です。意外にもスラッガーとしての素養もあるかもしれず、打撃のポテンシャルは期待株の坂倉より磯村の方が上ではないかと見ています。来季はもう少し確実性を増して會澤に勝るとも劣らない打撃を見せて欲しいところです。野球太郎 No.033
2019.11.27
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『田中広輔』 今回は田中内野手について見ていきたいと思います。今季は後に春季キャンプ時から右膝に故障を抱えていたことが発覚、それならばしっかりと治療するべきだったと思うのですが強行出場、それだけに留まらずに連続フルイニング出場、連続試合出場が途切れた後にも代走で出すなど不可解な起用もありました。無理やり出たこともあり、打率.193、3本塁打でOPS.531、守備はCBRFが22.58%と非常に低い守備範囲となるなど惨憺たるシーズンとなりました。 まず長打力ですが、IsoP.071と初めて.100を切るなど過去最低の数字となりました。本来は.110~.125程で推移しており、まだ老け込む年齢ではないので万全なら戻してくれることを期待したいです。ミート力は311打数89三振で3.49とこちらも最低の数字となっており、元々低いですが今季は1.50程下がっています。選球眼は32四球/89三振で.360と選球眼が売りの田中が.500を切っており、これは1番打者に定着する以前の水準に近い数字となりました。 それではbatted ballですが、100GB:77FB:22LD:26IFFB:3HRでGB/FBは0.943と1.00を切っており、以前までと違って僅かながらFBが多いという衝撃の結果となりました。ただIFFB%が24.5%と非常に高く、311打数で89三振と26IFFBと確実にアウトとほぼ確実にアウトが見込まれる数が115もあれば低打率なのも頷けます。打球別打率はGB打率が.160、FB打率(HRありが.264)が.243、LD打率が.727となっており、当然ですが全般的にどれも低いですね。最後に打球方向ですが、やはりレフト~センター方向への打球が多く、基本は逆方向に打つタイプの打者ですが、この選手もライト方向への打率が最も高く、故障を抱えながらの今季でも.394、2本塁打と見事な成績です。反対に逆方向、センター方向への打率はいずれも1割台と低く、昨季も逆方向の打率は.200と非常に低いので広角に打てる打者ではないだけに、やはりもっと引っ張れるようになって欲しいところです。 正直右膝が悪いのならば一刻も早く治療に専念すべきだったと思います。かつて遊撃のレギュラーを掴みかけていた尾形も故障する前日に右膝の状態が思わしくなく、試合が終わったら見てもらう予定だったというインタビューを目にしたことがありますし、レギュラー遊撃手だった梵も右膝を故障してしまい、遊撃手としては厳しくなるという過去があっただけに尚更です。もう終わってしまったことですので致し方ありませんが、そもそもの話として来季遊撃手ができるのかどうかが焦点となりそうです。小園は右膝に故障を抱えていた田中よりもCBRFが低く、打者も四球を多く選べる選手が少なくなってきただけに、やはり1番遊撃手として田中の力が必要不可欠でしょう。何とか完全復活を遂げて再びリードオフマンとして活躍して欲しいところです。野球太郎 No.033
2019.11.26
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『一岡竜司』 今回は一岡投手について見ていきたいと思います。今季は途中までは頼れるリリーバーとして投げていましたが、下半身のコンディション不良で二軍降格し、一軍復帰するも再び悪化して再度降格となり、そのままシーズンを終えました。成績は33試合に登板して防御率2.90でした。 まずは奪三振率ですが、31回を投げて18奪三振で奪三振率5.24と低い数字となっており、例年高い奪三振率でしたが今季は異常に低い数字となりました。次に与四死球率ですが、12四死球で与四死球率は3.48と昨季よりも僅かに良くなっており、こちらはまずまずの制球力となっています。 それではbatted ballですが、29GB:39FB:12LD:21IFFB:1HRでFB%が59.8%と6割近くがFBとなっており、例年FB投手ですが今季はFB%がより高くなりました。球威は今季の被IsoPが.076とFB投手ですが.100を切っており、昨季の.128よりも良好な数字となっていますが、さすがにこれは運も多分にあったのかなという印象があります。 最後に球種ですが、直球が65%と昨季よりも直球の割合が5%程増えており、フォーク(18%)、カーブ(8%)、カットボール(7%)を投げており、これは昨季と変わりありません。ただ直球の中にはシュートも入っており、それは一球速報では反映されていないようです(本人談)。直球は相変わらず被打率も空振り率もまずまず良いのですが、フォークが今季は不調で被打率.286、空振り率は10%と何と半分近くも下落しており、本人も秋季キャンプでの記事にて語っていましたが、フォークが思うように投げられていなかったようです。奪三振率が大きく下落したのは恐らくフォークの空振り率の減少だと思われます。 今季は長年の蓄積疲労もあってシーズン通しての活躍は出来ませんでしたが、それでも防御率は2.90と好成績ではありました。ただこのまま投げ続けていたとしても打たれていた可能性は捨てきれず、やはりフォークの復活が必要不可欠と言えるでしょう。秋季キャンプでは揺れながら落ちるフォークを投げ始めており、引き出しを増やすこと検討しているようです。下半身のコンディション不良さえ解消できれば来季も一軍戦力として計算できる投手だと思うだけに、復活を期待したいですね。tERA:3.42(アドゥワのtERAを忘れていたので付け加えました)【クーポン配布中】九州とんこつラーメン4食 1000円ポッキリ 送料無料 グルメ食品 6種類から選べる ラーメン お試しセット 博多ラーメン 熊本ラーメン 水炊きラーメン 激辛地獄湯ラーメン B級グルメ 福岡・九州 お土産 ご当地 ポイント 消化 メール便 福袋
2019.11.25
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『アドゥワ誠』 今回はアドゥワ投手を見ていきたいと思います。今季は先発転向の為に開幕二軍となりましたが、一軍に昇格してからは安定した投球を披露していましたが、6月以降は打ち込まれて二軍降格となり、19試合に登板して3勝で防御率は4.32に留まりました。 まず奪三振率ですが、91.2回を投げて52奪三振で奪三振率5.11と非常に低く、昨季よりかは上昇していますが、やはり奪三振能力は高くない投手です。続いて与四死球率ですが、31四死球で与四死球率3.04とこちらは昨季の5.08よりも大幅に向上し、一転して制球力が売りの投手へと成長を遂げました。これで制球良くゴロを打たせて取る投手への確かな一歩を踏み出せたのではないでしょうか。 それではbatted ballですが、162GB:93FB:19LD:28IFFB:14HRでGB%が51.3%と多くのゴロを打たせていることが分かります。しかし、球威は被IsoP.153とゴロを打たせる投手でこの数字はとてつもなく高く、被本塁打率は1.375と昨季の0.534よりも倍以上悪化してしまっており、奪三振率が低いGB投手でこの被IsoPならば仮に二軍に降格せずにこのまま投げていたとしたら防御率はさらに悪化していた可能性が高いでしょう。 最後に球種ですが、直球(55%)を中心にスライダー(18.5%)、カーブ(9.5%)、チェンジアップ(16%)を投げ分けるオーソドックスな投球スタイルとなっています。やはりいずれも空振り率が低いですが、覚えたばかりのスライダーやチェンジアップの被打率は.230前半で推移しています。ただ最も投げている直球の被打率が.289、9本塁打と散々な数字となっており、昨季よりも大幅に悪化してしまいました。昨季に比べて球速は平均140キロ前半で最速は140キロ中盤を確実に計測するようになるなど明らかにスピードアップしているにもかかわらず何故か打たれています。 個人的に気になったのは1月頃に書いていたこの記事にあります。この記事でも書きましたが、アドゥワの直球の売りはナチュラルカットしながら沈む球質であり、いわば汚い回転のボールが売りです(ちなみに記事によれば床田や島内らも同様のようで、やはり空振り率は高くないですね)。個人的な推測ですが、岡田もそうでしたがアドゥワもこれが被打率も被本塁打も大幅に悪化した理由の一つではないかなと見ています。日本では阪神の藤川球児の影響で「空振りを奪える直球」が売りとされており、空振りを奪い難いこのような汚い回転の球種は嫌われがちですが、この球種の武器は沈むわけですからゴロを打たせるのに適しており、特に今はフライボールレボリューションですからある意味ではかなりの武器にもなるのです。確かに空振りを奪える直球には憧れを持つかもしれませんが、自分に持っている武器をもっと活かしても良いのではないでしょうか。個人的にはこの汚い回転の直球を更に汚くしてよりゴロを打たせるようになっても良いのではないでしょうか。課題だった制球は改善されただけに、来季は先発ローテに完全に定着して欲しいところですね。tERA:4.59PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2019.11.24
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『松山竜平』 今回は松山内外野手について見ていきたいと思います。昨季は初の規定打席に到達して打率3割を記録した松山ですが、今季は春先から不振を極めて戦力にならず、ようやく後半に調子を取り戻しましたが、打率.259、6本塁打、OPSは.701と期待を大きく裏切る成績となりました。 まず長打力ですが、IsoPは.115と元々中距離打者の範疇からパンチ力がある打者の範疇へと下がってしまっています。次にミート力ですが、294打数42三振で7.00とこれまでと比べるとやはり下がっており、選球眼は29四球/42三振で.690と高いものの、これもこれまでと比べるとやはり下がっています。ただ打撃内容自体は悪くはなく、前半あれだけ不振だったにもかかわらず後半に調子を上げてまだ見られる成績を残せたのも頷けます。 それではbatted ballですが、117GB:86FB:19LD:26IFFB:7HRとなっており、GB/FBは0.98と昨季の1.10よりもFBの割合が高くなっていますが、そこまで大きく変化したということはないでしょう。そして打球別打率ですが、GB打率は.222、FB打率が.259(ありが.303)、LD打率が.789となっており、昨季HRありFB打率が.509ありましたが.303にまで落ち込みました。ちなみに内野安打の数を減らすとGB打率は.162となり、ボロボロとなっています。最後に打球方向別打率ですが、やはりレフト~センターへの割合が高く、プルヒッターと思われがちな松山ですが、実は逆方向への打球の方が多いのが意外ですね。ただプルヒッターだと思われがちなのはライト方向への打率のみが極端に高く、昨季同様に今季も.486、5本塁打と高い数字を残しています。逆にレフト方向への打率は.179、1本塁打と壊滅的な数字で、昨季も.234と低いので逆方向への打撃が苦手なのだと思います。要するに苦手なはずのレフト方向に多く打球を飛ばしてしまっているのは勿体なく、もっと強引にでも良いですから引っ張った方が良いのではないでしょうか。 今季は元々不調気味の春先だけでなく、その不調が前半戦にまで長引いたことが大きく成績を落とす結果となりました。しかしながら頭部死球を受けて二軍に降格させても殆ど二軍で調整の機会を与えられず、すぐに一軍に復帰させてしまうなどマネジメント面での問題もあったように思います。現に後半戦からは調子を取り戻して.299、4本塁打と調子を上げただけに、しっかりと再調整させる機会がありながら二軍に降格させてもすぐに戻してしまったのは失敗だったと言わざるを得ないでしょう。ただ松山自身も課題である4月の不振をどうにかしたいところ、開幕から全開で行きたいところです。野球太郎 No.032 2019ドラフト直前大特集号
2019.11.23
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『島内颯太郎』 今回は島内投手について見ていきたいと思います。大学時代は先発として起用されていましたが、今季は主にリリーフとして起用されたおかげか、最速は大学時代の152キロを上回る154キロを計測するなど150キロ前後で推移するなどスピードは十分にありました。結果的には25試合に登板して防御率4.40の成績を残し、来季は佐々岡監督から勝ちパターンの投手としての期待を受けています。 まず奪三振率ですが、28.2回を投げて33奪三振で奪三振率10.36と投球回数を上回るなど奪三振能力に長けた投手と言えるでしょう。続いて与四死球率ですが、21四死球で与四死球率6.59と非常に悪く、大学時代は制球力が良いことが売りだったのですが…、さすがにこの数字は悪すぎるのでまずはせめて4.00にすることから始めたいところです。そしてbatted ballですが、33GB:19FB:7LD:8IFFB:1HRとGB%が48.5%なのでどちらかと言えばGB投手の傾向が強いようです。球威は被IsoPが.071と十二分な数字を残しており、被本塁打はたったの1本のみ、IFFB%は28.6%と非常に高いので運ではなく本当に球威があるものと思われます。 最後に球種ですが、150キロ前後で推移する直球を投げることもあって全体の75%を占めるなど圧倒的な割合で直球を投げており、何とフランスア以上に直球を投げる割合が高く、被打率は.218、空振り率は7.2%と確かに良い数字を記録しています(それ以外だとフォークが13%、スライダーが6%、チェンジアップが6%)。ただ一番数字が良いのが変化球のフォーク、1本のヒットも許さずに空振り率は20%を越えるなど非常に優秀な球種となっており、大学時代から投げていたチェンジアップも1本のヒットを打たれずに空振り率は15%を記録するなど両方非常に優秀な球種です。せっかくこれだけに変化球を持っているにもかかわらずあまりにも投げる割合が少なすぎると言わざるを得ず、特に會澤がマスクを被っている際はほぼ直球しか投げさせず、結果的に根負けして四球や投手に走者一掃のタイムリーを打たれたことなど記憶に新しいのではないでしょうか。現に磯村はしっかりと変化球を投げさせていて防御率も非常に優秀なのですが、會澤と組んだ時のみ大炎上しているのは配球に問題があると言わざるを得ないでしょう。 「追記」 會澤と組んだ際は16.2回で12自責点、石原は1.2回1自責点、坂倉は3回1自責点、磯村は6.1回自責点0となっています。 スピードは154キロを計測し、奪三振率は高い上に空振りを奪える縦の変化球もしっかりと持ち、ゴロも多く打たせて球威も満点となればやはりセットアップやクローザーをも期待したくなるのは当然でしょう。個人的にもシーズン中の記事で取り上げてやはりクローザーとして期待したくなると書きました。ただ制球の悪さが気になるところで、大学時代は寧ろ制球の良さが売りだったはずの投手だけに、何故これほど悪くなったのかが気になります。これはあくまでも憶測ですが、ひょっとすると薮田同様にリリーフだと必要以上に力んでしまうところがあるのでは?と思うところで、現に大学時代は先発で球速帯は140キロ前半~140キロ中盤程で推移していましたが、シーズンでは150キロ前後で推移していました。そうなってくるとやはり先発タイプなのでは?と思ってしまうところですが、首脳陣はリリーフとして見込んでおり、数字上ではそれも十二分に期待したくなるだけに、とりあえずは8割ぐらいの力に抑えて投げてみてはどうでしょうか?制球さえ何とかなれば一気に覚醒する可能性があるだけに、大学時代の制球力を取り戻して欲しいところです。tERA:3.15広島県産牡蠣 殻付きお徳用35個入 訳あり殻付き牡蠣(かき)(S〜Mサイズ)【送料無料】加熱用
2019.11.22
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『遠藤淳志』 今回は遠藤投手について見ていきたいと思います。今季は高卒2年目ながらも急成長を見せ、セットアップとしての役割も務め、最終回に投げてセーブを記録するなど飛躍のシーズンとなり、34試合に登板して防御率3.16の成績を残しました。入団時は最速142キロでしたが、1年目は147キロ、2年目の今季は149キロを計測するようになるなど更に伸ばしてきています。 まず奪三振率ですが、42.2回を投げて38奪三振で奪三振率8.02と9.00には届かないものの、まずまず三振を奪える数字となっています。次に与四死球率ですが、こちらは26四死球で与四死球率5.48と非常に悪い数字を記録しており、制球力が悪い印象を受けますが、6月と7月のみに限定すれば26.2回を投げて10四死球で与四死球率3.37となっています。実は7月にかなりフル回転を強いられ、リリーフ投手の中で最も多く投げたことがデータでも残っており、8月以降は明らかに疲れが見えていただけに、制球に問題というよりは使い過ぎで疲弊してしまったと考えた方が良いのではないでしょうか。ちなみに二軍では58.2回を投げて19四死球で与四死球率2.91とやはり一軍同様に制球力が悪いとは思えません。そもそも高卒2年目の下位指名で元々3、4年後に主眼を置いた素材型投手をたった1月であれだけ酷使するのは避けて欲しかったところです。 続いてbatted ballですが、54GB:51FB:9LD:6IFFB:1HRでFB%が47.9%となっており、どちらかと言えばFBの方が多い結果となっています。球威面は被IsoP.089と.100を切っており、FBが多い投手で.100を切るのは十二分な数字ですが、IFFB%が10%程なので外野フライに飛ばされている割合は高く、さすがに事なきを得てきたのには運が良かった面もあるのでは?と感じるところもあるだけに、来季はその辺りがどうなるかが少し気になるところです。 最後に球種ですが、直球(最速149キロ、平均145キロ程)が60%、他には主にカーブ(15%)、チェンジアップ(17%)で占められています(残りはスライダーを使用)。最も特筆すべき球種はチェンジアップで、被打率.225で空振り率15%を記録しており、カーブは被打率.105となっており、元々高校時代から投げていた球種はプロでも通用しているようです。ちなみに直球は被打率.209とこちらも打たれておらず押し込めています(空振り率6%)。ただプロに入ってからマスターしたスライダーがまだ課題で、被打率.583と非常に良く打たれており、希望する先発として投げるのならばやはりスライダーの精度を上げる必要があるでしょう。奪三振率は8.02ですが、チェンジアップがそこそこ空振り率が高いですがそこまで高いというわけではなさそうです。 今季も昨季同様に順調に成長を遂げて一軍に昇格し、リリーフとしてチームに大きく貢献することができましたが、7月に投げ過ぎて以降は制球を乱しており、疲労もかなり溜まっている点も無視できないでしょう。個人的に秋は肩を休めて体作りに専念させた方が良いのではないかと思いましたが、フェニックスリーグでも秋季キャンプでも投げ込み、記事では秋季キャンプで1068球も投げ込んだという情報も入っており、これだけ勤続疲労が溜まった状態でこれだけ投げ込みをして大丈夫だったのかな?と疑問に思わざるを得ないが正直な気持ちです。とはいえ若手投手の中で最も順調に育ってきている投手なだけに、来季はスライダーの精度を上げて先発投手としてのステップを踏むのも良し、リリーフ投手として欠かせない存在になるのも良いのではないでしょうか。間違いなくチームに欠かせない存在になる投手となると思われますので、来季が楽しみですね。tERA:3.77(過去記事で紹介した投手も追加しました)。野球太郎(No.029) 2018ドラフト総決算&2019大展望号 (廣済堂ベストムック)
2019.11.21
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『ヘロニモ・フランスア』 今回はフランスア投手について見ていきたいと思います。今季は蓄積疲労によって春季キャンプから調子が上がらずに何とか開幕一軍に滑り込んだは良いものお、序盤は中々調子が上がらない時期が続き、途中からクローザーに廻るも成功率が非常に低く、クローザーとしては不安定さが目立ちました。結果的には67試合に登板して18ホールド12セーブ、防御率は2.76となりました。 まず奪三振率ですが、71.2回を投げて94奪三振で奪三振率11.80と非常に高い数字を記録しており、奪三振能力は十分にあると言えるでしょう。次に与四死球率ですが、39四死球で与四死球率は4.90と非常に悪いですが、実は昨季の4.98よりも改善していますが、それでもまだまだ課題となっています。 続いてbatted ballですが、61GB:63FB:12LD:22IFFB:8HRとなっており、FB%が56%を記録しているなどFB投手となっています。ただし、球威面が被IsoP.140と高い数字を記録していますが、これは昨季からの蓄積疲労によって明らかにスピードが出ていない試合などが見受けられ、他にはブルペンで肩を作らないでマウンドに上がるとのことで、先頭から全力で行けないところなども影響しているように思います。 最後に球種ですが、直球が63%、スライダーが17%、チェンジアップが15%となっており、基本はこの3球種で占めています。その中でもやはり一番良い球種なのが昨季同様にチェンジアップ、被打率は僅かに.108で空振り率29%と昨季以上に空振りを奪えています。直球は最速159キロを計測することもあって空振り率こそ12.8%と記録していますが、被打率は.267と昨季よりも跳ね上がってしまっています。ちなみにスライダーも空振り率はそこまで高くないですが、被打率は.171と昨季よりは打たれていますがそれでも十分でしょう。昨季同様にどちらかと言えば変化球の精度の方が高いようで、元々アカデミーや四国アイランドリーグ派遣時は変化球の方に特徴があったようで、それが大きく影響しているのかもしれません。そうなるともう少し配球を見直してみるのも良いのではないでしょうか。これはフランスアに限りませんが昨季までの九里といい、前回の菊池といい、まだ記事にはしていませんが島内といい、実際の配球とデータ上の優秀な球種が全然違っています。どちらが主導権を握っているのか分かりませんが、もう少し得意な球種を積極的に使っていった方が良いのではないでしょうか。 昨季からの勤続疲労に加えて中村恭平同様に静かに足を上げて思い切り腕を振る負担のかかりやすい投球フォームも相まって明らかに突かれているなと感じさせる投球を見せることもあり、昨季のような圧倒的な印象は影を潜めてしまうこととなりました。あまりタフネスだと思い込んでフル回転させると引退した永川氏のように回跨ぎを当たり前のように強いて足を故障し、冬の時代を過ごしてしまいかねませんので気を付けて欲しいところです。他ではやはり四死球の多さを減らしたいところで、せめて3.50前後に留めて欲しいところ、もう一つは上記の通りブルペンで肩を作らないで登板することにより、先頭から全力で行けないところは大問題、特に大事な最後のイニングを任されるだけに、やはりきちんと万全の状態でマウンドに上がってもらわねば困るでしょう。来季は今季以上に安定感のある投球を期待したいところです。tERA:3.3111月22日から発送開始【殻付き生牡蠣】 岡山県 邑久町産 曙牡蠣 | 一斗缶100個以上(10kg) ■生食可 牡蠣むきナイフ、軍手付き 送料無料殻付き牡蠣 楽天市場最安値に挑戦! 殻付き カキ かき 牡蠣一斗缶 海鮮 バーベキュー BBQ
2019.11.20
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『野間峻祥』 今回は野間外野手について見ていきたいと思います。野間は今季センターとして期待され、春先は3番センターや1番打者として出場していましたが、徐々に打てなくなっていき、中盤以降はスタメン機会が大幅に減少してしまい、更にオフに新外国人野手のピレダや新人の宇草、大盛が支配下登録されるなど正念場となっています。打撃成績は打率.248、2本塁打でOPS.648でした。 まず長打力ですが、IsoPは.083と昨季の.107と殆ど変わらない結果となっています。続いてミート力ですが、314打数56三振で5.61となっており、こちらも昨季の5.87とそれほど変わってはいません。続いて選球眼ですが、27四球/56三振で.482となっており、こちらは昨季の.435よりも約.050上昇しているようです。 それではbatted ballですが、162GB:56FB:18LD:21IFFB:2HRとなっており、GB/FBは2.05と昨季(1.97)よりもゴロの割合が増えています。これは今季叩きつけるような打球を打つように指示されている等の記事を春先に見かけたのでその影響ではないでしょうか。ちなみに内野安打率は24.3%となっており、昨季よりも更に増えています。打球別打率はGB打率が.259、FB打率が.260(HRありが.278)、LD打率が.778となっており、内野安打の多さもあってGB打率が打率の割に非常に高くなっています(内野安打を抜いた場合は.161)。最後に打球方向割合ですが、基本的にレフト~センター方向への打球が多い点は昨季と同じく、ライト方向への打球は僅かに15%弱と左打者でこの割合はあまりにも少なすぎます。結局逆方向への打率は昨季同様に.210と悪く、一番少ないはずのライト方向への打率は.467、2本塁打と昨季同様に非常に高い数字となっており、昨季も書きましたがもっと打球を引っ張るようになって欲しいところです。ちなみに盗塁は15盗塁中14個成功しているとのことで、盗塁技術が徐々に上がり始めているなどこちらは成長の跡を窺わせます。ただセンター守備が問題で、23.27%とあれだけの身体能力を持った選手にしてはあまりにも物足りない数字となっており、課題となっています。 叩きつけるような打撃をするようになってゴロが増えたことによって長打の割合が減り、昨季元々高かったBABIPも相まって打撃成績が低迷したのではないかなと思います。フリー打撃などを見た事のある人ならば分かりますが、野間はもっと打球を飛ばせるはずなのですが、今季はそれを全く見せませんでした。ですが秋季キャンプではバットを寝かせるフォームに変更し、立ち位置も捕手寄りに変更して苦手の直球に対応し、飛距離を出すように取り組んでいるとのことで、実際に紅白戦では一発を打つようになってきているとのことなのでそれに期待したいところです。今季からは源田以上の足(三塁到達タイムは源田より速いことが明らかになっています)且つスラッガーの要素ありの新人の宇草も加入してきただけに、野間も危機感を持って欲しいところです。洋食惣菜5種5品セット【送料無料】惣菜 オードブル 内祝 内祝い お返し 内祝い お見舞い 御祝 御礼 お取り寄せグルメ レトルト 冷凍食品 レトルト食品 レトルト詰め合わせ 御歳暮 お歳暮 クリスマス ※沖縄・北海道は500円、離島は地域によって別途必要
2019.11.19
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『ザビエル・バティスタ』 本日はバティスタ内野手について見ていきたいと思います。バティスタは今季3番一塁としてレギュラーを掴みつつありましたが、ドーピング陽性反応によって二軍降格となり、目前迫っていた規定打席到達も30本塁打も消えてしまいました。打撃成績は.269、26本塁打でOPS.863の好成績を残しました。 まず長打力ですが、IsoPは.245と非常に高い数字を記録しており、十二分にスラッガーとしての数値を越えており、ヤクルトの村上に引けを取らない数字(.250)となっています。続いてミート力ですが、372打数108三振で3.44とスラッガーとはいえこの数字は少々低すぎるきらいがあります。そして選球眼ですが、45四球/108三振で.417とこれまでよりも改善の傾向を見せており、以前よりかは安定していたのは選球眼の改善にありそうですが、それでもまだまだ物足りない数字となっており、より一層の向上を期待したいところです。 それではbatted ballですが、117GB:72FB:21LD:31IFFB:26HRでGB/FBは0.91となっており、昨季の0.564と比べるとゴロの打球が増えています。打球別打率はGB打率が.282、FB打率が.262(HRありが.411)、LD打率が.667となっています。GB打率が意外にも高い数字となり、内野安打を抜いても.250とまずまず高めとなっており、打球が速いからかもしれず、昨季の低すぎるGB打率から改善されています。ただIFFB%はまだ高く、これをFBに持っていけるようにしていきたいところです。 最後に打球傾向ですが、やはりレフト~センター方向への打球が多く、ライト方向へは僅か10%に留まるなどやはり典型的なプルヒッターですね。ただし、やはりライト方向への打率が一番高く、打率は.316で3本塁打を記録しており、一番得意なのはやはり逆方向への打撃のようです。しかし、今季は引っ張りの打撃が成長を見せ、打率.291で20本塁打を記録するなど逆方向への打率と遜色ない打率となっています。これは緒方前監督の「もう少し始動を早めてはどうか?」という指導により、それまでは遅すぎる始動でしたが遅めの始動に変更して差し込まれ気味だった部分が改善されたからではないでしょうか。 今季は選球眼と始動を早めたことによって引っ張る打球の失速がなくなったことで成長した部分はありますが、その分長打やGB/FBなどが昨季よりも落ちてしまい、OPSはほぼ一緒となっているのでトレードオフのような現象となりました。来季の契約自体は現時点では未定ですが、契約するとすればこの辺りのバランスをどう取っていくかがポイントとなっていきそうです。あす楽対応!牡蠣 3kg(約38粒)クール便送料無料!宮城県松島産 殻付き 牡蠣 殻付き 無選別牡蠣 牡蠣 殻付 カキ 加熱用 一年子 松島牡蠣屋 BBQ バーベキューに
2019.11.18
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『アレハンドロ・メヒア』 今回はメヒア内野手について見ていきたいと思います。メヒアはバティスタのドーピングによる出場停止によって出場機会を大きく伸ばし、56試合に出場して打率.259、7本塁打を記録しました。 まず長打力ですが、IsoPは.167と中距離打者の範疇となっており、確かに打球を見てもアーチ傾向というよりはフライナー気味の打球が多いのでスラッガーというタイプではないかもしれません。続いてミート力ですが、162打数46三振で3.52と中距離打者の範疇の選手にしてはあまりにも低すぎると言わざるを得ないでしょう。そして選球眼は11四球/46三振で.239とこちらも非常に低い数字となっており、現状は非常に脆い打撃内容なのでこれでは厳しく、一層のレベルアップが必要だと思います。 それではbatted ballですが、56GB:34FB:8LD:11IFFB:7HRとなっており、GB/FBは1.08とGBが僅かに多い数字となっています。FB数がもっと増えていけば一発ももっと増えていくのではないかと思います。ちなみにGB打率が.286、FB打率が.289(HRありが.385)、LD打率が.750となっており、意外にもGB打率が非常に高い数字となっていますが、内野安打の数字を覗くと.231となるので特別GBに何かあるというわけでもないかなと思われます。 最後に打球傾向ですが、基本的にはレフト~センター方向への打球が多く、ライト方向への割合は18%となっており、極端ではないにせよプルヒッター気味ではないかと思います。しかし、意外にもレフト方向への打率は.173、3本塁打と非常に低い打率となっており、逆にライト方向への打率が.536、4本塁打と何と少ない打数でありながら一発もライト方向の方が多いという衝撃の結果となっています。これまでのバティスタもメヒア同様にライト方向への打球は少ないのですが打率は最も高く、メヒアも同じ傾向にあるようです。メヒアももっとセンター~ライト方向への意識を持って打席に臨む必要があるのではないでしょうか。 今季はバティスタの離脱という追い風もありましたが、正直言って期待した程の成績を残せたかと言われると少し期待値を下回ったかなという印象があります。それでもある程度の打席を積めたことで自身の打席傾向なども掴めたと思うだけに、今季の経験を来季に活かして欲しいと思います。個人的に一番の収穫は三塁守備、少ない守備イニングでしたが16.29%と非常に守備範囲の広さを見せるなど打撃よりも守備の方の成長が大きかったと思います。後は打撃面での成長に期待して攻守に亘っての活躍を期待したいところです。広島県産牡蠣 殻付きお徳用35個入 訳あり殻付き牡蠣(かき)(S〜Mサイズ)【送料無料】加熱用
2019.11.17
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『菊池保則』 今回は菊池投手について見ていきたいと思います。菊池は福井との交換トレードで広島へ移籍し、開幕一軍を手にして前半戦はレグナルト共に回跨ぎ&連投とかなり無茶な使われ方をしても結果を残し、後半は勝ちパターンの役割をも務めるなど大車輪の働きを見せ、58試合に登板して防御率2.80の好成績を残しました。 まず奪三振率ですが、61回を投げて43奪三振で奪三振率6.34と低い数字となっており、それほど三振は奪えてはいないようです。次に与四死球率ですが、61回を投げて23四球で3.39と3.50よりは良い数字ですが、抜群に良いという数字ではなく、まずまずと言えるのではないでしょうか。ちなみに死球は今季1つも出していませんが、これは後に絡んできます。 続いてbatted ballですが、80GB:52FB:12LD:17IFFB:4HRとなっており、GB%は48.5%、FB%は44.2%とどちらかと言えばゴロを多く打たせています。球威面は被IsoPが.126とGB投手にしては高い数字となっており、ゴロが多いタイプで長打を打たれやすいとなると時に大炎上する傾向があり、現にオリックス戦では大炎上したのが記憶に新しいのではないでしょうか。 最後に球種を見ていきますと、直球(36%)、シュート(24%)、フォーク(21%)、スライダー(12%)となっており、かつての黒田氏のような投球スタイルとなっています。しかし、変化球の中で一番多く投げているシュートは被打率.282、空振り率も6%と正直さしたる武器になっておらず、逆にフォークは.136、空振り率19%と非常に優秀な球種となっています。スライダーは空振り率こそ低いですが被打率.208とこちらもあまり打たれていません。また、直球は.169、空振り率10%を越えるなど実のところ直球とフォークで十二分に空振りを奪えることがデータ上からは分かります。個人的に奪三振率が低かったのは捕手が菊池の良さを活かし切れていなかったからだと言えそうで、現に西武戦でサヨナラ負けを喫しましたが、何故かシュートばかりを投げて1アウトも取ることができなかったのがそれを裏付けているように思えます。そしてもう一つシュートがあまり効果的でなかった理由として死球が1つもなかったということが挙げられるのではないでしょうか。勿論ぶつけろとまでは言いませんが、もう少し厳しく投げられるようになりたいところです。 今季は見事な好成績を残しましたが、データ上では三振を奪えるわけではない上に制球はまずまず、ヒットを浴びやすいGB投手ですが、抑制できるはずの被IsoPも高いとなると、このままだと来季は危ないかなと感じるところではあります。しかし、球種を見る限りでは上記の通り直球とフォークは非常に優秀な球種であり、空振りを十二分に奪える球種がありながらこの奪三振率は異常と言えそうで、配球を捕手と相談して投げていけば奪三振率の上昇は十分に見込めるのではないかと見ています。来季はその辺りを考えて更に一段上の投手へのステップを踏んで欲しいところです。tERA:3.49野球太郎(No.029) 2018ドラフト総決算&2019大展望号 (廣済堂ベストムック)
2019.11.16
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『中村恭平』 今回は中村恭平投手について見ていきたいと思います。中村はこれまで中々殻を破り切れずに制球を矯正しようとするも改善できずに球速も下がっていき、今季は戦力外候補の一人に予想される声もありました。しかし、今季はフランスアのように静かに足を上げた後に思い切り腕を振って投げ込むフォームに変更して球速が復活し、中継ぎとして43試合に登板して防御率2.64と崖っぷちから一気に欠かせない中継ぎ左腕として活躍しました。 まず奪三振率ですが、44.1回を投げて58奪三振で奪三振率11.77を記録するなど投球回数を大きく上回っており、三振を奪える投手へと変貌を遂げました。次に与四死球率ですが、3.86と4.00に近いなどまだまだ制球に関しては不安が残る数字となっていますが、これまでの与四死球率よりは改善されています。実際の投球を見る限りはそこまで大きく変わったようには見えませんが、スピードで臆せずに投げ込めるようになったのが大きいのではないかと考えており、日本球界にやって来た外国人投手らと同じ現象が中村にも起きたのかなと思われます。 続いてbatted ballですが、41GB:36FB:4LD:15IFFB:5HRとなっており、これまでとは違ってFB%が55.4%を記録しており、FB投手へと変貌を遂げました。球威面は被IsoPが.152と高い数字となっており、これは後述しますが基本的に直球とスライダーだけで押していく投球ですからどうしても一発を喰らいやすいきらいはあり、球威不足というよりは疲れてくるとどうしても打たれてしまいがちなのかなと感じ、この辺りは改善の余地があるのではないでしょうか。 最後に球種を見てきますと、投球スタイルは上述の通り直球が65%、スライダーが32%となっており、ほぼこの2球種のみとなっています。それでも直球の空振り率は10%を越えて優秀な数字と言われる中で13%を記録して被打率.230で今季は最速156キロを計測するなど自己最速をも更新、スライダーは被打率.145、空振り率21%と非常に優秀な数字となっています。ほぼ2球種のみの投球スタイルで的を絞られやすいきらいこそありますが、今季に関してはそれでも打者を圧倒できるものがあったと言えるでしょう。 今季最も大きく成長したのは紛れもなく中村であることは明白でしょう。ただ力投派で思い切り腕を振るフォームなので負担は大きめで、球種も2つのみなので疲労や調子が悪い時になると苦しくなり、事故も起こり得ることは否めず、途中で二度故障で一軍登録を抹消されるなどシーズン通してとなると厳しいかなという思いはあります。やはり直球とスライダー以外の球種も織り交ぜながらの投球をしたいところで、幸い本人も自覚があるようでフォークをもう一度投げようとしているとのこと、他にはカーブやシュートも元々投げていただけに、現在のフォームに合う握り方を探していって欲しいところですね。tERA:2.69野球太郎 No.033 廣済堂ベストムック 【ムック】
2019.11.15
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『クリス・ジョンソン』 今回はジョンソン投手について見ていきたいと思います。今季はオープン戦の最中に春先は調子が上がりませんでしたが、それ以降は安定した投球を見せ続け、最優秀防御率こそなりませんでしたが、27試合に登板して11勝で防御率2.59とエース級の働きを見せました。 まず奪三振率ですが、156.2回を投げて132奪三振で奪三振率7.58と基本的にゴロを打たせるのが主眼ですが、十分な奪三振率を記録しています。防御率が昨季よりも良くなったのは奪三振率が0.50程上がったからではないでしょうか。次に与四死球率ですが、156.2回を投げて62四死球で与四死球率3.56と例年に比べるとやや多めの数字となっており、数字自体はまずまずと言えるのではないでしょうか。 続いてbatted ballですが、229GB:129FB:31LD:39IFFB:12HRとGB%が52%と例年と変わらずにゴロを打たせる投球を維持しています。球威面は被IsoP.100とこちらも昨季(.091)とほぼ変わらず優秀な数字を記録しており、ある程度の三振を奪えてゴロをも多く打たせて長打も浴びにくく、安定した投球ができるのも納得できますね。 最後に球種を見ていきますと、スライダーが年々空振り率が高くなっており、被打率も2割を切っているなど優秀な球種となっています。ただチェンジアップは昨季に比べると空振り率が5%程落ちて10%となっていますが、被打率は.175とこちらも優秀な球種であることには変わりありません。投球スタイルは主に直球、カットボールで5割程で、ツーシームやスライダー、カーブ、チェンジアップもそこそこの割合で使用してくるなど的が絞りづらい投球となり、どれも被打率が低めです。ただ空振り率が高いのはスライダーぐらいなだけに、来季も同じ奪三振率が維持できるかと言われるとそこは微妙かもしれませんね。 来季で36歳に入りますが、少なくとも今季は衰えが見える成績や投球内容でもなく、体調さえ維持できれば十二分に先発投手の柱として投げられるのではないでしょうか。ただ年齢が年齢だけにもう今までのようなフル回転といった起用法は難しいかもしれませんが、そこは一本立ちしつつある九里や残留が決まった野村、未来のエース候補である森下の加入もあり、ジョンソンが無理なフル回転せずともしっかりと廻せる先発ローテを形成していきたいところです。また、そろそろポストジョンソンとなる投手の獲得も検討する頃合いかもしれませんね。後は調子の良い時に少し油断してひょいひょい投げて手痛い長打を喰らう癖があるだけに、そこさえなければ更に良い成績を残せるのではないでしょうか。現に短期決戦となるポストシーズンでは調子の良い時でも緊張感を保ったまま投げるのでポストシーズンの防御率は凄まじい数字となっているだけに、それを公式戦でも見せてくれればと思います。tERA:3.35【送料無料】5種から選べる 札幌熟成.ラーメン5食セット. (味噌 みそ 塩 醤油 つけ麺 スープカレー味)生麺 詰め合わせ ご当地グルメ お取り寄せ 生ラーメン ラー麺 ポイント消化 有名店 お試し B級グルメ 札幌ラーメン 北海道【G】
2019.11.14
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『気になった記事を取り上げる』 今回はこれまで全く触れてこなかった秋季キャンプの記事について取り上げてみたいと思います。まず「岡田の契約更改」の記事、契約そのものよりも気になったのが高速スライダーの習得、真横に滑る球種とのことですが、基本的に岡田はオーバーハンドの中でも特に振り下ろすフォームなので真横に滑る球種を果たしてマスターできるのか気になるところ、振り下ろすフォームですから寧ろ個人的に今持っているフォークに磨きを掛けた方が良いような気はしますが。別の記事で来季はセットアップとしての役割を期待されており、確かに先発でペース配分や配球などを考えるよりは1イニング全力で投げる方が岡田には合っていると思うだけに、これは良い配置転換となるのではないでしょうか。 続いては「大盛支配下選手登録」の記事、センターを守れる人材が不足している点などを考慮されて支配下選手登録されたのではないでしょうか。足はフェニックスリーグや二軍でも存在感を見せましたが、打撃が大卒選手にしては少々物足りないもとなり、フェニックスリーグでも打率が低かったのですが長打を打つ割合が多く、二塁打三塁打を量産するタイプへと育って欲しいところです。 他には「島内新球習得」の記事、ただ実はフォークの被打率や空振り率が優秀で會澤の配球に問題があったように感じており、現に他の捕手がマスクを被った時の防御率と會澤の時では段違いだっただけに、個人的には新球を試すよりも覚えたばかりのスライダーに磨きをかけてカウント球として更に精度を上げるぐらいで良いのではないかと思いますが。もう一つは「大瀬良、フォーク改良」の記事、前回の記事でもフォークの空振り率が落ちたと書きましたが、やはり本人にも自覚があったようで「今季は落ちなくなった」とコメントしています。来季復活のカギはフォークの復活だと思われますので、何とか取り戻して欲しいところです。フォークの記事では他にも「一岡がナックルフォークを投げる」との記事、揺れながら落ちるとのことですが、寧ろこちらが本来のフォークで、現在の投手が投げるフォークはスプリットであるとどこかで聞いたことがありますが、今季の一岡は奪三振率が急激に下がってしまっただけに、奪三振率改善の為にも決め球を増やすのもありかもしれませんね。他には中村恭平もフォークの投げる為に練習を積んでいるとのことで、フォークと言えば引退してコーチに就任したばかりの永川コーチがいるだけに、色々と聞いて欲しいところです。 最後は野間が西川、秋山の打撃フォームを参考にバットを寝かした新フォームに取り組んで早速実戦で打ち始めているようです。記事では球を長く見る為にこれまでの立ち位置から捕手側へと移動したとのことですが、個人的には元々遅い仕掛けを採用していて且つ直球が苦手な打者、それでいて立ち位置は前寄り、どうりで直球にまるで対応できないわけですね^^;。現在は一軍に昇格した朝山打撃コーチと取り組んでいるそうで、「小さくまとまらずに長打を打てるようになって欲しい」とコメントしており、今季意図してのゴロ打ちが目立っていたので個人的には朗報でしょうか。朝山コーチは非常に優秀なコーチだと勝手に思っているので存分にアドバイスしていって欲しいですね。《あす楽》 ラッフルズホテル カヤジャム 200g [シンガポール カヤ Raffles Hotel]【朝食 ココナッツ風味 お土産 おみやげ】
2019.11.13
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『野村祐輔』 今回は野村投手について見ていきたいと思います。今季は途中二軍再調整の時期こそありましたが、調子を戻して夏場以降は試合を作る投球を見せるなど持ち直して18試合で6勝、防御率4.06の成績を残しました。 まず奪三振率ですが、95.1回65奪三振で6.14と低い数字ですが、昨季の低すぎる奪三振率(4.53)は改善されています。もう少し詳細に見ていきますと、奪三振率が大きく伸びたのは夏以降で奪三振率7.62と大きく数字を伸ばしていますが、これは如何に。次に与四死球率ですが、95.1回36四死球で3.40と制球を売りにする投手にしては少々物足りない数字となり、この点に関しては昨季よりも1.00悪化しています。せっかく奪三振率は改善されたにもかかわらず、肝心の制球が悪化してしまったのが勿体なかったかなと感じます。 続いてbatted ballですが、169GB:84FB:26LD:20IFFB:6HRとGB%が55%を記録しており、ゴロを多く打たせていることが分かります。この点に関しては過去3年間同じ傾向を続けており、野村の持ち味を十分出せています。球威面は被IsoPが.119と2年連続で同じ数字、2016年の.091から年々悪化していますが今季は変わっていません。 最後に球種を見ていきますと、万遍なく使い分けている点は特に変わっていませんが、今季は直球の被打率が.200を切っているなど優秀なようです。それ以外は特筆するべき球種は特になく、昨季も書きましたがチェンジアップの空振り率がやはりそこそこ優秀な点が見受けられますね。 夏場以降は安定した投球を見せ、復活の兆しを見せています。奪三振率が果たしてどこまで維持できるのかは分かりませんが、与四死球率をもう少し改善して無駄な走者を出さないことが野村のような投手にとっては非常に重要になってくるのではないでしょうか。それにしても夏場の急激な奪三振率の伸びは少し興味深いデータですね…。tERA:3.64《送料無料》 気仙沼完熟牡蠣のミルキーオイスターソース 160g + 気仙沼旨味帆立とコラーゲンのXO醤 145g [石渡商店]《あす楽》
2019.11.12
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『九里亜蓮』 今回は九里投手について見ていきたいと思います。今季はリリーフの時の投球を先発でもできるようになり、途中からは先発ローテに定着し、27試合に登板して8勝を挙げて防御率3.51の成績を残しました。 まず奪三振率ですが、118回を投げて96奪三振を記録して7.32の成績を残し、7.50には届きませんがある程度三振を奪えるようになりました。これまではリリーフでは三振を奪えるものの、先発では三振を奪えない投球をしていましたが、今季は先発でも7.00の成績を残しており、ある程度それが解消されました。次に与四死球率ですが、118回45四死球で3.43、先発での与四死球率は3.46とほぼ同じ数字となっており、こちらも改善されています。ただ突然連続四球を出すところもあり、まだまだ改善の必要はあるでしょうか。これまでは先発でできていなかったことが今季できるようになったことが九里の最大の成長ではないでしょうか。 続いてbatted ballですが、189GB:108FB:21LD:24IFFB:11HRとなっており、GB%は53.5%とゴロを多く打たせており、昨季よりもGB%の割合を増やすことに成功しています。ただ球威面は被IsoPが.126とGB投手にしては高めの数字となっており、せめて.110程で抑えて欲しいところですが、昨季(.137)よりは向上していますとはいえ奪三振率が大きく向上したことで被安打数も118回を投げて107被安打と、先発としてメインに起用されるようになった昨季(120.1回129被安打)よりも向上しており、あらゆる面の向上が防御率が昨季の42.6から0.75も向上できた要因だと思います。 最後に球種を見ていきますと、やはり万遍なく球種を使い分けていますが、今季は縦変化の球種の割合が増えています。今季の特徴としては直球の威力が向上しており、被打率は.212、空振り率6%と昨季の.376、3.7%よりも大きく向上てていますが、これは今季の先発として投げていた平均球速が140キロ中盤を記録するようになるなど数キロ伸ばしたことが大きいのではないでしょうか。そして今季飛躍の象徴となったのがチェンジアップ、シーズン中の記事でも触れましたが、この球種が九里を先発投手として進化させた最大の要因と言えそうで、被打率.184、空振り率20%を記録するなど数字上でもそれが表れています。また、今季は減りましたがフォークも相変わらず空振り率20%越えと健在です。また、九里と言えばスライダーやツーシームのイメージですが、昨季同様被打率は.290、.258とやはりイメージ程あまり有効な球種ではないことが分かります。球速アップに成功した直球に決め球のチェンジアップに加え、この二つの球種の精度がもう少し上がれば更に安定した投球が期待できるのですが。 元々先発を希望していた九里にとっては先発でも十分に投げられることを証明することができた大きなシーズンでした。ただやはり課題なのはイメージに反して横変化の球種、これさえ良くなれば一気にエースとして駆け上がれる存在になれるのではないでしょうか(ちなみに新しいクローザー探しをしているようですが、実のところフォークやチェンジアップの空振り率が素晴らしい九里が一番適任な気はしますが)。来季は同期の大瀬良と共に二人で広島の先発陣を支える存在へとなって欲しいですね。tERA:3.62グルメ大賞3年連続受賞!ジャンボ広島カキ400g前後【送料無料】約2人前※加熱用[かき/カキ/牡蠣]
2019.11.11
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『長野久義』 今回は長野について見ていきたいと思います。春先に鈴木誠也離脱中の際、菊池とコンビを組んでチームを引っ張っていましたが、復帰後はほぼスタメンのチャンスがなくなって再調整の為に二軍降格しました。そして夏場に調子を上げてきましたが何故か一軍に昇格してこず、終わり頃になってようやくスタメンに復帰し、打率.250、5本塁打、OPS.693と不満の残る成績となりました。 まず長打力ですが、IsoPは.133と.150弱の数字を記録しており、本塁打は10~15本辺りを見込める数字となっており、これまでのキャリアと同じぐらいではないでしょうか。続いてミート力ですが、180打数40三振で4.50となっており、昨季(5.55)よりも1.05落ちています。それよりも問題なのが選球眼(BB/K)ですが、今季は.375と昨季.594と何と.219も落ちており、やや低迷していた頃の選球眼に戻ってしまいました。ただ左投手の際は10四球/17三振と高いだけに、右投手の際のBB/Kが非常に悪く、この辺りは改善の必要もあり、起用法も左投手の際にスタメンで積極的に起用しても良さそうです。 それではbatted ballですが、76GB:43FB:6LD:11IFFB:5HRとなっており、GB/FBは1.29と小園よりもゴロが多い割合となっています。それぞれの打率はGB打率が.276、HR除外FB打率.241(なしが.305)、LD打率が1.00となっています。意外にもGB打率が高いですが、内野安打を抜いたら.225となっており、内野安打/GBは6.6%と高めの数字となっています。 最後に打球傾向ですが、レフト~センター方向への打球が多く、ライト方向への打球は21%程となっており、極々普通の打球方向割合でしょうか。ただし、レフト方向への打率が.229、3本塁打、センター方向へは.210、1本塁打なのに対し、ライト方向への打率は.387、1本塁打と非常に高い打率を残しています。昨季も.345、2本塁打となっており、やはり長野が得意としているのは流し打ちであることが窺い知れます。昨季ははレフト方向への打率が高かったのですが、今季は奮いませんでした。ただ面白いことにレフト方向への打率は隔年傾向にあり、良かった年の翌年は必ず悪い年へ移行しており、今季は傾向で言えば悪い年であり、正にその通りとなりました。 確かに昨季に比べればやはり成績も打撃内容も落ちはしますが、それでも2015年ぐらいの成績には持ってこれたのではないかなと感じており、個人的には調子を上げてくるはずの夏場で殆ど起用しなかったことが響いた格好なのではないかなと思われます。来季は特定の選手ばかりを起用するのではなく、しっかりと調子の良し悪しや調整を考えた起用などを考えて欲しいところです。ただ長野自身は今季不本意な成績だった自覚しているようなだけに、課題の春先を何とか克服して欲しいところです。\タイムセール開催中!/【送料無料】5種から選べる 札幌熟成.ラーメン5食セット. (味噌 みそ 塩 醤油 つけ麺 スープカレー味)生麺 詰め合わせ ご当地グルメ お取り寄せ 生ラーメン ラー麺 ポイント消化 有名店 お試し B級グルメ 札幌ラーメン 北海道【G】
2019.11.10
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『大瀬良大地』 今回は大瀬良投手を見ていきたいと思います。今季は春先は好調を維持していましたが、中5日や多すぎる球数でフル回転してしまったことに加え、元々夏場に調子を落とすタイプなこともあり、6月~8月は防御率5点台と大失速しました。それでも最終的には26試合に登板して11勝で防御率3.53の成績を残しました。 まず奪三振率ですが、173.1回を投げて136奪三振で7.06と昨季飛躍的に良くなった奪三振率(7.86)が1.00近く悪化してしまい、元の三振を取れない投球に戻りました。これも5月までは高い奪三振率を維持していましたが、防御率と同じように大幅に下落していることが分かります。次に与四死球率は2.03とこちらは昨季同様に2.23よりも僅かに良くなっていますが、三振が取れなくなったことが災いして打者に打ち込まれる要因となったかもしれませんね。 続いてbatted ballですが、247GB:162FB:47LD:50IFFB:22HRとなっており、今季はGB%が46.8%、FB%が44.3%と昨季のGB%が42.5%、FB%が49%よりもGB%が増え、何とフライボールピッチャーから脱却することに成功しているのです。ただし、GBが増えたにも関わらず球威面は被IsoPが.155と昨季の被IsoP(.141)よりも悪化しており、奪三振率の低下と球威面の悪化、元々ゴロの方がヒットを浴びる割合自体は高くなることもあり、被安打数は176被安打と投球回数よりも多くなっています。今季に限ってはGBが増えたのが逆に仇となってしまったかもしれませんね。 最後に球種を見ていきますと分かりますが、直球以外は空振り率が軒並み悪化し、特にフォークは205を越えていたのですが今季12.34%で被打率も.270と大幅悪化してしまい、カットボールも同じく悪化しています。昨季もそうでしたが、直球とカットボール、スライダーだけで全体の85%を占めており、さすがに相手も慣れてきたのではないかなと思われます。シーズン途中からフォークを多めに投げ始めましたが、春先からフォークの精度が悪かったので助けにならず、春先からのフル回転もあり、この辺りが奪三振率の低下、球威の悪化も相まって春先が嘘のように打ち込まれていったのだろうと思われます。 来季復調する為にはまずフォークの精度を取り戻すことが必要な点に加え、慣れられた投球スタイルを改めた後半の投球スタイルを続けることと、後は春先に無茶な起用さえしなければ立て直すことができるのではないでしょうか。長年の課題となっている一発病は今季も継続しており、この辺りも改善が必要でしょうか。また、今季は左打者への被打率(.285)が高いので課題となっていますが、不思議なことに一発は僅か3本塁打と右打者の打数よりも多いにもかかわらず一発を打たれる割合は少なく、この辺りに一発病を解消するヒントが何かあるのかも?しれませんね。tERA:3.85《送料無料》 気仙沼完熟牡蠣のミルキーオイスターソース 160g + 気仙沼旨味帆立とコラーゲンのXO醤 145g [石渡商店]《あす楽》
2019.11.09
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『小園海斗』 それでは今回はルーキーの小園内野手を見ていきたいと思います。今季は高卒一年目ながらも途中からスタメンに抜擢され、後半戦はほぼレギュラーに定着して.213、4本塁打でOPS.565の成績を残しました。 まず長打力ですが、IsoPは.112と現状はパンチ力がある範疇の数字ですが、まだ高校生の年齢ながら力負けしていない点が魅力的で、これからこの長打が伸びることに期待したい選手です。ちなみにフェニックスリーグでは3本塁打2二塁打2三塁打と長打を打ちまくっていました。次にミート力ですが、188打数42三振で4.48とあまり高い数字ではなく、二軍でも5.00と同様にあまり高くない数字、フェニックスリーグでは6.89でした。続いて選球眼ですが、6四球/42三振で.143、二軍では13四球/42三振で.310、フェニックスリーグでは1四球/9三振と.111とBB/Kは非常に低い数字となっています。これを見る限りでは将来的に積極的に四球を選んでいくタイプではなく、ミート力や選球眼も低めなのでリードオフマンタイプかと言われると少し疑問符が付きます。 それではbatted ballですが、76GB:41FB:9LD:16IFFB:4HRとなっており、GB/FBは1.25となっており、GBが優勢となっています。それぞれの打率はGB打率が.197、HR除外FB打率が.263(HRありは.311)、LD打率が.667となっており、小園の今季の打率で考えると極々標準的な打率ではないでしょうか。ちなみに内野安打は僅か4本で、そのうちゴロの内野安打が2本で内野安打/GBは2.6%と西川と違ってあまり内野安打を稼げていません。 最後に打球傾向ですが、基本的に西川と同じくレフト~センター方向への打球が多く、ライトへの方向は全体の20%弱となっています。しかし結局ライトへの打率が最も高く.365、4本塁打と非常に高い数字を残し、センター方向への打率が.246、レフト方向への打率が僅かに.127と非常に低い打率となっています。確かに実際に小園の打撃を見ていると、逆方向へ打つ際は合わせるだけの打撃に終始していることが多く、どちらかと言えば引っ張った打球の方が強い打球を飛ばしているだけに、将来的にプルヒッターになる可能性が高いのではないでしょうか。 小園に関する以前の記事でも散々触れてきましたが、皆が思い描いているような巧打者タイプではなく、打撃自体は荒いですが一発長打を秘めたタイプの打者になるのではないかと思います。将来的には長打力を存分に伸ばしてソフトバンクの松田やTEXのオドールのような打者になってくれればなと思います。他には走塁や守備面もまだ多くの課題があり、盗塁は高校時代あまりしてこなかったこともあって二軍では8盗塁10盗塁刺と課題を残し、ショート守備はCBRFが18.73%とまさかの20%切りとなるなど非常に大きな課題となっています。現状では打撃も走塁も守備も練習が必要で課題は山積みですが、秋季キャンプや来春キャンプでしっかりと練習を積んで大きく大成して欲しいですね。 『余談話』 野球と全く関係ない話ですが、現在放映されている『まだ結婚できない男』に出てくる「やっくんのブログ」の正体は当てずっぽうですが前作に出ていた澤崎さんかな?と勝手に想像してみます。一応根拠としては澤崎さんの本名が澤崎摩耶(まや)であることやブログ内容にて桑野さんの問題発言(妻と子供と家のローンという人生の三大不良債権)を発した際にその場に居合わせていた人物だからぐらいでしょうか^^;。第一シリーズと比べると少し物足りない今作ですが、楽しみにしたいと思います。ヘルシア 茶カテキンの力 緑茶風味(3.0g*30本入)【ヘルシア】[粉末 機能性表示食品 内臓脂肪対策 お茶 緑茶 体脂肪]
2019.11.08
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『西川龍馬』 今回は床田に続き、外野にコンバートされ、今季初の規定打席到達で.297、16本塁打、OPS.777を記録した西川外野手を取り上げてみたいと思います。夏場に一気に調子を上げて月間MVPにも輝くなど大きな一歩を踏み出しました。 まず長打力ですが、IsoPは.144と昨季(.141)と同じような数字をマークしており、やはり中距離打者の範疇です。ただ夏場に2ヶ月で今季の半分以上の9本塁打をマークしており、他の月でもこれぐらい打てとまでは言いませんが、もう少しコンスタントに打てれば面白いのではないでしょうか。続いてミート力ですが、535打数81三振で6.60となっており、こちらも昨季(6.41)と大きくは変わっておらず5.00を越えてくるなど高めの数字となっています。ただし、昨季(.529)改善された選球眼が今季は.395と大きく下げており、これがあまり安定感が出なかった理由ではないでしょうか。IsoDが.040と低めの数字であまり積極的に四球を選ぶタイプではないので出塁率(.336)もあまり伸びていません。来季の打順はまだ分かりませんが、引き続き1番を担うのならばBB/Kを最低でも昨季の水準に戻して欲しいところです。 それではbatted ballですが、220GB:151FB:35LD:37IFFB:16HRとなっており、GB/FBは220/204で1.08となっており、昨季よりは改善されましたがまだまだGBが多い数字となっています。そしてGB打率が.259、HR除外FB打率が.293(ありは.348)、LD打率が.886となっており、極々普通の打率内容となっているでしょうか。昨季はFB打率が.439でしたが、さすがに出来過ぎだったのか揺り戻した?格好となっていますが、意外にもGB打率が昨季の.263とそこまで変わっていないのが意外ですが、これは内野安打の数で稼いでいる部分が昨季同様にありますね。 最後に打球傾向ですが、昨季同様にレフト~センター方向への打球が多く、これは今季も同じような傾向にあります。ただやはり一番良いのがライト方向への打率で、.484、12本塁打と昨季同様に圧巻の数字を記録、しかしながら今季はレフト方向への打率が.189と昨季の.363に比べると大きく下落してしまった形となりました。これに関しては一昨年の傾向が反映されており、BB/Kも低く、そのことを昨季の記事でも触れましたが、やはりBB/Kが低くなった今季にも同じ傾向が出ているので関連ありと言えるかもしれませんね。 今季はGB/FBの改善で16本塁打を記録しましたが、その分「悪球打ち」と評されていますが端的に言えばボール球に手を出して打撃内容が荒くなってBB/Kが悪化してしまい、打率が3割に届かずにOPSも落とす結果となり、逆方向への打率も稼げずに終わりました。これらの要素のバランスを如何にして保ってシーズン通して活躍するかが来季は重要なカギを握っているのではないでしょうか。また、例年内野安打を多く稼げる程足が速い選手でありながら6盗塁7盗塁刺やUBRがマイナスなのは非常に物足りず、もう少し走塁にも意識を向けて欲しいかなという印象を受けます。守備は外野にコンバートしたばかりなのでセンターは荷が重かったかなと思いますが、レフトは昨季の野間に引けを取らないCBRFを記録しており、攻守で貢献できる選手になっただけに、個人的には三塁に挑戦するよりはこのまま外野か一塁に固定しても良いのではないかなと思います。上記の課題を解消して更に数字を伸ばして鈴木誠也と共に打線を引っ張る存在になって欲しいですね。【ポイント最大21倍★11/10】【キャッシュレス5%還元】【送料無料】HM−211博多華味鳥 もつ鍋セット【ギフト館】
2019.11.07
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『今年は如何に』 それでは恒例の来季の新人選手の活躍を予想してみたいと思います。いつものようにS~Dでランク分けし、サイド枠と左投手枠、ノビシロ枠を設けていきたいと思います(それぞれ「※」、「左」、「◎」)。また、いつものようにサンプルの少ない選手は外していますのでご了承ください(以前からの通り、社会人投手は大卒投手と同じく4.00としています)。 「西武」宮川 B K/BBは3.45、以前の基準である3.50には近い浜屋 A K/BBは4.00、左投手で制球力も良い松岡 D 速球派サイドハンドだが与四死球率が非常に悪い。まだ素材型か上間 D K/BBは2.46と低い岸 C ミート力がやや物足りないが選球眼は良い。盗塁成功率も高いとのこと 「巨人」太田 D K/BBは1.13と完全に素材型 「ソフトバンク」佐藤 D ミート力、選球眼、長打力全てまだまだ物足りないが足は速い海野 B ミート力、選球眼共に高い。ただ今年の詳細不明で甲斐がいるが津森 D 速球派サイドハンドだが制球が悪い柳町 D ミート力、選球眼いずれも波が激しい。特徴のなさも気になる 「横浜」坂本 B◎最終学年になって成長し、最終学年秋には5.00と見事な活躍伊勢 D K/BB低く、球威も物足りず、サイドだが苦にならないフォーム蝦名 B◎最終学年し3本塁打、秋はミート力、選球眼共に成長、ポテンシャル高い 「楽天」津留崎D 登板機会自体少なく、まだまだ素材型か福森 D 制球に問題があり瀧中 D※K/BBは2.76だが制球は良く、スピードあり、サイドハンド気味 「千葉ロッテ」佐藤 C 打撃内容に波が激しい。パンチ力や足もあり、面白い存在高部 D 同じく打撃内容に安定感乏しい。同じくパンチ力と足もあり福田 D ミート力に課題あり 「広島」森下 A 以前の記事の通り、文句なしの即戦力候補、唯一の不安は蓄積疲労か宇草 D ポテンシャルは凄まじいが現状は素材型、肩と股関節を故障中とのこと石原 D 意外なパンチ力と実戦的な送球、現状では二軍で経験を積みたい 「日本ハム」河野 C K/BBは3.20と低い。これといった武器がないのが気になる立野 D K/BB1.67、制球も悪い上に被安打も投球回数とほぼ同数鈴木 D※制球が良くなったサイドハンド、最速147キロがどこまで伸びるか望月 D 最終学年春は良かったが秋は元に戻ってしまった片岡 C ミートに課題あるもそれ以外は良く、足も速い 「中日」橋本 D K/BBが低く、制球も悪く、秋は三振も獲れなくなっている岡野 C K/BB3.00と微妙、ただ制球は良いので便利屋として期待群司 A◎打撃内容全般良好、更に最後の秋で大きく飛躍、森下と共に今が旬 「オリックス」村西 C 速球派サイドハンドだが制球に課題。せめて3.50に収めたい勝俣 C 下級生の頃の方が打撃内容が良く、下降曲線を描いている 「ヤクルト」吉田 B◎最終学年に急成長し、最後の秋に9.25と破格のK/BB杉山 D K/BBは3.00を越えるぐらい、奪三振能力に課題か大西 A 今年に入って18春の頃を思い起こさせる活躍 以上の結果となりました。個人的にはセ・リーグの方に評価の高い選手が集まった印象でしょうか。故にセ・リーグの新人王予想はかなり困難を極めそうで、候補となってくるのはA評価の広島森下やヤクルト大西に加え、最終学年で頭角を現している横浜坂本やヤクルト吉田も非常に面白く、特に横浜は先発投手に故障がちな投手が多い点、ヤクルトは投手の人材不足のチーム事情なのでチャンスは十二分にあります。野手では群司が抜けており、打撃内容は春以外は素晴らしい物を見せてきており、秋には三冠王に輝くなど見事な活躍、今季は加藤という捕手が頭角を現しましたが、捲る可能性は十二分にあります。 一方でパ・リーグはリスキーな素材を集めた印象ですが、逆に言えば大成させられればリターンは非常に大きなものとなりそうです。つまり来年すぐに活躍というよりは二軍でスタートして経験を積ませて数年後に勝負というタイプが多いだけに、ここから新人王候補が出る可能性は低いかもしれません。その中から選ぶとすれば西武の浜屋が筆頭候補となりそうで、左の先発投手が壊滅的な状況なのでチャンスは貰えそうです。他だと楽天の瀧中、日本ハムの鈴木、Cですがオリックスの村西といったサイドハンド投手らがリリーフで活躍という可能性もあるのではないでしょうか。野手では下級生の頃の長打力が消え失せ、打撃内容も悪化していましたが勝俣は数少ない候補となりそうで、最後の秋は打撃内容を元に戻し、後は長打力を取り戻せばといったところでしょうか。オリックスは打者の人材難な状況で、三塁手候補も手薄な状況なのでチャンスはあると思います。 ちなみに広島のドラフトでやはり2巡目で宇草を指名したことが賛否両論あるようですが、確かに改めて調べてみると坂本や浜屋といった個人的に評価も高めの左投手が指名できていたこともあり、その辺りは評価が分かれそうです。また、ソフトバンクに1巡目指名された佐藤が指名候補で代わりに宇草を指名されたのではないかという噂もあるようですが、どうも話を聞く限りは宇草が一番評価の高い選手だったようです。ちなみに個人的な意見としても長打力のある宇草の方が佐藤よりも好みかなと思います。宇草を大成させることができれば非常に大きなアドバンテージとなりそうなので、是非とも大成してもらいたいところです。 『新人王予想』 「セ・リーグ」 「パ・リーグ」本命 森下(広島) 浜屋(西武)対抗 大西(ヤクルト) 鈴木(日本ハム)大穴 坂本(横浜) 勝俣(オリックス)《送料無料》 気仙沼完熟牡蠣のミルキーオイスターソース 160g + 気仙沼旨味帆立とコラーゲンのXO醤 145g [石渡商店]《あす楽》
2019.11.06
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『4人解雇』 本日、広島はレグナルト、ヘルウェグ、ローレンスら3投手、サンタナ内野手と来季契約を更新しないと発表しました。レグナルトは春先に菊池と共にフル回転し、前半戦は獅子奮迅の働きを見せましたが、その反動で後半戦は打ち込まれる試合が目立ち、解雇となりました。ヘルウェグとローレンスはそもそも出番がなく、ヘルウェグは十分活躍できそうでしたが、レグナルトやフランスアが明らかに疲労していてパフォーマンスが落ちている時期でも入れ替えせず、ローレンスも1試合のみの登板になりました。サンタナは一軍で起用されましたが、正直なところ小園と同じくまだまだ実力不足な印象で、もう少し育成枠のままで秋季キャンプで練習を積ませた方が良かったのではないかなと思います。 これだけ大量の外国人投手を雇いながらも結局はジョンソン、レグナルト、フランスアでほぼ固定されてしまい、以前の記事でも書きましたがヘルウェグはゴロ率が高い上に右打者に恐怖心を植え付けることができるなど十分面白い存在、ローレンスも以前在籍していたヘーゲンズのような存在になり得る可能性もあったのに非常に残念、上手くやり繰りせずに活かしきることができませんでした。このような運用を来季も続けるのならば外国人投手を複数雇っている意味はなく、個人的に完全に金の無駄遣いとしか思えません。複数雇っても固定して残りを二軍に塩漬けするのならば、そのお金を設備投資に廻して一刻も早くトラックマンを導入した方が良いのではないでしょうか。《送料無料》 気仙沼完熟牡蠣のミルキーオイスターソース 160g × 2個 [石渡商店]【オイスター ソース 牡蠣 カキ 気仙沼 無添加】《あす楽》
2019.11.05
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『逆襲』 今回は今年ドラフト指名された選手の担当スカウトをまとめてみました。その前に各スカウトの担当地区を挙げますと、北海道・東北地区が近藤スカウト、関東地区が尾形スカウト、北陸・信越地区が高山スカウト、東海地区が松本スカウト、関東地区が鞘師スカウト、中国・四国地区が白武スカウト部長、九州地区が末永スカウトとなっています。また、苑田スカウト部長は全国統括ですが主に東京六大学を視察し、今年から田村スカウトが課長となって全国を廻るクロスチェック担当となったようですね。ただ、尾形スカウト曰く「投手の事はまだ自身では不足なので近藤スカウトや高山スカウトの助言を貰うこともある」とのことです。1巡目 森下 明治大学 東京 尾形スカウト(苑田スカウト部長)2巡目 宇草 法政大学 東京 尾形スカウト(苑田スカウト部長)3巡目 鈴木 霞ヶ浦 茨城 尾形スカウト4巡目 韮澤 花咲徳栄 埼玉 尾形スカウト5巡目 石原 天理大学 奈良 鞘師スカウト6巡目 玉村 丹生 福井 高山スカウト育成1 持丸 旭川大 北海道 近藤スカウト育成2 木下 敦賀気比 福井 高山スカウト育成3 畝 香川OG 香川 白武スカウト部長 今回は何と1~4巡目が尾形スカウトが手掛けた選手らということとなりました。尾形スカウトは主に有望な野手を連れてくることが多く、松本スカウトや田村スカウトらと並ぶ優秀なスカウトです。ただ昨年は鞘師スカウト、田村スカウト、松本スカウトらが手掛けた選手らで、尾形スカウトの担当した選手は一人もいませんでしたが、今回は逆襲?に成功?し、上位を一人で独占した格好となりました。また、他だと久々に高山スカウトが担当している地区から指名されており、そして北海道からも久々に指名されていますね。そして今回鞘師スカウトが担当している関西地区からも2年連続で指名、古くは岡田、最近では小園や林といった選手らを担当しており、徐々に信頼が出始めているのかもしれませんね。今年は松本スカウトの指名が珍しくなかったのですが、あまり目ぼしい選手がいなかったのかもしれませんね(石川や紅林にもさして熱心な様子ではありませんでした)。しかしながら来年は東海地区に有望な選手が多く、松本スカウトの逆襲があるかも?しれませんね。ばんのう酵母くん 23ml 7本セット アーデンモア ギフト 送料無料
2019.11.04
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『センターが課題』 それでは広島の外野成績の集計が終わっただけに、先行して公開して見たいと思います。ライトは鈴木誠也、センターは西川と野間、レフトは西川、松山、長野を取り上げます。※ CBRFについてはホームページをご覧いただければと思います。 「ライト」鈴木誠也 139試合 1228.1回 RF1.817 CBRF20.88% 「センター」野間峻祥 91試合 637.2回 RF1.976 CBRF23.27%西川龍馬 74試合 577.2回 RF1.932 CBRF22.57% 「レフト」西川龍馬 79試合 544.2回 RF2.132 CBRF24.71%松山竜平 45試合 301.1回 RF1.673 CBRF19.70%長野久義 31試合 221.2回 RF1.756 CBRF20.08% 以上のような結果となりました。まずライトの鈴木誠也は昨季足にボルトを入れてCBRFが最下位となってしまいましたが、今季は20.88%と例年の数字に戻してセ・リーグ2位の記録を残しています。レフトは外野コンバート初年の西川が24.71とレフトの中でダントツ1位の数字を記録することに成功し、昨季の野間とも遜色ない数字を記録しました。また、松山や長野もレフトならば十分な数字を記録しており、現在西川が三塁に再挑戦しているそうですが、仮に西川が三塁に廻って二人が入ったとしても問題ないかと思われます。ただし、問題なのがセンター、野間は23.27%とやや低めの数字を記録しており、途中からセンターに廻った西川もそれ以下の数字を記録するなど穴となっています。ただ外野守備自体は鈴木誠也が数字を戻したこともあり、総合的には昨季よりも上昇している結果となっています(2018年のデータを見てもらえれば)。しかしながら来季はピレダが加入し、主にレフトでの起用が見込まれるだけに、また起用法が大きく変わってくるかもしれませんね。《送料無料》 気仙沼完熟牡蠣のミルキーオイスターソース 160g × 2個 [石渡商店]【オイスター ソース 牡蠣 カキ 気仙沼 無添加】《あす楽》
2019.11.03
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『ホセ・ピレラ』 噂になっていたPHIのピレラ内外野手(右投右打)を広島が獲得したと発表しました。ピレラは2017年ではSADで10本塁打を記録するなどMLBでの実績もある選手で、今季の開幕当初はSADに在籍していましたが、途中でPHIに移籍しており、今季もどちらのチームでもMLBに昇格してプレーしています。 まず打撃ですが、長打力は3Aで22本塁打を記録しており、ISOPは.200を越えているなど十二分に長打の期待を抱かせる選手で、近年は.300を記録するようになり、2017年のMLBでは.202を記録しました。また、上記の通り投手圧倒的有利の球場を本拠地としているSADで10本塁打を記録しており、ある程度長打は期待できるのではないでしょうか。battted ballは%3AではFB%が高めとなっているのも良いのではないでしょうか。次にミート力ですが、3Aでは今季4.50となっており、2017年の3Aでは6.96となっており、MLBでは昨季4.92、一昨年は4.39となっており、大体4.50前後で推移しているように見えます。続いて選球眼(BB/K)は3Aで今季.329、2017年の3Aでは.577、MLBでは昨季.337、一昨年は.380となっており、大体.350前後で推移していることが分かります。長打力があるのでミート力は許容範囲ですが、選球眼が低すぎるきらいがあり、フリースインガータイプの打者のように見えます。打球の割合は極端に引っ張りの打球が多いわけでもなく、流し打ちの打球が多いというわけでもなく、ごくごく普通の割合のようです。 それでは守備ですが、主に守っていたのはMLBではレフトでUZRもまずまず良い数字となっているようです。ただ今季は主に守っていたのがライトなのですが失策が多く、鈴木誠也もいるので外野で起用するのならばレフトということになりそうです。また、2018年は二塁を主に守りましたが、守備範囲、併殺、失策の項目いずれもマイナスですが全体では-2.9となっており、打ってくれれば許容範囲内でしょうか。他には一塁もそこそこ守っており、三塁はMLBでは僅かながら出場がありますがマイナーでは一塁同様そこそこ守っています。 ユーティリティー性のあるスラッガータイプの右打者ということで、何やらかつて広島に在籍していた町田氏を思い出させます。打者のタイプとしては入団してきた際のニックやエルドレッドのような印象で、脆さを我慢できるかどうかが焦点となりそうです。5番に座って安定したクラッチヒッターとしての期待ではなく、三振は多くても一発長打を期待できる選手だと思います。佐々岡監督が就任会見にて「中軸の長打力が物足りなかった」といった旨の発言をしており、それに沿う選手を獲得したのかなと感じました。選手評価:B(BB/Kの低さがどう出るか)【1日限定!エントリー楽天カード決済でポイント8倍!】【中古】古畑任三郎 COMPLETE BOX 【ブルーレイ】/田村正和ブルーレイ/邦画TV
2019.11.02
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『勝負の3年目』 それでは引き続き、フェニックスリーグの投手成績を見ていきたいと思います。投手の場合は野手と違って出場機会が分散されてしまうので中々来季には結び付かないケースが多かったのですが、昨季は床田がフェニックスリーグで躍動して一軍でも活躍しましたが、元々一年目に開幕ローテに入っていた実力の持ち主なので果たしてあてになるかどうか…。 それでも見事な成績を残したのがケムナ、10回を投げて7安打9奪三振無四球無失点と見事な投球を見せました。奪三振数は投球回数に迫り、四球は何と1個も出さずに終えることができるなど投球内容も実に見事なものとなりました。今季は二軍で先発ローテに定着して一軍初登板を果たして154キロを計測するなど順調に来ており、来季は同期がドラフト解禁となるので勝負の年となりますね。来季は一軍の戦力としての期待を抱かせる投手です。 続いて良かったのが塹江、8回5安打10奪三振1四球無失点とこちらも奪三振率、与四死球率共に見事な投球内容となっており、中村恭平に続くリリーフ投手としての活躍が期待されます。今季は途中から一軍にほぼ帯同して途中までは無失点投球を続けていましたが、ロングリリーフで連続で3回投げさせられるなど使い倒されたこともあって防御率は悲惨なものとなりましたが、個人的には今季飛躍の年になったと思っています。塹江の場合は中村恭平もそうですがカットボール(スライダー)以外の球種を実戦で織り交ぜられるかどうかが焦点となってくるのではないでしょうか。 他ではモンティージャも11回7安打11奪三振2四死球1失点とこちらも見事な成績と投球内容を残し、島内は途中から離脱したのか4回に留まるも無安打5奪三振1四球無失点と一軍でまずまずの働きを見せただけのことはあります。そして去年も名前を挙げましたが高橋樹、10回10安打14奪三振無四球4失点、三振と制球力は見事なものですが球威が課題となっていますが、それよりも春先調子が上がらないところをどうにかして欲しいところです。 今季は左投手の躍動が目立ちましたが、フェニックスリーグでも塹江、モンティージャ、高橋樹など左投手の投球内容が良く、その流れが続いているように思います。右投手ではケムナ、島内といった速球派タイプの投手が四球もあまり出さないなど成長を感じさせる投球を見せており、来季は一軍戦力として期待がかかりそうです。特に一軍のリリーフ陣は長年の勤続疲労で苦しいだけに、ケムナや島内、遠藤といった面々の成長がカギを握ることとなりそうなので期待したいところです。【 送料無料 】当店 ギフト 人気 No.1 豪華福福 讃岐うどん セット | 敬老の日 お返し 引越し祝い 誕生日祝い 内祝い 贈り物 食べ物 お礼 贈答 グルメ gift udon プレゼント お取り寄せ 本場 香川 うどん お土産 さぬきうどん auktn_fs RCP 【ラッキーシール対応】
2019.11.01
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